JP4395202B2 - 第1及び第2のポリシリコン領域のpn接合部に浮遊ゲートを有するメモリ・セル - Google Patents

第1及び第2のポリシリコン領域のpn接合部に浮遊ゲートを有するメモリ・セル Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、EPROM又はEEPROMデバイス(電気的に消去可能かつプログラム可能な読み出し専用メモリ・デバイス)のように、浮遊ゲート型の不揮発性メモリ・セル及びそのメモリ・セルを製造する方法に関する。特に、本発明は、共にリン・ドーピングの多結晶シリコン(ポリシリコン又はポリ)層から通常形成された2つの導電層を有するメモリ・セル及びそのメモリ・セルを製造する方法に関し、かつチャネル・ホット電子を用いてドレイン側からプログラミングし、かつフォウラー・ノルトハイム(Fowler−Northeim)のトンネル作用を利用してソース側から消去をするメモリ・セル及びそのメモリ・セルを製造する方法に関する。このようにセルの上側導電層は複数のワード・ライン及び複数の制御ゲートを形成している。このようなセルの下側導電層は複数の浮遊ゲートを形成している。
【0002】
【従来の技術】
以上の型式による多くのフラッシュEPROMデバイスでは、セルがワード・ライン(及び制御ゲート)を接地することにより、ドレイン−カラム・ラインを浮遊させることにより、及びソース−カラム・ラインに正極性の高電圧を印加することにより消去される。消去モードでは、制御ゲートに関連してソース−カラム・ラインに印加される高電圧が各セルのゲート酸化物(又はトンネル−ウィンドウ酸化物)を介する電界を形成する。理想的には、消去電界は、プログラミング中に(フォウラー・ノルトハイムのトンネル作用により)多結晶浮遊ゲート上に配置された電子のみを浮遊ゲートからゲート酸化物を介してソース拡散へ通過させる。即ち、消去電界は、理想的には、浮遊ゲートを過消去させるすべきでない。過消去された浮遊ゲートは同一カラムにおける他のセルを短絡させ、これが読み出し動作中にエラーを発生させる。更に、過消去中にゲート酸化物を介して不要な電子の流れはセルの耐久性を低下させる傾向がある。最後に、過消去は消去しきい値電圧VT を幅広の分布にさせる。過消去の好ましくない効果は複数の分割チャネルを形成することにより、又は複数のマルチ・トランジスタ・セルを用いることによって、しばしば訂正されるけれども、これらは付加的なセル領域及び/又は付加的な処理工程を必要とする。
【0003】
現在、多くの浮遊ゲート・デバイスは、浮遊ゲート・ポリ層及び制御ゲート/ワード・ライン・ポリ層が共にリンのみによりドーピングされる二重ポリ積層構造を用いている。リン・ドーピングのポリシリコン・浮遊ゲートを用いることにより発生する問題は、ウシヤマほかによる1991年、IEEE/IRPS、第331頁〜第336頁記載の「非揮発性メモリにおけるフォウラー・ノルトハイム電流偏移を発生させる2次元不均一構造及びゲート電極/ゲート絶縁中間面(Two Dimensionally Inhomogeneous Structure and Gate Electrode/Gate Insulator Interface Causing Fowler−Nordheim Current Deviation in Nonvolatile Memory)」に述べられている。この論文において、著者はフッラシュEEPROMデバイスのリン・ドーピングのポリシリコン浮遊ゲートとソース接合との間のゲート酸化物を介するフォウラー・ノルトハイム電圧/電流特性を述べている。この偏移はリン・ドーピングの多結晶シリコン構造の粒界における過剰なリン分布により発生する。ポリシリコン粒界におけるリンの分離は、例えばウェイドほかによりエレクトロケミカル学会誌(J.Electrochemi.Soc.)、1978年、第125巻、第125頁〜第1504頁、「リン高濃度注入による多結晶シリコンの粒子成長機構(Grain Growth Mechnism of Heavy Phosphorous−ImplantedPolycrystalline Silicon)」に説明されている。リソグラフの発展により浮遊ゲートの大きさが増加するに従って、ここの粒子境界による欠陥が各境界面領域の大きな割合を占めるので、粒界の好ましくない効果が増加する傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
