JP4399467B2 - プラズマディスプレイパネルの蛍光体層形成装置 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの蛍光体層形成装置 Download PDF

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この発明は、プラズマディスプレイパネル(以下PDPという)の製造工程に用いられ、表面に複数のリブ(隔壁)を有する基板の各リブ間に蛍光体層を形成する装置に関する。
従来のPDPの蛍光体層形成装置や方法においては、複数のノズル(いわゆるマルチノズル)を有するノズルヘッドを用いて蛍光体ペーストをリブ間の溝に塗布するようにしたものが知られている。
ところで、リブ間の溝に塗布される蛍光体ペーストの塗布幅がばらつくと、それがPDPの表示特性に悪影響を及ぼすため、表示品質の高いPDPを得るためには、塗布幅を高精度に管理する必要がある。
そのため、蛍光体ペーストの粘度を比較的低く設定し、蛍光体ペーストの表面張力を利用して塗布したり、ノズルの長さと口径との関係を種々制御するようにしたものが知られている(例えば、特開平11−40065号公報,特開平11−73882号公報参照)。
このような蛍光体層形成装置では、蛍光体ペーストを収容する容器に、複数のノズルを有するノズルヘッドを接続し、容器に一定の圧力を印加することにより所定の吐出速度で蛍光体ペーストをノズルから吐出し一定の塗布幅を保持するようにしている。
しかしながら、蛍光体ペーストは一般にチクソトロピー性(かきまぜたり振動を与えたりすることによってゲルが流動性のゾルに変わり、これを放置すると再びゲルにもどる性質で、揺変性ともいう)を有するため、ノゾルからの吐出開始直後には吐出量が小さく、徐々に増大して設定量に達する。従って、吐出開始時に塗布される蛍光体ペーストの塗布幅が他の部分に比べて狭くなるという問題がある。
この発明はこのような事情を考慮してなされたもので、蛍光体ペーストの吐出開始時において、ノズルヘッドの移動速度を低くしたり、吐出量の不足量を一時的に補充したりすることにより、吐出開始時から塗布幅を一定に保持することが可能なプラズマディスプレイパネルの蛍光体層形成装置を提供するものである。
この発明は、プラズマディスプレイパネルを構成する基板の表面にノズルヘッドから蛍光体ペーストを吐出して塗布する構成のプラズマディスプレイパネルの蛍光体層形成装置において、前記ノズルヘッドは、蛍光体ペースト供給部から供給される蛍光体ペーストを収容してノズルへ供給するための収容室を備え、当該収容室に収容室の壁面の一部を構成するダイヤフラムと、当該ダイヤフラムを作動させて収容室の容積を制御するアクチュエータとを設けてなることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの蛍光体層形成装置を提供するものである。
(1)蛍光体ペーストの吐出開始後の所定時間において収容室の容積を縮小するように制御すればノズルからの蛍光体ペーストの吐出量が増量されることにより、蛍光体ペーストの塗布幅が始端で細くなる現象を解消できる。また(2)蛍光体ペーストの塗布終了時において収容室の容積を拡大するように制御すればノズルの蛍光体ペーストを収容室へ引き戻して不要な滴下を防止することができる。
この発明において、制御部がノズルからの蛍光体ペーストの吐出量の変化に応じてノズルヘッドと載置台との相対移動速度を変化させる場合には、蛍光体ペースト吐出開始時から吐出量が徐々に増大するとき、その増大の程度に応じて前記相対移動速度を増大させればよい。
また、ノズルヘッドにノズルへ供給する蛍光体ペーストを補充する補充部を備える場合には、制御部はノズルの蛍光体ペースト吐出開始時にその吐出量が所定値になるよう補充部を制御してもよい。
