JP4403607B2 - 半導体力学量センサ - Google Patents

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    • G01P2015/0814Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining in-plane movement of the mass, i.e. movement of the mass in the plane of the substrate for one single degree of freedom of movement of the mass for translational movement of the mass, e.g. shuttle type

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、加速度や角速度等の力学量を検出する半導体力学量センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体加速度センサとして、差動容量式半導体加速度センサが使われている。図17には、差動容量式半導体加速度センサの構成例を示す。図18には図17のD−D線での縦断面図を示す。図18において、パッケージ用プレート100の上には接着剤101により半導体基板102が固着され、半導体基板102の上には絶縁膜103を介して半導体薄膜104が配置されている。半導体基板102および絶縁膜103には貫通孔105,106が形成されている。半導体薄膜104はパターニングされ、図17の可動電極用梁構造体107と第1の固定電極用片持ち梁構造体108と第2の固定電極用片持ち梁構造体109が区画形成されている。可動電極用梁構造体107はアンカー部110と梁部111と重り部112と櫛歯状の可動電極113を備えている。第1の固定電極用片持ち梁構造体108は、アンカー部114と固定電極115を備えている。同様に、第2の固定電極用片持ち梁構造体109は、アンカー部116と固定電極117を備えている。可動電極113と固定電極115,117は対向しており、図17中X方向に加速度が加わると、重り部112が変位し、可動電極113と固定電極115,117との間の容量の差が変化し、この容量の差の変化を電圧変化として取り出すことで加速度を検出することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、センサの使用温度が変化すると、センサの各部の熱膨張係数の差、すなわち、パッケージ用プレート100、接着剤101、半導体基板102、絶縁膜103、半導体薄膜104の間の熱膨張の差により、半導体基板102に反りが発生する。この反りにより図19,20で示すように、固定電極117(115)が変形してしまい、図20のごとく可動電極113との間の間隔dが一定値を保つことができなくなる(d1≠d2)。その結果、温度特性が悪化するという問題がある。
【0004】
そこで、この発明の目的は、使用環境が変化しても安定したセンサ出力を得ることができる半導体力学量センサを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、熱応力等により支持基板が反る場合にも、片持ち梁構造且つ櫛歯形状の固定電極における根元部の幅が狭められているので、支持基板の反りが片持ち梁構造且つ櫛歯形状の固定電極に伝わることが抑制される。これにより、固定電極と可動電極との位置ズレが防止され、センサ出力の変動を抑制することができる。このようにして、使用環境が変化しても安定したセンサ出力を得ることができるようになる。
【0006】
請求項に記載の発明によれば、容量方式を採用したときにおいて、固定電極用の片持ち梁構造体と支持基板との間には固定電極の配線の寄生容量が形成されるが、固定電極用の片持ち梁構造体と支持基板との相対的位置関係がズレた場合におけるズレによる寄生容量を低減することができる。その結果、オフセットの改善を図ることができる。
【0007】
