JP4388873B2 - エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンに関し、詳しくは、グロープラグ取付壁の過熱抑制機能を高めることができるエンジンに関するものである。
従来のエンジンとして、本発明と同様、シリンダヘッドの幅方向を横方向として、シリンダヘッドの横一側方からシリンダに向けて吸気ポートを形成し、シリンダの軸線と平行な向きに見て、横側からシリンダの中央部に向かうグロープラグ挿入孔を、吸気ポートのポート壁に沿って形成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
この種のエンジンでは、グロープラグ挿入孔をあけたグロープラグ取付壁の熱が吸気によって冷却されるため、グロープラグ取付壁の過熱が抑制される利点がある。
しかし、上記従来のグロープラク取付壁の一部が排気ポート壁と接しているため、問題が生じている。
特開平11−223154号公報(図1、図2参照)
上記従来技術では、次の問題がある。
《問題》 グロープラグ取付壁の過熱抑制機能が不十分である。
グロープラク挿入壁の一部が排気ポート壁と接しているため、排気ポート壁からの熱がグロープラグ取付壁に伝わり、グロープラグ取付壁の過熱抑制機能が不十分である。特に、エンジン冷始動時、エンジン回転数が始動完了回転数に到達した後も、白煙防止等の目的でグロープラグを継続的に発熱させる、いわゆるアフターグロー時においては、グロープラグからグロープラグ挿入壁に比較的長時間の入熱がなされるため、過熱抑制機能が不十分となる。
本発明は、上記問題点を解決することができるエンジン、すなわち、グロープラグ取付壁の過熱抑制機能を高めることができるエンジンを提供することを課題とする。
(請求項1に係る発明)
請求項1に係る発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1に例示するように、シリンダヘッド(10)の幅方向を横方向として、シリンダヘッド(10)の横一側方からシリンダ(8)に向けて吸気ポート(6)を形成し、シリンダ(8)の軸線(8a)と平行な向きに見て、横側からシリンダ(8)の中央部に向かうグロープラグ挿入孔(35)を、吸気ポート(6)のポート壁に沿って形成した、エンジンにおいて、
シリンダ(8)の軸線(8a)と平行な向きに見て、シリンダヘッド(10)にシリンダ(8)の中央部に位置するインジェクタ取付壁(9)を形成し、このインジェクタ取付壁(9)にインジェクタ挿入孔(40)をあけ、吸気ポート(6)をヘリカル型吸気ポートとし、このヘリカル型吸気ポート(6)の中間ポート壁(6a)とインジェクタ取付壁(9)との間に、グロープラグ挿入孔(35)をあけたグロープラグ取付壁(14)を形成し、このグロープラグ取付壁(14)と排気ポート壁(28)との間に冷却水路(26)を設け、グロープラグ取付壁(14)を、吸気ポート(6)の中間ポート壁(6a)と、吸気ポート(6)の終端ポート部分(6b)と、インジェクタ取付壁(9)と、冷却水路(26)とで四方から取り囲み、
図4(A)に例示するように、シリンダヘッド(10)のカバー装着面にヘッドカバー(11)を装着し、図2に例示するように、ヘッドカバー(11)の外側からシリンダ(8)の中心部に向けてグロープラグ挿入孔(35)を形成するに当たり、
図3に例示するように、ヘッドカバー(11)の横壁(11a)のうち、ロッカアームブラケット(36)の横側に位置する部分(11b)を、ヘッドカバー(11)の横壁(11a)の他の部分よりもロッカアームブラケット(36)に向けて内側に凹入させ、
図2に例示するように、シリンダヘッド(10)のカバー装着面のうち、ヘッドカバー(11)の凹入空間に臨む部分(30a)にグロープラグ挿入孔(35)の入口をあけ、
