JP4386389B2 - 照光装置および照光装置製造方法 - Google Patents

照光装置および照光装置製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば照光式押ボタンスイッチあるいは表示灯などの照光装置および照光装置製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
操作パネル等に装着される押ボタンスイッチの1つに、押ボタン等を有する操作部と、マイクロスイッチ等の接点機構を有するスイッチ部とを備え、操作部に複数個の照光用ランプ及びその保持用のランプホルダを配置した構造の照光式押ボタンスイッチがある。例えば、実公昭63−44898号公報には、正面形状矩形の操作部に、4個の照光用ランプを矩形状に配置した長角形の照光式押ボタンスイッチが記載されている。
【0003】
この種の照光式押ボタンスイッチでは、各照光用ランプに接触子等を介して導通するランプ端子をそれぞれ個別に設けるとともに、その各ランプ端子と、全ランプ共通のコモン端子の各端部をスイッチ部の後端面から突出させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、照光式押ボタンスイッチにおいては、操作部に配置した複数個の照光用ランプの全てで押ボタンの前面の全領域を照光する、いわゆる全面照光を行う場合が多いが、図18に示すように、押ボタン112の前面を複数の領域に分割して表示するといった分割照光を行う場合もあり、このことを考慮して、従来では、前記したように、複数(4個)の照光用ランプの各ランプ端子をそれぞれ独立して設けているわけであるが、このような構造では、全面照光を行う場合、各照光用ランプのランプ端子について渡り配線を行うことが必要になる。例えば4個の照光用ランプを搭載したスイッチでは、コモン端子の逆側に3箇所の渡り配線が必要になり、その配線作業が面倒で多くの時間を要する。
【0005】
なお、以上のような点は、操作パネルのディスプレイブロック(表示灯)などの他の照光装置においても同じことが言える。
【0006】
本発明はそのような実情に鑑みてなされたもので、全面照光の場合の配線作業が簡単で、しかも全面照光から分割照光への変更をユーザーサイドで容易に行うことが可能な照光装置およびそのような照光装置を製造する照光装置製造方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る照光装置製造方法は、複数個の照光用ランプと、各照光用ランプにそれぞれ個別に接続されるランプ端子と、全ての照光用ランプに接続されるコモン端子とを備え、ランプ接触子ベースに保持され各照光用ランプに接触するランプ接触子は、前記ランプ接触子ベースに設けられた円形の貫通穴に配置され前記ランプ接触子ベースの内部に設けられた複数の渡り片を介してそれぞれ互いに導通され、前記複数の渡り片は、前記ランプ接触子ベースに保持され前記貫通穴の中央側に向かって延長し前記中央側で互いに導通されている照光装置の製造方法であって、前記円形の貫通穴より小さい直径の円筒状の切断用工具を前記貫通穴に挿入して回転することによって、前記渡り片を切断する工程と、切断した前記渡り片を切断用工具に設けられたスリットに保持して当該切断した渡り片を当該切断用工具とともに前記貫通穴から取り出す工程と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る照光装置は、複数個の照光用ランプと、各照光用ランプにそれぞれ個別に接続されるランプ端子と、全ての照光用ランプに接続されるコモン端子とを備え、ランプ接触子ベースに保持され各照光用ランプに接触するランプ接触子は、前記ランプ接触子ベースに設けられた貫通穴に配置され前記ランプ接触子ベースの内部に設けられた複数の渡り片を介してそれぞれ互いに導通され、前記複数の渡り片は、前記ランプ接触子ベースに保持され前記貫通穴の中央側に向かって延長し前記中央側で互いに導通されている照光装置において、前記渡り片は切断してあり、切断された前記渡り片を相互に接続する導電性材料製の渡り部品が前記貫通穴に嵌め込んであることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、以下、図面に基づいて説明する。
【0013】
本実施の形態では、照光式押ボタンスイッチに本発明を適用した例を示している。照光式押ボタンスイッチは、図1〜図3に示すように、操作部101とスイッチ部102によって構成されている。
