JP4396271B2 - 車両用データ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載されたデータ読込手段から、車両に搭載されたデータ記録手段によって、音楽や映像などのデータを記録させる車両用のデータ処理装置に関し、このようなデータ処理をアクセサリスイッチの操作に関連させて制御する技術に属す。
従来、例えば下記特許文献1に記載されるように、車両に、例えば、CD(コンパクトディスク)、DVD(Digital Versatile Disc)やMD(ミニディスク)などの記録媒体や、あるいはインターネットの配信システム等から、音楽や映像などのデータを読込むデータ読込手段(特許文献1の再生手段に類似)と、読込んだデータを記録媒体に記録させるデータ記録手段(特許文献1の記録手段に相当)とを搭載させることは公知である。これにより、乗員は、車両に搭載された記録媒体に対して、車外から持ち込んだりあるいは入手した、所望のデータを記録させることができ、乗員の車両内における娯楽環境を向上することが可能となる。
特開2001−307466号公報
また、車室内には、データ読込手段及びデータ記録手段に対しバッテリからの電力の供給及び実質的な遮断の操作を行うアクセサリスイッチが設けられているが、上記特許文献1には、データ読込手段からデータ記録手段へのデータの記録処理中、記録が完了していない状態で、乗員が、例えば車両から離れる等の理由でアクセサリスイッチをOFFした場合は、車両に乗員がいなくても、予めセットされた所定の音楽等のデータの記録が終了するまで、記録処理を継続するとともに、記録が終了した時点でこれら手段への電力供給を遮断する技術についても開示されている。
このような技術によれば、例えば、乗員が車両に搭乗していなくても、乗員が所望する記録処理動作を最後まで行うことができるとともに、バッテリの電力消費を抑制することが可能となる。
ところで、データ読込手段からデータ記録手段へのデータの記録処理中、記録が完了していない状態で、アクセサリスイッチがOFF操作された場合において、その時の状況によっては、上述のように記録処理を継続させるのではなく、例えば、所謂バッテリ上がり(つまり、バッテリの過放電)を防止するために、記録処理を終了させたい場合もある。これは、こうしたデータ記録手段による記録動作が、比較的長時間に及ぶ場合があったり、あるいは、データ記録手段への記録動作には、比較的多くの電力供給が必要であることに起因している。
しかしながら、上述の特許文献1に記載されるような技術では、アクセサリスイッチがOFF操作された時に記録処理が行われていた場合には、必ず記録処理を継続するため、例えば乗員が車両に搭乗していなくても、乗員が所望する記録処理ができて、非常に利便性が高いものの、一方で、この時乗員によっては、バッテリ上がりを防止したいなどの理由により、記録処理の即時終了を所望している場合もあり、この場合には十分対応することはできない。つまり、こうした場合は、記録処理を中止させることはできず、従って乗員の要求を確実に満足させることはできないのである。
また、上述の特許文献1に記載されるような技術においては、アクセサリスイッチがOFF操作された後に、乗員がデータ記録手段による記録処理を実行させる場合には、乗員は、アクセサリスイッチを今度はON操作して、データ記録手段に電力を供給させ、その後、記録処理を開始しなければならず、このような操作が煩雑であるといった問題もあった。
本発明は、以上のような課題に勘案してなされたもので、その目的は、車両に、データ読込手段とデータ記録手段とを搭載させ、データ読込手段からデータ記録手段へのデータの記録処理を行わせる技術において、この記録処理中におけるアクセサリスイッチのOFF操作等に関連して記録処理を制御することで、利便性を向上しつつ、乗員の要求を確実に満足できるデータ処理装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の請求項1記載の発明においては、車両に搭載されたバッテリと、該バッテリから電力の供給を受けて、データを提供可能な所定のデータ提供装置からデータを読込処理するデータ読込手段と、該バッテリから電力の供給を受けて、該データ読込手段によって読み込まれたデータを記録媒体に記録処理するデータ記録手段と、乗員の操作により、該データ記録手段に対して、データの記録処理の実行を指令する操作手段と、乗員の操作により、上記バッテリから該データ読込手段及びデータ記録手段への電力の供給及び遮断を行うアクセサリスイッチと、該操作手段及び該アクセサリスイッチの操作状況に応じて、該データ読込手段及び該データ記録手段の各処理動作を制御する制御手段とを備えた車両用データ処理装置において、上記車両には、乗員によるイグニッションスイッチのON操作により、上記バッテリからの電力供給を受けて始動するエンジンが搭載され、上記制御手段は、上記アクセサリスイッチによって、上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給が実質的に遮断されている時に、上記操作手段によって、上記データ記録手段による記録処理の実行が指示された場合、該データ読込手段及び該データ記録手段に対する上記バッテリからの電力供給を再開し、双方によるデータの読込処理及び記録処理を実行させる記録制御部と、該記録制御部による読込処理及び記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチのON操作が検出された時、この記録処理を中止させる記録中止制御部と、を備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、乗員がアクセサリスイッチをOFF操作した時には、データ読込手段とデータ記録手段とへの電力供給を実質的に遮断するが、その後、操作手段によるデータの記録処理が要求されると、データ読込手段からデータ記録手段への電力供給を再開することで、所定の記録処理を実行させる。
これにより、例えば、データの記録処理を優先したいとか、あるいはバッテリ上がりの防止を優先したいなどの乗員の要求に応じて、アクセサリスイッチのOFF操作後におけるデータの記録処理の実行若しくは非実行を操作でき、こうした乗員の要求を確実に満足させることができる。
また、アクセサリスイッチのOFF操作後に、データの記録処理を再開させる場合には、例えば、アクセサリスイッチをON操作して、データ読込手段及びデータ記録手段への電力供給を再開させた後、次に操作手段を操作して、データ記録手段によるデータの記録処理を行うといった煩雑な操作を行うのではなく、操作手段のみを操作することで、データ読込手段及びデータ記録手段への電力供給の再開と、データの記録処理の実行とを行うことができる。
従って、アクセサリスイッチをOFF操作後であって、例えば、車両から離れる等、乗員にとって急を要す状況においても、簡単な操作で、データの記録処理の実行を開始でき、利便性を向上できる。
さらに、車両における使用シーンとして、車両が停止しエンジン運転も停止している状態で、アクセサリスイッチON操作されると、その後、乗員がエンジン運転を開始させるために、イグニッションスイッチをON操作する頻度は高い。また、殆どの場合、乗員がエンジン運転を開始させる時には、始めにアクセサリスイッチをON操作して、次にイグニッションスイッチをON操作させる。
このことから、データ記録手段において、アクセサリスイッチのOFF状態、つまり車両が停止しエンジン運転も停止している状態で、記録制御部による記録処理が実行されている時に、アクセサリスイッチがON操作された場合には、次にイグニッションスイッチがON操作される可能性が高くなる。こうした場合には以下のような問題が生じる。
つまり、データ記録手段によるデータの記録処理は、モータあるいは電気回路あるいは電子回路に基づいて行なわれているが、この状態で、イグニッションスイッチがON操作されると、バッテリはエンジンを始動するために、エンジンの点火装置に早急に大電力を供給することになる。これによりデータ記録手段への供給電力が一時的に変動し、この変動に起因して、これら電気回路あるいは電子回路の動作に異常が発生し、記録処理の動作不良を起こすといった問題が生じるのである。
これに対し、本請求項記載の発明によれば、アクセサリスイッチのOFF状態で記録処理が実行されている時に、アクセサリスイッチがON操作されると、記録処理を中止する。従って、アクセサリスイッチのON操作後に、イグニッションスイッチがON操作されて、エンジン始動が行われたとしても、記録処理を中止させる処理が行われるため、データ記録手段による記録処理の動作不良を防止できる。
請求項2記載の発明は、車両に搭載されたバッテリと、該バッテリから電力の供給を受けて、データを提供可能な所定のデータ提供装置からデータを読込処理するデータ読込手段と、該バッテリから電力の供給を受けて、該データ読込手段によって読み込まれたデータを記録媒体に記録処理するデータ記録手段と、乗員の操作により、該データ記録手段に対して、データの記録処理の実行を指令する操作手段と、乗員の操作により、上記バッテリから該データ読込手段及びデータ記録手段への電力の供給及び遮断を行うアクセサリスイッチと、該操作手段及び該アクセサリスイッチの操作状況に応じて、該データ読込手段及び該データ記録手段の各処理動作を制御する制御手段とを備えた車両用データ処理装置において、上記車両には、乗員によるイグニッションスイッチのON操作により、上記バッテリからの電力供給を受けて始動するエンジンが搭載されるとともに、上記制御手段は、上記アクセサリスイッチによって、上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給が実質的に遮断されている時に、上記操作手段によって、上記データ記録手段による記録処理の実行が指示された場合、該データ読込手段及び該データ記録手段に対する上記バッテリからの電力供給を再開し、双方によるデータの読込処理及び記録処理を実行させる記録制御部と、該記録制御部による読込処理及び記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチのON操作が検出された場合において、乗員に、記録処理の実行中を報知する報知部と、報知後、更に上記イグニッションスイッチのON操作が検出された時に、エンジン始動前の状態で、この記録処理を中止する記録中止制御部とを備えたことを特徴とする。
