JP4408447B2 - 減圧乾燥機 - Google Patents
減圧乾燥機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4408447B2 JP4408447B2 JP2009140622A JP2009140622A JP4408447B2 JP 4408447 B2 JP4408447 B2 JP 4408447B2 JP 2009140622 A JP2009140622 A JP 2009140622A JP 2009140622 A JP2009140622 A JP 2009140622A JP 4408447 B2 JP4408447 B2 JP 4408447B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing tank
- tank
- vacuum dryer
- processing
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Description
また、特許文献1に記載の乾燥機では、真空ポンプとして水エジェクタを採用して、処理物に含有される水分を蒸発させたうえで、水エジェクタの吸引用水に取り込む方式が採用され、蒸発した水分を強制的に吸引することにより、より効果的な乾燥を行うことができる。
また、処理物を投入した処理槽の真空引きを行う際に、アスピレータや真空モータ等の真空ポンプによって、処理槽に形成された排気口より、処理槽内の気体を外部へ吸引して強制的に排気させるが、このとき、処理槽内を減圧又は真空の状態を保持するためにはある一定以上の吸引力を持って吸引しなければならないが、この吸引力のために、処理槽を飛散する飛散物まで吸引してしまうことがあり、この飛散物が真空ポンプや熱交換器等に滞留してしまう。これにより、真空ポンプや熱交換器等が汚れて頻繁なメンテナンスが必要となったり、真空ポンプや熱交換器等の故障や吸引能力の低下の原因となったりしている。
また、回転軸の回転方向の上流側と下流側とに位置するそれぞれの翼部における起立面にて処理槽の内壁側に集まる処理物を押し出し、撹拌することができる。
また、翼体における翼部の補強と、翼体による撹拌・破砕効率させることができる。
図1は本発明の第一実施例に係る減圧乾燥機を示す正面図、図2は同じく側面図、図3は同じく平面図である。図4は減圧乾燥機の処理槽の内部構造を示す正面図、図5は排出弁の開閉状態を示す図である。
図6は撹拌翼とスクレーパを示す処理槽の側面図、図7は撹拌翼と飛散防止用プレートを示す処理槽の側面図、図8は撹拌翼の構成を示す正面図である。
図9は撹拌翼の第一の別形態を示す正面図、図10は同じく側面図である。
図11は撹拌翼の第二の別形態を示す正面図、図12は同じく側面図である。
図13は排気口及びフィルタユニットを示す断面図、図14はフィルタユニットの構成を示す断面図、図15はフィルタユニットの機能を示す断面図である。
図16は廃液処理システムの構成を示す図、図17は廃液処理システムにおける減圧乾燥機のシステムを示すブロック図、図18は廃液処理システムにおける減圧乾燥機のシステムの別形態を示すブロック図である。
図19はエアシリンダの作動機構を示すブロック図、図20は廃液供給弁の作動を示す流れ図である。
図6は撹拌翼とスクレーパを示す処理槽の側面図、図7は撹拌翼と飛散防止用プレートを示す処理槽の側面図、図8は撹拌翼の構成を示す正面図である。
図9は撹拌翼の第一の別形態を示す正面図、図10は同じく側面図である。
図11は撹拌翼の第二の別形態を示す正面図、図12は同じく側面図である。
図13は排気口及びフィルタユニットを示す断面図、図14はフィルタユニットの構成を示す断面図、図15はフィルタユニットの機能を示す断面図である。
図16は廃液処理システムの構成を示す図、図17は廃液処理システムにおける減圧乾燥機のシステムを示すブロック図、図18は廃液処理システムにおける減圧乾燥機のシステムの別形態を示すブロック図である。
図19はエアシリンダの作動機構を示すブロック図、図20は廃液供給弁の作動を示す流れ図である。
図1乃至図4に示す如く、減圧乾燥機10の筐体11には、処理槽12が内装される。該処理槽12内には、略水平方向に貫設された回転軸19及び該回転軸19に固設された翼体20・20・・・等から成る攪拌翼21が設けられる。前記回転軸19は、攪拌翼駆動手段としてのモータ16の駆動を受けて回転する。
次に、前記処理槽12の構造について詳細に説明する。
処理槽12は、真空容器であって、一側端部が閉塞された円筒状の胴部13と、一側端部が閉塞された短尺円筒状の蓋部14とを、シール部材を介して連結することによって、両端閉塞の円筒状に形成される。該処理槽12の下部に固設された脚12g・12gにより、処理槽12が支持される。
