JP4395296B2 - バッテリ端子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両等に搭載されるバッテリと電線とを接続させるためのバッテリ端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のバッテリ端子の一例として図4〜図7に示すものが知られている(例えば、特許文献1)。図4又は図5に示すように、バッテリ端子60は、車両に搭載されるバッテリと車両搭載機器等から引き出された電線とを接続させるための接続部品であり、長手方向の一方にバッテリポストに接続されるバッテリ接続部65と、長手方向の他方に電線端部に圧着された板端子が接続される電線接続部72とを有している。
【0003】
バッテリ端子60は、一対の連結部69,70により一体的に連成された上板(下側に位置する板)62と下板(上側に位置する板)63とからなり、2枚構造に形成されている。図5は底面図を示したものであり、バッテリ端子60の実使用の際には、上板62が上側を向くようにして取り付けられる。バッテリ接続部65の上板62と下板63とには、同軸となるように貫通形成された一対の電極挿通孔66,67がそれぞれ形成されている。
【0004】
一対の電極挿通孔66,67は、環状をなし、孔壁の縁から立ち上がる襟部66b,67bを備えていている。電極挿通孔66,67には、バッテリポストが挿通され、電極挿通孔66,67が縮径されると、襟部66b、67b内面がバッテリポスト外周面に密着した状態に当接されるようになっている。電極挿通孔66,67を縮径させるには、スリット68により分断された一対の連結部69,70を接近する方向に撓ませることにより行われる。
【0005】
電線接続部72の上板62には、端子接続用の端子取付ボルト75が挿通されるボルト挿通孔73が形成されている。下板63には、端子取付ボルト75の頭部75aに係合する回転係止部74が形成されている。回転係止部74は、端子取付ボルト75の頭部75aの側面に当接する3枚の折曲片74a,74b,74cと、中央の折曲片74bに対向する1枚の切片74dよりなっている。
【0006】
端子取付ボルト75は、連結部69,70から折り返されて、一対の上板62と下板63とが相対向して配置された際に、折曲片74a,74b,74c及び切片74dとに囲まれ空間に端子取付ボルト75の頭部75aが収容され、頭部75aの側面が折曲片74a,74b,74c及び切片74dに当接し、端子取付ボルト75の回転が規制されるようになっている。
【0007】
また、端子取付ボルト75の頭部75aの頂面には下板63の内面が当接し、端子取付ボルト75の頭部75aが上板62と下板63との間に挟まれることで、端子取付ボルト75が軸方向に抜け出すことが防止されている。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−151048号公報(第2−3頁、第5図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のバッテリ端子60では、解決すべき以下の問題点がある。
【0010】
一つには、一対の連結部69,70に挿通された締付ボルト(図示せず)を締め込み、電極挿通孔66,67を縮径させて、バッテリ端子60をバッテリポストに接続した際に、電極挿通孔66,67の孔壁近傍の引張応力が高くなり、孔壁近傍に変形やクラックが生ずる心配がある。
【0011】
このような問題が生じるのは、図6に示されるように、電線接続部72の幅寸法A1がバッテリ接続部65の幅寸法A2より狭く、電線接続部72とバッテリ接続部65とを繋ぐ壁厚が薄いことが原因の一つとされている。すなわち、締付ボルトが締め込まれてバッテリポストにバッテリ端子60が取り付けられると、電極挿通孔66,67の孔壁が内圧を受けたフープ応力状態と類似の応力状態となり、薄壁に作用する円周方向の引張応力が高くなり、薄壁が変形やクラックの起点となるためである。
【0012】
また、電線端部に固着された板端子が電線接続部72の端子取付ボルト75に接続される際にも、薄壁に変形やクラック等の損傷が生ずる心配がある。これは、電線接続部72に接続される電線の重みや、電線の引張力などにより、バッテリ端子60に曲げ応力が作用し、薄壁に応力が集中するためである。
【0013】
さらに、図7に示すように、電線接続部72の厚み寸法B1がバッテリ接続部65の厚み寸法B2より小さくなっているため、段差が形成され、曲げ荷重によってバッテリ端子60が破損する心配がある。
【0014】
本発明は、前記問題を解決することを目的としている。すなわち、本発明は、段差に基づく変形やクラックなどの損傷を防止すると共に形状を簡素化させることにより成形性の向上および生産コストの低減を図ることができるバッテリ端子を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、導電性を有する基板がUターン状に折り返されて相対向する一対の導電板が形成され、該一対の導電板の長手方向の一方に、縮径可能な電極挿通孔を有するバッテリ接続部が形成され、該一対の導電板の長手方向の他方に、電線の端部に固着された端子と接続される電線接続部が形成されるバッテリ端子において、