このような構成によって、アクセサリスイッチのOFF状態で記録処理が実行される時に、アクセサリスイッチがON操作された時には、乗員に記録処理中であることを報知する。従って、その後イグニッションスイッチをON操作すると、データ記録手段による記録処理の動作不良を防止するために記録処理が中止される旨を、乗員に認識させることができる。つまり、アクセサリスイッチのON操作時に、乗員に対して、記録処理を継続するか、あるいは中止するかを判断させることができ、乗員が所望しない操作が行われることを防止できる。
具体的には、アクセサリスイッチのOFF状態で記録処理が実行されている時に、イグニッションスイッチがON操作されると、エンジンが始動されるため、上述のように記録処理の動作が不良となる虞がある。そこで、イグニッションスイッチがON操作されると、エンジン始動の前に、記録処理を中止する。よって、イグニッションスイッチがON操作されて、エンジン始動が行われたとしても、データ記録手段による記録処理の動作不良を防止できる。
しかし、この場合においても、記録処理は中止されるため、乗員がエンジンの始動よりも記録処理の優先を所望していたにも拘わらず、例えば、乗員が記録処理中を忘れるなどして、イグニッションスイッチをON操作させてしまった場合には、乗員が優先したかった操作とは異なった操作、つまりエンジン始動が行われるといった問題が生じる。
そこで、乗員がアクセサリスイッチをON操作した時には、乗員に記録処理が行われていることを報知することで、乗員にあらためて、記録処理を継続させるかを判断させている。これにより、乗員の要求に沿ったデータ処理装置を提供できる。
請求項3記載の発明は、車両に搭載されたバッテリと、該バッテリから電力の供給を受けて、データを提供可能な所定のデータ提供装置からデータを読込処理するデータ読込手段と、該バッテリから電力の供給を受けて、該データ読込手段によって読み込まれたデータを記録媒体に記録処理するデータ記録手段と、乗員の操作により、該データ記録手段に対して、データの記録処理の実行を指令する操作手段と、乗員の操作により、上記バッテリから該データ読込手段及びデータ記録手段への電力の供給及び遮断を行うアクセサリスイッチと、該操作手段及び該アクセサリスイッチの操作状況に応じて、該データ読込手段及び該データ記録手段の各処理動作を制御する制御手段とを備えた車両用データ処理装置において、上記車両には、乗員によるイグニッションスイッチのON操作により、上記バッテリからの電力供給を受けて始動するエンジンが搭載され、上記記録媒体は、データを磁気の形態で記録する円盤状のディスクであって、上記データ記録手段は、高速回転される該ディスクの表面に、データの記録可能なヘッドを、非接触状態で近接させることでデータの記録処理をおこなうものであり、上記制御手段は、上記アクセサリスイッチによって、上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給が実質的に遮断されている時に、上記操作手段によって、上記データ記録手段による記録処理の実行が指示された場合、該データ読込手段及び該データ記録手段に対する上記バッテリからの電力供給を再開し、双方によるデータの読込処理及び記録処理を実行させる記録制御部と、該記録制御部による読込処理及び記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチのON操作が検出された時、この記録処理を中止して上記ヘッドを上記ディスクへの近接状態から退避させる記録中止制御部を備えたことを特徴とする。
データ記録手段が、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)等の場合、記録媒体は、データを磁気の形態で記録する円盤状の磁気式ディスクとなる。HDDは、こうしたディスクをバッテリから電力供給を受けたモータ等によって高速回転させながら、データの記録可能なヘッドを、このディスク表面に非接触状態で近接させることで、ディスクへのデータの記録をおこなっている。この場合、一般的に、ヘッドは、ディスクの高速回転によりディスク表面に発生する風圧によって、ディスク表面から例えば数μm以下の離間した高さに、浮くような状態で位置するよう構成されている。
一方、車両における使用シーンとして、車両が停止しエンジン運転も停止している状態で、アクセサリスイッチON操作されると、その後、乗員がエンジン運転を開始させるために、イグニッションスイッチをON操作する頻度は高い。また、殆どの場合、乗員がエンジン運転を開始させる時には、始めにアクセサリスイッチをON操作して、次にイグニッションスイッチをON操作させる。
このことから、HDDのようなデータ記録手段において、アクセサリスイッチのOFF状態、つまり車両が停止しエンジン運転も停止している状態で、記録制御部による記録処理が実行されている時に、アクセサリスイッチがON操作された場合には、次にイグニッションスイッチがON操作される可能性が高い。こうした場合には以下のような問題が生じる。
つまり、アクセサリスイッチがOFF状態で記録処理が実行されている時には、ディスクは高速回転しており、これに起因してヘッドは風圧により浮いた状態にあるが、この状態で、イグニッションスイッチがON操作されると、バッテリはエンジンを始動するために、エンジンの点火装置に早急に大電力を供給することになり、これによりデータ記録手段では一時的に供給電力が減少し、ディスクの回転数が低下することになる。回転数が低下すると回転による風圧も減少してしまい、ヘッドはディスク表面に接触し易くなってしまう。この時、回転数が低下したといっても、ディスクの絶対的な回転速度は依然高速であるため、こうした状態でヘッドがディスク表面に接触すると、ヘッドやディスクが損傷するといった問題が生じるのである。
これに対し、本請求項記載の発明によれば、アクセサリスイッチのOFF状態で記録処理が実行されている時に、アクセサリスイッチがON操作されると、記録処理を中止して、例えば、ヘッドをディスク表面から大きく離れた記録停止位置等に退避させる退避処理を実行する。従って、アクセサリスイッチのON操作後に、イグニッションスイッチがON操作されて、エンジン始動が行われたとしても、既にヘッドの退避処理が行われており、データ記録手段のヘッドや記録媒体であるディスクの損傷を防止できる。
請求項4記載の発明は、車両に搭載されたバッテリと、該バッテリから電力の供給を受けて、データを提供可能な所定のデータ提供装置からデータを読込処理するデータ読込手段と、該バッテリから電力の供給を受けて、該データ読込手段によって読み込まれたデータを記録媒体に記録処理するデータ記録手段と、乗員の操作により、該データ記録手段に対して、データの記録処理の実行を指令する操作手段と、乗員の操作により、上記バッテリから該データ読込手段及びデータ記録手段への電力の供給及び遮断を行うアクセサリスイッチと、該操作手段及び該アクセサリスイッチの操作状況に応じて、該データ読込手段及び該データ記録手段の各処理動作を制御する制御手段とを備えた車両用データ処理装置において、上記車両には、乗員によるイグニッションスイッチのON操作により、上記バッテリからの電力供給を受けて始動するエンジンが搭載されるとともに、上記記録媒体は、データを磁気の形態で記録する円盤状のディスクであって、上記データ記録手段は、高速回転される該ディスクの表面に、データの記録可能なヘッドを、非接触状態で近接させることでデータの記録処理をおこなうものであり、上記制御手段は、上記アクセサリスイッチによって、上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給が実質的に遮断されている時に、上記操作手段によって、上記データ記録手段による記録処理の実行が指示された場合、該データ読込手段及び該データ記録手段に対する上記バッテリからの電力供給を再開し、双方によるデータの読込処理及び記録処理を実行させる記録制御部と、該記録制御部による読込処理及び記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチのON操作が検出された場合において、乗員に、記録処理の実行中を報知する報知部と、報知後、更に上記イグニッションスイッチのON操作が検出された時に、エンジン始動前の状態で、この記録処理を中止して、上記ヘッドを上記ディスクへの近接状態から退避させる記録中止制御部とを備えたことを特徴とする。
このような構成によって、アクセサリスイッチのOFF状態で記録処理が実行される時に、アクセサリスイッチがON操作された時には、乗員に記録処理中であることを報知する。従って、その後イグニッションスイッチをON操作すると、ヘッドやディスクの損傷防止のために、記録処理が中止されることを認識させることができる。つまり、アクセサリスイッチのON操作時に、乗員に対して、記録処理を継続するか、あるいは中止するかを判断させることができ、乗員が所望しない操作が行われることを防止できる。