図4(A)に例示するように、ヘッドカバー(11)の横壁(11a)のうち、ロッカアームブラケット(36)に向けて内側に凹入させた横壁凹入部分(11b)の奥の部分(11c)に挿入口(11d)を設け、この挿入口(11d)からインジェクタ接続部(13a)を挿入し、このインジェクタ接続部(13a)で燃料供給用のパイプ(13)をヘッドカバー(11)内のインジェクタ(12)と接続させ、
インジェクタ(12)とロッカアームブラケット(36)とを横に並べ、インジェクタ(12)の周側面のうち、ロッカアームブラケット(36)のある側とは反対側の横一側方で、インジェクタ(12)に燃料入口(37)と燃料戻し出口(38)とを設け、燃料入口(37)に燃料供給用のパイプ(13)のインジェクタ接続部(13a)を接続するとともに、燃料戻し出口(38)に燃料戻し管(39)のインジェクタ接続部(39a)を接続した、ことを特徴とするエンジン。
(請求項3に係る発明)
請求項3に係る発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1に例示するように、シリンダヘッド(10)の幅方向を横方向として、シリンダヘッド(10)の横一側方からシリンダ(8)に向けて吸気ポート(6)を形成し、シリンダ(8)の軸線(8a)と平行な向きに見て、横側からシリンダ(8)の中央部に向かうグロープラグ挿入孔(35)を、吸気ポート(6)のポート壁に沿って形成した、エンジンにおいて、
シリンダ(8)の軸線(8a)と平行な向きに見て、シリンダヘッド(10)にシリンダ(8)の中央部に位置するインジェクタ取付壁(9)を形成し、このインジェクタ取付壁(9)にインジェクタ挿入孔(40)をあけ、吸気ポート(6)をヘリカル型吸気ポートとし、このヘリカル型吸気ポート(6)の中間ポート壁(6a)とインジェクタ取付壁(9)との間に、グロープラグ挿入孔(35)をあけたグロープラグ取付壁(14)を形成し、このグロープラグ取付壁(14)と排気ポート壁(28)との間に冷却水路(26)を設け、グロープラグ取付壁(14)を、吸気ポート(6)の中間ポート壁(6a)と、吸気ポート(6)の終端ポート部分(6b)と、インジェクタ取付壁(9)と、冷却水路(26)とで四方から取り囲み、
図4(A)に例示するように、シリンダヘッド(10)のカバー装着面にヘッドカバー(11)を装着し、ヘッドカバー(11)の外側からシリンダ(8)の中心部に向けてグロープラグ挿入孔(35)を形成するに当たり、
図3に例示するように、ヘッドカバー(11)の横壁(11a)のうち、ロッカアームブラケット(36)の横側に位置する部分(11b)を、ヘッドカバー(11)の横壁(11a)の他の部分よりもロッカアームブラケット(36)に向けて内側に凹入させ、
図2に例示するように、シリンダヘッド(10)のカバー装着面のうち、ヘッドカバー(11)の凹入空間に臨む部分(30a)にグロープラグ挿入孔(35)の入口をあけ、
図4(A)に例示するように、ヘッドカバー(11)の横壁(11a)のうち、ロッカアームブラケット(36)に向けて内側に凹入させた横壁凹入部分(11b)の奥の部分(11c)に挿入口(11d)を設け、この挿入口(11d)からインジェクタ接続部(13a)を挿入し、このインジェクタ接続部(13a)で燃料供給用のパイプ(13)をヘッドカバー(11)内のインジェクタ(12)と接続させ、
図4(A)に例示するように、シリンダヘッド上面(30)でヘッドカバー取付座(31)を上向きに隆起させ、このヘッドカバー取付座(31)にヘッドカバー(11)を着座させ、図2に例示するように、シリンダヘッド上面(30)のうち、ヘッドカバー取付座(31)で囲まれた部分に、オイル落とし孔(33)を設けるに当たり、
シリンダヘッド上面(30)のうち、ヘッドカバー取付座(31)で囲まれた部分にロッカアームブラケット取付座(32)を設け、
ヘッドカバー取付座(31)のうち、ロッカアームブラケット取付座(32)の横側に位置する部分(31a)を、ヘッドカバー取付座(31)の他の部分よりもロッカアームブラケット取付座(32)に向けて内側に凹入させ、
