JP4400789B2 - 釣り用ウエーダ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、釣りを行なうに際して着用される釣り用ウエーダに関する。
従来、例えば、水に立ち込んだ状態で行なう釣りでは、釣り人は、足先から胴にかけて防水性を有する材料で形成された履物(ズボン)を着用している。このような履物は、一般的に「釣り用ウエーダ」と総称されており、胴長靴と呼ばれるズボン付きの長靴、靴下とズボンが一体になったタイツ型、或いは、鮎釣り等で多く着用される防水性を有する材料で形成したズボン(鮎タイツとも称される)等がある。
上記したような釣り用ウエーダを着用して釣りを行なう場合、釣り人は、川の中を動き回ったり、川を渡ったり、或いは岩場や草むら等、足場が悪い場所を通ったり、膝を付いて作業をしたりするため、ウエーダ表面が擦り切れやすいという問題がある。このため、例えば、特許文献1に開示されているように、ウエーダ本体の表面に、膝当てや脛当て等の補強用の当て部材(補強部材)をあてて止着することが行なわれている。
しかし、上記したような当て部材をウエーダ本体に対して、当て部材全面に亘って接着剤等によって止着すると、介在された接着剤の影響も加わり、当て部材を止着した部分が硬くなって曲げにくく圧迫感も生じてしまう。このため、このような部分を有するウエーダを着用すると、疲れ易くなるという問題がある。
そこで、従来では、当て部材の周縁部をウエーダ本体に対して縫着によって止着し、裏面側から縫着部分にシール用のテープを止着することが行なわれている。
実開昭58−155313号
上記したように、当て部材の周縁部を縫着することにより、圧迫感を緩和することが可能となるものの、縫着部分から水が滲入して、水から上がった際に、当て部材の部分が袋状になって水が溜まってしまい、歩き難くなるという問題がある。このため、当て部材の周縁部を縫着するに際しては、例えば、下側の一部を非縫着にして水抜き用の開口を形成しておくことで、水から上がった際に、内部に袋状に溜まった水を直ちに排出するように構成することが考えられる。
ところが、このように下側に水抜き用の開口を形成しておくだけでは、水に入った際にウエーダ本体と当て部材との間に空気が溜まってしまい、水の中で動き難くなるという問題がある。さらに、ウエーダ使用後において、ウエーダ本体と当て部材との間に残った水が乾き難いという問題もある。
本発明は、上記した問題に基づいてなされたものであり、ウエーダ本体に当て部材を止着したウエーダにおいて、水の中に入った際に、当て部材の部分において空気が溜まり難くした釣り用ウエーダを提供することを目的とする。
また、本発明は、当て部材の部分において残留した水分が速やかに乾燥できるようにした釣り用ウエーダを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明に係る魚り用ウエーダは、補強用の当て部材を有しており、前記当て部材の周縁部をウエーダ本体に止着すると共に、前記当て部材の上端側に前記当て部材の内側に通じる開口を設けており、前記開口は、当て部材の中心から左右いずれかにずらせて設けられていることを特徴とする。
上記した構成の釣り用ウエーダによれば、釣り人がウエーダを着用して水の中に入った際に、空気は上端側に設けられた開口を通じて外部に抜けることから、空気がウエーダ本体と当て部材との間に袋状になって溜まることが防止され、水の中で動き難くなるようなことはない。
また、上記した目的を達成するために、本発明に係る釣り用ウエーダは、補強用の当て部材を有しており、前記当て部材の周縁部をウエーダ本体に止着すると共に、前記当て部材の上下方向それぞれに、少なくとも1箇所以上、当て部材の内側に通じる開口を設けたことを特徴とする。
上記したように、当て部材の上下方向それぞれに、少なくとも1箇所以上の開口を形成しておくことにより、水の中に入った際に、空気は上方向に設けられた開口を通じて外部に抜けることから、空気がウエーダ本体と当て部材との間に袋状になって溜まることが防止され、水の中で動き難くなるようなことはない。また、水から上がった際に、ウエーダ本体と当て部材との間に溜まっている水は、下方向に設けられた開口を通じて外部に排出されることから、歩き難くなるようなこともない。そして、上下方向に設けられた開口により、当て部材全体に亘って空気の抜けが良くなり、残留した水分を速やかに乾燥させることが可能になる。
