JP4394853B2 - スロットル装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸気通路を有するボディに、前記吸気通路の開度を制御するスロットル弁の弁軸が回動可能に支承されるとともに、該弁軸の軸線に沿う一端側に配置されるセンサハウジングが取付けられ、該センサハウジングには、前記スロットル弁の開度を検出する開度センサの少なくとも一部が収容されるスロットル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、弁軸の軸線に沿う一端側でボディにセンサハウジングが取付けられ、そのセンサハウジングに開度センサを含む複数のセンサが配設される構成は、たとえば特開平2−256865号公報、実開平3−122246号公報および特開平9−303164号公報等で開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、弁軸の軸線に沿う一端側に複数のセンサを集約して配置する際に、ボディ全体の小型化を図るとともに組立を容易とするためには、各センサをよりシンプルかつコンパクトにレイアウトしたい。しかるに上記従来のものでは、開度センサが摺動抵抗式のものであるので、弁軸を中心とした所定半径の範囲を占有してしまう抵抗基板が必要であり、開度センサの配置が制約される。しかも開度センサが接触式のものであるので、可動側(摺動子)および固定側(抵抗基板)をセットで組付けておく必要があり、他のセンサの組立にも影響を及ぼしてしまう。
【0004】
またセンサハウジング内に配線される接続バーおよび各センサの端子の接合作業を容易にしたいが、センサハウジング全体がコンパクトな場合にはスペースに制約があるので低コストの半田付け接合が容易ではなく、カプラー式の接続を選択すると、部品点数が多くなり、センサハウジングの大型化を招いてしまう。しかるに、上記従来技術には、このような接合の問題点に関する配慮がなされていない。
【0005】
さらにスロットル装置の組立時には、センサハウジング側を予めユニット化し、センサハウジング内の密封シールド状態を保持しておきたい。すなわち開度センサを含む各センサの部品は小さく、かつ精密なものであり、半田付け等の細かな作業、較正および性能チェックが必要となるだけでなく、ポッティング等の合成樹脂による埋め込み作業も必要になるので、スロットル装置の組立ラインとは別のクリーンルーム内でのセンサ組立ラインでセンサハウジング側を予め組付けてユニット化しておくことが望ましい。しかるに上記従来のものでは、ボディに、センサハウジング側の各部品を順次組付けている。
【0006】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、開度センサの少なくとも一部および吸気圧センサがセンサハウジングに収容されるに際し、センサハウジングのコンパクト化を図るとともに、各センサの電気的接続を容易とし、さらにセンサハウジング側を予めユニット化してボディに組付けることを可能としたスロットル装置を提供することを第1の目的とする。
【0007】
またセンサハウジングに開度センサだけが配設されるセンサ装置も、たとえば特開平5−203402号公報および特開平5−203403号公報等で知られており、これらのセンサ装置では、非接触式の開度センサの可動要素および固定要素が共にセンサハウジング内に収容され、可動要素が内端部に固着された回動軸が前記センサハウジングに回動可能に支承され、角変位量を検出すべき軸に係合するための係合レバーが前記回動軸の外端に設けられている。
【0008】
このようなセンサ装置をボディに適用することもあるが、その場合、弁軸に係合させる回動軸が必要となり、部品点数が多くなるとともに回動軸がセンサハウジングに摺動する部分でフリクションが生じることになり、弁軸を駆動するアクチュエータの負担が大きくなる。しかもセンサハウジング内に、開度センサの可動要素および固定要素が共に収容されるので、センサハウジング側の構成が複雑化する。
