JP4388751B2 - フローティング型ブレーキディスク - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車等の車両の制動に用いられるフローティング型ブレーキディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車等の車両のブレーキ装置に使用するフローティング型ブレーキディスクは、円環状のアルミ製のハブと、ハブの外側に同心に配置された円環状のステンレス製のローターとを弾性部材により連結してなっている。ハブは、内周側のホィールへの取付け部に対し半径方向に沿って直線的に傾斜した中間部を介して軸線方向(スラスト方向)外方にオフセットした外周縁部を有している。
【0003】
図7に示すように、このハブaの外周縁部に周方向に間隔を開けて設けた半円形の凹部a1と、ローターbの内周縁部に周方向に間隔をあけて設けた半円形の凹部b1とを突き合わせ、これら凹部a1、b1による円形穴に一端にフランジc1aを有する共通のピンcを所望によりワッシャーを介して挿入し、ピンcの他端c1bに皿ばねc2およびワッシャc2を嵌挿した後、ピンcの他端c1bを外側に広げて皿形にかしめることにより抜け止めして、ハブaとローターbとをスラスト方向にフローティング自在に連結し、フローティング型ブレーキディスクが構成される(例えば、特許文献1の図2参照)。
【0004】
【特許文献1】
実開昭60−3333号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ブレーキディスクの重量はばね下荷重であり、車両の操縦安定性に大きな影響を及ぼすため、ブレーキディスクの軽量化が図られており、ハブaおよびローターbに設ける軽量孔を大きくする傾向にあるが、ローター部は熱容量をある程度確保する必要があることから、軽量孔を大きくすることには限界がある。このため、ハブaに対する軽量孔の拡大化の要請が大きいが、軽量孔を設けることになる中間部a2は、軽量孔を拡大することによって軽量孔間のリブa3の面積が少なくなって、ハブaの横方向(スラスト方向)の強度が弱くなり、また捩れ方向の強度が弱くなる問題があった。
【0006】
従って、本発明の課題は、ハブの軽量孔を拡大しても、ハブのスラスト方向および捩れ方向の強度を向上することを可能としたフローティング型ブレーキディスクを提供することである。
【0007】
上記課題を解決すべく、本発明は、内周側のホィールへの取付け部に対し軸線方向外方にオフセットした外周縁部を有するハブの外側にローターを同心に配置し、前記ハブの外周縁部と前記ローターの内周縁部とを弾性部材を介して軸線方向にフロート自在に連結したフローティング型ブレーキディスクにおいて、
前記ハブの取付け部と外周縁部との間の中間部の半径方向に沿う断面を軸線方向内方に、少なくとも1つの湾曲部を有するように傾斜させることにより、凸に屈曲させたことを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、前記ハブの外周縁部に周方向に沿って軸線方向内方の突起部を形成し、前記ローターの内周縁部に周方向に沿って半径方向の突出部を形成して、前記突出部を前記突起部同士の間に挿入すると共に、前記突起部の前記突出部から突出した部分に前記ローターを内周側から半径方向外方に付勢するリングばねを固定することにより、前記ハブと前記ローターとを軸線方向にフロート自在に連結することができる。
【0009】
また本発明によれば、前記ハブの外周縁部と前記ローターの内周縁部にそれぞれ周方向に沿って半円状の凹部を形成し、前記ハブの凹部と前記ローターの凹部とを突き合わせた円形穴にピンを挿入し、皿ばねを被せて該ピンをかしめることにより、前記ハブと前記ローターとを軸方向にフロート自在に連結することができる。
【0010】
本発明では、ハブの取付け部と外周縁部との間の中間部を直線的に傾斜させるのではなく、半径方向に沿う断面が軸線方向内方に凸に屈曲する態様で傾斜させるので、中間部のスラスト方向の強度および捩れ方向の強度が向上し、中間部に設ける軽量孔を拡大化することによって軽量孔間のリブの面積が減少しても、中間部のスラスト方向の強度および捩れ方向の強度の低減を防止することができる。従って軽量孔の拡大化によるハブの軽量化が可能となり、またハブを薄くすることによる軽量化も可能になる。さらに中間部を屈曲させたことにより中間部の表面積が大きくなり、ハブの熱の放射性能も向上する。
【0011】
