JP4408064B2 - 伸縮継手部の離脱防止装置 - Google Patents

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本発明は、水道管、ガス管、プラント用配管等の流体管同士の途中に接続される受け口筒状体と挿入筒状体からなる伸縮継手部の運搬等の移動時に、受け口筒状体と挿入筒状体の相対的移動を拘束することができる伸縮継手部の離脱防止装置に関する。
この種の従来の伸縮継手部の離脱防止装置において、運搬等の移動時に、受け口筒状体と挿入筒状体の相対的移動を拘束する手段として、受け口筒状体と挿入筒状体の間に介装部材を挿入したものが知られている(特許文献1参照)。
特開平2001−289375号公報(段落0033―0036、図3,5)
上記特許文献1に記載された従来の離脱防止装置は、介装部材を主プレートと補助プレートで構成し、ボルト操作により両プレートを互いに離間することで、受け口筒状体と挿入筒状体とを固定化するようにしているので、簡易に伸縮移動が拘束でき便利であるが、離脱防止のための係止突部を受け口筒状体の端部に設けなくてはならない関係上、介装部材を納めるための切り込み開口部を形設する必要があった。そのため製作コストが掛かるばかりでなく、介装部材を取り付ける位置も切り込み開口部と対応しているために、任意の回動位置に介装部材を増やして取り付けるようなことはできなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、受け口筒状体と挿入筒状体とを固定化するための固定装置を納めるための開口部を受け口筒状体に設ける必要がなく、かつ固定装置の組み付けが容易で、任意の角度位置に固定装置を随時追加することができる伸縮継手部の離脱防止装置を提供することを目的としている。
上記課題を達成するために、本発明の請求項1に記載の伸縮継手部の離脱防止装置は、受け口筒状体の内周部に挿入筒状体が挿入された流体輸送管の途中に接続される伸縮継手部の離脱防止装置であって、前記挿入筒状体の挿入側端部近傍の外周部には受け口筒状体と摺動係合可能な密封手段が、前記受け口筒状体の受け口側端部近傍の内周部にはC状の抜け止めストッパーリングが設けられ、前記受け口筒状体の受け口側端部近傍で挿入筒状体の外周部には任意の角度位置で固定できる着脱自在の固定装置が取り付けられ、前記固定装置は、前記挿入筒状体の外周部と係合可能な挿入筒側係合部と、前記C状の抜け止めストッパーリングの内周部と係合可能な受け口筒側係合部とを有し、該受け口筒側係合部はC状の抜け止めストッパーリングの切り欠かれた部分をより挿入され、前記任意の角度位置まで回動することが可能であることを特徴としている。
この特徴によれば、C状の抜け止めストッパーリングが密封手段と当接することで挿入筒状体と受け口筒状体との伸縮が規制され両者の離脱が防止される。また、固定装置をC状の抜け止めストッパーリングの切り欠かれた部分をより挿入できるので、固定装置の伸縮継手部への組み付けが容易で、しかも受け口筒状体に加工を施すことなく任意の角度位置に適宜数装着することができる。
本発明の請求項2に記載の伸縮継手部の離脱防止装置は、請求項1に記載の伸縮継手部の離脱防止装置であって、前記挿入筒側係合部は、ボルトにより押圧されるナットであり、前記受け口筒側係合部は前記ボルトと共に移動する固定金具であることを特徴としている。
この特徴によれば、ボルトの回動操作によりナットが挿入筒状体の外周部と係合し、固定金具がC状の抜け止めストッパーリングの内周部と係合するので、伸縮継手部の伸縮移動が確実に阻止される。
本発明の請求項3に記載の伸縮継手部の離脱防止装置は、請求項2に記載の伸縮継手部の離脱防止装置であって、前記ストッパーリングを越えて延びる延設部を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、延設部がストッパーリングを越えて延びているので、ボルトの回動操作時に、延設部がC状の抜け止めストッパーリングの内周部に均一に係合力を付与することができる。
本発明の請求項4に記載の伸縮継手部の離脱防止装置は、請求項3に記載の伸縮継手部の離脱防止装置であって、前記延設部はその先端部に前記ストッパーリングと当接可能な突片が形設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、突片がストッパーリングと当接することにより、ボルトの回動操作時に固定金具の回動が阻止され、ボルトの上下方向の移動が円滑に行われる。
本発明の請求項5に記載の伸縮継手部の離脱防止装置は、請求項2ないし4の何れかに記載の伸縮継手部の離脱防止装置であって、前記ナットの前記挿入筒状体の外周部と対接する面に緩衝部材が施されていることを特徴としている。