【0009】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、開度センサの少なくとも一部だけがセンサハウジングに収容されるに際し、部品点数の低減を図るとともにセンサハウジング側の構成を単純かつコンパクト化し、しかもフリクションが生じることを回避したスロットル装置を提供することを第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために、請求項1の発明は、吸気通路を有するボディと、そのボディに回動可能に支承される弁軸を有して前記吸気通路の開度を制御するスロットル弁と、そのスロットル弁の開度を非接触で検出すべく電磁変換型とした開度センサと、前記吸気通路の吸気圧力を検出する吸気圧センサと、前記弁軸の軸線に沿う一端側で前記ボディの取付け座に取付けられた合成樹脂製のセンサハウジングとを備え、前記センサハウジングは、一面が前記取付け座に当接するハウジング主体と、そのハウジング主体に結合されて該ハウジング主体との間に接続室を形成する蓋部材とから成り、前記ハウジング主体の前記一面には、前記弁軸の一端部と前記開度センサの、前記一端部に取付けた可動要素とを収容する有底孔が凹設されると共に、該有底孔がそれの底壁で前記接続室から遮断され、前記ハウジング主体の、前記接続室に臨む他面には、前記開度センサの固定要素および前記吸気圧センサがそれぞれ挿入、固定される一対の有底の収容室が凹設され、前記固定要素および吸気圧センサがそれぞれ備える接続端子が、前記ハウジング主体にモールド埋設される接続バーの、前記接続室内に向って立上がる接続端子部に該接続室内でそれぞれ半田付けにより接合され、前記固定要素および吸気圧センサの各接続端子の中間部は、その各接続端子の先端部を対応する前記接続端子部に弾性的に接触させるように段状に折曲げられており、前記固定要素が、前記弁軸の半径方向に沿って前記可動要素の外方に配置されると共に、前記吸気圧センサは、前記弁軸の軸線を挟んで前記固定要素と反対側で且つ該固定要素及び可動要素よりも前記弁軸の軸線方向で外側に配置されることを特徴とする。
【0011】
このような構成によれば、開度センサを非接触式とし、開度センサの可動要素および固定要素をセンサハウジングの内外に分離したので、センサハウジング内の構成を単純化しつつ、センサハウジング側を予めユニット化し、内部の密封シールド状態を保持しつつセンサハウジングをボディに組付けることが可能となる。しかも固定要素が弁軸の半径方向に沿って可動要素の外方に配置されるので、弁軸の軸線に沿う方向でセンサハウジングをコンパクトに構成することができるとともにセンサハウジング内での吸気圧センサの配置の自由度を増大させ、組付けも容易とすることができる。
【0012】
また吸気圧センサは、弁軸の軸線を固定要素との間に挟む位置でセンサハウジング内に固定配置されるので、センサハウジング内に配線される接続導体の形状を単純化し、配線長も短縮することができ、センサハウジングの横幅を小さくすることも可能となる。
【0013】
さらに各収容室により開度センサの固定要素および吸気圧センサが位置決めされ、固定要素および吸気圧センサ間のセンサハウジングの壁厚を充分に設定することで両者間の磁気干渉も効果的に防止することができ、またセンサハウジングをコンパクトに構成しても、各接続端子の接続バーへの接合作業に障害となるものがなく、安価な半田付けによる接合作業を容易に行なうことができる。
【0014】
その上、各収容室に開度センサの固定要素および吸気圧センサを挿入するだけで、固定要素および吸気圧センサの接続端子と接続バーの接続端子部を衝合させることができ、接続作業がきわめて容易となる。しかも接続端子部はセンサハウジングへの埋設部分から接続室側に立ち上がるようにして接続バーに設けられるものであり、接続スペースが小さくてすむ。
【0015】
しかも固定要素および吸気圧センサの接続端子の中間部は、それらの接続端子の先端部を接続バーの接続端子部に弾性的に接触するようにして、段状に折曲げられるので、接続端子に弾性を持たせることにより、接続端子を接続バーの接続端子部に隙間なく接触させて接合強度を高めることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0017】