【0014】
操作部101は、筒状四角形に成形された操作部ケース110の内部に、操作軸111を操作方向に移動自在に配置した構造で、その操作部ケース110の側面に、操作部101の全体を操作パネル(図示せず)に固定するための固定金具(ばね材)113が設けられている。
【0015】
操作軸111は、反転機構部103の押圧片131を押圧する部材で、前端に押ボタン112が設けられており、復帰ばね114によって前方側に押圧された状態で操作部ケース110に収容されている。
【0016】
スイッチ部102は、操作部101に対応する四角形状に成形されたスイッチ部ケース120の内部に、接点部121を有するマイクロスイッチ122と反転機構部103を収容した構造で、その反転機構部103の押圧片131の押圧面が操作部101側に臨んでいる。
【0017】
なお、この実施の形態において、操作部101の操作部ケース110の前端周縁にはフランジ110bが一体形成されており、この操作部ケース110を、操作パネルの取付孔(角孔)にパネル前方側から嵌め込むだけで、フランジ110bと固定金具113との間に操作パネルが挟み込まれて、操作部101の全体が操作パネルに固定される構造となっている。
【0018】
また、操作部ケース110の背面側中央部に嵌合凹部110aが設けられ、これに対応して、スイッチ部ケース120の正面側中央部に嵌合凸部120aが設けられており、その嵌合凸部120aを操作部ケース110の嵌合凹部110aに嵌め込むことにより、これら操作部101とスイッチ部102とを着脱自在に連結することが可能な構造となっている。さらに、その凹凸の嵌合部に、連結状態の操作部101とスイッチ部102を相互に固定するためのロックレバー104が設けられており、そのロックレバー104が不用意に動かないように、先端にストッパ105が設けられている。
【0019】
さて、本実施の形態では、図1〜図3に示すように、押ボタン112を照光する4個の照光用ランプ1,2,3,4を備えている。これら4個の照光用ランプ1,2,3,4は、操作部ケース110内に収容されるランプホルダ5によって、押ボタン112の裏面側の所定位置に保持される。ランプホルダ5の後部中央には、照光用ランプ1,2,3,4の全てに接触するコモン接触子15が設けられている。このコモン接触子15は、後述するランプ接触子ベース10の配線パターン15aを介してスイッチ部102の後部に設けられたコモン端子35に接続される。
【0020】
ランプ接触子ベース10は、ランプホルダ5の後部に位置し操作部ケース110内の底部に収容される。ランプ接触子ベース10には、図4〜図6に示すように、照光用ランプ1,2,3,4に対応する位置関係で配置されたランプ接触子11,12,13,14と、その各接触子にそれぞれ配線パターン21a,22a,23a,24aを介して導通する渡り片21,22,23,24とが設けられている。それら渡り片21,22,23,24は、ランプ接触子ベース10の中央に向かって延びており、その中央において互いに導通している。
【0021】
また、ランプ接触子ベース10には、ランプ接触子11,12,13,14のそれぞれに導通するリード11b,12b,13b,14bが4隅に配置されている。これらリード11b,12b,13b,14bは、操作部101とスイッチ部102を組み立てた状態で、スイッチ部102側に設けたランプ端子31,32,33,34に接触する。
【0022】
各ランプ接触子11,12,13,14は、その各接触子と相似形の貫通穴11a,12a,13a,14aから上方に向けて傾斜しており、各照光用ランプ1,2,3,4の各口金に、ある程度の弾性力をもって接触することができる。また、渡り片21,22,23,24の一部は、ランプ接触子ベース10の中央に設けられた貫通穴10a内に配置されており、ニッパー等の工具あるいは図8に示すような切断用工具7を用いて簡単に切断することができる。なお、ランプ接触子ベース10には、コモン接触子15とコモン端子35とを接続するための配線パターン15a及びリード15bも備えている。
【0023】
そして、以上のランプ接触子ベース10は、図6に示すようなパターンつまりランプ接触子11〜14、渡り片21〜24、配線パターン21a〜24a,15a、並びにリード11b〜15bが形成されてなる接触子パターンをインサート成形(絶縁樹脂)することによって得ることができる。
【0024】