この特徴によれば、ゴムライニング等の緩衝部材を施すことにより、ボルトの回動操作時にナットが挿入筒状体の外周部に食い込んで損傷を与えることがない。
本発明の請求項6に記載の伸縮継手部の離脱防止装置は、請求項2ないし5の何れかに記載の伸縮継手部の離脱防止装置であって、前記ナットは四角ナットであり、前記固定金具は該四角ナットの側面に沿って移動することを特徴としている。
この特徴によれば、ボルトの回動操作時に固定金具が四角ナットの側面に沿って移動するので、固定金具は安定した状態でC状の抜け止めストッパーリングの内周部と係合できる。
本発明の請求項7に記載の伸縮継手部の離脱防止装置は、請求項2ないし6の何れかに記載の伸縮継手部の離脱防止装置であって、前記ナットの前記挿入筒状体と対接する面が、挿入筒状体の外周部と面接触する形状に形設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、ボルトの回動操作時にナットが挿入筒状体の外周部と面接触できるので、伸縮継手部の伸縮移動がより確実に阻止できる。
本発明の請求項8に記載の伸縮継手部の離脱防止装置は、請求項1ないし7の何れかに記載の伸縮継手部の離脱防止装置であって、前記伸縮継手部は前記受け口筒状体の両端側内周部にそれぞれ挿入筒状体が挿入され、前記受け口筒状体の受け口側両端部近傍で各挿入筒状体の外周部に前記固定装置が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、受け口筒状体の両端部に挿入筒状体を挿入したタイプの伸縮継手部に対しても、固定装置を両側に設けることで容易に伸縮継手部の伸縮移動を阻止できる。
本発明の実施例を以下に説明する。
以下、本発明の実施例1の伸縮継手部の離脱防止装置について、図1ないし図5を参照して説明する。図1は給水本管の途中に設けられた仕切弁と給水本管が伸縮継手部を介して接続された状態を示す断面図、図2は伸縮継手部の部分側断面図、図3(a)は固定装置の分解斜視図であり、(b)は固定装置の組立断面図である。図4は図2のA矢視図で、(a)は固定装置が取り外された未装着状態を示し、(b)は固定装置が装着されている状態を示している。図5は固定装置の取り付け取り外し工程を示した部分断面図であり、(a)は取付前、(b)は取付後を示す。
図1において、伸縮継手部1は、例えば仕切弁VのフランジF1にフランジFを介して接続された受け口筒状体2と、給水本管P他端のフランジF2にフランジFを介して接続された挿入筒状体4とから成る継手部として構成されている。
図2に示すように、受け口筒状体2には、筒部5の一端にフランジFが形成されその他端側内周にはC状の抜け止めストッパーリング6が嵌装されている。一方、挿入筒状体4には、筒部5に挿入可能な外径を有する筒部7の一端にフランジFが形成されると共に、他端側外周の膨出部8に形成される環状シール溝8aには上記筒部5の内周に摺接する環状シール部材(密封手段)9が装着されている。
受け口筒状体2と挿入筒状体4との相対的近接移動は、筒部5の端部と挿入筒状体4のフランジFとの当接により規制を受け、受け口筒状体2と挿入筒状体4との相対的離反方向の移動はストッパーリング6と膨出部8との当接により制限されている。したがって、受け口筒状体2と挿入筒状体4と所定の範囲内で摺動移動でき、両者の離脱は防止されている。
このように離脱が防止されている伸縮継手部1は、例えば、流体輸送管等の給水本管Pに仕切弁Vを取付ける際に用いられている。図1において、伸縮継手部1が縮小した状態にして、仕切弁Vを挿入する空間を作り、仕切弁Vが挿入された後に、伸縮継手部1を伸長状態にして、仕切弁VのフランジF1と受け口筒状体2のフランジFをボルトBで締着する。
しかしながらこの伸縮継手部1を組立現場等に移送する場合には、受け口筒状体2と挿入筒状体4と相対移動を阻止しておかないと、運搬中に移動してしまい運搬し辛いばかりでなく危険であり、ストッパーリング6や環状シール部材9にダメージを与える恐れもあるので、両者の相対移動を阻止するための固定装置が設けられている。
次に、図3に基づき固定装置について説明する。図3(a)に示すように、固定装置3は固定ボルト11、固定金具12、E形止め輪13及び四角ナット14から成り、図3(b)に示すように、固定ボルト11が四角ナット14と螺合し、両者の間に固定金具12とE形止め輪13が一体的に組み付けられている。
固定金具12は固定ボルト11のねじ径より若干大きい円形孔12aを有する上面部12bと、ストッパーリング6を内方から押圧する下面部12cと、上面部12bと下面部12cを連結する連結部12dから成っている。また下面部12cの先端部は幅方向に渡って上方に折り返しされた突片12c’が形成されている。
