JP4392327B2 - 汚水平準化装置 - Google Patents

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本発明は、集合住宅等の建物から公共下水道に排出される汚水が所定汚水量(下水道計画汚水量)を超えないように調整する汚水平準化装置に関し、詳しくは、汚水平準化装置のオリフィス桝に汚物の滞留による排水機能が低下しないようにし、汚物の堆積による悪臭の発生を抑制し得る清掃機能を備えた汚水平準化装置に関するものである。
下水道施設は、将来予測をしながら下水道計画に基づいて敷設されているものの急激な環境の変化に対して即座に対応するのは困難である。下水道施設には、その対象地域に応じた時間最大汚水量、或いは下水道計画汚水量(Q)が定められており、下水道計画汚水量(Q)に応じた汚水量を排出し得る下水道施設とする必要がある。このような下水道施設としては汚水平準化装置がある。汚水平準化装置は建物敷地内に設定され、汚水の排出量の少ない時間帯に汚水を公共下水道に排水するようにした施設である。
汚水平準化装置は、建物から排出される汚水を平準化して公共下水道に排水する装置であり、図5を参照して説明すると、建物から排出される汚水は汚水流入管L1を通してオリフィス桝20に送り込まれ、所定汚水量を超えないようにオリフィス口24から排水管L4から公共桝を通して公共下水道へ排水されている。越流堰21を超えた汚水は送水管L3を通して一時貯留槽に貯留し、建物から排出される汚水量が減少した際、一時貯留槽に貯留された汚水を返送ポンプで汲み上げて返送管L3を通してオリフィス桝20に送水し、公共下水道に排水する。(例えば、特許文献1参照)
特願2003−270141号(明細書全文,図面の図1,図2)
上記汚水平準化装置は、下水道計画汚水量(Q)に則った汚水の公共下水道への排水が可能であり、極めて効果的である。しかし、建物の用途、例えば住宅系、業務系等で多少の違いがあるが、集合住宅等の建物から排出される汚水には、雨水、汚物、食品雑物、土砂、雑木、或いは繊維状物など、雑多のものが混入して排出されている。汚水平準化装置のオリフィス桝には、図5に示したように、オリフィス桝20内に一時貯留槽からの返送汚水を整流する整流板22が設けられており、オリフィス桝内の汚水の流れを矢印で示した。一時貯留槽からの返送汚水は整流板22に当たって、オリフィス桝20内に渦状の流れが発生し、比重の大きい砂等が堆積し、これに汚水に混入する食品雑物等の固形物や繊維状物などの汚物が引っ掛かり、オリフィス桝20内の中央部分に堆積し、悪臭が発生する要因となる堆積物Mの定期的な除去作業を行う必要があり、管理維持費が高騰する欠点があり、清掃が容易な汚水平準化装置が望まれていた。
本発明は、上述の課題に鑑みなされたものであって、建物から排出される汚水をオリフィス桝を通して平準化し公共下水道に排出する汚水平準化装置において、汚物の堆積による悪臭の発生が抑制でき、オリフィス桝内の清掃が簡便であるか、清掃を殆ど行わなくても良好な平準化排水機能を維持できる汚水平準化装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を達成するためになされ、請求項1の発明は、建物から排出される汚水がオリフィス桝に流入し、該オリフィス桝に設けられた越流堰を超えた汚水を一時貯留槽に貯留し、前記建物から排出される汚水量が減少した際、前記一時貯留槽に貯留された汚水を返送ポンプで汲み上げて前記オリフィス桝に送水し、オリフィス口から公共下水道に排水するようにし、該公共下水道への汚水量を平準化する汚水平準化装置において、
