JPH0392173A - カテーテル - Google Patents

カテーテル

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JPH0392173A
JPH0392173A JP2189273A JP18927390A JPH0392173A JP H0392173 A JPH0392173 A JP H0392173A JP 2189273 A JP2189273 A JP 2189273A JP 18927390 A JP18927390 A JP 18927390A JP H0392173 A JPH0392173 A JP H0392173A
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catheter
tube
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dilatation catheter
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JP2189273A
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Christopher T Davey
クリストファー・ティー・デイヴィー
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CR Bard Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、膨張作業のために使用されるバルーンカテー
テルに関するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)バルー
ン膨張カテーテルは、血管、冠状動脈、及び食道系のよ
うなふさがれた体の内腔を膨張させることを含む、いろ
いろな医学的作業のために使用される。特に、そのよう
なカテーテルは、血管形成作業において、動脈硬化によ
って圧縮されすなわち狭窄した血管の内腔を広げるため
に使用される。
経皮経管冠動脈形成術( PTCA)として知られてい
るある種の血管形成術において、膨張カテーテルは、膨
張カテーテルが、体の内腔の所望の位置に挿入されて案
内されて通るガイドカテーテルと共に使用される。一般
的なPTCλの作業において、ガイドカテーテルは、経
皮的に患者の動脈系に導入され、蛍光透視検査で冠状動
脈への入口まで案内される。そして、その遠位端部にバ
ルーンを有する膨張カテーテルは、ガイドカテーテルを
通され、バルーンは、ガイドカテーテルの遠位端部を超
えて冠状動脈内に伸長する。そして、カテーテルは、バ
ルーン(収縮状態)を閉塞部分に配置するように手で操
作する。バルーンが閉塞部分内に配置されると、それが
膨らまされて、閉鎖症の内腔を膨張させる。
膨張カテーテルのバルーンは、それを、ガイドカテーテ
ル、さらには、狭窄症を通過させるために、低輪郭まで
収縮されなければならない。バルーンは、カテーテルの
近位端部がらバルーンの内部まで延在する膨張/収縮内
腔を通して、負圧をバルーンに作用させることによって
収縮される。
収縮時のバルーンによって呈される形態は、カテーテル
の利用性において問題を現している。典型的には、第l
図に示されるように、負圧の作用によってつふされた場
台、バルーンは、一対の対向した放躬状に延在する平ら
なウィングを形戎する。
ガイドカテーテルの内腔内にバルーンを挿入するために
、医師は、ガイドカテーテル内に挿入する前に、カテー
テルシャフトの周囲にウィングを手で包み込まなければ
ならない。包み込むことによって生じたバルーンの減少
された輪郭は、ガイドカテーテル及び閉鎖症へのバルー
ンの挿入を促進する。しかしながら、バルーンが患者の
体内で膨張され、そして、バルーンが再びつぶされつこ
とか所望された後に、バルーンは、再び2つのウィング
形態を呈する傾向となる。対向するウィングの放射状の
延長部分は、ガイドカテーテル内へ引き込まれる場合、
あるいは、バルーンが再びつぶされ、もう一つの狭窄位
置へ進められることが希望される場合に、バルーンが再
びたたまれることを困難にする。後者の場合において、
放射状に延在するウィングは、バルーンが狭窄内に挿入
されることをより困難にしている。
従って、バルーン膨張カテーテルの望ましい特徴は、カ
テーテルシャフトの周囲にバルーンを手で包む必要がな
く、ガイドカテーテル内への挿入を促進させるための減
少した輪郭を有するバルーンである。
以前の問題は、膨張バルーンが減少した輪郭を形成する