具体的には、アクセサリスイッチのOFF状態で記録処理が実行されている時に、イグニッションスイッチがON操作されると、エンジンが始動されるため、上述のようにディスクの回転速度が低下して風圧も低下し、ヘッドがディスク表面に接触する虞がある。そこで、イグニッションスイッチがON操作されると、エンジン始動の前に、記録処理を中止して、例えば、ヘッドをディスク表面から大きく離れた記録停止位置等に退避させる退避処理を実行する。よって、イグニッションスイッチがON操作されて、エンジン始動が行われたとしても、データ記録手段のヘッドや記録媒体であるディスクの損傷を防止できる。
しかし、この場合においても、記録処理は中止されるため、乗員がエンジンの始動よりも記録処理の優先を所望していたにも拘わらず、例えば、乗員が記録処理中を忘れるなどして、イグニッションスイッチをON操作させてしまった場合には、乗員が優先したかった操作とは異なった操作、つまりエンジン始動が行われるといった問題が生じる。
そこで、乗員がアクセサリスイッチをON操作した時には、乗員に記録処理が行われていることを報知することで、乗員にあらためて、記録処理を継続させるかを判断させている。これにより、乗員の要求に沿ったデータ処理装置を提供できる。
請求項5記載の発明は、車両に搭載されたバッテリと、該バッテリから電力の供給を受けて、データを提供可能な所定のデータ提供装置からデータを読込処理するデータ読込手段と、該バッテリから電力の供給を受けて、該データ読込手段によって読み込まれたデータを記録媒体に記録処理するデータ記録手段と、乗員の操作により、該データ記録手段に対して、データの記録処理の実行を指令する操作手段と、乗員の操作により、上記バッテリから該データ読込手段及びデータ記録手段への電力の供給及び遮断を行うアクセサリスイッチと、該操作手段及び該アクセサリスイッチの操作状況に応じて、該データ読込手段及び該データ記録手段の各処理動作を制御する制御手段とを備えた車両用データ処理装置において、上記車両には、乗員によるイグニッションスイッチのON操作により、上記バッテリからの電力供給を受けて始動するエンジンが搭載され、上記制御手段は、上記データ記録手段による記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチによる上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給の遮断操作が行われた時、これらの読込処理及び記録処理を中止させる中止制御部と、該中止制御部による中止後、上記操作手段によって上記データ記録手段による記録処理の実行が指示された場合、該データ読込手段及び該データ記録手段に対する上記バッテリからの電力供給を再開させるとともに、上記アクセサリスイッチによる電力供給の遮断操作直前で記録する予定であったデータの内、未だ記録処理されていない所定の未記録データに対する読込処理及び記録処理を実行させる記録制御部と、該記録制御部による読込処理及び記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチのON操作が検出された時、この記録処理を中止させる記録中止制御部とを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、請求項1記載の発明と同様に、乗員がアクセサリスイッチをOFF操作した時には、データ読込手段とデータ記録手段とへの電力供給を実質的に遮断するが、その後、操作手段によるデータの記録処理が要求されると、データ読込手段からデータ記録手段への電力供給を再開することで、所定の記録処理を実行させる。
これにより、例えば、データの記録処理を優先したいとか、あるいはバッテリ上がりの防止を優先したいなどの乗員の要求に応じて、アクセサリスイッチのOFF操作後におけるデータの記録処理の実行若しくは非実行を操作でき、こうした乗員の要求を確実に満足させることができる。
また、アクセサリスイッチのOFF操作後に、データの記録処理を再開させる場合には、例えば、アクセサリスイッチをON操作して、データ読込手段及びデータ記録手段への電力供給を再開させた後、次に、操作手段を操作して、データ記録手段によるデータの記録処理を行うといった煩雑な操作を行うのではなく、操作手段のみを操作することで、データ読込手段及びデータ記録手段への電力供給の再開と、データの記録処理の実行とを行うことができる。
従って、アクセサリスイッチをOFF操作後であって、例えば、車両から離れる等、乗員にとって急を要す状況においても、簡単な操作で、データの記録処理の実行を開始でき、利便性を向上できる。
また、これに加えて、請求項2記載の発明では、記録処理中においてアクセサリスイッチがOFF操作された場合において、このOFF操作後に、操作手段の操作によって、データ記録手段によるデータの記録処理が指示された時には、アクセサリスイッチのOFF操作直前においては記録する予定であったが、未だ実質的に記録されていない所定のデータの記録を実行する。
これにより、アクセサリスイッチのOFF操作後においてデータを記録処理する場合であっても、乗員がアクセサリスイッチのOFF操作前に予定していたデータの記録処理が行われるため、乗員が所望するデータの記録処理を確実に実行できる。
請求項6記載の発明は、車両に搭載されたバッテリと、該バッテリから電力の供給を受けて、データを提供可能な所定のデータ提供装置からデータを読込処理するデータ読込手段と、該バッテリから電力の供給を受けて、該データ読込手段によって読み込まれたデータを記録媒体に記録処理するデータ記録手段と、乗員の操作により、該データ記録手段に対して、データの記録処理の実行を指令する操作手段と、乗員の操作により、上記バッテリから該データ読込手段及びデータ記録手段への電力の供給及び遮断を行うアクセサリスイッチと、該操作手段及び該アクセサリスイッチの操作状況に応じて、該データ読込手段及び該データ記録手段の各処理動作を制御する制御手段とを備えた車両用データ処理装置において、上記車両には、乗員によるイグニッションスイッチのON操作により、上記バッテリからの電力供給を受けて始動するエンジンが搭載されるとともに、上記制御手段は、上記データ記録手段による記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチによる上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給の遮断操作が行われた時、これらの読込処理及び記録処理を中止させる中止制御部と、該中止制御部による中止後、上記操作手段によって上記データ記録手段による記録処理の実行が指示された場合、該データ読込手段及び該データ記録手段に対する上記バッテリからの電力供給を再開させるとともに、上記アクセサリスイッチによる電力供給の遮断操作直前で記録する予定であったデータの内、未だ記録処理されていない所定の未記録データに対する読込処理及び記録処理を実行させる記録制御部と、該記録制御部による読込処理及び記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチのON操作が検出された場合において、乗員に、記録処理の実行中を報知する報知部と、報知後、更に上記イグニッションスイッチのON操作が検出された時に、エンジン始動前の状態で、この記録処理を中止する記録中止制御部とを備えることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、車両に搭載されたバッテリと、該バッテリから電力の供給を受けて、データを提供可能な所定のデータ提供装置からデータを読込処理するデータ読込手段と、該バッテリから電力の供給を受けて、該データ読込手段によって読み込まれたデータを記録媒体に記録処理するデータ記録手段と、乗員の操作により、該データ記録手段に対して、データの記録処理の実行を指令する操作手段と、乗員の操作により、上記バッテリから該データ読込手段及びデータ記録手段への電力の供給及び遮断を行うアクセサリスイッチと、該操作手段及び該アクセサリスイッチの操作状況に応じて、該データ読込手段及び該データ記録手段の各処理動作を制御する制御手段とを備えた車両用データ処理装置において、上記車両には、乗員によるイグニッションスイッチのON操作により、上記バッテリからの電力供給を受けて始動するエンジンが搭載され、上記記録媒体は、データを磁気の形態で記録する円盤状のディスクであって、上記データ記録手段は、高速回転される該ディスクの表面に、データの記録可能なヘッドを、非接触状態で近接させることでデータの記録処理をおこなうものであり、上記制御手段は、上記データ記録手段による記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチによる上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給の遮断操作が行われた時、これらの読込処理及び記録処理を中止させる中止制御部と、該中止制御部による中止後、上記操作手段によって上記データ記録手段による記録処理の実行が指示された場合、該データ読込手段及び該データ記録手段に対する上記バッテリからの電力供給を再開させるとともに、上記アクセサリスイッチによる電力供給の遮断操作直前で記録する予定であったデータの内、未だ記録処理されていない所定の未記録データに対する読込処理及び記録処理を実行させる記録制御部と、該記録制御部による読込処理及び記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチのON操作が検出された時、この記録処理を中止して上記ヘッドを上記ディスクへの近接状態から退避させる記録中止制御部とを備えることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、車両に搭