JP4386669B2 - 机 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、学校やオフィスなどにおいて、OA機器などを載置して好適に使用される机に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、学校やオフィスなどにおいて机の天板上にOA機器類を載置して使用する際には、電力線や通信線などを床や壁や隣接する机から導く必要があり、その配線を好適に引き回す必要がある。このため、従来の机にあっては、例えば特許文献1に示されるように、天板の後縁部に配線ダクトを設け、横方向に机を並べて配置した場合に、隣接する机間において電力線や通信線などをそれぞれの配線ダクト内に通して配線できるように構成してある。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−178647号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、室内の有効利用のために、机を対面配置するとともに横方向に並べて配置することがある。このような対面配置を行う場合、横方向には配線ダクトを用いて、電力線や通信線などを比較的容易に配線することができる。一方、対面配置した机間で配線を行う場合、対面している机の配線ダクトに配線を通そうとすると、一方の机の配線ダクトの一方の端部から電力線や通信線などを引き出し、床面において配線を引き回した後、他方の机の配線ダクトの一方の端部から配線ダクト内に引き入れる必要がある。このため、このような机を対面配置した場合には、電力線や通信線などが配線ダクトから床面など配線ダクトの外部に出てしまうため、見苦しいばかりでなく、その露出部分において電力線や通信線などを引っかけると言った不具合を生じた。また、電力線や通信線などが床面上に露出しているため、見苦しいばかりでなく、机の使用時には足下が煩雑になりやすく、椅子やワゴンなどのキャスタに踏まれることにより安全性を低下させるものとなった。
【0005】
このような不具合に鑑みて、床を二重にして、スラブと床面との間に電力線や通信線などを配線するものが考えられるが、設置時に費用がかさばるばかりでなく、例えば机の配置を変更した際には、床面をめくって配線変更作業をしなければならず、作業時間が長くなるとともに、費用などが上昇した。
【0006】
そこで本発明は、以上のような問題に鑑みて、対面配置した机間で容易に電力線や通信線などを配線することができる机を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の机は、天板の後縁部近傍に配置される配線用空間と、対面方向にある外部の空間とを連通し得る連通部を有する配線通孔部を配線用空間の後壁の一部に備える机であって、前記配線通孔部が、取り付けられた状態で前方に移動可能な蓋体を着脱可能に備え、前記連通部が前記蓋体により閉鎖され得るものであり、蓋体が、前記連通部の上側部分を閉鎖した状態で、前記外部の空間と連通するように開くもので、前記連通部の上側部分を閉鎖する上蓋部と、その前記上蓋部に蝶番手段を介して取り付けられて前記連通部の後側部分を塞ぐ後蓋部とを備え、前記連通部が前記蓋体を案内する案内部分を備え、前記蓋体が、前記案内部分に係り合う関連部を前記上蓋部に備えるとともに、前記上蓋部の後方への移動を制限する移動制限部を備え、前記案内部分が一対の凸条からなり、前記蓋体を閉じた際に前記後蓋部が前記それぞれの凸条の後端と係り合うことにより前記後蓋部の後方への動きが規制されることを特徴とする。
【0008】
このよう構成によれば、配線通孔部は配線用空間と対面方向にある外部の空間とに連通し得るので、対面配置を行った場合に、配線用空間にある電力線や通信線などをその配線通孔部を介して対面する方向に対して配線することが可能になる。また、配線通孔部には、移動可能な蓋体により連通部が開閉可能であるので、配線通孔部を選択的に使用することができる。さらに、蓋体は、手前方向にスライド移動し得るので、壁体上方にデスクパネルなどのオプションを取り付けた状態でも取り外せることができ、配線変更などの作業性を向上させることが可能である。
【0009】
又、前記蓋体が、前記連通部の上側部分を閉鎖する上蓋部と、その前記上蓋部に蝶番手段を介して取り付けられて前記連通部の後側部分を塞ぐ後蓋部とを備えるので、見栄えを向上させる。この場合に、前記連通部が前記蓋体を案内する案内部分を備え、前記蓋体が、前記案内部分に係り合う関連部を前記上蓋部に備えるとともに、前記上蓋部の後方への移動を制限する移動制限部を備えるので、対面配置で使用しない場合に、蓋体の脱落を確実に防止する。加えて、前記案内部分が一対の凸条からなり、前記蓋体を閉じた際に前記後蓋部が前記それぞれの凸条の後端と係り合うことにより前記後蓋部の後方への動きが規制される構成であり、後蓋部が不用意に開くことを防ぐことが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図1〜7を参照して説明する。
【0011】
図1において、机1は、脚部となるサイドパネル2及び袖3と、サイドパネル2と袖3とにより支持される天板4と、サイドパネル2と袖3との背面端側に取り付けられる背面パネル5とを主として形成され、背面パネル5の上縁に連続するようにして、配線通孔部11を有する化粧部材7が取り付けられている。この実施形態においては、配線通孔部11が化粧部材7の両端部分に配置されるものである。
【0012】
天板4の背面端側には、背面パネル5に設けられる配線保持用の配線ダクト空間DSを形成する樋9の上方を開閉可能に閉じるダクトカバー6が、天板4と化粧部材7との間に取り付けられる。ダクトカバー6は合成樹脂製で、平板形状をしており、この実施形態にあっては、左右カバー6a,6bと中央カバー6cとに三分割してある。左右カバー6a,6bは、その一方の側端にスライド移動可能に取り付けられた蓋61aにより常時は塞がれている切欠孔61が設けられている。このダクトカバー6は、その上面が天板4の上面及び化粧部材7の上面とほぼ面一になるように取り付けられ、化粧部材7の上面とともに実質的に机1の天板4の上面を拡張しているものである。配線ダクト空間DSの左右の側端部は、正面視アングル形状のサイドカバー10により閉塞されている。
【0013】
サイドカバー10は、正面視逆L字形をしており、その側面の下半部分が分離可能に形成してある。すなわち、サイドカバー10は、机1の取付部から取外されると、側面の下半部分を構成するサイドキャップ101と上面部材102とに分離できる構成である。上面部材102の上面部分には、机1に取り付けられた際に下方向に観音開きの蓋が取り付けられている。サイドキャップ101を取り外すことにより、配線ダクト空間DSの配線を机1の横方向に取り出すことができる。つまり、机1を横方向に並べた場合に、隣接する机1の配線ダクト空間DS同士をサイドカバー10のサイドキャップ101をはずした開口部分を介して連通させることができるものである。
【0014】
化粧部材7は、その奥行き方向の寸法(前後方向の幅寸法)をダクトカバー6の幅より小さく設定してあり、その両端には配線通孔部11を介してサイドパネル2及び袖3に固定されたコーナーカバー8が連結されて、背面パネル5の上縁に連続して配置される。したがって、化粧部材7は、配線ダクト空間DSの上縁近傍の後壁として機能する。コーナーカバー8の上面には、例えばデスクトップパネル等のオプションを取り付けるための角孔が設けられており、略長方形状の平板からなる2分割できるポストキャップが、その角孔の上端近傍に設けられた溝に係り合わされて、角孔を閉塞している。
【0015】
配線通孔部11は、図2に示すように、化粧部材7の一部をなすもので、言い換えれば化粧部材7の一部を切除して、机1の前後方向及び上方向に開放された開口部を形成することにより実現される。この配線通孔部11は、連通部11Aを形成する基礎部材111と、基礎部材111にスライド移動可能に取り付けられる蓋体112とを備えている。基礎部材111及び蓋体112とは、合成樹脂製である。
【0016】
基礎部材111は、背面パネル5の上端に取り付けられるもので、チャネル形状をしており、その側壁111aの上端に蓋体112を係り合わせるための案内部分である凸条111bが形成してある。凸条111bは、側壁111aの内側に突出して対向するように形成されており、その後端は、基礎部材111の後面から蓋体112の後蓋部112bの厚みにほぼ等しい寸法だけ前側に位置している。したがって、基礎部材111に蓋体112が取り付けられた状態で後蓋部112bが閉じられると、後蓋部112bの上端部分が凸条111bに接触し(図6に示す)、後蓋部112bが後方に開くことを防止する。このような基礎部材111により、化粧部材7の一部が取り除かれたようになり、天板4側、上側及び後側に開放された連通部11Aが形成されることになる。つまりこの連通部11Aは、天板4側、上側及び後方言い換えれば対面方向に向かってそれぞれ開放されているもので、蓋体112を取り付けない場合は電力線や通信線などの配線の作業を上側から行うことが可能な構造である。
【0017】
これに対して、蓋体112は、図3〜図6に示すように、連通部11Aの上側部分を閉鎖する上蓋部112aと、その上蓋部112aに蝶番手段である蝶番部112cを介して取り付けられる後蓋部112bとを備えている。上蓋部112aは、その前縁の両端に上蓋部112aの対面方向への移動を禁止する制止部であるストッパ112dを有し、その下面の両側縁近傍には凸条111bが係り合う関連部である溝部112eを備えている。溝部112eは、その後端が開放されているともに、その前端はストッパ112dによりほぼ閉鎖されている。後蓋部112bは、その下縁部分112baがほぼ直角に折り返してあり、その下縁部分112baの幅方向のほぼ中央に後蓋部112bを開く際に指をかけるための、断面アングル形状の指掛部112bbが設けてある。この下縁部分112baの長さは、ストッパ112dの対向する側面間の距離にほぼ等しくしてある。蝶番部112cは、後蓋部112bの上縁近傍に形成された軸支持部分112caと、その軸支持部分112caの両端に接触するように上蓋部112a下面に設けられる軸受部分112cbと、軸支持部分112caと軸受部分112cbとを貫通する回転軸112ccとから構成される。このように、軸受部分112cbにより支持された回転軸112ccに対して、後蓋部112bが軸支持部分112caにおいて回転可能に支持されるものである。
