JP4396654B2 - 撮像装置、および露出制御方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

撮像装置、および露出制御方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、および露出制御方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。さらに詳細には、適切な露出補正値の設定を可能とした撮像装置、および露出制御方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
近年のデジタルカメラは、自動露出補正機能により、様々な環境化においても適正な露出で撮影することが可能となっている。すなわち、明るさを自動的に検出して、検出情報に従って適正な露出を決定し、決定した露出で撮影を実行することで、現状の明るさに適応した画像を撮影することが可能な構成となっている。
しかし、全ての環境下において、自動露出補正機能によって適切な露出補正を行われるわけではない。すなわち、目的とする被写体と光照射方向との関係によっては、カメラにおいて測定された明るさが、目的とする被写体の明るさに対応しない場合もあり、このような場合、自動露出補正による撮影画像は、ユーザの意図する画像とは異なるものとなる場合がある。また、自動露出補正機能を使用することなくユーザが自らの好みで露出を調整したいという場合もある。
多くのデジタルカメラは、自動露出補正機能を解除して、ユーザの操作によって手動で露出調整を行なう機能を持つ。ユーザが手動で露出補正を行う場合、多くのカメラでは、例えばカメラの表示部に補助情報を提示して、補助情報に基づいてユーザが操作部を操作して調整を行なわせる構成となっている。ユーザに提示する補助情報としては、例えば輝度データのヒストグラム表示などがある。ユーザは、この補助情報を参照しながら、経験や勘により露出補正値(EV値)を調整して撮影を行うことになる。
露出調整は、一般的に露出補正値(EV値)を設定する処理として実行される。例えば露出補正値(EV値)の設定範囲:−2.0EV〜2.0EVの範囲で、適当と思われるEV値を設定することになる。露出調整に慣れたユーザであれば、撮影環境の明るさに対応して設定すべきEV値を容易に決定することも可能であるが、一般的なユーザは、各EV値がどの程度の明るさに適当なのかを知らない場合が多い。このような場合、ユーザは、自分の撮りたい画像に適応する露出補正値(EV値)の設定処理を正しく行なうことができない。
すなわち、カメラの調整を自ら実行する撮影に慣れていないユーザにとっては、最適な露出調整を行なうことができないという問題がある。例えば、カメラの表示部に輝度データのヒストグラム表示がなされても、その表示データの読み方が分からず、それを利用してどのように露出補正を行えばよいか分からない。また、「露出補正値(EV値)が+2.0である」といった数値の情報だけでは、その設定値で撮影した画像がどのようになるか想像できない。
結果として、デジタルカメラを利用する多くのユーザは、自動露出補正を解除して、手動で露出補正値の設定を行おうとした場合、適切な露出設定をすることが出来ず、思い通りの写真を撮影することができないという問題がある。
また、手動調整による失敗を恐れ、手動で露出補正値を設定することをためらってしまい、自動露出補正機能で撮影した結果、思い通りの写真を撮影することができないといった問題も発生する。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザによる適切な露出補正値の設定を可能とした撮像装置、および露出制御方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、
露出補正値設定機能を有する撮像装置であり、
複数の異なる露出補正値を適用した複数の画像からなる画像セットを、異なる複数の輝度条件に対応する複数の画像セットとして格納した記憶部と、
撮像装置の撮影環境における輝度情報を入力し、該入力輝度情報に近い輝度条件に対応する画像セットを前記記憶部から取得し、取得画像を参照画像として表示部に表示させる制御を実行する制御部と、
前記制御部の制御に基づいて、前記参照画像を表示する表示部とを有し、
前記制御部は、
前記表示部に表示された参照画像に対するユーザの選択情報を入力し、ユーザの選択した参照画像に対応する露出補正値を撮影画像に対して適用する露出補正値として設定する処理を実行する構成を有することを特徴とする撮像装置にある。
さらに、本発明の撮像装置の一実施態様において、前記制御部は、ユーザの操作情報に基づいて、モード切り替えを実行し、撮影モードにおいては、前記表示部にモニタ画像を表示させ、露出補正値設定モードにおいては、前記表示部に前記参照画像を表示させる制御を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の撮像装置の一実施態様において、前記制御部は、露出補正値設定モードへのモード切り替え直後の前記参照画像の表示処理において、モード切り替え前に設定されていた露出補正値を識別可能とした参照画像表示処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の撮像装置の一実施態様において、前記制御部は、前記表示部にモニタ画像および前記参照画像を併せて表示させる制御を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の第2の側面は、
露出補正値設定機能を有する撮像装置における露出制御方法であり、
複数の異なる露出補正値を適用した複数の画像からなる画像セットを、異なる複数の輝度条件に対応する複数の画像セットとして格納した記憶部を有し、
制御部において、撮像装置の撮影環境における輝度情報を入力し、該入力輝度情報に近い輝度条件に対応する画像セットを前記記憶部から取得し、取得画像を参照画像として表示部に表示させる制御を実行する参照画像表示ステップと、
制御部において、前記表示部に表示された参照画像に対するユーザの選択情報を入力し、ユーザの選択した参照画像に対応する露出補正値を撮影画像に対して適用する露出補正値として設定する処理を実行する露出補正値設定ステップと、
を有することを特徴とする露出制御方法にある。
さらに、本発明の露出制御方法の一実施態様において、前記露出制御方法は、さらに、前記制御部において、ユーザの操作情報に基づいて、モード切り替えを実行し、撮影モードにおいては、前記表示部にモニタ画像を表示させ、露出補正値設定モードにおいては、前記表示部に前記参照画像を表示させる制御を実行する表示部制御ステップを有することを特徴とする。