カテーテルシャフトの回りに近接して包まれるようにす
るための手段を提供するために、要求された装置によっ
て明白にされたように、認められなかったことはない。
例えば、7才ゲルティ(Fogerty)に発行された
米国特許第4、292、974を参照のこと。そのよう
な要求にもかかわらず、低輪郭へ膨張バルーンをつぶす
ことを促進させるための簡単で効果的な手段の必要性が
残っている。
膨張バルーンカテーテルの使用において直面する次の問
題は、閉鎖症での膨張に引き続いてのバルーンを収縮さ
せることの失敗である。カテーテルそれ自身の不調のた
めに、膨張にバルーンは、吸引された時に、収縮がなさ
れないことがある。
これらの場合には、バルーンは、ガイドカテーテルから
引き抜かれる前に、故意に破壊されなければならない。
バルーンは、そのバルーンを、バルーンの壁部が破裂す
なわちバーストする圧力まで膨張させることによって、
破壊される。残念ながら、多くの近年の膨張バルーンは
、殆どの臨床膨張装置の放出能力を超えるバースト圧力
を有し、しばしば、20バールを超過するバースト圧力
を要求する。そのような圧力は、膨張バーストと同様に
、体の内腔をも破裂させ、このため、患者に対して好ま
しくない危険性を生じさせる。従って、膨張カテーテル
の次の望ましい特徴は、必要な時に、バルーンを容易に
破壊させることを助長するために、人工的により低いバ
ースト圧力を有するバルーンを提供することである。
(課題を解決するための手段及び作用)本発明に従って
、膨張カテーテル用のバルーンは、減少した壁部の厚み
を有する少なくとも3つの長平方向に延在する部分を有
する。特に、その部分は、バルーンの長平方向に延在す
る折り畳み線を形成し、吸引が行われた場合に、バルー
ンをひだを有する形状につぶすことを生じさせている。
膨張が行われた場合には、バルーンが、膨張として望ま
しい管状の形態を形成するように、プリーツが膨らむ。
本発明のひだがつけられたバルーンは、より短い放射方
向の寸法を有するウィングを形成する。ウィングは、よ
り容易につぶされる。
それらは、狭窄と同様にガイドカテーテルを通しての挿
入及び引抜を促進させるためにつぶされた時の、減少さ
れた輪郭を形成する。さらに、本発明は、バルーンが形
成されるところの管状の押し出し部と同様に、前に説明
されたバルーンを有する膨張カテーテルを提供する。
本発明のもう一つの目的は、ひだがつけられたバルーン
を形成するための方法に関している。重合体の材料から
なる管状の押し出し部は、管の残り部分よりも薄い壁部
厚みによって形成される、円周上に間隔がとられて長さ
方向に延在する複数のラインを有して形成される。バル
ーンは、レヴイ(Levy)に対して発行された米国特
許第4、440、421号において説明された方法にし
たがって、管状の押し出し部を二輪状に引つ張りを加え
ることによって形成される。
バルーンを低輪郭までつぶすための改良された手段を具
体化する膨張カテーテル用のバルーンの形態を提供する
ことが、本発明の一般的な目的の中にある。
また、本発明のもう一つの目的は、少なくとも3つのプ
リーツと交互のウィングとを形成する方法でつぶれる膨
張バルーンを有するカテーテルを提供することである。
さらに、本発明の目的は、ひだがつけられたバルーンを
形成するための方法を提供することである。
そして、本発明のもう一つの目的は、ガイドカテーテル
の内腔を通して引き抜かれる時に、バルーンの壁部に対
する損傷の危険を減少させるバルーンを有する膨張カテ
ーテルを提供することである。
さらに、本発明の目的は、所定のバースト圧力を有する
バルーンを有する膨張カテーテルを提供することである
さらに、本発明のもう一つの目的は、バルーンがバース
トした場合に、バルーンの長さに沿ってそのようにする
膨張バルーンを提供することである。
本発明の以上及び他の目的と利点は、添付の図面を参照
して、以下の説明からより十分に認められるであろう。
(実施例及び発明の効果) 第2図は、バルーンが、バルーンの内部へ負圧を作用さ
せて、それを収縮させるようにすることによって吸引さ
れる場合について、一般的な膨張バルーン10によって
形態が示される断面形状を図式的に描いている。バルー
ン10は、バルーンがつぶれた時に、一対の正反対に対
向するウィングt2を形成する。医師は、一般的に、膨
張カテーテルをガイドカテーテルの内腔へ容易に挿入で
きるような低輪郭形態(low profile co
nfiguration)を作りながら、カテーテルシ
ャフト16の周りでウィング12を手で包む必要がある
。膨張カテーテルをガイドカテーテルを通して引っ込ま