【0018】
このような構成において、配線通孔部11を使用していない場合は、蓋体112が基礎部材111に取り付けてある。図5及び図6に示すように、蓋体112は、基礎部材111の凸条111bに溝部112eが係り合っており、蓋体112を折り畳んだ状態にすることにより机1の前後方向への移動が可能な状態になっている。すなわち、蓋体112は、その後蓋部112bが閉じられていると溝部112eの後端を閉鎖するようにしているので、図6に示すように、移動させようとすると後蓋部112bに凸条111bが突き当たり、天板4側への移動が不能となっている。また、上蓋部112aのストッパ112dにより、蓋体112は天板4から遠ざかる方向への移動も不能になっている。
【0019】
このように、配線通孔部11の連通部11Aに取り付けられた蓋体112は、折り畳んだ状態にすることにより天板4の後縁部の方向つまり手前方向にスライド移動が可能となる。つまり、蓋体112を折り畳むことにより、後蓋部112bが凸条111bの後端から離れ、溝部112eの後端から凸条111bが突出し得る状態となる。したがって、後蓋部112bを上蓋部112aに重ね合わせた状態で手前方向に移動させると、蓋体112が基礎部材111からはずれる。
【0020】
この実施の形態の机1を対面配置すると、それぞれの机1の配線通孔部11が対向するものとなる。それぞれの配線通孔部11には蓋体112が取り付けてあるので、蓋体112が化粧部材7の上面とほぼ面一であるため、配線通孔部11のない机と同様の外観となる。
【0021】
対面配置された机1間において電力線や通信線などの配線を行う場合は、蓋体112を取り外して配線通孔部11の連通部11Aを露出させる。すなわち、図6に示すように、後蓋部112bが連通部11Aの後側を閉じているので、後蓋部112bの下縁部分112baを持ち上げて、後蓋部112bを上蓋部112aの下面側にて上蓋部112aと重ね合わせる。そして、後蓋部112bと上蓋部112aとを重ね合わせた状態で蓋体112を天板4の方向つまり手前に引くと、蓋体112が凸条111bに案内されて配線ダクト空間DSの上方の位置に移動する。これによって、配線通孔部11が開放される。
【0022】
このように、蓋体112は、机1の後方に向かって移動するのではなく、配線ダクト空間DSの上方を有効に利用して手前に移動するので、化粧部材7の上に例えばデスクパネルが配置されている状態であっても、対面配置されている机1を動かすことなく配線通孔部11を開放することができる。したがって、机1を配置した後に配線作業を行うことがあっても、簡単な作業により配線作業のできる環境を作ることができる。
【0023】
以上のようにして蓋体112を配線通孔部11の連通部11Aから取り外し、それぞれの配線通孔部11に蓋体112を取り付けていない状態では、両方の机1の配線ダクト空間DSがそれぞれの配線通孔部11の連通部11Aにより相互に連通するところとなる。この時、連通部11Aはその前方向、上方向及び後方向に開放された状態にあるので、例えば一方の机1の配線ダクト空間DSに配置された配線を、それぞれの連通部11Aを介して上方からの作業により他方の配線ダクト空間DSに導くことができる。したがって、複数の机1を横方向に並列に配置し、かつそれぞれの机1に対して机1を対面配置する場合に、各机1の配線ダクト空間DSと配線通孔部11とを利用することにより、電力線や通信線などの配線を床に這わせることなく引き回すことができる。それ故、それらの配線につまずいて衝撃的に引っ張ったり椅子やワゴンなどのキャスタにより踏みつけたりすることを回避することができ、よって配線を確実に保護することができる。また、このような配線作業は、机1の上側から行えるので、例えば机1の下肢空間における作業などに比べて作業効率を高くすることができるとともに、作業者の負担を軽減することができる。
【0024】
このようにしてそれぞれの机1間において配線が完了すると、それぞれの机1の配線通孔部11の連通部11Aに対して蓋体112を取り付ける。蓋体112は、ダクトカバー6の幅より小さい奥行き寸法であるので、ダクトカバー6を開いた状態で、配線ダクト空間DSから後方つまり天板4から遠ざかる方向に移動させることで、連通部11Aしたがって基礎部材111に取り付けることができる。すなわち、取り付けるに際して、蓋体112は、蝶番部112cにより上蓋部112aと後蓋部112bとを重ね合わせる。そして、上蓋部112aの上面を化粧部材7の上面とほぼ面一な状態にすると、上蓋部112aの溝部112eがそれぞれの凸条111bに係り合う位置となる。この状態で蝶番部112cで折り曲げた蓋体112を対面配置している机1の方向に移動させると、溝部112eに凸条111bが嵌り、凸条111bに案内されて蓋体112が天板4から離れる方向に移動する。そして、上蓋部112aのストッパ112dがそれぞれの凸条111bに突き当たることにより、蓋体112は後方への移動を規制されその位置で停止する。これにより、連通部11Aの上側が上蓋部112aにより閉じられ、連通部11Aの後側は、図7に示すように、配線WRのために後蓋部112bが閉まらずに開かれた状態を維持する。