さらに、本発明の露出制御方法の一実施態様において、前記露出制御方法は、さらに、前記制御部が、露出補正値設定モードへのモード切り替え直後の前記参照画像の表示処理において、モード切り替え前に設定されていた露出補正値を識別可能とした参照画像表示処理を実行するステップを有することを特徴とする。
さらに、本発明の露出制御方法の一実施態様において、前記露出制御方法は、さらに、前記制御部において、前記表示部にモニタ画像および前記参照画像を併せて表示させる制御を実行するステップを有することを特徴とする。
さらに、本発明の第3の側面は、
露出補正値設定機能を有する撮像装置における露出制御処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
前記撮像装置は、複数の異なる露出補正値を適用した複数の画像からなる画像セットを、異なる複数の輝度条件に対応する複数の画像セットとして格納した記憶部を有し、
制御部において、撮像装置の撮影環境における輝度情報を入力し、該入力輝度情報に近い輝度条件に対応する画像セットを前記記憶部から取得し、取得画像を参照画像として表示部に表示させる制御を実行させる参照画像表示ステップと、
制御部において、前記表示部に表示された参照画像に対するユーザの選択情報を入力し、ユーザの選択した参照画像に対応する露出補正値を撮影画像に対して適用する露出補正値として設定する処理を実行させる露出補正値設定ステップと、
を実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、CDやFD、MOなどの記憶媒体、あるいは、ネットワークなどの通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づく、より詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の一実施例構成によれば、ユーザによる露出補正値の設定処理を行なう場合に、様々な異なる露出補正値を適用した処理画像を参照画像として表示部に表示する構成とし、ユーザが参照画像から好みの画像を選択することで、その選択画像に対応する露出補正値を撮影画像に適用する露出補正値として設定する構成とした。本構成によれば、ユーザは、表示部に表示された参照画像に基づいて、的確な露出補正値(EV値)の設定処理を行なうことが可能となり、ユーザがEV値の意味が分からない場合でも、ユーザの希望する適切な露出補正処理のなされた画像を撮影し記録することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の撮像装置、および露出制御方法、並びにコンピュータ・プログラムの詳細について説明する。
まず、本発明の撮像装置の構成例について、図1を参照して説明する。図1は、この実施の形態の撮像装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示す撮像装置100において、撮像レンズ101を介して入力する光は、撮像素子(CCD)102に取り込まれる。
なお、画像の撮影時においては、撮像レンズ101は、デジタル信号処理部105からの制御に応じて制御される。すなわち、フォーカス制御、メカニカルシャッター制御、絞り制御などが実行され、被写体の画像を取り込んで、これを撮像素子(CCD)102に入力する。
撮像素子(CCD)102は、入力光信号に基づく光電変換信号を生成する。取り込んだ被写体の画像(画像情報)を、デジタル信号処理部105からの制御信号としての電子シャッター制御信号に基づいて、光電変換によって生成した電気信号をアナログ信号処理部103に供給する。
アナログ信号処理部103は、撮像素子(CCD)102から供給された電気信号の画像情報に対するアナログ信号処理を実行する。例えば、CDS(Correlated Double Sampling)処理を行って、S/N比を良好に保つようにするとともに、デジタル信号処理部105からの制御信号として入力するゲイン制御信号に基づいてAGC(Automatic Gain Control)処理を行なう。アナログ信号処理部103の処理信号は、A/D(Analog/Digital)変換部104に入力されA/D変換がなされ、デジタルデータに変換される。
デジタル信号とされた画像データは、デジタル信号処理部(DSP)105に供給される。デジタル信号処理部(DSP)105は、デジタルデータに対する信号処理、例えば、AF(Auto Focus)、AE(Auto Exposure)、AWB(Auto White Balance)などのカメラ信号処理を施す。なお、デジタル信号処理部(DSP)105は、各種のカメラ制御信号を生成して、撮像レンズ101、撮像素子102、アナログ信号処理部103を制御する。
デジタル信号処理部(DSP)105において種々の調整がされたデジタル画像データは、所定の圧縮方式でデータ圧縮され、制御バス106、I/O制御部116を介して記録媒体としてのメモリカード117に供給されファイルとして記録される。あるいはUSB通信部118を介して外部機器に出力される。
なお、図1に示す撮像装置100は、自動露出補正機能と、手動露出補正値設定機能を有し、ユーザは、いずれかの機能を選択して撮影処理を行なうことができる。手動露出補正値設定機能を適用した処理を行う場合、操作入力部107を介して入力される設定情報が制御部としてのCPU108、制御バス106を介してデジタル信号処理部105に入力され、デジタル信号処理部105は、設定情報に基づいて露出補正を実行し、必要となる制御信号を生成して撮像レンズ101、撮像素子102、アナログ信号処理部103に制御信号を出力して制御を実行する。
制御部としてのCPU108は、フラッシュメモリ113に格納されたプログラムであり、処理の実行時にRAM110のプログラム格納領域111に展開されるプログラムに従って処理を実行する。なお、RAM110には、例えば撮影画像に基づいて生成された画像、あるいは露出補正処理に際して表示部としてのLCDパネル115に表示するサンプル画像などの画像データを格納する画像データ格納領域112を有する。フラッシュメモリ113は、CPU108において実行する種々のプログラムや、処理に必要になるデータ、パラメータ、サンプル画像データなどを固定的に記憶している。フラッシュメモリ113に格納されたプログラム、サンプル画像データなどは、必要に応じてRAM110上に展開されCPUの処理に適用される。
