JP2003103300A - 固液分離装置及び固液分離システム及びそれを用いた厨芥処理装置及び厨芥処理システム - Google Patents

固液分離装置及び固液分離システム及びそれを用いた厨芥処理装置及び厨芥処理システム

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JP2003103300A
JP2003103300A JP2001302316A JP2001302316A JP2003103300A JP 2003103300 A JP2003103300 A JP 2003103300A JP 2001302316 A JP2001302316 A JP 2001302316A JP 2001302316 A JP2001302316 A JP 2001302316A JP 2003103300 A JP2003103300 A JP 2003103300A
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liquid separation
liquid
garbage
carry
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Application number
JP2001302316A
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English (en)
Inventor
Ryoji Sekine
良治 関根
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固形分の回収量・回収率を改善し、メンテナ
ンス性も向上させると共に、固液分離した後の固形分を
円滑に搬出することが可能な固液分離装置を提供する。 【解決手段】 固形分を搬出する搬出口93と液分を排
出する排水口81Dとを備えた外郭81と、固液分離フ
ィルタ83と、固液分離用螺旋86と、搬出用螺旋10
1と、固液分離モータとを備え、固液分離モータにより
固液分離用螺旋86及び搬出用螺旋101は回転され、
固液分離フィルタ83内に導入された対象物を固液分離
用螺旋86が搬出口93方向に搬送し、搬出用螺旋10
1が搬出口93の出口93A方向に搬出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばホテルやレ
ストランの厨房などに設置される厨芥処理装置にて使用
される固液分離装置及び、固液分離システム、それを用
いた厨芥処理装置及び厨芥処理システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来よりホテルの厨房などに設置される
厨芥処理装置は、例えば特開2000−157954号
公報に示される如く、肉や野菜などの生ゴミ(厨芥)を
収納する容器内において撹拌羽根により厨芥を撹拌しな
がら加熱することにより、厨芥を乾燥させて肥料などと
してリサイクルする構成とされている。
【0003】この場合、ヒータ(下ヒータ)により容器
を下部から直接加熱すると共に、更に上方からは容器内
に温風(上ヒータにより加熱された温風)を吹き込み、
容器内の厨芥を加熱していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような加熱乾燥式
の厨芥処理装置においては、処理対象となる厨芥中の固
形分と液分とを予め分離し、固形分のみを処理すること
により、著しい運転効率の向上を図ることが期待でき
る。このような厨芥の固液分離を行うに際して、従来で
はメッシュ状の網で固形分を掬る方法や、櫛歯状の爪で
固形分を掻き集める方法などが採られていた。
【0005】しかしながら、前者の方法ではメッシュの
網目を小さくすることで固形分の回収量は多くなるもの
の、網目が詰まり易い問題があり、現実的には回収した
固形分に多量の液分が残存して後処理が煩雑となる。ま
た、後者の方法では固形分の回収率が極めて低くなる問
題があった。
【0006】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、固形分の回収量・回収率
を改善し、メンテナンス性も向上させると共に、固液分
離した後の固形分を円滑に搬出することが可能な固液分
離装置及び固液分離システム、それを用いた厨芥処理装
置及び厨芥処理システムを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の固液分離装置
は、対象物を固形分と液分とに分離するものであって、
固形分を搬出する内面円筒状の搬出口と液分を排出する
排水口とを備えた外郭と、この外郭内に間隔を存して収
納され、軸方向の一端が搬出口に連通されると共に、内
部に対象物が導入される円筒状の固液分離フィルタと、
この固液分離フィルタ内に同軸的に配設され、当該固液
分離フィルタの内面に摺接若しくは近接して設けられた
固液分離用螺旋と、この固液分離用螺旋の回転軸に連結
され、搬出口内に同軸的に配設されると共に、この搬出
口の内面に摺接若しくは近接して設けられた搬出用螺旋
と、この回転軸を回転駆動する駆動手段とを備えてお
り、この駆動手段により両螺旋は回転され、この固液分
離用螺旋が固液分離フィルタ内に導入された対象物を搬
出口方向に搬送すると共に、搬出用螺旋が搬出口内の対
象物を搬出口の出口方向に搬送することを特徴とする。
【0008】本発明によれば、対象物を固形分と液分と
に分離する固液分離装置において、固形分を搬出する内
面円筒状の搬出口と液分を排出する排水口とを備えた外
郭と、この外郭内に間隔を存して収納され、軸方向の一
端が搬出口に連通されると共に、内部に対象物が導入さ
れる円筒状の固液分離フィルタと、この固液分離フィル
タ内に同軸的に配設され、当該固液分離フィルタの内面
に摺接若しくは近接して設けられた固液分離用螺旋と、
この固液分離用螺旋の回転軸に連結され、搬出口内に同
軸的に配設されると共に、この搬出口の内面に摺接若し
くは近接して設けられた搬出用螺旋と、この回転軸を回
転駆動する駆動手段とを備えており、この駆動手段によ
り螺旋は回転され、この固液分離用螺旋が固液分離フィ
ルタ内に導入された対象物を搬出口方向に搬送すると共
に、搬出用螺旋が搬出口内の対象物を搬出口の出口方向
に搬送するようにしたので、固液分離フィルタ内に導入
された対象物中の固形分は固液分離フィルタを通過でき
ずにその内に残り、液分は固液分離フィルタを通過して
排水口から排出される。
【0009】このとき、固液分離フィルタ内の固形分は
駆動手段にて回転される固液分離用螺旋によって搬出口
方向に圧縮されて圧搾作用を受けるので、固形分中に残
存する液分は積極的に絞り出され、固液分離フィルタ外
に流出していくようになる。また、この場合の固液分離
用螺旋による圧縮力は固液分離フィルタの面に平行とな
る方向に作用するので、固形分が固液分離フィルタに押
し付けられ、そこに目詰まりを起こす不都合も抑制され
るようになる。
【0010】そして、固液分離用螺旋により搬出口に搬
送された固形分は、今度は搬出口内に設けられた搬出用
螺旋により出口方向に搬出されるので、搬出口内に入っ
た固形分は詰まること無く、円滑に出口に搬出されるよ
うになる。これらにより、本発明の固液分離装置によれ
ば対象物中の固形分の回収量・回収率を著しく増大若し
くは改善することができ、フィルタ目詰まりや搬出口内
における固形分の詰まりに対応するためのメンテナンス
作業も改善されるものである。
【0011】請求項2の発明の固液分離装置は、上記に
おいて固液分離フィルタの外側に配設され、当該固液分
離フィルタの外面に摺接若しくは近接して設けられた清
掃手段を備え、この清掃手段は、駆動手段により両螺旋
と共に回転されることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によれば、上記に加えて固
液分離フィルタの外側に配設され、当該固液分離フィル
タの外面に摺接若しくは近接して設けられた清掃手段を
備え、この清掃手段は、駆動手段により両螺旋と共に回
転されるようにしたので、固液分離フィルタから外側に
飛び出した固形分を、この清掃手段によって掻き落と
し、或いは、固液分離フィルタ内に押し戻すことができ
るようになる。これらにより、固液分離フィルタ外面の
汚損や固液分離フィルタの目詰まりを防止若しくは抑制
し、メンテナンス性を改善することができるようになる
ものである。
【0013】請求項3の発明の固液分離装置は、上記に
おいて搬出口の固液分離フィルタ側に位置して清掃手段
と回転軸とを連結するアームを備え、このアームは、駆
動手段により両螺旋及び清掃手段と共に回転され、固液
