JP4390552B2 - 板状脆性材の切断方法 - Google Patents

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本発明は、例えば、板ガラスやセラミックスなどのような板状脆性材をその切断始端部の縁から切断終端部の縁にわたる切断予定線に沿って、その一側面側から局部加熱手段により連続的に局部加熱しながら、引き続いて、その局部加熱部分を前記一側面側から局部冷却手段により連続的に局部冷却して前記板状脆性材を切断予定線に沿って切断する板状脆性材の切断方法に関する。
このような板状脆性材の切断方法としては、従来、板状脆性材の一側面側からレーザービームを照射して連続的に局部加熱し、引き続いて、その局部加熱部分を前記一側面側からの冷却流体のジェット流で連続的に局部冷却して切断する方法が知られており(例えば、特許文献1参照)、また、レーザービームで連続的に局部加熱した後、その局部加熱部分に冷却手段を接触させて連続的に局部冷却して切断する方法も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3027768号公報 特開2002−100590号公報
しかし、上記特許文献に記載の方法は、いずれも、板状脆性材を連続的に局部加熱し、その後、引き続いて、その局部加熱部分を連続的に局部冷却しながら切断するため、板状脆性材の切断終端部においては、その切断時の状況が、他の箇所における切断時の状況と異なり、そのため、切断終端部に切り残しが発生する。
具体的には、板状脆性材として板ガラスを使用し、その板ガラスを実際に切断してみると、図9に示すように、板ガラスGの切断終端部Bに切り残し部分Cが存在し、板ガラスGをその切断終端部Bに至るまで完全に切断することは殆ど不可能であり、その原因として下記のようなことが考えられる。
すなわち、実際の実施に際しては、局部加熱手段と局部冷却手段が一定の間隔を置いて並設され、その並設方向に沿って板状脆性材が相対移動されて切断されることになる。
したがって、板状脆性材の切断始端部から切断終端部の直前までは、局部冷却手段によって局部冷却する際、その局部冷却箇所に先行して、局部加熱手段が板状脆性材を局部加熱していることになる。
ところが、局部冷却手段が板状脆性材の切断終端部を局部加熱する頃には、先行する局部加熱手段がすでに板状脆性材の切断終端部を加熱し終わっており、そのため、切断終端部の加熱温度が低下し、その低下した温度下において切断終端部を局部冷却して切断するため、図9に示すような切り残し部分Cが発生するものと考えられる。
この切り残し部分Cは、板ガラスGの上面から下面に至るまで完全に切り残し部分Cが存在する部分(図中、Nで示す)と下面の一部に切り残し部分Cが存在する部分(図中、Sで示す)があり、後述する実験結果にも示すように、完全に切り残し部分Cが存在するN部分の長さは、例えば、0.7mm厚の板ガラスGを60mm/秒の切断速度で切断すると2mm程度、80mm/秒の切断速度で切断すると5mm程度となる。
そして、切り残し部分Cを残したまま、特に、上面から下面に至るまで完全に切り残し部分Cが存在するN部分を残したままで、板ガラスGを強制的に引き離そうとすると、切断終端部Bにおける切断面が切断予定線に対して曲がったり、その曲がりが原因で割れを引き起こすことになり、この点に改良の余地がある。
本発明は、このような従来の問題点に着目したもので、その目的は、切断始端部の縁から切断終端部の縁にわたる切断予定線に沿って局部加熱し、引き続いて、その局部加熱部分を局部冷却するだけで、切断終端部において切断不可部分を残すことなく切断することのできる板状脆性材の切断方法を提供することにある。
本発明の第の特徴構成は、板状脆性材をその切断始端部の縁から切断終端部の縁にわたる切断予定線に沿って、その一側面側から局部加熱手段により連続的に局部加熱しながら、引き続いて、その局部加熱部分を前記一側面側から局部冷却手段により連続的に局部冷却して前記板状脆性材を切断予定線に沿って切断する板状脆性材の切断方法であって、前記局部加熱手段による局部加熱部分と前記局部冷却手段による局部冷却部分との間に、別の局部加熱手段による局部加熱部分を設け、前記一側面側の局部加熱手段による局部加熱部分が前記切断終端部に到った時点またはその前から、前記別の局部加熱手段により前記板状脆性材を他側面側から加熱しながら前記切断終端部を切断するところにある。
本発明の第の特徴構成によれば、前記局部加熱手段による局部加熱部分と前記局部冷却手段による局部冷却部分との間に、別の局部加熱手段による局部加熱部分を設け、前記一側面側の局部加熱手段による局部加熱部分が前記切断終端部に到った時点またはその前から、前記別の局部加熱手段により前記板状脆性材を他側面側から加熱しながら前記切断終端部を切断するので、この場合にも、切断終端部において切断不可部分を残すことなく、下面の一部に切り残し部分が存在する部分も殆どない状態で、切断始端部の縁から切断終端部の縁にわたる切断予定線に沿って板状脆性材を切断することができ、その後、板状脆性材を切断予定線に沿って強制的に引き離しても、切断終端部において切断面が切断予定線に対して曲がることも、割れを引き起こすこともなく、板状脆性材を切断予定線に沿って確実に切断することができる。
本発明の第の特徴構成は、板状脆性材をその切断始端部の縁から切断終端部の縁にわたる切断予定線に沿って、その一側面側から局部加熱手段により連続的に局部加熱しながら、引き続いて、その局部加熱部分を前記一側面側から局部冷却手段により連続的に局部冷却して前記板状脆性材を切断予定線に沿って切断する板状脆性材の切断方法であって、前記一側面または縁側面に予め終端部切断用の切欠きを形成し、かつ、前記局部加熱手段による局部加熱部分と前記局部冷却手段による局部冷却部分との間に、別の局部加熱手段による局部加熱部分を設け、前記一側面側の局部加熱手段による局部加熱部分が前記切断終端部に到った時点またはその前から、前記別の局部加熱手段により前記板状脆性材を他側面側から加熱しながら前記切断終端部を切断するところにある。
本発明の第の特徴構成によれば、前記一側面または縁側面に予め終端部切断用の切欠きを形成し、かつ、前記局部加熱手段による局部加熱部分と前記局部冷却手段による局部冷却部分との間に、別の局部加熱手段による局部加熱部分を設け、前記一側面側の局部加熱手段による局部加熱部分が前記切断終端部に到った時点またはその前から、前記別の局部加熱手段により前記板状脆性材を他側面側から加熱しながら前記切断終端部を切断するので、この場合においても、切断終端部において切断不可部分を残すことなく、下面の一部に切り残し部分が存在する部分も殆どない状態で、切断始端部の縁から切断終端部の縁にわたる切断予定線に沿って板状脆性材を切断することができ、板状脆性材を切断予定線に沿って強制的に引き離しても、切断終端部において切断面が切断予定線に対して曲がることも、割れを引き起こすこともなく、板状脆性材を切断予定線に沿って確実に切断することができる。
本発明による板状脆性材の切断方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この切断方法は、適宜の切断装置を使用して、例えば、板状脆性材の一例である板ガラスを切断する方法に関し、使用する切断装置1は、図1〜図3に示すように、搬送方向L1に沿って移動するステージ2を備え、ステージ2上の板ガラスGをその切断始端部Aの縁から切断終端部Bの縁にわたる切断予定線Lに沿って切断するように構成されている。
そのため、切断装置1の本体3は、板ガラスGの切断予定線Lに沿って連続的に局部加熱する局部加熱手段4と、その局部加熱手段4による板ガラスGの局部加熱部分4aを連続的に局部冷却して板ガラスGを切断予定線Lに沿って切断する局部冷却手段としての接触子5を備えている。
局部加熱手段4は、レーザー発振器6と、レーザービームを成形する光学ユニット7、つまり、ビームエキスパンダー7a、反射ミラー7b、および、シリンドリカルレンズ7cなどからなる光学ユニット7により構成され、図3に示すように、板ガラスGに対して切断予定線L方向に細長い楕円のような形状に合焦して局部加熱部分4aを形成するように構成されて、光学ユニット7を構成するシリンドリカルレンズ7cが、装置本体3に対して上下昇降自在に構成された昇降プレート8に取り付けられている。
この局部加熱手段4の熱源となるレーザーは、切断対象となる板状脆性材に吸収される波長のものであればよく、板状脆性材が板ガラスGであれば、波長10.6μmの炭酸ガスレーザーが最適である。
ただし、局部加熱手段4の熱源はレーザーに限るものではなく、ハロゲンランプやクセノンランプを熱源として使用することもでき、また、局部加熱部分4aについても、必ずしも細長い楕円のような形状に限るものではない。
局部冷却手段としての接触子5は、アルミ製で昇降プレート8に取り付けられ、スプリング9により下方へ押圧付勢されるとともに、その上面には、冷媒としての液体窒素を収納する冷媒タンク10が載置固定され、冷媒タンク10に循環供給される液体窒素によって冷却されて、図3において仮想線5aで示す局部冷却部分を冷却し、局部加熱手段4により局部加熱された後の局部加熱部分4aを局部的に冷却するように構成されている。
このような構成からなる切断装置1は、その装置本体3の下面に設けられたエア噴出口11から噴出されるエアによって板ガラスGの上面から所定距離離れた位置に浮上して維持され、板ガラスGに対する相対移動方向L2、つまり、板ガラスGが停止していると仮定した場合の板ガラスGに対する切断装置1の移動方向L2(この実施形態では、板ガラスGの方が搬送移動しているので、板ガラスGの搬送方向L1と逆向きになる)の前方から後方に向けて、局部加熱手段4、接触子5の順に配設されている。
この切断装置1によれば、板ガラスGは、ステージ2上に載置されて搬送方向L1に沿って搬送され、装置本体3は、エア噴出口11から噴出されるエアによって、その板ガラスGの上面から所定距離離れた位置に確実に浮上維持される。
その板ガラスGに対して、まず、局部加熱手段4が、細長い局部加熱部分4aを形成しながら板ガラスGを切断予定線Lに沿って、その一側面側つまり上面側から連続的に局部加熱する。その後、その局部加熱に引き続いて、接触子5が、ほぼ一定の押圧力で板ガラスGの上面に接触し、局部冷却部分5aを形成しながら局部加熱部分4aを連続的に局部冷却して、板ガラスGを切断予定線Lに沿って切断することになる。
つぎに、この切断装置1を使用して板ガラスGを切断する方法につき、参考の第1、第2の実施形態、第1、第2の実施形態に基づいて具体的に説明するとともに、それらの実施形態における実験結果について言及する。
各実験には、板状脆性材として、幅20mm、長さ100mm、厚さ0.7mmの板ガラスGを使用し、局部加熱手段4として、レーザー出力35Wの炭酸ガスレーザーを使用し、その局部加熱部分4aが、長さ8.0mm、幅2.0mmになるように調整するとともに、場合によっては、切断速度(mm/秒)を変えて実験した。
なお、実験結果を示す図表中の記号に関しては、図8と図9を参照して、Fは上面から下面まで完全に切断されたことを意味し、Sは下面の一部に切り残し部分Cが存在することを意味し、Nは上面から下面に至るまで完全に切り残し部分Cが存在することを意味する。
そして、各記号の後の数字はその長さを示し、例えば、F92であれば、上面から下面まで完全に切断された部分の長さが92mmであることを示し、S4であれば、下面の一部に切り残し部分が存在し、その長さが4mmであることを示すものとする。
参考の第1の実施形態)
参考の第1の実施形態では、図4に示すように、板ガラスGの切断終端部Bにおいて、切断予定線L上に位置する状態で、板ガラスGの一側面つまり上面に予め終端部切断用の切欠きaを形成しておくか、または、板ガラスGの縁側面に予め終端部切断用の切欠きbを形成しておいて、切断装置1により板ガラスGを切断処理するのである。
この参考の第1の実施形態に関しては、板ガラスGの上面に形成する終端部切断用の切欠きaの長さを0.5〜15mmまで変えながら、かつ、切断速度も60mm/秒と80mm/秒の2つの速度について実験した。
その結果が図8の(ロ)であり、切欠きaが無い場合には、切断速度60mm/秒で2mm程度、80mm/秒で5mm程度、上面から下面に至るまで完全に切り残しとなるN部分が存在するのに対し、少なくとも0.5mm程度の切欠きaを予め形成しておけば、N部分は存在しないことが確認された。
したがって、その後、板ガラスGを切断予定線Lに沿って強制的に引き離しても、切断終端部Bにおいて切断面が切断予定線Lに対して曲がることはなく、また、板ガラスGの縁側面に終端部切断用の切欠きbを形成する場合にも、同じような結果になることが確認された。
板ガラスGの切断終端部Bに終端部切断用の切欠きaまたはbを形成しておくことで、
上面から下面に至るまで完全に切り残しとなるN部分が存在することなく切断できる理由としては、局部加熱部分4aが板ガラスGの切断終端部Bに近づくと、切欠きaまたはbに対して熱応力が作用して切断が徐々に進行し、それが局部冷却部分5aによる実際の切断線側へと進展して合流するためであると推測される。
(第の実施形態)
の実施形態では、切断装置1により板ガラスGを切断処理するに際し、図5に示すように、局部加熱手段4による局部加熱部分4aが板ガラスGの切断終端部Bに到った時点またはその少し前から、その切断終端部Bにおける切断予定線L上に位置する状態で、板ガラスGの他側面つまり下面を加熱しながら、例えば、レーザービーム12の照射により加熱しながら切断処理するのである。
