JP4391687B2 - 殺虫、殺ダニ、殺菌組成物 - Google Patents
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Description
本発明は、ストロビルリン系化合物と有機リン系化合物とを含有する、新規な殺虫、殺ダニ、殺菌剤組成物に関する。
背景技術:
ストロビルリン系剤は、ミトコンドリア電子伝達系の複合体IIIを阻害する呼吸阻害剤であり、農園芸用殺菌剤、殺虫、殺ダニ剤として幅広い活性を有することが知られている。
こうしたストロビルリン系剤で殺菌活性があるものは、特開昭63−23852、特開昭63−51376、特開昭63−83044、特開昭63−159379、特開平1−131136、特開平2−3651、特開平2−15049、特開平2−264765、特開平3−246268、特開平5−170726、特開平5−194398、特開平7−76564、特開平8−225515、特開平8−012648、特開平9−31048、特開平9−278764、特開平10−505075、特開平10−114752、特開平10−158107、WO94/22844,WO96/37477、WO94/19331、WO95/14009、WO97/00612等に開示されている。しかしこれらの化合物単独では、病害に対する防除効果が不十分な場合がある。また単独では殺菌効果のみであり、病害菌による病害と害虫による被害を同時に防除することはできない。
またストロビルリン系剤で殺虫・殺ダニ活性があるものはWO96/16047号に開示されている。しかしながら、上記の公知殺虫、殺ダニ化合物は、特に施用濃度が低い場合には、必ずしも満足な殺虫、殺ダニ効果を現さない。又、有機リン系殺虫、殺ダニ剤の中には長年にわたって使用してきた結果、害虫、ハダニによっては、薬剤抵抗性を獲得しそれら害虫、ハダニの防除が困難になってきている。
従来、農園芸用の殺ダニ剤としてピレスロイド系剤と、有機燐系剤が混合剤で使用された例があるが、ピレスロイド系剤に抵抗性を示すハダニが出現したため、十分な効果が得られていない。また、茶栽培、果樹・蔬菜園芸分野においては、各種殺ダニ剤に対し抵抗性を示すハダニの出現により、ハダニ防除手段としての有効な殺ダニ剤不足が問題となっている。
発明の開示:
本発明の課題は、薬剤抵抗性の害虫、ハダニ類に優れた防除効果を有し、また優れた殺菌作用を示す新規な殺虫、殺ダニ、殺菌組成物を提供することである。
本発明者らは、活性化合物としてミトコンドリア電子伝達系の複合体IIIを阻害するストロビルリン系剤と、ピラクロホス、ホサロン、DMTPなどの有機燐系化合物とを含有する新規な組成物が、薬剤抵抗性害虫、ハダニ類に対して優れた殺虫、殺ダニ活性を示し、優れた相乗効果を発揮すること、また、病害菌に対しても優れた殺菌活性を示し、ストロビルリン系剤単独で使用するよりも低薬量で高い効果が得られることを見出した。
即ち本発明は、ストロビルリン系剤と、CYAP、MPP、MEP、ECP、ピリミホスメチル、ダイアジノン、キナルホス、イソキサチオン、ピリダフェンチオン、クロルピリホスメチル、クロルピリホス、ESP、バミドチオン、マラソン、PAP、ジメトエート、ホルモチオン、チオメトン、エチルチオメトン、ホサロン、PMP、DMTP、プロチオホス、スルプロホス、プロフェノホス、ピラクロホス、DDVP、モノクロトホス、BPP、CVMP、ジメチルビンホス、CVP、プロパホス、アセフェート、イソフェンホス、DEP、EPN、エチオン、エトプロホス、メスルフェンホス、ホスチアゼートより成る群より選ばれる少なくとも一種の有機燐系化合物とを含有することを特徴とする殺菌組成物、殺虫・殺ダニ組成物および殺虫・殺ダニ・殺菌組成物である。
ストロビルリン系剤としては、
メチル(E)−2−〔α−(2−イソプロポキシ−6−トリフルオロメチル−4−ピリミジニルオキシ)−o−トリル〕−3−メトキシアクリレート、
メチル(E)−2−{2−[6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ]フェニル}−3−メトキシアクリレート(一般名:アゾキシストロビン)、
メチル(E)−2−メトキシイミノ−[2−(o−トリルオキシメチル)フェニル]アセテート(一般名:クレソキシムメチル)、