これにより、処理物は効率よく加熱され、エネルギーコストの低減が図られている。なお、熱媒としては、蒸気、温水、油等を利用することができる。
このように、処理槽12内に角を形成しないことで、処理物の堆積し易い形状部分が無くなり、処理物が処理槽内に均一に分散されることによる加熱ムラの低減が図られている。また、処理槽12内に角を形成しないことで、攪拌翼21による攪拌作用が届きにくい場所を無くすことができ、処理物は良好に撹拌されることこととなる。
また、前記処理槽12の胴部13と蓋部14には、それぞれに攪拌翼21を回動可能に支承する支承部12d・12eが形成される。
また、図5にも示す如く、排出口12bには排出弁12hが備えられ、該排出弁12hには開閉用のアクチュエータとしてのシリンダ15が備えられる。該シリンダ15は電磁弁によりその駆動を制御され、オペレータによるボタン操作により、或いは、自動制御により排出弁12hが開閉動作されて、乾燥処理後の残渣物が排出口12bより排出される。なお、排出弁12hが閉鎖されるときには、該排出弁12hと排出口12bとの間に介装されたシール部材によって、排出口12bが密閉される。
次に、前記攪拌翼21の構造について詳細に説明する。
攪拌翼21は、前記処理槽12に形成された支承部12d・12eに支承され、略水平方向に配置された回転軸19と、該回転軸19に固設された翼体20・20・・・と、スクレーパ17・17と、飛散防止用プレート18・18・・・とで構成される。翼体20、スクレーパ17、及び飛散防止用プレート18は、処理物の固着防止のために、表面にフッ素樹脂加工が施される。
本実施例においては、五組の翼体20・20・・・が回転軸19上に互いに異なる位相(側面視で所定角度ずつずれて配置される)で取り付けられる。但し、処理槽12の形状や処理物に応じて、翼体20・20・・・の数や大きさ等を適宜変更することが好ましい。
このスクレーパ17・17と、翼体20・20・・・とが一体的に回転することによって、処理槽12内の閉塞面に固着しようとする処理物が撹拌・破砕される。
この飛散防止用プレート18・18・・・によって、翼体20・20・・・による攪拌作用により飛散する処理物が低減される。
水分を多く含有する処理物は比較的重量物であるため、攪拌時に翼体20に掛かる負荷は大きい。このため、翼体20の剛性を高めることは減圧乾燥機10の用途を広げ、また、耐久性を高めるという点において望ましい。
なお、前記プレート32と、処理槽12の内壁とは、当接しない程度に離間され、処理槽12内壁のフッ素樹脂被覆の剥離が防止されている。
上述のように、翼部30を着脱可能とすることによって、処理物に応じて適した形状の翼部30に取り替えることができ、また、翼部30と処理槽内壁との離間距離の調整が容易となる。
前記翼部30は、翼体20の回転方向上流側と下流側とのそれぞれに、起立面が存在するように配置されて、ボルト等の締結部材にて脚31に固定される。
上記構成の翼体20では、翼部30の回転方向上流側と下流側との双方の起立面にて処理槽12の内壁側に集まる処理物を押し出し、撹拌することができる。
図11及び図12に示す如く、撹拌翼の脚31・31に固設された固定プレート31aには、該固定プレート31aに対して着脱可能に交換用翼部34が取り付けられる。交換用翼部34は、内周側フレーム34hと、該内周側フレーム34hよりも外周側に位置する外周側フレーム34bと、内周側フレーム34h及び外周側フレーム34b間を近接可能に連結するリンク34cと、外周側フレーム34bに固定されたスクレーパ34aとで構成される。外周側フレーム34bに固設されたバネ受け34eと、固定プレート31aに挿入されたバネ受けボルト34fとの間に、付勢バネ34gが配設されており、該付勢バネ34gにより外周側フレーム34bが外周側に付勢される。なお、バネ受けボルト34fによって該付勢バネ34gの付勢力を調整することができる。
このようにして、外周側フレーム34bが外周側へ付勢されることにより、外周側フレーム34bより少なくとも一部が外周側に位置するスクレーパ34aは、処理槽12の内壁12fの凹凸に追従し、翼体20が回転しても、常に処理槽12の内壁12fに当接した状態を保持する。これにより、翼体20を構成する交換用翼部34により処理槽12の内壁12fに固着しようとする処理物を強力に掻き取ることができる。
次に、前記処理槽12の排気口12cと、該排気口12cに接続する吸引管23との間に、着脱可能に介挿されたフィルタユニット22の構造について詳細に説明する。
