JP4387420B2 - サンルーフ装置のフレーム - Google Patents

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Description

本発明は、サイドフレームの排水溝を、フロントフレームの排水溝で相互に連通させる構成のサンルーフ装置のフレームに関するものである。
自動車用サンルーフ装置のフレームとして、スライドパネルを支持するスライダを摺合させるためのガイドレール、スライダを駆動するプッシュプルケーブルを挿通させるための保持溝、および雨水などを車外に排出するための排水溝をアルミニウム合金材の押出加工にて一括形成したサイドフレームを固定ルーフの左右両側部に延設すると共に、車体幅方向に延設したフロントフレームでこれら左右のサイドフレームの前端同士を連結するように構成したものが知られている。この従来のフレーム構成においては、フロントフレームに排水溝を形成し、左右のサイドフレームの排水溝の前端をフロントフレームの排水溝内に開放することにより、フロントフレームの排水溝を介して左右の排水溝同士を互いに連通させるようにしている(特許文献1を参照されたい)。
他方、後上がりにチルトアップさせたスライドパネルを固定ルーフ上で後方へ引き出すように構成されたアウタスライド式サンルーフ装置が知られている(特許文献2を参照されたい)。この形式のサンルーフ装置の場合、開口面積を大きくするには、ガイドレールに摺合するスライダの前方への移動限度を大きくすることが望ましい。
実開平07−040231号公報 実開平03−096915号公報
しかるに、スライダの移動限度を前方へ拡大するには、ガイドレールをさらに前方へ延伸する必要があるが、左右のサイドフレームの排水溝をフロントフレームの排水溝内に開放する従来構成によると、固定ルーフ内での設置スペースの都合上、サイドフレーム全体をこれ以上前方へ延伸させることは困難であった。
本発明は、このような従来技術の不都合を解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、フロントフレームの排水溝とサイドフレームの排水溝との連通に支障を来すことなくガイドレールをこれまで以上に前方へ延伸することができるように構成されたサンルーフ装置のフレームを提供することにある。
このような課題を解決するため、本発明の請求項1は、スライドパネル3を車体の前後方向に移動自在に支持するガイドレール11並びに該ガイドレールの外側に該ガイドレールに沿って延設された側部排水溝12が一体成型された左右一対のサイドフレーム4と、前部排水溝13が形成されたフロントフレーム5とを有し、サイドフレームの前端同士を前記フロントフレームで相互に連結し且つ前記側部排水溝端を前記前部排水溝内に開放させたサンルーフ装置のフレームにおいて、前記前部排水溝上に前記ガイドレールを延出し、該ガイドレールの前端を載置する凹部16を前記フロントフレームの前縁に形成し、前記ガイドレールは、前記前部排水溝の深底部を跨いで前方へ延出され、前記ガイドレールの前端部の外形輪郭は、矩形をなしており、前記ガイドレールの前端と前記凹部との間に外面との隙間を補完する形状をなす支持部材としてのホルダ17を介在させ、前記凹部の内面と前記支持部材の外面、及び前記支持部材の内面と前記ガイドレールの外面との間には、シーラントが充填されているものとした。
また本発明の請求項2は、側部排水溝の側方に中空閉断面部18を一体成型し、該中空閉断面部の前端面を前部排水溝内に開放するものとした。
また本発明の請求項3は、前記支持部材には、前記シーラントを注入する孔が設けられているものとした。
このような本発明の請求項1の構成によれば、ガイドレールの下方をくぐってサイドフレームの外側に延伸させた前部排水溝に側部排水溝を開口させることができるので、前部排水溝と側部排水溝との連通を確保した上でサイドフレームのガイドレールをより一層前方へ延伸してスライドパネルの開口面積を拡大することができる。
また請求項2の構成によれば、剛性増強のための中空閉断面部を排水溝として利用することができるので、ガイドレールの大型化を招かずに側部排水溝の容量を増大することができる。
以下に添付の図面を参照して本発明について詳細に説明する。
図1は、本発明が適用された自動車用ルーフの概要を示している。この自動車の固定ルーフ1には、概ね矩形をなす開口2が形成されている。そしてこの開口2には、例えば板ガラス等からなるスライドパネル3が開閉自在に設けられている。
固定ルーフ1の開口2の左右両側部には、スライドパネル3の左右の側端を前後移動自在に支持すべく、左右一対のサイドフレーム4が車体の前後方向に沿って延設されている。これら左右のサイドフレーム4は、開口2の左右両側縁に沿う部分から、固定ルーフ1の後部に至って延在しており、その左右側端縁に延設されたフランジ4a(図2)の適所が、固定ルーフ1の内面に設けられたスティフナ(図示せず)にねじ止めなどで固定されている。そしてこれら左右のサイドフレーム4の前端は、開口2の前縁に沿って車体幅方向に延設されたフロントフレーム5の側端部とリベット止めなどで結合されている。
固定ルーフ1の後部内面における車体幅方向中央部には、減速機付きモータを用いた駆動装置6が配設されている。この駆動装置6の出力軸には、プッシュプルケーブル7の中間部がラックアンドピニオン式に噛み合わされており、駆動装置6の回転力をプッシュプルケーブル7の直線移動力に変換し、これをもってスライドパネル3に開閉駆動力を与えるようにされている。
図2、3に併せて示すように、サイドフレーム4は、スライドパネル3を支持するスライダ8及びプッシュプルケーブル7をガイドするガイドレール11と、雨水などを車外へ排出すべく上方が開放したU字溝からなる側部排水溝12とを備えており、例えばアルミニウム合金材の押出加工によって一体成型されている。そしてガイドレール11は固定ルーフ1の幅方向中央側に、側部排水溝12は固定ルーフ1の幅方向外側に、それぞれ位置している。なお側部排水溝12は、ガイドレール11の前端から後方へ退いた位置から始まっている。
フロントフレーム5は、鋼板のプレス加工にて形成されており、上方が開放したU字溝からなる前部排水溝13が一体成型されている。この前部排水溝13は、フロントフレーム5の左右両側端部において、傾斜面14を介して一段深い深底部15に接続されている。
フロントフレーム5の左右両側端部の前縁側には、内周輪郭が逆台形をなす凹部16が形成されている。そしてサイドフレーム4のガイドレール11は、深底部15を跨いで前方へ延出され、その外形輪郭が矩形をなす前端部が、この凹部16に載置されている。
凹部16とガイドレール11の前端部とは、凹部16の内面とガイドレール11前端部の外面との隙間を補完する形状をなす例えば合成樹脂材で射出成型されたホルダ17を介して結合されている。凹部16の内面とホルダ17の外面、及びホルダ17の内面とガイドレール11の外面との間には、ブチルゴム等公知のシーラントが充填され、これにより、凹部16とガイドレール11との隙間からフロントフレーム5の深底部15内の水が漏出することが防止される。
ところで、ホルダ17は図4に示すように、前後両端の厚みに対して中間のウェブ21が薄くされて扁平なH形の断面形状をなしており、凹部16の上面とガイドレール11の底面との間にそれぞれ隙間22をおいてウェブ21が挟まれた態様をなしている。そしてウェブ21には、適宜な孔23が開設されており、内周輪郭が逆台形の凹部16と外形輪郭が矩形のガイドレール11との左右の隙間を塞ぐ三角形部分の肉抜き孔24を利用してシーラントを注入すると、上述の孔23を経て隙間22にシーラントが回り込み、これによってガイドレール11と凹部16との間の高い水密性が確保されるようになっている。
サイドフレーム4の側部排水溝12の前端は、サイドフレーム4の一部を切除してガイドレール11の前端より後方に開口させることにより、前部排水溝12の左右側端における深底部15内に開放されている。このようにして、フロントフレーム5の前部排水溝13を流れた雨水などは、深底部15にてサイドフレーム4におけるガイドレール11の下方をくぐり、フロントフレーム5の最外端側の深底部15にて、側部排水溝12と前部排水溝13とが連通するようになっている。
以上のようにして、フロントフレーム5の前部排水溝13に連なる深底部15上をサイドフレーム4のガイドレール11に跨がせることにより、ガイドレール11の前端をより一層前方へ延伸させた上で、側部排水溝12と前部排水溝13とを互いに連通させるようにしている。
さて本実施形態においては、サイドフレーム4における側部排水溝12の外側に、側部排水溝12の全長に沿って中空閉断面部18を一体形成することにより、サイドフレーム4の剛性増強を図っている。この中空閉断面部18は、ガイドレール11並びに側部排水溝12と共通の底面上に置かれており、つまり中空閉断面部18は、側部排水溝12と共に深底部15に開口している。このように構成することにより、サイドフレーム4の剛性増強のために形成した中空閉断面部18が排水通路として機能し得ることとなり、サイドフレーム4の大型化を招かずに、側部排水溝の容量拡大を企図することができる。
これらの排水溝を流れた雨水などは、サイドフレーム4における側部排水溝12及び中空閉断面部18の後端に接続され且つリアピラーの内部に延出されたドレンチューブ19を経て、車外へと排水される。
本発明装置が適用されたルーフの概略平面図である。 本発明によるサイドフレームとフロントフレームとの連結部の分解斜視図である。 サンルーフフレームの片側の組み立て斜視図である。 ホルダ取付部の縦断面図である。
符号の説明
3 スライドパネル
4 サイドフレーム
5 フロントフレーム
11 ガイドレール
12 側部排水溝
13 前部排水溝
16 凹部
17 ホルダ
18 中空閉断面部