図1〜図6は本発明の実施例を示すものであり、図1はスロットル装置の縦断面図、図2は弁軸へのマグネットの取付け状態を示す縦断面図であって図3の2−2線に沿う断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4−4線断面図、図5は開度センサの出力特性図、図6は開度センサ、吸気圧センサおよび接続バーの接続状態を示す斜視図である。
【0018】
先ず図1において、このスロットル装置は、たとえば四輪車両に搭載されるエンジンの吸気装置に用いられるものであり、吸気通路5を形成するボディ6には吸気通路5を横切る弁軸7が回動可能に支承され、該弁軸7には、吸気通路5の開度を制御するバタフライ形のスロットル弁8が固着される。
【0019】
前記弁軸7の両端はボディ6から突出されており、弁軸7の一端側(図1の上端側)およびボディ6間には円筒状の軸受メタル9が介装され、弁軸7の他端側およびボディ6間には円筒状の軸受メタル10および環状のシール部材11が介装される。
【0020】
弁軸7の一端側でボディ6には、スロットル弁8の開度を検出する開度センサ22の一部を収容するとともに吸気通路5の吸気圧力を検出する吸気圧センサ25を収容するセンサハウジング12が取付けられる。また弁軸7の他端のボディ6からの突出部にはスロットルドラム13が固定され、スロットル操作に応じて牽引されるワイヤ14がスロットルドラム13に巻掛け、連結される。さらにボディ6およびスロットルドラム13間には、スロットル弁8の閉弁方向にスロットルドラム13および弁軸7を回動付勢する戻しばね15が設けられる。
【0021】
スロットルドラム13とは反対側で、ボディ6の外面には、弁軸7を囲む円形の凹部6aと、その凹部6aを囲む平坦な取付け座6bとが設けられており、取付け座6bにセンサハウジング12が着脱可能に取付けられる。
【0022】
センサハウジング12は、前記取付け座6bと当接する一面の中央部に有底孔Sが凹設される合成樹脂から成るハウジング主体16と、該ハウジング主体16に熱かしめ等で結合される合成樹脂製の蓋部材17とから成るものであり、そのハウジング主体16の前記一面には、有底孔Sの開口端に同軸に連なる嵌合筒部16bが突設され、更に有底孔Sと平行な検出孔18が開口している。前記凹部6aに嵌合筒部16bを嵌合させたハウジング主体16が、嵌合筒部16bを同軸に囲繞する環状のシール部材19と、前記検出孔18のボディ6側開口端を同軸に囲繞する環状のシール部材20とをボディ6との間に介在させて、前記取付け座6bに取付けられる。また吸気通路5の吸気流通方向に沿って弁軸7よりも下流側でボディ6には吸気圧力を検出するための検出通路21が設けられており、センサハウジング12の前記取付け座6bへの取付け時に、センサハウジング12の検出孔18はボディ6の検出孔21に同軸にかつ気密に連通する。
【0023】
開度センサ22は、弁軸7とともに回動する可動要素としてのマグネット23と、センサハウジング12側に固定配置される固定要素としてのホールIC24とを有して非接触式に構成される。
【0024】
図2および図3を併せて参照して、センサハウジング12のハウジング主体16における嵌合筒部16a内で弁軸7の一端には、合成樹脂から成るマグネットホルダ26が装着されるものであり、このマグネットホルダ26にマグネット23が保持される。すなわちマグネット23は、センサハウジング12外に配置される弁軸7の一端部にマグネットホルダ26を介して取付けられる。
【0025】
弁軸7の一端部には、センサハウジング12側に臨む段部27を介して取付け軸28が同軸に設けられ、該取付け軸28の外周には、弁軸7の一直径線と平行な一対の平坦面28a,28bが、弁軸7の中心から平坦面28aまでの距離を前記弁軸7の中心から平坦面28bまでの距離よりも小さくするようにして設けられる。
【0026】
一方、マグネットホルダ26は、円盤部26aと、該円盤部26aの一面から突出する保持筒部26bと、前記円盤部26bの他面から突出する一対の取付け突部26c,26dとを一体に備える。