請求項に記載のように、片持ち梁構造の固定電極における固定端側の根元部の幅を、固定電極の幅の1/2以下にすると、センサ出力の誤差を小さくできる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を具体化した実施の形態を図面に従って説明する。
本実施形態では、差動容量式の半導体加速度センサに具体化している。図1には半導体加速度センサ1の平面図を示すとともに、図2には図1におけるA−A線での縦断面を示す。本センサは、梁構造の重り部15に設けた可動電極16(16a〜16c),17(17a〜17c)と、片持ち梁構造の固定電極20(20a〜20c),24(24a〜24c)を有している。
【0009】
図2に示すように、パッケージ用プレート2の上には接着剤3によりセンサチップ4が固着されている。本例ではセンサチップ4としてSOI基板を用いており、単結晶シリコン基板よりなる支持基板5の上に、シリコン酸化膜よりなる絶縁膜6を介してセンサエレメント用半導体基板としての半導体薄膜(単結晶シリコン層)7が配置された構造となっている。半導体薄膜7は、支持基板5の上に絶縁膜6を介して単結晶シリコン基板を配置した後に薄膜化したものである。支持基板5と絶縁膜6の積層体は四角板状をなし、中央部には四角形状の貫通孔8,9が形成されている。よって、支持基板5と絶縁膜6の積層体は四角枠状をなしている。
【0010】
半導体薄膜(シリコン層)7は、所定の形状にパターニングされており、図1のごとく、可動電極用梁構造体10と第1の固定電極用片持ち梁構造体11と第2の固定電極用片持ち梁構造体12が区画形成されている。可動電極用梁構造体10はアンカー部13a,13bと梁部14a,14bと重り部15と可動電極16,17と電気接続部18からなる。可動電極16は櫛歯形状をなし、3つの歯16a,16b,16cを有する。また、可動電極17も櫛歯形状をなし、3つの歯17a,17b,17cを有する。アンカー部13a,13bは四角枠状の支持基板5(絶縁膜6)の上に固定されている。支持基板5および絶縁膜6の貫通孔8,9内において梁部14a,14bと重り部15と可動電極16,17が位置し、アンカー部13a,13bから梁部14a,14bを介して重り部15が連結支持されている。ここで、梁部14a,14bは、図1中、矢印X方向の成分を含む加速度を受けたときに重り部15を当該方向へ変位させると共に、加速度の消失に応じて元の状態に復元させるというバネ機能を備えたものである。
【0011】
四角形状の重り部15での両側面からは可動電極16,17がX方向に直交するY方向に延びている。可動電極16,17の各歯16a〜16c,17a〜17cは、断面矩形の棒状に形成されている。また、支持基板5(絶縁膜6)の上においてアンカー部13bから延びる電気接続部18が位置し、電気接続部18の上面にはワイヤボンディング用の電極パッド(アルミパッド)19が形成されている。
【0012】
第1の固定電極用片持ち梁構造体11は、第1の固定電極20を備えている。第1の固定電極20は櫛歯形状をなし、3つの歯20a,20b,20cを有する。この固定電極20の歯20a〜20cは断面矩形の棒状に形成されている。固定電極20のアンカー部21は四角枠状の支持基板5(絶縁膜6)の上に固定されている。支持基板5および絶縁膜6の貫通孔8,9内において固定電極20が位置し、固定電極20はアンカー部21から延びる片持ち梁構造となっている。この櫛歯状の固定電極20(20a〜20c)は櫛歯状の可動電極16(16a〜16c)と一定の間隔をおいて対向配置されている。そして、固定電極20に対する、加速度の印加による可動電極16の変位(固定電極〜可動電極間の相対位置の変化)が、両電極間の容量変化として検出されるようになっている。
【0013】
ここで、片持ち梁構造の固定電極20における固定端側の根元部22には貫通孔(スリット)23a,23b(図2参照)が形成され、根元部22の幅W1が櫛歯状の固定電極20の幅W2よりも狭くなっている。詳しくは、W1値はW2値の1/2以下になっている。
【0014】