載されたバッテリと、該バッテリから電力の供給を受けて、データを提供可能な所定のデータ提供装置からデータを読込処理するデータ読込手段と、該バッテリから電力の供給を受けて、該データ読込手段によって読み込まれたデータを記録媒体に記録処理するデータ記録手段と、乗員の操作により、該データ記録手段に対して、データの記録処理の実行を指令する操作手段と、乗員の操作により、上記バッテリから該データ読込手段及びデータ記録手段への電力の供給及び遮断を行うアクセサリスイッチと、該操作手段及び該アクセサリスイッチの操作状況に応じて、該データ読込手段及び該データ記録手段の各処理動作を制御する制御手段とを備えた車両用データ処理装置において、上記車両には、乗員によるイグニッションスイッチのON操作により、上記バッテリからの電力供給を受けて始動するエンジンが搭載されるとともに、上記記録媒体は、データを磁気の形態で記録する円盤状のディスクであって、上記データ記録手段は、高速回転される該ディスクの表面に、データの記録可能なヘッドを、非接触状態で近接させることでデータの記録処理をおこなうものであり、上記制御手段は、上記データ記録手段による記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチによる上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給の遮断操作が行われた時、これらの読込処理及び記録処理を中止させる中止制御部と、該中止制御部による中止後、上記操作手段によって上記データ記録手段による記録処理の実行が指示された場合、該データ読込手段及び該データ記録手段に対する上記バッテリからの電力供給を再開させるとともに、上記アクセサリスイッチによる電力供給の遮断操作直前で記録する予定であったデータの内、未だ記録処理されていない所定の未記録データに対する読込処理及び記録処理を実行させる記録制御部と、該記録制御部による読込処理及び記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチのON操作が検出された場合において、乗員に、記録処理の実行中を報知する報知部と、報知後、更に上記イグニッションスイッチのON操作が検出された時に、エンジン始動前の状態で、この記録処理を中止して、上記ヘッドを上記ディスクへの近接状態から退避させる記録中止制御部とを備えることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項5乃至は請求項8において、上記制御手段の上記中止制御部によって、読込処理及び記録処理が中止された場合、この中止直前における記録処理の実行状況を一時的に記録する実行状況記録手段を備え、上記記録制御部は、該実行状況記録手段により記録された実行状況に基づいて、上記の未記録データを抽出し、該未記録データの読込処理及び記録処理を実行させることを特徴とする。
このような構成によって、アクセサリスイッチのOFF操作後においてデータを記録処理する場合であっても、乗員がアクセサリスイッチのOFF操作前に予定していたデータの記録処理が行われるため、乗員が所望するデータの記録処理を確実に実行できる。
請求項10記載の発明は、請求項1乃至は請求項9において、上記制御手段は、上記記録制御部によって、データの読込処理及び記録処理の実行後、上記データ提供装置から、所定のデータの上記記録媒体への記録を終了した時、上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給を遮断する遮断制御部を備えたことを特徴とする。
このような構成によって、アクセサリスイッチのOFF操作後においてデータを記録処理する場合に、所定のデータの記録が終了した後は、遮断制御部によりデータ読込手段及びデータ記録手段へのバッテリからの電力供給を遮断するので、バッテリの電力消費を抑制できる。
請求項11記載の発明は、請求項1乃至は請求項10において、上記車両には、スピーカと、上記データ読込手段若しくは上記データ記録手段の動作の態様を表示する表示手段とが搭載されており、これら該スピーカ及び該表示手段は、それぞれ車室内に配置されて、バッテリからの電力供給を受けるとともに、上記データ読込手段は、上記記録媒体からのデータの読み込み動作中において、読み込まれたデータの音情報を、該スピーカーから発するものであって、上記制御手段は、上記記録制御部の動作中においては、該スピーカ及び該表示手段への電力供給を遮断するとともに、車室内に配置された省電力タイプの報知手段により、この動作中であることを報知する報知制御部とを備えたことを特徴とする。
このような構成によって、アクセサリスイッチがOFF状態で記録処理が実行される時には、スピーカや表示手段への電力供給を実質的に遮断でき、バッテリの省電力化を行うことができる。一方、同時に、報知手段により乗員には記録処理中であることを報知するため、乗員は記録処理中であることを認識できる。
以上のように、本発明に係る発明においては、乗員がアクセサリスイッチをOFF操作した時には、データ読込手段とデータ記録手段とへの電力供給を実質的に遮断するが、その後、操作手段によるデータの記録処理が要求されると、データ読込手段からデータ記録手段への電力供給を再開することで、所定の記録処理を実行させる。
これにより、例えば、データの記録処理を優先したいとか、あるいはバッテリ上がりの防止を優先したいなどの乗員の要求に応じて、アクセサリスイッチのOFF操作後におけるデータの記録処理の実行若しくは非実行を操作でき、こうした乗員の要求を確実に満足できる。
また、アクセサリスイッチのOFF操作後に、乗員がデータの記録処理の実行を選択し、データの記録処理を再開させる場合には、操作手段を操作するのみで、データ読込手段及びデータ記録手段への電力供給の再開と、データの記録処理の実行とを行うことができる。
従って、アクセサリスイッチをOFF操作後であって、例えば、車両から離れる等、乗員にとって忙しい状況においても、簡単な操作で、データの記録処理の実行を開始でき、利便性を向上できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態にかかる車両の車室内には、車両用データ処理装置1が搭載されており、これは、一般にAV機器(オーディオ・ビデオ機器)と呼ばれる装置から構成されている。
図1を参照して、車両用データ処理装置1を説明すると、車両用データ処理装置1は、車両用データ処理装置1の多様な制御処理を総合的に行うCPU(中央演算処理ユニット)及びメモリ(RAM及びROM)から成る制御部2と、乗員による操作を受けてこの操作信号を制御部2に出力する操作装置3と、車両用データ処理装置1の作動状態や多様な情報を乗員に視覚可能に提供するため、制御部2から画像信号を受信して液晶画面に画像を表示する表示装置4と、車外に設置された複数のラジオ放送局(図示せず)からの放送番組の電波を、アンテナなどを介して選局可能に受信し、受信信号を制御部2に出力するラジオ5と、CD(コンパクトディスク)、DVD(Digital Versatile Disc)やMD(ミニディスク)等の乗員が車内に持ち運び可能な記録媒体(図示せず)に記録された音楽情報のデータや映像情報のデータなどを再生可能であり、再生したデータを制御部2に出力可能な再生装置6(特許請求の範囲のデータ読込手段に相当)と、データを何度も書き込むことができる記録媒体(図示せず)を内蔵しており、再生装置6により再生された各種データを制御部2による制御のもと、この記録媒体に記録させる、例えばHDD(ハードディスクドライブ)といった記録装置7(特許請求の範囲のデータ記録手段に相当)とを備えている。尚、記録装置7は、一般に、データを記録した後、これらのデータの再生も可能であり、これにより、一旦、音楽や映像等を記録させておけば、その後、CDや、DVD等を車内に持ち込むことがなくても、記録した音楽や映像等のデータを再生できる。
また、ラジオ5の選局などの制御や再生装置6などの再生制御、記録装置7の記録制御が制御部2によって実行でき、一方で、制御部2が、これらラジオ5、再生装置6、記録装置7の作動状態を検出、監視できるように、制御部2と、ラジオ5、再生装置6、記録装置7とは、それぞれ制御信号や監視信号の授受が可能となるよう構成されている。
また、制御部2は、乗員への所定の報知が可能となるよう車室内に設置された、発光ダイオードから成るインジケータ8と電気的に接続されている。
また、車載されたバッテリ9は、制御部2に対して低電圧の電力を供給するとともに、車室内に設置されたアクセサリスイッチ10(以下、ACCスイッチ)を介して、ACCスイッチ10がONの時に電源制御部11に電力を供給可能となるよう、電源制御部11と接続されている。この電源制御部11は、比較的大きな電力が必要な表示装置4や、ラジオ5、再生装置6、記録装置7に対して電力の供給をするだけでなく、制御部2からの制御信号を受けて、これら表示装置4や、ラジオ5、再生装置6、記録装置7への電力の供給及び遮断を制御する電力制御を可能としている。尚、電源制御部11は、制御部2からの再生装置6やラジオ5等の音に関する信号を入力してこれを増幅するとともに、この増幅した音信号を、車室内に設置されて、ラジオ5や再生手段6から入力された音楽や音声情報を拡声するスピーカ12に、出力している。
尚、電源制御部11には、ACCスイッチ10を介さずに、バッテリ9から直接電力の供給を受ける電源ライン13も接続されており、これによりACCスイッチ10がOFF操作されている時の、再生装置6、記録装置7の電力制御を可能としている。これについては、後で詳細に説明する。
また、制御部2は、ACCスイッチ10がOFF状態であっても、低電力が供給されるよう構成されている。