消去中に快適な過消去マージンを許容し、しかもセル製造プロセスを逆に複雑化させないメモリ・セル、及びメモリ・セル・アレーを製造する処理に対する要求が存在する。メモリ・セルは、リン・ドーピングにより多結晶シリコン浮遊ゲートの粒界における過度のリン分布によって発生するフォウラー・ノルトハイム電圧/電流特性における偏移を除去する必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
従って、本発明は浮遊ゲートに形成されたP−N接合を有するフッラシュEPROMメモリ・セルを説明する。このP−N接合は、ソース拡散(トンネル作用領域)上のPドーピング領域と、ドレイン拡散及びチャネル領域上のNドーピング領域とにより形成される。このメモリ・セルは、ゲート酸化物を介して僅かな電子しか通過しないので、過消去マージンが改善され、消去しきい値電圧VT の分布が狭くされ、かつ耐久性が更に良くなっている。
【0006】
浮遊ゲートに形成されたP−N接合は、セル・プログラミング動作に何ら影響させることはない。即ち、プログラミング電圧及びパルス長は同一のままである。しかし、プログラムされたセルの浮遊ゲートにおける過度の電子は、ゲートのNドーピング側、チャネル領域及びドレイン拡散オーバーラップ領域に伸延するNドーピング側に蓄積される。
【0007】
消去動作中に、正極性のソース電圧をP−N浮遊ゲートのPドーピング側に結合させると、浮遊ゲートにおけるP−N接合障壁を減少させ、実際にはプログラムされた電子を浮遊ゲートのNドーピング側からPドーピング側へ、次いでソース接合へ容易に移動させる。これはフラッシュEPROMメモリ・セルがデプリーションに過消去されるのを防止しようとし、従って読み出し動作においてエラーを発生させる負極性の消去しきい値電圧VT を有するセル数を減少させている。
【0008】
チャネル領域上のゲートの高いリン・ドーピング部分を使用すると、多結晶浮遊ゲートにおけるP−N接合の使用により得られる利点に加えて、速い応答時間に帰結する。リンのみによりドーピングされた浮遊ゲートの場合に対して、浮遊ゲートのソース重なり領域における低濃度のホウ素は、薄い酸化物ゲート絶縁層を介してチャネル領域に拡散せず、誤った消去しきい電圧VT 分布を発生させる。
【0009】
ソース接合オーバーラップ上にある多結晶浮遊ゲートのホウ素ドーピング側は、「自由」電子がリン・ドーピングの多結晶シリコンが有する「自由」電子よりも少ない。従って、消去動作中は、ホウ素ドーピング側から結合した電子を引き出すのがより困難となる。その代わりに、電子はリン・ドーピング側から浮遊ゲートにおける接合障壁を乗り越えて移動する。従って、浮遊ゲートを過消去する傾向が大きく減少される。
【0010】
本発明の本質的な解決は、適正な条件により、消去セルがデプリーションに行くのを阻止することにより、例えば圧密作用により過デプリーションのセルを補正する必要性をなくしている。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1を参照すると、本発明の使用を説明するために、メモリ・チップの全体部分であるメモリ・セル・アレー例が示されている。各セルはソース11、ドレイン12、浮遊ゲート13及び制御ゲート14を有する浮遊ゲート・トランジスタ10である。
【0012】
メモリ・セル10の行における各制御ゲート14は、ワード・ライン15に接続され、各ワードライン15はワードライン・デコーダ16に接続されている。メモリ・セル10の行における各ソースは、ソース・ライン17に接続されている。メモリ・セル10の列における各ドレイン12はドレイン列ライン18に接続されている。各ソース・ライン17は列ライン17aにより列デコーダ19に接続され、また各ドレイン列ライン18は列デコーダ19に接続されている。