分離フィルタ内の一端側に搬送された対象物を搬出口に
案内することを特徴とする。
【0014】請求項3の発明によれば、上記に加えて搬
出口の固液分離フィルタ側に位置して清掃手段と回転軸
とを連結するアームを備え、このアームは、駆動手段に
より両螺旋及び清掃手段と共に回転され、固液分離フィ
ルタ内の一端側に搬送された対象物を搬出口に案内する
ので、螺旋によって一端側に圧縮される固形分を、アー
ムによって円滑に搬出口に案内し、そこに送り込むこと
ができるようになるものである。
【0015】請求項4の発明の固液分離装置は、上記各
発明において搬出口を固液分離用螺旋の回転軸と同軸的
に配設したことを特徴とする。
【0016】請求項4の発明によれば、上記各発明に加
えて搬出口を固液分離用螺旋の回転軸と同軸的に配設し
たので、格別なクランク機構やリンク機構などを用いず
に回転軸に搬出用螺旋を連結して駆動手段により搬出用
螺旋を回転させることができるようになり、構造の簡素
化が図れるようになるものである。
【0017】請求項5の発明の固液分離装置は、上記各
発明において外郭と固液分離フィルタ間に散水手段を設
けたことを特徴とする。
【0018】請求項5の発明によれば、上記各発明に加
えて外郭と固液分離フィルタ間に散水手段を設けたの
で、この散水手段からの散水によって固液分離フィルタ
の外面を洗い流し、そこに付着した汚れや詰まった固形
分を除去して固液分離効果の低下を防止することができ
るようになるものである。
【0019】請求項6の発明の固液分離装置は、上記各
発明において駆動手段を外郭に取り付けたことを特徴と
する。
【0020】請求項6の発明によれば、上記各発明に加
えて駆動手段を外郭に取り付けたので、固液分離装置全
体の小型化を図ることができるようになるものである。
【0021】請求項7の発明の固液分離装置は、上記各
発明において外郭の一端部に取付用のフランジを形成し
たことを特徴とする。
【0022】請求項7の発明によれば、上記各発明に加
えて外郭の一端部に取付用のフランジを形成したので、
このフランジを利用して固液分離装置を取り付けること
ができるようになり、取付作業性が向上するものであ
る。
【0023】請求項8の発明の固液分離装置は、上記各
発明において固液分離フィルタは周面に複数の小孔を有
すると共に、この小孔の開口面積は、搬出口側のもの程
小さく構成されていることを特徴とする。
【0024】請求項8の発明によれば、上記各発明に加
えて固液分離フィルタは周面に複数の小孔を有すると共
に、この小孔の開口面積は、搬出口側のもの程小さく構
成されているので、対象物の搬送をより円滑に行いなが
ら、固形分の回収量・回収率も向上させることができる
ようになるものである。
【0025】請求項9の発明の固液分離システムは、上
記各発明の固液分離装置を複数備え、各固液分離装置を
対象物の搬送方向に対して直列に連結すると共に、下流
側の固液分離装置の固液分離フィルタ周面の小孔の開口
面積を、上流側のものよりも小さくしたことを特徴とす
る。
【0026】請求項9の発明の固液分離システムによれ
ば、上記各発明の固液分離装置を複数備え、各固液分離
装置を対象物の搬送方向に対して直列に連結すると共
に、下流側の固液分離装置の固液分離フィルタ周面の小
孔の開口面積を、上流側のものよりも小さくしたので、
対象物の固液分離能力を増大させ、固形分の回収量・回
収率をより一層向上させることができるようになるもの
である。
【0027】請求項10の発明の厨芥処理装置は、上記
各発明の固液分離装置又は固液分離システムを備え、当
該固液分離装置又は固液分離システムにより厨芥を固液
分離し、当該厨芥の固形分を処理することを特徴とす
る。
【0028】請求項11の発明の厨芥処理装置は、上記
において固液分離された厨芥の固形分を加熱乾燥するこ
とを特徴とする。
【0029】請求項10の発明の厨芥処理装置によれ
ば、上記各発明の固液分離装置又は固液分離システムを
備え、当該固液分離装置又は固液分離システムにより厨
芥を固液分離し、当該厨芥の固形分を処理するようにし
たので、特に請求項11の如く厨芥を加熱乾燥するもの
において、厨芥の処理効率を著しく向上させることがで
きるようになるものである。
【0030】請求項12の発明の厨芥処理装置は、請求
項10又は請求項11において固液分離装置又は固液分
離システムに導入される厨芥を破砕する破砕手段を備え
たことを特徴とする。
【0031】請求項12の発明の厨芥処理装置によれ
ば、請求項10又は請求項11に加えて固液分離装置又
は固液分離システムに導入される厨芥を破砕する破砕手
段を備えているので、固液分離装置又は固液分離システ
ムに導入される厨芥を破砕手段にて予め細かく破砕して
おき、固液分離フィルタにおける厨芥の固液分離をより
効率的に行うことができるようになるものである。
【0032】請求項13の発明の厨芥処理装置は、請求
項10又は請求項11において固液分離装置又は固液分
離システムの前段に設けられたディスポーザーを備えた
ことを特徴とする。
【0033】請求項13の発明の厨芥処理装置によれ
ば、請求項10又は請求項11に加えて固液分離装置又
は固液分離システムの前段に設けられたディスポーザー
を備えているので、固液分離装置又は固液分離システム
に導入される厨芥をディスポーザーにて予め細かくして
流し込むことができるようになり、同様に固液分離フィ
ルタにおける厨芥の固液分離をより効率的に行うことが
できるようになるものである。
【0034】請求項14の発明の厨芥処理システムは、
厨芥を破砕する破砕手段と、この破砕手段にて破砕され
た厨芥を固液分離する請求項1、請求項2、請求項3、
請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8又
は請求項9の固液分離装置又は固液分離システムから構
築されていることを特徴とする。
【0035】請求項14の発明の厨芥処理システムによ
れば、厨芥を破砕する破砕手段と、この破砕手段にて破
砕された厨芥を固液分離する請求項1、請求項2、請求
項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求
項8又は請求項9の固液分離装置又は固液分離システム
から構築されているので、厨芥を破砕手段にて予め細か
く破砕してから固液分離装置又は固液分離システムで固
液分離することができるようになり、同様に固液分離フ
ィルタにおける厨芥の固液分離をより効率的に行うこと
ができるようになるものである。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳述する。図1は本発明を適用した実施例の
厨芥処理装置1を設置した流し台2の正面図、図2は流
し台2の平面図、図3は厨芥処理装置1の正面図、図4
は厨芥処理装置1の側面図、図5は厨芥処理装置1の平
面図、図6は断熱扉3を除く厨芥処理装置1の正面図、
図7は図6から乾燥槽4を取り外した状態の厨芥処理装
置1の正面図、図8乃至図11は厨芥処理装置1の縦断
側面図である。
【0037】図1及び図2において、ホテルやレストラ
ンの厨房に設置された流し台2は、左右二つのシンク
6、7を備えており、各シンク6、7の最下部には排水
孔8がそれぞれ開口形成されている。各排水孔8、8は
Uトラップ9を経て排水ホース11に接続されており、
各排水孔8、8は着脱自在の蓋部材12にてそれぞれ開
閉可能とされている。
【0038】そして、向かって左側のシンク6の最下部
には、更に厨芥排出孔13が開口形成されており、この
厨芥排出孔13も着脱自在の蓋部材14にて開閉可能と
されている。この厨芥排出孔13の下方にはディスポー
ザー16が取り付けられており、このディスポーザー1
6には厨芥導入ホース17を介して本発明の厨芥処理装
置1が連設され、厨芥処理装置1自体は各シンク6、7
下方の流し台2内に収納されている。
【0039】本発明の厨芥処理装置1は、各図に示す如
く前面に開口した矩形状の断熱箱体18から本体が構成
されており、この断熱箱体18内に前面に開口した内面
矩形状の乾燥室19が構成されている。そして、この乾
燥室19内に前面の開口から乾燥槽4が収納され、乾燥
室19の内面と間隔を存して取り付けられる。また、乾
燥室19内の向かって左側は前面21Aと側面21Bを
有する仕切部材21により区画され、この仕切部材21
内に加熱室22が構成されている。この加熱室22の上
部には空気循環手段としてのクロスフローファン23が
前後方向に取り付けられ、このクロスフローファン23
の下側の加熱室22内には加熱手段としての乾燥室ヒー
タ(電気ヒータ)24が取り付けられている。また、こ
の乾燥室ヒータ24の下方の加熱室22内には脱臭手段
としての脱臭装置26、26が上下に二本それぞれ前後