表示部としてのLCDパネル115は、撮影画像のモニタ画像表示画面として利用され、さらに、ユーザによる露出補正設定処理の実行時には、ユーザに提示する参照画像の表示などが行なわれる。LCDパネル115に表示する画像の生成は、CPU108の制御に基づいて映像信号生成処理部114において実行される。
本発明の撮像装置では、ユーザが露出補正値設定処理を実行する場合に、的確な露出補正値設定が実行できるように、CPU108の制御の下、LCDパネル115に露出補正値設定のための参照画像を表示する。ユーザは、LCDパネル115に表示された参照画像を見て、的確な露出補正値設定を行なうことができる。
以下、ユーザによる露出補正値設定のために、LCDパネル115に表示する参照画像の種類に応じた3つの実施例を説明する。LCDパネル115に表示する参照画像の種類は以下の3種類である。
(1)撮像レンズ101からの入力画像に対して実際に露出補正処理を行った結果画像を参照画像として表示、
(2)CPU108が、プログラムに従ってソフトウェアのみで擬似的に露出補正処理を行った画像を参照画像として表示、
(3)予め準備されている露出補正の結果が良く分かるサンプル画像を参照画像として表示、
まず、本発明の撮像装置において実行されるユーザ操作によるLCDパネル115の表示の遷移について、図2を参照して説明し、その後、上記(1)〜(3)の各参照画像の表示処理例について、順次説明する。LCDパネル115の表示の遷移は、上記(1)〜(3)の各参照画像の表示処理のいずれにおいても共通であり、図2に示す遷移となる。
図2には、2つのモードにおけるLCDパネル115の表示画面を示している。すなわち撮影モードにおける撮影モード表示画面201、露出補正値設定モードにおける露出補正値設定モード表示画面202であり、露出補正値設定モード表示画面202にはユーザ操作によって異なる(a),(b)の画面例を示している。
撮影モード表示画面201は、撮像装置において撮影されている画像そのものがモニタ映像としてLCDパネル115に表示された状態である。この状態において、ステップS11において、ユーザが操作入力部107を操作することで、モード変更を行ない、露出補正値設定モードに設定すると、図2に示す露出補正値設定モード表示画面202の表示画面(a)がLCDパネル115に表示される。
露出補正値設定モード表示画面202の表示画面(a)は、複数の異なる露出補正値(EV値)に基づく露出補正画像データ(図の例では、EV値=−2.0EV,−1.0EV,0EV,+1.0EV,+2.0EV)の一覧画像である。なお、この複数の異なる露出補正画像データは、上記(1)〜(3)の処理例、すなわち、
(1)撮像レンズ101からの入力画像に対して実際に露出補正処理を行った結果画像を参照画像として表示、
(2)CPU108が、プログラムに従ってソフトウェアのみで擬似的に露出補正処理を行った画像を参照画像として表示、
(3)予め準備されている露出補正の結果が良く分かるサンプル画像を参照画像として表示、
これらの処理例に応じて異なる画像である。各処理例に対応する具体例については、後段で説明する。
ステップS12に示すように、「撮影モード」から「露出補正値設定モード」に入った直後は,現在選択されている露出補正値にカーソルが合った状態(図に示す例では0EV)の参照画像がLCDパネル115に表示される。
ユーザは、操作入力部107を操作して、露出補正値設定モード表示画面202の表示画面(a)を参照しながら撮影に最適と判断される露出補正画像データにカーソルを移動する。すなわち、ステップS13に示すように、カーソル移動により,ユーザは好みの露出補正値を選択する。例えば、+1.0EVが撮影に最適な画像であると判断した場合は、露出補正値設定モード表示画面202の表示画面(b)に示すように、+1.0EVにカーソルを移動させる。
この設定処理の後、ステップS14において、ユーザは、操作入力部107を操作して、モード切り替えを実行する。すなわち、「露出補正値設定モード」から「撮影モード」に切り替える処理を行なう。
「露出補正値設定モード」において、ユーザが設定した露出補正値(図i示す例では+1.0EV)は、制御部としてのCPU108の制御によってデジタル信号処理部105に入力され、デジタル信号処理部105はユーザ設定値(+1.0EV)に基づく露出補正処理を実行し、ユーザ設定値(+1.0EV)に基づく露出補正に必要な制御情報を生成して、撮像レンズ101、撮像素子102、アナログ信号処理部103に制御信号を出力し制御を実行する。
以下、図3、図4、図5を参照して、LCDパネル115に表示する参照画像の種類、すなわち、
(1)撮像レンズ101からの入力画像に対して実際に露出補正処理を行った結果画像を参照画像として表示、
(2)CPU108が、プログラムに従ってソフトウェアのみで擬似的に露出補正処理を行った画像を参照画像として表示、
(3)予め準備されている露出補正の結果が良く分かるサンプル画像を参照画像として表示、
これらの3種類の参照画像表示処理例の詳細について、処理例1〜3として順次説明する。さらに、処理例3の変形例を処理例4として説明する。
[処理例1]
まず、処理例1について、図3を参照して説明する。処理例1は、撮像レンズ101からの入力画像に対してデジタル信号処理部105において、異なる露出補正値に基づく露出補正処理を行った複数の異なる露出補正結果画像を参照画像としてLCDパネル115に表示する処理例である。
図3には、本処理例1の処理シーケンス(S101〜S105)と、この処理例1を実行する際にRAM画像データ格納領域112に格納される画像データと、LCDパネル115に表示される表示データの例を示している。
本処理例を実行する場合、まず、ユーザは、デジタルカメラを「撮影モード」から「露出補正値設定モード」に切り替える。すなわち、先に、図2を参照して説明したステップS11の処理である。このとき、LCDパネル115に表示される表示データは図2に示す撮影モード表示画面201から、図2(a)に示す露出補正値設定モード表示画面202に切り替えられる。
CPU108は、「露出補正値設定モード」に切り替えられたことをトリガとして、露出補正値設定処理プログラムの実行を開始する。まず、CPU108は、このプログラムに従って、LCDパネル115に表示する画像データ分のメモリ領域をRAM110の画像データ格納領域112として確保する。この例では、5つの異なる露出補正値(EV値)に基づく露出補正画像データ(EV値=−2.0EV,−1.0EV,0EV,+1.0EV,+2.0EV)の一覧画像データを表示するために必要となるメモリ領域を確保する。なお、本処理例において表示画像はサムネイル画像であり、サムネイル画像の表示に必要なデータ量を記録可能なメモリ領域がRAM110の画像データ格納領域112として確保される。