前記バッテリ接続部と前記電線接続部とが同じ幅に連続して設けられ、かつ、前記端子が接触する側の一方の導電板が平坦に形成されていることを特徴とする。
【0016】
上記構成によれば、導電性を有する金属板から打ち抜かれた展開状態の基板が、Uターン状に折り返されることで、一対の導電板が上下に相対向して配置されたバッテリ端子が一体成形される。一対の導電板の長手方向の一方には、バッテリ接続部が設けられ、長手方向の他方には、電線接続部が設けられているから、バッテリと電線とがバッテリ端子により相互接続され、バッテリからの電源電流が外部機器に供給される。
【0017】
また、バッテリ接続部と電線接続部とが同じ幅寸法に連続して設けられ、かつ、端子が接続する側の一方の導電板が平坦に形成されている。このため、電極挿通孔の孔壁近傍に段差が形成されず、その段差に基づく変形やクラックを防止することができる。
【0019】
さらに、局部的に曲げ応力が高くなる危険な断面が長手方向に存在しなくなり、曲げ剛性が向上する。このため、曲げ応力によるバッテリ端子の変形やクラックなどの損傷が防止される。
【0020】
また、請求項記載の発明は、請求項記載のバッテリ端子において、断面コ字状に折り曲げられた各導電板の両側壁部が少なくとも前記電線接続部側において互いに重なり合っていることを特徴とする。
【0021】
上記構成によれば、電線接続部側において、断面二次モーメントが大きくなり、曲げ剛性がより一層向上し、曲げ応力によるバッテリ端子の変形やクラック等の損傷が防止される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態の具体例を図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明に係るバッテリ端子の一実施形態を示すものである。
【0023】
バッテリ端子10は、従来例に示されたバッテリ端子60と同様にして、導電性を有する金属板をプレス加工により打ち抜いて、展開状態の端子基板(基板)を形成した後、この端子基板を連結部12,13からUターン状に折り返して一体形成されたものであり、折り返された状態においては、平行に相対向する上板(導電板)17と下板(導電板)18とからなる2枚構造を成している。
【0024】
ここで、本明細書での説明の都合上、バッテリ端子10の上下の向きを以下のように定めることとする。上下方向はバッテリポスト31の立設された方向であり、上とは、電線22端部に圧着された板端子(端子)23が電線接続部48に接続される側と定め、下とは、バッテリ25の上面25aに対してバッテリ端子10の対面する側と定めることとする。
【0025】
図1に示されるように、バッテリ端子10は、締付ボルト27、ワッシャー28及び締付ナット29からなる締付部品と、端子取付ボルト52及び取付ナット53からなる締付部品とを備えていて、車両に搭載されたバッテリ25に接続されるとともに、電線22端部の板端子23が接続されるようになっている。
【0026】
このバッテリ端子10は、貨物車両としてのトラックや乗合車両としてのバスなどの大型車両に搭載される大型バッテリに好適されるものであって、変形やクラックなどの損傷が防止されるように強度及び剛性向上が図られ、電気的接続の品質信頼性が長期に亘り維持されるものである。また、端子形状が簡素化されて、成形性の向上が図られ、生産コストが低減されるものである。
【0027】
図示されるように、バッテリ端子10は、U字状に折り返された連結部12,13の両端部に上板17及び下板18が連続して形成されたものであり、上板17及び下板18の長手方向の一方に縮径可能なバッテリ接続部40を有し、他方に電線接続部48を有している。
【0028】
一対の連結部12,13は、打ち抜かれた端子基板がU字状を折り返された屈曲部であるとともに、締付ボルト27と締付ナット29との協働により締付けられる締付部でもある。連結部12,13の一側外端面12aに締付ボルト27の頭部27aの座面27cが当接され、連結部13の他側外端面13aにワッシャー28の平坦面28aが当接され、連結部12,13の内側空間に締付ボルト27の軸部27bが挿通されるようになっている。
【0029】
締付ボルト27の頭部27aとワッシャー28は、連結部12,13とバッテリ接続部40との交差部に形成された座部15によって位置決めされ、回転が拘束されるようになっている。そして、締付ナット29が締付ボルト27の軸部27bに螺合されて締め込まれることで、スロット20の間隔が狭まり、これによって電極挿通孔42,43が縮径され、バッテリポスト31にバッテリ端子10が着脱自在に取り付けられるようになっている。