同様に、第2の固定電極用片持ち梁構造体12は、第2の固定電極24を備えている。第2の固定電極24は櫛歯形状をなし、3つの歯24a,24b,24cを有する。この固定電極24の歯24a〜24cは断面矩形の棒状に形成されている。固定電極24のアンカー部25は四角枠状の支持基板5(絶縁膜6)の上に固定されている。支持基板5および絶縁膜6の貫通孔8,9内において固定電極24が位置し、固定電極24はアンカー部25から延びる片持ち梁構造となっている。この櫛歯状の固定電極24(24a〜24c)は櫛歯状の可動電極17(17a〜17c)と一定の間隔をおいて対向配置されている。そして、固定電極24に対する、加速度の印加による可動電極17の変位(固定電極〜可動電極間の相対位置の変化)が、両電極間の容量変化として検出されるようになっている。
【0015】
ここで、片持ち梁構造の固定電極24における固定端側の根元部26には貫通孔(スリット)27a,27bが形成され、根元部26の幅W1が櫛歯状の固定電極24の幅W2よりも狭くなっている。詳しくは、W1値はW2値の1/2以下になっている。
【0016】
さらに、本例のセンサは、固定電極20,24の根元部22,26が細すぎると固定電極20,24までが外部から印加される力学量(加速度)により変位してしまうこととなるので、可動電極と比較して固定電極が動かないように次の条件を満たしている。
【0017】
つまり、固定電極20,24が加速度により動いてしまうと、センサ出力には誤差として現れる。この誤差を1%以下に抑えたいという要望がある。この点に留意して、固定電極が可動電極に対して動かないということを考えると、固定電極の根元部22,26が可動電極の梁部(バネ部)14a,14bに比べてバネとしての機能が無視できる程度であればよい。具体的には、固定電極用片持ち梁構造体11,12の根元部22,26のバネ定数をKfとし、可動電極用梁構造体10の梁部(バネ部)14a,14bのバネ定数をKmとした場合、
Kf≧Km×100
を満足させている。これにより、検出誤差を1%以下に抑えることができる。
【0018】
また、支持基板5(絶縁膜6)の上においてアンカー部21,25から延びる電気接続部28,29が位置し、電気接続部28,29の上面にはワイヤボンディング用の電極パッド(アルミパッド)30,31が形成されている。
【0019】
なお、アンカー部13a,13b、重り部15、可動および固定電極16,17,20,24には貫通孔32が形成され、軽量化が図られている。
次に、半導体加速度センサの製造方法を、図3,4を用いて説明する。図3,4は図1のA−A線での断面をとっている。
【0020】
まず、図3(a)に示すように、SOIウエハ50を用意する。このSOIウエハ50にあっては、ベースとなる単結晶シリコンウエハ51上に、シリコン酸化膜52を介して単結晶シリコン薄膜53を設けた構造となっている。なお、単結晶シリコンウエハ51は、表面の面方位が(100)または(110)に設定されたもので、少なくとも200μm程度の厚さ寸法を備えたものが使用される。また、単結晶シリコン薄膜53も表面の面方位が(100)または(110)のもので、厚さは15μm程度である。さらに、シリコン酸化膜52の膜厚は0.5〜3μmである。なお、単結晶シリコン薄膜53は、その抵抗率を下げ、且つ前記電極パッド19,30,31との間でオーミックコンタクトをとるために、例えばリンを高濃度に拡散した状態としている。
【0021】
そして、シリコン薄膜53の上に電極パッド19,30,31(図1参照)を形成する。詳しくは、単結晶シリコン薄膜53上の全面にアルミニウムを例えば1μm程度の膜厚となるように蒸着した後に、そのアルミニウム膜をフォトリソグラフィ技術及びエッチング技術を利用してパターニングすることにより、電極パッド19,30,31を形成する。なお、この電極パッド形成工程では、電極パッド19,30,31のオーミックコンタクトを得るための周知の熱処理(シンタ)を必要に応じて行う。
【0022】