次に、CPU108は、プログラムに従って、LCDパネル115に表示する各EV値(図の例では、EV値=−2.0EV,−1.0EV,0EV,+1.0EV,+2.0EV)と、RAM109の画像データ格納領域112に対応するメモリアドレスをデジタル信号処理部105に通知する。
デジタル信号処理部105は、図3に示すステップS101,S102において、撮影画像に対する露出補正の設定をCPU108から通知されたEV値に応じて、順次設定し各設定値に従って、撮像素子102から入力された画像の露出補正を実行する。さらに、ステップS103において、その結果画像を、CPU108から通知されたメモリアドレスから始まるRAM110の画像データ格納領域112に記録する。
デジタル信号処理部105は、このステップS101〜S103の処理を、CPU108から通知されたEV値の全てに対して実行して、その結果生成された画像データをRAM110の画像データ格納領域112に記録する。図の例では、RAM110の画像データ格納領域112には、EV値=−2.0EV,−1.0EV,0EV,+1.0EV,+2.0EVの5つの異なる露出補正値を適用して生成された画像データ(サムネイル)が記録される。
次に、ステップS104において、CPU108は、プログラムに従って、RAM110の画像データ格納領域112に記録されている画像を表示座標の指定とともに、LCDパネル115に描画するように映像信号生成処理部114に指令を出す。
映像信号生成処理部114は、CPU108から指定されたRAM領域の記録画像を、LCDパネル115の指定座標に描画する処理を実行する。この処理によって、図3に示すようにLCDパネル115には、複数枚の露出補正値の異なる画像、図に示す例では、EV値=−2.0EV,−1.0EV,0EV,+1.0EV,+2.0EVの一覧画像が映し出される。なお、この画像一覧表示処理の際には「露出補正値設定モード」に切り替わる前の露出補正値が分かるように表示が行われる。例えば、図に示すようにカーソルをあてた状態(図の例では、0EVの画像にカーソルがあてられている)で表示される。
ユーザは、ステップS105において、このLCDパネル115に表示された異なる露出補正値(EV=−2.0〜+2.0)の画像一覧を参照して、自分の好みの露出になっている画像を、撮影条件として設定する露出設定値として選択する。例えば、カーソルを移動させて好みの露出になっている画像を選択する。これは、先に、図2を参照して説明した露出補正値設定モード表示画面202の表示画面(a)から(b)への遷移に相当する。
CPU108は、プログラムに従って、ユーザの設定したカーソル位置情報からユーザの選択画像を判定し、選択画像に対応する露出補正値をデジタル信号処理部105に通知する。
デジタル信号処理部105は、CPU108から通知された露出補正値を撮影画像の露出補正値として設定する。さらに、CPU108はプログラムに従って、先に確保したRAM110の画像データ格納領域112を開放し、モードを「露出補正値設定モード」から「撮影モード」に切り替える。この処理は、先に、図2を参照して説明したステップS14の処理であり、このモード切り替え処理によって、LCDパネル115は、撮影画像のモニタ表示画面に切り替えられることになる。
このように、本処理例では、デジタル信号処理部105が、撮像レンズ101からの入力画像に対して実際に異なる露出補正値(EV値)を適用して露出補正処理を行った複数の異なる露出補正画像を参照画像としてLCDパネル115に表示するので、ユーザは、LCDパネル115に表示された参照画像に基づいて、好みの画像を選択することで、その好みの画像に対応するEV値が選択され、撮影画像に対する露出補正に適用するEV値として設定される。従ってユーザがEV値の意味が分からない場合でも、ユーザの希望する適切な露出補正処理のなされた撮影画像を取得することができる。
[処理例2]
次に、処理例2について、図4を参照して説明する。処理例2は、CPU108が、プログラムに従ってソフトウェアのみで擬似的に露出補正処理を行った画像を参照画像としてLCDパネル115に表示する処理例である。すなわち、本処理例では、デジタル信号処理部105において、異なる露出補正値を適用して複数の露出補正画像を生成するのではなく、CPU108の処理によってソフトウェアで擬似的に異なる露出補正画像を生成して表示を行う。この方法は、例えば、図1に示す撮像装置100構成において、デジタル信号処理部105より前段の部分、すなわち、撮像レンズ101、撮像素子102、アナログ信号処理部103に負荷を発生させることなく、CPU108側で表示画像を生成するものであり、撮像レンズ101、撮像素子102、アナログ信号処理部103の処理負荷を発生させないという利点を有する。
図4には、本処理例2の処理シーケンス(S201〜S205)と、この処理例2を実行する際にRAM画像データ格納領域112に格納される画像データと、LCDパネル115に表示される表示データの例を示している。
本処理例を実行する場合、まず、ユーザは、デジタルカメラを「撮影モード」から「露出補正値設定モード」に切り替える。すなわち、先に、図2を参照して説明したステップS11の処理である。このとき、LCDパネル115に表示される表示データは図2に示す撮影モード表示画面201から、図2(a)に示す露出補正値設定モード表示画面202に切り替えられる。
CPU108は、「露出補正値設定モード」に切り替えられたことをトリガとして、露出補正値設定処理プログラムの実行を開始する。まず、CPU108は、このプログラムに従って、LCDパネル115に表示する画像データ分のメモリ領域をRAM110の画像データ格納領域112として確保する。この例では、5つの異なる露出補正値(EV値)に基づく露出補正画像データ(EV値=−2.0EV,−1.0EV,0EV,+1.0EV,+2.0EV)の一覧画像データを表示するために必要となるメモリ領域を確保する。なお、本処理例において表示画像はサムネイル画像であり、サムネイル画像の表示に必要なデータ量を記録可能なメモリ領域がRAM110の画像データ格納領域112として確保される。
本処理例では、CPU108がプログラムに従って、デジタル信号処理部105の生成した1つのスルー画(LCDパネル115に表示するため撮影画像のモニタ画像)に基づいて複数の異なる露出補正値画像を生成する。
図の例では、まず、ステップS201において、デジタル信号処理部105は、レンズを介して撮りこまれる撮影データに基づいて1つのスルー画(撮影画像のモニタ画像)を設定済みのEV値に基づく露出補正画像として生成する。図の例では、EV値=0の露出補正のなされた画像が生成される。ステップS202において、この画像データがRAM110の画像データ格納領域112に記録される。
