JP4383972B2 - 脱硫システム及びその停止方法 - Google Patents

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Description

本発明は、水素製造システムや燃料電池システムにおける脱硫システム及びその停止方法に関する。
燃料電池システムは、脱硫器や改質器等を含む水素製造システムや、燃料電池スタック等から主に構成されている。通常、このシステムの運転停止時には、液体燃料の送液を停止し、水蒸気供給により系内置換を実施し、停止操作に入るが、このとき、脱硫器内の温度が高温のまま保持され、かつ、液体燃料の流れが停止した状態が続くので、脱硫器内において、液体燃料によるコーキングトラブル(例えば、燃料の高温曝露による脱硫剤の失活やラインの閉塞トラブル等)が生じる可能性がある。
また、このとき、脱硫器に燃料を供給する配管も高温に曝されることになり、燃料によってはその一部分が気化してその残渣が残ったり、又は燃料の一部が重合して重質分が配管内に残ったりして、脱硫器前後の配管において、配管を閉塞させるコーキングトラブルを生じる可能性がある。
一方、上記手法以外にも、燃料電池ユニット保護、改質器保護、及び改質触媒保護の観点から、燃料電池システムの停止方法について、様々な手法が報告されている(例えば、特許文献1−6参照)。
しかし、これらの手法のいずれも、脱硫器廻りの保護は考慮しておらず、システム停止時において、上記のようなコーキングトラブルが発生して、脱硫器内の脱硫剤等に支障をきたす可能性がある。
従って、脱硫器や脱硫器廻りの配管は、システム停止時にできるだけ低温にすることが望ましいが、そのために、新たに冷却ユニットをシステム内に設置することは、システム効率の低下が生じてしまうという問題や、システムユニットのコンパクト化に逆行してしまうという問題があるため好ましくない。
特開平06−243882号公報 特開平10−144334号公報 特開平11−026003号公報 特開平12−021431号公報 特開平14−008701号公報 特開平14−093447号公報
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、システム停止時のコーキングトラブルが防止可能な脱硫システム及びその停止方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明者は鋭意検討を重ねた結果、システム停止時に、脱硫原料タンクから脱硫器に脱硫原料を流すことができる特定のバイパスラインを有する脱硫システムが有効であることを見出し、本発明を完成させた。
本発明によれば、炭化水素原料から水素を製造する水素製造システムに設けられる脱硫システムであって、炭化水素原料に含まれる硫黄化合物を除去する脱硫器と、前記脱硫器により生成された脱硫炭化水素原料を貯蔵する脱硫原料タンクと、前記脱硫炭化水素原料を前記脱硫原料タンクから前記脱硫器に流通させる戻し流路と、を有する脱硫システムが提供される。
戻し流路を有することにより、システム停止時において、脱硫炭化水素原料を脱硫器内に供給することができ、その結果、この脱硫炭化水素原料で脱硫器冷却することができる。
また、本発明によれば、上記の脱硫システムを停止する方法であって、前記戻し流路を利用して、脱硫炭化水素原料を、前記脱硫原料タンクと前記脱硫器の間を循環させながら、前記脱硫器を停止させる、脱硫システムの停止方法が提供される。
脱硫炭化水素原料を、脱硫原料タンクと脱硫器の間を循環させて、脱硫器内の温度を低下させることにより、脱硫システム停止時における脱硫器屋脱硫器前後の配管でのコーキングトラブルを防止することができる。
また、本発明によれば、上記脱硫システムを有する水素製造システム及びこの水素製造システムを有する燃料電池システムが提供される。
これらのシステムは、本発明の脱硫システムを有しているので、システム停止時において、脱硫器廻りの保護をより確実に行なうことができる。
本発明によれば、システム停止時のコーキングトラブルが防止可能な脱硫システム及びその停止方法が提供できる。
[実施形態1]
図1は、本発明の一実施形態にかかる脱硫システムの構成を示す図である。
この図に示す脱硫システム10は、原料タンク11、脱硫器12、脱硫原料タンク13、原料供給流路14、戻し流路15等から主に構成されている。
まず、脱硫システムの運転時の動作について説明する。