これとは別に、バッテリ9からは、イグニッションスイッチ14(以下、IGスイッチ)を介してエンジンの点火プラグ等からなる点火装置15に電力を供給可能となっており、これにより、エンジン運転の停止中に、乗員がIGスイッチ14をON操作すると、点火プラグに電流を供給することでこれを点火させ、よって、エンジン運転の開始が可能となる。
尚、上述のACCスイッチ10とIGスイッチ14とは、乗員が1つのキーシリンダ(図示せず)にキーを挿入後、所定の方向に所定の角度回転させると、ACCスイッチ10がONとなり、この状態から更に所定の角度回転させると、次は、ACCスイッチ10のON状態を維持したままで、車載されたワイパーやパワーウインドへの電力供給を可能とするONスイッチ(図示せず)がONされる。更に、ONスイッチのON状態から、所定の角度回転させると、ACCスイッチ10とONスイッチとをON状態に維持したままで、IGスイッチ14をONにするよう構成されている。
これにより、乗員が、車両に搭乗し直ぐさまエンジンを運転させる時には、ACCスイッチ10のON状態を介して、IGスイッチ14をONすることになる。また、乗員が、エンジンは停止させた状態で、データ処理装置1の操作を行う場合には、ACCスイッチ10のみをON状態に設定すればよいことになる。
尚、ACCスイッチ10のONとOFFの状態、及びIGスイッチ14のONとOFFの状態を、制御部2に監視させるため、これらの状態を検出するセンサ10a、14aがそれぞれ設けられている。
(本実施形態における動作及び制御フロー)
以上のような構成に基づく動作及び制御フローを、図2乃至は図4に示す制御フローチャート図を参照して説明する。尚、これらの図では、本発明の説明を簡略化するために、乗員がCDに記録された音楽を再生し、これを記録装置7としてのHDDに録音(つまり、記録)する場合における動作を例として説明するが、再生される記録媒体及び、再生し録音されるデータは、これに限らない。例えば、記録媒体としてはMDで、データとしては、MDに記録された音楽であったり、同様にDVDに記録された映像と音楽であったり、あるいは、記録媒体はないが、データとして、インターネット等の車外の情報ネットワークを介して無線通信手段により配信される音楽、映像などであっても、構わない。また、音楽や映像が、情報ネットワークを介して配信されるものである場合には、本実施形態において、更に、制御部2と情報の授受可能に接続され、電源制御部11により電力供給及び遮断可能に制御されるネットワーク接続装置(図示せず)が必要となる。
図2において、先ず、制御部2は、プログラムの実行を開始後、ステップSA1でACCスイッチ10がOFF状態か否かを判断し、ON状態であれば、図3のステップSB1に進み、通常のデータ処理装置の動作、つまり、乗員の操作指示によるAV機能の動作を行う。この時、乗員の操作指示に応じて、制御部2は、表示装置4、ラジオ5、再生装置6、記録装置7、スピーカ12等の内の要求される装置への電力供給を行うよう、電源制御部11への指令信号の出力を行う。
次に、ステップSB2に進み、乗員によってACCスイッチ10がON状態からOFF状態に変更されたか否かを判断し、変更されていればステップSB3に進むが、変更がなければ、ステップSB1に戻って、通常の動作処理を維持する。
ステップSB3では、ACCスイッチ10がOFFに変更された直前における通常動作処理において、記録装置7の録音動作かあるいは再生動作が行われていたか否かを判断し、再生かあるいは録音動作中であれば、ステップSB4に進むとともに、ステップSB4で、記録装置7の録音動作中かを判断し、録音動作中であればステップSB5に進む。ステップSB5では、ACCスイッチ10がOFFに変更された直前において録音されていた時の録音状態を一時的に記録する。具体的には、通常動作処理中、CDに記録された全10曲を、CDに記録された順番に記録装置7へ記録処理させていた場合において、ACCスイッチ10のOFF直前には、CDの5曲目を録音中であれば、1曲目から4曲目までの曲しか録音されておらず、残りの5曲目から10曲目までの曲を録音する必要があるとして、このような録音状態を録音位置情報として制御部2に内蔵されたRAMに記録する。次に、ステップSB6に進んで、現在録音中であった曲、上述の例であれば5曲目の曲のそれまで記録装置7によって記録した部分の削除を指示し、これに従って、記録装置7ではこの部分の削除処理を実行し、ステップSB7に進む。
尚、ステップSB4において、記録装置7の録音中でないと判断された場合にも、記録装置7の再生中として、ステップSB7に進む。
ステップSB7では、記録装置7の録音/再生処理の終了処理を実行する。
尚、記録装置7がHDDの場合、これに内蔵された記録媒体は、円盤状のディスク(図示せず)であり、データはこの円盤状ディスクの円盤表面に磁気信号として記録可能となる。
このようなディスクに対する一般的な記録動作について詳細に説明すると、記録装置7は、電源制御部11からの電力供給を受けてディスクを高速回転させる図示しないモータと、図示しない記録用ヘッドとを備えている。データを記録する場合には、高速回転されるディスクの円盤表面に対して、この記録用ヘッドを数百分の1から数μm離間して対面させるとともに、この時記録用ヘッドの電磁信号を制御している。これにより、データをディスク表面にその円周方向に沿って磁気的に記録させることが可能となる。
この時、記録用ヘッドはディスクに対して微小な距離だけ離間させているが、これは、ディスクを高速回転させることによってディスクの円盤表面に風を発生させ、この風圧により記録用ヘッドをディスクから浮かせることにより、こうした離間状態を維持している。従って、ディスクの高速回転が一時的にでも低下すると、風圧が減衰し、記録用ヘッドがディスク表面に接触して、記録用ヘッドあるいはディスクを損傷させる虞がある。
こうしたディスクの回転数の一時的な低下は、エンジン始動時に、バッテリ9から点火装置15に大電流を供給する場合などに起因して、バッテリ9からの電力供給量が一時的低下する時に発生する。
よって、こうしたエンジン始動時には、記録装置7がHDDであれば、記録用ヘッドあるいはディスクを損傷させる虞がある。そこで、ステップSB8の記録装置7の録音及び再生処理の終了処理では、記録用ヘッドをディスク表面からより遠ざけて、記録停止位置まで退避させるための記録用ヘッドの退避処理が行われることになる。
尚、ディスクに既に記録されたデータを再生させるための、一般的な再生動作は、再生用ヘッドによって行なったり、あるいは記録用ヘッドを兼用しておこなうが、そのヘッドの動作は、記録用ヘッドの動作と同じであり省略する。
また、ステップSB7では、ACCスイッチ10のOFF操作直前の再生装置6及び記録装置7のON/OFF動作状態をRAMに一時的に記録する処理もおこなっている。
次に、ステップSB8に進み、制御部2から電源制御部11への指令信号の出力により、電源制御部11では、電源供給中の、表示装置4、ラジオ5、再生装置6、記録装置7、スピーカ12等への電力供給を遮断処理して、ステップSA1にリターンする。
尚、ステップSB3で、記録装置7の再生あるいは録音中でないと判断した時も、ステップSB8に進んで、その後、ステップSA1にリターンする。
また、図2のステップSA1において、ACCスイッチ10がOFF状態の場合、ステップSA2に進み、操作装置3の録音釦(ボタン)が数秒以上の長押し操作されたか否かを判断し、長押し操作がされた場合には、ステップSA3に進むが、長押し操作がなければステップSA1に戻る。尚、この録音釦は、データ処理装置1の操作装置3に設置する代わりに、記録装置7に独自に設けられた釦であってもよい。ステップSA3では、記録装置7を録音ポーズ状態、つまり、記録装置7への電力供給を行い、1回から2回の操作で直ちに録音動作を行える待機状態に設定する。また、この時、前回ACCスイッチ10がONからOFF操作された時において、ステップSB7でRAMに記録した再生装置6及び記録装置7の作動状態を読込む。この時、記録装置7による録音中であった場合には、ステップSB5において、この時の録音状態の情報が記録されているため、更に、この録音状態の情報もRAMから読込む。尚、このステップSA3では、インジケータ8の点滅も実行する。
尚、図示しないが、ステップSA2で、録音釦の長押し操作がされたとしても、それまでにCDが、再生装置6からエジェクトされて、再生装置6の外に取り出されている場合には、再生すべき記録媒体が挿入されていないため、ステップSA1に進む。
次に、ステップSA4に進み、ステップSA4では、ステップSA3の読込んだ情報から、前回ACCスイッチ10がON状態からOFF状態に操作された時に、前回のACCスイッチ10のOFF直前に録音状態だったか否かを判断し、録音状態であった場合には、ステップSA5に進んで、ステップSB5において記録された録音状態に基づいて、未だ録音されていない曲についての録音が再開できる状態に設定して、この状態で待機する。つまり、上述の例のようにCDの全曲を記録された曲順に録音する場合で、前回の録音動作によって今まで4曲目まで録音が完成している場合には、再生装置6において、5曲目の曲の始めから再生開始が可能な状態に設定するとともに、記録装置7においては、ディスク上に記録された4曲目の曲の終了直後の位置を検出し、この位置から再度録音開始が可能となるような状態に設定し、これら再生装置6と記録装置7の設定状態を待機させて、ステップSA7に進む。一方、ステップSA4で、前回のACCスイッチ10のOFF直前に録音状態ではなかった場合には、ステップSA6に進んで、再生装置6において、現在、再生装置6にセットされているCDの1曲目(先頭)の曲を再生開始できる状態に設定するとともに、記録装置7においては、所定の記録開始位置を検出し、この位置から録音開始可能となるような状態に設定し、これら再生装置6と記録装置7の設定状態を待機させて、ステップSA7に進む。
