JP4395064B2 - 中折れしないバルーンカテーテル - Google Patents

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Description

本発明は、医療用具に関し、より具体的には、体腔内に配置することができ、種々の医療処置を行うために膨張させることができるバルーンカテーテルに関する。本発明は、特に、非エラストマー・フィルム又は材料から形成されたバルーンを有するバルーンカテーテルに関し、該バルーンを形成するフィルムは、該バルーンの収縮時に折り畳まれ、該バルーンの膨張時に広げられる。
(関連出願)
本出願は、「Non−Buckling Baloon Catheter」という名称の、2002年5月16日に出願された米国仮出願番号第60/381,975号の利益を主張するものである。
バルーンカテーテルは、種々の医療処置を行うために用いられ、そこで、バルーンは、体腔又は体内管内に位置させられ、次に膨張させられる。血管形成処置のようなこれらの医療処置の一部においては、バルーンを膨張させて、体内管の内容積を拡張する。この種類の処置においては、バルーンが拡張されて体内管の内面に圧力を加え、これにより該体内管内に突出する組織が圧縮され、該体内管の内容積が拡大される。組織が圧縮され体内管が広げられると、バルーンが収縮され取り除かれる。
光線力学療法(PDT)のような他の種類の医療処置において、バルーンカテーテルは、カテーテルを体腔内で位置合わせし、安定化させるために用いられる。例えば、バルーンカテーテルは、食道のような体腔内で、低圧下で膨張させることができる。次に、バルーン付近で、治療用光ファイバ装置をカテーテル内に挿入する。次いで、治療用光ファイバ装置を用いて光波を放出し、周囲の組織を治療する。この処置においては、バルーンは、カテーテルを体腔の中心に位置合わせするためにも、PDT処置中に該カテーテルが動くのを防止するためにも用いられる。しかしながら、拡張されたバルーンによって、治療されるべき組織を過度に圧縮すべきではない。このように、バルーンは、体腔の内面に軽く接触し、カテーテルと位置合わせするのに十分なだけ拡張される。
以下に説明されるように、従来のバルーンカテーテルは多数の欠点を有し、上述の処置の多く、特にPDT処置において、該バルーンカテーテルを不十分なものにする。
典型的なバルーンカテーテル100が、図5A乃至図5Dに示される。図5Aによく見られるように、従来のバルーンカテーテル100は、カテーテル104に取り付けられたバルーン102を含む。バルーン102は、一般的には、非エラストマー材料(例えば、半剛性材料又は非順応性材料)から作られ、遠位ネック部又は端部106と、近位ネック部又は端部108と、中央部分110とを含む。バルーン102は、カテーテル104の遠位端112を、該バルーン102の近位端108に該近位端108を通して挿入することによって、該カテーテル104に取り付けられる。次に、バルーン102は、カテーテル104の遠位端112が該バルーン102の遠位端106に挿入されるまで、該カテーテル104の上を摺動される。次に、カテーテル104の遠位端112は、接着剤、超音波溶接、又は他の方法によって、バルーン102の遠位端106に取り付けられる。バルーン102の近位端108は、カテーテル104の外壁に同様に取り付けられ、該バルーン102の近位端を固定し、シールする。
カテーテル104は、空気又は他の流体をバルーン102の内容積に導入するための孔114を含む。図には示されていないが、カテーテル104の近位端は、一般的には、流体をバルーン102の内容積に注入することによって該バルーン102を膨張させるか、又は流体を該バルーン102の内容積から引き抜くことによって該バルーン102を収縮させるように操作される、注射器のような装置に取り付けられる。
従来のバルーンカテーテル100は、上述の処置の多くに用いるのに、特にPDT処置に用いるのに多数の欠点を有する。最初に製造された時、バルーンカテーテル100は、一般に、図5Aに示されるような形状及び構成を呈する。この図に見られるように、バルーン102の中央部分110は、テーパ状又は円錐状区分116によって、遠位端106及び近位端108に連結される。テーパ状区分116は、バルーン102の中央部分110の大きな直径と、カテーテル104に連結された該バルーン102の最も外側の部分(すなわち遠位端106及び近位端108)との間を移行させる。