また、この場合、ノズルヘッドは供給部から受けた蛍光体ペーストを収容してノズルへ供給するための収容室を備え、前記補充部が、収容室の壁面の一部を構成するダイヤフラムと、ダイヤフラムを作動させるアクチュエータとから構成されてもよい。
この発明に係るプラズマディスプレイパネル(PDP)は、対向する2枚の基板間に局部的に放電を発生させ、基板上に区画形成された蛍光体層を励起・発光させるようにしたものである。これは、例えば、図1に示すような一対の基板アッセンブリ50,50aから構成(1画素分)される。
基板アッセンブリ50aにおいては、前面側のガラス基板11の内面に、基板面に沿った面放電を生じさせるためのサステイン電極X,Yが、ライン毎に一対ずつ配列される。サステイン電極X,Yは、それぞれがITO薄膜からなる幅の広い直線帯状の透明電極41と金属薄膜からなる幅の狭い直線帯状のバス電極42とから構成される。
バス電極42は、適正な導電性を確保するための補助電極である。サステイン電極X,Yを被覆するように誘電体層17が設けられ、誘電体層17の表面には保護膜18が蒸着される。誘電体層17及び保護膜18はともに透光性を有している。
次に、基板アッセンブリ50においては、背面側のガラス基板21の内面に、サステイン電極X,Yと直交するようにアドレス電極Aが配列される。各アドレス電極Aの間に、帯状(図では直線状)の隔壁つまりリブrが1つずつ設けられる。
基板アッセンブリ50では、隣接するリブrによってアドレス電極方向に連通した細長い溝状の放電空間30がライン方向にサブピクセル(単位発光領域)EU毎に区画され、且つ放電空間30の間隙寸法が規定される。
なお、隔壁はサステイン電極対の間の非放電部(逆スリット)に対応する部分で隔壁間間隔を狭くするための突起部を付属させたり、当該部位の隔壁間溝底部に隔壁よりも背の低い障壁を付属させることができ、本発明ではこれらの形状を含めて帯状と定義する。
そして、細長い溝内にはアドレス電極Aの上部及びリブrの側面を含めて背面側の壁面を被覆するように、カラー表示のためのR,G,Bの3色の蛍光体層28が設けられる。
リブrは低融点ガラスからなり、紫外線に対して不透明である。なお、リブrの形成方法としては、例えばベタ膜状の低融点ガラス層の上にフォトリソグラフィによってエッチングマスクを設け、サンドブラストでパターニングする工程が用いられる。
マトリクス表示の1ラインにはサステイン電極対12が対応し、1列には1本のアドレス電極Aが対応する。そして、3列が1ピクセル(画素)EGに対応する。つまり、1ピクセルEGはライン方向に並ぶR,G,Bの3つのサブピクセルEUからなる。
アドレス電極Aとサステイン電極Yとの間の対向放電によって、誘電体層17における壁電荷の蓄積状態が制御される。サステイン電極X,Yに交互にサステインパルスを印加すると、所定量の壁電荷が存在するサブピクセルEUで面放電(主放電)が生じる。
蛍光体層28は、面放電で生じた紫外線によって局部的に励起されて所定色の可視光を放つ。この可視光の内、ガラス基板11を透過する光が表示光となる。リブrの配置パターンがいわゆるストライプパターンであることから、放電空間30の内の各列に対応した部分は、全てのラインに跨がって列方向に連続している。各列内のサブピクセルEUの発光色は同一である。
このようなPDPの製造に際して、蛍光体層28は、図1に示すように、基板21上にアドレス電極Aとリブrを設けた後に形成される。
また、蛍光体ペーストは、粉末状蛍光物質と合成樹脂を溶剤に溶かしたものであり、蛍光体ペーストにおける蛍光物質の含有量は60〜10重量%が適当である。
蛍光体ペーストに含まれる蛍光物質はその発光色により異なり、具体的には、Y2 3 :Eu、YVO4 :Eu、(Y,Gd)BO3 :Eu,Y2 3 S:Eu、γ−Zn3 (PO4 2 :Mn、(Zn,Cd)S:Ag(以上赤色)、Zn2 GeO2 :Mn、BaAl1219:Mn、Zn2 SiO4 :Mn、LaPO4 :Tb、ZnS:(Cu,Al)、ZnS:(Au,Cu,Al)、(Zn,Cd)S:(Cu,Al)、Zn2 SiO4 :(Mn,As)、Y3 Al5 12:Ce、Gd2 2 S:Tb、Y3 Al5 12:Tb、ZnO:Zn(以上緑色)、Sr5 (PO4 3 Cl:Eu、BaMgAl1423:Eu、BaMgAl1627:Eu、BaMgAl1017:Eu、ZnS:Ag、Y2 SiO3 :Ce(以上青色)等が上げられる。