またハブの外周縁部に形成した軸線方向内方の突起部同士の間に、ローターの内周縁部に形成した半径方向の突出部を挿入して、前記突起部の突出部から突出した部分にリングばねを固定することにより、ハブとローターとを軸線方向にフロート自在に連結した場合には、ハブに軸線方向の突起部を設けたことにより、ハブのスラスト方向の強度を更に向上することができる。またハブとローターとをリングばねで連結するので、突起部のかしめで突起部へリングばねを強固に固定することにより、ハブとローターとの連結を高強度なものにすることができる。さらに、ハブとローターの接触面積が大きいので、ローターからのハブへの伝熱によるローターの熱の引け性が向上する。ハブの突起部を軽量孔に対応して設けた場合には、ロータからハブに伝わる熱の引け性が良好になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳述する。
【0013】
図1は、本発明の一実施の形態に係るフローティング型ブレーキディスクの半部を示す正面図、図2はブレーキディスクのハブの半部を示す背面図である。本実施の形態において、フローティング型ブレーキディスクはリング連結タイプで、ハブ20の外側にローター10を同心に配置し、ハブ20の外周縁部24とローター10の内周縁部11とをリングばね15を介して軸線方向(スラスト方向)にフロート自在に連結してなっている。
【0014】
ハブ20は中央に車軸が貫通する開口20aを設けた円環板で、開口20aの周囲の内周部は車軸を枢支するホィールハブへの取付け部21に形成されている。該取付け部21の背面側の面、即ち軸線方向内方の面が取付け面21aとされ、取付け孔21bを介して図示しないホィールハブにボルト固定されるようになっている。
【0015】
このハブ20の取付け部21と外周縁部24とは、外周縁部24に突起部25が設けられている点を除き平行な平板部に形成されており、外周縁部24は取付け部21に対し半径方向に沿って傾斜した中間部22を介して軸線方向外方に所定の量(オフセット量L)だけオフセットされている。ハブ20の中間部22には、先端が外方に向いた縦長の略五角形状の大きめの軽量孔22bと、その軽量孔22b同士の間の外側寄りの位置の先端が内方に向いた横長の略三角形状の小さめの軽量孔22cとが周方向に沿って交互に設けられおり、軽量孔22b同士の間および軽量孔22b、22cの間がリブ22aに形成されている。
【0016】
ハブ20の外周縁部24の背面側には、図2に示すように、軸線方向内方に突出した突起部25が周方向に間隔を開けて複数個形成されている。本例では、制動時にロータ10からハブ20に伝わる熱の引け性を良好にするために、外周縁部24の突起ブ25を中間部22の軽量孔22b、22cに相対した箇所に設けている。この突起部25の先端には同方向に突出した突片25aが設けられている。
【0017】
ハブ20の突起部25に対応して、ローター10の内周縁部11には、周方向に間隔を開けて半径方向の突出部12が同数個形成されている。このロータ10には円形の小さな軽量孔10aが設けられており、軽量孔10aは例えば2個の傾斜配置、続いて3個の傾斜配置で周方向に交互に繰り返されている。
【0018】
リングばね15は断面L字状を有する環状リングからなっている。本例では、リングばね15のセット性を向上するために、図3(b)に示すように、一方の辺15aに曲げ加工によって突起15dが設けてある。このリングばね15は、周方向の一所で分断された非連続のオープンリングでも、分断のない連続の一体成形リングでもよい。
【0019】
本実施の形態のブレーキディスクを組立てるには、ローター10の突出部12をハブ20の突起部25同士の間隙に挿入して、突出部12の先端部を突起部25同士の間隙から半径方向内方に突出させると共に、突起部25の先端部を突出部12同士の間隙から軸線方向内方に突出させる。そして図3(a)およびそのD部詳細を示す図3(b)に示すように、リングばね15の一方の辺15aを突出部12の先端面(内周側面)に当ててリングばね15を押し込み、一方の辺15aの突起15dを突出部12の先端面に圧接させる一方、リングばね15の他方の辺15bに形成した長穴15cに突起部25の突片25aを挿通し、突出部12と隙間12aを開けて位置した他方の辺15bに対して突片25aをかしめて、突起部25にリングばね15を固定する。これにより、リングばね15でロータ10を内周側から半径方向外方(ラジアル方向)に押圧した状態に付勢すると共に、リングばね15でローター10をハブ20に軸線方向(スラスト方向)にフローティング自在に取り付けて、本実施の形態のブレーキディスクが形成される。
【0020】
上記したように、ハブ20の取付け部21に対し外周縁部24は、半径方向に沿って傾斜した中間部22を介して所定の量Lだけ軸線方向外方にオフセットしている。本発明では、この中間部22の半径方向に沿う断面を軸線方向内方に凸に屈曲させた態様で、中間部22を傾斜させた。本実施の形態では、図3(a)に示すように、中間部22の半径方向の断面の屈曲を軸線方向内方に凸の1つの湾曲部で構成した。ハブ20の取付け部21に対する外周縁部24のオフセット量Lは、ロータ10の内側面(背面)とハブ20の取付け部21の外側面とを同一線上に位置させるような量として規定してある。
【0021】