製造業者による包装時又は医療処理の開始時に、バルーン102は、一般的に、バルーンカテーテル100を体内管に挿入する前に収縮させられる。バルーン102の収縮は、装置の断面又は直径全体を減少させ、該装置が内視鏡を通過し、及び/又は体内管を進み、これを通過することを可能にするため必要である。図5Bは、収縮状態のバルーンカテーテル100を示す。この図に見られるように、バルーン102の長さが、圧縮させられる。これは、カテーテル104のほぼ軸方向に(すなわち、バルーン102の一端から他端まで)該バルーン102の表面に沿って測定される、中央部分110及びテーパ状部分116を形成する材料の全長が、遠位端106と近位端108との間の距離より大きいためである。この圧縮の結果、一般に、バルーン102の表面に沿って横断方向の折り目118が形成される。
バルーンカテーテル100が、所望の位置で体内管(図示せず)内に配置された後、図5Cに示されるように、バルーン102の膨張が開始される。図に示されるように、材料の表面の折り目118は、バルーン102が通常の長さ(すなわち、図5Aに示されるような)まで完全に拡張するのを防止することができる。言い換えれば、バルーン102は、張力を受けているばねのように作用する傾向がある。その結果、バルーン102の遠位端106と近位端108との間にあるカテーテル104の部分が、強制的に圧縮されるようになり、これらの圧縮力の結果として湾曲(120)し始める。
図5Dに示されるように、バルーン102の膨張が続くにつれて、カテーテル104の湾曲120を増大させることができる。これは、バルーンの中央部分110を横断方向又は外側に拡張させた結果であり、遠位端106及び近位端108を互いの方向に引っ張る傾向がある。
十分に高い膨張圧がバルーン102に加えられるまで(図5Aを参照されたい)、カテーテル104の湾曲120をなくすことができない。しかしながら、バルーン102の最初の収縮(図5Bを参照されたい)が永久的な横断方向の折り目118をもたらした場合には、それでもカテーテル104の何らかの湾曲120が残ることがある。バルーン102が非エラストマー材料から構成される場合には、カテーテル104の永久的な湾曲120がより起こりやすい。
横断方向の折り目118の形成及びカテーテル104の湾曲120は、特定の医療処置の際に、従来のバルーンカテーテルの使用に悪影響を与えることがある。例えば、血管形成処置中、バルーン102の表面の永久的な折り目118が、該バルーン102が拡張される体内管の内面上の組織を完全又は均一に圧縮するのを防止することがある。
PDT処置に関しては、カテーテル104の湾曲120により、治療されることになる体腔又は体内管内での該カテーテル104の正確な位置合わせ及びセンタリングが防止されることがある。これは、一般的なPDT処置は、拡張したバルーン102が、体内管の内面上に過度の圧力を及ぼすことも、強く接触することも可能にしないからである。このように、カテーテル104の湾曲120をなくすのに十分な圧力でバルーン102を膨張させることはできない。したがって、カテーテル104を適切に体内管の中央に置くことができない。その結果、カテーテル104の内側に配置された治療用光ファイバ装置を用いて体腔組織を効果的に治療することが妨げられ得る。
さらに、バルーン102の遠位端106及び近位端108が、共に固定位置(すなわち移動不能な位置)でカテーテル104に固定されているので、特に該バルーン102が非エラストマー材料から作られている場合には、収縮されたバルーン102の直径を減少させる能力が制限され得る。言い換えれば、バルーン102の材料内に形成された折り目118のために、収縮中にバルーン102の中央部分110がカテーテル104の周りをきつく圧縮することができない(図5Bを参照されたい)。同様に、バルーン材料が団子状になることで、バルーン102の収縮された直径又は断面が制限されることがある。その結果、体内管を通して装置を出し入れする際に該装置を操縦することがより困難になる。さらに、結果として生じるバルーン102の「折り目がついた」面は、装置を出し入れする際体内管の組織に刺激を与え、及び/又は該装置が内視鏡チャネルを通過するのを防止することがある。
必要とされるのは、従来の装置の欠点を克服する改善されたバルーンカテーテルである。特に、必要とされるのは、体内の管及び/又は内視鏡チャネルを通して出し入れするために最小の直径まで収縮することができ、収縮の際にバルーンの表面に横断方向の折り目が形成されにくく、膨張時に該バルーン内に配置されるカテーテル部分が湾曲しにくい、バルーンカテーテルである。