【0013】
書き込み又はプログラム・モードにおいて、ワードライン・デコーダ16は、ライン20r上のワードライン・アドレス信号、及び読み出し/書き込み/消去制御回路21(又はマイクロプロセッサ21)からの信号に応答して、選択した制御ゲート14の導体を含む選択したワードライン15上に予め選択した第1のプログラミング電圧Vrw(約+12V)を設定するように機能することができる。更に、列デコーダ19は、選択したドレイン列ライン18上に、従って選択したメモリ・セル10のドレイン12上に第2のプログラミング電圧Vpp(約+5V〜+10V)を設定するように機能する。ソース・ライン17は基準電位Vssに接続されている。選択されていない全ドレイン列ライン18は基準電位Vssに接続されている。これらのプログラミング電圧は選択したメモリ・セル10のチャネルに(ドレイン12からソース11への)高電流条件を発生させ、チャネル・ホット電子及びなだれ降伏電子をドレイン・チャネル接合近傍に発生させ、これらをチャネル酸化物を介して選択したメモリ・セル10の浮遊ゲート13に注入させる結果となる。プログラミング時間は、チャネル領域に対して約−2V〜−6Vの負極性プログラム荷電により浮遊ゲート13をプログラムするのに十分な時間長となるように選択される。好ましい実施例により製造されたメモリ・セル10のときは、制御ゲート14/ワードライン15と浮遊ゲート13との間の結合係数は約0.5である。従って、例えば選択した制御ゲート14を含む、選択したワードライン15上の12Vのプログラム電圧Vrwは、選択した浮遊ゲート13上に約+5V〜+6Vの電圧を設定させる。選択したメモリ・セル10の浮遊ゲート13は、プログラミング中にチャネル・ホット電子により充電され、続いて電子が選択したメモリ・セル10の浮遊ゲート13下のソース・ドレイン・パスを「0」ビットとして読み取られる状態即ち非導通状態にする。選択されていないメモリ・セル10は、導通状態のままの浮遊ゲート13下にソース・ドレイン・パスを有しており、これらのメモリ・セル10は「0」ビットとして読み取られる。
【0014】
フラッシュ消去モードにおいて、列デコーダ19は全てのドレイン列ライン18を浮遊状態に保持するように機能することができる。更に、ワードライン・デコーダ16は全てのソース・ライン15を基準電位Vssに接続するように機能する。更に、列デコーダ19は全てのソース・ライン17に正極性の高電圧Vee(約+10V〜+15V)を印加するように機能する。これらの消去電圧は、浮遊ゲート13と基板との間のトンネル作用領域に十分な電界強度を発生させて電荷を浮遊ゲート13から転送させるフォウラー・ノルトハイムのトンネル電流を発生させて、メモリ・セル10を消去させる。所望の消去しきい電圧値(紫外線消去値に近い)は、本発明により達成され、かつ以下で説明される。
【0015】
読み出しモードでは、ワードライン・デコーダ16は、ライン20r 上のワードライン・アドレス信号及び読み出し/書き込み/消去制御回路21からの信号に応答して、ワードライン15に予め選択した正極性の電圧Vcc(約+5V)を印加し、かつ選択されていないワードライン15に低電圧(接地又はVss)を印加する。列デコーダ19は少なくとも選択したドレイン列ライン18に予め選択した正極性の電圧Vsen (約+1.0V)を印加し、かつソース・ライン17に低電圧(0V)を印加するように機能する。更に、列デコーダ19は、アドレス・ライン20d 上の信号に応答して、選択したメモリ・セル10の選択したドレイン列ライン18を「データ出力」端子に接続するように機能する。選択したドレイン列ライン18及び選択したワードライン15に接続されているメモリ・セル10の導通状態又は非導通状態は、データ出力端子に接続されているセンス増幅器(図示なし)により検出される。メモリ・アレーに印加された読み出し電圧は、選択したメモリ・セル10に対するチャネル・インピーダンスを決定するのに十分であるが、しかし浮遊ゲート13の荷電条件を混乱させることになるホット・キャリアの注入又はフォウラー・ノルトハイムのトンネル作用を発生させるのには不十分である。