ステップSA7では、再度、録音釦がON操作されたか否かを判断し、ON操作されていれば、ステップSA8に進むが、ON操作されていなければ、待機状態を継続させる。尚、図示しないが、この待機状態の継続中に、ACCスイッチ10がON操作された場合には、待機状態を解除してステップSB1に進んで、通常の動作処理を行う。
ステップSA8では、再生装置6によるCDの音楽再生を実行するとともに、この再生された音楽の記録装置7への録音を実行する。この時、制御部2は、電源制御部11に指令信号を出力して、これを受けて電源制御部11では、表示装置4に対しては、表示画面が暗く非作動状態となるように電力供給を遮断し、同時に、スピーカ12からの音量を実質的に0(零)にしており、これによりバッテリの省電力化が可能となる。
尚、車両に搭乗した乗員には、このような操作が行われていることが分かるように、制御部2は、省電力のインジケータ8(特許請求の範囲に記載の報知手段に相当)を点灯させている。
次にステップSA9に進み、ACCスイッチ10がOFF状態での再生及び録音中に、ACCスイッチ10のOFF状態からON状態へ操作されたか否かを判断し、操作されていれば、図4のステップSC1に進み、操作がなればステップSA10に進む。ステップSA10では、CDの最後の曲の録音が終了したか否かを判断し、終了していなければ、ステップSA8に戻り再生及び録音を継続し、録音が終了すれば、ステップSA11に進んで、録音動作を終了する。この時、記録装置7がHDDであれば上述のような記録用ヘッドあるいは再生用ヘッドの退避処理が行われる。次に、ステップSA12に進んで、電源制御部11による再生装置6及び記録装置7への電力供給が遮断される。尚、この時、再生装置6や記録装置7には、これらの装置の停止状態における独自の制御用に、微弱な電力供給は継続していても良い。ステップSA12の後は、ステップSA1にリターンする。
上述のようにSA9において、ACCスイッチ10がOFF状態での再生及び録音中に、ACCスイッチ10のOFF状態からON状態へ操作された場合には、図4に示めすステップSC1に進むが、ステップSC1では、この時の再生・録音処理が終了しているか否か、つまり、現在録音中のCDにおける最後の曲の録音が終了したか否かを判断し、終了していなければ、ステップSC2に進んで、再生及び録音処理を継続する。尚、この時、ACCスイッチ10がOFF状態での再生及び録音中に、ACCスイッチ10がON状態に操作されたことを乗員に報知するため、制御部2は電源制御部11を介して、スピーカ12から警報音を発生させる。
次に、ステップSC3に進み、乗員により、IGスイッチ14がOFF状態からON状態に操作されたことを検出した時には、ステップSC4に進み、記録装置7に記録中であった曲の記録を削除して、それまで曲として完全に記録されている状態の曲のみを記録装置7に記録させた状態にし、ステップSC5に進む。
ステップSC5では、上述のようにHDDである記録装置7の記録用ヘッドの退避処理等の録音終了処理を行う。尚、ステップSC3のIGスイッチ14のOFFからONへの操作により、エンジンの点火装置15では、点火プラグによる点火を行ってエンジンの運転を開始するが、このような点火によるバッテリ9の急激な供給電力量の低減よりも、ステップSC4での曲の削除及びステップSC5での記録用ヘッドの退避が先に行われるよう構成されている。
ステップSC5の退避処理により、上述のように記録装置7のディスクの高速回転により記録用ヘッドが浮いている時に、点火装置15による点火が実行されることがないため、従って、記録用ヘッドが浮いている時にバッテリ9からの供給電力が点火装置15の作動により一時的に低下し、ディスクの回転速度が一時的且つ比較的低下して、記録用ヘッドとディスクとが接触することで、これらが損傷するといった問題を解消できる。
これにより、記録装置7によって、それまで曲として完全に記録されている状態の曲のみを記録させた状態にした後、ステップSB1に進んで、通常の動作処理を行う。
尚、ステップSC2では、スピーカ12から警報音を発するようにしている。これは、その後のステップSC3からステップSC5までの制御を乗員に認識させるためである。つまり、ACCスイッチ10がOFF状態での再生及び録音中に、車両から離れた乗員が、車両に戻り、エンジン運転を再開しようとした場合に、乗員に対し、現在ACCスイッチ10がOFF状態での再生及び録音中であることを、再認識させている。これにより、乗員が、ACCスイッチ10をON操作した後、更にIGスイッチ14をON操作してエンジン運転を再開させようとすると、それまで継続していた再生及び録音処理が停止されることを、乗員に報知し、乗員にエンジン運転の開始を優先させるか、あるいは、再生及び録音処理を優先させるかの判断を促している。よって、乗員の要求に沿った処理をおこなうことができる。
また、ステップSC1で、現在録音中のCDにおける最後の曲の録音が終了した場合には、ステップSC5に進んで、記録用ヘッド等の退避処理等の録音終了処理を行い、その後、ステップSB1に進んで、通常の動作処理を行う。また、ステップSC3で、IGスイッチのOFFからONへの操作がなければ、ステップSC1に戻る。
(本実施形態の効果)
上述のように、本実施形態によれば、ACCスイッチ10のON状態で、再生装置6から記録装置7への音楽や映像等のデータの記録処理中に、乗員がACCスイッチ10をOFFに操作した時には、電源制御部11による再生装置6と記録装置7へのバッテリ9からの電力供給を実質的に遮断する。その後、例えば乗員が車両から降りる前に、ACCスイッチ10ではない通常の操作装置3の録音釦等によって記録(つまり、録音、録画など)が指示操作されると、再生装置6及び記録装置7への電力供給を再開し、記録装置7による記録処理を実行可能にしている。
これによって、例えば、記録処理を優先したいとか、あるいはバッテリ9の過放電防止を優先したいなどの乗員の要求に応じて、ACCスイッチ10のOFF操作後における記録処理の実行若しくは非実行の操作が可能となり、こうした乗員の要求を確実に満足させることができる。
また、前回ACCスイッチ10がOFF操作される直前まで、記録処理が実行されており、ACCスイッチ10のOFF操作により、記録処理が中断した場合であっても、録音釦等によって、記録の指示操作が行われると、記録が未だ行われていない一部のデータから記録を自動的に、再開するため、余分に再生装置6や記録装置7に電力供給させることがなく、バッテリによる電力消費を低減できる。
また、このように記録処理を再開させる場合には、操作装置3のみを操作して、再生装置6及び記録装置7への電力供給の再開と、データの記録処理の実行とを行えばよい。
従って、ACCスイッチ10のOFF操作後であって、例えば、乗員車両から離れる等、乗員にとって忙しい状況においても、簡単な操作で、データの記録処理の実行を開始でき、利便性を向上できる。
また、ACCスイッチ10がOFF操作される直前に、再生装置6の再生中ではあるが記録装置7の記録状態ではない状態であったり、あるいは、OFF操作される直前に、再生も記録も行われていない場合であったとしても、ACCスイッチ10がOFF状態で、操作装置3によって記録処理が指示操作されると、記録装置7によって、現在、再生装置6に挿入され取り込まれている記録媒体を再生させて、その記録を行うことができる。
従って、このような場合においても、上述のように、記録処理を優先したいとか、あるいはバッテリ9の過放電防止を優先したいなどの乗員の要求に応じて、ACCスイッチ10のOFF操作後における記録処理の実行若しくは非実行の操作が可能となり、簡単な操作で、こうした乗員の要求を確実に満足させることができる。
(他の実施形態)
尚、上述の実施形態においては、ACCスイッチ10がOFF操作された時点において録音する予定の曲を、CDに収録された全曲とし、録音釦による録音の再開時には、全曲の内、未録音の曲に対する録音を再開させたが、これに代えて、ACCスイッチ10がOFF操作された時点における録音予定の曲を、CDに収録された全曲の内の一部の曲とし、録音釦による録音の再開時には、録音予定曲の内、未だ録音されていない曲の録音を再開させるよう設定してもよい。
また、本発明は、再生装置6が、例えばCDチェンジャー等で複数のCDを連続して再生可能な場合において、ACCスイッチ10がOFF操作された時に、複数のCDの録音を予定していた場合は、複数枚のCDを録音した後で終了するようにしても良い。
また、上述の実施形態においては、記録装置7としては、データを磁気信号で記録可能な記録媒体にデータを記録させるHDDとしたが、これに限らない。例えば、記録媒体としては、所謂、書き換え可能なCDや、書き換え可能なDVD等の光ディスクとし、記録装置7としては、このような光ディスクを高速回転させると同時に、データを光信号で光ディスクに記録させるものであってもよい。
更に、記録媒体としては、所謂、メモリーカードとし、記録装置7としては、メモリーカードに微弱な電気信号を与えて、データを記録させるものであっても良い。
このような場合であっても、エンジン始動時に発生するバッテリ9の電力低下に起因して、記録装置7のモータや電気回路、電子回路などに異常が発生して、例えば、光ディスクの回転が低下したり、メモリーカードへの出力される電気信号に異常が発生するなどの問題がある。従って、ACCスイッチ10のOFF操作後に録音処理が行われている時に、ACCスイッチ10がON操作されたり、あるいはIGスイッチ14がON操作されたりする場合には、本実施形態のように録音処理を一時的に中断することで、記録媒体へのデータの記録を確実に行うことができる。