本発明のバルーンカテーテルによって上記の問題が解決され、技術的進歩が達成される。このバルーンカテーテルは、カテーテルに取り付けられた丸形状又は円筒形状のバルーンを含む。このバルーンは、遠位端と近位端と中央部分とを含み、非エラストマー材料から形成することができる。バルーンは、カテーテルの遠位端が該バルーンの遠位端の一部に挿入されるまで、該カテーテルの該遠位端を該バルーンの近位端内に該バルーンの該近位端を通して挿入することによって、該カテーテルに取り付けられる。次に、バルーンの近位端は、カテーテルの外側に取り付けられ、これらの部品の間に気密シールを提供する。
カテーテルの遠位端は、バルーンの遠位端に取り付けられていない。代わりに、これらの部品間に滑り接合部が形成される。この滑り接合部は、バルーンの遠位端がカテーテルの遠位端に対して軸方向に移動又は並進することを可能にする。
代替的に、カテーテルを、バルーンの遠位端と接触しないように終端させることもでき、これにより滑り接合部が完全に排除される。或いは、カテーテルを区分化し、別箇の部品がバルーンの各端部に連結されるが、互いに対しての移動が可能になるようにすることもできる。
上述の構成は、バルーンの全長が膨張又は収縮時に変化することを可能にし、該バルーンの長さの変化は、カテーテルの所定の長さによって妨げられることはない。さらに、上述の構成は、カテーテルの相対的な軸方向の剛性が、バルーン内に何らかの軸方向の張力又は圧縮力を生じさせることを防止する。その結果、バルーンの中央部分の横断方向の折り目が排除されるか、又は少なくとも最小にされる。さらに、体内管及び/又は内視鏡チャネルを通してバルーンを出し入れするために、バルーンの中央部分をより小さな直径又は断面につぶすことができる。
滑り接合部(又はバルーンの両端部間に連結された連続的なカテーテルの排除)は、バルーンが、装置の膨張又は収縮時に該カテーテル内に何らかの反対力を生じさせることも防止する。特に、バルーンの遠位端がカテーテルの遠位端に剛に連結されていないので、バルーンの軸方向の伸縮が、該カテーテルの軸に沿った如何なる張力又は圧縮力にも影響を与えず、該バルーンの膨張又は収縮の結果として、該カテーテルは湾曲されも引き伸ばされもしない。したがって、カテーテルは、バルーンの膨張状態にもかかわらず、該バルーンの断面に対して中央に置かれたままである。
これら及び利点、並びに本発明自体は、下記により完全に説明されるような構成及び作動の詳細において明らかになるであろう。さらに、本発明の幾つかの態様を、他の種類のバルーンカテーテル又は医療装置と共に用い得ることも理解すべきである。
ここで、本発明の幾つかの実施形態が、添付の図面と関連して例として説明される。
本発明のバルーンカテーテル10の第1の実施形態が、図1に示される。このバルーンカテーテル10は、カテーテル14に取り付けられた、円形、楕円形、円筒形、弾丸状、又は他の適切な形状のバルーン12を含む。バルーン12は、一般的には、非エラストマー材料(例えば、半剛性材料又は非順応性材料)から作られ、半透明、透明、又は光学的に透明なフィルムを含むことが好ましい。例えば、バルーン12は、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリエチレン・テレフタレートなどのような、生物学的適合性を有するポリマーから作ることができる。
図に示されるように、バルーン12は、遠位端16と、近位端18と、中央部分20とを含む。しかしながら、バルーン12に、異なる構成又は設計を用いることもできる。例えば、遠位端16及び近位端18の両方が、ネック部を形成するように、管状の構成から構成することができる。バルーン12は、カテーテル14の遠位端22を該バルーン12の近位端18に該近位端18を通して挿入することによって、該カテーテル14に取り付けられる。次に、バルーン12は、カテーテル14の遠位端22が該バルーン12の遠位端16に挿入されるまで、該カテーテル14の上を摺動される。次に、バルーン12の近位端18は、接着剤、超音波溶接、又は他の方法によって、カテーテル14の外壁に取り付けられ、該バルーン12の該近位端を固定し、シールする。示される好ましい実施形態において、これらの2つの部品の間のシールの完全性を改善するように、近位端18の内径は、カテーテル14の上にきつく又はぴったりと嵌合するような大きさにされている。