前記オリフィス桝が、汚水流入口から流出オリフィスに向かう排水溝を設けた平準化水路と、前記返送ポンプからの返送汚水の一部を前記オリフィス口に排水する汚水流路と、前記返送汚水の流れを反転させて前記平準化水路に流し込む汚水反転板とを設けたことを特徴とする汚水平準化装置である。
また、請求項2の発明は、前記汚水反転板に遮られて流れが反転した返送汚水を前記平準化水路に流し込む整流板又は壁を設けたことを特徴とする請求項1に記載の汚水平準化装置である。
また、請求項3の発明は、前記平準化水路の前記オリフィス口近傍の流量断面積を狭める斜側壁を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の汚水平準化装置である。
請求項1の発明では、建物から排出される汚水がオリフィス桝に流入し、該オリフィス桝に設けられた越流堰を超えた汚水を一時貯留槽に貯留し、前記建物から排出される汚水量が減少した際、前記一時貯留槽に貯留された汚水を返送ポンプで汲み上げて前記オリフィス桝に送水し、オリフィス口から公共下水道に排水するようにし、該公共下水道への汚水量を平準化する汚水平準化装置において、
前記オリフィス桝が、汚水流入口から流出オリフィスに向かう排水溝を設けた平準化水路と、前記返送ポンプからの返送汚水の一部を前記オリフィス口に排水する汚水流路と、前記返送汚水の流れを反転させて前記平準化水路に流し込む汚水反転板とを設けたことを特徴とする汚水平準化装置であるので、建物の敷地内から公共下水道へと排水される汚水量が極端に変動し、たとえ水量が減少したとしても汚水が排水溝を流下するので、汚水に混在する汚物(固形物等)を公共下水道に流すのに充分な流れを確保することが可能である。たとえ、排水溝に汚物が残留したとしても、返送汚水を返送ポンプからオリフィス桝に流し込む際に、返送汚水の一部は返送水流路からオリフィス口方向へと流れて、オリフィス口を洗浄するとともに、汚水反転板により返送汚水の流れが反転し、さらに壁に遮られポンプ噴出の流速を十分に減勢し、汚物を流下させるのに十分な流量を確保しつつ平準化水路に流し込むことができ、オリフィス桝内を洗浄することができると同時にオリフィス口への接近流速を落とし、しかもオリフィス桝内に渦流を発生させることなく、オリフィス桝内の流況を安定させて排水される水量の抑制効果を発揮することができる。
従って、建物側に設置された汚水平準化装置は、汚水量が少ない場合であっても汚水が排水溝を流下し、残留汚物が堆積するのを防止することができるとともに、返送汚水で平準化水路を洗浄することが可能であり、悪臭の発生を防止することができるし、定期的な洗浄作業を簡略化することができるか、或いは洗浄作業を行う必要が無くなり、汚水平準化装置の利用価値を高めることができる。さらに、下水道計画汚水量(Q)が達成され、公共下水道への負荷を軽減することができる効果を有する。
また、請求項2の発明では、前記汚水反転板に遮られて流れが反転した返送汚水を前記平準化水路に流し込む整流板又は壁を設けたことを特徴とする請求項1に記載の汚水平準化装置であるので、簡便な方法によって、返送汚水をオリフィス桝内に送水する毎にオリフィス桝内を洗浄することができ、悪臭の発生を抑制することができるし、管理維持費用が安価になり、汚水平準化装置の利用価値を高めることができる。
また、請求項3の発明は、前記平準化水路の前記オリフィス口近傍の流量断面積を狭める斜側壁を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の汚水平準化装置であり、平準化水路に流れる汚水量は、時間帯により少ない場合や中程度、或いは越流壁を越える程度に大流量となることがあり、殊に汚水量が中程度の場合であってもオリフィス口近傍の流量断面積を斜側壁を設けて狭めることにより、オリフィス口近傍での流速を高めて、汚物(砂等の固形物)を押し流す効果を高めることができる。すなわち、オリフィス桝内に残留する汚物による悪臭の発生を抑制する効果が得られる。因みに、汚水量が少ない場合は排水溝を汚水が流下するので汚物を押し流す効果が高められて同様の効果が得られる。また、汚水量が越流壁を越える程度に大流量となれば、越流壁を越えた越流汚水が一時貯留槽に流れ込み貯留され、排水される汚水量が少ない時間帯に一時貯留した汚水をオリフィス桝に返送することによって、汚水の排水量の平準化効果が得られる。
以下、本発明に係る汚水平準化装置の実施の形態について図面を参照して説明する。先ず、本発明の汚水平準化装置の一実施形態について、図1を参照して説明する。
図1において、1は建物を示し、2は公共下水道を示し、汚水平準化装置は建物1側の敷地内に設置される。建物1から排出される汚水は、汚水流入管L1を通してオリフィス桝3に流入し、オリフィス桝3に流入した汚水はオリフィス口3aから流出管L4を通して公共下水道2に排水される。オリフィス桝3の越流堰3bから溢れ出す汚水は、流路L2を通して一時貯留槽4に送り込まれ、一時貯留槽4の汚水は建物1からの排水量が減少する時間帯に返送ポンプ5を駆動して汲み上げ、汚水返送管L3からオリフィス桝3に送り込まれ、公共桝6及び下水道管7を経て公共下水道2へと排水される。オリフィス桝3にはオリフィス口3aが設けられ、公共下水道2に排出される汚水が所定汚水量(例えば、下水道計画汚水量:2Q)を超えないように汚水量が抑制されて排出する。一時貯留槽4には返送ポンプ5及びその排水制御装置9が設けられ、返送ポンプ5は排水制御装置9により制御され、返送ポンプ5の駆動間隔等を設定している。また、一時貯留槽4の水位を検出する水位検出手段8が設置され、水位検出手段8からに水位検出信号が排水制御装置9に入力され、返送ポンプ5の駆動制御に利用される。
なお、オリフィス桝3の越流堰3bを境に一時貯留槽4が形成されている場合、流路L2は越流堰3bと共通部分となる。また、オリフィス桝3は、集中豪雨などのように、オリフィス桝3内の水量が急激に増す場合、オリフィス口3aが設けられている堰を超えて公共下水道2に排出するように工夫されている。
次に、図2〜図4を参照してオリフィス桝について説明する。オリフィス桝3には一時貯留槽4が隣接して設置され、オリフィス桝3と一時貯留槽4との境界部に越流堰3bが設けられ、オリフィス桝3に流入する汚水量が、オリフィス口3aから排出される汚水量を超えると、オリフィス桝3内の水位が上昇し、余剰汚水が越流堰3bを越えて流路L2を通し、一時貯留槽4に流入する。即ち、所定汚水量(下水道計画汚水量(2Q))を超える量の汚水がオリフィス桝3に流入すると、汚水は越流堰3bを越えて一時貯留槽4に流入する。
オリフィス桝3には平準化水路3cが設けられている。平準化水路3cには、汚水流入管L1の汚水流入口からオリフィス口3aへの汚水流下方向に沿って排水溝3dが設けられ、平準化水路3cの一方の側には越流堰3bが設けられ、他方の側には整流ブロック3fがそれぞれ平準化水路3cに平行に設けられ、整流ブロック3fを鋏んで平準化水路3cと平行に返送水流路3eが設けられ、返送水流路3eの排出口がオリフィス口3に開口している。また、平準化水路3cのオリフィス口3aの近傍には、オリフィス口3aに向かうに連れて徐々に流路幅を狭めたテーパー状の流路となるように斜側壁3gが両側に設けられ、オリフィス口3a近傍での汚水流速が増大するようにしている。平準化水路3cは汚水量に応じて流路が三段階となるように階段状となっており、汚物の押し流し効果を高めている。
返送水流路3eの汚水上流側には汚水返送管L3の返送汚水排出口10が設けられ、返送汚水排出口10の下流側に汚水反転板11が設けられ、汚水反転板11の下端に開口部11aが設けられている。この開口部11aからは、所定量の返送汚水が返送水流路3eに噴出して流れ出る。返送水流路3eの汚水上流側(後方)に設けられた汚水返送管L3の後方に平準化水路3c側に向いた整流板12が設けられている。整流板12は、汚水反転板11により堰き止められた返送汚水が反転して整流板12により平準化水路3cに流れ出るように設けられている。また、オリフィス桝3の越流堰3bの前面を返送汚水により清掃するための汚水配出管12が設けられている。
因みに、建物から排水される汚水量は、時間帯により少ない場合や中程度、或いは越流壁3bを越える程度に大流量となることがあり、平準化水路3cは、このような汚水量に対応した階段状排水路であり、水量が少ない場合、排水溝3dを流下するので汚物を押し流す効果を高め、汚水量が中程度の場合はオリフィス口3a近傍の流量断面積を両側に設けた斜側壁3gで狭めることにより、オリフィス口近傍での流速を高めて汚物(砂等の固形物)を押し流す効果を高めている。すなわち、オリフィス桝3内に残留する汚物を押し流すことによって、悪臭の発生を抑制することができる。また、汚水量が越流壁3bを越える程度に大流量となれば、越流壁3bを越えた越流汚水が一時貯留槽4に流れ込み貯留され、排水される汚水量が少ない時間帯に一時貯留した汚水をオリフィス桝3に返送することによって、汚水量の平準化効果を得ることができるとともに、オリフィス桝3内を洗浄することができる。
本実施形態の汚水平準化装置のオリフィス桝3は、汚水流入管L1の汚水流入口からオリフィス口3aに至る排水溝3dが平準化水路3cに設けられており、排水溝3dは断面形状がU字型或いは半円型の溝が好ましい。また、排水溝3dの中心線は、汚水流入管L1の汚水流入口及びオリフィス口3aの中心であり、汚水に混じる土砂を含む汚物が排水溝3dに流れ込み、汚水量が小流量時であってもこの排水溝3dを流れる汚水量を清掃可能な流量に確保することができ、平準化水路3cを常時清掃することができる。しかも、以下に説明するように、汚水の流れにより残留汚物を押し流して清掃することが可能であり、新たな汚水がオリフィス桝3内に流入して汚物の堆積を解消し、悪臭の発生を防止している。
図4を参照し、本実施形態の返送汚水によるオリフィス桝3内の洗浄について、詳細に説明する。図4(a)は、返送汚水排出口10から返送汚水が返送ポンプ5によりある程度の水圧で排出され、返送汚水が汚水反転板11の下端の開口部11aから噴出して返送水流路3eを通過し、オリフィス口3aに流れ込みオリフィス口3aを洗浄する。この時の返送汚水はオリフィス口3aに向かって真横からオリフィス口3aに流れ込むために洗浄が効果的に行われる。
さらに、返送汚水の排出量が増加すると、図4(b)に示したように、汚水反転板11の下端の開口部11aから一定量の返送汚水が返送水流路3eを流れ、返送汚水の大半は汚水反転板11に堰き止められ、跳ね返って流れが反転し、十分に減勢してから整流板12により平準化水路3cへと流し込むことでオリフィスにより、公共下水道に流れ出る汚水量を抑制している。同時に、オリフィス桝3内の水位が上昇し、上記洗浄用汚水の流速が減速され、オリフィス口洗浄が終了する。平準化水路3cに流れ込む返送汚水の水量は、平準化水路3cに残留する汚物を押し流し得る流量であり、オリフィス桝3内の平準化水路3cを洗浄することができる。図4(c)に示したように、この平準化水路3cに流れ込む返送汚水の流況は、汚水流入管L1からオリフィス桝3に流れ込む汚水が整流ブロック3fや平準化水路3cに沿った平行な流れ方をし、オリフィス桝3内に渦巻き流が発生するのを防止している。この時、新たな汚水がオリフィス桝3に流入すると、返送汚水に遮られて図4(c)の破線の矢印のように越流堰に導かれ一時貯留槽に流入する。この結果、貯留槽内の古い汚水は公共下水道に流れ、一時貯留槽内に新しい汚水が流入して新旧汚水が置換が行われる。