図13にも示す如く、処理槽12の胴部13の上部に開口された排気口12cは、筒状に上方に突出し、該突出部の端部にはフランジ12kが形成される。該フランジ12kは、フィルタユニット22に設けられたフランジ24bと連結することができ、排気口12cには該フィルタユニット22を介して真空ポンプ56に連結された吸引管23が連結される。
前記フィルタ26は、ステンレスウール又はグラスファイバー等で成り、フィルタ本体25ごとフィルタケース24から取り出して、フィルタ26を取り替えることができる。
なお、飛散物返し27・27・・・にフッ素樹脂加工を施して、飛散物返し27・27・・・への飛散物の付着を防止することもできる。
不純物の量が低減され、分離能率を向上させることができる。
次に、前記減圧乾燥機10を採用した廃液処理システムの一例について説明する。
廃液処理システムは、メッキ・プリント基板・塗装・化学工場・有機・金属加工工場等から排出される濃厚廃液を、化学的に前処理したのち、減圧乾燥機10で急速乾燥するシステムである。この廃液処理システムを利用することにより、処理時間が短縮され、また、従来と比較して設備をコンパクトにすることができるため、産業処理コストを大幅に削減することができる。さらに、廃液処理システムにより発生する処理水は再利用水として利用することができ、また、残渣物は、再生に付すことができるため、資源の有効利用を図ることができる。
この廃液処理システムで処理される廃液には、金属や有機物等が含有されており、このシステムによれば、廃液中の含有物を沈殿物(固体)としたのち、固体と液体とに分離し
て、液体を再利用水として、固体を残渣物として取り出すことができる。残渣物は、再利用や再生等に付すことができる。
減圧乾燥機10では、処理物の乾燥が行われ、処理物に含有されていた水分は気化して減圧乾燥機10より排出されて処理水槽40へ移送され、この間に、熱交換器37において液化される。また、減圧乾燥機10に残った乾燥処理後の残渣物は取り出されて再生・再利用に付される。
図17に示す如く、減圧乾燥機10の処理槽12に形成されたジャケット13a・14aには、加熱システム35より熱媒を供給する移送管70と、加熱システム35へ使用後の熱媒を返送する移送管71が連結されており、該加熱システム35により温度調整が為された熱媒が処理槽12のジャケット13a・14a内に供給され、また、加熱に利用され温度が低下した熱媒は再び加熱システム35に返送されて加熱される。
また、前記減圧乾燥機10の処理槽12に形成された排出口12bには開閉式の排出弁12hが備えられており、該排出弁12hは制御装置110の制御を受けて開閉し、処理槽12内の残渣物が排出口12bより排出される。
前記吸引管23には、逃がし弁46が備えられる。該逃がし弁46は、制御装置110の制御を受けて開閉される。
また、吸引管23にはフィルタユニット22を洗浄するための洗浄水を供給するノズル45が備えられており、該ノズル45からは洗浄水がフィルタユニット22に向かって散水される。
また、熱交換器37には移送管72が接続されており、熱交換器37において液化された処理槽12の排気は該移送管72を通って分離タンク53まで送られる。さらに、液化された排気は分離タンク53より排水ポンプ54によって、排水口55を通って処理水槽40まで送られる。
この場合、前記分離タンク53に、真空ポンプ56が連結される。従って、減圧乾燥機10の処理槽12、吸引管23、移送管72の内部は、真空ポンプ56によって吸引されて減圧雰囲気となっている。この真空ポンプ56によって、処理槽12内で処理物より発生した蒸気が吸気口12cより排気され、熱交換器37で液化されたのち分離タンク53まで送られる。
図18に示す如く、熱交換器37では、冷却システム36より供給される冷媒によって処理物より発生した蒸気の冷却が行われる。冷却システム36では、冷却塔50とポンプ52とを具備する冷媒の循環回路73が構成される。
また、冷媒の循環回路73には、水エジェクタ式の真空ポンプ56に利用される吸引用水の循環回路74が連結される。吸引用水の循環回路74には、真空ポンプ56と環水ポンプ58とが設けられており、環水ポンプ58によって冷媒が吸引用水の循環回路74を循環する。そして、真空ポンプ56ではこの冷媒の流れを利用して真空吸引している。
続いて、廃液処理システムの制御構成について説明する。
図19に示す如く、廃液供給弁47に供給弁開閉駆動手段47aが、逃がし弁46に逃がし弁開閉駆動手段46aが、排出弁12hに排出弁開閉駆動手段15aが、それぞれ設けられる。各開閉駆動手段は、本実施例においてはエアシリンダである。
前記、供給弁開閉駆動手段47a、逃がし弁開閉駆動手段46a、及び排出弁開閉駆動手段15aは、制御装置110に接続され、該制御装置110の制御を受けて動作する。
前記制御装置110には、減圧乾燥機10へ供給される廃液の残渣物濃度を検出する濃度センサ111が接続される。