【0027】
前記円盤部26aの他面には、取付け軸28の先端部を嵌合させる嵌合凹部29が、取付け軸28の横断面形状に対応した横断面形状を有して設けられる。また一対の取付け突部26c,26dは、嵌合凹部29に先端部を嵌合せしめた取付け軸28が外周に備える一対の平坦面28a、28bに当接するものであり、両平坦面28a,28bに当接した状態にある両取付け突部26c,26dおよび取付け軸28の外周が全体として円形になるように、両取付け突部26c,26dが形成される。
【0028】
しかも取付け軸28の外周および前記両取付け突部26c,26dの外周には全体として環状に連なる係合溝30を協働して形成する溝がそれぞれ設けられており、たとえば略C形の止め輪31を前記係合溝30に装着することにより、マグネットホルダ26が弁軸7の一端部に取付けられる。
【0029】
図4を併せて参照して、マグネット23は、その横断面外周形状が略D形となるように形成されており、マグネットホルダ26における保持筒部26bの内面形状は、マグネット23の横断面形状に対応した横断面形状を有するように形成される。而して保持筒部26bに嵌合されたマグネット23に、保持筒部26bの先端を熱かしめで変形させて係合することにより、マグネット23が保持筒部26b内に嵌合、保持されることになる。
【0030】
しかもマグネット23の中心CMが、弁軸7の中心CVに対して偏心するように保持筒部26bが形成されており、このようにマグネット23が弁軸7の一端部に偏心して取付けられると、偏心していない場合の出力特性が図5の破線で示すように正弦波となるのに対し、図5の実線で示すように、よりリニアな出力特性を得ることができる。
【0031】
再び図1において、開度センサ22のホールIC24は、前記弁軸7の半径方向に沿って前記マグネット23の外方に配置されるようにして、センサハウジング12内に固定的に収容される。また吸気圧センサ25は、弁軸7の軸線を前記ホールIC24との間に挟む位置でセンサハウジング12内に固定配置される。
【0032】
センサハウジング12におけるハウジング主体16には、ホールIC24を収容するための有底の収容室32と、前記吸気圧センサ25を収容するようにして検出孔18に連なる収容室33とが設けられ、センサハウジング12におけるハウジング主体16および蓋部材17間には前記両収容室32,33を共通に臨ませる接続室34が形成される。
【0033】
而して収容室32,33にそれぞれ収納されたホールIC24および吸気圧センサ25は、前記収容室32,33への接着剤の充填等によってセンサハウジング12に固定的に取付けられる。前記接続室34と前記有底孔Sとの間は、該有底孔Sの底壁により遮断されている。
【0034】
図6を併せて参照して、合成樹脂から成るセンサハウジング12のハウジング主体16には、複数たとえば3個ずつ2組の接続バー36A,36B,36C;37A,37B,37Cがモールド埋設されており、各収容室32,33内の前記ホールIC24および吸気圧センサ25がそれぞれ3個ずつ備える接続端子38…,39…が、対応の前記接続バー36A〜36C,37A〜37Cに前記接続室34内で半田付けによりそれぞれ接合される。
【0035】
しかもハウジング主体16にモールド埋設された前記各接続バー36A〜36C,37A〜37Cには、ハウジング主体16から接続室34内に向って立上がるとともに前記ホールIC24および吸気圧センサ25の接続端子38…,39…に衝合する接続端子部40…,41…が一体に設けられており、相互に衝合した接続端子38…39…および接続端子部40…,41…が半田付けにより接合される。
【0036】
またホールIC24および吸気圧センサ25の接続端子38…,39…の中間部は、それらの接続端子38…,39…の先端部を前記各接続バー36A〜36C,37A〜37Cの接続端子部40…,41…に弾性的に接触させるようにして、段状に折曲げられている。
【0037】