また、蛍光体ペーストに含まれる合成樹脂には当該分野で公知の樹脂をいずれも使用することができる。具体的には、エチルセルロース、ニトロセルロース、アクリル樹脂、ポリビニルアルコール等が挙げられ、更に感光性樹脂等を含んでいてもよい。一方、溶剤としては、アルコール類、テルピネオール、ブチルカルビトールアセテート(BCA)、ブチルカルビトール、トルエン、酢酸ブチル等が挙げられる。
蛍光体ペーストを吐出するノズルヘッドにおいて、ノズル内径はリブ間隔よりも小さくなるように設定されるが、ノズル先端はリブとリブとの間に挿入されることがないので、先端の外径はリブ間隔よりも大きくてもよい。例えば、リブの間隔が250〜300μmのときには、ノズルは内径200〜250μm、外径400〜450μm程度のものが好ましい。また、ノズルヘッドには、複数本(例えば、50〜150本)のノズルをリブピッチの整数倍のピッチで一列に配列したものを用いることができる。
実施例
以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する。これによってこの発明が限定されるものではない。
図2はこの発明の実施例の構成を示す説明図であり、この実施例では図1に示すアドレス電極Aとリブrとを有する基板21に蛍光体層28を形成するため、蛍光体ペーストをリブrの間の溝に塗布する装置について説明する。
図2において、マニピュレータ1はシャフト2を水平に保持しながら矢印Z1,Z2方向(Z軸方向)に昇降させるZ軸移動装置3a,3bと、シャフト2に支持されて矢印Y1,Y2方向(Y軸方向)に摺動するY軸移動装置4と、Z軸移動装置3a,3bを紙面に対して垂直(X軸方向)に往復移動させるX軸移動装置5a,5bと、基板21を載置する載置台7を備える。ノズルヘッド51はY軸移動装置4の把手6に固定される。
蛍光体ペーストを収容する収容タンク52はチューブ53,54と電磁バルブ55を介して加圧タンク56に接続される。圧縮空気源(例えばエヤコンプレッサ)57は圧力調整器61,電磁バルブ62およびチューブ58,59,60を介して加圧タンク56に接続され、収容タンク52から加圧タンク56へ収容された蛍光体ペーストを加圧するようになっている。加圧タンク56は電磁バルブ63とチューブ64,65を介してノズルヘッド51へ接続されている。
図3はノズルヘッド51の正面図であり、図4は図3のA−A矢視断面図である。
これらの図において、本体80はチューブ65から供給される蛍光体ペーストを収容する収容室81を内部に備え、本体80の底面には、収容室81に連通して下向きに突出する107本のノズルN1〜N107がピッチPnで一列に配列されている。
ここで、ノズルN1〜N107は長さが15mm,外径が400μm,内径が200μmである。
また、本体84の裏面には、図4に示すようにノズルN1〜N107から吐出される蛍光体ペーストを補充する3つの補充部84が収容室81内に露出して設けられている。ここでは補充部84は収容室81の壁面の一部を構成するダイヤフラム101と、ダイヤフラム101を矢印方向に往復作動させるアクチュエータ102と、ハウジング100から構成される。
なお、アクチュエータ102にはモータ方式のものやエヤーシリンダ方式のものが使用できる。
図8は図2に示す装置の制御部を説明するブロック図である。マイクロコンピュータを内蔵する制御部103は、各種条件を入力するキーボード104からの出力を受けて、圧力調整器61,電磁バルブ55,62,63,X軸移動装置5a,5bを駆動するX軸モータ105,Y軸移動装置4を駆動するY軸モータ106,Z軸移動装置3a,3bを駆動するZ軸モータ107およびアクチュエータ102を制御すると共に、キーボード104からの入力条件などをCRT108に表示させる。
