JP4404866B2 - エンドトキシン含有量を低減したゼラチンの製造方法および低エンドトキシンゼラチン - Google Patents
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Description
Applied And Environmental M icrobiology,Dec,p1375−1377(1985) Applied And Environmental M icrobiology,Oct,p382−385(1977)
[1]ゼラチンおよびエンドトキシンを含む原料ゼラチン含有溶液を、分画分子量が20,000から300,000の範囲であり、かつ原料ゼラチン含有溶液に含有されるゼラチンの少なくとも一部が透過し得る分画分子量を有する限外ろ過膜で処理して、エンドトキシン含有量を低減したゼラチン含有液を透過液として得ることを含む、エンドトキシン含有量を低減したゼラチンの製造方法。
[2]原料ゼラチン含有溶液に含まれるゼラチンの平均分子量が1,000から300,000の範囲である[1]に記載の製造方法。
[3]原料ゼラチン含有溶液に含まれるゼラチンの平均分子量が30,000から200,000の範囲である[1]に記載の製造方法。
[4]限外ろ過膜の分画分子量が25,000から150,000の範囲である[1]〜[3]のいずれかに記載の製造方法。
[5]前記原料ゼラチン含有溶液は、ゼラチン濃度が1〜30質量%の範囲である[1]〜[4]のいずれかに記載の製造方法。
[6]前記原料ゼラチン含有溶液は、ゼラチン濃度が5〜20質量%の範囲である[1]〜[4]のいずれかに記載の製造方法。
[7]限外ろ過膜は、分画分子量が、原料ゼラチン含有溶液に含まれるゼラチンの平均分子量の0.5倍以上である[1]〜[4]のいずれかに記載の製造方法。
[8]前記原料ゼラチン含有溶液は、タンパク質1.0%当たりのエンドトキシン量として1,000〜100,000EU/mL含有する[1]〜[7]のいずれかに記載の製造方法。
[9]前記エンドトキシン含有量を低減したゼラチンは、タンパク質1.0%当たりのエンドトキシン量が1EU/mL未満である[1]〜[8]のいずれかに記載の製造方法。
[10]限外ろ過膜での処理が、カセット、スパイラルカートリッジ、またはファイバーフローの形式で行われる[1]〜[9]のいずれかに記載の製造方法。
[11]限外ろ過膜での処理は、20〜60℃で行われる[1]〜[10]のいずれかに記載の製造方法。
ゼライス社製 酸処理豚皮ゼラチン(平均分子量100,000、80,000、60,000、40,000)を12%(W/V)に調製し、ミリポア製 セントリプラス(分画分子量 100,000ならびに50,000)に10mL注ぎいれ、50℃、3000rpm、20分の条件にて遠心作業をおこなった。ろ液のエンドトキシンの測定はCambrex Bio Science Walkersville 社製のエンドトキシン含有測定用のキットを用い、当該キットの取り扱い説明書に、マイクロプレートを用いた比色定量法(使用キット:Kinetic-QCL、プレートリーダー:Kinetic-QCL Reader、ソフトウェア:Kinetic-QCL software)ならびにゲル化転倒法(使用キット:パイロジェント03プラス)により測定を行った。ゲル化能は、ろ液を一晩4℃にて保管し、翌日、触感にて判定した。結果は表1に示す。
1.Kinetic-QCL中の大腸菌エンドトキシンバイアルの力価が50 EU/mlになるように、室温に戻したパイロジェンフリー水(日本薬局方 注射用水 大塚蒸留水、大塚製薬工場製)を加え、試験管ミキサー等で5分間激しく攪拌する。これをストック溶液とする。
2.ストック溶液(冷蔵保存していた場合は室温に戻してから)を1分間激しく攪拌した後、直ちに、力価が5、0.5、0.05、0.005 EU/mlになるよう希釈溶液を調製する。これとストック溶液をエンドトキシン標準液とする。調製にはすべてパイロジェンフリー水を用いる。希釈後、分取前には1分間以上攪拌する。
3.各試料の希釈溶液をパイロジェンフリー水を用いて調製する。
4.プレートリーダーと接続したパソコンにより(リーダーを直接操作することもできる)、Kinetic-QCL Softwareを起動し、各試験のパラメーターを入力する。
5.ディスプレー上の指示に従い、試薬及び検体に関する必要事項を入力する。