ステップS203において、CPU108は、この画像(0EV)をRAM110から取得し、この取得画像データに基づいて、LCDパネル115に参照画像として表示する複数の異なる露出補正値(EV値=−2.0EV,−1.0EV,+1.0EV,+2.0EV)を適用した露出補正画像を作成する。すなわち、1つの画像に基づいて、CPU108の処理によってソフトウェアで擬似的に異なる露出補正画像を生成する。CPU108の処理によってソフトウェアで擬似的に生成された異なる露出補正画像は、RAM110に確保された画像データ格納領域112に記録される。
次に、ステップS204において、CPU108は、プログラムに従って、RAM110の画像データ格納領域112に記録されている画像を表示座標の指定とともに、LCDパネル115に描画するように映像信号生成処理部114に指令を出す。
映像信号生成処理部114は、CPU108から指定されたRAM領域の記録画像を、LCDパネル115の指定座標に描画する処理を実行する。この処理によって、図4に示すようにLCDパネル115には、複数枚の露出補正値の異なる画像、図に示す例では、EV値=−2.0EV,−1.0EV,0EV,+1.0EV,+2.0EVの一覧画像が映し出される。なお、この画像一覧表示処理の際には「露出補正値設定モード」に切り替わる前の露出補正値が分かるように表示が行われる。例えば、図に示すようにカーソルをあてた状態(図の例では、0EVの画像にカーソルがあてられている)で表示される。
ユーザは、ステップS205において、このLCDパネル115に表示された異なる露出補正値(EV=−2.0〜+2.0)の画像一覧を参照して、自分の好みの露出になっている画像を、撮影条件として設定する露出設定値として選択する。例えば、カーソルを移動させて好みの露出になっている画像を選択する。これは、先に、図2を参照して説明した露出補正値設定モード表示画面202の表示画面(a)から(b)への遷移に相当する。
CPU108は、プログラムに従って、ユーザの設定したカーソル位置情報からユーザの選択画像を判定し、選択画像に対応する露出補正値をデジタル信号処理部105に通知する。
デジタル信号処理部105は、CPU108から通知された露出補正値を撮影画像の露出補正値として設定する。さらに、CPU108はプログラムに従って、先に確保したRAM110の画像データ格納領域112を開放し、モードを「露出補正値設定モード」から「撮影モード」に切り替える。この処理は、先に、図2を参照して説明したステップS14の処理であり、このモード切り替え処理によって、LCDパネル115は、撮影画像のモニタ表示画面に切り替えられることになる。
このように、本処理例では、デジタル信号処理部105、およびその前段の撮像レンズ101、撮像素子102、アナログ信号処理部103では、通常の撮影モードと同様の処理を行い、CPU108において、1つの撮影画像データに基づいて擬似的な露出補正画像を生成して、これをLCDパネル115に参照画像として表示するので、デジタル信号処理部105、撮像レンズ101、撮像素子102、アナログ信号処理部103における余分な処理が発生せず、高速で効率的な参照画像の提示が可能となる。
ユーザは、LCDパネル115に表示された参照画像に基づいて、好みの画像を選択することで、その好みの画像に対応するEV値が選択され、撮影画像に対する露出補正に適用するEV値として設定される。従ってユーザがEV値の意味が分からない場合でも、ユーザの希望する適切な露出補正処理のなされた撮影画像を取得することができる。
[処理例3]
次に、処理例3について、図5を参照して説明する。処理例3は、図1に示す撮像装置100のフラッシュメモリ113に予め記録された露出補正の結果が良く分かるサンプル画像を参照画像としてLCDパネル115に表示する処理例である。すなわち、本処理例では、デジタル信号処理部105やCPU108において表示画像を生成するのではなく、予め準備された複数の異なる露出補正値を適用した処理画像としてのサンプル画像を提示するものである。本処理例では、複数の露出補正画像を生成する処理が不要であり、各処理部における画像生成処理負荷が発生することがないので高速に参照画像をLCDパネル115に表示することが可能となるという利点を有する。
図5には、本処理例3の処理シーケンス(S301〜S303)と、この処理例3を実行する際にRAM画像データ格納領域112に格納される画像データと、フラッシュメモリ113に格納されるサンプル画像データと、LCDパネル115に表示される表示データの例を示している。
本処理例を実行する場合、まず、ユーザは、デジタルカメラを「撮影モード」から「露出補正値設定モード」に切り替える。すなわち、先に、図2を参照して説明したステップS11の処理である。このとき、LCDパネル115に表示される表示データは図2に示す撮影モード表示画面201から、図2(a)に示す露出補正値設定モード表示画面202に切り替えられる。
CPU108は、「露出補正値設定モード」に切り替えられたことをトリガとして、露出補正値設定処理プログラムの実行を開始する。まず、CPU108は、このプログラムに従って、LCDパネル115に表示する画像データ分のメモリ領域をRAM110の画像データ格納領域112として確保する。この例では、5つの異なる露出補正値(EV値)に基づく露出補正画像データ(EV値=−2.0EV,−1.0EV,0EV,+1.0EV,+2.0EV)の一覧画像データを表示するために必要となるメモリ領域を確保する。なお、本処理例において表示画像はサムネイル画像であり、サムネイル画像の表示に必要なデータ量を記録可能なメモリ領域がRAM110の画像データ格納領域112として確保される。
本処理例では、図5に示すステップS301において、CPU108がプログラムに従って、予めフラッシュメモリ113に格納された異なる露出補正値による露出補正画像であるサンプル画像を取得し、RAM110に確保された画像データ格納領域112に記録する。本処理例では、フラッシュメモリ113には、複数の異なる露出補正値(EV値=−2.0EV,−1.0EV,0EV,+1.0EV,+2.0EV)を適用した露出補正画像が格納されており、CPU108は、これらの5つの画像をフラッシュメモリ113から取得して、RAM110に確保された画像データ格納領域112に記録する。
次に、ステップS302において、CPU108は、プログラムに従って、RAM110の画像データ格納領域112に記録されている画像を表示座標の指定とともに、LCDパネル115に描画するように映像信号生成処理部114に指令を出す。