方向に取り付けられている。
【0040】また、断熱箱体18の背面左側(背方から
見て左側)には給気手段及び排気手段を構成する給排気
装置27が取り付けられている。更に、断熱箱体18の
背面中央部には駆動手段を構成する撹拌モータ28と、
本発明の固液分離装置29が取り付けられており、これ
らは外装カバー31にて被覆されている。そして、この
固液分離装置29に前記ディスポーザー16からの厨芥
導入ホース17が接続されている。尚、32は断熱箱体
18の右側面に取り付けられたコントロールボックスで
あり、このコントロールボックス32内に後述する制御
装置33の基板が収納されている。
【0041】次に、厨芥処理装置1各部の詳細構造を説
明する。図12に前記乾燥槽4の正面図を示し、図13
に同側面図、図14に同平面図をそれぞれ示す。前記乾
燥槽4はステンレス板から構成されており、両側面4
A、4Aと、この両側面4A、4Aの下端から一体に連
続する所定半径の円弧形状を呈して湾曲する底面4B
と、略U字状の前面4C及び後面4Dから構成され、上
面が開口する容器状を呈している。底面4Bの外面左右
には把手34、34が取り付けられており、両側面4
A、4Aの上端には上方に延在して外側に屈曲する係止
部材36、36が取り付けられている。各係止部材3
6、36の縦壁部分には図13に示す如く窓孔36Aが
それぞれ形成されており、後述する如く乾燥室19内を
循環する空気はこれら窓孔36A、36Aを通過するこ
とになる。
【0042】この乾燥槽4内には、底面4Bの円弧の中
心より下方に位置して撹拌手段を構成する回転軸37が
前後面4C、4D間に渡って回転自在に取り付けられて
おり、この回転軸37に撹拌手段を構成する撹拌装置3
8が取り付けられている。この撹拌装置38は回転軸3
7を中心として外方に延在する前後の回転アーム38
A、38Aと、これら回転アーム38A、38Aの先端
間に渡って取り付けられ、前後端が前後面4C、4Dの
内側に摺接若しくは近接する撹拌部材38B、38Bか
ら構成されている。そして、回転アーム38Aの寸法
は、撹拌部材38B、38Bが底面4Bの最下部に摺接
若しくは近接する値とされ、撹拌装置38は前述した撹
拌モータ28により図12における反時計回りに回転さ
れる。
【0043】尚、39は後面4Dの外側に位置して回転
軸37の後端に連結された連結カプラである。
【0044】ここで、前述の如く回転軸37は底面4B
の円弧の中心より下方に配置されているので、撹拌部材
38Bの回転軌跡は図12に一点鎖線で示すように、最
下部にて底面4Bに摺接若しくは近接するものの、その
左右においては徐々に底面4Bから徐々に離間すること
になる。また、乾燥槽4内には撹拌部材38Bの回転軌
跡の外側であって、撹拌装置38の回転により撹拌部材
38Bが上昇する側の上部(向かって右上)に、回転移
動する撹拌部材38Bが近接する棒状の清掃部材41が
取り付けられており、撹拌部材38Bと平行となるよう
前後面4C、4D間に渡って取り付けられている。
【0045】更に、乾燥槽4の両側面4A、4Aの上部
内側には、内方に向けて45度の角度で傾斜しながら上
面開口まで突出する庇部42、42が取り付けられてい
る。これら庇部42、42は撹拌装置38の回転と干渉
しない位置にあると共に、特に、向かって右側の庇部4
2は撹拌装置38の回転により撹拌部材38Bが上昇す
る側の上方に位置している。また、乾燥槽4の後面4D
の右側上部(後方から見て右側上部)には、上面開口よ
り下側であって回転する撹拌装置38と干渉しない位置
に厨芥導入孔43が開口形成されている。
【0046】係る乾燥槽4の上面開口には図15及び図
16に示す如きカバー44が着脱自在に設けられ、開閉
自在に塞がれる。このカバー44は薄肉ステンレス板に
より全体として矩形状に成形されており、上面44A
と、左右側面44B、44Cと、前後面44D、44D
を有している。このうち、左右側面44B、44Cは内
側に向けて徐々に高くなるよう傾斜しており、更に各面
にはパンチング孔から構成された複数の通風孔46・・
・が形成されている。各通風孔46は、乾燥槽4内に空
気を導入しながら乾燥槽4内で撹拌乾燥された厨芥が外
部に散乱しないようにする目的で形成されているもので
あるが、左側面44Bの各通風孔46・・・の開口面積
は上面44A及び前後面44D、44Dの各通風孔46
・・・よりも大きくされ、右側面44Cの各通風孔46
・・・の開口面積は上面44A及び前後面44D、44
Dの各通風孔46・・・よりも小さくされている。
【0047】即ち、左側面44Bの単位面積当たりの通
風孔46・・・の総開口面積は、他の面(特に右側面4
4C)の単位面積当たりの通風孔46・・・の総開口面
積よりも大きく設定されている。尚、実施例のように通
風孔46の開口面積を変えるだけでなく、各面の通風孔
46の数を変えて総開口面積に差をつけてもよい。そし
て、係るカバー44は乾燥槽4の上面開口に着脱自在に
載置され、各係止部材36、36間に位置し、左右側面
44B、44Cは各窓孔36A、36Aの内側に対応す
るかたちとなる(図6参照)。
【0048】一方、乾燥室19の背面には断熱箱体18
の背面に取り付けられた前記撹拌モータ28に連結され
たカプラ47が乾燥室19内に臨んで配置されており、
乾燥室19の天面左右には前後に渡るL字状の金具から
成る係止部48、48がそれぞれ取り付けられている。
また、乾燥室19の天面には乾燥室19内の温度を検出
するための温度センサ(サーミスタセンサなど)49が
取り付けられている。
【0049】また、加熱室22を区画形成する仕切部材
21の側面21B上端部には加熱室22と乾燥室19と
連通する吐出口51が形成されており、前記クロスフロ
ーファン23はこの吐出口51に対応している。このク
ロスフローファン23はファンモータ23Mにより回転
されて下方(乾燥室ヒータ24側)から空気を吸引し、
吐出口51から乾燥室19内に吐出するものである。ま
た、側面21B下部には同様に両室22、19を連通す
る吸込口52が形成されており、前記脱臭装置26、2
6はこの吸込口52に対応している。そして、この吸込
口52には加熱室用フィルタ53が着脱可能に取り付け
られている。
【0050】仕切部材21の前面21A下部には脱臭用
吸込口54、54が上下に二カ所形成されており、この
脱臭用吸込口54、54にて脱臭装置26、26の前端
が乾燥室19内に臨んでいる。そして、この脱臭用吸込
口54、54部分にはそれらを覆う着脱可能な脱臭用フ
ィルタ56が取り付けられている。各フィルタ53、5
6は乾燥室19内を循環する空気を通過させながら、当
該空気中に含まれる塵埃(乾燥厨芥が粉砕されたものが
殆ど)を除去する機能を奏する。
【0051】ここで、前記脱臭装置26の構造を図17
乃至図23を参照して詳述する。脱臭装置26は、ステ
ンレスなどの熱良導性の金属パイプ57と、このパイプ
57の軸方向に直角に交わる方向に向けて当該パイプ5
7の外面に複数枚取り付けられた熱交換用のフィン(ス
テンレス製)58・・・と、パイプ57内に挿設された
触媒加熱手段としてのカートリッジ式の脱臭ヒータ(電
気ヒータ)59とを備えた加熱装置60と、図18及び
図22の如く内部に微細な通風路を有するようにハニカ
ム状に形成されたステンレスから成るコア材に白金とア
ルミナをコーティングして成る脱臭に関して活性のある
触媒61と、図23の如く複数のパンチング孔62・・
が穿設された撹拌材63と、これらが収容される前後に
開口した筒状の金属製容器64とから構成されている。
【0052】この場合、各フィン58・・・には複数の
通風孔58Aが形成されており、これら通風孔58Aは
全フィン58・・相互において前後に対応して配列され
ている。尚、各通風孔58Aには図18に示すように前
後に開口した熱良導性の中空パイプ65を各フィン58
に接して挿通してもよい。それによれば、フィン58を
通過する空気の流通がより円滑化される。
【0053】そして、脱臭ヒータ59が挿設されて周囲
にフィン58を備えたパイプ57は容器64の前端部内
に収納され、フィン58・・の縁部は容器64の内面に
当接する。また、触媒61はこのパイプ57などと間隔
を存して容器64の後端部内に収納され、これら触媒6
1とパイプ57間に前記撹拌材63が配設される。この
状態で容器64内は通風孔58A・・、パンチング孔6
2・・、触媒61を通して前端の開口から後端の開口ま
で自由に空気流通が可能とされる。
【0054】前記触媒61は空気中に含まれる臭い成分
を無臭化処理する作用を奏するものであり、処理対象と
なる空気が+350℃付近に加熱された状態で最も効率
的な脱臭作用を奏する。脱臭ヒータ59としては常時通
電状態で係る触媒61に送り込む空気を上述の+350