上から見て、取付座凹入部分(31a)の奥の部分(31b)をクランク軸軸線(34)に対して傾斜する向きに形成し、
クランク軸軸線(34)の方向を前後方向として、エンジンが取付座凹入部分(31a)がある側に傾斜した場合に、取付座凹入部分(31a)の奥の部分(31b)が前後いずれかの方向に下り傾斜するようにし、この下り傾斜した奥の部分(31b)の傾斜下手側にオイル落とし孔(33)を配置した、ことを特徴とするエンジン。
(請求項1に係る発明)
効果1》 グロープラグ取付壁の過熱抑制機能を高めることができる。
図1に例示するように、グロープラグ取付壁(14)と排気ポート壁(28)との間に冷却水路(26)を設け、グロープラグ取付壁(14)を、吸気ポート(6)の中間ポート壁(6a)と、吸気ポート(6)の終端ポート部分(6b)と、インジェクタ取付壁(9)と、冷却水路(26)とで四方から取り囲んだため、排気ポート壁(28)からの熱がグロープラグ取付壁(14)に伝わりにくいうえ、グロープラグ取付壁(14)の放熱効率が高く、グロープラグ取付壁(14)の過熱抑制機能を高めることができる。特に、エンジン冷始動時、エンジン回転数が始動完了回転数に到達した後も、白煙防止等の目的でグロープラグを継続的に発熱させる、いわゆるアフターグロー時においても十分な過熱抑制機能が得られる。
効果2》 吸気効率を高く維持することができる。
図2に例示するように、シリンダヘッド(10)のカバー装着面のうち、ヘッドカバー(11)の凹入空間に臨む部分(30a)にグロープラグ挿入孔(35)の入口をあけたため、グロープラグ(51)の先端をシリンダ(8)の中心部に位置させるに当たり、グロープラグ挿入孔(35)の入口をシリンダ(8)の軸線(8a)に近づけることができる。このため、グロープラグ挿入孔(35)をシリンダ(8)の軸線(8a)と平行な向きに近づけることができ、吸気ポート(6)とグロープラグ挿入孔(35)との干渉を避けるに当たり、吸気ポート(6)の形状を歪ませる必要がなくなり、吸気効率を高く維持することができる。
効果3》 エンジンの大型化を避けることができる。
図3、図4に例示するように、ヘッドカバー(11)の横壁(11a)のうち、ロッカアームブラケット(36)に向けて内側に凹入させた横壁凹入部分(11b)の奥の部分(11c)に挿入口(11d)を設け、この挿入口(11d)からインジェクタ接続部(13a)を挿入し、このインジェクタ接続部(13a)で燃料供給用のパイプ(13)をヘッドカバー(11)内のインジェクタ(12)と接続させたため、インジェクタ接続部(13a)がヘッドカバー(11)の内側に進出し、その分だけ、燃料供給用のパイプ(13)のエンジン横方向への張り出しを小さくすることができる。このため、エンジンの大型化を避けることができる。
効果4》 メンテナンス作業が容易になる。
図4に例示するように、インジェクタ(12)とロッカアームブラケット(36)とを横に並べ、インジェクタ(12)の周側面のうち、ロッカアームブラケット(36)のある側とは反対側の横一側方で、インジェクタ(12)に燃料入口(37)と燃料戻し出口(38)とを設けるので、これらに接続するインジェクタ接続部(13a)(39a)をロッカアームブラケット(36)やロッカアーム(52)(53)に邪魔されずに脱着することができる。このため、メンテナンス作業が容易になる。
請求項2に係る発明)
請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
効果5》 メンテナンス作業が容易になる。
図3、図4に例示するように、エンジンの横一側方にコモンレール(3)を配置するに当たり、前記燃料入口(37)と燃料戻し出口(38)とをコモンレール(3)を配置した横一側方の側に配置したので、コモンレール(3)とインジェクタ接続部(13a)(39a)とを同じ側からメンテナンスすることができ、メンテナンス作業が容易になる。