また、本実施形態においては、録音状態の記録は制御部2のRAMに対して行ったが、記録装置7に内蔵された記録媒体に対して録音状態の記録を行なってもよい。
本発明に係る車両用のデータ処理装置1の全体を示す概略構成図。 制御部2の制御フローチャート図。 制御部2の制御フローチャート図。 制御部2の制御フローチャート図。
1:データ処理装置
2:制御部
3:操作装置
6:再生装置(データ読込手段)
7:記録装置(データ記録手段)
8:インジケータ
9:バッテリ
10:ACCスイッチ(アクセサリスイッチ)
14:IGスイッチ(イグニッションスイッチ)

Claims (11)

  1. 車両に搭載されたバッテリと、
    該バッテリから電力の供給を受けて、データを提供可能な所定のデータ提供装置からデータを読込処理するデータ読込手段と、
    該バッテリから電力の供給を受けて、該データ読込手段によって読み込まれたデータを記録媒体に記録処理するデータ記録手段と、
    乗員の操作により、該データ記録手段に対して、データの記録処理の実行を指令する操作手段と、
    乗員の操作により、上記バッテリから該データ読込手段及びデータ記録手段への電力の供給及び遮断を行うアクセサリスイッチと、
    該操作手段及び該アクセサリスイッチの操作状況に応じて、該データ読込手段及び該データ記録手段の各処理動作を制御する制御手段とを備えた車両用データ処理装置において、
    上記車両には、乗員によるイグニッションスイッチのON操作により、上記バッテリからの電力供給を受けて始動するエンジンが搭載され、
    上記制御手段は、上記アクセサリスイッチによって、上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給が実質的に遮断されている時に、上記操作手段によって、上記データ記録手段による記録処理の実行が指示された場合、該データ読込手段及び該データ記録手段に対する上記バッテリからの電力供給を再開し、双方によるデータの読込処理及び記録処理を実行させる記録制御部と、
    該記録制御部による読込処理及び記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチのON操作が検出された時、この記録処理を中止させる記録中止制御部と、を備えたことを特徴とする車両用データ処理装置。
  2. 車両に搭載されたバッテリと、
    該バッテリから電力の供給を受けて、データを提供可能な所定のデータ提供装置からデータを読込処理するデータ読込手段と、
    該バッテリから電力の供給を受けて、該データ読込手段によって読み込まれたデータを記録媒体に記録処理するデータ記録手段と、
    乗員の操作により、該データ記録手段に対して、データの記録処理の実行を指令する操作手段と、
    乗員の操作により、上記バッテリから該データ読込手段及びデータ記録手段への電力の供給及び遮断を行うアクセサリスイッチと、
    該操作手段及び該アクセサリスイッチの操作状況に応じて、該データ読込手段及び該データ記録手段の各処理動作を制御する制御手段とを備えた車両用データ処理装置において、
    上記車両には、乗員によるイグニッションスイッチのON操作により、上記バッテリからの電力供給を受けて始動するエンジンが搭載されるとともに、
    上記制御手段は、上記アクセサリスイッチによって、上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給が実質的に遮断されている時に、上記操作手段によって、上記データ記録手段による記録処理の実行が指示された場合、該データ読込手段及び該データ記録手段に対する上記バッテリからの電力供給を再開し、双方によるデータの読込処理及び記録処理を実行させる記録制御部と、
    該記録制御部による読込処理及び記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチのON操作が検出された場合において、乗員に、記録処理の実行中を報知する報知部と、
    報知後、更に上記イグニッションスイッチのON操作が検出された時に、エンジン始動前の状態で、この記録処理を中止する記録中止制御部とを備えたことを特徴とする車両用データ処理装置。
  3. 車両に搭載されたバッテリと、
    該バッテリから電力の供給を受けて、データを提供可能な所定のデータ提供装置からデータを読込処理するデータ読込手段と、
    該バッテリから電力の供給を受けて、該データ読込手段によって読み込まれたデータを記録媒体に記録処理するデータ記録手段と、
    乗員の操作により、該データ記録手段に対して、データの記録処理の実行を指令する操作手段と、
    乗員の操作により、上記バッテリから該データ読込手段及びデータ記録手段への電力の供給及び遮断を行うアクセサリスイッチと、
    該操作手段及び該アクセサリスイッチの操作状況に応じて、該データ読込手段及び該データ記録手段の各処理動作を制御する制御手段とを備えた車両用データ処理装置において、
    上記車両には、乗員によるイグニッションスイッチのON操作により、上記バッテリからの電力供給を受けて始動するエンジンが搭載され、
    上記記録媒体は、データを磁気の形態で記録する円盤状のディスクであって、
    上記データ記録手段は、高速回転される該ディスクの表面に、データの記録可能なヘッドを、非接触状態で近接させることでデータの記録処理をおこなうものであり、
    上記制御手段は、上記アクセサリスイッチによって、上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給が実質的に遮断されている時に、上記操作手段によって、上記データ記録手段による記録処理の実行が指示された場合、該データ読込手段及び該データ記録手段に対する上記バッテリからの電力供給を再開し、双方によるデータの読込処理及び記録処理を実行させる記録制御部と、
    該記録制御部による読込処理及び記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチのON操作が検出された時、この記録処理を中止して上記ヘッドを上記ディスクへの近接状態から退避させる記録中止制御部とを備えたことを特徴とする車両用データ処理装置。
  4. 車両に搭載されたバッテリと、
    該バッテリから電力の供給を受けて、データを提供可能な所定のデータ提供装置からデータを読込処理するデータ読込手段と、
    該バッテリから電力の供給を受けて、該データ読込手段によって読み込まれたデータを記録媒体に記録処理するデータ記録手段と、
    乗員の操作により、該データ記録手段に対して、データの記録処理の実行を指令する操作手段と、
    乗員の操作により、上記バッテリから該データ読込手段及びデータ記録手段への電力の供給及び遮断を行うアクセサリスイッチと、
    該操作手段及び該アクセサリスイッチの操作状況に応じて、該データ読込手段及び該データ記録手段の各処理動作を制御する制御手段とを備えた車両用データ処理装置において、
    上記車両には、乗員によるイグニッションスイッチのON操作により、上記バッテリからの電力供給を受けて始動するエンジンが搭載されるとともに、
    上記記録媒体は、データを磁気の形態で記録する円盤状のディスクであって、
    上記データ記録手段は、高速回転される該ディスクの表面に、データの記録可能なヘッドを、非接触状態で近接させることでデータの記録処理をおこなうものであり、
    上記制御手段は、上記アクセサリスイッチによって、上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給が実質的に遮断されている時に、上記操作手段によって、上記データ記録手段による記録処理の実行が指示された場合、該データ読込手段及び該データ記録手段に対する上記バッテリからの電力供給を再開し、双方によるデータの読込処理及び記録処理を実行させる記録制御部と、
    該記録制御部による読込処理及び記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチのON操作が検出された場合において、乗員に、記録処理の実行中を報知する報知部と、
    報知後、更に上記イグニッションスイッチのON操作が検出された時に、エンジン始動前の状態で、この記録処理を中止して、上記ヘッドを上記ディスクへの近接状態から退避させる記録中止制御部とを備えたことを特徴とする車両用データ処理装置。
  5. 車両に搭載されたバッテリと、
    該バッテリから電力の供給を受けて、データを提供可能な所定のデータ提供装置からデータを読込処理するデータ読込手段と、
    該バッテリから電力の供給を受けて、該データ読込手段によって読み込まれたデータを記録媒体に記録処理するデータ記録手段と、
    乗員の操作により、該データ記録手段に対して、データの記録処理の実行を指令する操作手段と、
    乗員の操作により、上記バッテリから該データ読込手段及びデータ記録手段への電力の供給及び遮断を行うアクセサリスイッチと、
    該操作手段及び該アクセサリスイッチの操作状況に応じて、該データ読込手段及び該データ記録手段の各処理動作を制御する制御手段とを備えた車両用データ処理装置において、
    上記車両には、乗員によるイグニッションスイッチのON操作により、上記バッテリからの電力供給を受けて始動するエンジンが搭載され、
    上記制御手段は、上記データ記録手段による記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチによる上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給の遮断操作が行われた時、これらの読込処理及び記録処理を中止させる中止制御部と、