ところで,接続バー36A〜36Cの中間部からは、ハウジング主体16から突出する端子部42A,42B,42Cが分岐されており、ノイズ防止用である一対のキャパシタ43,43の一方が備える一対の接続端子45,45に端子部42A,42Bが接続され、他方のキャパシタ43が備える一対の接続端子45,45に端子部42B,42Cが接続される。而して両キャパシタ43,43も、ハウジング主体16に設けられた収容凹部44に収容された状態での接着剤の充填によってハウジング主体16すなわちセンサハウジング12に取付けられる。
【0038】
ハウジング主体16にはカプラ部16aが一体に設けられる。また各接続バー36A,36B,36C;37A,37B,37Cの他端は、外部導線に接続されるべき接続端子部46,46…として形成され、カプラ部16a内に一列に並ぶように整列配置される。
【0039】
次にこの実施例の作用について説明すると、弁軸7の軸線に沿う一端側でボディ6にセンサハウジング12が取付けられ、スロットル弁8の開度を非接触で検出する開度センサ22のマグネット23が、センサハウジング12外で弁軸7の一端部に取付けられ、開度センサ22のホールIC24および吸気圧センサ25がセンサハウジング12に収容されている。すなわち開度センサ22を非接触式とし、開度センサ22のマグネット23およびホールIC24をセンサハウジングの内外に分離したので、センサハウジング12内の構成を単純化しつつ、センサハウジング12側を予めユニット化し、内部の密封シールド状態を保持しつつセンサハウジング12をボディ6に組付けることが可能となり、センサハウジング12内の構成が単純であることから開度センサ22および吸気圧センサ25の電気的接続も半田付けを用いて容易に行うことができる。
【0040】
またセンサハウジング12内で前記ホールIC24は弁軸7の半径方向に沿ってマグネット23の外方に配置されるので、弁軸7の軸線に沿う方向でセンサハウジング12をコンパクトに構成することができるとともにセンサハウジング12内での吸気圧センサ25の配置の自由度を増大させ、組付けも容易とすることができる。
【0041】
しかも弁軸7の軸線を前記ホールIC24との間に挟む位置でセンサハウジング12内に吸気圧センサ25が固定配置されるので、センサハウジング12内に配線される接続バー36A〜36C,37A〜37Cの形状を単純化し、配線長も短縮することができ、センサハウジング12の横幅を小さくすることも可能となる。
【0042】
センサハウジング12には、前記ホールIC24および吸気圧センサ25がそれぞれ挿入される一対の収容室32,33と、それらの収容室32,33を共通に臨ませる接続室34とが形成され、各収容室32,33内の前記ホールIC24および吸気圧センサ25がそれぞれ備える接続端子40…,41…が、前記センサハウジング12内に配線される接続バー36A〜36C,37A〜37Cに前記接続室34内で接合されている。
【0043】
このような構成によれば、開度センサ22のホールIC24および吸気圧センサ25が位置決めされ、ホールIC24および吸気圧センサ25間のセンサハウジング12におけるハウジング主体16の壁厚を充分に設定することで両者24,25間の磁気干渉も効果的に防止することができる。またセンサハウジング12をコンパクトに構成しても、各接続端子38…,39…の接続バー36A〜36C,37A〜37Cへの接合作業に障害となるものがなく、安価な半田付けによる接合作業を容易に行なうことができる。
【0044】
また前記接続バー36A〜36C,37A〜37Cは、合成樹脂から成るセンサハウジング12のハウジング主体16にモールド埋設されており、各接続バー36A〜36C,37A〜37Cに一体に設けられる接続端子部40…,41…と、ホールIC24および吸気圧センサ25の接続端子38…,39…とが衝合し、相互に衝合した接続端子38…,39…および接続端子部40…,41…が接合されるので、各収容室32,33に開度センサ22のホールIC24および吸気圧センサ25を挿入するだけで、ホールIC24および吸気圧センサ25の接続端子38…,39…と接続バー36A〜36C,37A〜37Cの接続端子部40…,41…を衝合させることができ、接続作業がきわめて容易となる。しかも接続端子部40…,41…はセンサハウジング12におけるハウジング主体16への接続バー36A〜36C,37A〜37Cの埋設部分から接続室34側に立ち上がるものであり、接続スペースが小さくてすむ。