カテーテル14の遠位端22は、バルーン12の遠位端16に取り付けられていない。図に示されるように、カテーテル14の遠位端22は、バルーン12の遠位端16内に完全にではないが部分的に延びており、これらの2つの部品の間に滑り接合部26を形成する。この滑り接合部26は、バルーン12の遠位端16が、カテーテル14の遠位端22に対して軸方向に移動又は並進することを可能にする。この構成により、バルーン12の軸方向又は長手方向の全長が、張力又は圧縮力をカテーテル14に伝達することなく、膨張又は収縮中に変化することが可能になる。例えば、バルーン12が収縮されるとき、中央部分20がカテーテル14に向けて内側に引っ張られるにつれて、該バルーン12が軸方向に伸長する傾向があり、これにより該バルーン12の遠位端16が、該カテーテル14の遠位端22から又は該遠位端22に対して遠位方向に移動される。バルーン12の遠位端16が軸方向に移動することが防止されないので、収縮中に該バルーン12の中央部分20に横断方向の折り目が寄ることが排除されるか、又は少なくとも最小にされる。さらに、体内管及び/又は内視鏡チャネルを通してバルーンカテーテル10を出し入れするために、バルーン12の中央部分20をより小さな直径又は断面となるようにつぶすことができる。
滑り接合部26は、装置の膨張又は収縮の際に、バルーン12によってカテーテル14に反対の力を加えることも防止する。特に、バルーン12の遠位端16は、カテーテル14の遠位端22に連結されていないので、該バルーン12の如何なる軸方向の伸縮も、該カテーテル14への張力又は圧縮力に影響を与えない。言い換えれば、バルーン12の膨張又は収縮の結果として、カテーテル14は、湾曲されも引き伸ばされもしない。したがって、カテーテル14は、バルーン12が膨張状態であるにもかかわらず、該バルーン12の断面積に対して中央に置かれたままである。
カテーテル14の遠位端22をバルーン12の遠位端16内に部分的に延ばすことによって、該カテーテル14の該遠位端22が、該バルーン12の該遠位端16に幾らかの横方向すなわち横断方向の支持を与えることができる。装置が体内管に挿入されるとき、この横方向の支持が、該装置を案内するのを助け、バルーン12が折り重なるか又はつぶれるのを防止することができる。バルーン12の遠位端16の長さ、及び内部のカテーテル14の遠位端22の位置は、これらの部品が、装置の膨張及び収縮の全ての段階に応答して互いに対して自由に並進することを可能にするのに十分なものにすべきである。
バルーン12の遠位端16がシールされ、該バルーン12を囲む。示される好ましい実施形態において、バルーン12の遠位端16は、該バルーン12のネック部内に小さなロッドを挿入し、シールすることによって形成される。体内管及び体腔への、該体内管及び該体腔並びに内視鏡のチャネルを通る、バルーンカテーテル10の進入を改善するために、バルーン12の遠位端16を丸くすることもできる。さらに、カテーテル14の遠位端22を通過させることによって、空気又は流体をバルーン12の内容積に入れるか、又は該バルーン12の内容積から取り除くことが可能になる。代替的に、遠位端22の近くであるが、バルーン12の内容積内の場所において、カテーテル14の壁内に孔28を設けることもできる。
バルーン12の中央部分20には、長手方向又は軸方向に延びるひだ又は折り目24を設けることができる。これらの折り目24が折り目をもたらし、該折り目に沿って、収縮時にバルーン12の表面が折り畳まれるか又はひだをつけられる。折り目24により、バルーン12の中央部分20が最小の断面積又は直径につぶすことが可能になり、同じ面積に沿った横断方向又は横方向の折り目の形成が防止される。
カテーテル14の近位端6は、一般的に、標準的な医療用注射器のような膨張用装置8に連結される。膨張用装置8は、カテーテル14の内部を通って延びる内腔を介して、バルーン12の内部と流体連通状態にある。カテーテル14は、コントラスト流体又はガイドワイヤ(図示せず)を通すことができる付加的な内腔を含むこともできる。
本発明のバルーンカテーテル30の第2の実施形態が、図2に示される。この実施形態のバルーンカテーテル30は、図1に示されるバルーンカテーテル10の実施形態に類似しているが、相対的に可撓性の部分34と相対的に剛性の部分36とを有する二部品カテーテル32を含む。可撓性部分34は、ほぼバルーン40の近位端38からカテーテル32の近位端46まで延びる。可撓性部分34は、図1に示される第1の実施形態のカテーテル14のものと類似した設計及び構成を有する。
剛性部分36は、ほぼバルーン40の近位端38からカテーテル32の遠位端42まで延びる。言い換えれば、剛性部分36は、バルーン40内に配置されたカテーテル32のその部分である。剛性部分36は、それ自体の重量又はバルーン40の重量のもとで撓みにくく、該バルーン40の遠位端44に向上した横方向の支持を与えることができる。カテーテル32の剛性部分36の向上した剛性は、該カテーテル32内で治療用光ファイバ装置(図示せず)を適切にセンタリング及び位置合わせすることが重要である、PDT処置に用いるために特に有利である。