映像信号生成処理部114は、CPU108から指定されたRAM領域の記録画像を、LCDパネル115の指定座標に描画する処理を実行する。この処理によって、図5に示すようにLCDパネル115には、複数枚の露出補正値の異なるサンプル画像、図に示す例では、EV値=−2.0EV,−1.0EV,0EV,+1.0EV,+2.0EVの一覧画像が映し出される。なお、この画像一覧表示処理の際には「露出補正値設定モード」に切り替わる前の露出補正値が分かるように表示が行われる。例えば、図に示すようにカーソルをあてた状態(図の例では、0EVの画像にカーソルがあてられている)で表示される。
ユーザは、ステップS303において、このLCDパネル115に表示された異なる露出補正値(EV=−2.0〜+2.0)の画像一覧を参照して、自分の好みの露出になっている画像を、撮影条件として設定する露出設定値として選択する。例えば、カーソルを移動させて好みの露出になっている画像を選択する。これは、先に、図2を参照して説明した露出補正値設定モード表示画面202の表示画面(a)から(b)への遷移に相当する。
CPU108は、プログラムに従って、ユーザの設定したカーソル位置情報からユーザの選択画像を判定し、選択画像に対応する露出補正値をデジタル信号処理部105に通知する。
デジタル信号処理部105は、CPU108から通知された露出補正値を撮影画像の露出補正値として設定する。さらに、CPU108はプログラムに従って、先に確保したRAM110の画像データ格納領域112を開放し、モードを「露出補正値設定モード」から「撮影モード」に切り替える。この処理は、先に、図2を参照して説明したステップS14の処理であり、このモード切り替え処理によって、LCDパネル115は、撮影画像のモニタ表示画面に切り替えられることになる。
このように、本処理例では、先に説明した処理例1,2と異なり、デジタル信号処理部105、およびCPU108において露出補正画像の生成処理を全く行なうことなく、予めフラッシュメモリ113に格納済みのサンプル画像を取得してLCDパネル115に表示する構成であるので、各処理部における処理負荷が低減され、効率的で高速な参照画像の提示が可能となる。
ユーザは、LCDパネル115に表示された参照画像に基づいて、好みの画像を選択することで、その好みの画像に対応するEV値が選択され、撮影画像に対する露出補正に適用するEV値として設定される。従ってユーザがEV値の意味が分からない場合でも、ユーザの希望する適切な露出補正処理のなされた撮影画像を取得することができる。
[処理例4(処理例3の変形例)]
次に、上述した処理例3の変形例について処理例4として、図6を参照して説明する。処理例4は、処理例3と同様、図1に示す撮像装置100のフラッシュメモリ113に予め記録された露出補正の結果が良く分かるサンプル画像を参照画像としてLCDパネル115に表示する処理例である。図5を参照して説明した処理例では、フラッシュメモリ113には、1組のサンプル画像のみを格納し、CPU108は、この1組のサンプル画像をLCDパネル115に表示する処理を実行していた。本処理例では、複数組の異なるサンプル画像をフラッシュメモリ113に格納し、CPU108は、状況(撮影時の明るさ)に応じてLCDパネル115に表示するサンプル画像を選択する処理を実行する。
すなわち、様々な輝度条件の下で撮影されることを考慮し、様々な輝度条件において、露出補正を実行したサンプル画像をフラッシュメモリ113に予め格納しておく。例えば図6に示すように、フラッシュメモリ113には、(a),(b),(c)・・・の複数組のサンプル画像が格納される。本例では、(a),(b),(c)・・・、それぞれのサンプル画像は、いずれも5つの異なる露出補正値(EV値)に基づく露出補正画像データ(EV値=−2.0EV,−1.0EV,0EV,+1.0EV,+2.0EV)の一覧画像データを構成している。ただし、それぞれの撮影時の輝度が異なる設定とした画像サンプルである。
例えば、図6に示すフラッシュメモリ113に格納されたサンプル画像(a)に含まれる5つの画像は、低輝度状態で撮影した画像であり、この低輝度状態における撮影画像に対して、5つの異なる露出補正値(EV値)に基づいて生成された露出補正画像データ(EV値=−2.0EV,−1.0EV,0EV,+1.0EV,+2.0EV)のサンプル画像データである。サンプル画像(b)は、中輝度状態における撮影画像に対して、5つの異なる露出補正値(EV値)に基づいて生成された露出補正画像データからなるサンプル画像データであり、サンプル画像(c)は、高輝度状態における撮影画像に対して、5つの異なる露出補正値(EV値)に基づいて生成された露出補正画像データからなるサンプル画像データである。
デジタルカメラは、撮影状態情報として輝度情報の検出を行なっており、CPU108は、この検出輝度情報を入力して、現在の明るさに最も近い輝度条件を持つサンプル画像をフラッシュメモリ113から選択して、選択したサンプル画像をLCDパネル115に表示する。
本処理例においても、処理例3と同様、デジタル信号処理部105やCPU108において表示画像を生成するのではなく、予め準備された複数の異なる露出補正値を適用した処理画像としてのサンプル画像を提示する構成であり、本処理例においても、処理例3と同様、複数の露出補正画像を生成する処理が不要であり、各処理部における画像生成処理負荷が発生することがないので高速に参照画像をLCDパネル115に表示することが可能となる。また、現在の明るさに対応する条件での撮影データに基づく露出補正画像データが、LCDパネル115に提示されるので、これから撮影しようとする画像に対応する正確な露出補正サンプル画像を参照画像として見ることができる。
図6には、本処理例3の処理シーケンス(S401〜S403)と、この処理例3を実行する際にRAM画像データ格納領域112に格納される画像データと、フラッシュメモリ113に格納されるサンプル画像データと、LCDパネル115に表示される表示データの例を示している。
本処理例を実行する場合、まず、ユーザは、デジタルカメラを「撮影モード」から「露出補正値設定モード」に切り替える。すなわち、先に、図2を参照して説明したステップS11の処理である。このとき、LCDパネル115に表示される表示データは図2に示す撮影モード表示画面201から、図2(a)に示す露出補正値設定モード表示画面202に切り替えられる。