【0045】
さらに前記接続端子38…,39…の中間部は、それらの接続端子38…,39…の先端部を前記接続バー36A〜36C,37A〜37Cの接続端子部40…,41…に弾性的に接触するようにして、段状に折曲げられているので、接続端子38…,39…に弾性を持たせることができ、接続端子38…,39…を接続端子部40…,41…に隙間なく接触させて接合強度を高めることができる。
【0046】
図7および図8は第1参考例を示すものであり、上記実施例に対応する部分には同一の参照符号を付す。
【0047】
センサハウジング12内の接続室34には、該センサハウジング12のハウジング主体16側に当接するようにして基板47が収納、固定され、各収容室32,33に収納、固定されたホールIC24および吸気圧センサ25の接続端子38′…,39′…、ならびに収容凹部44…に収容、固定されたキャパシタ43…の接続端子45′…は、基板47を下方から貫通する。
【0048】
一方、センサハウジング12のハウジング主体16には、カプラ部16aに臨ませる接続端子部46…をそれぞれ備える3個ずつ2組の接続バー36A′,36B′,36C′;37A′,37B′,37C′が埋設されており、それらの接続バー36A′〜36C′,37A′〜37C′の一端は基板47をそれぞれ下方から貫通する。
【0049】
基板47は、その上面に複数の導通ライン48…を備えており、基板47を貫通した前記接続端子38′…,39′…,45,45…が対応の導通ライン48…に半田付けにより接続され、各接続バー36A′〜36C′,37A′〜37C′の一端も対応の導通ライン48…に半田付けにより接続される。すなわち接続バー36A′〜36C′,37A′〜37C′が、接続室34内に配設された基板47を介して、ホールIC24、吸気圧センサ25およびキャパシタ43,43の接続端子38′…,39′…,45′…に接続されることになる。
【0050】
このような第1参考例によれば、基板47上にノイズ防止用コンデンサ等の他の回路部品を予め組み込んでおくことができ、しかも接続室34内で接続バー36A′〜36C′,37A′〜37C′および各接続端子38′…,39′…,45,45…を接合するので接続作業を容易とすることができる。
【0051】
図9は第2参考例を示すものであり、上記実施例及び参考例に対応する部分には同一の参照符号を付す。
【0052】
ボディ6′には吸気通路5′を横切る弁軸7′が回動可能に支承され、該弁軸7′には、吸気通路5′の開度を制御するバタフライ形のスロットル弁8が固着される。
【0053】
弁軸7′の一端は、ボディ6′との間にボールベアリング50を介在させてボディ6′から突出し、また弁軸7′の他端は、ボディ6′との間にボールベアリング51を介在させてボディ6′から突出する。而して弁軸7′の他端突出部にスロットルドラム13が固定され、スロットル操作に応じて牽引されるワイヤ14がスロットルドラム13に巻掛け、連結される。またボールベアリング51の内輪外端およびスロットルドラム14間には弁軸7′を囲繞する円筒状のスペーサ52が介装され、ボールベアリング51の外輪外端に当接するようにしてボディ6′に装着される軸受押え53には、前記スペーサ52の外周面に弾発的に接触するシール部材54が装着される。さらにボディ6′およびスロットルドラム14間、ならびに軸受押え53およびスロットルドラム13間には、スロットル弁8を閉弁させる方向にスロットルドラム13および弁軸7′を回動付勢する戻しばね55,56が設けられる。
【0054】
前記弁軸7′の一端突出部には、非接触式である開度センサ22のマグネット23を保持するマグネットホルダ26が取付けられる。
【0055】