せることが所望される場合も、バルーンを収縮させ、次
の膨張を行うために次の管の場所に位置を変えることが
所望される場合のいずれかの膨張作業に従っている場合
、ある困難性が生じる。特に、正反対に対向するウィン
グt2は、カテーテルかガイドカテーテル内に引き戻さ
れたり、動脈内に位置が変更される時にも、カテーテル
シャフトの周りに接近して包まれることはない。代わり
に、ウィングは、ガイドカテーテルの遠位開口を捕捉し
、また、他の狭窄内にバルーンが再差込されることを防
ぐものである。
本発明に従って、収縮した膨張バルーンは、少なくとも
3つのプリーツと変化するウィングとを有する低輪郭形
態を有する。そのようなバルーンがつぶれた場合、それ
ぞれのウィングは、その放射方向の伸長部分において比
較的短く、また、カテーテルシャフトの周りでよりたや
すくつぶれる。
膨張された時には、バルーンは、管状の形態を呈する。
第1及び3図に示されるような本発明の一つの実施例に
従って、膨張カテーテル14は、シャフトの遠位端部に
おいて支持された膨張バルーン20を有する細長いフレ
キシブルなシャフト18を含む。膨張内腔22は、シャ
フト18を通って近位端部から遠位端部まで延在し、バ
ルーン20の内部と流体的に連絡されている。シャフト
(図示せず)の近位端部は、注射器のような膨張/収縮
機構が接続されるようなルアー(Luer)取付部のよ
うな、適当な取付部に接続されるようにされている。シ
ャフト18は、当業者にとって認められているような適
当な重合体材料から形成されている。
膨張バルーン20は、その遠位端部と近位端部とにおい
て、それぞれ、一対のテーパー状の円錐形領域24及び
26を有する伸長された管状の部分を含む。遠位カラ−
28と、近位カラーすなわち伸長されたスリーブ30と
は、それぞれ、円錐形の端部24及び26から延長して
いる。膨張バルーンは、ポリエチレンテレフタル酸塩の
ような重合体材料から形成され、以下に説明されるよう
な本発明の方法に従って形成される。
近位スリーブ30は、第2図に示されるように、シャフ
ト18の遠位端部に接着状に取り付けられる。支持ワイ
ヤー32は、内腔22、バルーン20の内部、及びその
向こうの遠位方向を通って延長する。支持ワイヤー32
を取り囲む環状の空間は、バルーン20の内部と流体的
に連絡する環状の膨張/収縮内腔を提供する。支持ワイ
ヤー32は、螺旋状に巻かれた放射線不透過性のコイル
34内に延長し、かつ、そこに取り付けられるテーパー
状の遠位先端を有する。コイル34は、丸い溶着ビード
38で終わりとなる遠位先端36を有する。バルーン2
0の遠位カラ−28は、第2図に示されるように、コイ
ル34の近位端部に接着状に取り付けられる。コイル3
4の遠位先端36は、一端で支持ワイヤー32の遠位先
端に固定され、他端で溶着ビード38に固定される曲げ
可能なステンレススチールのシエイピングリボン(sh
aping ribbon) 4 0を含む。
カテーテル14は、バルーン20の近位部分の近くで、
支持ワイヤー34にしっかり固定された放射線不透過性
のマーカーバンド42を含む。マーカーバンドは、医師
が、バルーン20の位置を蛍光透視検査によって確かめ
ることができる手段を提供する。
第3図は、第l図の3−3線に沿って見た膨張バルーン
20の断面図である。例として、冠状動脈使用のために
適合されたカテーテルにおいて、図示された膨張カテー
テルのバルーンは、1.  5mmから4.0romの
間の膨張時直径を有する。
バルーン20の管状の中間部分は、2cmの長さである
。端部の円錐部24及び28は、約4mmから約7mm
の長さである。しかし、本発明は、冠状動脈形成使用の
ため以外に、膨張バルーンの使用を意図し、そのような
他のバルーンの寸法は、ここで図示されかつ説明された
ものから変更され得ることが、理解されるべきである。
バルーン20の壁部は比較的薄い。例として、3.0m
mの膨張直径を有するバルーンとしては、適当な壁部の
厚さは、約0.00025インチから約0、00050
インチである。円錐部24、26と、カラー28、30
は、それらが、以下に説明するバルーンの製作工程の間
に、バルーンの管状の中間部分よりも程度までしか膨張
されないために、より厚くなっている。
第3図に示されるように、バルーン20は、複数の円周
上に間隔をあけられた、減少された壁部の厚みからなる
ライン44を有する。ライン44は、第2図の虚像で示
されているように、バルーン20の長平方向に延在する
。0.00025インチから0.00050インチまで
の壁部の厚さを有する約3、Ommの直径の膨張バルー
ンに対して、ライン44における壁部の厚さは、約0.