℃付近まで加熱可能な容量のものであるが、脱臭装置2
6、26の脱臭ヒータ59のみでは後述する乾燥室19
内の下限温度である+110℃まで乾燥室19内の循環
空気を加熱できない容量のものを選定する。更に、前記
撹拌材63は容器64内を流通する空気に乱流を起こし
て撹拌し、触媒61に流入する空気温度を均一化させる
作用を奏する。
【0055】このような脱臭装置26、26の前端開口
は前述の如く仕切部材21の脱臭用吸込口54、54に
て乾燥室19内に連通すると共に、後端開口はダクト部
材66内に構成される排気ダクト67の左端に連通して
いる。このダクト部材66は乾燥室19の背面下部に沿
って左右に取り付けられており、その外面は乾燥室19
内を循環する空気に接すると共に、内部に左右に渡る前
記排気ダクト67が構成される。この排気ダクト67右
端背面に対応する位置の断熱箱体18には、排気口68
が貫通形成され、この排気口68は前記給排気装置27
内に開口している。
【0056】この給排気装置27は、図24乃至図26
に示すように断熱箱体18の背面に取り付けられたチャ
ンバー69と、このチャンバー69内を上下に仕切り、
給気室71と熱交換室72とを上下に構成する仕切板7
3と、この熱交換室72内を上下に貫通し、チャンバー
69下方の外部と給気室71内とを連通する複数本の熱
良導性吸気管74・・と、この吸気管74・・・より後
方の熱交換室72の後部において熱交換室72の内外を
連通する複数の透孔75・・・と、チャンバー69に取
り付けられた排気手段となる排気用シロッコファン76
及び給気手段となる給気用シロッコファン77とから構
成されている。そして、前記排気口68は熱交換室72
の前端に開口している。
【0057】前記排気用のシロッコファン76の吸込口
76Aは前記熱交換室72の後端に開口しており、吐出
口76Bは外部に開口している。このシロッコファン7
6は軸方向に位置する吸込口76Aから空気を吸引し、
半径方向に位置する吐出口76Bから吐出するものであ
る。また、前記給気用のシロッコファン77の吸込口7
7Aは給気室71の上面に開口しており、吐出口77B
は断熱箱体18の背面を貫通して乾燥室19の内外を連
通する外気導入口78に連通している。このシロッコフ
ァン77も軸方向に位置する吸込口77Aから空気を吸
引し、半径方向に位置する吐出口77Bから吐出するも
のである。
【0058】前記シロッコファン76はファンモータ7
6Mにより運転され、排気口68から出て熱交換室72
内を通過して来る空気と複数の透孔75・・から流入し
た比較的多量(排気口68からの空気量と比較して多
量)の外気を吸込口76Aから吸引し、吐出口76Bか
ら外部に吐出する(図8に破線矢印で示す)。シロッコ
ファン77はファンモータ77Mにより運転され、吸気
管74・・・内を経て外部から給気室71内に流入した
外気を吸込口77Aから吸引し、吐出口77Bから吐出
する。この吐出口77Bから吐出された外気は外気導入
口78から乾燥室19内に流入する(図8に実線矢印で
示す)。
【0059】このような構成により、シロッコファン7
7で吸引される外気は、吸気管74・・・を通過する過
程で排気口68から流出した空気と混合すること無く吸
気管74を介して熱交換することになる。また、乾燥室
19内の空気は脱臭装置26、26と排気ダクト67を
経て排気口68から流出し、吸気管74・・と熱交換し
た後、透孔75・・から流入する多量の外気と混合され
て吐出口76Bから排出されることになる。従って、シ
ロッコファン76による乾燥室19からの排気量は、シ
ロッコファン77による乾燥室19への外気導入量より
も少なくなるので、乾燥室19内の空気圧は外部よりも
高圧となる。従って、脱臭装置26、26の前端開口か
ら内部に入って後端開口から出る乾燥室内空気の流通
は、専らこの乾燥室19内外の圧力差によって生じるこ
とになる。
【0060】更に、シロッコファン77による単位時間
当たりの外気導入量は、少なくとも脱臭装置26、26
の触媒61、61における単位時間当たりの空気処理量
よりも少なく設定されている。
【0061】次に、本発明の固液分離装置29の詳細構
造について説明する。この固液分離装置29は、前記デ
ィスポーザー16にて粉砕され、水と一緒に厨芥導入ホ
ース17を経て送られてくる厨芥を固形分と液分とに分
離して固形分のみ乾燥槽4内に導入するための装置であ
り、軸方向の一端(前端)が開口し、この開口81Aを
開閉可能に閉塞するキャップ82を備えた矩形筒状の外
郭81と、この外郭81の他端(後端)の挿入孔81B
から外郭81内に間隔を存して挿入され、軸方向の一端
が開放した円筒状の固液分離フィルタ83と、中心に回
転軸84を有して前記固液分離フィルタ83内に後端か
ら同軸的に挿入された固液分離用螺旋86と、この固液
分離用螺旋86の回転軸84の先端に直接若しくは後述
するアーム92を介して連結される回転軸100を中心
に有し、搬出口93内に当該搬出口93と同軸的に設け
られた搬出用螺旋101と、固液分離用螺旋86の回転
軸84の基端に取り付けられたプーリー87と、図示し
ないベルト及びプーリー88を介して当該回転軸84を
回転駆動すると共に、外郭81の側面に取り付けられた
駆動手段としての固液分離モータ29Mと、外郭81内
に配設されたアーム92及び清掃手段としての清掃棒8
9、89と、リング91などから構成されている。
【0062】前記外郭81の一端の開口81A縁部には
取付用のフランジ81Fが外方に張り出して形成されて
おり、外郭81の後部側面には円形の透孔81Cが穿設
され、前部下面には排水口81Dが形成されている。前
記固液分離フィルタ83の周面には複数の小孔83B・
・が形成されており、前記外郭81の透孔81Cに対応
する位置には略同径の円形透孔83Aが形成されてい
る。そして、前記固液分離用螺旋86の縁部はこの固液
分離フィルタ83の内面に摺接若しくは近接する。
【0063】前記アーム92の中心は固液分離用螺旋8
6の回転軸84の先端部と搬出用螺旋101の回転軸1
00の基端部の間に位置して回転軸84に固定される。
前記清掃棒89、89はアーム92の両端部に取り付け
られ、リング91を貫通して後方に延在する。キャップ
82は前方に突出する厨芥導入部としての搬出口93を
有している。この搬出口93は円筒状を呈しており、そ
の内面通路はリング91中央の開口より小さい断面円形
を呈し、且つ、回転軸84と同軸的に設けられる。ま
た、搬出口93内には前記搬出用螺旋101が挿入され
る。そして、搬出用螺旋101の縁部は搬出口93の内
面に摺接若しくは近接する。
【0064】前記アーム92は係るキャップ82の内側
(固液分離フィルタ83側)に位置し、リング91は係
るアーム92と固液分離フィルタ83間に位置する。リ
ング91の中央は固液分離フィルタ83の内径よりも少
許小さい径で開口しており、固液分離フィルタ83の軸
方向の一端の開口縁部はこのリング91に摺動自在に当
接する。これによって、固液分離フィルタ83内とその
外側の外郭81内はシールされると共に、固液分離フィ
ルタ83内はリング91内側を経て搬出口93に連通す
る。また、清掃棒89、89は外郭81と固液分離フィ
ルタ83間に進入し、当該固液分離フィルタ83の外面
に摺接若しくは近接する。
【0065】係る構成により、アーム92及び清掃棒8
9、89、リング91と搬出用螺旋101は回転軸84
の回転によって固液分離用螺旋86と共に回転すること
になる。また、97は厨芥導入ホース17と固液分離フ
ィルタ83内とを連通する連結パイプであり、一端が透
孔83Aに接続され、外郭81の透孔81Cから外部に
突出している。そして、他端が前記厨芥導入ホース17
に接続されることになる。
【0066】そして、係る固液分離装置29は外郭81
のフランジ81Fを利用して断熱箱体18の背面に固定
される。このとき、キャップ82の搬出口93及び搬出
口93内に設けられた回転軸100と搬出用螺旋101
は断熱箱体4を貫通して乾燥室19内背面上部に臨む。
【0067】尚、これら外郭81、キャップ82、固液
分離フィルタ83、固液分離用螺旋86、搬出用螺旋1
01、アーム92、リング91などは図32に示す如く
全て分解可能とされている。従って、清掃が容易とな
る。ここで、実施例では固液分離フィルタ83の周面に
形成された小孔83B・・を同一寸法で形成したが(図
33)、図34に示すように搬出口93側のもの程小さ
く構成すれば厨芥の固液分離と搬送をより円滑に行える
ようになる。また、図35に示すように固液分離フィル
タ83の上方(実際には清掃棒89と干渉しない位置)
に散水手段としての散水器96を設ければ、この散水器
96によって固液分離フィルタ83の外面を洗い流すこ
とができるようになる。