【0016】
便宜上、下記の表1によりテーブルの読み出し電圧、書き込み電圧及び消去電圧を与る。
【0017】
【表1】
Figure 0004395202
【0018】
従来技術のフラッシュEPROMメモリ・デバイスの消去動作中には、いくつかのビットがデプリーションに過消去される。これらの過消去セルは負極性のしきい値電圧VT を有する。負極性のしきい電圧VT は読み出し動作においてエラーを発生させる。この理由は、負極性のしきい電圧VT を有するセルが常に導通状態となり、並列に接続されている全てのメモリ・セル10のソース・ドレイン・パスを介して短絡させる結果となるからである。
【0019】
ここで図2を参照すると、MNOS Nチャネル電界効果デバイス10の断面図が示されており、ポリシリコンの浮遊ゲート13A、13Bから酸化物ゲート絶縁体30により分離されたリン・ドーピング(ホウ素)のシリコン基板22を示している。浮遊ゲート13A、13Bはそれらの領域間にP−N接合JUを有する。P−N接合JUはメモリ・セル10(浮遊ゲート・アバランシェ注入型金属酸化膜半導体(FAMOS)構造10)を過消去するのを防止することがその目的である。消去動作において、ソース接合に印加される正極性の電圧Veeは、浮遊ゲートにおけるP−N接合JUのPドーピング側13Bに印加されており、従ってP−N接合JUの障壁を低下させ、かつプログラムされた電子を接合障壁を乗り越えて、Nドーピング側13AからPドーピング側13Bへ効果的に移動させることになる。そのときに、プログラムされた電子はソース接合領域11に抜け出す。浮遊ゲート13A、13BにP−N接合JUの障壁が存在するために、Nドーピング側13AからPドーピング側13Bへ更に多くの自然電子を引き出すのは困難である。適正な消去電圧及び消去パルス長を用いて動作させたときは、フラッシュEPROMメモリ・セル10をデプリーションへ過消去するのが防止され、従って読み出し動作においてエラーを発生させてしまう負極性のしきい電圧VT を有するメモリ・セル10の数を除去する。要するに、消去動作において、適正な消去条件を用いているときは、P−N接合JUが浮遊ゲート13A、13Bの過消去を阻止する結合電子を引き出すのをより困難にする。
【0020】
図3を参照すると、図2のFAMOS構造10の多結晶浮遊ゲート13A、13BにおけるP−N接合JUについての断面図と共に、P−N接合障壁の方向を説明する関連のエネルギ・バンド図が示されている。
【0021】
図5A〜図5D及び図6A〜図6Dを参照すると、図1及び図4のデバイスを製作する方法が説明されている。開始材料はP型シリコンのスライスであって、そのシリコン基板22は単なる小部分に過ぎない。このスライスは多分、直径が203.2mmであり、一方個々の部材のメモリ・セル10は幅が数ミクロンであり、長さが数ミクロンに過ぎない。通常は、メモリ・アレー周辺に複数のトランジスタを作成するために多数のプロセス工程を実行することになるが、これらについては説明しない。例えば、EPROMメモリ・デバイスは、従来技術のプロセスの一部として、シリコン基板22に形成された複数のN井戸及びP井戸を備えて周辺トランジスタを形成する相補電界効果型(CMOS)のものであってもよい。
【0022】
図5A及び図6Aに示すように、シリコン基板22の面上に厚さ約400オングストロームのパッド酸化物層23を成長又は堆積させている。このパッド酸化物層は初期製作工程中にシリコン基板22を保護し、その後除去される。次に、低圧化学気相成長を用いてパッド酸化物層23上に窒化シリコン層24を堆積する。更に、窒化シリコン層24をパターン化すると共にプラズマ・エッチングして、セル絶縁厚フィールド絶縁体25を形成するための領域を露出させる。
【0023】