原料タンク11には、炭化水素原料が貯えられており、この炭化水素原料は、ポンプP1により汲み上げられ、脱硫器12に供給される。また、運転時には、切替弁V1により、戻し流路15との分岐箇所では、脱硫器12へと通じる流路のみが開かれるので、脱硫器12の方向に炭化水素原料が流れ、戻し流路15の方には炭化水素原料は流れない。
炭化水素原料としては、例えば、メタン、LPG(液化天然ガス)、ナフサ、ガソリン、灯油、軽油等が挙げられる。これらのうち、輸送が容易な液体燃料の中では供給網が発達し、全国各地で入手が容易であること、また、ガソリン等と比較して取り扱い易いことから、灯油が好ましい。
脱硫器12は、炭化水素原料中に含まれる硫黄化合物を除去するものである。この脱硫器12の内部には、脱硫剤が充填されている。
脱硫剤としては、例えば、活性炭、ゼオライト又は金属系の吸着剤等が好ましい。原料が灯油等の重質の炭化水素である場合は、特開2001−279255号公報に示すように、Ni系あるいはNi−Cu系脱硫剤が好ましい。
脱硫された炭化水素原料(脱硫炭化水素原料)は、脱硫原料タンク13に貯えられた後、ポンプP2により汲み上げられ、原料供給流路14を通じて気化器に供給される。また、運転時には、切替弁V2により、戻し流路15との分岐箇所では、気化器へと通じる原料供給流路14だけに脱硫炭化水素原料が流れ、戻し流路15の方には脱硫炭化水素原料は流れない。
次に、脱硫システムの停止時の動作について説明する。
システム停止時には、まず、ポンプP1を停止して、原料タンク11からの炭化水素原料の供給を停止した後、ヒーター(図示せず)をオフにする。次に、切替弁V1とV2により、戻し流路15との分岐箇所において、脱硫器12へと通じる流路と、原料供給流路14が閉じられ、戻し流路15が開かれる。これにより、脱硫原料タンク13内の脱硫炭化水素原料が、ポンプP2により汲み上げられ、戻し流路15を通じて脱硫器12に送り込まれる。脱硫器12に送り込まれた脱硫炭化水素原料は、脱硫原料タンク13と脱硫器12の間を循環する。このとき、脱硫炭化水素原料は、脱硫器12内の温度が好ましくは200℃以下、より好ましくは180℃以下、さらに好ましくは150℃以下になるまで循環させる。そして、脱硫器12が所定温度まで冷却された後、脱硫システム全体を停止させる。この際、所定温度に到達するまでに要する降温時間は1時間以内が好ましい。より好ましくは30分以内、さらに好ましくは20分以内である。
[実施形態2]
図1は、本発明の一実施形態にかかる水素製造システムの構成を示す図である。
この図に示す水素製造システム40は、実施形態1の脱硫システム10、気化器16、ボイラー17、改質器18、改質器バーナー19、CO変成器20、CO除去器22、循環水タンク24、エア供給源26、ブロワー27等から主に構成されている。
本実施形態の水素製造システム40では、脱硫システム10で脱硫された脱硫炭化水素原料が気化器16に供給される。気化器16は、この脱硫炭化水素原料を気化させるものである。脱硫炭化水素原料は、ボイラー17から供給されたスチームと混合され、改質器18に供給される。
スチーム源の水は、循環水タンク24からポンプP4により汲み上げられ、ボイラー17に供給される。
改質器18は、脱硫炭化水素原料から水素を発生させる装置であり、その内部には改質器バーナー19と、改質触媒(図示せず)が設けられている。改質器バーナー19には、原料タンク11からポンプP3により汲み上げられた燃料用の炭化水素原料が供給されると共に、エア供給源26から供給された燃料燃焼用のエアがブロワー27によって供給される。
改質触媒は、例えば、Ru,Rh,Pt,Pd等の貴金属や、Ni,Co等の金属を、活性金属成分として用いている。この中で、特にRuを活性金属成分とした触媒が好ましく用いられる。
水素と共に改質器18から発生する高温の排気ガスは、スチームを発生させるボイラー17の熱源として利用される。これにより、システム全体のエネルギー効率を高めることができる。
CO変成器20は、改質器18において水素と共に発生した一酸化炭素を、二酸化炭素に変成させる装置であり、その内部にはシフト触媒(CO変成触媒、図示せず)が設けられている。
シフト触媒としては、特に限定されないが、Pt等の貴金属や、Cu、Zn、Fe等の金属を活性金属としたもの等を好適に用いることができる。
CO除去器22は、CO変成器20によって変成されなかった一酸化炭素を除去する装置であり、その内部にはプロックス触媒(CO除去触媒、図示せず)が設けられている。CO除去器22の手前では、エア供給源26から供給された、一酸化炭素を酸化除去するためのエアがブロワー27によって供給される。