【0068】以上の構成で、前述の如くカバー44が取
り付けられた乾燥槽4は断熱扉3を開放した状態で、乾
燥室19の前面開口から乾燥室19内に挿入される。こ
のとき、乾燥槽4の各係止部材36、36が前方から係
止部48、48内に挿入され、乾燥槽4は乾燥室19内
に着脱自在に吊り下げられるかたちとなる。
【0069】この状態で図6及び図9に示すように乾燥
槽4の左右、前後及び上下には乾燥室19(仕切部材2
1、加熱室用フィルタ53及びダクト部材66を含む)
の内面との間に所定の間隔が構成される。また、向かっ
て左側の係止部材36の窓孔36Aは吐出口51に対応
する。更に、後面4Dのカプラ39は乾燥室19背面の
カプラ47に前方から係脱可能に係合し、これによっ
て、撹拌モータ28の駆動力が回転軸37に伝達される
ようになる。また、厨芥導入孔43からは固液分離装置
29の搬出口93が後方から乾燥槽4内に進入し、開口
するかたちとなる。
【0070】次に、図36は前記制御装置33の電気回
路のブロック図を示している。制御装置33は制御手段
となる汎用のマイクロコンピュータ98から構成されて
おり、このマイクロコンピュータ98の入力には運転ス
イッチ99と前記温度センサ49が接続されている。マ
イクロコンピュータ98の出力には、前記撹拌モータ2
8、固液分離モータ29M、ファンモータ23M、76
M及び77Mの各モータが接続されると共に、乾燥室ヒ
ータ24及び脱臭ヒータ59(実際には二本あるがここ
では一つで示す)の各電気ヒータが接続されている。
【0071】以上の構成で次に動作を説明する。運転ス
イッチ99が操作されると、制御装置33のマイクロコ
ンピュータ98は先ず脱臭ヒータ59に通電する。この
通電開始後、所定時間経過して脱臭ヒータ59が前述し
た如く通過空気の温度を+350℃付近まで加熱する能
力を発揮できるようになったところで、マイクロコンピ
ュータ98は他の機器の運転を開始する。
【0072】そして、流し台2で生じた厨芥を流水と共
に厨芥排出孔13に投入すると、ディスポーザー16で
は厨芥が粉砕され、流水と共に厨芥導入ホース17に流
し出される。このようにして厨芥導入ホース17よりデ
ィスポーザー16から細かく粉砕された厨芥(固液分離
対象物)が水と共に固液分離装置29の固液分離フィル
タ83内に搬送されて導入されると、液分は小孔83B
・・・から固液分離フィルタ83外に流出し、排水口8
1Dから外部に廃棄される。従って、固液分離フィルタ
83内には厨芥の固形分のみが小孔83Bを通過できず
に残留することになる。一方、マイクロコンピュータ9
8は固液分離モータ29Mを運転し、回転軸84により
固液分離用螺旋86を一定方向に回転させる。これによ
り、回転軸84に連結した回転軸100も同様に回転さ
れ、これにより搬出用螺旋101も一定方向に回転す
る。
【0073】この固液分離用螺旋86の回転により、固
液分離フィルタ83内の厨芥の固形分は前端の搬出口9
3方向に搬出される。このときに厨芥は圧縮作用を受
け、圧搾されるので、厨芥に含まれる液分は積極的に絞
り出され、固液分離フィルタ83の小孔83Bから外郭
81側へ流出して排水口81Dから排出されるようにな
る。
【0074】また、この場合の固液分離用螺旋86によ
る圧縮力は固液分離フィルタ83の面に平行となる方向
(キャップ82方向)に作用するので、固形分が固液分
離フィルタ83に押し付けられ、小孔83Bに目詰まり
を起こす不都合も抑制されるようになる。これらによ
り、厨芥の固形分の回収量・回収率を著しく増大若しく
は改善することができるようになると共に、固液分離フ
ィルタ83の目詰まりに対応するためのメンテナンス作
業も改善されるようになる。
【0075】一方、固液分離モータ29Mの運転によ
り、アーム92も固液分離用螺旋86と共に回転するの
で、固液分離用螺旋86によって搬出口93方向に搬送
され、キャップ82に押し付けられる厨芥の固形分を搬
出口93の入口93B方向に案内していく。これによ
り、固液分離用螺旋86によってキャップ82側に圧縮
され、固液分離フィルタ83で固液分離された厨芥の固
形分は搬出口93に円滑に送り込まれるようになる。
【0076】このとき、清掃棒89、89は固液分離フ
ィルタ83の外面で回転するので、小孔83B・・・か
ら飛び出した厨芥も掻き落とされ、或いは、固液分離フ
ィルタ83内に押し返される。これにより、固形分の搬
送は円滑に行われるようになると共に、固液分離フィル
タ83の外面の汚れも落とし、目詰まりも防止若しくは
抑制することができるようになる。
【0077】また、搬出口93に送り込まれた厨芥の固
形分は、搬出用螺旋101の回転により、出口93Aに
向けて搬出される。これによって、搬出口93内で固形
分は詰まることなく、固形分を円滑に搬出口93の出口
93Aに搬出することができるようになる。
【0078】このようにして固液分離装置29で液分と
分離された厨芥の固形分は搬出口93の出口93Aから
出て乾燥槽4内に導入される。このように固液分離装置
29によって乾燥槽4内に厨芥の固形分のみ導入するよ
うにしているので、厨芥の加熱乾燥効率が向上する。そ
して、厨芥が清掃部材41より低い所定の位置まで溜ま
ったところで、自動的に或いは手動操作に基づき、マイ
クロコンピュータ98は固液分離モータ29Mを停止
し、撹拌モータ28の運転を開始すると共に、乾燥室ヒ
ータ24に通電を開始し、且つ、各ファンモータ23
M、76M及び77Mの運転を開始する。尚、これら撹
拌モータ28、乾燥室ヒータ24、ファンモータ23
M、76M、77Mの運転は固液分離装置29から厨芥
を乾燥槽4内に導入し始めた時点から開始していてもよ
い。
【0079】これにより、乾燥槽4内の厨芥(固形分)
は撹拌装置38の撹拌部材38Bに図6中反時計回りに
かき回されて撹拌される。このとき、向かって右側では
厨芥は撹拌部材38Bによって持ち上げられるが、庇部
42の存在によって持ち上げられた厨芥はカバー44に
至る以前に落下される。また、撹拌部材38Bは上昇過
程で清掃部材41に近接するので、撹拌部材38Bに付
着した厨芥はこの清掃部材41によって掻き落とされ
る。更に、撹拌部材38Bは乾燥槽4の最下部に降下す
るまで、及び、最下部から上昇する過程では、底面4B
から離間するので、撹拌部材38Bと底面4B間に厨芥
が詰まる不都合も防止若しくは抑制される。これらによ
り、厨芥は円滑且つ効果的に撹拌される。また、上面開
口はカバー44にて塞がれているので、内部の厨芥(特
に粉状となったもの)が外に散乱することも防止若しく
は抑制される。
【0080】また、クロスフローファン23が回転する
ことにより、乾燥室ヒータ24で加熱された空気がこの
クロスフローファン23により吸引され、吐出口51か
ら吐出されるようになる。吐出口51から吐出された加
熱空気は、乾燥槽4の向かって左側の係止部材36の窓
孔36Aを通過してから、乾燥槽4上方を通過して右側
の係止部材36の窓孔36Aを通過し、乾燥室19の壁
面に沿って乾燥槽4の右方、前方、後方を降下する。そ
して、乾燥槽4の下方に回り込み、左方に至ったところ
で加熱室用フィルタ53を通過して吸込口52から加熱
室22内に入る。そして、加熱室22内の各脱臭装置2
6、26周囲を通過した後、乾燥室ヒータ24に戻り、
加熱されて再びクロスフローファン23に吸引される循
環を繰り返す。
【0081】これによって、乾燥槽4内の厨芥は乾燥槽
4の全壁面を介して周囲から加熱されるかたちとなる。
また、カバー44の左側面44Bは左側の係止部材36
の窓孔36Aに対応して斜めに起立しているので、窓孔
36Aを通過してきた循環空気の一部はこの左側面44
Bに衝突し、更に上面44Aに沿って移動するかたちと
なる。従って、左側面44Bや上面44Aの通風孔46
・・からは循環空気の一部が乾燥槽4内に積極的に導入
されるようになり、これらにより、乾燥槽4内の厨芥は
周囲からの加熱と導入空気による加熱で均一且つ円滑に
乾燥されていく。
【0082】このとき、脱臭装置26、26では脱臭ヒ
ータ59、59が発熱しているので、各容器64、64
の温度も+350℃以上に上昇している。しかもこの脱
臭装置26、26は上述の如く乾燥室19内を循環する
空気の循環経路上にあるので、循環空気はこの脱臭装置
26、26が外部に放散する熱によっても加熱されるか
たちとなり、熱効率は向上する。また、左側面44Bの
各通風孔46・・・の単位面積当たりの総開口面積は他
の面よりも大きくされているので、乾燥槽4内への循環
空気の導入も円滑に行われるようになる。
【0083】マイクロコンピュータ98は温度センサ4
9が検出する乾燥室19内の温度に基づき、例えば乾燥
室19内の温度が+120℃の上限温度に達した時点で
乾燥室ヒータ24への通電を断ち(OFF)、前述の下