【0030】
座部15は、図3に示すように、連結部12,13の外端面12a,13aとバッテリ接続部40の前端面40aとの成す交差角度が直角に形成されているが、交差角度が鋭角に形成されてもよい。例えば、平面視、連結部12,13が鳩尾状に形成され、両外端面12a,13aが傾斜面として形成されてもよい。このように形成すると、連結部12,13の基端側に隙間が形成された状態で、連結部12,13の先端側がそれぞれ締付ボルト27とワッシャー28とに当接し、締付ナット29の締め込みによって電極挿通孔42,43を容易に縮径させることが可能となる。
【0031】
一対の連結部12,13には幅広のバッテリ接続部40が連続して形成され、バッテリ接続部40には電線接続部49が連続して形成されている。長手方向に並ぶバッテリ接続部40と電線接続部48とが同一の幅寸法(C1=C2)に形成されたことがこのバッテリ端子10の第1の特徴である。
【0033】
また、本発明のバッテリ端子10はバッテリ接続部40の厚み寸法D1と電線接続部48の厚み寸法D2とが同一の厚み寸法に形成されている。
【0034】
バッテリ接続部40には、折り返された上板17と下板18とを係合させる係合部45,46と、バッテリポスト31を挿通させる電極挿通孔42,43とが設けられている。係合部45,46は、上板17と下板18の両側壁部17a,18aにそれぞれ形成されていて、凹凸が互い違いに噛み合う格好に形成されている。
【0035】
バッテリポスト31は、基端から先端にかけて円錐状に直径が次第に減少するテーパ状を成して、バッテリ25の上面25aから上下方向に突出している。電極挿通孔42,43は、上板17及び下板18に同軸に形成された環状の孔であり、バッテリポスト31の形状に対応して下板18の孔が上板17の孔より大径に形成されている。
【0036】
各電極挿通孔42,43には、孔縁に沿う襟部42b、43bが下方に向かって突出形成されている(図2では上方に向かって突出されている)。襟部42b、43b内面は、バッテリポスト31の勾配に一致する角度で傾斜するテーパ面に形成されている。このテーパ面は、バッテリポスト31の外周面31aに当接する接触面であり、接触不良が生じ接触抵抗が高くならないように、密着した状態でバッテリポスト31の外周面31aに接触されるようになっている。
【0037】
各襟部42b、43bは同方向に向かって突出されているが、各襟部42b、43bを相対向する内向き方向に突出させてもよい。すなわち、上板17の襟部42bを下方に向けて突出形成し、下板18の襟部43bを上方に向けて突出形成してもよい。各襟部42b、43bが内向きに突出形成された場合は、各襟部42b、43b内面とバッテリポスト31の外周面31aとの接触性が良くなり、接触信頼性が高まる効果がある。
【0038】
襟部42b、43b内面には、バッテリポスト31に対する接触状態を良好に保つために、所定ピッチで離間する筋状の凹みが周方向に凹設されることも有効である。筋状の凹みを形成することで、バッテリポスト31と襟部42b、43b内面との接触圧力が高まり、接触信頼性が一段と向上する。
【0039】
各電極挿通孔42,43は、連結部12,13とともにスロット20により分断されている。このスロット20は、各電極挿通孔42,43を縮径させるための締め付け用の間隙であり、分断された一対の連結部12,13は、連結部12,13の内側に挿通された締付ボルト27が締め込まれることにより、接近する方向に撓み可能になっている。スロット20の間隔は、電極挿通孔42,43の縮径代を考慮して設定されており、連結部12,13の内端が当接することにより、過剰な締め込みが防止されて、上板17及び下板18の円周方向の引張応力が過大にならないようになっている。
【0040】
図2に示すように、電線接続部48は、バッテリ端子10の自由端側に位置し、バッテリ接続部40から延びる一対の上板(図2の下側に位置する)17及び下板(図2の上側に位置する)18を備えている。上板17及び下板18は、ともに折曲形成されて断面コ字状をなしており、上板17と下板18の両側壁部17a,18aが電線接続部48において重なり合っている。
【0041】
上板17と下板18の両側壁部17a,18aが重なり合うことで、電線接続部48の断面二次モーメントが大きくなり、曲げ剛性が向上して、曲げ応力によって変形やクラックが生ずることが防止されるようになっている。
【0042】
上板17の両側壁部17a,17aの端部側には、一対の抱持片17b、17bが形成されている。抱持片17b,17bは、下板18を抱え込むようにL字状に折曲形成されていて、バッテリ端子10が展開方向に開かないように下板18が抱え込まれている。
【0043】
上板17は、長手方向に平坦に形成されている(図1)。すなわち、バッテリ接続40と電線接続部48とを繋ぐ上板17が連続していて、段差が形成されないことが本発明の第2の特徴である。
【0044】