また、前記制御装置110には、真空ポンプ56及び攪拌翼駆動手段としてのモータ16が接続され、これらは制御装置110の制御を受けて動作する。
減圧乾燥機10を自動運転式とするときは、廃液供給弁47を定期的に開閉し、処理槽12内の残渣物が所定量となれば、排出弁12hを開放して、残渣物を排出するように制御される。
廃液供給弁47が一連の開閉動作を行うことによって、一回分の廃液が処理槽12内に流入して、処理槽12での乾燥処理が開始され、時間計測が開始される(S25)。
制御装置には予め試験的に求められた一回の乾燥処理に要する時間である乾燥処理単位時間tが入力されており、乾燥処理の開始から乾燥処理単位時間tが経過すれば(S26)、一回の乾燥処理が終了したものと判断され、時間計測が終了されるとともに、条件分岐S27に移行される。
残渣物の排出が終了すれば、制御装置110では、排出弁12h及び逃がし弁46を閉鎖するように排出弁開閉駆動手段15a及び逃がし弁開閉駆動手段46aに制御信号が送信され(S32・S33)、一連の乾燥処理が終了する。
図21は本発明の第二実施例に係る減圧乾燥機の構造を示すブロック図、図22は減圧乾燥機を示す正面図、図23は減圧乾燥機を示す背面図である。
減圧乾燥機120では、処理槽121内にて、処理物に対して減圧加熱を行うことによる乾燥処理が行われる。処理槽121は、略垂直方向に伸延する筒体であって、上部に処理物の投入口122が開口されており、下部に乾燥後の処理物の排出口124が開口される。排出口124には、開閉式のシャッタ125が設けられており、該シャッタ125が制御装置の制御を受けて開閉することによって、乾燥後の処理物を排出口124より取り出すことができる。
また、処理槽121の底部には撹拌翼123が設けられる。撹拌翼123は処理槽121の下方に配設された駆動モータ128により回転駆動され、乾燥処理時に撹拌翼123を回転駆動することによって、処理物の処理槽121内壁への固着を防止するともに、処理物の処理槽121内壁への積極的な接触を促すことによって乾燥が促進される。
また、ウォータセパレータ131には、水タンク130が接続されており、ウォータセパレータ131を通過した液体は水タンク130に流入する。従って、水タンク130に流入し貯溜される液体は処理槽121内にて処理物より蒸発した水分である。
図24は本発明の第三実施例に係る減圧乾燥機を示した正面図、図25は同じく平面図、図26は減圧乾燥機の内部構成を示す平面図、図27は減圧乾燥機の内部構成を示す左側面図、図28は減圧乾燥機の内部構成を示す右側面図、図29は減圧乾燥機における真空ポンプの構成を説明する図、図30はヒータによる熱媒の加熱構成を示す図である。
そして、処理槽85の筒周面と閉塞面との接続部は面取り形状とされ、また、閉塞面は球面状に形成されて、処理槽85の内壁は曲面で形成される。
なお、図30にも示す如く、処理槽85に形成されたジャケット85bの下部に挿入された状態でヒータ87が配設され、該ヒータ87によって熱媒が加熱される。
また、前記処理槽85に設けられた排気口82cには、層状に配設されたフィルタ100及び飛散物返し101が着脱可能に取り付けられ、該排気口82cに吸引管92が連結されており、該吸引管92はエジェクタ96に連結される。
また、回転軸89には、その周囲から放射状に複数の板状部材が突出した状態に固設されて、飛散防止プレート102とされる。さらに、処理槽12の奥部に位置する場所には該処理槽12の奥部形状に合致したスクレーパ103が回転軸89に固設されて、処理槽12の奥部まで処理物が固着しないように撹拌することができるようにしている。
図29にも示す如く、給水口97から流入された吸引用水は、自動給水弁98が備えられた水タンク86に貯溜される。そして、減圧乾燥機80の運転時には、水タンク86上部に配置されたポンプ94によって、水タンク86内の吸引用水が、エジェクタ96へ圧送され、再び水タンク86内へ戻される間に、処理槽85内の気体が吸引用水に取り込まれて吸引され、処理槽85内が減圧状態となる。
なお、水タンク86には、気泡分離板が備えられており、エジェクタ96によって吸引用水内に取り込まれた処理槽85内の気体は、該気泡分離板によって分離され、水タンク86内からポンプ94によって吸い上げられる吸引用水には気泡が混入しないようにされ
る。
乾燥した処理物は、減圧乾燥機80の筐体81側面に位置する排出弁90を開放して、処理槽85の排出口85aより処理槽85の外へ排出する。このとき、撹拌翼88・88・・・は回転駆動されており、撹拌翼88・88・・・の回転により処理槽85内の処理物が排出口85a側へ搬送される。
12 処理槽
12c 排気口
17 スクレーパ
18 飛散防止用プレート
19 回転軸
20 撹拌翼
21 回転体