    該中止制御部による中止後、上記操作手段によって上記データ記録手段による記録処理の実行が指示された場合、該データ読込手段及び該データ記録手段に対する上記バッテリからの電力供給を再開させるとともに、上記アクセサリスイッチによる電力供給の遮断操作直前で記録する予定であったデータの内、未だ記録処理されていない所定の未記録データに対する読込処理及び記録処理を実行させる記録制御部と
    該記録制御部による読込処理及び記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチのON操作が検出された時、この記録処理を中止させる記録中止制御部とを備えることを特徴とする車両用データ処理装置。
  6. 車両に搭載されたバッテリと、
    該バッテリから電力の供給を受けて、データを提供可能な所定のデータ提供装置からデータを読込処理するデータ読込手段と、
    該バッテリから電力の供給を受けて、該データ読込手段によって読み込まれたデータを記録媒体に記録処理するデータ記録手段と、
    乗員の操作により、該データ記録手段に対して、データの記録処理の実行を指令する操作手段と、
    乗員の操作により、上記バッテリから該データ読込手段及びデータ記録手段への電力の供給及び遮断を行うアクセサリスイッチと、
    該操作手段及び該アクセサリスイッチの操作状況に応じて、該データ読込手段及び該データ記録手段の各処理動作を制御する制御手段とを備えた車両用データ処理装置において、
    上記車両には、乗員によるイグニッションスイッチのON操作により、上記バッテリからの電力供給を受けて始動するエンジンが搭載されるとともに、
    上記制御手段は、上記データ記録手段による記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチによる上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給の遮断操作が行われた時、これらの読込処理及び記録処理を中止させる中止制御部と、
    該中止制御部による中止後、上記操作手段によって上記データ記録手段による記録処理の実行が指示された場合、該データ読込手段及び該データ記録手段に対する上記バッテリからの電力供給を再開させるとともに、上記アクセサリスイッチによる電力供給の遮断操作直前で記録する予定であったデータの内、未だ記録処理されていない所定の未記録データに対する読込処理及び記録処理を実行させる記録制御部と
    該記録制御部による読込処理及び記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチのON操作が検出された場合において、乗員に、記録処理の実行中を報知する報知部と、
    報知後、更に上記イグニッションスイッチのON操作が検出された時に、エンジン始動前の状態で、この記録処理を中止する記録中止制御部とを備えることを特徴とする車両用データ処理装置。
  7. 車両に搭載されたバッテリと、
    該バッテリから電力の供給を受けて、データを提供可能な所定のデータ提供装置からデータを読込処理するデータ読込手段と、
    該バッテリから電力の供給を受けて、該データ読込手段によって読み込まれたデータを記録媒体に記録処理するデータ記録手段と、
    乗員の操作により、該データ記録手段に対して、データの記録処理の実行を指令する操作手段と、
    乗員の操作により、上記バッテリから該データ読込手段及びデータ記録手段への電力の供給及び遮断を行うアクセサリスイッチと、
    該操作手段及び該アクセサリスイッチの操作状況に応じて、該データ読込手段及び該データ記録手段の各処理動作を制御する制御手段とを備えた車両用データ処理装置において、
    上記車両には、乗員によるイグニッションスイッチのON操作により、上記バッテリからの電力供給を受けて始動するエンジンが搭載され、
    上記記録媒体は、データを磁気の形態で記録する円盤状のディスクであって、
    上記データ記録手段は、高速回転される該ディスクの表面に、データの記録可能なヘッドを、非接触状態で近接させることでデータの記録処理をおこなうものであり、
    上記制御手段は、上記データ記録手段による記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチによる上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給の遮断操作が行われた時、これらの読込処理及び記録処理を中止させる中止制御部と、
    該中止制御部による中止後、上記操作手段によって上記データ記録手段による記録処理の実行が指示された場合、該データ読込手段及び該データ記録手段に対する上記バッテリからの電力供給を再開させるとともに、上記アクセサリスイッチによる電力供給の遮断操作直前で記録する予定であったデータの内、未だ記録処理されていない所定の未記録データに対する読込処理及び記録処理を実行させる記録制御部と
    該記録制御部による読込処理及び記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチのON操作が検出された時、この記録処理を中止して上記ヘッドを上記ディスクへの近接状態から退避させる記録中止制御部とを備えることを特徴とする車両用データ処理装置。
  8. 車両に搭載されたバッテリと、
    該バッテリから電力の供給を受けて、データを提供可能な所定のデータ提供装置からデータを読込処理するデータ読込手段と、
    該バッテリから電力の供給を受けて、該データ読込手段によって読み込まれたデータを記録媒体に記録処理するデータ記録手段と、
    乗員の操作により、該データ記録手段に対して、データの記録処理の実行を指令する操作手段と、
    乗員の操作により、上記バッテリから該データ読込手段及びデータ記録手段への電力の供給及び遮断を行うアクセサリスイッチと、
    該操作手段及び該アクセサリスイッチの操作状況に応じて、該データ読込手段及び該データ記録手段の各処理動作を制御する制御手段とを備えた車両用データ処理装置において、
    上記車両には、乗員によるイグニッションスイッチのON操作により、上記バッテリからの電力供給を受けて始動するエンジンが搭載されるとともに、
    上記記録媒体は、データを磁気の形態で記録する円盤状のディスクであって、
    上記データ記録手段は、高速回転される該ディスクの表面に、データの記録可能なヘッドを、非接触状態で近接させることでデータの記録処理をおこなうものであり、
    上記制御手段は、上記データ記録手段による記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチによる上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給の遮断操作が行われた時、これらの読込処理及び記録処理を中止させる中止制御部と、
    該中止制御部による中止後、上記操作手段によって上記データ記録手段による記録処理の実行が指示された場合、該データ読込手段及び該データ記録手段に対する上記バッテリからの電力供給を再開させるとともに、上記アクセサリスイッチによる電力供給の遮断操作直前で記録する予定であったデータの内、未だ記録処理されていない所定の未記録データに対する読込処理及び記録処理を実行させる記録制御部と
    該記録制御部による読込処理及び記録処理の実行中に、上記アクセサリスイッチのON操作が検出された場合において、乗員に、記録処理の実行中を報知する報知部と、
    報知後、更に上記イグニッションスイッチのON操作が検出された時に、エンジン始動前の状態で、この記録処理を中止して、上記ヘッドを上記ディスクへの近接状態から退避させる記録中止制御部とを備えることを特徴とする車両用データ処理装置。
  9. 上記制御手段の上記中止制御部によって、読込処理及び記録処理が中止された場合、この中止直前における記録処理の実行状況を一時的に記録する実行状況記録手段を備え、
    上記記録制御部は、該実行状況記録手段により記録された実行状況に基づいて、上記の未記録データを抽出し、該未記録データの読込処理及び記録処理を実行させることを特徴とする請求項5乃至は請求項8に至るいずれかの請求項に記載の車両用データ処理装置。
  10. 上記制御手段は、上記記録制御部によって、データの読込処理及び記録処理の実行後、上記データ提供装置から、所定のデータの上記記録媒体への記録を終了した時、上記データ読込手段及び上記データ記録手段の双方への電力供給を遮断する遮断制御部を備えたことを特徴とする請求項1乃至は請求項に至るいずれかの請求項に記載の車両用データ処理装置。
  11. 上記車両には、スピーカと、上記データ読込手段若しくは上記データ記録手段の動作の態様を表示する表示手段とが搭載されており、これら該スピーカ及び該表示手段は、それぞれ車室内に配置されて、バッテリからの電力供給を受けるとともに、
    上記データ読込手段は、読み込んだデータの音情報を、該スピーカーから発するものであって、
    上記制御手段は、上記記録制御部の動作中においては、該スピーカ及び該表示手段への電力供給を遮断するとともに、車室内に配置された省電力タイプの報知手段により、この動作中であることを報知する報知制御部とを備えたことを特徴とする請求項1乃至は請求項10に至るいずれかの請求項に記載の車両用データ処理装置。
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