スロットルドラム13とは反対側で、ボディ6′の外面には、センサハウジング12′が着脱可能に取付けられる。このセンサハウジング12′は、合成樹脂から成るハウジング主体16′と、該ハウジング主体16′に熱かしめ等で結合される合成樹脂製の蓋部材17′とから成るものであり、ハウジング主体16′がボディ6′に取付けられる。
【0056】
ハウジング主体16′には、外部磁気の影響がホールIC24に及ぶことを防止するためのシールド板57がハウジング主体16′の内面を覆うようにして装着される。
【0057】
開度センサ22のホールIC24は、前記弁軸7′の半径方向に沿って前記マグネット23の外方に配置されるようにして、センサハウジング12′内に固定的に収容される。またセンサハウジング12′におけるハウジング主体16′にはホールIC24を収容するための有底の収容室32が設けられ、ハウジング主体16′および蓋部材17′間には前記収容室32を臨ませる接続室34′が形成される。
【0058】
収容室32に収納されたホールIC24は、該収容室32への接着剤の充填等によってセンサハウジング12′に固定的に取付けられる。
【0059】
センサハウジング12′内には、合成樹脂から成る該センサハウジング12′のハウジング主体16′にモールド埋設されるようにして、3個の接続バー36A,36B,36Cが埋設されており、収容室32内の前記ホールIC24が備える接続端子38…が、前記接続バー36A〜36Cに前記接続室34′内で半田付けによりそれぞれ接合される。
【0060】
この参考例によれば、開度センサ22を非接触式とし、開度センサ22のマグネット23およびホールIC24をセンサハウジング12′の内外に分離したので、センサハウジング12′内の構成を単純化することができる。しかもマグネット23が弁軸7′に固着されるので、弁軸7′の角変位量を検出するのに開度センサ22以外の部材を不要として部品点数を低減することができるとともに、センサハウジング12′に摺動する部分をなくしてフリクションの発生を回避することができ、ホールIC24が弁軸7′の半径方向に沿ってマグネット23の外方に配置されるので、弁軸7′の軸線に沿う方向でセンサハウジング12′をコンパクトに構成することができる。
【0061】
さらにホールIC24がセンサハウジング12′の収容室32に収容、固定され、収容室32を臨ませてセンサハウジング12′内に形成される接続室34′内で、前記ホールIC24の接続端子38…がセンサハウジング12′内に配線される接続バー36A〜36Cに接合されるので、ホールIC24が容易に位置決めされることになり、接続バー36A〜36Cおよび接続端子38…の接合が容易となる。
【0062】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0063】
たとえば上記実施例では、開度センサ22の固定要素をホールICとしたが、MR素子等の他の電磁変換素子を固定要素として用いるようにしてもよい。また固定要素は1個に限定されるものではなく、位相をずらせた2つの固定要素が可動要素の周囲に配置されるようにしてもよく、そうすれば検出精度を一層向上することができるとともに、故障検知が可能となり、一方の固定要素が故障しても他方で対応することができる。
【0064】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、センサハウジング内の構成を単純化しつつ、センサハウジング側を予めユニット化し、内部の密封シールド状態を保持しつつセンサハウジングをボディに組付けることが可能となる。しかも弁軸の軸線に沿う方向でセンサハウジングをコンパクトに構成することができるとともにセンサハウジング内での吸気圧センサの配置の自由度を増大させ、組付けも容易とすることができ、またセンサハウジング内に配線される接続導体の形状を単純化して、配線長も短縮することができるから、センサハウジングの横幅を小さくすることも可能となる。
【0065】