22 フィルタユニット
26 フィルタ
27 飛散物返し
37 熱交換器
Claims (3)
- 強制排気による減圧雰囲気の処理槽内で、前記処理槽内に設けられた攪拌翼によって、該処理槽の内壁に固着しようとする処理物を掻き出しながら、または該処理槽内の処理物を撹拌しながら加熱する減圧乾燥機において、
前記攪拌翼は、前記処理槽内に設けられる回転軸と、該回転軸に固設された翼体と、を具備し、
前記翼体は、その基部が前記回転軸に固設された脚部と、前記脚部の端部に着脱可能に設けられた翼部と、で構成され、
前記翼部は、板体の両端側が処理槽の内壁に向けて末広がりで門状に折り曲がって形成され、該板体の両端側が折り曲がったそれぞれの起立面が前記回転軸の回転方向の上流側と下流側とのそれぞれに位置するように配置される、
減圧乾燥機。 - 強制排気による減圧雰囲気の処理槽内で、前記処理槽内に設けられた攪拌翼によって、該処理槽の内壁に固着しようとする処理物を掻き出しながら、または該処理槽内の処理物を撹拌しながら加熱する減圧乾燥機において、
前記攪拌翼は、前記処理槽内に設けられる回転軸と、該回転軸に固設された翼体と、を具備し、
前記翼体は、その基部が前記回転軸に固設される脚部と、前記脚部の端部に着脱可能に設けられる翼部と、で構成され、
前記翼部は、板状に形成され、その両側面には該側面より突出する板状のリブが形成され、前記回転軸に対して傾斜を有して前記脚部の端部に設けられる、
減圧乾燥機。 - 前記翼体の脚部は、複数本の脚から成ることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の減圧乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009140622A JP4408447B2 (ja) | 2009-06-11 | 2009-06-11 | 減圧乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009140622A JP4408447B2 (ja) | 2009-06-11 | 2009-06-11 | 減圧乾燥機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006088277A Division JP4376242B2 (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | 減圧乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009216381A JP2009216381A (ja) | 2009-09-24 |
JP4408447B2 true JP4408447B2 (ja) | 2010-02-03 |
Family
ID=41188419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009140622A Expired - Fee Related JP4408447B2 (ja) | 2009-06-11 | 2009-06-11 | 減圧乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4408447B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104964539A (zh) * | 2015-07-17 | 2015-10-07 | 南阳师范学院 | 一种食用菌真空干燥装置 |
CN109140964A (zh) * | 2018-08-20 | 2019-01-04 | 杨丽 | 一种用于医疗保健品饮片干燥装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102345972B (zh) * | 2010-07-29 | 2014-07-02 | 绿色科技有限公司 | 干燥装置 |
CN201823330U (zh) * | 2010-10-09 | 2011-05-11 | 大和化学工业株式会社 | 减压脱水干燥装置 |
JP5254370B2 (ja) * | 2011-01-04 | 2013-08-07 | 株式会社東芝 | 文書処理装置及びプログラム |
CN103486847A (zh) * | 2013-09-01 | 2014-01-01 | 安徽省无为县正大羽毛制品有限责任公司 | 一种用于自动羽毛晾晒装置的拨爪 |
US20180038037A1 (en) * | 2016-08-08 | 2018-02-08 | Lap Shun Hui | Systems and methods for washing and drying using an altered pressure environment |