次いで、図3(b)に示すように、マスク形成工程を実行する。この工程では、単結晶シリコンウエハ51の表面(鏡面加工面)の全面に、シリコン窒化膜を例えはプラズマCVD法によって0.5μm程度の膜厚となるように堆積した後に、そのシリコン窒化膜をフォトリソグラフィ技術及びエッチング技術を利用してパターニングすることにより、貫通孔8をエッチングによって形成する際のマスク54を形成する。マスク材は、SiNの他にも、SiO2 やレジスト等を用いてもよい。
【0023】
このようにして、ウエハ50の裏面に、可動部の下が空洞となる領域(8)が開口したマスク54を配置する。更に、単結晶シリコン薄膜53及び電極パッド19,30,31上にドライエッチ耐性があるレジスト55を所定パターン(可動・固定電極用構造体に対応した形状)で形成し、ウエハ50の表面に可動・固定電極用構造体を形成するためのマスクパターンとする。マスク材は、レジストの他にも、SiO2 やSiN等を用いてもよい。
【0024】
この後、レジスト55をマスクとしてドライエッチング装置により異方性ドライエッチングを実行することにより、図4(a)に示すように、単結晶シリコン薄膜53に対しシリコン酸化膜52に達するトレンチを形成する。このトレンチには、貫通孔23a,23b,27a,27b,32を含む。
【0025】
さらに、単結晶シリコンウエハ51を、前記マスク54を使用し、且つ例えばKOH水溶液を利用して表面(シリコン酸化膜52と反対側の面)側から、図4(b)に示すように、選択エッチングする。そして、シリコン酸化膜52が露出した時点でエッチングを停止する。これにより単結晶シリコンウエハ51に貫通孔8が形成される。
【0026】
次いで、シリコン酸化膜52が露出する単結晶シリコンウエハ51の表面側から、ドライエッチングを施すことによりシリコン酸化膜52を除去する。これによりシリコン酸化膜52に貫通孔9が形成される。
【0027】
このようなエッチング工程の実行により、可動電極用梁構造体10の重り部15、梁部14a,14b、可動電極16(16a〜16c),17(17a〜17c)が可動になるとともに、固定電極用片持ち梁構造体11,12の固定電極20(20a〜20c),24(24a〜24c)が可動になる。このようにして、可動電極用梁構造体10および固定電極用片持ち梁構造体11,12が区画形成される。
【0028】
そして、このようなエッチングを行った後に、マスク材を除去し、さらに、SOIウエハ50をダイシングして所定のセンサチップ形状に切断する。これにより、センサチップ4が完成する。
【0029】
その後、図2に示すように、センサチップ4をパッケージ用プレート2の上に接着剤3により固着する。このようして、センサの製造が完了する。
上記のように構成された半導体加速度センサにあっては、図1中の矢印X方向の成分を含む加速度が印加されると、重り部15が当該矢印X方向へ変位するようになり、その加速度に応じた変位量は、重り部15の質量と梁部14a,14bの復元力、並びに電圧印加状態において可動電極16,17と第1及び第2の固定電極20,24との間に作用する静電気力によって決定される。この場合、可動電極16と第1の固定電極20との間に第1の容量CS1(図5,6参照)が形成され、また、可動電極17と第2の固定電極24との間に第2の容量CS2(図5,6参照)が形成される。これら第1及び第2の容量CS1,CS2は、上記のように重り部15に加速度が作用したときの可動電極16,17の変位に応じて差動的に変化するものである。従って、このような静電容量CS1,CS2の変化を、電極パッド19,30,31を通じて電荷量の変化として取り出すことにより加速度を検出できることになる。
【0030】
なお、上記第1及び第2の容量CS1,CS2は、本例の場合、加速度が印加されていない状態で互いに等しくなるように設定されている。つまり、図1において左右に配置された第1と第2の固定電極およびその間に配置された可動電極に関して、左右対称となっており、CS1=CS2となっている。
【0031】
さらに、図5,6に示すような寄生容量CP1,CP2,CP3が形成される。つまり、第1の固定電極用片持ち梁構造体11のアンカー部(配線部)21と支持基板5との間の寄生容量CP1と、第2の固定電極用片持ち梁構造体12のアンカー部(配線部)25と支持基板5との間の寄生容量CP2と、可動電極用梁構造体10のアンカー部(配線部)13a,13bと支持基板5との間の寄生容量CP3が形成される。
