JP4393446B2 - 取付体 - Google Patents
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Description
図1は、取付体1の外観を示す斜視図である。取付体1は、複数の係止部材3を一体的に有する樹脂製の基材2と、基材2と対向して配設される状態変更部材4と、これら基材2と状態変更部材4との間に設けられるバネ5及びラッチ機構6と状態変更部材4から延びるストッパ7とから構成されている。
次に、本発明の第2実施例について説明する。以下、上記第1実施例と共通する部分については、その説明を省略する。
<変形例1>
本発明においては、上述の取付体1を構成する各部材の素材は限定されるものではない。例えば、プラスチックや形状記憶合金などの素材を用いて係止部材3を構成しても良いし、プラスチックや金属などの素材を用いて基材2や状態変更部材4を構成しても良い。例えば、形状記憶合金を用いて係止部材3を構成する場合には、上述の無負荷状態のフック部30の状態を原型として係止部材3を構成する。また、加熱機構と、該加熱機構の機能を作動又は解除するためのスイッチとを取付体1に備える。このような構成において、上述の実施例と同様に、上述の第2状態のとき、取付体1を布地に当接させて、基材2を押下する。そして、係止部材3のフック部30の長さ分繊維間に進入した後、上述のスイッチをONにすると、加熱機構が作動して、繊維間に突入した係止部材3のフック部30が繊維Sの裏面で復元する。この結果、上述の実施例と同様にして、布地の繊維Sは、係止部材3のフック部30により係止される。取付体1を布地から取り外すときは、上述のスイッチをOFFにして加熱を停止させて、基材2を更に押下すると、係止部材3のフック部30が挿通孔40の内面に案内されて弾性変形しながら持ち上げられるため、繊維Sと取付体1との係止状態は解除される。
係止部材3と挿通孔40とを基材2と状態変更部材4とに対して各々傾斜させて配設するようにしても良い。例えば、図13に示されるように、係止部材3のフック部30の基部30bに対する係止端部30aの延設方向と相反する方向に傾斜させて各係止部材3を基材2に配設する。そして、この係止部材3に対応して、係止部材3のフック部30の基部30bに対する係止端部30aの延設方向と相反する方向に傾斜させて各挿通孔40を状態変更部材4に穿設する。
全体の長さや太さが異なる様々なサイズの係止部材3を1つの取付体1に混在させるように構成しても良い。例えば、図15に示されるように、全体の長さ及び太さが異なる係止部材3A,3Bを基材2に配設しても良い。
係止部材3のフック部30の基部30bに対する係止端部30aの延設方向が異なる係止部材3を混在させて基材2に配設するようにしても良い。例えば、図16に示されるように、無負荷状態における係止部材3のフック部30の基部30bに対する係止端部30aの延設方向が、一列毎に異なるように、係止部材3を基材2に列設する。
また、上述の第1実施例においては、係止部材3は、J字状を成しているものとした。しかし、本発明においては、係止部材3の形状はこれに限らず、例えば、フック部30を複数有し、フック部30の基部30bに対する係止端部30aの延設方向が複数であっても良い。具体的には、例えば、図18に示されるような二叉形状であっても良い。このような構成の場合、上述の実施例における係止部材3を複数本重ねて1つの係止部材3″として基材2に配設し、図19に示されるように、挿通孔40に挿通可能とするよう構成しても良い。又は、1本の係止部材3″を、先端から所定の長さの部分が2方向に分割されるように形成しても良い。
上述の実施例においては、上述の第1状態及び第2状態を保持させるための構成として、バネ5とラッチ機構6とを用いた。しかし、本発明においてはこれに限らず、その他様々なラッチ機構を用いて構成するようにしても良い。
上述の実施例においては、状態変更部材4に挿通孔40を穿設した。しかし、本発明においてはこれに限らず、係止部材3に対応する溝を状態変更部材4に配設するようにしても良い。