限温度である+110℃に降下した時点で通電を開始
(ON)するON−OFF制御を実行する。ここで、前
述の如く脱臭装置26、26により循環空気は加熱作用
を受けるが、脱臭ヒータ59、59の容量は、それらの
みでは前述の如く乾燥室19内の下限温度である+11
0℃まで乾燥室19内の循環空気を加熱できないものと
されているので、マイクロコンピュータ98による乾燥
室ヒータ24のON−OFF制御を支障無く実行しなが
ら脱臭ヒータ59、59を連続通電できるようになり、
後述する如き脱臭装置26、26における脱臭作用を支
障無く維持できる。
【0084】また、シロッコファン77が回転すること
により、前述の如く吸気管74・・を介して外気が吸引
され、外気導入口78から乾燥室19内に吐出導入され
る。これにより、乾燥室19内には常に乾燥に必要な新
鮮な外気が導入されることになる。更に、シロッコファ
ン76が回転することによって、排気ダクト67内の空
気は前述の如く吸引されて排出される。一方、前述の如
く乾燥室19の内外の圧力差から循環空気の一部は脱臭
用フィルタ56を経て脱臭装置26、26の前端開口か
ら容器64内に入る。
【0085】ここで、脱臭ヒータ59は前述の如く常時
発熱しており、その熱はフィン58・・・に伝達され
る。容器64内に入った空気は脱臭ヒータ59周囲のフ
ィン58・・・の通風孔58A・・を通過していくが、
ここを通過する過程で前述の如く+350℃付近まで温
度上昇される。そして、各フィン58・・・を経た高温
の空気は撹拌材63に至るが、この撹拌材63のパンチ
ング孔62・・・を通過するために一部堰き止められ、
それによって乱流が生じて撹拌されるので、撹拌材63
を経た空気の温度は均一化される。その後、触媒61に
流入して、前述の如く脱臭されるが、このとき、撹拌材
63によって前述の如く空気温度は均一化されているの
で、触媒61による脱臭作用も全体で均一化される。ま
た、脱臭装置26、26内の空気流通自体が前述の如く
乾燥室19内外の圧力差によって生じているので、容器
64内を通過する空気量が均一化される。また、触媒6
1を空気が通過する時間も当該触媒61が空気中の臭い
成分を無臭化するのに十分な長さとなる。これらによ
り、脱臭装置26、26においては効果的且つ効率的な
脱臭が行われるようになる。
【0086】このようにして脱臭された空気は触媒61
から出て後端開口から排気ダクト67内に入り、内部を
通過して排気口68に至るが、この場合ダクト部材66
は乾燥室19内の循環空気に接しているので、このダク
ト部材66を介して内部に流れる高温空気の熱を、乾燥
室19内を循環する空気の加熱にも利用できるようにな
る。これによって、更に熱効率が改善される。
【0087】排気口68に至った空気は熱交換室72内
に入って前述の如く吸気管74・・を通過する外気と熱
交換する。従って、シロッコファン77により乾燥室1
9内に導入される外気は、排気口68から出た高温空気
によって加熱されるので、更に熱効率は向上する。この
吸気管74・・・を経た空気は、その後前述した如く透
孔75・・から流入する比較的多量の外気と混合されて
シロッコファン76により吐出口76Bから外部に排出
される。これにより、排気温度は著しく低下され、高温
の排気によって生じる不都合が解消されるようになる。
【0088】このような乾燥運転を所定時間実行した
後、マイクロコンピュータ98は各機器の運転を停止す
る。このとき、全ての運転を停止する以前に乾燥室ヒー
タ24の発熱を停止してクロスフローファン23を所定
期間運転することにより、乾燥室19内のクールダウン
を行ってもよい。また、乾燥運転の終了によって図示し
ないブザーなどを鳴動させてもよい。その後、断熱扉3
を開けて乾燥槽4を前方に取り出す。そして、乾燥槽4
から乾燥後の厨芥を回収することになる。
【0089】以上の如く本発明の固液分離装置29によ
れば、固液分離フィルタ83内に導入された厨芥(対象
物)中の固形分は固液分離フィルタ83を通過できずに
その内に残り、液分は固液分離フィルタ83を通過して
排水口81Dから排出されるようになる。
【0090】このとき、固液分離フィルタ83内の固形
分は固液分離モータ29Mにて回転される固液分離用螺
旋86によって搬出口93方向に圧縮されて圧搾作用を
受けるので、固形分中に残存する液分は積極的に絞り出
され、固液分離フィルタ83外に流出していくようにな
る。この場合の固液分離用螺旋86による圧縮力は固液
分離フィルタ83の面に平行となる方向に作用するの
で、固形分が固液分離フィルタ83に押し付けられ、そ
こに目詰まりを起こす不都合も抑制されるようになる。
また、固液分離用螺旋により搬出口93に搬送された固
形分は、搬出用螺旋101により更に出口93A方向に
搬出される。これらにより、対象物中の固形分の回収量
・回収率を著しく増大若しくは改善することができ、フ
ィルタ目詰まりや搬出口93内における固形分の詰まり
に対応するためのメンテナンス作業も改善されるように
なる。
【0091】また、固液分離フィルタ83の外側に配設
され、当該固液分離フィルタ83の外面に摺接若しくは
近接して設けられた清掃棒89を備え、この清掃棒89
は、固液分離モータ29Mにより固液分離用螺旋86及
び搬出用螺旋101と共に回転されるようにしたので、
固液分離フィルタ83から外側に飛び出した固形分を、
この清掃棒89によって掻き落とし、或いは、固液分離
フィルタ83内に押し戻すことができるようになる。こ
れらにより、固液分離フィルタ83外面の汚損や固液分
離フィルタ83の目詰まりを防止若しくは抑制し、メン
テナンス性を改善することができるようになる。
【0092】また、搬出口93の固液分離フィルタ83
側に位置して清掃棒89と回転軸84とを連結するアー
ム82を備え、このアーム82は、固液分離モータ29
Mにより固液分離螺旋86及び搬出用螺旋101と清掃
棒89と共に回転され、固液分離フィルタ83内の一端
側に搬送された厨芥を搬出口93に案内するので、固液
分離用螺旋86によって一端側に圧縮される固形分を、
アーム92によって円滑に搬出口93に案内し、そこに
送り込むことができるようになる。
【0093】また、搬出口93を固液分離用螺旋86の
回転軸84と同軸的に配設したので、クランク機構やリ
ンク機構を用いること無く搬出用螺旋101の回転軸1
00を回転軸84に連結し、回転させることができるよ
うになる。
【0094】また、外郭81と固液分離フィルタ83間
に図35の如く散水器96を設ければ、この散水器96
からの散水によって固液分離フィルタ83の外面を洗い
流し、そこに付着した汚れや詰まった固形分を除去して
固液分離効果の低下を防止することができるようにな
る。
【0095】また、固液分離モータ29Mを外郭81に
取り付けたので、固液分離装置29全体の小型化を図る
ことができるようになる。更に、外郭81の一端部に取
付用のフランジ81Fを形成したので、このフランジ8
1Fを利用して固液分離装置1を断熱箱体18に取り付
けることができるようになり、取付作業性が向上する。
【0096】また、固液分離フィルタ83の周面に複数
形成された小孔83Bの開口面積を、図34の如く搬出
口93側のもの程小さく構成すれば、厨芥の搬送をより
円滑に行いながら、固形分の回収量・回収率も向上させ
ることができるようになる。
【0097】また、固液分離装置29の前段にはディス
ポーザー16を設けているので、固液分離装置1に導入
される厨芥をディスポーザー16にて予め細かくして流
し込むことができるようになり、固液分離フィルタ83
における厨芥の固液分離をより効率的に行うことができ
るようになる。
【0098】尚、実施例では単一の固液分離装置29を
厨芥処理装置1に取り付けたが、それに限らず、固液分
離装置29を複数準備し、各固液分離装置29・・を厨
芥(対象物)の搬送方向に対して直列に連結して固液分
離システムを構成してもよい。その場合には、下流側の
固液分離装置29の固液分離フィルタ83周面の小孔8
3Bの開口面積を、上流側のものよりも小さくする。係
る構成とすれば、厨芥(対象物)の固液分離能力を増大
させ、固形分の回収量・回収率をより一層向上させるこ
とができるようになる。
【0099】また、実施例ではディスポーザー16にて
破砕した厨芥を水と共に固液分離装置29に流し込むよ
うにしたが、固液分離装置29の前段に通常の破砕装置
(破砕手段)を設け、この破砕装置によって厨芥を細か
く破砕してから固液分離フィルタ83内に導入するよう
にしてもよい。係る構成によっても固液分離フィルタ8
3における厨芥の固液分離を効率的に行うことができる
ようになる。
【0100】更に、実施例では厨芥処理装置1に固液分
離装置29を取り付けたが、それに限らず、前述の破砕