【0032】
図7には、上記のような静電容量の変化を検出するための容量変化検出回路の回路構成を示す。但し、この図7では、半導体加速度センサ1を等価回路で表現している。
【0033】
第1の固定電極での電極パッド30には、図8に示すような矩形波より成る第1搬送波信号(周波数;例えば100kHz、電圧レベルは例えば5V)が印加され、第2の固定電極での電極パッド31には、上記第1搬送波信号と位相が180°異なる矩形波より成る第2搬送波信号(周波数;例えば100kHz、電圧レベルは例えば5V)が印加されるようになっている。なお、具体的には図示しないが、上記第1及び第2搬送波信号は、同一の発振回路からのクロック信号に同期して形成されるものである。
【0034】
上記のような各搬送波信号が印加された状態では、可動電極での電極パッド19の電位レベルは、第1及び第2の容量CS1,CS2に応じたレベルになるものであり、その電位レベルをスイッチドキャパシタ回路60により検出するようにしている。
【0035】
スイッチドキャパシタ回路60は、オペアンプ61、帰還コンデンサ62及びスイッチ要素63を図示のように組み合わせて接続されている。上記オペアンプ61は、反転入力端子に電極パッド19からの信号(可動電極の電位レベルを示す信号)が入力され、非反転入力端子に2.5ボルト(つまり、第1及び第2の容量CS1,CS2が等しい状態時に電極パッド19に現れる電位レベルに相当)の電圧信号が与えられる構成となっている。また、上記スイッチ要素63は、前記図示しない発振回路からのクロック信号に同期して生成されるトリガ信号によりオン/オフされるものであり、図8に示すように、第1搬送波信号の立ち下がりタイミング(第2搬送波信号の立ち上りタイミング)で一定時間(第1搬送波信号の1/2周期より短い時間)だけオンするように設定される。
【0036】
図7に示した容量検出回路は、以下のように動作する。
即ち、第1及び第2の容量CS1,CS2が等しい場合、図8のタイミングチャート中のタイミングT1においては、第1の固定電極に0ボルト、第2の固定電極に5ボルト、可動電極に2.5ボルトの電圧がそれぞれ印加されることになる。このときには、スイッチ要素63がオンされるため、スイッチドキャパシタ回路60からの出力電圧Voは2.5ボルトになる。
【0037】
上記タイミングT1から所定時間が経過したタイミングT2において、スイッチ要素63がオフされたときには、各固定電極に対する印加電圧は変化しないので、出力電圧Voも2.5ボルトのままである。
【0038】
ここで、出力電圧Voのレベルは、第1及び第2の容量CS1,CS2の差動的な変化量、つまり、重り部15に作用する加速度の大きさに応じて変化することになるから、その出力電圧Voを利用して加速度の大きさを検出できる。
【0039】
つまり、可動電極と固定電極間容量CS1,CS2および寄生容量CP1〜CP3に関して、加速度が加わった時のセンサの出力は、可動電極と固定電極の間隔が変化し、その間の容量変化(CS1−CS2)が生じることで、発生する。詳しくは、センサ出力電圧Voは、
Vo={(CS1−CS2)+(CP1−CP2)・CP3}・V/Cf
となる。ただし、Vは第1と第2の固定電極の間の電圧差、Cfはスイッチドキャパシタ回路の帰還容量である。
【0040】
また、このセンサにおいて雰囲気温度が変化するとセンサチップ4の支持基板5に反りが発生し、固定電極の変形を招く。
具体的数値を挙げて説明すると、本センサの使用温度は、−40℃〜140℃である。また、センサの熱膨張係数の値は、支持基板5及び薄膜7を構成するシリコンが2.5ppm/℃、E=17300Kgf/mm2 であり、絶縁膜6を構成するシリコン酸化膜(SiO2 )が2.5ppm/℃、E=6600Kgf/mm2 、接着剤3を構成するシリコーン系樹脂材が100〜300ppm/℃、E=250Kgf/mm2 であり、パッケージ用プレート2を構成するセラミックス材料が7.7ppm/℃、E=31600Kgf/mm2 である。温度変化量は熱膨張係数とヤング率Eの積に比例する。