(E)−2−メトキシイミノ−N−メチル−2−(2フェノキシフェニル)アセタミド(SSF−126)、
(E,E)−メトキシイミノ−{2−[1−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−エチリデンアミノオキシメチル]−フェニル}−酢酸メチルエステル(CGA−279202)等を挙げることができる。
本発明による活性化合物混合物を施用することにより、例えば茶のハダニ類に対する効果が、単独の活性化合物のみの場合より低濃度で協力的及び相乗的に達成できる。また病害菌に対しても単独で使用した場合より低薬量で高い効果が得られる。従って、本発明の活性化合物混合物は、農園芸作物栽培に於いて非常に有効であり、産業上の有用性に於いても極めて卓越した技術的進歩性を提供するものである。
本発明の活性化合物混合物は、農業上の有害生物、衛生害虫、貯穀害虫、衣類害虫、家屋害虫等の防除に使用でき、殺成虫、殺若虫、殺幼虫、殺卵作用を有する。その代表例として、下記のものが挙げられる。
鱗翅目害虫、例えば、ハスモンヨトウ、ヨトウガ、タマナヤガ、アオムシ、タマナギンウワバ、コナガ、チャノコカクモンハマキ、チャハマキ、モモシンクイガ、ナシヒメシンクイ、ミカンハモグリガ、チャノホソガ、キンモンホソガ、マイマイガ、チャドクガ、ニカメイガ、コブノメイガ、ヨーロピアンコーンボーラー、アメリカシロヒトリ、スジマダラメイガ、ヘリオティス属、ヘリコベルパ属、アグロティス属、イガ、コドリンガ、ワタアカミムシ等、
半翅目害虫、例えば、モモアカアブラムシ、ワタアブラムシ、ニセダイコンアブラムシ、ムギクビレアブラムシ、ホソヘリカメムシ、アオクサカメムシ、ヤノネカイガラムシ、クワコナカイガラムシ、オンシツコナジラミ、タバココナジラミ、ナシキジラミ、ナシグンバイムシ、トビイロウンカ、ヒメトビウンカ、セジロウンカ、ツマグロヨコバイ等、
鞘翅目害虫、例えば、キスジノミハムシ、ウリハムシ、コロラドハムシ、イネミズゾウムシ、コクゾウムシ、アズキゾウムシ、マメコガネ、ヒメコガネ、ジアブロティカ属、タバコシバンムシ、ヒラタキクイムシ、マツノマダラカミキリ、ゴマダラカミキリ、アグリオティス属、ニジュウヤホシテントウ、コクヌスト、ワタミゾウムシ等、
双翅目害虫、例えば、イエバエ、オオクロバエ、センチニクバエ、ウリミバエ、ミカンコミバエ、タネバエ、イネハモグリバエ、キイロショウジョウバエ、サシバエ、コガタアカイエカ、ネッタイシマカ、シナハマダラカ等、
総翅目害虫、例えば、ミナミキイロアザミウマ、チャノキイロアザミウマ等、
膜翅目害虫、例えば、イエヒメアリ、キイロスズメバチ、カブラハバチ等、
直翅目害虫、例えば、チャバネゴキブリ、ワモンゴキブリ、クロゴキブリ、トノサマバッタ等、等翅目害虫、例えば、イエシロアリ、ヤマトシロアリ等、
隠翅目害虫、例えば、ヒトノミ等、シラミ目害虫、例えば、ヒトジラミ等、ダニ類、例えば、ナミハダニ、カンザワハダニ、ミカンハダニ、リンゴハダニ、ミカンサビダニ、リンゴサビダニ、チャノホコリダニ、プレビパルパス属、エオテトラニカス属、ロビンネダニ、ケナガコナダニ、コナヒョウヒダニ、オウシマダニ、フタトゲチマダニ等、
植物寄生性線虫類、例えば、サツマイモネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウ、ダイズシストセンチュウ、イネシンガレセンチュウ、マツノザイセンチュウ等。
また本発明に係る活性物混合物は、広範囲な農業上の病害菌の防除に利用できる。その代表例として、下記のものが挙げられる。
本発明の活性化合物混合物は二成分の混合物の形あるいはその場で混合するための各々単独の通常の製剤形態にすることができる。そして斯かる形態としては乳剤、水和剤、液剤、エマルジョン剤、懸濁液剤、粉剤、泡沫剤、ペースト、粒剤、エアゾール、マイクロカプセル、種子用被覆剤、燻煙剤を挙げることができる。
これらの製剤は公知の方法で製造することができる。斯かる方法は、例えば活性化合物を展開剤、即ち、液体希釈剤、液化ガス希釈剤、固体希釈剤、又は担体、場合によっては界面活性剤、即ち、乳化剤及び/又は分散剤/又は、泡沫形成剤を用いて、混合することによって行われる。展開剤として水を用いる場合には例えば有機溶媒は、また、補助溶剤として使用することができる。