なお、ランプ接触子ベース10の作製する方法としては、前記したインサート成形のほか、接触子パターンのプレス加工品を2点の樹脂成形品でサンドイッチする方法、あるいは熱かしめ法などを挙げることができる。
【0025】
ここで、本実施の形態では、図7(A)〜(E)に示すような渡り部品61,62,63,64,65を用意しておく。これら渡り部品61〜65は導電性材料製で、図9(C)に例示するように、ランプ接触子ベース10の中央に設けた貫通穴10aに嵌まり合う形状に加工されており、図7(A)の渡り部品61は、切断を行った渡り片21〜24のうちの3つの渡り片を接続する部品である。(B)の渡り部品62は、切断を行った渡り片21〜24のうち、互いに対向する2つの渡り片を接続する部品であり、(C)の渡り部品63は、切断を行った渡り片21〜24のうち、隣り合う2つの渡り片を接続する部品である。そして、(D)の渡り部品64は、切断を行った渡り片21〜24の全てを接続する部品である。(E)の渡り部品65は、切断を行った渡り片21〜24のうち、隣り合う2つの渡り片を2箇所接続する部品である。
【0026】
また、本実施の形態では、図8に示すような切断用工具7を用意しておく。この切断用工具7は、ランプ接触ベース10の中央の貫通穴10aよりも所定量だけ直径が小さい金属棒部材(例えば、鋼棒をL字状に折り曲げた部材)で、先端が中空円筒に加工されており、さらにその中空円筒部の4箇所にスリット71,72が加工されているとともに、スリット加工部のエッジ部分が刃状に加工されている。なお、図8では、例としてL字状に折り曲げているが、これに限られることはない。また、図8の切断用工具において、スリット72を設けずに、スリット71のみとしてもよい。さらに、切断用工具としては、図8に示したもののほか、例えば先端が刃状に加工されたポンチ等であってもよい。
【0027】
次に、実施の形態の使用方法を、図9を参照しながら説明する。
まず、本実施の形態において、ランプ照光方式を全面照光とする場合、図4に示すままの状態で、操作部ケース110内の底部に配置しているランプ接触子ベース10に何も手を加えることなく、操作部101とスイッチ部102を所定の要領で組み立てる。なお、全面照光の場合、4本のランプ端子31〜34のうち、いずれか一つの端子と、コモン端子35に配線(電源供給用)を接続すればよい。
【0028】
一方、ランプ照光方式を分割照光とする場合、ランプ接触子ベース10を操作部ケース110内の底部に配置したまま、図9に示すように、ランプ接触子ベース10の中央に設けた貫通穴10aに、切断用工具7の先端を、各スリット71を4本の渡り片21〜24にそれぞれ合わせた状態で差し込み(A)、次いで切断用工具7を回転させて4本の渡り片21〜24を切断する(B)。この時、切断された渡り片は、切断用工具7のスリット72に保持され、切断用工具7とともに取り出せる。このような切断作業により、各ランプ接触子11,12,13,14がそれぞれ電気的に分割される。そして、操作部101とスイッチ部102を組み立てると、4分割の照光が可能となる。
【0029】
また、以上の渡り片21〜24の切断を行った後、図7(A)に示した渡り部品61をランプ接触子ベース10の貫通穴10aに嵌め込むと(図9(C)参照)、4つの渡り片21〜24のうち、3つの渡り片を接続することができ、図7(B),(C)または(E)の渡り部品62,63,65を貫通穴10aに嵌め込むと2つの渡り片を接続することができる。さらに、渡り片の切断後において、全面照光に戻したい場合には、図7(D)の渡り部品64を、接触子ベース10の貫通穴10aに嵌め込めばよい。
【0030】
なお、図9(B)において、渡り片21〜24を切断するときに、各片の一部が貫通穴10a内に残るように切断しているのは、渡り部品61〜65を貫通穴10aに嵌め込んだ際に、各渡り片21〜24との接触面積を大きくするためであり(図9(C)参照)、渡り部品61〜65による接続を行わない場合には、貫通穴10aの内面と面一で渡り片21〜24を切断しても良い。
【0031】
図10はランプ接触子ベースの参考例を示す正面図、図11はその図10のZ部詳細図である。
【0032】
この実施の形態は、ランプ接触子ベース10′に設ける渡り片21〜24の接続部の構造が先の実施の形態と異なる。
【0033】
すなわち、図10,図11に示す実施の形態では、互いに隣合う渡り片21と22、渡り片21と23、渡り片23と24、及び渡り片22と24とをそれぞれ接続するとともに、その各接続部20を貫通穴20b内に配置しているところに特徴があり、このような構造を採用すれば、4つ接続部20のうち、切断を行う接続部20を適宜に選択することにより、上下分割、左右分割、3分割、4分割などの分割照光を自由に設定することができる。