【0041】
そして、室温から低温に温度変化する場合、パッケージ用プレート2が縮むと、パッケージ用プレート2の変化量が接着剤3の変化量より大きく、接着剤3の変化量がシリコン材料およびシリコン酸化膜の変形量より大きいので、センサチップ4の支持基板5が撓む(図20参照)。この支持基板5の撓みに伴い固定電極20,24が変形しようとする。なお、可動電極16,17は、梁部14a,14bにより変形が抑えられる。
【0042】
ここで、従来のセンサ(図17,18)に比べ、本実施形態においては、四角枠状の支持基板5から突き出た固定電極の根元部22,26において貫通孔23a,23b,27a,27bが形成されており、これにより固定電極の根元部22,26を細くして熱膨張係数の差による支持基板5からの歪み(熱応力)が固定電極20,24に伝わりにくく、固定電極20,24が変形しにくい構造となっている。
【0043】
また、第1の固定電極20と支持基板5の間の寄生容量CP1と、第2の固定電極24と支持基板5の間の寄生容量CP2との関係において、第1と第2の固定電極を上面から見た面積は、同じであり、裏面形状の位置がチップ左右対称ならば、CP1=CP2となるが、加工バラツキにより、裏面形状の位置がチップ左右にズレた場合、CP1とCP2は異なり、オフセットが発生する。
【0044】
このオフセットについて詳しく説明する。加工バラツキにより、図3(b)の表側のマスクパターン(55)と裏面側のマスクパターン(54)の位置がズレた場合を考える。図9(a)に示す従来の固定電極の構造の場合においては図9(b)に示す正規の位置に貫通孔105,106および固定電極用片持ち梁構造体108,109が配置されている場合に比べ図9(c)に示すように所定量δだけズレた場合にはズレによる対向面積ΔS1は電極幅a1とズレ量δの積(=a1・δ)となる。これに対し、図10(a)に示す本実施形態の固定電極の構造の場合においては図10(b)に示す正規の位置に貫通孔8,9および固定電極用片持ち梁構造体11,12が配置されている場合に比べ図10(c)に示すように所定量δだけズレた場合にはズレによる対向面積ΔS2は幅a2とズレ量δの積(=a2・δ)となる。ここで、従来の構造での幅a1に比べ本実施形態の構造での幅a2は小さくなっており、ズレによる対向面積は小さくなる(a2・δ<a1・δ)。この対向面積が小さくなれば、ズレによる容量(C=ε・S/d)も小さくなる。その結果、2つの寄生容量の差(=CP1−CP2)も小さくなる。
【0045】
このように本例のセンサは、固定電極の根元部22,26の面積が小さくなったため、寄生容量の差(=CP1−CP2)が小さくなる。よって、センサ出力Vo={(CS1−CS2)+(CP1−CP2)・CP3}・V/Cfであるから、裏面加工のバラツキが生じても、固定電極の配線の寄生容量(CP1−CP2)・CP3が小さく、故に、オフセットの改善が図られる。
【0046】
このように、ズレによる対向面積が、裏面形状のズレた時の容量差(=CP1−CP2)に比例するので、幅Wを狭くするための貫通孔23a,23b,27a,27bが有ると、裏面形状がズレた時の容量差(=CP1−CP2)が小さくなり、オフセットが出にくい。
【0047】
次に、貫通孔(スリット)23a,23b,27a,27bの寸法に関して説明する。
図11にはスリット幅を変化させたときのセンサ出力の誤差の測定結果を示す。ここで、縦軸の誤差とは、加速度が加わっていない状態における室温でのセンサ出力V1と測定温度でのセンサ出力V2とのズレ量ΔV、つまり、
誤差ΔV={(V2−V1)/V1}×100
である。
【0048】
この図11から、スリット幅が200μmより大きくなると、即ち、全スリット幅を固定電極幅の1/2以上とすると(図1のW1値をW2値の1/2以下にすると)、センサ出力の誤差(オフセット誤差)が小さくなることが分かる。また、図11中の誤差を1%以下にしたい要求がある場合において、スリット幅を260μmより大きくすると、即ち、図1のW1値をW2値の0.35以下にすると、よいことが分かる。