液体希釈剤としては、例えば、芳香族炭化水素類(例えば、キシレン、トルエン、アルキルナフタレン等)、クロル化芳香族又はクロル化脂肪族炭化水素類(例えば、クロロベンゼン類、塩化エチレン類、塩化メチレン等)、脂肪族炭化水素類(例えばシクロヘキサン等、パラフィン類(例えば鉱油留分等))、アルコール類(例えば、ブタノール、グリコール及びそれらのエーテル、エステル等)、ケトン類(例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はシクロヘキサノン等)、強極性溶媒(例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等)そして水も挙げることができる。
液化ガス希釈剤は常温常圧でガスであり、その例としては、例えばブタン、プロパン、窒素ガス、二酸化炭素、そしてハロゲン化炭化水素類のようなエアゾール噴射剤を挙げることができる。固体希釈剤としては、土壌天然鉱物(例えばカオリン、クレー、タルク、チョーク、石英、アタパルガイド、モンモリロナイト、又は珪藻土等)、土壌合成鉱物(例えば、高分散ケイ酸、アルミナ、ケイ酸塩等)を挙げることができる。
乳化剤及び/又は泡沫剤としては、非イオン及び陰イオン乳化剤(例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン脂肪酸アルコールエーテル類(例えば、アルキルアリールポリグリコールエーテル類、アルキルスルホン酸塩類、アルキル硫酸塩類、アリールスルホン酸塩類等))、アルブミン加水分解生成物を挙げることができる。
分散剤としては、例えばリグニンサルファイト廃液そしてメチルセルロースを包含する。固着剤も、製剤(粉剤、粒剤、乳剤)に使用することができ、斯かる固着剤としては、カルボキシメチルセルロースそして天然及び合成ポリマー(例えば、アラビアゴム、ポリビニルアルコールそしてポリビニルアセテート等)を挙げることができる。
着色剤を使用することもでき、斯かる着色剤としては、無機顔料(例えば酸化鉄、酸化チタンそしてプルシアンブルー)、そしてアリザリン染料、アゾ染料又は金属フタロシアニン染料のような有機染料、そして更に、鉄、マンガン、ボロン、銅、コバルト、モリブデン、亜鉛のそれらの塩のように、微量要素を挙げることができる。
本発明の活性化合物混合物は、それらの商業上、有用な製剤及び、それらの製剤によって調整された使用形態で、他の活性化合物、例えば殺虫剤、毒餌、殺菌剤、殺ダニ剤、殺センチュウ剤、殺カビ剤、生長調整剤又は除草剤との混合剤として存在することもできる。ここで、上記殺虫剤としては例えばカーバメート剤、カーボキシレート系薬剤、クロル化炭化水素系薬剤、微生物より生産される殺虫性物質を挙げることができる。
更に、本発明の活性化合物混合物は共力剤との混合剤としても存在することができ、かかる製剤及び使用形態は商業用有用なものを挙げることができる。該共力剤は、それ自体活性である必要はなく、活性化合物の使用を増幅する化合物である。
発明を実施するための最良の形態:
次に、本発明の組成物の実施例を若干示すが、添加物及び添加割合は、これら実施例に限定されるべきものではなく、広範囲に変化させることが可能である。製剤実施例中の部は重量部を示す。化合物1、化合物2、化合物3は試験例記載の化合物である。
実施例1 乳剤
化合物1 8部
ホサロン 35部
キシレン 30部
ジメチルホルムアミド 20部
ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル 7部
以上を混合溶解すれば、有効成分が43%の乳剤を得る。
実施例2 水和剤
化合物2 10.4部
DMTP 10部
珪藻土 72.6部
高級アルコール硫酸エステル 4部
アルキルナフタレンスルホン酸塩 3部
以上を混合溶解すれば、有効成分が20.4%の水和剤を得る。
発明の効果:
試験例1 カンザワハダニに対する試験