約7×1012/cm2 の注入量でホウ素注入を行ってメモリ・セルを絶縁するP+チャネル・ストップ領域26を作成する。フォトレジストを除去した後、図5A〜図5Dに示すように、局部酸化プロセスにおいて、約900℃及び1気圧で数時間、蒸気に曝露させることにより、厚フィールド酸化物を形成するセル分離厚フィールド絶縁体25を熱的に厚さ約6,000〜10,000オングストロームに成長させる。これに代って、高圧酸化(HIPOX)を用いて酸化時間を減少させてもよい。周知のように、酸化は窒化シリコン層の縁下で成長し、急激な遷移の代わりに「バーズ・ビーク(bird’s beak:鳥のばし)」を形成させる。
【0024】
図5A〜図6Bを参照すると、パッド酸化物層23及び窒化シリコン層24の残りの部分を除去する。この手順はセル分離厚フィールド絶縁体25間のシリコン基板22を露出させる。クーイ(Kooi)酸化プロセスに続いて、例えば約20〜60KeVで、1×1011〜1×1013/cm2 の注入量によるホウ素のドーピングのように、標準的な手順を用いるこの段階でセルしきい電圧VT の調整注入を実行することができる。これに通常の手順を用いるクーイ酸化物除去及びゲート酸化プロセスが続き、酸化物ゲート絶縁体30を形成する。
【0025】
この段階で、ウェーハ上に多結晶シリコン層(浮遊ゲート13層)を(例えば、1,000〜2,000オングストローム)堆積する。次いで、この浮遊ゲート13層に多分マスキング酸化物を介してホウ素を注入し、かつアニールを短時間行う。ホウ素のドーピングは20〜30KeVで約20×1012/cm2 〜80×1012/cm2 の低注入量及びエネルギのものであってもよい。次に、浮遊ゲート13層をパターン化してエッチングし、平行な長いストリップを得る。
【0026】
次に、通常技術により多結晶シリコン層上に、例えば等価酸化物(誘電体)の酸化物/窒化物/酸化物(ONO)のようなインター・レベルの絶縁体層27を厚さ200〜400オングストロームの範囲で形成する。
【0027】
次に、図5C及び図6Cを参照すると、インター・レベル絶縁体層27上に多分、約1,000〜2,000オングストロームの厚さでN+ドーピングのポリシリコン層28を形成する。ポリシリコン層28はメモリ・セル10の将来の制御ゲート14を含む。
【0028】
図5D及び図6Dを参照すると、ポリシリコン層28上にキャップ酸化物層29を堆積することができる。次に、スタック・エッチング手順を用い、各メモリ・セル10用の浮遊ゲート13及び制御ゲート14を作成する。浮遊ゲート13と、キャップ酸化物層29、ポリシリコン層28、インター・レベル絶縁体層27及び多結晶シリコン(浮遊ゲート13)を含む制御ゲート14のスタックとを定めるようにフォトレジスト(図示なし)を塗布する。制御ゲート14は、対応するインター・レベル絶縁体層27の部分を介して下層の各浮遊ゲート13に容量結合される。
【0029】
スタック・エッチングにより形成されたチャネルCh を所定の長さに製作し、後の製作工程において注入マスクとしてスタック・エッチングされた多結晶シリコン及びポリシリコン層28を用いて、ソース11とドレイン12との間におけるチャネル領域Ch の長さを確定する。このようにして、ドレイン領域12におけるプログラミング及び/又はソース領域11における消去について、効率を最適化するように各接合を調整する。
【0030】
次の工程はソース領域11にリンを注入することである。フォトレジスト(図示なし)を塗布し、注入のためにソース領域11を露出させ、かつドレイン領域12をソース注入から保護する。リン注入を約30KeV〜140KeVで約1×1014〜8×1014/cm2 の注入量により、またヒ素注入を約100KeVで約5×1015/cm2 の注入量により実行する。リンによるソース注入に続いて、シリコン基板22をアニール雰囲気の900℃〜1,000℃でアニールしてリン注入接合デバイスを得ると共に、注入損傷を修復させる。
【0031】
この段階で、フォトレジスト(図示なし)を塗布し、注入のためにドレイン領域12を露出させる一方、ドレイン12の注入中にソース領域11を保護する。次に、ヒ素(約100KeVで5×1015/cm2 )及びホウ素注入を行い、シリコン基板22を900℃のアニール雰囲気でアニールして接合ドライブを得ると共に、注入損傷を修復させる。