【0034】
なお、この実施の形態において、切断を行った後に、渡り片21〜24を再度接続する場合には、ランプ接触子ベース10′の貫通穴20bに、先の図7(D)に示したものと同様な形状の渡り部品を嵌め込めばよい。
【0035】
照光装置の参考例を、以下、図面に基づいて説明する。図12は照光装置の参考例に用いるランプ接触子ベース210の正面図である。
【0036】
この実施の形態は、ランプ接触子ベース210に、各ランプ接触子11,12,13,14の渡り接続を行うためのロータリスイッチ220を設けたところに特徴がある。
【0037】
そのロータリスイッチ220は、図13及び図14に示すように、端子P(P1,P2,P3,P4 )を備えており、その各端子P1,P2,P3,P4 がランプ接触子11,12,13,14に配線パターン(図示せず)を介して接続されている。なお、端子P1,P2,P3,P4 の添字は、照光用ランプ1,2,3,4の符号と対応している。
【0038】
ロータリスイッチ220のロータ221の側面には、円弧状の接触片221a,221bが設けられており、そのロータ221の回転により端子P1,P2,P3,P4 の全て、もしくは少なくとも2つの端子を選択的に接続する状態と、いずれの端子も接続しない状態を選択的に切り換えることができる。従って、ロータリスイッチ220を操作することにより、ランプ接触子11,12,13,14間の渡り接続を適宜に変更することができ、上下分割、左右分割、3分割、4分割などの分割照光を自由に設定することができる。なお、ロータ221の上部には、図示はしないが、回転操作用のつまみ、あるいはドライバ等の工具の先端を差し込むための溝等が設けられている。
【0039】
以上のロータリスイッチ220による接続の具体的な例を、図14を参照しながら以下に説明する。
【0040】
まず、図14(A)に示すように、ロータ221の上面に付した矢印を時計方向の12時の位置に合わせると、接点P1,P2,P3,P4 の全てが接続されて照光方式を全面照光とすることができる。
【0041】
次に、(B)に示すように、ロータ221を時計廻りに45度回転させると、接点P1 とP2 及び接点P3 とP4 とがそれぞれ接続されて上下2分割の照光とすることができ、さらに時計廻りに90度回転させると(C)、接点P1 とP3 及び接点P2 とP4 とがそれぞれ接続されて左右2分割の照光とすることができる。そして、ロータ221を時計廻りに135度回転させると(D)、いずれの接点も接続されず4分割の照光方式となる。一方、図14(E)〜(H)に示すように、ロータ221を時計廻りに180度、225度、270度または315度回転させると、照光方式を3分割とすることができる。
【0042】
図15は、ランプ接触子ベースの他の参考例を示す正面図である。
【0043】
この実施の形態は、ランプ接触子ベース310に、各ランプ接触子11,12,13,14間の渡り接続を行うためのディップスイッチ320を設けたところに特徴がある。
【0044】
ディップスイッチ320は、図16に示すように、4個のスイッチSW1,SW2,SW3,SW4 が配列されており、そのスイッチSW1 の2つの端子T11とT12にはそれぞれ渡り片21と23が接続されており、スイッチSW2 の2つの端子T21とT22にはそれぞれ渡り片22と21が接続されている。また、スイッチSW3 の2つの端子T31とT32にはそれぞれ渡り片24と23が接続されており、スイッチSW4 の2つの端子T41,T42にはそれぞれ渡り片22と24が接続されている。
【0045】
そして、以上の構造のディップスイッチ320において、全てのスイッチSW1,SW2,SW3,SW4 をONとすれば(図16に示す状態)、全てのランプ接触子11,12,13,14を互いに接続することができる(全面照光)。また、各スイッチSW1,SW2,SW3,SW4 のON/OFFを適宜に選択すれば、図17に示すように、上下2分割、左右2分割、4分割または3分割の照光方式を設定することができる。
【0046】
なお、以上のようなロータリスイッチあるいはディップスイッチに代えて、スライドスイッチ、ロッカースイッチまたはトグルスイッチ等の他のスイッチを切換手段に用いてもよい。
【0047】