本発明では、上板17及び下板18の板厚を従来のバッテリ端子60より厚くすることで、従来のバッテリ端子60に形成されていた段差が吸収されるようになっている。これにより、変形やクラックの起点と成り得る箇所が上板に存在しなくなり、曲げ荷重による曲げ応力の集中も回避されて、バッテリ端子10の損傷が防止されるようになっている。また、段差を形成する必要がないからプレス金型の形状も複雑にならず、プレス加工における生産コストを低減することもできる。
【0045】
電線接続部48には、端子取付ボルト52が備わっていて、電線22端部に圧着された板端子23が接続されるようになっている。電線接続部48の上板17には端子取付ボルト52が挿通されるボルト挿通孔49(図1)が形成され、下板18には端子取付ボルト52の頭部に係合する回転係止部50が形成されている。
【0046】
ボルト挿通孔49は、端子取付ボルト52の軸部52aが接触することなく挿通される大きさに貫通形成されている。回転係止部50は、端子取付ボルト52の頭部の側面に当接する3枚の折曲片50a,50b,50cと、中央の折曲片50bに対向する1枚の切片50dとよりなっている。3枚の折曲片50a,50b,50cは、六角形状の頭部の相隣接する3側面に当接可能に折曲形成され、1枚の切片50dは、頭部の他の1側面に当接可能に折曲形成されている。
【0047】
端子取付ボルト52の頭部が、折曲片50a,50b,50c及び切片50dとに囲まれた空間に収容され、頭部の4つの側面が3枚の折曲片50a,50b,50c及び切片50dに当接することで、端子取付ボルト52の回転が拘束されて、端子取付ボルト52を回転させずに取付ナット53が軸部52bに螺合されるようになっている。
【0048】
また、上板17と下板18とが相対向することで、端子取付ボルト52の頭部が上板17と下板18との間に挟まれるとともに、端子取付ボルト52の頭部の頂面に下板18の内面が当接し、端子取付ボルト52が軸方向に抜け出すことが防止されている。
【0049】
以上のように、本実施形態の発明によれば、長手方向に並ぶバッテリ接続部40と電線接続部48とが同じ幅寸法で連続しているとともに、上板が平坦に形成されているから、強度及び剛性が向上し、円周方向の引張応力や曲げ応力による変形やクラックが防止される。また、上板17と下板18の両側壁部17a,18aが重なっているから、曲げ剛性が向上し、曲げ応力による変形やクラックなどの損傷が防止される。
【0050】
【発明の効果】
以上、請求項1記載の発明によれば、バッテリ接続部と電線接続部とが同じ幅寸法に連続して設けられ、かつ、端子が接続する側の一方の導電板が平坦に形成されている。そのため、電極挿通孔の孔壁近傍の近くに形成される段差に基づく変形やクラックを防止することができる。
【0051】
また、一方の導電板が平坦に形成されているから、局部的に曲げ応力が高くなる危険な断面が長手方向に存在しなくなり、曲げ剛性が向上すると共に、曲げ応力による変形やクラックが防止される。また、バッテリ端子の成形性が向上し、生産コストを低減することができる。
【0052】
また、請求項記載の発明によれば、各導電板の両側壁部が互いに重なり合っているから、断面二次モーメントが大きくなり、曲げ剛性がより一層向上する。また、導電板に変形やクラックが生ずることが確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバッテリ端子の一実施形態を示し、使用状態の分解斜視図である。
【図2】図1に示すバッテリ端子を底面側から見た斜視図である。
【図3】図1に示すバッテリ端子の底面図である。
【図4】従来のバッテリ端子の一例を示す斜視図である。
【図5】図4に示すバッテリ端子の完成状態を底面側から見た斜視図である。
【図6】図4に示すバッテリ端子の底面図である。
【図7】図4に示すバッテリ端子の側面図である。
【符号の説明】
10 バッテリ端子
17 上板(導電板)
17a,18a 側壁部
18 下板(導電板)
22 電線
23 板端子(端子)
40 バッテリ接続部
42,43 電極挿通孔
48 電線接続部
C1,C2 幅寸法
D1,D2 厚み寸法

Claims (2)

  1. 導電性を有する基板がUターン状に折り返されて相対向する一対の導電板が形成され、該一対の導電板の長手方向の一方に、縮径可能な電極挿通孔を有するバッテリ接続部が形成され、該一対の導電板の長手方向の他方に、電線の端部に固着された端子と接続される電線接続部が形成されるバッテリ端子において、
    前記バッテリ接続部と前記電線接続部とが同じ幅に連続して設けられ、かつ、前記端子が接触する側の一方の導電板が平坦に形成されていることを特徴とするバッテリ端子。
  2. 断面コ字状に折り曲げられた各導電板の両側壁部が少なくとも前記電線接続部側において互いに重なり合っていることを特徴とする請求項記載のバッテリ端子。
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