【0032】
これら側部及びスタックの上部におけるプロセス後、データ保持を改善するために酸化物層31を形成することもできる。
【0033】
次いで、高エネルギ注入のために、フォトレジスト(図示なし)を塗布してドレイン領域12及びスタックのほぼ右半分を露出させる。ソース領域11及びスタックのほぼ左半分をこの注入から保護する。次に、ヒ素注入(約220KeV〜320KeVで20×1013〜80×1013/cm2 )又はリン注入(約100KeV〜150KeVで20×1013〜80×1013/cm2 )を行って浮遊ゲート13A、13BにP−N接合JUのN側(13A)を形成する。この高エネルギ注入はドレイン領域12上のシリコンに深く進行するが、しかし注入はプロセスの流れの終りに向かって行われ、スタック下に拡散しないので、ドレインの電気的なパフォーマンスに対する好ましくない作用はない。他方、スタックの各側部に酸化物層31を形成した後、この高エネルギ注入を実行すると、酸化物層31はドーパントをスタックの縁から離した状態を維持し、従ってドーパントがスタック下に拡散しようとするのを抑制する。
【0034】
次いで、スライス面上にリン・ホウケイ酸ガラス(BPSG)層(図示なし)を堆積することができる。そこで、BPSGリフローを行い、実際において、これが浮遊ゲート13A、13Bにおけるドーパントをアニールし、更に図6Dに示すように、浮遊ゲート13A、13BにおけるP−N接合JUをソース接合重なり領域11に向かって移動させる。このBPSGリフローは低い温度により短時間で実行される。実際において、これによりドレイン領域に高エネルギ注入のドーパントの拡散を発生させることはない。y方向に金属ビットライン18(図4)から規則的にそれぞれの拡散領域にオン・アレー接点を作成すると共に、BPSG層を介してオフ・アレー接点を作成する。更に、ワードライン15に対する金属接点を作成する。拡散領域上をこれに平行して走るように、BPSG層上に複数の金属ビットライン18を形成する。これに、保護用のオーバーコート・プロセスが続く。
【0035】
図7は3.15Vの紫外線しきい電圧VTUV を有する浮遊ゲート・セル10に関する副しきい電流IDS1 の曲線を示す。図7における浮遊ゲート・セル10は6.89Vのしきい電圧VT にプログラムされ、新しい副しきい電流IDS2 を図8に示す。次いで、図8のセルは11.4Vのソース電圧により1,000ミリ秒間、消去される。消去後の副しきい電流IDS3 を図9に示す。図9において、消去しきい電圧VT は、紫外線しきい電圧VTUV より僅かに低い2.67Vであると測定される。最後に、図9のセルは11.4Vのソース電圧により他の1,000ミリ秒間、消去される。図10に示すように、副しきい電流IDS4 は2.43Vのしきい電圧VT に帰結する。消去の2,000ミリ秒後であってもセルの過消去(又はデプリーション)は存在しないことは、理解される。
【0036】
実施例を参照して本発明を説明したが、この説明は限定的な意味で解釈されることを意図するものではない。特に、本発明は、スタック・ゲートのフォウラー・ノルトハイム・トンネル・フラッシュ消去可能メモリ及びフォウラー・ノルトハイム・トンネル・バイト消去可能メモリを含む、浮遊ゲート型の全てのメモリ・セル構造及びメモリ・セル・アレーに適用される。本発明の他の実施例と共に実施例の種々の変形及び組合わせは、説明を参照すれば、当該技術分野に習熟する者に明らかである。従って、特許請求の範囲はこのような変形又は実施を含むことを意図している。
【0037】
以上の説明に関して更に以下の項を開示する。
【0038】
(1)浮遊ゲート及び前記浮遊ゲートの下、かつ該浮遊ゲートから絶縁されているチャネル領域を有する型式のメモリ・セルであって、前記浮遊ゲートが前記チャネル領域の導電性を制御するように荷電可能な前記メモリ・セルにおいて、一次的に第1導電型を有するようにドーピングされた第1のポリシリコン領域と、