装置やディスポーザー、固液分離装置29や前述の固液
分離システムを厨芥処理装置1とは別置きとし、これら
によって厨芥処理システムを構築してもよい。
【0101】また、実施例では加熱乾燥式の厨芥処理装
置1に本発明の固液分離装置29を使用したが、それに
限らず、沈殿槽などの排水処理装置に本発明の固液分離
装置を使用してもよい。
【0102】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、対象
物を固形分と液分とに分離する固液分離装置において、
固形分を搬出する内面円筒状の搬出口と液分を排出する
排水口とを備えた外郭と、この外郭内に間隔を存して収
納され、軸方向の一端が搬出口に連通されると共に、内
部に対象物が導入される円筒状の固液分離フィルタと、
この固液分離フィルタ内に同軸的に配設され、当該固液
分離フィルタの内面に摺接若しくは近接して設けられた
固液分離用螺旋と、この固液分離用螺旋の回転軸に連結
され、搬出口内に同軸的に配設されると共に、この搬出
口の内面に摺接若しくは近接して設けられた搬出用螺旋
と、この回転軸を回転駆動する駆動手段とを備えてお
り、この駆動手段により螺旋は回転され、この固液分離
用螺旋が固液分離フィルタ内に導入された対象物を搬出
口方向に搬送すると共に、搬出用螺旋が搬出口内の対象
物を搬出口の出口方向に搬送するようにしたので、固液
分離フィルタ内に導入された対象物中の固形分は固液分
離フィルタを通過できずにその内に残り、液分は固液分
離フィルタを通過して排水口から排出される。
【0103】このとき、固液分離フィルタ内の固形分は
駆動手段にて回転される固液分離用螺旋によって搬出口
方向に圧縮されて圧搾作用を受けるので、固形分中に残
存する液分は積極的に絞り出され、固液分離フィルタ外
に流出していくようになる。また、この場合の固液分離
用螺旋による圧縮力は固液分離フィルタの面に平行とな
る方向に作用するので、固形分が固液分離フィルタに押
し付けられ、そこに目詰まりを起こす不都合も抑制され
るようになる。
【0104】そして、固液分離用螺旋により搬出口に搬
送された固形分は、今度は搬出口内に設けられた搬出用
螺旋により出口方向に搬出されるので、搬出口内に入っ
た固形分は詰まること無く、円滑に出口に搬出されるよ
うになる。これらにより、本発明の固液分離装置によれ
ば対象物中の固形分の回収量・回収率を著しく増大若し
くは改善することができ、フィルタ目詰まりや搬出口内
における固形分の詰まりに対応するためのメンテナンス
作業も改善されるものである。
【0105】請求項2の発明によれば、上記に加えて固
液分離フィルタの外側に配設され、当該固液分離フィル
タの外面に摺接若しくは近接して設けられた清掃手段を
備え、この清掃手段は、駆動手段により両螺旋と共に回
転されるようにしたので、固液分離フィルタから外側に
飛び出した固形分を、この清掃手段によって掻き落と
し、或いは、固液分離フィルタ内に押し戻すことができ
るようになる。これらにより、固液分離フィルタ外面の
汚損や固液分離フィルタの目詰まりを防止若しくは抑制
し、メンテナンス性を改善することができるようになる
ものである。
【0106】請求項3の発明によれば、上記に加えて搬
出口の固液分離フィルタ側に位置して清掃手段と回転軸
とを連結するアームを備え、このアームは、駆動手段に
より両螺旋及び清掃手段と共に回転され、固液分離フィ
ルタ内の一端側に搬送された対象物を搬出口に案内する
ので、両螺旋によって一端側に圧縮される固形分を、ア
ームによって円滑に搬出口に案内し、そこに送り込むこ
とができるようになるものである。
【0107】請求項4の発明によれば、上記各発明に加
えて搬出口を固液分離用螺旋の回転軸と同軸的に配設し
たので、格別なクランク機構やリンク機構などを用いず
に回転軸に搬出用螺旋を連結して駆動手段により搬出用
螺旋を回転させることができるようになり、構造の簡素
化が図れるようになるものである。
【0108】請求項5の発明によれば、上記各発明に加
えて外郭と固液分離フィルタ間に散水手段を設けたの
で、この散水手段からの散水によって固液分離フィルタ
の外面を洗い流し、そこに付着した汚れや詰まった固形
分を除去して固液分離効果の低下を防止することができ
るようになるものである。
【0109】請求項6の発明によれば、上記各発明に加
えて駆動手段を外郭に取り付けたので、固液分離装置全
体の小型化を図ることができるようになるものである。
【0110】請求項7の発明によれば、上記各発明に加
えて外郭の一端部に取付用のフランジを形成したので、
このフランジを利用して固液分離装置を取り付けること
ができるようになり、取付作業性が向上するものであ
る。
【0111】請求項8の発明によれば、上記各発明に加
えて固液分離フィルタは周面に複数の小孔を有すると共
に、この小孔の開口面積は、搬出口側のもの程小さく構
成されているので、対象物の搬送をより円滑に行いなが
ら、固形分の回収量・回収率も向上させることができる
ようになるものである。
【0112】請求項9の発明の固液分離システムによれ
ば、上記各発明の固液分離装置を複数備え、各固液分離
装置を対象物の搬送方向に対して直列に連結すると共
に、下流側の固液分離装置の固液分離フィルタ周面の小
孔の開口面積を、上流側のものよりも小さくしたので、
対象物の固液分離能力を増大させ、固形分の回収量・回
収率をより一層向上させることができるようになるもの
である。
【0113】請求項10の発明の厨芥処理装置によれ
ば、上記各発明の固液分離装置又は固液分離システムを
備え、当該固液分離装置又は固液分離システムにより厨
芥を固液分離し、当該厨芥の固形分を処理するようにし
たので、特に請求項11の如く厨芥を加熱乾燥するもの
において、厨芥の処理効率を著しく向上させることがで
きるようになるものである。
【0114】請求項12の発明の厨芥処理装置によれ
ば、請求項10又は請求項11に加えて固液分離装置又
は固液分離システムに導入される厨芥を破砕する破砕手
段を備えているので、固液分離装置又は固液分離システ
ムに導入される厨芥を破砕手段にて予め細かく破砕して
おき、固液分離フィルタにおける厨芥の固液分離をより
効率的に行うことができるようになるものである。
【0115】請求項13の発明の厨芥処理装置によれ
ば、請求項10又は請求項11に加えて固液分離装置又
は固液分離システムの前段に設けられたディスポーザー
を備えているので、固液分離装置又は固液分離システム
に導入される厨芥をディスポーザーにて予め細かくして
流し込むことができるようになり、同様に固液分離フィ
ルタにおける厨芥の固液分離をより効率的に行うことが
できるようになるものである。
【0116】請求項14の発明の厨芥処理システムによ
れば、厨芥を破砕する破砕手段と、この破砕手段にて破
砕された厨芥を固液分離する請求項1、請求項2、請求
項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求
項8又は請求項9の固液分離装置又は固液分離システム
から構築されているので、厨芥を破砕手段にて予め細か
く破砕してから固液分離装置又は固液分離システムで固
液分離することができるようになり、同様に固液分離フ
ィルタにおける厨芥の固液分離をより効率的に行うこと
ができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施例の厨芥処理装置を設置
した流し台の正面図である。
【図2】図1の流し台の平面図である。
【図3】本発明の厨芥処理装置の正面図である。
【図4】本発明の厨芥処理装置の側面図である。
【図5】本発明の厨芥処理装置の平面図である。
【図6】断熱扉を除く厨芥処理装置の正面図である。
【図7】図6から乾燥槽を取り外した状態の厨芥処理装
置の正面図である。
【図8】本発明の厨芥処理装置の縦断側面図である。
【図9】本発明の厨芥処理装置のもう一つの縦断側面図
である。
【図10】図9から乾燥槽を外した本発明の厨芥処理装
置の縦断側面図である。
【図11】図10から加熱室用フィルタを外した本発明
の厨芥処理装置の縦断側面図である。
【図12】本発明の厨芥処理装置の乾燥槽の正面図であ
る。
【図13】本発明の厨芥処理装置の乾燥槽の側面図であ
る。
【図14】本発明の厨芥処理装置の乾燥槽の平面図であ
る。
【図15】本発明の厨芥処理装置のカバーの正面図であ
る。
【図16】本発明の厨芥処理装置のカバーの平面図であ
る。
【図17】本発明の厨芥処理装置の脱臭装置の正面図で
ある。
【図18】本発明の厨芥処理装置の脱臭装置の縦断側面
図である。
【図19】本発明の厨芥処理装置の脱臭装置の加熱装置
の正面図である。
【図20】本発明の厨芥処理装置の脱臭装置の加熱装置