請求項3に係る発明)
請求項1に係る発明の効果1〜3に加え、次の効果を奏する。
効果6》 簡易な手段でオイルの劣化が防止される。
図2に例示するように、エンジンが取付座凹入部分(31a)がある側に傾斜した場合に、取付座凹入部分(31a)の奥の部分(31b)が前後いずれかの方向に下り傾斜するようにし、この下り傾斜した奥の部分(31b)の傾斜下手側にオイル落とし孔(33)を配置したので、シリンダヘッド上面(30)のオイルは、エンジンの横傾斜時に、ヘッドカバー取付座(31)の下り傾斜した部分(31b)の案内で、速やかにオイル落とし孔(33)に導かれ、オイルパンに戻される。このようにして、シリンダヘッド上面(30)でのオイルの停滞が防止され、ヘッドカバー取付座(33)の形状を工夫した簡易な手段でオイルの劣化が防止される。
(請求項4に係る発明)
請求項1または請求項2に係る発明の効果に加え、前記効果6を奏する。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1から図4は本発明の実施形態に係るエンジンを説明する図で、この実施形態では、4気筒ディーゼルエンジンについて説明する。
本発明の実施形態の概要は、次の通りである。
図1(A)に示すように、シリンダヘッド(10)の幅方向を横方向として、シリンダヘッド(10)の横一側方からシリンダ(8)に向けてヘリカル型吸気ポート(6)とダイレクト型吸気ポート(25)を形成している。ヘリカル型吸気ポート(6)によりシリンダ(8)内でスワールを発生させ、ダイレクト型吸気ポート(25)により充填効率を確保しようとするものである。シリンダ(8)の軸線(8a)と平行な向きに見て、横側からシリンダ(8)の中央部に向かうグロープラグ挿入孔(35)を、吸気ポート(6)のポート壁に沿って形成している。
グロープラグ取付壁の過熱を抑制する工夫は、次の通りである。
図1(A)に示すように、シリンダ(8)の軸線(8a)と平行な向きに見て、シリンダヘッド(10)にシリンダ(8)の中央部に位置するインジェクタ取付壁(9)を形成し、このインジェクタ取付壁(9)にインジェクタ挿入孔(40)をあけている。ヘリカル型吸気ポート(6)の中間ポート壁(6a)とインジェクタ取付壁(9)との間に、グロープラグ挿入孔(35)をあけたグロープラグ取付壁(14)を形成し、このグロープラグ取付壁(14)と排気ポート壁(28)との間に冷却水路(26)を設け、グロープラグ取付壁(14)を、吸気ポート(6)の中間ポート壁(6a)と、吸気ポート(6)の終端ポート部分(6b)と、インジェクタ取付壁(9)と、冷却水路(26)とで四方から取り囲んでいる。
グロープラグ挿通孔に関する工夫は、次の通りである。
図3に示すように、シリンダヘッド(10)のカバー装着面にヘッドカバー(11)を装着し、図2に示すように、ヘッドカバー(11)の外側からシリンダ(8)の中心部に向けてグロープラグ挿入孔(35)を形成するに当たり、図3、図4に示すように、ヘッドカバー(11)の横壁(11a)のうち、ロッカアームブラケット(36)の横側に位置する部分(11b)を、ヘッドカバー(11)の横壁(11a)の他の部分よりもロッカアームブラケット(36)に向けて内側に凹入させ、図2に示すように、シリンダヘッド(10)のカバー装着面のうち、ヘッドカバー(11)の凹入空間に臨む部分(30a)にグロープラグ挿入孔(35)の入口をあけている。
ヘッドカバーに関する工夫は、次の通りである。
図3、図4(A)に示すように、ヘッドカバー(11)の横壁(11a)のうち、ロッカアームブラケット(36)に向けて内側に凹入させた横壁凹入部分(11b)の奥の部分(11c)に挿入口(11d)を設け、この挿入口(11d)からインジェクタ接続部(13a)を挿入し、このインジェクタ接続部(13a)で燃料供給用のパイプ(13)をヘッドカバー(11)内のインジェクタ(12)と接続させている。
インジェクタの接続構造の工夫は、次の通りである。