JP6901842B2 (ja) * | 2016-10-27 | 2021-07-14 | 株式会社アーステクニカ | 撹拌機及びその運転方法 |
-
2009
- 2009-06-11 JP JP2009140622A patent/JP4408447B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104964539A (zh) * | 2015-07-17 | 2015-10-07 | 南阳师范学院 | 一种食用菌真空干燥装置 |
CN109140964A (zh) * | 2018-08-20 | 2019-01-04 | 杨丽 | 一种用于医疗保健品饮片干燥装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009216381A (ja) | 2009-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4408447B2 (ja) | 減圧乾燥機 | |
JP4376242B2 (ja) | 減圧乾燥機 | |
AU2014100146A4 (en) | Process and apparatus for treating sludge | |
KR20100117056A (ko) | 용매 재생장치 | |
KR101365734B1 (ko) | 건설 오니 탈수 건조 장치 | |
JP2007105565A (ja) | 汚泥の乾燥処理装置及び乾燥処理方法 | |
JP2008284483A (ja) | 乾燥装置 | |
JP2008073308A (ja) | 洗濯機 | |
WO2005007311A1 (ja) | 飲食物に関した廃棄物処理装置 | |
KR20110050190A (ko) | 음식물 쓰레기 처리장치 | |
JP2002320932A (ja) | リサイクルpetフレークの洗浄方法、およびリサイクルpetフレーク洗浄装置 | |
JP2013202072A (ja) | 衣類乾燥機 | |
JP2000102781A (ja) | 汚水処理方法及びこの汚水処理方法に用いる真空濃縮乾燥機 | |
JP3232842U (ja) | 減圧脱水乾燥装置 | |
KR102332911B1 (ko) | 진공건조식 음식물쓰레기 처리장치 | |
KR20230037331A (ko) | 수평식 내부 패들형 감압증발장치 | |
JP2009183896A (ja) | 円錐型混合乾燥機 | |
RU2327092C1 (ru) | Устройство для удаления влаги в вакууме | |
WO2006040525A2 (en) | Cleaning apparatus and method | |
JP2003103300A (ja) | 固液分離装置及び固液分離システム及びそれを用いた厨芥処理装置及び厨芥処理システム | |
JP4157804B2 (ja) | 溶剤回収装置 | |
JP2003305417A (ja) | 溶剤洗浄機 | |
KR20130038510A (ko) | 플라스틱 폐재의 세정 장치 | |
JP2009274029A (ja) | マイクロ波生ゴミ処理機 | |
JP4657982B2 (ja) | ドラムドライヤの洗浄装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20090722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090728 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090925 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091104 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091109 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120 Year of fee payment: 3 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100127 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151120 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |