JP4385757B2 - 信号伝送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、交流外部電源で駆動される信号伝送装置に関し、特に、信号伝送の対象となる伝送装置に、極性の反転された交流電源が供給されたときにも、伝送線を流れるリーク電流によるノイズの影響を抑制した信号伝送装置に関する。
図11は、伝送装置として、テレビインターホンシステムを説明する図面である。
このシステムは主に家庭用であり、一対の伝送線3を介して互いに並列接続されているモニタ付親機100a、モニタ付副親機100bは、電源コンセント2a、2bへ電源コード先端のプラグを差し込まれ、商用100Vの単相交流電源を受けて動作している。
モニタ付親機100aは、例えば居間などに設置されており、住戸の門扉などに設置されているカメラ付子機400の呼出ボタン401の押下を検知すれば、スピーカ128aを鳴動させて来客を家人に報知し、LCDモニタ126aを起動して、カメラ付子機400のカメラ402で撮影した来客の映像表示を開始する。
このような来客の呼出しに対して、家人がモニタ付親機100aの操作ボタン124aによって応答操作すれば、スピーカ128a、マイク128bとを用いて来客とのハンズフリー通話を開始させる。モニタ付副親機100bは、台所などに配置されており、モニタ付親機100aと同等の通話機能を有する。
通話副親機100cは、居室などに配置されており、訪問者の映像表示を表示する機能はないが、それ以外の機能は、モニタ付親機100aと同等である。更に、モニタ付親機100a、モニタ付副親機100b、通話副親機100cは、互いに内線通話をすることもできる。
このようなインターホンシステムでは、伝送線3には、音声信号、映像信号、制御信号が、図10のように周波数分割多重方式で送受信されており、その信号のうち、音声信号は、周波数変調されないベースバンド信号となっている。
特許文献1には、このようなインターホンシステムにおいて、モニタテレビ回路部と電話回路部との間の信号伝送を、交流電源に対して高インピーダンスを有した絶縁トランスやフォトカプラを介して行なうことによって、電話回線側の接地と交流電源側の接地とを完全に分離させたモニタテレビ付電話機が提案されている。
特開平6−113026号
ところで、一般の家庭などでは、単相3線式電力線の中性線(0)と2本の電圧線(+、−)の一方を組み合わせて100Vのコンセントとしており、電圧線(+)と電圧線(−)は、互いに逆位相の交流電圧となっている。
そのため、家屋の各コンセントには、その2通りの組み合わせ、すなわち中性線(0)−電圧線(+)、中性線(0)−電圧線(−)いずれかが配線施工され、このとき、前者の組み合わせを配線されたコンセントと、後者の組み合わせを配線されたコンセントとは、互いに逆位相、極性が反転した交流電源となる。
従って、このような場合には、モニタ付親機100aとモニタ付副親機100bとの配置により、それらが互いに逆位相の交流電源で駆動される場合が起き、そのような電源供給を受けたモニタ付親機100aと、モニタ付副親機100bとには、それぞれの伝送装置のグランドレベル間の電圧差が交流電源の周期で発生し、伝送線3にリーク電流を生じさせる。そして、この場合のリーク電流は、電圧線(+)→モニタ付親機100aのグランド→伝送線3→モニタ付副親機100bのグランド→電圧線(−)の経路を交流電源の周波数で往復し、このリーク電流の高調波が信号伝送にノイズ障害を起こし、特に通話音声に電源周波数の高調波成分を含むノイズが発生してしまうなどの問題があった。
しかしながら、前述の特許文献1では、伝送装置内部において、電話回線側の接地と交流電源側の接地とが交流電源に対して分離されるので、電話回線側の接地電位と交流電源側の接地電位との電位差に起因する雑音電流を遮断する利点はあるが、互いに逆位相の外部電源に接続された信号伝送装置間の伝送線を流れるリーク電流については何ら考慮されていない。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、単相3線式電力線を電源設備として利用した場合に、互いに逆位相の交流電源で駆動される伝送装置同士が伝送線を通じて信号を送受信をしても、伝送線のリーク電流による信号伝送のノイズ障害を抑制し得る新規な構成の信号伝送装置を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1では、単相3線の電力線から供給される交流電力を受電して動作電源とし、前記単相3線の電力線から供給される交流電力の周波数を含む周波数帯の伝送信号を、単相3線の電力線とは異なる伝送線を介して伝送する、