プロックス触媒としては、特に限定されないが、Ru、Pt、Au等の貴金属を活性金属としたもの等を好適に用いることができる。
シフト触媒及びプロックス触媒の触媒反応は発熱反応であるため、CO変成器20及びCO除去器22の内部には、除熱のため、冷却水を流す流路(冷却水流路)が設けられている。冷却用の水は、循環水タンク24からポンプP5により汲み上げられ、CO変成器20及びCO除去器22の内部の冷却水流路を通過した後、気化器16へと繋がる流路を通り、改質器18に供給される。本実施形態では、このように、反応器の冷却水として利用した水を、反応器の反応原料としても利用することができる。
本実施形態の運転時には、ポンプP4により、循環水タンク24の水をボイラー17に供給し、発生したスチームを改質器18内に流通させ、改質触媒を加熱する。その後、上述したように、脱硫炭化水素原料とスチームの混合気体が気化器16から改質器18内に供給され、各反応器において、一連の改質運転が開始され、炭化水素原料から水素が製造される。
[実施形態3]
図3は、本発明の他の実施形態にかかる燃料電池システムの構成を示す図である。
この図に示すように、燃料電池システム60は、実施形態2の水素製造システム40、燃料電池スタック50、気水分離器56等から主に構成されている。
本実施形態の燃料電池システム60では、水素製造システム40で製造された水素が、燃料電池スタック50のアノード52に供給される。また、燃料電池冷却用の水が、循環水タンク24から、ポンプP6により汲み上げられ、燃料電池スタック50に供給される。この水は、循環水タンク24に回収され、再利用される。
一方、燃料電池スタック50のカソード54には、エア供給源26から供給されたエアがブロワー27によって供給される。これにより、燃料電池スタック50において、水素とエア(酸素)が反応し、直流電力が発生する。このとき、アノード52で余った水素は、改質器バーナー19の原料として再利用される。また、燃料電池スタック50における反応で発生した水と排気ガスは、気水分離器56で分離され、排気ガスについては系外に排気され、水については、循環水タンク24に供給され、再利用される(図示せず)。
本実施形態のシステム60を停止させる場合には、まず、脱硫システム10を上記の方法で停止させた後、システム内の各部を停止させる。具体的には、まず、ポンプP1を停止して、原料タンク11からの炭化水素原料の供給を停止した後、ヒーター(図示せず)をオフにする。また、このとき、ポンプP3も停止させる。次に、切替弁V1とV2の切替により、脱硫器12と、脱硫原料タンク13と、戻し流路15が繋がれ、脱硫原料タンク13内の脱硫炭化水素原料が、ポンプP2により汲み上げられ、脱硫器12内が所定温度になるまで脱硫原料タンク13と脱硫器12の間を循環する。次に、循環水タンク24から水を汲み上げるポンプP4とP5を停止させる。次に、エア供給源26からエアーを供給するブロワー27を停止させ、システム内に設置した窒素ボンベ(図示せず)によってNをパージして、システム内をN雰囲気に置換した後、システム全体を停止させる。尚、ポンプP4とP5は、前の操作が終了してから10分以内に停止させることが好ましい。また、ブロワー27は、ポンプP4とP5が停止してから10分以内に停止させることが好ましい。
このようにして脱硫システム10内の脱硫器12を冷却した後にシステム60全体の停止操作に入ることにより、脱硫器12や脱硫器12前後の配管におけるコーキングトラブルを防止することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態により何ら限定されるものではない。
例えば、実施形態2の水素製造システムでは、CO変成器20及びCO除去器22が設けられているが、CO変成器20のみを設けてもよい。
また、実施形態2、3では、システム内を循環する水を循環水タンク24に回収して再利用しているが、循環水の温度が上がりすぎた場合(例えば、循環水量が少ない場合や触媒量が少ない場合等)は、システムの系外に排水する仕様としても構わない。また、直接循環水タンク24に水を返さず、循環水タンク24において熱交換を行い、その熱で循環水タンク24を加熱してもよい。
次に、実施例により本発明を具体的に示すが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