固定ボルト11は中間に細径部11aが形成されており、この細径部11aにE形止め輪13が移動不能に係止されている。そして固定金具12の上面部12bがE形止め輪13の上面に載置されているので、組み付け後は固定ボルト12から落下することはない。
固定装置3を組み立てるには、先ず固定金具12の円形孔12aを介して固定金具12を固定ボルト11に挿入し、その後E形止め輪13を固定ボルト11の細径部11aに係止する。最後に固定ボルト11の先端部を四角ナット14の雌ねじ部に螺合させる。このとき、図3(b)に示すように、固定金具12の連結部12dは四角ナット14の一側面と面接触している。また、四角ナット14の底面には緩衝部材として機能するゴムライニング15が接着されあるいは焼付けられている。
このようにして組み立てられた固定装置3を、伸縮継手部1の伸縮移動を阻止するために、伸縮継手部1に装着する手順を図4,図5に基づき説明する。図4(a)は図2のA矢視図であって、固定装置3は装着されていない。この状態から固定装置3を装着するには、図4(b)に示すように、C状の抜け止めストッパーリング6の切欠き部6aより挿入する。このとき固定金具12の下面部12cは、図5(a)に示すようにストッパーリング6を横切って延在している。
固定金具12の下面部(延設部)12cをストッパーリング6を横切って挿入させた後、固定装置3を右あるいは左周りに回動移動させる。そして任意の角度位置で固定ボルト11を四角ナット14から離脱する方向に回動させることで伸縮継手部1の伸縮移動が阻止される。伸縮継手部1の移動阻止力を強化するには、同様な手法により固定装置3を複数個挿入させればよい。
固定ボルト11の回動に伴う伸縮継手部1の移動阻止機能について図5により更に詳述する。図5(a)において、固定装置3は所定角度位置に移動してきた取付位置にあり、固定ボルト11を四角ナット14から離脱する方向に回動させると、固定ボルト11は上方に、四角ナット14は下方に相互が離反するように移動する。
このとき四角ナット14の一側面は固定金具12の連結部12dと面接触し、固定金具12自体は、ストッパーリング6と下面部12cの上方に折り返しされた突片12c’との当接で回動が阻止されているので、固定ボルト11の回動量を増すと、それに対応した量だけ固定ボルト11が上昇する。固定ボルト11の上昇に伴ってE形止め輪13も上昇するので、固定金具12は、図5(b)に示すように、固定金具12の下面部12cがストッパーリング6を内側から外側に向けて押圧する方向に移動することになる。このとき下面部12cはストッパーリング6を横切って延在しているため、ストッパーリング6に対して均等に係合力を付与することができる。一方、四角ナット14はゴムライニング15を介して挿入筒状体4の外周部を押圧する。
このように、固定金具12はストッパーリング6を介して受け口筒状体2を外側に向けて押圧、四角ナット14は挿入筒状体4を内方に向けて押圧するので、受け口筒状体2と挿入筒状体4とは相互に回動することも軸方向に摺動することも阻止される。したがって、伸縮継手部1を組立現場等に移送する場合に、その伸縮移動を阻止した状態で運搬することができる。
次いで、伸縮継手部1を組立現場等に移送後、伸縮継手部1を本来の継手として使用する場合には、固定装置3を緩めて取り外せばよい。固定装置を取り外すには、取り付け時の作業手順と逆の手順により取り外すことができる。そして、固定ボルト11を緩めた際、四角ナット14は挿入筒状体4から、固定金具12はストッパーリング6がそれぞれ離脱するが、固定金具12の上方に折り返しされた突片12c’がストッパーリング6と当接するために、固定装置3は必ずストッパーリング6の切欠き部6aからしか抜き出せないので、固定ボルト11を緩めた後、誤って固定装置3を手から離しても紛失する恐れがない。
次に、本発明の実施例2を図6に基づいて説明する。図6は本発明の実施例2における伸縮継手部の部分側断面図である。
実施例1の伸縮継手部は受け口筒状体と挿入筒状体の2部材で構成されていたが、本実施例に用いられる伸縮継手部は一つの受け口筒状体と二つの挿入筒状体の3部材で構成されている点で実施例1のものと異なっているが、他の構成は同一構成であるので重複する説明は省略する。
図6に示されているように、伸縮継手部21は受け口筒状体22の両端部にそれぞれ挿入筒状体24の一端側が嵌装され、受け口筒状体22と挿入筒状体24との相対的近接移動は、受け口筒状体22の筒部25の端部と挿入筒状体24のフランジFとの当接により規制を受け、受け口筒状体22と挿入筒状体24との相対的離反方向の移動はストッパーリング26と環状シール部材29が装着されている膨出部28との当接により制限されている。したがって、受け口筒状体22と挿入筒状体24とは所定の範囲内で摺動移動でき、両者の離脱は防止されている。