図4(A)に示すように、インジェクタ(12)とロッカアームブラケット(36)とを横に並べ、インジェクタ(12)の周側面のうち、ロッカアームブラケット(36)のある側とは反対側の横一側方で、インジェクタ(12)に燃料入口(37)と燃料戻し出口(38)とを設け、燃料入口(37)に燃料供給用のパイプ(13)のインジェクタ接続部(13a)を接続するとともに、燃料戻し出口(38)に燃料戻し管(39)のインジェクタ接続部(39a)を接続している。図3に示すように、エンジンの横一側方にコモンレール(3)を配置するに当たり、図4(A)に示すように、燃料入口(37)と燃料戻し出口(38)とをコモンレール(3)を配置した横一側方の側に配置している。
インジェクタの取付構造は、次の通りである。
図4(A)(B)に示すように、シリンダヘッド(10)にインジェクタ取付孔(40)を設け、このインジェクタ取付孔(40)にインジェクタ(12)を挿入し、このインジェクタ(12)の両脇に一対の受圧部(41)(41)を設け、この一対の受圧部(41)(41)に梃子(42)に設けた一対の作用点部(43)(43)を当接し、梃子(42)の力点部(44)をネジ具(45)で押圧して、インジェクタ(12)をインジェクタ取付孔(40)内に押圧して固定している。梃子(42)の力点部(44)とネジ具(45)との各当接面をいずれも球面とし、梃子(42)から突出する支点部(46)も球面としてい。梃子(42)の支点部(46)を梃子(42)の凹部(42a)に嵌め込んだ球体(47)で構成している。梃子(42)は焼結合金製で、球体(47)には、鋼球を用いている。このような構成によれば、梃子(42)と支点部(46)とを別に製造することができ、球体(47)には鋼球等の既存の部品を用いることが可能となるため、梃子の製造が容易になる。
図4(A)(B)に示すように、支点部(46)をロッカアームブラケット(36)の上面に載置し、梃子(42)の力点部(44)を押圧するネジ具(45)にナット(48)を用い、このナット(48)をネジ嵌合させるオネジ杆(49)として、ロッカアームブラケット(36)の取付ボルト(50)を用いている。このような構成によれば、部品を兼用化が図られ、部品点数の少ない簡素な構造にすることができる。
図4(A)に示すように、シリンダヘッド(10)にヘッドカバー(11)を着脱自在に取り付け、ヘッドカバー(11)内に位置するシリンダヘッド(10)のインジェクタ取付孔(40)にインジェクタ(12)を取り付け、インジェクタ(12)に燃料入口(37)と燃料戻し出口(38)とを設け、燃料タンクからコモンレール(3)用のポンプ(7)とコモンレール(3)と燃料供給用のパイプ(13)とを順に介してインジェクタ(12)の燃料入口(37)に燃料を供給し、インジェクタ(12)に供給した燃料の一部を燃料戻し出口(38)から燃料戻し管(39)を介して燃料タンクまたはコモンレール(3)用の燃料サプライポンプ(7)に戻すように構成している。
図4(A)に示すように、燃料供給用のパイプ(13)をインジェクタ(12)の燃料入口(37)に接続し、インジェクタ(12)の燃料戻し出口(38)に燃料戻し管(39)を接続するに当たり、インジェクタ(12)の燃料入口(37)と燃料戻し出口(38)とをヘッドカバー(11)内に配置し、燃料供給用のパイプ(13)の出口にインジェクタ接続部(13a)を設け、ヘッドカバー(11)の壁に挿入孔(11d)を設け、挿入孔(11d)から挿入したインジェクタ接続部(13a)をインジェクタ(12)の燃料入口(37)に着脱自在に接続する。