示される実施形態において、可撓性部分34は、好ましくはバルーン40の近位端38内に配置された接合部48で剛性部分36に連結されている。近位端38は、接合部48に補強を与え、これらの部品の間のシールの完全性をも改善する。
上述の二部品カテーテル32を除いては、第2の実施形態のバルーンカテーテル30の残りの部品は、第1の実施形態のバルーンカテーテル10の部品と同じか又は類似している。したがって、これらの部品の詳細な説明及びそれらの機能は、ここでは繰り返さない。
本発明のバルーンカテーテル50の第3の実施形態が、図3に示される。この実施形態のバルーンカテーテル50は、該バルーンカテーテル50もまた可撓性部分54及び剛性部分56を有する二部品カテーテル52を含むという点で、図2に示されるバルーンカテーテル30の実施形態に類似している。しかしながら、剛性部分56は、バルーン60の遠位端64まで延びていない。言い換えれば、剛性部分56は、バルーン60の近位端58付近から、該バルーン60の内容積の途中まで延びているだけであり、該剛性部分56の遠位端62は、該バルーン60の遠位端64と共に滑り接合部を形成していない。
上述の二部品カテーテル52及びその剛性部分56の長さを除くと、第3の実施形態のバルーンカテーテル50の残りの部品は、第2の実施形態のバルーンカテーテル30の部品と同じか又は類似している。したがって、これらの部品の詳細な説明及びその機能は、ここでは繰り返さない。
本発明のバルーンカテーテル70の第4の実施形態が、図4に示される。この実施形態のバルーンカテーテル70は、図1に示されるバルーンカテーテル10の実施形態に類似しているが、可撓性部分74と、区分化された部分すなわち離間配置された部分76とを有する区分化されたカテーテル72を含む。可撓性部分74は、バルーン80の近位端78からカテーテル72の近位端86まで延びる。可撓性部分74は、図1に示される第1の実施形態のカテーテル14のものに類似した設計及び構成を有する。可撓性部分74の遠位端92は、接着剤又は他の形態の結合によって、バルーン80の近位端78に取り付けられる。区分化部分76は、剛性としても可撓性としてもよく、中空としても中実としてもよい。言い換えれば、区分化部分76が、膨張用装置(図示せず)とバルーン80との間で流体を運ぶ必要があるとは限らないので、該区分化部分76は、カテーテル状の管と対照的に、棒状の長さの材料とすることができる。
区分化部分76の遠位端82は、バルーン80の遠位端84に取り付けられる。区分化部分76は、遠位端82から近位方向に延び、該バルーン80の近位端78内で終端する。区分化部分76の近位端90は、バルーン80の近位端78に取り付けられても、結合されてもいず、近位端78内で自由に軸方向に移動できる。言い換えれば、滑り接合部94が、区分化部分76の近位端90とバルーン80の近位端78との間に形成される。バルーン80の近位端78内において区分化部分76の近位端90と可撓性部分74の遠位端92との間に、隙間88が設けられる。この隙間88は、バルーン80が膨張及び収縮時に長手方向に伸縮する際に、区分化部分76が該バルーン80の近位端78内に長手方向に移動するための空間を提供し、膨張用装置(図示せず)からの流体が、可撓性部分74の遠位端92を通って、バルーン80の内部に通ることを可能にする。バルーン80の近位端78は、区分化部分76の近位端90に横方向の支持も与える。
この実施形態は、バルーン80、及びカテーテル72の区分化部分76が、該バルーン80の近位端78付近で撓むことを可能にする。このことは、装置を体内管内に該体内管を通して挿入する際に、向上したバルーンカテーテル70の操縦性をもたらすことができる。
もちろん、区分化部分76が、バルーン80の近位端78の手前で終端することを理解すべきである。言い換えれば、区分化部分76は、バルーン80の内容積内に部分的にだけ延び、これにより、該バルーン80の近位端78との如何なる接触も排除される。
上述の区分化されたカテーテル72、及びバルーン80の近位端78における滑り接合部94の位置を除くと、第4の実施形態のバルーンカテーテル70の残りの部品は、第1の実施形態のバルーンカテーテル10の部品と同じか又は類似している。したがって、これらの部品の詳細な説明及びそれらの機能は、ここでは繰り返さない。