一次的に第2導電型を有するようにドーピングされた第2のポリシリコン領域と、
前記浮遊ゲートにおける前記第1のポリシリコン領域及び第2のポリシリコン領域の交点におけるP−N接合と
を含むメモリ・セル。
【0039】
(2)更に、前記チャネル領域の反対側端にソース領域及びドレイン領域を含み、前記P−N接合は前記メモリ・セルの消去中に電子が前記ソースに向かって流れるように配向されている第1項記載のメモリ・セル。
【0040】
(3)前記第1導電型はN型であり、かつ前記第2導電型はP型である第1項記載のメモリ・セル。
【0041】
(4)更に、前記チャネルの一終端にソースを含み、前記第1のポリシリコン領域は前記ソース上に伸延すると共に前記ソースから絶縁され、かつ前記メモリ・セルはフォウラー・ノルトハイムのトンネル作用を用いて消去される第1項記載のメモリ・セル。
【0042】
(5)前記浮遊ゲートはチャネル・ホット電子によりプログラムされている第1項記載のメモリ・セル。
【0043】
(6)前記第1のポリシリコン領域は20×1012/cm2 〜80×1012/cm2 の濃度、及び20KeV〜30KeVのエネルギ・レベルでポリシリコンをホウ素によりドーピングすることによって形成される第1項記載のメモリ・セル。
【0044】
(7)前記第2のポリシリコン領域は20×1013/cm2 〜80×1013/cm2 の濃度、及び220KeV〜320KeVのエネルギ・レベルでヒ素によりドーピングすることによって形成される第1項記載のメモリ・セル。
【0045】
(8)前記第2のポリシリコン領域は20×1013/cm2 〜80×1013/cm2 の濃度、及び100KeV〜150KeVのエネルギ・レベルでリンによりドーピングすることによって形成される第1項記載のメモリ・セル。
【0046】
(9)前記P−N接合は前記浮遊ゲートの全長にわたって伸延している第1項記載のメモリ・セル。
【0047】
(10)第1導電型の半導体基板の面に不揮発性のメモリ・セルを作成する方法において、
前記基板における少なくとも一対のセル・アイソレーション厚フィールド絶縁体領域を作成する工程と、
前記厚フィールド絶縁体領域間の前記基板上にゲート絶縁体を形成する工程と、
前記ゲート絶縁体上及び部分的に前記厚フィールド絶縁体領域上にポリシリコン浮遊ゲートを形成する工程と、
前記ポリシリコン浮遊ゲートを第2導電型の不純物によりドーピングする工程と、
前記浮遊ゲートの一部分を前記第1導電型の不純物によりドーピングして、前記厚フィールド絶縁体領域に対して垂直な線に、前記浮遊ゲートを介して伸延するP−N接合を形成する工程と
を含む方法。
【0048】
(11)更に、前記浮遊ゲートの反対側の終端における前記基板にソース領域及びドレイン領域を含み、前記P−N接合は前記メモリ・セルの消去中に電子が前記ソースに向かって流れるように配向されている第10項記載の方法。
【0049】
(12)前記第1導電型はP型であり、かつ前記第2導電型はN型である第10項記載の方法。
【0050】
(13)更に、前記浮遊ゲートの一端における前記基板にソース領域を含み、前記第1導電型の不純物を有する前記浮遊ゲートの一部分は、前記ソース領域上に伸延すると共に前記ソース領域の一部分から絶縁され、かつ前記メモリ・セルはフォウラー・ノルトハイムのトンネル作用を用いて消去される第10項記載の方法。
【0051】
(14)前記浮遊ゲートはチャネル・ホット電子によりプログラムされている第10項記載の方法。
【0052】
(15)前記第2導電型の不純物により前記浮遊ゲートをドーピングする工程は、20×1012/cm2 〜80×1012/cm2 の濃度レベル、及び20KeV〜30KeVのエネルギ・レベルでホウ素によりドーピングする工程を含む第10項記載の方法。
【0053】
(16)前記浮遊ゲートの一部分を前記第1導電型の不純物によりドーピングする工程は、20×1013/cm2 〜80×1013/cm2 の濃度レベル、及び220KeV〜320KeVのエネルギ・レベルでヒ素によりドーピングすることによって形成される第10項記載の方法。
【0054】