00025インチである。ライン44は、バルーン20
の長手方向に、遠位カラ−28から近位スリーブ30ま
で延在する。
バルーン20が、膨張内腔22を吸引することによって
収縮された場合、バルーンは、ライン44に沿ってより
容易につぶれ、3つのウィング48の中間に配設された
3つのプリーツ46によって特徴づけられた十分に減少
された輪郭を創造する。バルーン20のそれぞれのウィ
ング48の放躬状の伸長部分は、第1図のひだがつけら
れていないバルーンにおけるウィング■2の放射状の伸
長部分よりもかなり短いことが、認められるであろう。
排気時におけるバルーン20によって形態が呈される減
少された輪郭は、バルーンが、ガイドカテーテル内に挿
入する前に包まれることの必要性を最小にするだけでは
なく、ガイドカテーテルを通して引っ込める時に、バル
ーンの壁部に対する損傷の機会を十分に減少させるもの
である。それは、収縮されたバルーンのきつい狭窄を通
過する能力を増大させる。バルーン20の減少された輪
郭は、バルーンがガイドカテーテルの遠位端部において
捕まることを防ぎ、また、引っ込める間にガイドカテー
テルの内腔と接触状態にあるバルーンの表面領域を十分
に減少させている。
第5及び6図は、第4図のひだがつけられた膨張バルー
ンの他の実施例を示す。第5図において、ひだがつけら
れたバルーン50は、ウィング58の中間に配設された
4つのプリーツ56によって特徴づけられた、カテーテ
ルシャフト52の回りでつぶれた形態を有している。バ
ルーン50を図示の形状にたたむことは、バルーンに沿
って形成された減少された壁部の厚さの4つのラインの
結果として生じる。同様に、第6図に示されるように、
5つのプリーツを有するバルーン60は、5つのウィン
グ68に間にある5つのプリーツ66によって特徴づけ
られる、カテーテルシャフト62の周りでつぶれた形状
を有する。第4、5、及び6図を比較することから、ひ
だがつけられたバルーンの輪郭は、プリーツの数の増加
に従って減少することが認められる。一般的に、バルー
ンの直径が大きくなると、バルーンに形成されるプリー
ツの数は増加する。
本発明の次の利点は、バルーンの長さ方向に延在するラ
インが、バルーンに最小のFiJi裂強度を提供するよ
うに製造されていることである。現在、もしもバルーン
が所望した時に収縮しない場合には、現場にいる者は、
バルーンを膨張させて、故意にバルーンの壁部を破裂さ
せ、バルーンを直ぐに収縮させると共に、内腔からバル
ーンを引っ込まさせる。第3図のライン44は、バルー
ン20の破裂圧力が、選択された臨床膨張装置の搬送能
力を超過しないことを確実にする破裂位置として役に立
つために形成される。本発明に従ったひだがつけられた
バルーンは、ある膨張バルーンの2Oバールの最小破裂
圧力と比較して、工6から18バールの最小破裂圧力を
有する。
また、本発明は、材料の性質、すなわちバルーンのジオ
メトリーが、バルーンが操作及び使用による損傷に影響
され易いようなものであるバルーンにおいて、有効であ
る。例えば、損傷に対する抵抗力をつけるために、その
ようなバルーンの壁部を厚くすることが実際であった。
しかし、そのような厚くされたバルーンの壁部の製品に
よる望ましくない点は、予定された適用のために必要と
される破裂圧力がはるかに増大されることである。
本発明について、そのようなバルーンは、耐えられる破
裂圧力を維持する一方、増加された壁部の厚みを有する
本発明に従ったひだがつけられたバルーンを作製する方
法は、管の残りの部分より壁部の厚みが薄い、少なくと
も3つの円周上で間隔があけられた伸長された部分を有
するようにするために、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン
、または、ポリエチレンテレフタル酸塩のような重合体
材料からなる管を押し出し成型することを含む。第7図
に示されるように、管60は、比較的蒲い壁部62、6
4、及び66の間に配設された比較的厚い壁部63、6
5、及び67から形成されている。第7図の実施例にお
いて、薄い壁部は、管の周りの円周方向に120゜の角
度間隔をとって形成された弦状の平面によって限定され
ている。それぞれの平面は、管の外周の約10%に対応
する弦を形成する。例として、3、Ommの直径のバル
ーン内に形成されるためのポリエチレンテレフタル酸塩
の管については、管は、約0.’0169インチの内径
を有し、約o.oosoインチの厚い壁部を有していて