本発明のバルーンカテーテル120の第5の実施形態が、図6に示される。この実施形態のバルーンカテーテル120は、この実施形態が、区分化されたカテーテルすなわち二部品カテーテル122を含むという点で、図4に示されるバルーンカテーテル70の実施形態と類似している。しかしながら、カテーテル122の近位部分124は、該カテーテルの近位端126から、バルーン130の近位端128を通り、該バルーン130の内容積内に延び、該バルーン130の中央部分付近で終端する。カテーテル122の近位部分124は、バルーン130の近位端128に取り付けられる。
カテーテル122の遠位部分132は、バルーン130の遠位端134に取り付けられ、同様に該バルーン130の内容積内に延び、該バルーン130の中央部分付近で終端する。カテーテル122の遠位部分132の近位端136は、該カテーテル122の近位部分124の遠位端138と摺動配置状態で重なる。示される実施形態において、カテーテル122の遠位部分132の近位端136は、該カテーテル122の近位部分124の遠位端138の外径よりわずかに大きい内径を有する管状の拡張部分を含み、これらの2つのカテーテル部品間の相対的な軸方向の移動を可能にする。この種類の連結は、嵌め込み型の連結と呼ばれることが多い。
本発明のバルーンカテーテル140の第6の実施形態が、図7に示される。この実施形態のバルーンカテーテル140は、この実施形態が、区分化されたすなわち二部品カテーテル142を含み、該カテーテル142の近位部分144が、該カテーテルの近位端146から、バルーン150の近位端148を通り、該バルーン150の内容積内に延び、該バルーン150の中央部分付近で終端するという点で、図6に示されるンカテーテル120の実施形態と類似している。カテーテル142の近位部分144は、バルーン150の近位端148に取り付けられる。
カテーテル142の遠位部分152は、バルーン150の遠位端154に取り付けられ、同様に該バルーン150の内容積内に延び、該バルーン150の中央部分付近で終端する。カテーテル142の遠位部分152の近位端156は、該カテーテル142の近位部分144の遠位端158と摺動配置状態で重なる。示される実施形態において、カテーテル142の遠位部分152は、該カテーテル142の近位部分144の遠位端158の外径よりわずかに大きい内径を有する均一の管状断面を含み、これらの2つのカテーテル部品間の相対的な軸方向の移動を可能にする。
第5及び第6の実施形態(図6及び図7)、別箇のカテーテル区分の重なり部分は、バルーンの軸方向の伸縮を妨げることなく、該バルーンに横断方向すなわち横方向の安定性を与える。これは、バルーンが、単一の位置においてカテーテルの部分のいずれか1つに固定的に連結されるだけであるためである。
要素がここで開示されたように実行することが必要される属性を有する限り、本発明の開示された実施形態の種々の要素の構造又は構成のうちの開示されていない又は付随的な他の詳細は、本発明の利点の達成に重要なものではないと考えられる。これら及び他の詳細の構成の選択は、本開示に鑑みて、十分に関連技術分野における当業者の能力の範囲内であると考えられる。本発明の例証となる実施形態が、本発明を有利に実行する実際的で有効な構造を開示するために、極めて詳細に説明された。ここに説明される設計は、例示のためだけであることが意図される。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本発明の新規な特徴を他の構造形態に組み入れることができる。
本発明の教示によるバルーンカテーテルの例証となる実施形態の側断面図である。 本発明の教示によるバルーンカテーテルの第2の実施形態の側断面図である。 本発明の教示によるバルーンカテーテルの第3の実施形態の側断面図である。 本発明の教示によるバルーンカテーテルの第4の実施形態の側断面図である。 種々の段階の膨張及び収縮における従来のバルーンカテーテルの側断面図を示す。 種々の段階の膨張及び収縮における従来のバルーンカテーテルの側断面図を示す。 種々の段階の膨張及び収縮における従来のバルーンカテーテルの側断面図を示す。 種々の段階の膨張及び収縮における従来のバルーンカテーテルの側断面図を示す。 本発明の教示によるバルーンカテーテルの第5の実施形態の側断面図である。 本発明の教示によるバルーンカテーテルの第6の実施形態の側断面図である。

Claims (12)

  1. バルーンカテーテルであって、
    遠位部分と近位部分を有するカテーテルと、