このような構成において、次のようにして図1に示す基板21のリブr間の溝にまず赤色用蛍光体ペーストが塗布される。この実施例では、基板21として42インチPDP(パネルサイズ980mm×580mm)用のものを使用し、予め表面には2569本のリブr(図1)がピッチPrで平行に設けられ、それによって2568本の溝が形成されている。
ここで、リブピッチPrは(1.08/3)mmに設定され、ノズルピッチPnとリブピッチPrとの関係は、Pn=6Prとなっている。
そこで、図2に示す基板21はリブrの長手方向が紙面に垂直になるように載置台7の上に載置される。図6に示すように基板21の蛍光体ペースト塗布領域Sは1つの小領域が6×107本の溝を有するように境界線Lを境にして4つの小領域S1〜S4に分割され、まず、小領域S1から塗布工程が開始される。
ノズルN1〜N107とリブrとの位置合わせおよびノズルN1〜N107とリブrとのギャップの調整をX軸移動装置5a,5b,Y軸移動装置4,Z軸移動装置3a,3bをそれぞれ駆動して行う。そして、予め収容タンク52に収容した赤色用の蛍光体ペーストの1部をバルブ55の作動により加圧タンク56に供給した後、圧縮空気源57から圧力調整器61と電磁バルブ62を介して空気圧を加圧タンク56に印加する。そこで電磁バルブ63を開くと蛍光体ペーストはノズルヘッド51に供給され、ノズルN1〜N107は図5に示すようにリブr間の所定の溝に対する蛍光体ペーストの吐出を開始する。
それと同時にX軸移動装置5a,5bによりノズルヘッド51をリブrの前端から後端へ前進させた後、電磁バルブ63を閉じてノズルN1〜N107の吐出を停止させる。それによってピッチPn,つまりピッチ6Prの107本の溝に全長にわたって蛍光体ペーストが塗布される。これによって図6の矢印(1)で示す工程が終了する。
次に、Y軸移動装置4によりノズルヘッド51をY2方向(図2)に3Prだけ移動させる。次に、電磁バルブ63を開いてノズルN1〜N107から蛍光体ペーストを吐出させながら、ノズルヘッド51をX軸移動装置5a,5bによりリブrの後端から前端へ後退させた後、電磁バルブ63を閉じてノズルN1〜N107の吐出を停止させる。これによって図6の矢印(2)で示す工程が終了する。
上記塗布工程を図6の矢印(3)〜(8)に示すようにくり返すことにより、赤色用蛍光体層を形成すべきすべての溝に赤色用の蛍光体ペーストが塗布される。次に、図2と同等な装置をそれぞれ用いて緑色用および青色用の蛍光体ペーストを同様に塗布し、基板21に対する三色の蛍光体ペーストの塗布作業を終了する。
このようにして塗布作業が行われるが、蛍光体ペーストはチクソトロピー性を有するため吐出開始時の吐出量が設定値よりも小さくなり、その結果、各溝に塗布される蛍光体ペーストの幅がその始端から徐々に太くなるという現象が生じる。 この現象に対してこの発明では次のような2つの対策を講じている。
(1)吐出開始直後のノズルヘッドの速度制御
図9の(a)は蛍光体ペーストの吐出をオン・オフする電磁バルブ63(図2)のオン・オフ状態を示し、同図の(b)はX軸移動装置5a,5bの速度変化を示すタイムチャートである。
制御部103は、図9の(a)に示すように電磁バルブ63をオンさせ、蛍光体ペーストの吐出が開始すると同時にX軸モータ105を起動させ、X軸移動装置5a,5bの速度が曲線(イ),(ロ)又は(ハ)に沿って上昇し、やがて定常速度Vに達するように制御する。
つまり、吐出開始直後からの吐出量の変化に応じてノズルヘッド51の移動速度を制御する。従って、蛍光体ペーストの塗布幅が始端で細くなる現象が解消され、始端から終端まで一定幅で蛍光体ペーストが塗布される。