の縦断側面図である。
【図21】本発明の厨芥処理装置の脱臭装置のフィンの
正面図である。
【図22】本発明の厨芥処理装置の脱臭装置の触媒の正
面図である。
【図23】本発明の厨芥処理装置の脱臭装置の撹拌材の
正面図である。
【図24】本発明の厨芥処理装置の給排気装置の正面図
である。
【図25】本発明の厨芥処理装置の給排気装置の側面図
である。
【図26】本発明の厨芥処理装置の給排気装置の平面図
である。
【図27】本発明の厨芥処理装置の固液分離装置の正面
図である。
【図28】本発明の厨芥処理装置の固液分離装置の背面
図である。
【図29】本発明の厨芥処理装置の固液分離装置の側面
図である。
【図30】本発明の厨芥処理装置の固液分離装置の平面
図である。
【図31】本発明の厨芥処理装置の固液分離装置の縦断
側面図である。
【図32】本発明の厨芥処理装置の固液分離装置の分解
縦断側面図である。
【図33】本発明の厨芥処理装置の固液分離装置の固液
分離フィルタの側面図である。
【図34】本発明の厨芥処理装置の固液分離装置の他の
実施例の固液分離フィルタの側面図である。
【図35】本発明の厨芥処理装置の固液分離装置に散水
器を設けた例の固液分離フィルタ及び散水器の側面図で
ある。
【図36】本発明の厨芥処理装置の制御装置の電気回路
のブロック図である。
【符号の説明】
1 厨芥処理装置 2 流し台 3 断熱扉 4 乾燥槽 6、7 シンク 8 排水孔 12、14 蓋部材 13 厨芥排出孔 16 ディスポーザー 17 厨芥導入ホース 18 断熱箱体 19 乾燥室 21 仕切部材 22 加熱室 23 クロスフローファン 24 乾燥室ヒータ 26 脱臭装置 27 給排気装置 28 撹拌モータ 29 固液分離装置 29M 固液分離モータ 33 制御装置 37 回転軸 38 撹拌装置 39、47 カプラ 49 温度センサ 51 吐出口 52 吸込口 53 加熱室用フィルタ 54 脱臭用吸込口 56 脱臭用フィルタ 58 フィン 58A 通風孔 59 脱臭ヒータ 60 加熱装置 61 触媒 63 撹拌材 64 容器 66 ダクト部材 67 排気ダクト 68 排気口 74 吸気管 76、77 シロッコファン 78 外気導入口 81 外郭 81D 排水口 83 固液分離フィルタ 84 回転軸 86 固液分離用螺旋 89 清掃棒 91 リング 92 アーム 93 搬出口 98 マイクロコンピュータ 100 回転軸 101 搬出用螺旋
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 29/64 B09B 3/00 303M 29/90 Z B02C 21/00 B01D 29/30 501 B09B 3/00 29/24 D 5/00 ZAB 29/38 550A F26B 9/06 550D 550Z 580D 580Z 29/42 501C Fターム(参考) 3L113 AC08 AC46 AC48 AC49 AC58 AC59 AC60 AC63 AC67 AC73 AC75 AC87 BA01 CA04 CB05 CB13 CB29 CB31 CB34 DA02 4D004 AA03 AC02 CA03 CA04 CA13 CA15 CA22 CA42 CA48 CB04 CB13 CB15 CB28 CB32 CB45 4D059 AA07 BD01 BD11 BE12 BE26 BJ01 CA16 CB06 CB07 CB17 CB18 CB25 4D067 DD02 DD11 GA17

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物を固形分と液分とに分離する固液
    分離装置において、 前記固形分を搬出する内面円筒状の搬出口と前記液分を
    排出する排水口とを備えた外郭と、 該外郭内に間隔を存して収納され、軸方向の一端が前記
    搬出口に連通されると共に、内部に前記対象物が導入さ
    れる円筒状の固液分離フィルタと、 該固液分離フィルタ内に同軸的に配設され、当該固液分
    離フィルタの内面に摺接若しくは近接して設けられた固
    液分離用螺旋と、 該固液分離用螺旋の回転軸に連結され、前記搬出口内に
    同軸的に配設されると共に、当該搬出口の内面に摺接若
    しくは近接して設けられた搬出用螺旋と、 前記回転軸を回転駆動する駆動手段とを備え、 該駆動手段により前記両螺旋は回転され、前記固液分離
    用螺旋は前記固液分離フィルタ内に導入された前記対象
    物を前記搬出口方向に搬送すると共に、前記搬出用螺旋
    は前記搬出口内の前記対象物を当該搬出口の出口方向に
    搬送することを特徴とする固液分離装置。
  2. 【請求項2】 前記固液分離フィルタの外側に配設さ
    れ、当該固液分離フィルタの外面に摺接若しくは近接し
    て設けられた清掃手段を備え、 該清掃手段は、前記駆動手段により前記両螺旋と共に回
    転されることを特徴とする請求項1の固液分離装置。
  3. 【請求項3】 前記搬出口の前記固液分離フィルタ側に
    位置して前記清掃手段と前記回転軸とを連結するアーム
    を備え、 該アームは、前記駆動手段により前記両螺旋及び清掃手
    段と共に回転され、前記固液分離フィルタ内の一端側に
    搬送された前記対象物を前記搬出口に案内することを特
    徴とする請求項2の固液分離装置。
  4. 【請求項4】 前記搬出口を前記固液分離用螺旋の回転
    軸と同軸的に配設したことを特徴とする請求項1、請求
    項2又は請求項3の固液分離装置。
  5. 【請求項5】 前記外郭と固液分離フィルタ間に散水手
    段を設けたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求
    項3又は請求項4の固液分離装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段を前記外郭に取り付けたこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4又は請求項5の固液分離装置。
  7. 【請求項7】 前記外郭の一端部に取付用のフランジを
    形成したことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4、請求項5又は請求項6の固液分離装置。
  8. 【請求項8】 前記固液分離フィルタは周面に複数の小
    孔を有すると共に、該小孔の開口面積は、前記搬出口側
    のもの程小さく構成されていることを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項
    6又は請求項7の固液分離装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6、請求項7又は請求項8の固液
    分離装置を複数備え、各固液分離装置を前記対象物の搬
    送方向に対して直列に連結すると共に、下流側の前記固
    液分離装置の固液分離フィルタ周面の小孔の開口面積
    を、上流側のものよりも小さくしたことを特徴とする固
    液分離システム。
  10. 【請求項10】 請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8又は請
    求項9の固液分離装置又は固液分離システムを備え、当
    該固液分離装置又は固液分離システムにより厨芥を固液
    分離し、当該厨芥の固形分を処理することを特徴とする
    厨芥処理装置。
  11. 【請求項11】 固液分離された厨芥の固形分を加熱乾
    燥することを特徴とする請求項10の厨芥処理装置。
  12. 【請求項12】 前記固液分離装置又は固液分離システ
    ムに導入される前記厨芥を破砕する破砕手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項10又は請求項11の厨芥処理装
    置。
  13. 【請求項13】 前記固液分離装置又は固液分離システ
    ムの前段に設けられたディスポーザーを備えたことを特
    徴とする請求項10又は請求項11の厨芥処理装置。
  14. 【請求項14】 厨芥を破砕する破砕手段と、該破砕手
    段にて破砕された厨芥を固液分離する請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項
    7、請求項8又は請求項9の固液分離装置又は固液分離
    システムから構築される厨芥処理システム。
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