、管の薄い壁部は、約0.0038インチである。薄い
壁部62、64、及び66は、押し出された管60の長
さ方向に延在する薄いラインとして作用される。管60
から形成されたバルーンは、厚い壁部63、65、及び
67が、ウィングを形成するために放射状に外方へ突出
する一方、薄い壁部62、64、及び66において、優
先的につふれる。
管60の押し出し成形に引き続いて、管は、米国特許第
4、490、421号、及び、l987年上月9日に出
願された米国特許出願番号笛OO{、759号に開示さ
れた技術に従って、吹き込み成形が行われる。その開示
内容は、参照例によってここで具体化されている。ひと
たび管60が押し出されると、管は、モールドチャンバ
ー内へ挿入される。チャンバーを加熱することで、管は
、対流及び放射によって加熱されて、そのため、管の材
料が柔らかくなる。ある重合体の材料は、管の材料を柔
らかくするための加熱を要求しないことが、認められる
であろう。そして、管60は、正の圧力が、同時に、管
の内部に作用されている間に、軸方向に引っ張られる。
軸方向への引っ張りの間に、管の内部にかかる正圧によ
って生じられる放射状の拡張は、管の二軸の引っ張りを
確立する。二軸の引っ張りは、管がモールドの形状を呈
するまで、維持される。
バルーンの円錐部及びネック部分もまた、他の厚い壁部
と薄い壁部とを有する管60から形成されることに注目
すべきである。結果として、バルーンの円錐部24、2
6もまた、ひだがつけられた配置形状を形践し、また、
バルーンが吸引される場合、ひだがつけられた形態につ
ぶれる傾向を有する。これは、円錐部によってつけられ
た角度を効果的に減少させ、きつい狭窄内へのバルーン
の挿入を促進させる。さらに、円錐形領域にひだを含む
ことによって、円錐形領域がシャフトに近接して折り重
なっているバルーンを形戎することが可能である。
前述より、本発明は、少なくとも3つかそれ以上のプリ
ーツとウィングとを形成するひだがつけられた形態につ
ぶれる傾向を有する膨張バルーンを提供していることが
、認められるであろう。そして、そのようなウィングの
放射方向への伸長は、比較的小さい。ひだがつけられた
バルーンは、それが、ガイドカテーテルを通して引っ込
められる時、より容易に折り重なる。
従って、本発明は、そのようなひだがつけられたバルー
ンを形成するための方法と同様に、バル−ンが、低輪郭
へ容易に収縮され得る膨張カテーテルのための、新規で
改良されたひだがつけられたバルーン形状を提供するこ
とであることが、認められるであろう。しかしながら、
本発明の前の説明は、それの単なる図示であることが意
味され、実施例における他の変更は、その精神から逸脱
することなく、当業者にとって明白であろうことが、理
解されるべきである。例えば、本発明は、冠状の膨張カ
テーテルに関連して描かれているが、末梢血液容器膨張
カテーテル、または食道カテーテルのような他のバルー
ンカテーテルとも使用することができる。さらに、図示
の実施例は、比較的非弾性(非従順)なポリエチレンテ
レフタル酸塩から形成されたバルーンに関連して説明さ
れてきたが、本発明は、また、ポリ塩化ビニルのような
より従1[fi (compliant)な材料から形
成されるバルーンに組み込まれることもできる。
【図面の簡単な説明】
第L図は、本発明の膨張カテーテルの遠位端部の拡大し
た長さ方向の断面図、 第2図は、典型的な従来の技術の膨張カテーテルがつぶ
れて、一対の反対側に対向するウィングを形成する方法
を示す、膨張バルーンを通る横断面図、 第3図は、第1図の3−3線に沿って見られた第l図の
膨張カテーテルのバルーンの断面図、第4図は、排気さ
れてつぶれた形状である場合に、3つのプリーツが形成
されている第3図のバルーンの断面図、 第5図は、排気されてつぶれた形状である場合に、4つ
のプリーツが形成されている第3図のバルーンの他の実
施例の断面図、 第6図は、排気されてつぶれた形状である場合に、5つ
のプリーツが形成されている第3図のバルーンの他の実
施例の断面図、 第7図は、本発明のひだがつけられたバルーンを製造す
る方法において使用される管状の押し出し部の横断面図
である。 14・・・カテーテル、 L8・・シャフト、 O・・・バルーン、 2・・・内腔、 2・・・支持ワイヤー 4・・・ライン、 6・・・プリーツ、 8・・・ウィング。 図面の浄書(内容に変更なし〉 手 続 補 正 書