なお、プレス加工したままのハブ20の外周縁部は軸線方向外方に膨らんでいるので、膨らんだ外面側を軸線に直角方向に切断して、外面側が取付け部21と平行な平板状の外周縁部24を得るようにしている。外周縁部24の外面側を平板状にしておけば、ブレーキディスク周辺の部品との緩衝を防ぐことができ、周辺部品の配置の設計が容易になる。
【0022】
本実施の形態のフローティング型ブレーキディスクは、以上のように構成される。これによれば、ハブ20の取付け部21と外周縁部24との間の中間部22を直線的に傾斜させるのではなく、半径方向に沿う断面が軸線方向内方に凸に屈曲する態様で傾斜させたので、中間部22のスラスト方向の強度および捩れ方向の強度が向上し、中間部22に設ける軽量孔22b、22cを拡大化することによって軽量孔間のリブ22aの面積が減少しても、中間部22のスラスト方向の強度および捩れ方向の強度の低減を防止することができる。従って軽量孔の拡大化によるハブ20の軽量化が可能となり、またハブ20を薄くすることによる軽量化も可能になる。さらに中間部22を屈曲させたことにより中間部22の表面積が大きくなり、ハブ20の熱の放射性能も向上する。
【0023】
またハブ20の外周縁部24に軸線方向の突起部25を設けるので、この点からもハブ20のスラスト方向の強度を向上することができる。さらにハブ20とローター10との連結にリングばね15を使用し、そのリングばね15をハブ20の突起部25のかしめにより強固に固定するので、ハブ20とローター10とを高強度に連結することができる。またリングばね15を介した連結なので、ハブ20とローター10の接触面積が大きくなり、ローター10からのハブ20への伝熱によるローター10の熱の引け性が向上する。
【0024】
以上の実施の形態では、ハブ20の中間部22の半径方向の断面の屈曲は1つの湾曲部で構成したが、上記の他に種々の態様が可能である。即ち、図4(a)に示すように、取付け部21に続く中程度の湾曲部A1と、湾曲部A1よりは大きい外周縁部24に続く湾曲部A3と、その間の小さい傾斜直線部A2とで構成してもよい(図4(a)では、煩雑を避けるために軽量孔を省略してある。以下同じ)。図4(b)に示すように、取付け部21に続く大きな湾曲部B1と、これと外周縁部24との間の比較的大きい傾斜直線部B2とから構成しても、図4(c)に示すように、取付け部21に続く小さい湾曲部C1と、比較的大きい外周縁部24に続く湾曲部C3と、その間の小さい傾斜直線部C2とから構成してもよい。
【0025】
またリングばねによるハブ20とロータ10との連結法は上記に限られない。その幾つかを図5に示す。図5(a)に示す例では、ハブ20の突起部25の先端部分の内周側面に周方向に沿う溝26を形成して、ロータ10の突出部12の先端にリングばね15の一方の辺15aを圧接させ、他方の辺15bを溝26に嵌合して、突起部25の端面を軽圧でプレスして溝26を潰し、リングばね15を突起部25に固定することでもよい。リングばね15は、周方向の一所で分断されたオープンリングからなり、撓ませて突出部12の先端面(内周側面)に挿入することによって圧接させる。
【0026】
図5(b)に示す例では、波板状の連続の一体成形リングまたは非連続のオープンリングからなるリングばね16を撓ませて、ローター10の突出部12の先端に当てて圧接させる。そしてリングばね16の半径方向内方への移動およびスラスト方向の抜け止めをするために、断面L字状のオープンリングからなる保持リング17の一方の辺17aをリングばね16の先端面(内周側面)に当接させ、他方の辺17bをハブ20の突起部21の内周面の溝26に嵌合し、突起部21の端面をプレスで軽圧押圧して保持リング17を固定する。
【0027】
図5(c)に示す例では、ハブ20の外周縁部24に段部24aを設け、段部24aに波板状のリングばね18を嵌合してローター10の先端面に圧接させる一方、平板状の保持リング19をハブ20の突起部25の先端部分の内周側面の溝26に嵌合し、突起部25の端面の軽圧プレスで保持リング19を固定し、保持リング19でローター10のスラスト方向の抜け止めをする。
【0028】
図6は、本発明の他の実施の形態におけるハブを示す断面図である。本実施の形態のハブ30は、先の図7に示したようなピン連結タイプのフローティング型ブレーキディスクに使用するものである。ホィールハブへの取付け部31に対し軸線方向外方にオフセットした外周縁部34は、中間部32に続く部分を除いた外方部位34aがローターの厚さと同一の厚さに面削りされ、該外方部位34aに外周面に開口した半円形の凹部35が周方向に間隔を開けて複数個設けられている。
【0029】
このハブ30の外側に図示しないローターを同心に配置し、図7に示すのと同様に、ハブ30の外周縁部34の半円形の凹部35とローターの内周縁部の半円形の凹部とを突き合わせて、これら突き合わされた凹部による円形穴に一端にフランジを有するピンを挿入し、ピンの他端に皿ばねおよびワッシャを嵌挿して、ピンの他端をかしめることにより、ハブ30とローターとをスラスト方向にフローティング自在に連結して、ピンタイプのフローティング型ブレーキディスクが形成される。