以上の各実施の形態では、照光用ランプの数が4個の例を示したが、本発明はこれに限られることなく、2個または3個あるいは5個以上の照光用ランプを備えた装置にも適用できる。
【0048】
以上の各実施の形態では、長角形の照光式押ボタンスイッチの例を示したが、本発明はこれに限られることなく、正方形や丸形の照光式押ボタンスイッチにも適用可能であり、また、照光式セレクタスイッチ等の他の操作スイッチにも適用可能である。さらに、これら操作スイッチのほか、操作パネルのディスプレイブロック(表示灯)などの各種の照光装置にも適用できる。
【0049】
ここで、本発明は、操作軸が一方向に移動自在に配設された操作部と、接点機構を有するスイッチ部を備え、押ボタンの操作により操作軸が移動し、その操作軸の移動によりスイッチ部の接点が開閉するように構成されているとともに、操作部に押ボタンを照光するための複数の照光用ランプが設けられてなる照光式押ボタンスイッチにおいて、各照光用ランプがランプ接触子を介してランプ端子に接続されるとともに、その各ランプ端子は、切断が可能な渡り片を介して互いに接続されていることを特徴とするものであってもよい。
【0050】
【発明の効果】
請求項1に係る照光装置製造方法によれば、切断用工具を貫通穴から引き抜くときに、切断した渡り片を同時に除去することが可能となり、渡り片が照光装置の内部に残留して短絡の原因となることを防止するので、信頼性の高い照光装置を容易に製造することができる。
【0051】
請求項2に係る照光装置によれば、切断された渡り片の接続を変更することが可能となり、上下分割、左右分割、3分割、4分割などの分割照光を自由に設定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の縦断面図である。
【図4】発明の実施の形態に用いるランプ接触子ベースの斜視図である。
【図5】同じくランプ接触子ベースの正面図(A)及び側面図(B),(C)である。
【図6】図4に示すランプ接触子ベースの作製に用いる接触子パターンの正面図(A)及び側面図(B),(C)である。
【図7】本発明の実施の形態に用いる渡り部品の例を示す図である。
【図8】切断用工具の構造を示す図である。
【図9】発明の実施の形態の使用方法の説明図である。
【図10】ンプ接触子ベースの参考例を示す正面図である。
【図11】図10のZ部詳細図である。
【図12】ンプ接触子ベースの参考例を示す正面図である。
【図13】ータリスイッチの構造を模式的に示す図である。
【図14】参考例の使用例の説明である。
【図15】ンプ接触子ベースの参考例を示す正面図である。
【図16】ータリスイッチの構造を模式的に示す図である。
【図17】参考例の使用例の説明である。
【図18】照光式押ボタンスイッチの分割照光の例を示す図である。

Claims (2)

  1. 複数個の照光用ランプと、各照光用ランプにそれぞれ個別に接続されるランプ端子と、全ての照光用ランプに接続されるコモン端子とを備え、ランプ接触子ベースに保持され各照光用ランプに接触するランプ接触子は、前記ランプ接触子ベースに設けられた円形の貫通穴に配置され前記ランプ接触子ベースの内部に設けられた複数の渡り片を介してそれぞれ互いに導通され、前記複数の渡り片は、前記ランプ接触子ベースに保持され前記貫通穴の中央側に向かって延長し前記中央側で互いに導通されている照光装置の製造方法であって、
    前記円形の貫通穴より小さい直径の円筒状の切断用工具を前記貫通穴に挿入して回転することによって、前記渡り片を切断する工程と、切断した前記渡り片を切断用工具に設けられたスリットに保持して当該切断した渡り片を当該切断用工具とともに前記貫通穴から取り出す工程と、
    を備えたことを特徴とする照光装置製造方法。
  2. 複数個の照光用ランプと、各照光用ランプにそれぞれ個別に接続されるランプ端子と、全ての照光用ランプに接続されるコモン端子とを備え、ランプ接触子ベースに保持され各照光用ランプに接触するランプ接触子は、前記ランプ接触子ベースに設けられた貫通穴に配置され前記ランプ接触子ベースの内部に設けられた複数の渡り片を介してそれぞれ互いに導通され、前記複数の渡り片は、前記ランプ接触子ベースに保持され前記貫通穴の中央側に向かって延長し前記中央側で互いに導通されている照光装置において、
    前記渡り片は切断してあり、切断された前記渡り片を相互に接続する導電性材料製の渡り部品が前記貫通穴に嵌め込んであること
    を特徴とする照光装置。
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