第一および第二の信号伝送装置において、第一の信号伝送装置は、単相3線の電力線のうち、中性線と、中性線以外の互いに極性が相反する2本の電力供給線のうちの一方の電力線とに接続されて、この中性線と一方の電力線とを介して交流電力を供給されており、第二の信号伝送装置は、単相3線の電力線のうち、中性線と、前記一方の電力線とは異なる他方の電力線とに接続されて、この中性線と他方の電力線とを介して交流電力を供給されており、第一および第二の信号伝送装置のそれぞれは、単相3線の電力線と接続する電源受電端子である一対の電源端子のそれぞれに、一端をその装置のグランドレベルに接続したコンデンサを接続し、該一対の電源端子より交流電源の供給を受けて直流電源を生成するための電源部と、伝送トランスを有し、伝送線に接続される一対の送受信端子を該伝送トランスの2次巻線から導出させて、上記電源部から直流電源を受けて作動される伝送回路部とを備えている。
ここに、本発明でいう装置のグランドレベルは、伝送装置の回路電源の基準電圧を意味するものである。
また、請求項2では、上記伝送トランスの2次側巻線を所定の巻線比に区分するタップが上記装置のグランドレベルに接続されている信号伝送装置を提案し、請求項3では、上記タップとしてノイズ抑制効果に特に優れている中点タップを装置のグランドレベルに接続している、信号伝送装置を提案する。これらのタップ、あるいは中点タップは、伝送線を介して互いに信号を伝送する信号伝送装置間で、一対の伝送線の信号レベルをバランスさせるように、双方の信号伝送装置において、同じ巻数比に2次巻線を区分する位置から導出される。
そして、請求項4では、請求項2,3において、上記タップは抵抗を介して、上記装置のグランドレベルに接続されている、信号伝送装置を提案する。
請求項1の本発明によれば、伝送トランスによって信号伝送装置と伝送線とを絶縁しているから、互いに逆位相の交流電源の供給を受けて作動する信号伝送装置間であっても、リーク電流が伝送線を流れるのを抑制して、信号伝送のノイズ障害の発生が抑制できる。
更に請求項2、3によれば、信号伝送装置のグランドレベル間のインピーダンスが低くなるので、伝送トランスの巻線間浮遊容量を介して流れるリーク電流を装置のグランドに逃がすことにより、信号伝送のノイズ障害の防止が顕著となる。
また、更に請求項4では、伝送線より伝播してくる落雷等のサージ電圧から信号伝送装置を保護することができる。
本発明は、以上のような原理によって、伝送線を通じる信号にノイズが乗ることが効果的に防止できるので、通話のない場合にも音声信号を増幅して出力させる必要のある同時通話型のハンズフリー型のインターホンシステムなどに適用すれば特に有効である。
以下、本発明の信号伝送装置の一実施例を図について説明する。
図1は、モニタ付親機1aとモニタ付副親機1bとの接続関係を説明する図面である。
モニタ付親機1aの一対の電源端子T1a、T2aは、単相3線式電力線の地面接地された中性線(0)と電圧線(+)による交流電源と接続され、モニタ付副親機1bの一対の電源端子T1b、T2bは、単相3線式電力線の中性線(0)と電圧線(−)による交流電源と接続されている。
より具体的には、モニタ付親機1aから導出される電源コードのプラグが差し込まれた電源コンセント2aには、100V交流電源として、家屋分電盤から単相3線式電力線の中性線(0)と電圧線(+)が配線施工されており、モニタ付副親機1bから導出される電源コードのプラグが差し込まれた電源コンセント2bには、単相3線式電力線の中性線(0)と電圧線(−)が配線施工されている(図9参照)。
従って、中性線(0)は地面接地され、一方の電圧線(+)と他方の電圧線(−)は、互いに反転位相の100V交流電圧が印加されているから、モニタ付親機1aとモニタ付副親機1bとは、互いに逆位相の交流電圧が供給されている。
したがって、このような接続状態で、モニタ付親機1aとモニタ付副親機1bとが、それぞれの一対の送受信端子T3a,T4aと、T3b,T4bとを伝送線3を通じて内線通話を行うなどして、伝送線3を通じて信号を送受すれば、前述した理由によって、それぞれの装置のグランドレベルG1,G2との間に電圧差を生じ、交流電源によるリーク電流を生じさせる原因となり、その結果、低周波数側のベースバンドで伝送される音声信号が、高周波に変調されている映像信号や制御信号よりも大きく影響を受けることになる。