本発明の釣り用ウエーダによれば、水の中に入った際に、当て部材の部分で空気が溜まることが防止され、水の中で歩き難くなることが防止される。また、本発明の釣り用ウエーダによれば、当て部材の部分において残留した水分を速やかに乾燥させることが可能になる。
図1から図3は、本発明に係る釣り用ウエーダの第1の実施形態を示す図であり、図1は、その正面図、図2は、図1のA−A線に沿った断面図、そして、図3は、図1のB−B線に沿った断面図である。
図1に示すように、釣り用ウエーダ1の本体1Aは、ズボン部2に靴部(長靴部)3が取り付けられた構成となっており、これらはゴムや合成樹脂等からなり、防水性を有するように形成されている。そして、ズボン部2の前側の膝から脛部分にかけて、ゴムや合成樹脂、合成樹脂繊維などからなるシート状の補強部材の当て部材10が本体1Aの表面に取り付けられて本体1Aが補強されている。
本実施形態では、当て部材10は矩形状に形成されており、その周縁部が内側に折り返されて、折り返し部10aに沿ってウエーダ本体1Aに縫着されている(縫着部を符号12で示す)。従って、当て部材10の周縁部がウエーダ本体1Aに止着され、周縁部の内側は止着されることなくウエーダ本体1Aに重ねられた状態(添付されて空間Sが形成された状態)となっている。このため、両者は独立して動くことが可能となって、向かい合った位置が変移(ずれること)可能となり、これにより、当て部材10を設けた部分が硬くなくなって、曲げ易く、圧迫感が少なくなり疲れることが防止される。
前記当て部材10の周縁の縫着部(止着部)12は、一部縫着することなく、ウエーダ本体1Aと当て部材10との間に、当て部材内側(内部空間S)に通じる開口15a,15bが形成されている。
本実施形態における開口15a,15bは、当て部材10の上下方向(上端位置と下端位置)に、夫々2箇所、計4箇所設けられており、各開口は、当て部材10の上端部の左右(角の部分であり、当て部材の中心Eから左右にずれた位置;開口15a)と、上端部と同様、下端部の左右(開口15b)に設けられている。この場合、当て部材10の角部は、水平方向に対して斜め方向に切欠かれており、この部分を非止着領域とすることで開口15a,15bが形成されている。
上記した構成の釣り用ウエーダによれば、下端側に設けられた開口15bは、主に水抜き孔として機能し、ウエーダ本体1Aと当て部材10との間の空間Sに水が溜まることを防止する役目を有する。また、上端側に形成された開口15aは、ウエーダを履いて水に入ったとき、ウエーダ本体1Aと当て部材10との間の空間Sに空気が溜まることを防止する役目を果たす(水抜き用の開口としての作用効果もある)。また、本実施形態では、開口15a,15bを、矩形状の当て部材10の上下の端部位置(当て部材10全体として見た場合、最も上端位置と下端位置)に形成したことで、当て部材10の内部に溜まった空気や水を最も効率良く排出することが可能になる。そして、上下方向に沿って、夫々開口15a,15bを形成したことにより、空気の流通が良好になり、使用しないウエーダを干したときに乾燥を速めることが可能になる。
また、本実施形態における開口15a,15bには、当て部材10の周縁部を内側に折り曲げた折り返し部10aが形成されているため、開口部分が補強されて破け難くなっている。また、本実施形態における各開口15a,15bは、当て部材10の中心Eから左右にずれた位置(正面に位置しない部分)に設けられているため、例えば当て部材10が足(膝)に沿って湾曲した時など最も突出したところ(前方側)に位置せず使用時に他物に当たったり、他物に引っ掛けて破損し難くなっている。この場合、開口15a,15bは、水平線(水面の線)Fに対して傾斜して設けられているため、より他物に引っ掛り難くなっており、破損し難くなっている。もちろん、開口については、正面に位置する部分に形成しても良い。
なお、本実施形態における当て部材10とウエーダ本体1Aとの間の止着は、縫着によって行なっているが、このように縫着した場合、ウエーダ本体1Aの内側に防水用部材(防水テープ)20を貼着して縫着部から水が浸入しないように構成しておくことが好ましい。
図4から図6は、本発明に係る釣り用ウエーダの第2の実施形態を示す図であり、図4は、その正面図、図5は、図4のC−C線に沿った断面図、そして、図6は、図4のD−D線に沿った断面図である。