化合物1については前記薬剤の実施例1に示された乳剤の処方に従い、ホサロンとの混合剤については4000倍に水で希釈し、その他の混合剤については混合比率を適宜変更した製剤を、所定の化合物濃度になるように、水で希釈し以下の試験に供した。化合物2,および化合物3については前期薬剤の実施例2に示された水和剤の処方に従って製剤を作成し、所定の化合物濃度になるように水で希釈して以下の試験に供した。チャの成葉の裏を上にして直径9cmのガラスシャーレ内に置き、葉柄の切り口に水を含んだ脱脂綿を置いた。葉の裏側をタングルフット(富士薬品工業 フジタングル)で囲み、ハダニを接種する場所を作り、薬剤低感受性カンザワハダニ雌成虫15頭を小筆を用いて接種した。接種の翌日に回転式散布塔を用いて、2mg/cm2の付着量になるように散布した。散布後72時間経過した時点で実体顕微鏡を用いて、ハダニの生死を調べた。苦悶しているハダニは死亡と見なした。また、タングルフットに没入した個体は供試ハダニ数から除いて死亡率を算定した。試験は2反復で行った。試験結果を第1表に示した。
試験化合物
ストロビルリン系剤:
化合物1:メチル(E)−2−〔α−(2−イソプロポキシ−6−トリフルオロメチル−4−ピリミジニロキシ)−o−トリル〕−3−メトキシアクリレート
化合物2:メチル(E)−2−メトキシイミノ−[2−(o−トリルオキシメチル)フェニル]アセテートメチル
化合物3:(E)−2−{2−[6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ]フェニル}−3メトキシアクリレート
有機リン系剤
(A):ピラクロホス
(B):ホサロン
(C):DMTP
試験例2 インゲン灰色かび病菌抗菌試験
DMSOに溶解したストロビルリン系剤と水に懸濁した有機リン剤を同濃度で混用し、96穴マイクロプレートに希釈分注後、インゲン灰色かび病菌の胞子懸濁液を添加した。啓示的に菌量を吸光度で測定し、無処理区に対する抑制程度を求めた。抑制程度は有効度として次式より求めた。
相乗効果の立証は、個々の成分の作用から計算された作用の相加的な程度を、有効物質の組合せの実験的に測定された作用の程度と比較することによって行った。相加的な作用の程度は、Colbyの式(Weeds,15,1967,pp.20−22)に従って計算した。
Colbyの式: E=X+Y−(X*Y/100)
X:濃度mでの薬剤Aの有効度%
Y:濃度nでの薬剤Bの有効度%
E:薬剤A及びBを濃度mおよびnで使用した場合に期待される有効度%
もし、実際の有効度が計算によって予想される有効度よりも大きい場合には、組み合わせ剤の作用は、加成的以上のものがあり、すなわち相乗効果が存在する。
有効度の実験値と計算値を表2に示した。括弧内の数字は計算値を示す。
試験化合物:
ストロビルリン系剤
化合物1:メチル(E)−2−〔α−(2−イソプロポキシ−6−トリフルオロメチル−4−ピリミジニロキシ)−o−トリル〕−3−メトキシアクリレート
化合物2:メチル(E)−2−メトキシイミノ−[2−(o−トリルオキシメチル)フェニル]アセテート
化合物3:メチル(E)−2−{2−[6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ]フェニル}−3メトキシアクリレート
有機リン系剤
(A):ホサロン
(B):ピラクロホス
産業上の利用可能性:
以上のように、ストロビルリン系剤と有機リン系剤との間には相乗効果があることから、それぞれの薬剤を単独で使用するよりも低薬量で、優れた殺虫、殺ダニ、殺菌効果を得ることができる。
Claims (1)
- 活性化合物として、
メチル(E)−2−〔α−(2−イソプロポキシ−6−トリフルオロメチル−4−ピリミジニロオキシ)−o−トリル〕−3−メトキシアクリレート、
メチル(E)−2−{2−[6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ]フェニル}−3−メトキシアクリレート、及び、
メチル(E)−2−メトキシイミノ−[2−(o−トリルオキシメチル)フェニル]アセテートから選ばれる少なくとも1つであるストロビルリン系剤と、ホサロン、ホスメット(PMP)、メチダチオン(DMTP)及びピラクロホスから選ばれる少なくとも一種である有機リン系剤とを含有することを特徴とする殺虫・殺ダニ組成物、殺菌組成物又は殺虫・殺ダニ・殺菌組成物。
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