しかしながら、本発明によれば、そのようなグランド間の電圧差の変化は、伝送回路部12Aの伝送トランスTによって遮断され、伝送線3へリーク電流として伝播することが抑制される。更に、受話側のモニタ付副親機1bにおける伝送回路部12Aの伝送トランスTも同様にリーク電流を抑制する。
図1における波線は、リーク電流の伝播経路を説明するものあり、電圧線(+)→モニタ付親機1aのグランドレベル(G1)→伝送線3→モニタ付副親機1bのグランドレベル(G2)→電圧線(−)の経路を往復するリーク電流は、(A)印の箇所でその伝播が抑制されるので、具体的現象としてのノイズが効果的に抑制される。
次に、本発明を適用したモニタ付親機と、モニタ付副親機を更に詳細に説明する。
図1Aは、変形例であるモニタ付親機1a’と、モニタ付副親機1b’との接続関係を説明するブロック図である。
モニタ付親機1a’は、図8Bに示すように、中点タップPを設けたトランスT’を有した伝送回路部12Bを有するが、他の構成要素は、従前のモニタ付親機1aと共通であり、この点はモニタ付副親機1b’についても同様である。
この伝送回路部12Bでは、伝送トランスT’の2次巻線から一対の送受信端子T3a’、T4a’を導出し、その中点タップPが接地されている。
従って、このような構成によれば、伝送トランスT’に浮遊容量Cが寄生している場合にも(図1A及び図8Bでは破線で示している)、上述のリーク電流は一層流れにくくなるので、リーク電流による通話音声の劣化がより効果的に抑制される。
図2は、モニタ付親機の構成を説明するブロック図である。
モニタ親機1aは、交流電源に接続される一対の電源端子T1a、T2aと、伝送線3を導出する一対の送受信端子T3a、T4aと、交流電源を整流して装置の直流電源を生成する電源部11と、電源部11から直流電源V1を受けて作動し、制御部13、受像部14、通話部15との間で信号を送受信するための伝送回路部12Aを備え、更に、一対の送受信端子T3a、T4aへカメラ付子機4や通話副親機1cのための電源を供給する給電部16も備えている。
図3は、モニタ付副親機の構成を説明するブロック図である。
モニタ付副親機1bは、給電部16を有さない点を除けば、モニタ付親機1aと共通である。したがって、モニタ付親機1aと共通の構成要素には同一の参照符号を付け、詳細な説明は省略する。
なお、モニタ付副親機1bにおいては、T1b、T2bが一対の電源端子、T3b、T4bが一対の送受信端子になっている。
ついで、モニタ付親機、副親機の各部の構成について説明する。
図4は、電源部の構成を説明するブロック図である。
電源部11では、一対の電源端子T1a、T2aと、内部電源回路としてのスイッチング電源回路21がコモンモードチョークコイルLを介して接続されている。スイッチング電源回路21は、交流電源をスイッチングして、直流電源V1を生成出力している。スイッチング電源回路21は、2つのコンデンサC1、C2を介して、交流電源間を接続しており、それらの共通接続点をグランドレベルG1に接続することで、一対の電源端子T1a、T2aをグランドレベルに接続している。
ここに、2つのコンデンサC1,C2は高周波スイッチングノイズを吸収するものであり、2つのコンデンサC1,C2はそれぞれが独立してグランドレベルに接続されていてもよい。
なお、スイッチング電源回路21は、必ずしも必須ではなく、外部からの交流電源の供給を受けて、整流して、直流電源を出力するものであればよい。
図5は、制御部の構成を説明するブロック図である。
制御部13は、シリアル通信を行う非同期シリアル送受信器22と、必要な表示部を構成する表示LED23と、使用者が必要は操作を行なう場合に操作する操作ボタン24とが、装置の制御と信号処理を行うCPU25に接続されている。CPU25は、ソフトウェアによって装置の他の部分を制御する。
図6は、受像部の構成を説明するブロック図である。
受像部14は、訪問者の映像を表示するLCDモニタ26がビデオ信号を処理して映像を表示させるビデオ回路27に接続されている。
図7は、通話部の構成を説明するブロック図である。
通話部15は、音声を入力して音声信号と成す集音マイク28が第1の音声スイッチ29と接続され、音声信号によって音声を出力するスピーカ30が第2の音声スイッチ31と接続されている。第1の音声スイッチ29と第2の音声スイッチ31は、スイッチ制御回路32によって利得を調整制御されて、ハンズフリーの交互通話を可能にしている。
他の構成として、音声スイッチ29、31の代わりにエコーキャンセラを設ければ、相互に同時通話する構成にもできる。
従来、音声スイッチを用いた交互通話回路を用いたものでは、通話の語尾に不快なノイズが聞こえたり、エコーキャンセラを用いた同時通話回路を用いたものでは、通話信号のないときにノイズが聞こえたりするなど、特に無音時気になるようなリーク電流によるノイズ障害の問題があったが、本発明を適用すれば、そのようなノイズ障害も無く、クリアな同時通話が可能となる。
図8Aは伝送回路部の基本構成を説明するブロック図である。
この図8Aに示す伝送回路部12Aは、伝送トランスTを有し、一対の送受信端子T3a、T4aを、伝送トランスTの2次巻線から導出している。
伝送トランスTは、本発明の主要な構成要素であり、一対の送受信端子T3a、T4aを装置の他の部分から絶縁させる機能をなす。なお、Ca,Cbは、直流遮断用のコンデンサである。このコンデンサCa、Cbは、伝送線3に直流電源が接続され、伝送線3を通じた電源の供給が行われる場合には、直流遮断のために必要であるが、そのような電源の供給を行わない場合は、省略されてもよい。
図例の伝送トランスTは、その1次巻線の一端をグランドレベルG1に接続されており、他端は周波数多重化された映像信号、音声信号、制御信号を混合分離する混合分離器33と接続されている。ここに、混合分離器33は、バンドパスフィルタ回路などで形成されており、制御信号を復変調する制御信号復変調回路34、映像信号を復調する映像信号復調回路35、音声信号を増幅通過させる音声増幅回路36と接続されている。
また、制御信号復変調回路34は、制御部13の非同期シリアル送受信器22と制御信号を送受信し、映像信号復調回路35は、受像部14のビデオ回路27へ映像信号を送信する。音声増幅回路36は、通話部15に通話のための音声信号を送受信する。
図8Bは、伝送回路部の変形例を説明するブロック図である。
この図に示す伝送回路部12Bでは、伝送トランスT’から一対の送受信端子T3a、T4aを導出する2次側巻線の中点タップPが接地されている。この図では、簡単のために、中点タップPについて説明しているが、このような中点タップには限定されず、同様の目的のために、2次巻線を所定の巻数比に区分するタップを用いても当然構わない。これらのタップは、伝送線を介して互いに信号を伝送する信号伝送装置間で、一対の伝送線の信号レベルをバランスさせるように、双方の信号伝送装置の2次巻線を同じ巻数比に区分する位置から導出される。
なお、なお、Ca,Cbは、直流遮断用のコンデンサである。このコンデンサCa、Cbは、伝送線3に直流電源が接続され、伝送線3を通じた電源の供給が行われる場合には、直流遮断のために必要であるが、そのような直流遮断を行わない場合は、省略されてもよい。
図8Cは、伝送回路部の更なる変形例を説明するブロック図である。
この伝送回路部12Cでは、伝送トランスT’’から一対の送受信端子T3a、T4aを導出する2次側巻線の中点タップPが、抵抗Rを介して接地されている。
ここに、抵抗Rは、伝送線3に発生したサージによる高電圧が、伝送トランスT’’の2次側巻線の中点タップPからグランドレベルG1にそのまま伝播することを抑制するものである。このような構成によれば、モニタ付親機、モニタ付副親機は、特に伝送線のサージ(落雷によるサージ)による高電圧から保護される。
最後に、本発明の伝送装置を適用したハンズフリーテレビインターホンシステムについて説明する。
図9は、このシステムの全体構成を示している。
このシステムでは、一対の伝送線3を介して互いに並列接続されているモニタ付親機1a、モニタ付副親機1bは、電源コンセント2a、2bへ、それぞれの電源コード先端のプラグT1a,T1bを差し込まれ、商用100Vの交流電源を受けている。
モニタ付親機1aは、例えば居間などに設置されており、住戸の門扉に設置されているカメラ付子機4の呼出ボタン41の押下を検知すれば、スピーカ28aを鳴動させて来客を家人に報知し、LCDモニタ26aを起動して、カメラ付子機4のカメラ42で撮影した来客の映像表示を開始する。そして、家人がモニタ付親機1aの操作ボタン24aによって応答操作すれば、スピーカ28a、マイク28bを通じて来客とのハンズフリー通話を開始させる。