【0025】
このように、配線後、配線通孔部11の連通部11Aの少なくとも上部分を蓋体112で閉じることにより、配線を行う前と同じ状態に机1上面の面積を維持することができる。しかも、蓋体112にはストッパ112dが設けてあるので、対面配置されている机1の配線通孔部11に蓋体112がなくとも脱落することがない。それ故、例えば対面配置していない場合において、蓋体112が不用意に配線通孔部11から脱落することを確実に防止することができる。
【0026】
なお、本発明は以上説明した実施の形態に限定されるものではない。
【0027】
上記実施の形態では、蓋体112を案内する案内部分としての凸条111bを、また案内部分に係り合う関連部として溝部112eをそれぞれ説明したが、凸条を上蓋部112aに設けるとともに、溝部を連通部11Aつまり基礎部材111に設けるものであってもよい。
【0028】
蓋体112は、配線通孔部11に取り付ける際に、上蓋部112aと後蓋部112bとを重ね合わせて、つまり蝶番部112cにおいて折り畳んで凸条111bに係り合わせるものであるが、この場合に上蓋部112aと後蓋部112bとを重ね合わせを維持するように、上蓋部112aと後蓋部112bとの間に係止手段を設けるものであってもよい。このような構成にすることにより、蓋体112の重ね合わせ状態を手で維持する必要がなくなるので、蓋体112の取付作業の労力を軽減することができる。
【0029】
また配線通孔部11の形成位置とその長さ(大きさ)は適宜設定するものであってよく、例えば化粧部材7における1カ所に設定するものでは、机1を対面配置した場合にそれぞれ配線通孔部11同士が少なくともその一部分において重なり合うように位置を設定するとともに、重なり合う部分の長さができるかぎり長くなるようにその長さを設定するものである。このような構成とすることにより、高さ以外の寸法の異なる机同士を対面配置する場合にあっても、配線通孔部11同士が連通するようにすることができる。
【0030】
上記実施の形態にあっては、袖を備える机を説明したが、天板4を2枚のサイドパネル2により支持するものにあっても、上記した配線通孔部11を適用することが可能である。
【0031】
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0032】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0033】
すなわち、本発明の机によれば、対面配置をした場合に、配線空間にある配線を配線通孔部を介して引き回すことができるので、配線作業を容易にすることができ、作業効率を高くすることができる。また配線を床上にすることを回避することができるので、見栄えを向上させることができるとともに、断線などの不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の全体を示す斜視図。
【図2】同実施の形態の要部を拡大して示す斜視図。
【図3】同実施の形態の蓋体の斜視図。
【図4】同実施の形態の蓋体の側面図。
【図5】同実施の形態の蓋体の溝部と基礎部材の凸条との係り合いを示す断面図。
【図6】同実施の形態の蓋体のストッパと凸条との係り合いを示す断面図。
【図7】同実施の形態の使用時における要部を拡大して示す斜視図。
【符号の説明】
1…机
4…天板
11…配線通孔部
112…蓋体
11A…連通部
112a…上蓋部
112b…後蓋部
112c…蝶番部
DS…配線ダクト空間

Claims (1)

  1. 天板の後縁部近傍に配置される配線用空間と、対面方向にある外部の空間とを連通し得る連通部を有する配線通孔部を配線用空間の後壁の一部に備える机であって、前記配線通孔部が、取り付けられた状態で前方に移動可能な蓋体を着脱可能に備え、前記連通部が前記蓋体により閉鎖され得るものであり、蓋体が、前記連通部の上側部分を閉鎖した状態で、前記外部の空間と連通するように開くもので、前記連通部の上側部分を閉鎖する上蓋部と、その前記上蓋部に蝶番手段を介して取り付けられて前記連通部の後側部分を塞ぐ後蓋部とを備え、前記連通部が前記蓋体を案内する案内部分を備え、前記蓋体が、前記案内部分に係り合う関連部を前記上蓋部に備えるとともに、前記上蓋部の後方への移動を制限する移動制限部を備え、前記案内部分が一対の凸条からなり、前記蓋体を閉じた際に前記後蓋部が前記それぞれの凸条の後端と係り合うことにより前記後蓋部の後方への動きが規制されることを特徴とする机。
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