6.マイクロプレートのウェルにパイロジェンフリー水(ブランク)、エンドトキシン標準液、検体、陽性コントロールを100μlずつ分注する。
7.各溶液を分注したマイクロプレートをKinetic-QCL Readerの中に入れ、プレートを培養チャンバーに入れる。
8.プレートを10分間、前処理(加温)する。
9.前処理中にKinetic-QCL中のLAL/発色合成基質バイアルにパイロジェンフリー水2.6mlを静かに加え、泡立てないように注意しながら充分に混和・溶解する。
10.前処理が終了したら、プレートを取り出し、LAL/発色合成基質を100μlずつ添加 する。
11.Softwareに従って、Kinetic-QCL試験を行う。
12.Kinetic-QCL Readerはマイクロプレート中の各ウェルの405nmにおける吸光度を連続的に測定する。各ウェルの初期吸光度をブランクとし、吸光度が0.200上昇するのに必要な時間を反応時間として求める。
13.各エンドトキシン標準液について得られた反応時間とエンドトキシン濃度の対数/対 数関数を算出し、それによって得られた検量線を用いて各検体名のエンドトキシン量を算出する。
1.パイロジェント03プラス中のLAL試薬にパイロジェンフリー水(日本薬局方 注射用水 大塚蒸留水、大塚製薬工場製)5.2mlを静かに加え、泡立てないように注意しながら充分に混和・溶解する。充分に溶解したら、エンドトキシンフリー試験管(250℃ 2h乾熱滅菌、12×75 mm)に100μlずつ分注し、分注後直ちにエンドトキシンフリーキャップ(250℃ 2h乾熱滅菌)をする。これを−80℃で凍結保存し、使用時に取り出す。
2.パイロジェント03プラス中の大腸菌エンドトキシンバイアルの力価が20 EU/mlになるように、パイロジェンフリー水を加え、試験管ミキサー等を用いて15分間激しく攪拌する。これをストック溶液とする。
3.エンドトキシンストック溶液を希釈し、エンドトキシン標準液を調整する(ex.0.2EU/ml)。
4.各試料の希釈溶液をパイロジェンフリー水を用いて調製する。
5.LAL試薬の入った試験管に、それぞれパイロジェンフリー水(ブランク)、エンドトキシン標準液、検体を100μlずつ分注する。
6.37℃±1℃ 1hインキュベートする。その際、一切の衝撃を与えないように注意する。
7.インキュベート終了後、速やかに試験管を180°転倒し、ゲル化の度合いを観察する。
ゼライス社製 酸処理豚皮ゼラチン(平均分子量60,000)のものを12%(W/V)に調製し、20Lをミリポア製 プロフラックスM30を使用して限外ろ過操作を行なった。限外ろ過膜は、ミリポア製 スパイラルカートリッジ(分画分子量100,000)を使用し、最大圧力を超えないように送液ポンプの出力を調整して、送液温度は50℃に保温しながら、限外ろ過操作をおこなった。
ゼライス社製 酸処理豚皮ゼラチン(平均分子量60,000)のものを12%(W/V)に調製し、20Lをミリポア製 ペリコン製ミニホルダーシステムを使用して限外ろ過操作を行なった。限外ろ過膜は、ミリポア製 ペリコン2ミニフィルター(分画分子量100,000)を使用し、最大圧力を超えないように送液ポンプの出力を調整して、限外ろ過操作をおこなった。
ゼライス社製 酸処理豚皮ゼラチン(平均分子量1,000〜2,000)のものを12%(W/V)に調製し、20Lをミリポア製 プロフラックスM30を使用して限外ろ過操作を行なった。限外ろ過膜は、ミリポア製 スパイラルカートリッジ(分画分子量10,000)を使用し、最大圧力を超えないように送液ポンプの出力を調整して、限外ろ過操作をおこなった。
ゼライス社製ゼラチン(平均分子量50,000または80,000)のものを10%(W/V)に調製し、20Lをミリポア製 ペリコン製ミニホルダーシステムを使用して限外ろ過操作を行なった。限外ろ過膜は、ミリポア製 ペリコン2ミニフィルター(分画分子量300,000)を使用し、最大圧力を超えないように送液ポンプの出力を調整して、限外ろ過操作をおこなった。
ゼライス社製ゼラチン(平均分子量50,000または80,000)のものを5%(W/V)または20%(W/V)に調製し、20Lをミリポア製 ペリコン製ミニホルダーシステムを使用して限外ろ過操作を行なった。限外ろ過膜は、ミリポア製 ペリコン2ミニフィルター(分画分子量30,000または100,000)を使用し、最大圧力を超えないように送液ポンプの出力を調整して、限外ろ過操作(温度40℃)をおこなった。250℃で2時間感熱滅菌したビンに1.0L毎に分注し、各ビン中のゼラチン濃度ならびにエンドトキシン濃度を測定した。