(17)前記浮遊ゲートの一部分を前記第1導電型の不純物によりドーピングする工程は、20×1013/cm2 〜80×1013/cm2 の濃度レベル、及び100KeV〜150KeVのエネルギ・レベルでリンによりドーピングする工程を含む第10項記載の方法。
【0055】
(18)前記P−N接合は前記浮遊ゲートの全長にわたって伸延している第10項記載の方法。
【0056】
(19)更に、前記浮遊ゲート上にインター・レベル絶縁体を形成する工程と、次いで前記インター・レベル絶縁体上に制御ゲートを形成する工程とを含み、前記浮遊ゲートの一部分を前記第1導電型の不純物によりドーピングする工程は前記制御ゲートを形成する工程後に形成される第10記載の方法。
【0057】
(20)ソース側13B上に軽くドーピングされたホウ素と、ドレイン側13A+チャネル領域Ch上に高度にドーピングされたヒ素又はリンとを有するP−N接合多結晶シリコン浮遊ゲート13により、集積回路のメモリ・セル10が形成される。前記メモリ・セル10は半導体の本体22の面にアレーにより形成され、各メモリ・セルには、ソース11が含まれ、かつドレイン12が含まれる。改良された過消去特性は前記浮遊ゲート13におけるP−N接合JUを形成することにより達成される。多結晶浮遊ゲート13にP−N接合JUを使用することにより、メモリ・セル10がデプリーションへ移行するのを阻止し、稠密な分布の消去しきい電圧VT を発生させ、かつ前記ゲート酸化物30を介する電子の移動が少ないので、デバイス寿命を改善する。
【図面の簡単な説明】
【図1】メモリ・セル・アレーを部分ブロック形式により示す概要電気回路図。
【図2】Pドーピング領域及びNドーピング領域からなる組込み浮遊ゲートを有するNMOS電界効果トランジスタの断面図。
【図3】図2の多結晶浮遊ゲートの断面図及びこれに関連したエネルギ・バンドを示す図。
【図4】メモリ・セル・アレーの小部分を拡大して示す平面図。
【図5】図4のB−B’線に沿って示すメモリ・セル・アレーの小部分をそれぞれの製作段階について示す拡大断面図。
【図6】図4のA−A’線に沿って示すメモリ・セル・アレーの小部分をそれぞれの製作段階について示す拡大断面図。
【図7】P−N接合浮遊ゲートを有するFAMOS構造の副しきい値の傾斜を示す図。
【図8】プログラミング後、図7のFAMOSセルの副しきい値の傾斜を示す図。
【図9】1,000ミリ秒消去後、図8のFAMOSセルの副しきい値の傾斜を示す図。
【図10】1000ミリ秒の第2消去パルス後に図9のFAMOSセルの副しきい値の傾斜を示す図。
【符号の説明】
10 メモリ・セル
11 ソース
12 ドレイン
13、13A、13B 浮遊ゲート
14 制御ゲート
15 ワードライン
17 ソース・ライン
17a 列ライン
22 シリコン基板
25 セル分離厚フィールド絶縁体
30 酸化物ゲート絶縁体
JU P−N接合

Claims (1)

  1. 制御ゲート、浮遊ゲートN導電型のドレイン領域と、前記浮遊ゲートの下にあり、かつ該浮遊ゲートから絶縁されているN導電型のソース領域とを有する型式のメモリ・セルであって、前記制御ゲートは前記浮遊ゲートと容量結合され、読み出し、書き込み、あるいは消去信号が印加されることが可能であって、前記浮遊ゲートが前記メモリ・セルのチャネルの導電性を制御するように荷電可能な前記メモリ・セルにおいて、
    前記浮遊ゲートが、
    N導電型の第1のポリシリコン領域と、
    P導電型の第2のポリシリコン領域と、
    前記浮遊ゲートにおける前記第1のポリシリコン領域及び前記第2のポリシリコン領域の交点におけるP−N接合と、
    を含み、
    前記ソース領域前記P導電型の前記第2のポリシリコン領域の下部にあって前記第2のポリシリコン領域から絶縁されており、
    チャネル・ホット電子によりドレイン領域側から書き込まれ、フォウラー・ノルトハイムのトンネル作用によりソース領域側から消去される、
    前記メモリ・セル。
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