【0049】
図12には所定温度におけるスリット幅を変化させたときのオフセット誤差の測定結果を示す。ここで、縦軸のオフセット誤差とは、加速度が加わっていないときのセンサ出力で室温からのズレを示している。
【0050】
この図12から、スリット幅が約200μmより大きくなると、即ち、全スリット幅を固定電極幅の約1/2以上とすると、オフセットズレが小さくなることが分かる。
【0051】
このように、本実施の形態は下記の特徴を有する。
(イ)片持ち梁構造の固定電極20,24における固定端側の根元部22,26に貫通孔23a,23b,27a,27bを形成し、根元部22,26の幅W1を固定電極20,24の幅W2よりも狭くした。よって、熱応力等により支持基板5が反る場合にも、固定電極20,24の根元部22,26の幅が狭められているので、支持基板5の反りが片持ち梁構造の固定電極20,24に伝わることが抑制される。これにより、固定電極20,24と可動電極16,17との位置ズレが防止され、センサ出力の変動を抑制することができる。このようにして、使用環境が変化しても安定したセンサ出力を得ることができる。
(ロ)固定電極は、加速度の印加に伴う可動電極16,17の変位を差動的に検出する第1および第2の固定電極20,24からなる、いわゆる差動式のセンサとしたので、好ましい。
(ハ)可動電極16,17および固定電極20,24は、それぞれ櫛歯形状をなし、この櫛歯形状の固定電極20,24における根元部の幅W1を櫛歯形状の固定電極の幅W2より狭くしたので、好ましい。
(ニ)特に、可動電極用の梁構造体10のバネ定数をKmとし、固定電極用の片持ち梁構造体11,12のバネ定数をKfとしたとき、
Kf≧Km×100
を満足させるようにしたので、加速度が加わった時にも固定電極が動かず好ましい。
(ホ)可動電極16,17と固定電極20,24との間の相対位置の変化を、両電極間の容量変化として検出するようにしたので、容量方式を採用したときにおいて、固定電極用の片持ち梁構造体11,12と支持基板5との間には固定電極の配線の寄生容量CP1,CP2が形成されるが、本センサにおいては、マスクの位置ズレがあっても、即ち、固定電極用の片持ち梁構造体11,12と支持基板5との相対的位置関係がズレた場合でも、そのズレによる寄生容量CP1,CP2を低減することができる。その結果、オフセットの改善を図ることができる。
(へ)固定電極の根元部22,26の幅W1を、固定電極20,24の幅W2の1/2以下にしたので、センサ出力の誤差を小さくすることができる。
【0052】
以下、別例を説明していく。
図2に代わる構成として、図13(a)に示すように、支持基板5に貫通孔8(図2参照)を設けることなく、絶縁膜6に設けた貫通孔9にて可動・固定電極を可動にする。製造の際には、図13(b)に示すように、SOIウエハを用意し、図13(c)に示すように、シリコン薄膜7に対しエッチングによりトレンチ(23a等)を形成し、その後に、図13(a)に示すように、所定領域の絶縁膜6を犠牲層エッチングして貫通孔9を形成する。
【0053】
あるいは、図1,2に代わる構成として、図14に示すように、SOI基板を用いるのではなく絶縁基板70の上にシリコン薄膜71を直接接合し、絶縁基板70に形成した凹部72にて可動・固定電極を可動にする。製造の際には、図15(a)に示すように、絶縁基板70を用意し、所定領域に凹部72を形成し、図15(b)に示すように、絶縁基板70とシリコンウエハ71を張り合わせる。その後、図15(c)に示すように、シリコンウエハ71を研磨して薄膜化する。そして、図14に示すように、シリコン薄膜71に対しエッチングによりトレンチ(23a,23b,27a,27b等)を形成する。
【0054】