尚、硫黄濃度は、JIS K2541−2「微量電量滴定式酸化法」により測定した。
実施例1
灯油(硫黄濃度14.8ppm)の脱硫を、図1に示す脱硫システム10(灯油流量:0.3L/h)を用いて250℃で約5分行なった。本実施例では、システム10停止時に、戻し流路15を用いて脱硫原料タンク13内の脱硫灯油を脱硫器12に循環させ(灯油流量:0.3L/h)、脱硫器12の温度を250℃から180℃まで約15分かけて強制冷却した。この一連の操作を200回繰り返した後、脱硫器12の出口で採取した脱硫灯油に含まれる硫黄濃度を測定した所、検出限界以下であった。従って、本実施例では、脱硫器12内の脱硫剤の活性は、200回後の運転でも変化していないことが分かった。
比較例1
実施例1と同様に、灯油の脱硫を行なった。また、本比較例では、システム10停止時に、戻し流路15を用いて脱硫器12を強制冷却せず、脱硫器12の温度を250℃のままポンプP1を停止し、1時間保持した。この一連の操作を50回繰り返した後、脱硫灯油に含まれる硫黄濃度を測定した所、5ppmであった。
比較例2
実施例1と同様に、灯油の脱硫を行なった。また、本比較例では、システム10停止時に、戻し流路15を用いて脱硫器12を強制冷却せず、脱硫器12の温度を230℃まで約30分かけて自然冷却した。この一連の操作を100回繰り返した後、脱硫灯油に含まれる硫黄濃度を測定した所、3ppmであった。
比較例3
実施例1と同様に、灯油の脱硫を行なった。また、本比較例では、システム10停止時に、戻し流路15を用いて脱硫器12を強制冷却せず、脱硫器12の温度を210℃まで約60分かけて自然冷却した。この一連の操作を200回繰り返した後、脱硫灯油に含まれる硫黄濃度を測定した所、2ppmであった。
従って、戻し流路15を用いずに脱硫器12を冷却した比較例1〜3では、脱硫器12内の脱硫剤の活性が低下していることが分かった。
本発明は、炭化水素を原料とする燃料電池システムを含む各種燃料処理システムに好適である。
本発明の一実施形態にかかる脱硫システムの構成を示す図である。 本発明の他の実施形態にかかる水素製造システムの構成を示す図である。 本発明の他の実施形態にかかる燃料電池システムの構成を示す図である。
符号の説明
10 脱硫システム
11 原料タンク
12 脱硫器
13 脱硫原料タンク
14 原料供給流路
15 戻し流路
16 気化器
17 ボイラー
18 改質器
19 改質器バーナー
20 CO変成器
22 CO除去器
24 循環水タンク
26 エア供給源
27 ブロワー
40 水素製造システム
50 燃料電池スタック
52 アノード
54 カソード
56 気水分離器
60 燃料電池システム

Claims (6)

  1. 炭化水素原料から水素を製造する水素製造システムに設けられる脱硫システムであって、
    炭化水素原料に含まれる硫黄化合物を除去する脱硫器と、
    前記脱硫器により生成された脱硫炭化水素原料を貯蔵する脱硫原料タンクと、
    前記脱硫炭化水素原料を前記脱硫原料タンクから前記脱硫器に流通させる戻し流路と、を有し、
    前記戻し流路を利用して、脱硫炭化水素原料を、前記脱硫原料タンクと前記脱硫器の間を循環させながら、前記脱硫器を停止させることにより停止する脱硫システム。
  2. 前記脱硫器内の温度が200℃以下になるまで、脱硫炭化水素原料を循環させながら前記脱硫器を停止させる請求項1に記載の脱硫システム。
  3. 炭化水素原料に含まれる硫黄化合物を除去する脱硫器と、
    前記脱硫器により生成された脱硫炭化水素原料を貯蔵する脱硫原料タンクと、
    前記脱硫炭化水素原料を前記脱硫原料タンクから前記脱硫器に流通させる戻し流路とを有する炭化水素原料から水素を製造する水素製造システムに設けられる脱硫システムを、
    前記戻し流路を利用して、脱硫炭化水素原料を、前記脱硫原料タンクと前記脱硫器の間を循環させながら、前記脱硫器を停止させる、脱硫システムの停止方法。
  4. 前記脱硫器内の温度が200℃以下になるまで、脱硫炭化水素原料を循環させながら前記脱硫器を停止させる請求項に記載の脱硫システムの停止方法。
  5. 請求項1又は2に記載の脱硫システムを有する水素製造システム。
  6. 請求項に記載の水素製造システムを有する燃料電池システム。
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