この場合には、下面の一部に切り残し部分Cが存在するS部分も殆どない状態で切断できることが確認された。
(第の実施形態)
の実施形態は、上述した参考の第1の実施形態と第1の実施形態を併用するもので、図6に示すように、板ガラスGの切断終端部Bにおいて、板ガラスGの上面に切断予定線L上に位置する終端部切断用の切欠きaを形成しておくか、または、板ガラスGの縁側面に切断予定線L上に位置する終端部切断用に切欠きbを形成しておき、かつ、例えば、レーザービーム12の照射により板ガラスGの下面を加熱しながら切断処理するのである。
この場合には、下面の一部に切り残し部分Cが存在するS部分が殆どない状態で一層良好に切断できることが確認された。
参考のの実施形態)
参考のの実施形態では、図7に示すように、板ガラスGの切断予定線L上において、その切断予定線Lの全長にわたって板ガラスGの他側面つまり下面に予め切断用の切欠きcを形成しておいて、切断装置1により板ガラスGを切断処理するのである。
このように板ガラスGの下面に切欠きを形成する場合、板ガラスGの切断終端部Bのみに切欠きを形成しても効果はなく、上面から下面に至るまで完全に切り残しとなるN部分が2〜5mm程度存在するのに対し、全長にわたって切断用の切欠きcを形成しておくと、N部分が存在しない状態で切断できることが確認された。
〔別実施形態〕
(1)先の実施形態では、局部加熱手段4の熱源としてレーザーを使用した例を示したが、上述したように、ハロゲンランプやクセノンランプを熱源として使用することもでき、同様に、局部冷却手段5についても、特に接触子に限るものではなく、例えば、ペルチェ素子を使用した冷却手段で構成したり、冷媒用の気体や液体を板ガラスGの上面に直接吹き付けるようにして局部冷却手段を構成することもできる。
(2)先の実施形態では、切断の対象である板状脆性材Gの一例として板ガラスを示したが、板ガラス以外にも、例えば、板状のセラミックスやシリコンウエーハなどのような各種の板状脆性材を切断の対象として適用することができる。
切断装置を示す概略斜視図 切断装置を示す概略側面図 板状脆性材の切断部分を示す平面図 参考の第1の実施形態による板状脆性材の切断状態を示す斜視図 の実施形態による板状脆性材の切断状態を示す側面図 の実施形態による板状脆性材の切断状態を示す斜視図 参考のの実施形態による板状脆性材の切断状態を示す斜視図 実験結果の説明図と実験結果を示す図表 従来技術による切断状態を示す説明図
4a 局部加熱部分
5a 局部冷却部分
A 切断始端部
B 切断終端部
G 板状脆性材
L 切断予定線
a,b 終端部切断用の切欠き
c 切断用の切欠き

Claims (2)

  1. 板状脆性材をその切断始端部の縁から切断終端部の縁にわたる切断予定線に沿って、その一側面側から局部加熱手段により連続的に局部加熱しながら、引き続いて、その局部加熱部分を前記一側面側から局部冷却手段により連続的に局部冷却して前記板状脆性材を切断予定線に沿って切断する板状脆性材の切断方法であって、
    前記局部加熱手段による局部加熱部分と前記局部冷却手段による局部冷却部分との間に、別の局部加熱手段による局部加熱部分を設け、
    前記一側面側の局部加熱手段による局部加熱部分が前記切断終端部に到った時点またはその前から、前記別の局部加熱手段により前記板状脆性材を他側面側から加熱しながら前記切断終端部を切断する板状脆性材の切断方法。
  2. 板状脆性材をその切断始端部の縁から切断終端部の縁にわたる切断予定線に沿って、その一側面側から局部加熱手段により連続的に局部加熱しながら、引き続いて、その局部加熱部分を前記一側面側から局部冷却手段により連続的に局部冷却して前記板状脆性材を切断予定線に沿って切断する板状脆性材の切断方法であって、
    前記一側面または縁側面に予め終端部切断用の切欠きを形成し、かつ、前記局部加熱手段による局部加熱部分と前記局部冷却手段による局部冷却部分との間に、別の局部加熱手段による局部加熱部分を設け、
    前記一側面側の局部加熱手段による局部加熱部分が前記切断終端部に到った時点またはその前から、前記別の局部加熱手段により前記板状脆性材を他側面側から加熱しながら前記切断終端部を切断する板状脆性材の切断方法。
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