図4(A)に示すように、燃料戻し管(39)をヘッドカバー(11)内に収容し、図2に示すように、シリンダヘッド(10)内にヘッド内燃料戻し通路(26)を形成し、燃料戻し管(39)の出口をヘッド内燃料戻し通路(26)の入口に接続することにより、燃料供給用のパイプ(13)のインジェクタ接続部(13a)をインジェクタ(12)の燃料入口(37)から取り外して、ヘッドカバー(11)の挿入孔(11d)からヘッドカバー(11)外に抜き取った場合に、インジェクタ(12)と燃料戻し管(39)を取り外すことなく、ヘッドカバー(11)をシリンダヘッド(10)から取り外すことができるようにしている。このようにすると、ヘッドカバー(11)の取り外しが簡単になる。燃料戻し管(39)は、管の途中に複数の環状のインジェクタ接続部(39)を備え、このインジェクタ接続部(39)を各インジェクタ(12)の燃料戻し口(38)に接続し、各インジェクタ(12)の燃料戻し口(3)からオーバーフローした燃料をヘッド内燃料戻し通路(26)に送るためのものである。
オイル落としに関する工夫は、次の通りである。
図2に示すように、シリンダヘッド上面(30)でヘッドカバー取付座(31)を上向きに隆起させ、このヘッドカバー取付座(31)にヘッドカバー(11)を着座させ、シリンダヘッド上面(30)のうち、ヘッドカバー取付座(31)で囲まれた部分に、オイル落とし孔(33)を設けるに当たり、シリンダヘッド上面(30)のうち、ヘッドカバー取付座(31)で囲まれた部分にロッカアームブラケット取付座(32)を設け、ヘッドカバー取付座(31)のうち、ロッカアームブラケット取付座(32)の横側に位置する部分(31a)を、ヘッドカバー取付座(31)の他の部分よりもロッカアームブラケット取付座(32)に向けて内側に凹入させ、上から見て、取付座凹入部分(31a)の奥の部分(31b)をクランク軸軸線(34)に対して傾斜する向きに形成し、クランク軸軸線(34)の方向を前後方向として、エンジンが取付座凹入部分(31a)がある側に傾斜した場合に、取付座凹入部分(31a)の奥の部分(31b)が前後いずれかの方向に下り傾斜するようにしている。この下り傾斜した奥の部分(31b)の傾斜下手側にオイル落とし孔(33)を配置している。取付座凹入部分(31a)の奥の部分(31b)は後方向に下り傾斜するようにしてもよい。
オイル落としの機能は、次の通りである。
シリンダヘッド上面(30)のオイルは、エンジンの横傾斜時に、ヘッドカバー取付座(31)の下り傾斜した部分(31b)の案内で、速やかにオイル落とし孔(33)に導かれ、オイルパンに戻される。このようにして、シリンダヘッド上面(30)でのオイルの停滞が防止され、ヘッドカバー取付座(33)の形状を工夫した簡易な手段でオイルの劣化が防止される。オイル落とし孔(33)がある横一側方とは反対の横他側方には、プッシュロッド挿通孔(58)があり、エンジンが横他側方に傾斜した場合には、プッシュロッド挿通孔(58)からオイルが落とされ、オイルパンに戻る。
本発明の実施形態に係るエンジンのシリンダヘッドを説明する図で、図1(A)は横断平面図、図1(B)は図1(A)のB−B線断面図、図1(C)は図1(A)のC−C線断面図である。 図1のシリンダヘッドの平面図である。 本発明の実施形態に係るエンジンの平面図である。 図3のエンジンのインジェクタ周辺を説明する図で、図4(A)は縦断正面図、図4(B)は平面図である。
(3)…コモンレール、(6)…ヘリカル型吸気ポート、(6a)…中間ポート壁、(6b)…終端ポート部分、(8)…シリンダ、(8a)…軸線、(9)…インジェクタ取付壁、(10)…シリンダヘッド、(11)…ヘッドカバー、(11a)…横壁、(11b)…横壁凹入部分、(11c)…奥の部分、(11d)…挿入口、(12)…インジェクタ、(13)…パイプ、(13a)…インジェクタ接続部、(14)…グロープラグ取付壁、(26)…冷却水路、(28)…排気ポート壁、(30)…シリンダヘッド上面、(30a)…ヘッドカバーの凹入空間に臨む部分、(31)…ヘッドカバー取付座、(31a)…取付座凹入部分、(31b)…奥の部分、(32)…ロッカアームブラケット取付座、(33)…オイル落とし孔、(34)…クランク軸軸線、(35)…グロープラグ挿入孔、(36)…ロッカアームブラケット、(37)…燃料入口、(38)…燃料戻し出口、(39)…燃料戻し管、(39a)…インジェクタ接続部、(40)…インジェクタ取付孔。