あるいは、図2に代わる構成として、図16(a)に示すように、SOI基板を用いるのではなく絶縁基板80の上にシリコン薄膜81を直接接合し、シリコン薄膜81に形成した凹部82にて可動・固定電極を可動にする。製造の際には、図16(b)に示すように、シリコン基板81を用意し、所定領域をエッチングして凹部82を形成する。さらに、図16(c)に示すように、絶縁基板80とシリコン基板81を張り合わせ、その後、シリコン基板81を研磨して薄膜化する。そして、図16(a)に示すように、シリコン薄膜81に対しエッチングによりトレンチ(23b等)を形成する。
【0055】
また、他の別例として、図1,2では固定電極20(24)の根元部22(26)において両方の側面に貫通孔23a,23b(27a,27b)を設けたが、一方の側面のみ貫通孔を設けてもよい。ただ、望ましい固定電極の根元部の形状は、櫛歯の固定電極の中央部に細長い形状をしていることである。
【0056】
また、半導体加速度センサの他にも、半導体角速度センサに適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態における半導体加速度センサの平面図。
【図2】 図1におけるA−A線での縦断面図。
【図3】 半導体加速度センサの製造工程を説明するための断面図。
【図4】 半導体加速度センサの製造工程を説明するための断面図。
【図5】 センサに形成される容量を説明するための平面図。
【図6】 図5のB−Bでの断面においてセンサに形成される容量を説明するための断面図。
【図7】 容量変化検出回路の回路構成図。
【図8】 各種の波形図。
【図9】 オフセットを説明するための説明図。
【図10】 オフセットを説明するための説明図。
【図11】 誤差の測定結果を示す図。
【図12】 オフセットの測定結果を示す図。
【図13】 別例の半導体加速度センサを説明するための図。
【図14】 別例の半導体加速度センサを説明するための図。
【図15】 別例の半導体加速度センサを説明するための図。
【図16】 別例の半導体加速度センサを説明するための図。
【図17】 従来の半導体加速度センサの平面図。
【図18】 図17におけるD−D線での縦断面図。
【図19】 使用温度の変化による影響を説明するための図。
【図20】 使用温度の変化による影響を説明するための図。
【符号の説明】
5…支持基板、7…半導体薄膜、10…可動電極用梁構造体、11…第1の固定電極用片持ち梁構造体、12…第2の固定電極用片持ち梁構造体、15…重り部、16…可動電極、17…可動電極、20…固定電極、22…根元部、23a,23b…貫通孔、24…固定電極、26…根元部、27a,27b…貫通孔、W1…幅、W2…幅。

Claims (5)

  1. 支持基板の上にセンサエレメント用半導体基板が配置され、センサエレメント用半導体基板にて重り部と可動電極を有する梁構造体および固定電極を有する片持ち梁構造体が区画形成され、梁構造の前記重り部に設けた可動電極と片持ち梁構造の固定電極が対向配置され、固定電極に対する力学量の印加による可動電極の変位を検出するようにした半導体力学量センサにおいて、
    前記可動電極および固定電極は、それぞれ櫛歯形状をなし、片持ち梁構造の、この櫛歯形状の固定電極における固定端側の根元部の幅を櫛歯形状の固定電極の幅よりも狭くしたことを特徴とする半導体力学量センサ。
  2. 前記固定電極は、力学量の印加に伴う可動電極の変位を差動的に検出する第1および第2の固定電極からなるものである請求項1に記載の半導体力学量センサ。
  3. 前記可動電極用の梁構造体のバネ定数をKmとし、前記固定電極用の片持ち梁構造体のバネ定数をKfとしたとき、
    Kf≧Km×100
    を満足させるようにした請求項1または2に記載の半導体力学量センサ。
  4. 前記可動電極固定電極との間の相対位置の変化を、両電極間の容量変化として検出するようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体力学量センサ。
  5. 記固定電極における固定端側の根元部の幅を、固定電極の幅の1/2以下にした請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体力学量センサ。
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