なお、図9の(b)における速度変化曲線(イ),(ロ)又は(ハ)は、予め制御部103に記憶設定されているので、蛍光体ペーストのチクソトロピー性の度合いに応じてキーボード104を操作することによりそのいずれかを選択することができる。
(2)吐出開始直後の蛍光体ペーストの補充
図10(a)は蛍光体ペーストの吐出をオン・オフする電磁バルブ63(図2)のオン・オフ状態を示し、同図(b)はアクチュエータ102の作動状態を示すタイムチャートである。
制御部103は、図10の(a)に示すように電磁バルブ63をオンさせて蛍光体ペーストの吐出が開始すると、ダイヤフラム101が図4の状態から収容室81の内部へ最も押し込まれた状態になるように時間T1にわたってアクチュエータ102を連続的に作動させる。これによって収容室81の容積が徐々に縮小され、ノズルN1〜N107への蛍光体ペーストの供給量がその縮小容積に対応して増量される。従って、蛍光体ペーストの塗布幅が始端で細くなる現象が解消される。
また、制御部103は、図10に示すように電磁バルブ63のオフ時に時間T2だけアクチュエータ102を逆方向に作動させてダイヤフラム101を図4の状態に復帰させるようにしている。これはバルブ63のオフ時、つまり蛍光体ペーストの塗布終了時にノズルN1〜N107の蛍光体ペーストを収容室81へ引き戻して不要な滴下を防止するためである。
このようにして、蛍光体ペーストは始端から終端まで一定幅で塗布される。
なお、アクチュエータ102の作動開始から完了までに要する時間T1およびT2、つまり作動速度については、蛍光体ペーストのチクソトロピー性の度合いやその他の条件などから決定した最適値をキーボード104を操作することにより設定することができる。
上記の対策(1)および(2)については、いずれか適当な方を選択して用いもよいし、併用してもよい。
この発明に係るPDPの要部構成を示す斜視図である。 この発明の実施例を示す構成説明図である。 この発明のノズルヘッドの正面図である。 図3のA−A矢視断面図である。 この発明の蛍光体ペースト塗布状況を示す説明図である。 この発明の基板の平面図である。 図6のB部拡大側面図である。 この発明の制御部を示すブロック図である。 この発明のノズルヘッド速度の変化を示すタイムチャートである。 この発明のアクチュエータの動作を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 マニピュレータ
2 シャフト
3a Z軸移動装置
3b Z軸移動装置
4 Y軸移動装置
5a X軸移動装置
5b X軸移動装置
6 把手
7 載置台
51 ノズルヘッド
52 収容タンク
53 チューブ
54 チューブ
55 電磁バルブ
56 加圧タンク
57 圧縮空気源
58 チューブ
59 チューブ
60 チューブ
61 圧力調整器
62 電磁バルブ
63 電磁バルブ
64 チューブ
65 チューブ
80 本体
81 収容室
84 補充部
100 ハウジング
101 ダイヤフラム
102 アクチュエータ
N1 ノズル
N2 ノズル
N3 ノズル
N106 ノズル
N107 ノズル

Claims (1)

  1. プラズマディスプレイパネルを構成する基板の表面にノズルヘッドから蛍光体ペーストを吐出して塗布する構成のプラズマディスプレイパネルの蛍光体層形成装置において、前記ノズルヘッドは、蛍光体ペーストを吐出するノズルと、蛍光体ペースト供給部から供給される蛍光体ペーストを収容してノズルへ供給するための収容室を備え、当該収容室に収容室の壁面の一部を構成するダイヤフラムと、当該ダイヤフラムを作動させて収容室の容積を制御するアクチュエータとを設けてなることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの蛍光体層形成装置。
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