上記した実施形態では、当て部材10に設けられる開口を、当て部材10の周縁部とウエーダ本体1Aとを非接着にすることで構成されていたが、この実施形態のように、当て部材10の表面に孔(開口)25を形成しておくことで構成しても良い。本実施形態では、上下方向に形成される開口の内、上側の開口を当て部材10の表面に形成した3つの孔25によって構成してある。
このような構成においても、上記した実施形態と同様な作用効果を得ることが可能となる。なお、当て部材10の表面に開口25を形成することに加え、上記した実施形態のように、当て部材10の上端部に開口15aを併せて形成しておいても良いし、或いは、当て部材10の下側の表面に孔25と同様な孔を形成しておいても良い。或いは、上記した実施形態のような開口15a,15bを形成することなく、当て部材10の表面の上下方向に孔25を形成した構成であっても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることはなく、例えば、以下のように種々変形することが可能である。
当て部材10の形状は、上記した実施形態の矩形以外にも、多角形状にしたり円形状(楕円形状)にする等、種々変形することが可能である。この場合、開口は、当て部材の上方向(上端側)、或いは上下方向(上端側及び下端側)に設けられていれば良い。なお、上下方向に設ける場合、上記した空気抜きの効果、及び水抜きの効果が充分に発揮できるように、空気が確実に排出可能であり、かつ水が確実に排出可能となるように、図1に示したように、当て部材の上端位置、及び下端位置に形成することが好ましい。
また、開口の個数や大きさについては、特に限定されることはないが、あまり開口を大きくしすぎると、他物が引っ掛かり易くなったり、補強部材としての効果が減少されるため、適度な大きさに形成しておくのが良い。また、開口を形成する位置に関しては、例えば、当て部材10の側部にする等、適宜変形することが可能である。
また、当て部材10とウエーダ本体1Aとの止着方法については、両者の構成材料によって変更することが可能である。例えば、ゴムや樹脂系の材料であれば、接着したり、溶着等しても良い。また、当て部材10は、その周縁部がウエーダ本体1Aに対して止着されるが、釣り人に対する圧迫感等が軽減されるのであれば、周縁部以外に止着部があっても差し支えない。さらに、開口15a,15bには、折り返し部10aが形成されていない構成であっても良い。
また、当て部材10は、膝や脛部を補強するように設けるだけでなく、ウエーダ本体1Aの他の部分に設けても良く、例えば、尻当てとして尻部に設けても良い。
本発明に係る釣り用ウエーダの第1の実施形態を示す正面図。 図1のA−A線に沿った断面図。 図1のB−B線に沿った断面図。 本発明に係る釣り用ウエーダの第2の実施形態を示す正面図。 図4のC−C線に沿った断面図。 図4のD−D線に沿った断面図。
符号の説明
1 釣り用ウエーダ
1A ウエーダ本体
2 ズボン部
3 靴部
10 当て部材
10a 折り返し部
12 縫着部(止着部)
15a,15b 開口
20 防水用部材
25 孔(開口)

Claims (4)

  1. 補強用の当て部材を有する釣り用ウエーダにおいて、
    前記当て部材の周縁部をウエーダ本体に止着すると共に、前記当て部材の上端側に前記当て部材の内側に通じる開口を設けており、
    前記開口は、当て部材の中心から左右いずれかにずらせて設けられていることを特徴とする釣り用ウエーダ。
  2. 前記開口には、当て部材の周縁を内側に折り曲げた折り返し部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の釣り用ウエーダ。
  3. 補強用の当て部材を有する釣り用ウエーダにおいて、
    前記当て部材の周縁部をウエーダ本体に止着すると共に、前記当て部材の上下方向それぞれに、少なくとも1箇所以上、当て部材の内側に通じる開口を設けたことを特徴とする釣り用ウエーダ。
  4. 前記上下方向それぞれに設けられた開口は、前記当て部材の上端位置、及び下端位置であることを特徴とする請求項3に記載の釣り用ウエーダ。
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