CPU108は、「露出補正値設定モード」に切り替えられたことをトリガとして、露出補正値設定処理プログラムの実行を開始する。まず、CPU108は、このプログラムに従って、LCDパネル115に表示する画像データ分のメモリ領域をRAM110の画像データ格納領域112として確保する。この例では、5つの異なる露出補正値(EV値)に基づく露出補正画像データ(EV値=−2.0EV,−1.0EV,0EV,+1.0EV,+2.0EV)の一覧画像データを表示するために必要となるメモリ領域を確保する。なお、本処理例において表示画像はサムネイル画像であり、サムネイル画像の表示に必要なデータ量を記録可能なメモリ領域がRAM110の画像データ格納領域112として確保される。
本処理例では、図6に示すステップS401において、CPU108が、プログラムに従って、現在の輝度情報を入力し、入力した現在の輝度(明るさ)に最も近い輝度条件を持つサンプル画像をフラッシュメモリ113から選択して、選択したサンプル画像データをRAM110に確保された画像データ格納領域112に記録する。本処理例では、フラッシュメモリ113には、それぞれが異なる輝度条件で撮影された(a),(b),(c),・・・の複数のサンプル画像の組データが格納されている。さらに、各サンプル画像(a),(b),(c),・・・は、複数の異なる露出補正値(EV値=−2.0EV,−1.0EV,0EV,+1.0EV,+2.0EV)を適用した露出補正画像から構成されている。
CPU108は、現在の輝度(明るさ)に最も近い輝度条件を持つサンプル画像をフラッシュメモリ113から選択取得して、取得した5つの画像をRAM110に確保された画像データ格納領域112に記録する。
次に、ステップS402において、CPU108は、プログラムに従って、RAM110の画像データ格納領域112に記録されている画像を表示座標の指定とともに、LCDパネル115に描画するように映像信号生成処理部114に指令を出す。
映像信号生成処理部114は、CPU108から指定されたRAM領域の記録画像を、LCDパネル115の指定座標に描画する処理を実行する。この処理によって、図6に示すようにLCDパネル115には、複数枚の露出補正値の異なるサンプル画像、図に示す例では、EV値=−2.0EV,−1.0EV,0EV,+1.0EV,+2.0EVの一覧画像が映し出される。なお、この画像一覧表示処理の際には「露出補正値設定モード」に切り替わる前の露出補正値が分かるように表示が行われる。例えば、図に示すようにカーソルをあてた状態(図の例では、0EVの画像にカーソルがあてられている)で表示される。
ユーザは、ステップS403において、このLCDパネル115に表示された異なる露出補正値(EV=−2.0〜+2.0)の画像一覧を参照して、自分の好みの露出になっている画像を、撮影条件として設定する露出設定値として選択する。例えば、カーソルを移動させて好みの露出になっている画像を選択する。これは、先に、図2を参照して説明した露出補正値設定モード表示画面202の表示画面(a)から(b)への遷移に相当する。
CPU108は、プログラムに従って、ユーザの設定したカーソル位置情報からユーザの選択画像を判定し、選択画像に対応する露出補正値をデジタル信号処理部105に通知する。
デジタル信号処理部105は、CPU108から通知された露出補正値を撮影画像の露出補正値として設定する。さらに、CPU108はプログラムに従って、先に確保したRAM110の画像データ格納領域112を開放し、モードを「露出補正値設定モード」から「撮影モード」に切り替える。この処理は、先に、図2を参照して説明したステップS14の処理であり、このモード切り替え処理によって、LCDパネル115は、撮影画像のモニタ表示画面に切り替えられることになる。
このように、本処理例では、先に説明した処理例3と同様、デジタル信号処理部105、およびCPU108において露出補正画像の生成処理を全く行なうことなく、予めフラッシュメモリ113に格納済みのサンプル画像を取得してLCDパネル115に表示する構成であり、各処理部における処理負荷が低減され、効率的で高速な参照画像の提示が可能となる。さらに、本処理例4では、現在の明るさに対応する条件での撮影データに基づく露出補正画像データが、LCDパネル115に提示されるので、ユーザはこれから撮影しようとする画像に対応する正確な露出補正サンプル画像を参照画像として見ることができる。
ユーザは、LCDパネル115に表示された参照画像に基づいて、好みの画像を選択することで、その好みの画像に対応するEV値が選択され、撮影画像に対する露出補正に適用するEV値として設定される。従ってユーザがEV値の意味が分からない場合でも、ユーザの希望する適切な露出補正処理のなされた撮影画像を取得することができる。
[表示部に対する表示例]
上述の処理例1〜4においては、先に、図2を参照して説明したLCDパネルの表示状態遷移に従った表示データの切り替え処理を行なう構成として説明した。すなわち、図2を参照して説明したように、撮影モードでは、図2に示す撮影モード表示画面201が表示され、撮影されている画像そのものがモニタ映像としてLCDパネル115に表示される。この状態において、ステップS11において、ユーザが操作入力部107を操作することで、モード変更を行ない、露出補正値設定モードに設定すると、図2に示す露出補正値設定モード表示画面202の表示画面(a)がLCDパネル115に表示され、複数の異なる露出補正画像データが参照画像として表示される。
このようなモニタ画像と参照画像の切り替えを行なうことなく、モニタ画像と参照画像を併せて表示する処理構成としてもよい。図7を参照して、モニタ画像と参照画像を併せて表示する処理構成例について説明する。
図7には、LCDパネル115の表示画面例を示している。LCDパネル115の表示画面は、モニタ画像表示領域301と、参照画像表示領域302に区分され、モニタ画像表示領域301には現在撮影中のモニタ画像が表示され、参照画像表示領域302には、上述した処理例1〜4のいずれかの処理例に対応する参照画像が表示される。
図7に示す参照画像表示領域302には、3つの異なる露出補正値(EV値)を適用した参照画像のみが表示されている。本表示例では、スライドスイッチ303,304のユーザ操作によって、異なる露出補正画像が、上下にスライドして表示される設定となっている。なお、表示スペースに応じて、全ての参照画像を表示する設定としてもよい。
この図7に示す表示例では、モニタ画像と、参照画像とがLCDパネル115に併せて表示されるので、ユーザは、モニタ画像と、参照画像を比較しながら適切な露出補正値(EV値)を選択することができる。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