Claims (10)
- 織布又は不織布からなる被取付体の表面上に着脱自在に取り付けられる取付体であって、
基材と、この基材に対して固定された複数の線状の係止材と、これら複数の係止材が挿通する複数の挿通孔を有する状態変更部材と、を備え、
前記基材は、前記係止材が前記挿通孔を挿通した状態で、前記状態変更部材から離間する第2位置とこの第2位置よりも前記状態変更部材に近い第1位置との間で前記状態変更部材に対して移動自在であり、
前記係止材は、前記基材が前記第1位置にあるとき、前記状態変更部材の外面から突出する基部とこの基部から湾曲又は屈曲して延びる係止端部とを含む弾性変形可能なフック部を有し、
前記フック部は、前記基材が前記第2位置にあるとき、前記挿通孔の内面と接することにより、前記係止端部が前記基部から離れる方向へ弾性変形した展開状態となり、
前記被取付体の表面に前記状態変更部材の外面が押し当てられた状態で前記基材が前記第2位置から前記第1位置へ移動すると、展開状態の前記フック部の係止端部の先端が前記被取付体の表面側から進入して裏面側へ貫通すると共に、前記フック部が展開状態から非展開状態へ復帰し、前記基材が前記第1位置に達した取付状態では、非展開状態の前記フック部の係止端部が前記被取付体の裏面側に係止して前記被取付体からの前記基材の離脱を抑制する
ことを特徴とする取付体。 - 請求項1に記載の取付体であって、
前記基材を前記第1位置に保持する状態変更規制部材をさらに備えた
ことを特徴とする取付体。 - 請求項2に記載の取付体であって、
前記状態変更規制部材は、前記基材を前記第1位置と前記第2位置とに選択的に保持する
ことを特徴とする取付体。 - 請求項3に記載の取付体であって、
前記状態変更規制部材は、付勢部材とストッパとラッチ機構とを含み、
前記付勢部材は、前記基材を前記第1位置から前記第2位置へ向かう解除方向へ付勢し、
前記ストッパは、前記基材が前記付勢部材の付勢力により前記第1位置から前記第2位置へ移動する際に、当該基材が前記第2位置を超えて前記解除方向へ移動することを阻止して当該基材を前記第2位置に保持し、
前記ラッチ機構は、前記基材が前記付勢部材の付勢力に抗して前記第2位置から前記第1位置を超えた所定位置へ移動した後に前記付勢部材の付勢力により前記第1位置へ向かって移動する際に、当該基材が前記第1位置を超えて前記解除方向へ移動することを阻止して当該基材を前記第1位置に保持し、且つ前記第1位置に保持された基材が前記付勢部材の付勢力に抗して前記所定位置へ移動した後に前記付勢部材の付勢力により前記第1位置へ向かって移動する際に、当該基材が前記第1位置を超えて前記解除方向へ移動することを許容する
ことを特徴とする取付体。 - 請求項1〜請求項4の何れかに記載の取付体であって、
前記係止端部は、前記基材が前記第1位置にあるとき、前記基部から前記状態変更部材の外面に向かって反転している
ことを特徴とする取付体。 - 請求項1〜請求項5の何れかに記載の取付体であって、
前記複数の係止材は、全体の長さ及び太さの少なくとも一方が相違する2種類以上の係止材を含む
ことを特徴とする取付体。 - 請求項1〜請求項6の何れかに記載の取付体であって、
前記複数の係止材は、前記基材に対する前記係止端部の延設方向が相違する2種類以上の係止材を含む
ことを特徴とする取付体。 - 請求項1〜請求項7の何れかに記載の取付体であって、
前記挿通孔は、前記状態変更部材の内面側から外面側に向かって前記フック部の延設方向と相反する方向へ傾斜している
ことを特徴とする取付体。 - 請求項1〜請求項8の何れかに記載の取付体であって、
前記フック部は、前記係止端部を複数有する
ことを特徴とする取付体。 - 請求項1〜請求項9の何れかに記載の取付体であって、
前記係止端部の先端は、前記基材が前記第2位置にあるとき前記挿通孔に収容される
ことを特徴とする取付体。
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