実施例2で得られた低エンドトキシンゼラチンを用いて、ゼラチンスポンジを作製した。
ゼラチンスポンジ作成方法
(1)0.1〜20%のゼラチン溶液を調製する。
(2)氷水等で冷やしながら(または常温で)、速やかにハンドミキサーやホモジナイザー(AM−7、日本精機製作所製)で1〜5分間攪拌する。
(3)型等に流し入れ、−50〜−80℃で凍結させる。
(4)完全に凍結したものは、凍結乾燥機(FDU−830、EYELA製)を用いて乾燥させる。
(5)乾燥したものを熱架橋、架橋剤等を用いて架橋し、ゼラチンスポンジを得た(図1右上)。
実施例2で得られた低エンドトキシンゼラチンを用いて、ゼラチンシートを作製した。
作成方法は、実施例7と同様とした。ただし、浅い型を使用した(図2)。
実施例2で得られた低エンドトキシンゼラチンを用いて、有効成分を含んだビーズを混ぜてゼラチンスポンジを作製した。
ビーズ入りゼラチンスポンジ作成方法
(1)0.1〜20%のゼラチン溶液を調製する。
(2)氷水等で冷やしながら(または常温で)、速やかにハンドミキサーやホモジナイザー(AM−7、日本精機製作所製)で1〜5分間攪拌する。
(3)ビーズを添加する。
(4)型等に流し入れ、−50〜−80℃で凍結させる。
(5)完全に凍結したものは、凍結乾燥機(FDU−830、EYELA製)を用いて乾燥させる。
(6)乾燥したものを、熱架橋、架橋剤等を用いて架橋し、これをビーズ入りゼラチンスポンジとする(図1下)。
実施例2で得られた低エンドトキシンゼラチンをパイロジェンフリー水(日本薬局方 注射用水 大塚蒸留水、大塚製薬工場製)にて希釈し、5.0%に調製する。クリーンベンチ内で直径85mm培養シックシャーレ(アズワン株式会社)の蓋を取り、調製したゼラチン溶液を3.0mL加え、全面に伸ばす。余分なゼラチン液はピペット等によりとり除き、蓋を開けたまま、室温にて乾燥させて、低エンドトキシンゼラチンにてコーティングされた培養シャーレを得た(図3)。
Claims (11)
- ゼラチンおよびエンドトキシンを含む原料ゼラチン含有溶液を、分画分子量が20,000から300,000の範囲であり、かつ原料ゼラチン含有溶液に含有されるゼラチンの少なくとも一部が透過し得る分画分子量を有する限外ろ過膜で処理して、エンドトキシン含有量を低減したゼラチン含有液を透過液として得ることを含む、エンドトキシン含有量を低減したゼラチンの製造方法。
- 原料ゼラチン含有溶液に含まれるゼラチンの平均分子量が1,000から300,000の範囲である請求項1に記載の製造方法。
- 原料ゼラチン含有溶液に含まれるゼラチンの平均分子量が30,000から200,000の範囲である請求項1に記載の製造方法。
- 限外ろ過膜の分画分子量が25,000から150,000の範囲である請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記原料ゼラチン含有溶液は、ゼラチン濃度が1〜30質量%の範囲である請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記原料ゼラチン含有溶液は、ゼラチン濃度が5〜20質量%の範囲である請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
- 限外ろ過膜は、分画分子量が、原料ゼラチン含有溶液に含まれるゼラチンの平均分子量の0.5倍以上である請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記原料ゼラチン含有溶液は、タンパク質1.0%当たりのエンドトキシン量として1,000〜100,000EU/mL含有する請求項1〜7のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記エンドトキシン含有量を低減したゼラチンは、タンパク質1.0%当たりのエンドトキシン量が1EU/mL未満である請求項1〜8のいずれか1項に記載の製造方法。
- 限外ろ過膜での処理が、カセット、スパイラルカートリッジ、またはファイバーフローの形式で行われる請求項1〜9のいずれか1項に記載の製造方法。
- 限外ろ過膜での処理は、20〜60℃で行われる請求項1〜10のいずれか1項に記載の製造方法。
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