Claims (4)

  1. シリンダヘッド(10)の幅方向を横方向として、シリンダヘッド(10)の横一側方からシリンダ(8)に向けて吸気ポート(6)を形成し、シリンダ(8)の軸線(8a)と平行な向きに見て、横側からシリンダ(8)の中央部に向かうグロープラグ挿入孔(35)を、吸気ポート(6)のポート壁に沿って形成した、エンジンにおいて、
    シリンダ(8)の軸線(8a)と平行な向きに見て、シリンダヘッド(10)にシリンダ(8)の中央部に位置するインジェクタ取付壁(9)を形成し、このインジェクタ取付壁(9)にインジェクタ挿入孔(40)をあけ、吸気ポート(6)をヘリカル型吸気ポートとし、このヘリカル型吸気ポート(6)の中間ポート壁(6a)とインジェクタ取付壁(9)との間に、グロープラグ挿入孔(35)をあけたグロープラグ取付壁(14)を形成し、このグロープラグ取付壁(14)と排気ポート壁(28)との間に冷却水路(26)を設け、グロープラグ取付壁(14)を、吸気ポート(6)の中間ポート壁(6a)と、吸気ポート(6)の終端ポート部分(6b)と、インジェクタ取付壁(9)と、冷却水路(26)とで四方から取り囲み、
    シリンダヘッド(10)のカバー装着面にヘッドカバー(11)を装着し、ヘッドカバー(11)の外側からシリンダ(8)の中心部に向けてグロープラグ挿入孔(35)を形成するに当たり、
    ヘッドカバー(11)の横壁(11a)のうち、ロッカアームブラケット(36)の横側に位置する部分(11b)を、ヘッドカバー(11)の横壁(11a)の他の部分よりもロッカアームブラケット(36)に向けて内側に凹入させ、
    シリンダヘッド(10)のカバー装着面のうち、ヘッドカバー(11)の凹入空間に臨む部分(30a)にグロープラグ挿入孔(35)の入口をあけ、
    ヘッドカバー(11)の横壁(11a)のうち、ロッカアームブラケット(36)に向けて内側に凹入させた横壁凹入部分(11b)の奥の部分(11c)に挿入口(11d)を設け、この挿入口(11d)からインジェクタ接続部(13a)を挿入し、このインジェクタ接続部(13a)で燃料供給用のパイプ(13)をヘッドカバー(11)内のインジェクタ(12)と接続させ、
    インジェクタ(12)とロッカアームブラケット(36)とを横に並べ、インジェクタ(12)の周側面のうち、ロッカアームブラケット(36)のある側とは反対側の横一側方で、インジェクタ(12)に燃料入口(37)と燃料戻し出口(38)とを設け、燃料入口(37)に燃料供給用のパイプ(13)のインジェクタ接続部(13a)を接続するとともに、燃料戻し出口(38)に燃料戻し管(39)のインジェクタ接続部(39a)を接続した、ことを特徴とするエンジン。
  2. 請求項1に記載したエンジンにおいて、
    エンジンの横一側方にコモンレール(3)を配置するに当たり、前記燃料入口(37)と燃料戻し出口(38)とをコモンレール(3)を配置した横一側方の側に配置した、ことを特徴とするエンジン。
  3. シリンダヘッド(10)の幅方向を横方向として、シリンダヘッド(10)の横一側方からシリンダ(8)に向けて吸気ポート(6)を形成し、シリンダ(8)の軸線(8a)と平行な向きに見て、横側からシリンダ(8)の中央部に向かうグロープラグ挿入孔(35)を、吸気ポート(6)のポート壁に沿って形成した、エンジンにおいて、
    シリンダ(8)の軸線(8a)と平行な向きに見て、シリンダヘッド(10)にシリンダ(8)の中央部に位置するインジェクタ取付壁(9)を形成し、このインジェクタ取付壁(9)にインジェクタ挿入孔(40)をあけ、吸気ポート(6)をヘリカル型吸気ポートとし、このヘリカル型吸気ポート(6)の中間ポート壁(6a)とインジェクタ取付壁(9)との間に、グロープラグ挿入孔(35)をあけたグロープラグ取付壁(14)を形成し、このグロープラグ取付壁(14)と排気ポート壁(28)との間に冷却水路(26)を設け、グロープラグ取付壁(14)を、吸気ポート(6)の中間ポート壁(6a)と、吸気ポート(6)の終端ポート部分(6b)と、インジェクタ取付壁(9)と、冷却水路(26)とで四方から取り囲み、