    前記カテーテルの前記遠位部分に取り付けられ且つこの遠位部分を囲むバルーンと、
    を備え、
    前記カテーテルの前記近位部分が、前記バルーンを膨張又は収縮させるための膨張用装置に連結されるようになり、
    前記バルーンの膨張又は収縮の結果として該バルーン内に生じた何らかの軸方向の力が該バルーンから前記カテーテルに伝達されないように、該バルーンが1つの位置だけで該カテーテルに固定的に連結されており、
    前記バルーンが、滑り接合部によって第2の位置で前記カテーテルに連結され
    前記バルーンが第1の端部及び第2の端部を備え、前記第1の端部は第1の位置で前記カテーテルに固定的に連結され、前記第2の端部は前記滑り接合部によって前記第2の位置で該カテーテルに連結され、前記滑り接合部は、前記カテーテルと前記バルーンとの間で軸方向に移動可能に連結するように構成されていることを特徴とするバルーンカテーテル。
  2. 前記バルーンが、膨張時の第1の軸方向長さと、収縮時の第2の軸方向長さを有し、前記第1の軸方向長さが前記第2の軸方向長さより短いことを特徴とする請求項1に記載のバルーンカテーテル。
  3. 前記バルーンが、非順応性材料又は半剛性材料からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバルーンカテーテル。
  4. 前記バルーンが、収縮時に前記バルーンの半径方向の圧縮を容易にするように、該バルーンの表面内に軸方向に配向された折り目又はひだを備えることを特徴とする請求項3に記載のバルーンカテーテル。
  5. 前記カテーテルの前記遠位部分が前記バルーンの内容積を通って延び、該カテーテルの該遠位部分は該バルーンの前記内容積内に配置された孔を備え、該内容積が膨張用装置と流体連通状態となることが可能になったことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のバルーンカテーテル。
  6. 前記バルーンを膨張又は収縮するための膨張用装置をさらに備え、前記膨張用装置が、前記カテーテルの前記近位部分に取り付けられたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のバルーンカテーテル。
  7. 前記膨張用装置が注射器を含むことを特徴とする請求項6に記載のバルーンカテーテル。
  8. 前記カテーテルが可撓性部分及び剛性部分を備え、前記可撓性部分が前記剛性部分の近位方向に配置されたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のバルーンカテーテル。
  9. 前記剛性部分が、実質的に前記バルーンの内容積内に配置されたことを特徴とする請求項8に記載のバルーンカテーテル。
  10. 前記バルーンが近位端及び遠位端を備え、該バルーンの前記近位端は、前記カテーテルの遠位端から近位方向にある第1の位置で該カテーテルに固定的に連結され、該バルーンの前記遠位端は、前記滑り接合部によって該カテーテルの該遠位端に連結されたことを特徴とする請求項1に記載のバルーンカテーテル。
  11. バルーンカテーテルであって、
    遠位部分と近位部分を有するカテーテルと、
    前記カテーテルの前記遠位部分に取り付けられたバルーンと、
    を備え、
    前記カテーテルの前記近位部分が、前記バルーンを膨張又は収縮させるための膨張用装置に連結されるようになり、
    前記カテーテルの前記遠位部分は、共通の内腔を有する近位区分と遠位区分とを備え、
    前記バルーンが近位端及び遠位端を備え、該バルーンの前記近位端は、前記カテーテルの近位区分に固定的に連結され、該バルーンの前記遠位端は、該カテーテルの遠位区分に固定的に連結され、前記近位区分は該バルーンの内容積内に配置された遠位端部分を有し、前記遠位区分は該バルーンの前記内容積内に配置された近位端部分を有し、前記近位区分の前記遠位端部分は、該遠位区分の前記近位端部分と摺動係合状態にあり、該近位区分及び該遠位区分が互いに対して軸方向に移動することが可能になったことを特徴とするバルーンカテーテル。
  12. 前記近位区分の前記遠位端部分及び前記遠位区分の前記近位端部分が、各々管状の断面を備え、さらに該近位区分の該遠位端部分及び該遠位区分の該近位端部分が、嵌め込み形連結で他方の内径内に嵌合するような大きさにされた外径を有することを特徴とする請求項11に記載のバルーンカテーテル。
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