Claims (3)

  1. スライドパネルを車体の前後方向に移動自在に支持するガイドレール並びに該ガイドレールの外側に該ガイドレールに沿って延設された側部排水溝が一体成型された左右一対のサイドフレームと、前部排水溝が形成されたフロントフレームとを有し、前記サイドフレームの前端同士を前記フロントフレームで相互に連結し且つ前記側部排水溝端を前記前部排水溝内に開放させたサンルーフ装置のフレームであって、
    前記前部排水溝上に前記ガイドレールを延出し、
    該ガイドレールの前端を載置する凹部を前記フロントフレームの前縁に形成し、
    前記ガイドレールは、前記前部排水溝の深底部を跨いで前方へ延出され、
    前記ガイドレールの前端部の外形輪郭は、矩形をなしており、
    前記ガイドレールの前端と前記凹部との間に外面との隙間を補完する形状をなす支持部材を介在させ、
    前記凹部の内面と前記支持部材の外面、及び前記支持部材の内面と前記ガイドレールの外面との間には、シーラントが充填されていることを特徴とするサンルーフ装置のフレーム。
  2. 前記側部排水溝の側方に中空閉断面部を一体成型し、該中空閉断面部の前端面を前記前部排水溝内に開放させることを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ装置のフレーム。
  3. 前記支持部材には、前記シーラントを注入する孔が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサンルーフ装置のフレーム。
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