【0030】
本実施の形態においても、ハブ30の取付け部31と外周縁部34との間の傾斜した中間部32の半径方向に沿う断面を軸線方向内方に凸に屈曲させた。図6(a)に示す例では、中間部32の半径方向の断面の屈曲を軸線方向内方に凸の1つの湾曲部で構成し(煩雑を避けるために軽量孔は省略してある。以下同じ)、図6(b)に示す例では、取付け部31に続く中程度の湾曲部A1と、湾曲部A1よりは大きい外周縁部34に続く湾曲部A3と、その間の小さい傾斜直線部A2とで構成し、図6(c)に示す例では、取付け部31に続く大きな湾曲部B1と、これと外周縁部34との間の比較的大きい直線傾斜部B2とから構成し、図6(d)に示す例では、取付け部31に続く小さい湾曲部C1と、比較的大きい外周縁部34に続く湾曲部C3と、その間の小さい直線傾斜部C2とから構成している。
【0031】
本実施の形態においても、ハブ30の取付け部31と外周縁部34との間の中間部32を、半径方向に沿う断面が軸線方向内方に凸になるように屈曲させたので、軽量孔の拡大により軽量孔間のリブ32aの面積が減少しても、中間部32のスラスト方向および捩れ方向の強度の低減を防止して強度を向上でき、ハブ30の軽量孔の拡大化および薄肉化による軽量化が可能になる。また中間部32を屈曲させたことによる表面積の増大で、ハブ30の熱の放射性能も向上する。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のフローティング型ブレーキディスクによれば、ハブの取付け部と外周縁部との間の中間部の半径方向に沿う断面を軸線方向内方に凸に屈曲させたので、ハブの中間部に設ける軽量孔を拡大しても、ハブのスラスト方向および捩れ方向の強度の低減を防止して強度を向上することができ、ハブの軽量孔の拡大化およびハブの薄肉化による軽量化が可能になる。また中間部の表面積が大きくなり、ハブの熱の放射性能も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るフローティング型ブレーキディスクの半部を示す正面図である。
【図2】図1のブレーキディスクのハブの半部を示す背面図である。
【図3】図1のブレーキディスクの断面図であり、図3(a)は図1のA−A線断面図、図3(b)は図3(a)のD部詳細図である。
【図4】図2のハブの変形例を示す説明図である。
【図5】図1のブレーキディスクのハブとローターとの連結法の他の例を示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係るピン連結タイプのフローティング型ブレーキディスクにおけるハブの半部を示す説明図である。
【図7】従来のフローティング型ブレーキディスクを示す図である。
【符号の説明】
10 ローター
11 内周縁部
12 突出部
15 リングばね
20 ハブ
21 取付け部
22 中間部
22a リブ
22b、22c 軽量孔
24 外周縁部
25 突起部
30 ハブ
32 中間部
34 外周縁部
35 凹部

Claims (4)

  1. 内周側のホィールへの取付け部に対し軸線方向外方にオフセットした外周縁部を有するハブの外側にローターを同心に配置し、前記ハブの外周縁部と前記ローターの内周縁部とを弾性部材を介して軸線方向にフロート自在に連結したフローティング型ブレーキディスクにおいて、
    前記ハブの取付け部と外周縁部との間の中間部の半径方向に沿う断面を軸線方向内方に、少なくとも1つの湾曲部を有するように傾斜させることにより、凸に屈曲させたことを特徴とするフローティング型ブレーキディスク。
  2. 前記ハブの外周縁部に周方向に沿って軸線方向内方の突起部を形成し、前記ローターの内周縁部に周方向に沿って半径方向の突出部を形成して、前記突出部を前記突起部同士の間に挿入すると共に、前記突起部の前記突出部から突出した部分に前記ローターを内周側から半径方向外方に付勢するリングばねを固定することにより、前記ハブと前記ローターとを軸線方向にフロート自在に連結したことを特徴とする請求項1のフローティング型ブレーキディスク。
  3. 前記外周縁部の突起部を前記ハブに開設した軽量孔に対応して設けたことを特徴とする請求項2のフローティング型ブレーキディスク。
  4. 前記ハブの外周縁部と前記ローターの内周縁部にそれぞれ周方向に沿って半円状の凹部を形成し、前記ハブの凹部と前記ローターの凹部とを突き合わせた円形穴にピンを挿入し、皿ばねを被せて該ピンをかしめることにより、前記ハブと前記ローターとを軸方向にフロート自在に連結したことを特徴とする請求項1のフローティング型ブレーキディスク。
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