このような返送汚水による洗浄は排水制御装置9により一時貯留槽内の水位を監視しながら自動的に繰り返し行われる。このような清掃は、オリフィス桝内の汚水の入れ替えを行うと同時に、一時貯留槽内の汚水の入れ替えが行われ、汚水の貯留時間を短縮して、硫化水素等の悪臭の発生防止に効果が得られる。また、このような清掃作用により、オリフィス桝3内の人手による洗浄作業を行う回数を低減することができるか、或いは行う必要がなくなり、汚水平準化装置の管理維持費を安価なものとして汚水平準化装置の価値を高めることができる。無論、排水制御装置9を人為的に操作し、このような返送汚水による清掃を自動的に行うことも可能であり、洗浄が簡便なものとなる。
なお、オリフィス桝3内は、平準化水路3cの角部を斜壁構造13とするか、或いは曲面内壁として残留汚物が堆積しないようになされており、このような構造により汚物が堆積し難いものとすることは言うまでもない。
本発明の活用例としては、建物から排出される汚水を平準化して公共下水道へ排出することができ、公共下水道への負荷を軽減することができ、しかも小さな敷地内であっても設置することができ、汚水の汚水平準化装置にオリフィス桝3の洗浄機能を付加することにより、管理維持経費が安価なものとなり、利用価値が高い。
本発明に係る汚水平準化装置の実施形態を示すブロック図である。 本実施形態のオリフィス桝の概略平面図である。 (a)はA−A断面図、(b)はB−B断面図、(c)はC−C断面図である。 本実施形態の汚水平準化装置における返送汚水による洗浄方法を説明する図であり、(a)は返送汚水が噴出してオリフィスを洗浄する際の流れを示し、(b)は残留汚物の洗浄を示し、(c)は新たな汚水が流れ込むを示す図である。 従来のオリフィス桝を示す平面図である。
符号の説明
1 建物
2 公共下水道
3 オリフィス桝
3a オリフィス口
3b 越流堰
3c 平準化水路
3d 排水溝
3e 汚水返送路
3f 整流ブロック
3g 斜側壁
4 一時貯留槽
5 返送ポンプ
6 公共桝
7 下水道管
8 水位検出手段
9 排水制御装置(排水制御手段)
10 返送汚水排出口
11 汚水反転板
11a 開口部
12 整流板
L1 汚水流入管
L2 流路
L3 送水配管
L4 流出管

Claims (3)

  1. 建物から排出される汚水がオリフィス桝に流入し、該オリフィス桝に設けられた越流堰を超えた汚水を一時貯留槽に貯留し、前記建物から排出される汚水量が減少した際、前記一時貯留槽に貯留された汚水を返送ポンプで汲み上げて前記オリフィス桝に送水し、オリフィス口から公共下水道に排水するようにし、該公共下水道への汚水量を平準化する汚水平準化装置において、
    前記オリフィス桝が、汚水流入口から流出オリフィスに向かう排水溝を設けた平準化水路と、前記返送ポンプからの返送汚水の一部を前記オリフィス口に排水する汚水流路と、前記返送汚水の流れを反転させて前記平準化水路に流し込む汚水反転板とを設けたことを特徴とする汚水平準化装置。
  2. 前記汚水反転板に遮られて流れが反転した返送汚水を前記平準化水路に流し込む整流板又は壁を設けたことを特徴とする請求項1に記載の汚水平準化装置。
  3. 前記平準化水路の前記オリフィス口近傍の流量断面積を狭める斜側壁を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の汚水平準化装置。
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