一方のモニタ付副親機1bは、台所などに配置されており、モニタ付親機1aと同等の通話機能を有する。通話副親機1cは、居室などに配置されており、訪問者の映像表示を表示する機能はないが、それ以外の通話機能は、モニタ付親機1aと同等である。
更に、モニタ付親機1a、モニタ付副親機1b、通話副親機1cは、互いに内線通話をすることもできる。
図10は、テレビインターホンシステムで使用される周波数分割多重方式の信号伝送における各信号帯域を説明する図面である。
伝送線3には、音声信号、映像信号、制御信号が、周波数分割多重方式で送受信されている。その信号のうち、音声信号は、周波数変調されないベースバンド信号になっている。なお、この図は概念的なものであるため、音声信号、映像信号、制御信号の帯域、及び信号レベルは同一レベルとして表現されている。
本発明を適用したハンズフリーインターホンシステムの基本構成を説明するブロック図である。 本発明を適用した他例のハンズフリーインターホンシステムの基本構成を説明するブロック図である。 本発明の実施例のモニタ付親機の構成を説明するブロック図である。 本発明の実施例のモニタ付副親機の構成を説明するブロック図である。 電源部の構成を説明するブロック図である。 制御部の構成を説明するブロック図である。 受像部の構成を説明するブロック図である。 通話部の構成を説明するブロック図である。 伝送回路部の構成を説明するブロック図である。 伝送回路部の変形例の構成を説明するブロック図である。 伝送回路部の別の変形例の構成を説明するブロック図である。 本発明を適用したハンズフリーテレビインターホンシステムの基本構成を説明する概念図である。 周波数分割多重方式の信号伝送における各信号帯域を説明する図面である。 従来のハンズフリーインターホンシステムの基本構成を説明する概念図である。
符号の説明
1a、1b 信号伝送装置(インターホンシステム親機、副親機)
2a、2b 交流電源(電源コンセント)
3 伝送線
11 電源部
12A、12B、12C 伝送回路部
21 スイッチング電源回路
C1〜C2 コンデンサ
P 中点タップ
R 抵抗
T、T’ T’’ 伝送トランス
T1a、T2b、T1b、T2b、T1a’、T2b’、T1b’、T2b’ 一対の電源端子
T3a、T4b、T3b、T4b、T3a’、T4b’、T3b’、T4b’ 一対の送受信端子

Claims (4)

  1. 単相3線の電力線から供給される交流電力を受電して動作電源とし、
    前記単相3線の電力線から供給される交流電力の周波数を含む周波数帯の伝送信号を、単相3線の電力線とは異なる伝送線を介して伝送する、
    第一および第二の信号伝送装置であって、
    第一の信号伝送装置は、
    単相3線の電力線のうち、中性線と、中性線以外の互いに極性が相反する2本の電力供給線のうちの一方の電力線とに接続されて、この中性線と一方の電力線とを介して交流電力を供給されており、
    第二の信号伝送装置は、
    単相3線の電力線のうち、中性線と、前記一方の電力線とは異なる他方の電力線とに接続されて、この中性線と他方の電力線とを介して交流電力を供給されており、
    第一および第二の信号伝送装置のそれぞれは、
    単相3線の電力線と接続する電源受電端子である一対の電源端子のそれぞれに、一端をその装置のグランドレベルに接続したコンデンサを接続し、該一対の電源端子より交流電源の供給を受けて直流電源を生成するための電源部と、
    伝送トランスを有し、伝送線に接続される一対の送受信端子を該伝送トランスの2次巻線から導出させて、上記電源部から直流電源を受けて作動される伝送回路部とを備えることを特徴とする、第一および第二の信号伝送装置
  2. 請求項1において、
    上記伝送トランスの2次側巻線を所定の巻線比に区分するタップが、上記装置のグランドレベルに接続されている、第一および第二の信号伝送装置
  3. 請求項2において、
    上記タップが、中点タップとして構成されている、第一および第二の信号伝送装置
  4. 請求項2,3において、
    上記タップは抵抗を介して、上記装置のグランドレベルに接続されている、第一および第二の信号伝送装置
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