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、近位端部から遠位端部へそこを通って延在する少な
    くとも一つの内腔を有する伸長したフレキシブルなシャ
    フトと、 シャフトの遠位端部に取り付けられ、内腔と流体的に連
    絡する膨張バルーンであって、バルーンが、バルーンの
    残りの部分よりも少ない壁部の厚さからなる少なくとも
    3つの長さ方向に延在する部分を有するものと、 内腔を膨張及び収縮装置と接続させるための取付部と、 からなることを特徴とする、膨張カテーテル。 2、部分が、バルーンの長さ方向に延在する折り畳み線
    であることを特徴とする、請求項1記載の膨張カテーテ
    ル。 3、バルーンが、収縮時において、シャフトの周りに少
    なくとも3つのプリーツを形成することを特徴とする、
    請求項1または2記載の膨張カテーテル。 4、バルーンが非弾性であることを特徴とする、請求項
    1記載のバルーン膨張カテーテル。 5、バルーンが、ポリエチレンテレフタル酸塩から形成
    されることを特徴とする、請求項4記載のバルーン膨張
    カテーテル。 6、バルーンが、ポリエチレンから形成されることを特
    徴とする、請求項4記載のバルーン膨張カテーテル。 7、バルーンが、ポリ塩化ビニルから形成されることを
    特徴とする、請求項4記載のバルーン膨張カテーテル。 8、カテーテルが、血管形成カテーテルからなることを
    特徴とする、請求項1記載の膨張カテーテル。 9、カテーテルが、経皮経管冠動脈形成カテーテルから
    なることを特徴とする、請求項8記載の膨張カテーテル
    。 10、バルーンの長さ方向に延在する減少した壁部の厚
    さの少なくとも3つの部分を有する管状の重合体の部材
    と、 低下された内部圧力の作用によって、少なくとも3つの
    長さ方向に延在するプリーツと交互のウィングとによっ
    て形成される外形になるようにつぶれるように形成され
    たバルーンと、 からなることを特徴とする、膨張カテーテル用のバルー
    ン。 11、部分が、バルーンの長さ方向に延在する線である
    ことを特徴とする、請求項10記載のバルーン。 12、押し出し部の残りの部分よりも少ない壁部の厚さ
    からなる少なくとも3つの円周上で間隔のあけられ、長
    さ方向に延在する部分を有することを特徴とする、管状
    の押し出し部。 13、部分が、押し出し部の長さ方向に延在する線であ
    ること特徴とする、請求項12記載の管状の押し出し部
    。 14、押し出し部が、重合体の材料から成ることを特徴
    とする、請求項12記載の管状の押し出し部。 15、管の残りの部分よりも少ない壁部の厚さからなる
    少なくとも3つの長さ方向に延在する部分を有する管を
    押し出し成型し、 管を予め規定された形状に二軸状に引っ張ること、 からなることを特徴とする、膨張カテーテル用のひだの
    つけられたバルーンを形成するための方法。 16、管を二軸状に引っ張る工程が、 管の内部へ正圧を作用させる間に、少なくとも軸方向へ
    の引っ張りの間に管を軸方向に引っ張ること、 を含むことを特徴とする、請求項15記載のひだのつけ
    られたバルーンを形成するための方法。 17、さらに、少なくとも押し出し成型の工程の後に管
    を加熱することを含むことを特徴とする、請求項15記
    載のひだのつけられたバルーンを形成するための方法。 18、拡張されるべき領域へガイドコンジットを挿入し
    、 負圧の作用によって少なくとも3つの長さ方向に延在す
    るプリーツと交互のウィングとを有する形態につぶれる
    バルーンを有する膨張カテーテルを提供し、 バルーンをつぶれた形状まで収縮させ、 つぶれたバルーンを有するカテーテルをガイドコンジッ
    ト内に通し、そして、ガイドコンジットの遠位端部から
    出し、 バルーンを膨らませて膨張を行い、そして、バルーンを
    つぶれた形態まで収縮させ、 バルーンのウィングがカテーテルの周囲に包まれている
    間に、カテーテルをガイドコンジットを通して取り除く
    こと、 からなることを特徴とする、患者の内腔において膨張作
    業を実行するための方法。
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