また、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本発明の一実施例構成によれば、ユーザによる露出補正値の設定処理を行なう場合に、様々な異なる露出補正値を適用した処理画像を参照画像として表示部に表示する構成とし、ユーザが参照画像から好みの画像を選択することで、その選択画像に対応する露出補正値を撮影画像に適用する露出補正値として設定する構成とした。本構成によれば、ユーザは、表示部に表示された参照画像に基づいて、的確な露出補正値(EV値)の設定処理を行なうことが可能となり、ユーザがEV値の意味が分からない場合でも、ユーザの希望する適切な露出補正処理のなされた画像を撮影し記録することができる。
本発明の一実施例の撮像装置の構成について説明する図である。 本発明の一実施例の撮像装置のモード変更に伴う表示部における表示データの遷移について説明する図である。 本発明の一実施例の撮像装置における露出補正値設定処理例(処理例1)について説明する図である。 本発明の一実施例の撮像装置における露出補正値設定処理例(処理例2)について説明する図である。 本発明の一実施例の撮像装置における露出補正値設定処理例(処理例3)について説明する図である。 本発明の一実施例の撮像装置における露出補正値設定処理例(処理例4)について説明する図である。 本発明の一実施例の撮像装置における表示部の表示データ構成例について説明する図である。
符号の説明
100 撮像装置
101 撮像レンズ
102 撮像素子
103 アナログ信号処理部
104 A/D変換部
105 デジタル信号処理部
106 制御バス
107 操作入力部
108 CPU
110 RAM
111 プログラム格納領域
112 画像データ格納領域
113 フラッシュメモリ
114 映像信号処理部
115 LCDパネル
116 I/O制御部
117 メモリカード
118 USB通信部
201 撮影モード表示画面
202 露出補正値設定モード表示画面
301 モニタ画像表示領域
302 参照画像表示領域
303,304 スライドスイッチ

Claims (9)

  1. 露出補正値設定機能を有する撮像装置であり、
    複数の異なる露出補正値を適用した複数の画像からなる画像セットを、異なる複数の輝度条件に対応する複数の画像セットとして格納した記憶部と、
    撮像装置の撮影環境における輝度情報を入力し、該入力輝度情報に近い輝度条件に対応する画像セットを前記記憶部から取得し、取得画像を参照画像として表示部に表示させる制御を実行する制御部と、
    前記制御部の制御に基づいて、前記参照画像を表示する表示部とを有し、
    前記制御部は、
    前記表示部に表示された参照画像に対するユーザの選択情報を入力し、ユーザの選択した参照画像に対応する露出補正値を撮影画像に対して適用する露出補正値として設定する処理を実行する構成を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御部は、
    ユーザの操作情報に基づいて、モード切り替えを実行し、
    撮影モードにおいては、前記表示部にモニタ画像を表示させ、露出補正値設定モードにおいては、前記表示部に前記参照画像を表示させる制御を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御部は、
    露出補正値設定モードへのモード切り替え直後の前記参照画像の表示処理において、モード切り替え前に設定されていた露出補正値を識別可能とした参照画像表示処理を実行する構成であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御部は、
    前記表示部にモニタ画像および前記参照画像を併せて表示させる制御を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 露出補正値設定機能を有する撮像装置における露出制御方法であり、
    複数の異なる露出補正値を適用した複数の画像からなる画像セットを、異なる複数の輝度条件に対応する複数の画像セットとして格納した記憶部を有し、
    制御部において、撮像装置の撮影環境における輝度情報を入力し、該入力輝度情報に近い輝度条件に対応する画像セットを前記記憶部から取得し、取得画像を参照画像として表示部に表示させる制御を実行する参照画像表示ステップと、
    制御部において、前記表示部に表示された参照画像に対するユーザの選択情報を入力し、ユーザの選択した参照画像に対応する露出補正値を撮影画像に対して適用する露出補正値として設定する処理を実行する露出補正値設定ステップと、
    を有することを特徴とする露出制御方法。
  6. 前記露出制御方法は、さらに、
    前記制御部において、ユーザの操作情報に基づいて、モード切り替えを実行し、撮影モードにおいては、前記表示部にモニタ画像を表示させ、露出補正値設定モードにおいては、前記表示部に前記参照画像を表示させる制御を実行する表示部制御ステップを有することを特徴とする請求項に記載の露出制御方法。
  7. 前記露出制御方法は、さらに、
    前記制御部が、露出補正値設定モードへのモード切り替え直後の前記参照画像の表示処理において、モード切り替え前に設定されていた露出補正値を識別可能とした参照画像表示処理を実行するステップを有することを特徴とする請求項6に記載の露出制御方法。
  8. 前記露出制御方法は、さらに、
    前記制御部において、前記表示部にモニタ画像および前記参照画像を併せて表示させる制御を実行するステップを有することを特徴とする請求項に記載の露出制御方法。
  9. 露出補正値設定機能を有する撮像装置における露出制御処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
    前記撮像装置は、複数の異なる露出補正値を適用した複数の画像からなる画像セットを、異なる複数の輝度条件に対応する複数の画像セットとして格納した記憶部を有し、
    制御部において、撮像装置の撮影環境における輝度情報を入力し、該入力輝度情報に近い輝度条件に対応する画像セットを前記記憶部から取得し、取得画像を参照画像として表示部に表示させる制御を実行させる参照画像表示ステップと、
    制御部において、前記表示部に表示された参照画像に対するユーザの選択情報を入力し、ユーザの選択した参照画像に対応する露出補正値を撮影画像に対して適用する露出補正値として設定する処理を実行させる露出補正値設定ステップと、
    を実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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