図6は受け口筒状体22と挿入筒状体24とが相対移動するのを阻止するために、固定装置23が装着された状態を示している。固定装置23の構造及び作用は実施例1のものと同じであり、その具体的な説明は省略する。この固定装置23を受け口筒状体22の両端部側に設けることにより、各の挿入筒状体24、24は受け口筒状体22に対して相対移動が阻止される。
本発明の伸縮継手部の離脱防止装置においては、受け口筒状体2、22に何等加工を施すことなく固定装置3,23を任意の角度位置に適宜数装着することができ、また装着方法もストッパーリング6,26の切欠き部6aから投入して固定ボルト11を操作するだけであるので、固定装置3,23の伸縮継手部1,21への組み付けも容易に行える。
以上、本発明の実施例1及び2を図面に基づき説明してきたが、具体的な構成はこれらの実施例に限られるものではなく、例えば、四角ナット14の底面は平面形状のものを使用したが、摩擦保持力を増加するために、底面に凹凸を形設したり、あるいは底面形状を挿入筒状体24の外周面に沿うように凹面形状としても良い。また、固定装置の作動をボルトとナットで行っているが、カム機構を用いて受け口筒状体内面と挿入筒状体外面とを押圧して、両者を固定するようにしても良い。
給水本管の途中に設けられた仕切弁と給水本管が伸縮継手部を介して接続された状態を示す断面図である。図5は本発明の一実施形態を示す中央縦断正面図である。 伸縮継手部の部分側断面図である。 (a)は固定装置の分解斜視図であり、(b)は固定装置の組立断面図である。 図2のA矢視図で、(a)は固定装置が取り外された未装着状態を示し、(b)は固定装置が装着されている状態を示している。 固定装置の取り付け取り外し工程を示した部分断面図であり、(a)は取付前、(b)は取付後を示す。 本発明の実施例2における伸縮継手部の部分側断面図である。
符号の説明
1 離脱防止装置
2 受け口筒状体
3 固定装置
4 挿入筒状体
5,7 筒部
6 抜け止めストッパーリング
6a 切欠き部
8 膨出部
8a 環状シール溝
9 環状シール部材(密封手段)
11 固定ボルト
11a 細径部
12 固定金具
12a 円形孔
12b 上面部
12c 下面部(延設部)
12c’ 突片
12d 連結部
13 E形止め輪
14 四角ナット
15 ゴムライニング(緩衝部材)
21 伸縮継手部
22 受け口筒状体
23 固定装置
24 挿入筒状体
26 抜け止めストッパーリング
28 膨出部
29 環状シール部材(密封手段)

Claims (8)

  1. 受け口筒状体の内周部に挿入筒状体が挿入された流体輸送管の途中に接続される伸縮継手部の離脱防止装置であって、前記挿入筒状体の挿入側端部近傍の外周部には受け口筒状体と摺動係合可能な密封手段が、前記受け口筒状体の受け口側端部近傍の内周部にはC状の抜け止めストッパーリングが設けられ、前記受け口筒状体の受け口側端部近傍で挿入筒状体の外周部には任意の角度位置で固定できる着脱自在の固定装置が取り付けられ、前記固定装置は、前記挿入筒状体の外周部と係合可能な挿入筒側係合部と、前記C状の抜け止めストッパーリングの内周部と係合可能な受け口筒側係合部とを有し、該受け口筒側係合部はC状の抜け止めストッパーリングの切り欠かれた部分をより挿入され、前記任意の角度位置まで回動することが可能であることを特徴とする伸縮継手部の離脱防止装置。
  2. 前記挿入筒側係合部は、ボルトにより押圧されるナットであり、前記受け口筒側係合部は前記ボルトと共に移動する固定金具である請求項1に記載の伸縮継手部の離脱防止装置。
  3. 前記固定金具は、前記ストッパーリングを越えて延びる延設部を有している請求項2に記載の伸縮継手部の離脱防止装置。
  4. 前記延設部はその先端部に前記ストッパーリングと当接可能な突片が形設されている請求項3に記載の伸縮継手部の離脱防止装置。
  5. 前記ナットの前記挿入筒状体の外周部と対接する面に緩衝部材が施されている請求項2ないし4のいずれかに記載の伸縮継手部の離脱防止装置。
  6. 前記ナットは四角ナットであり、前記固定金具は該四角ナットの側面に沿って移動する請求項2ないし5のいずれかに記載の伸縮継手部の離脱防止装置。
  7. 前記ナットの前記挿入筒状体と対接する面が、挿入筒状体の外周部と面接触する形状に形設されている請求項2ないし6のいずれかに記載の伸縮継手部の離脱防止装置。
  8. 前記伸縮継手部は前記受け口筒状体の両端側内周部にそれぞれ挿入筒状体が挿入され、前記受け口筒状体の受け口側両端部近傍で各挿入筒状体の外周部に前記固定装置が設けられている請求項1ないし7のいずれかに記載の伸縮継手部の離脱防止装置。
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