また開度センサの固定要素および吸気圧センサを、ハウジング主体の、接続室に臨む他面に凹設した一対の有底の収容室に挿入、固定させるので、開度センサの固定要素および吸気圧センサが位置決めされ、固定要素および吸気圧センサ間のセンサハウジングの壁厚を充分に設定することで両者間の磁気干渉も効果的に防止することができる。しかも固定要素および吸気圧センサがそれぞれ備える接続端子が、ハウジング主体にモールド埋設される接続バーの、接続室内に向って立上がる接続端子部に該接続室内でそれぞれ半田付けにより接合され、前記固定要素および吸気圧センサの各接続端子の中間部は、その各接続端子の先端部を対応する前記接続端子部に弾性的に接触させるように段状に折曲げられるので、固定要素および吸気圧センサの接続端子と、接続バーの接続端子部との半田付けによる接続作業がきわめて容易となり、接続スペースも小さくて済み、さらにその各接続端子を接続バーの接続端子部に隙間なく接触させて接合強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のスロットル装置の縦断面図
【図2】 弁軸へのマグネットの取付け状態を示す縦断面図であって図3の2−2線に沿う断面図
【図3】 図2の3−3線断面図
【図4】 図2の4−4線断面図
【図5】 開度センサの出力特性図
【図6】 開度センサ、吸気圧センサおよび接続バーの接続状態を示す斜視図
【図7】 第1参考例の要部縦断面図
【図8】 図7の8−8線断面図
【図9】 第2参考例のスロットル装置の縦断面図
【符号の説明】
S・・・有底孔
5・・・吸気通路
6・・・ボディ
7・・・弁軸
8・・・スロットル弁
12・・・センサハウジング
16・・・ハウジング主体
17・・・蓋部材
22・・・開度センサ
23・・・可動要素としてのマグネット
24・・・固定要素としてのホールIC
25・・・吸気圧センサ
32,33・・・収容室
34・・・接続室
36A〜36C・・接続バー
38,39・・・接続端子
40,41・・・接続端子部
47・・・基板
Claims (1)
- 吸気通路(5)を有するボディ(6)と、そのボディ(6)に回動可能に支承される弁軸(7)を有して前記吸気通路(5)の開度を制御するスロットル弁(8)と、そのスロットル弁(8)の開度を非接触で検出すべく電磁変換型とした開度センサ(22)と、前記吸気通路(5)の吸気圧力を検出する吸気圧センサ(25)と、前記弁軸(7)の軸線に沿う一端側で前記ボディ(6)の取付け座(6b)に取付けられた合成樹脂製のセンサハウジング(12)とを備え、
前記センサハウジング(12)は、一面が前記取付け座(6b)に当接するハウジング主体(16)と、そのハウジング主体(16)に結合されて該ハウジング主体(16)との間に接続室(34)を形成する蓋部材(17)とから成り、
前記ハウジング主体(16)の前記一面には、前記弁軸(7)の一端部と前記開度センサ(22)の、前記一端部に取付けた可動要素(23)とを収容する有底孔(S)が凹設されると共に、該有底孔(S)がそれの底壁で前記接続室(34)から遮断され、
前記ハウジング主体(16)の、前記接続室(34)に臨む他面には、前記開度センサ(22)の固定要素(24)および前記吸気圧センサ(25)がそれぞれ挿入、固定される一対の有底の収容室(32,33)が凹設され、
前記固定要素(24)および吸気圧センサ(25)がそれぞれ備える接続端子(38,39)が、前記ハウジング主体(16)にモールド埋設される接続バー(36A〜36C,37A〜37C)の、前記接続室(34)内に向って立上がる接続端子部(40,41)に該接続室(34)内でそれぞれ半田付けにより接合され、
前記固定要素(24)および吸気圧センサ(25)の各接続端子(38,39)の中間部は、その各接続端子(38,39)の先端部を対応する前記接続端子部(40,41)に弾性的に接触させるように段状に折曲げられており、
前記固定要素(24)が、前記弁軸(7)の半径方向に沿って前記可動要素(23)の外方に配置されると共に、前記吸気圧センサ(25)は、前記弁軸(7)の軸線を挟んで前記固定要素(24)と反対側で且つ該固定要素(24)及び可動要素(23)よりも前記弁軸(7)の軸線方向で外側に配置されることを特徴とするスロットル装置。
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