    シリンダヘッド(10)のカバー装着面にヘッドカバー(11)を装着し、ヘッドカバー(11)の外側からシリンダ(8)の中心部に向けてグロープラグ挿入孔(35)を形成するに当たり、
    ヘッドカバー(11)の横壁(11a)のうち、ロッカアームブラケット(36)の横側に位置する部分(11b)を、ヘッドカバー(11)の横壁(11a)の他の部分よりもロッカアームブラケット(36)に向けて内側に凹入させ、
    シリンダヘッド(10)のカバー装着面のうち、ヘッドカバー(11)の凹入空間に臨む部分(30a)にグロープラグ挿入孔(35)の入口をあけ、
    ヘッドカバー(11)の横壁(11a)のうち、ロッカアームブラケット(36)に向けて内側に凹入させた横壁凹入部分(11b)の奥の部分(11c)に挿入口(11d)を設け、この挿入口(11d)からインジェクタ接続部(13a)を挿入し、このインジェクタ接続部(13a)で燃料供給用のパイプ(13)をヘッドカバー(11)内のインジェクタ(12)と接続させ、
    シリンダヘッド上面(30)でヘッドカバー取付座(31)を上向きに隆起させ、このヘッドカバー取付座(31)にヘッドカバー(11)を着座させ、シリンダヘッド上面(30)のうち、ヘッドカバー取付座(31)で囲まれた部分に、オイル落とし孔(33)を設けるに当たり、
    シリンダヘッド上面(30)のうち、ヘッドカバー取付座(31)で囲まれた部分にロッカアームブラケット取付座(32)を設け、
    ヘッドカバー取付座(31)のうち、ロッカアームブラケット取付座(32)の横側に位置する部分(31a)を、ヘッドカバー取付座(31)の他の部分よりもロッカアームブラケット取付座(32)に向けて内側に凹入させ、
    上から見て、取付座凹入部分(31a)の奥の部分(31b)をクランク軸軸線(34)に対して傾斜する向きに形成し、
    クランク軸軸線(34)の方向を前後方向として、エンジンが取付座凹入部分(31a)がある側に傾斜した場合に、取付座凹入部分(31a)の奥の部分(31b)が前後いずれかの方向に下り傾斜するようにし、この下り傾斜した奥の部分(31b)の傾斜下手側にオイル落とし孔(33)を配置した、ことを特徴とするエンジン。
  4. 請求項1または請求項2に記載したエンジンにおいて、
    シリンダヘッド上面(30)でヘッドカバー取付座(31)を上向きに隆起させ、このヘッドカバー取付座(31)にヘッドカバー(11)を着座させ、シリンダヘッド上面(30)のうち、ヘッドカバー取付座(31)で囲まれた部分に、オイル落とし孔(33)を設けるに当たり、
    シリンダヘッド上面(30)のうち、ヘッドカバー取付座(31)で囲まれた部分にロッカアームブラケット取付座(32)を設け、
    ヘッドカバー取付座(31)のうち、ロッカアームブラケット取付座(32)の横側に位置する部分(31a)を、ヘッドカバー取付座(31)の他の部分よりもロッカアームブラケット取付座(32)に向けて内側に凹入させ、
    上から見て、取付座凹入部分(31a)の奥の部分(31b)をクランク軸軸線(34)に対して傾斜する向きに形成し、
    クランク軸軸線(34)の方向を前後方向として、エンジンが取付座凹入部分(31a)がある側に傾斜した場合に、取付座凹入部分(31a)の奥の部分(31b)が前後いずれかの方向に下り傾斜するようにし、この下り傾斜した奥の部分(31b)の傾斜下手側にオイル落とし孔(33)を配置した、ことを特徴とするエンジン。
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