JP4383780B2 - ループピン結合装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は衣類品、靴下等を一つに束ねたり、商品にループピンを挿入してブランドラベル、値札、素材説明書、使用説明書等のタグを取付ける事ができるループピン結合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2001−354218号公報
【特許文献2】
特開平8−310520号公報
一般に、衣類品、日常小物、サンダル、靴等を結束したり、当該商品にブランドラベル、値札等を効率的に取り付けるために、従来より種々のループピン及びループピン結合装置が用いられてきた。
【0003】
かかる従来に於けるループピン10の一具体例の構成を図7乃至図12を参照して説明する。
【0004】
即ち、図7にかかるループピン10は、可撓性を有するフィラメント部12と、当該フィラメント部12の一方の端部に設けられた適宜の係合部16を有する挿通部13と、前記フィラメント部12の他方の端部に設けられている前記挿通部13を不可逆的に通す為の挿通穴14を有すると共、当該挿通穴14内に当該挿通部13の当該係合部16、16と係合し合う一対のブレード部17、17’とが設けられているソケット部15が設けられているものであり、然も、上記した従来のループピン10は、例えば、前記した具体例と同様に、当該挿通部13、当該ソケット部15及び当該フィラメント部12とが、通常ナイロン、ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂で一体成形されているのである。
【0005】
そして、上記した具体例に於いては、図8に示す様に、任意の商品例えば鞄200に於いて、当該フィラメント部12を当該ラベル類400に予め設けられた孔部410に通した後、例えば、把手300と鞄本体200との間に当該ソケット部15にフィラメント部12を挿通し当該ラベル類400を保持する機能を有する当該ソケット部15の孔部14に当該挿通部13を貫通させる事によって、所定のラベル類400を、当該商品200に係止させる様にしたものである。
【0006】
処で、上記したループピン10は、例えば、作業効率を向上する為に、図9に示す様なループピン10を複数個並列状に配置したループピンシート600を使用する。
【0007】
即ち、図9に示す個々のループピン10が複数個、当該フィラメント部12が互いに平行に隣接して配列されると共に、互いに近接して配置される当該複数個の挿通部13若しくはその近傍部と当該複数個のソケット部15若しくはその近傍部とは、それぞれ個別に設けられた接続バー部24、24’にそれぞれ接続せしめられている構造を有するものであって、当該挿通部近傍及びソケット部近傍部は、更に接続部11、11’によって相互に連結されている。
【0008】
上記したループピン集合体600は、従来のループピンと同様に通常ナイロン、ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂で一体成形されている。
【0009】
そして、当該ループピン600は、図10に示す様な、例えば、特開平8−310520号公報(特許文献2)に示される様な、内部機構を有するループピン結合装置20に搭載されて、操作レバー22を操作する毎に当該ループピン10が一本ずつ打ち出されて商品にラベル類を取り付ける事が出来る。
【0010】
図10は、当該ループピン600を当該ループピン結合装置20に搭載した状態を示したものである。
【0011】
図11は、ループピン結合装置20の上部平面図であって、当該ループピン結合装置20には左右に当該ループピン600の接続バー24、24’が挿入される縦溝40、41が形成されている。
【0012】
又当該縦溝40には、例えば、ループピン600のソケット部15を連結する接続バー24’が挿入され、縦溝41には、挿通部13を連結する接続バー24が挿入される。また、打ち出し装置20には、図示するレバー22を操作によって駆動される打ち出しピン42が縦溝41の側方に配設されており、挿通部13を接続バー24の連結部11’から切り離して、筒状の中空針21に沿って前方へ一個づつ押し出す。
【0013】
一方、当該ソケット部15は、湾曲状の中空ガイド部を構成する案内管43に沿って適宜の押し出し手段、例えば打ち出しピン或いはギヤ・ラック方式による押し出し手段25等を利用して押し出され、その先端部44に於いて上記した打ち出しピン42によって中空針を構成する中空ガイド部21を介して押し出される挿通部13と嵌合する様に構成されている。
【0014】
尚、図12は、上記した従来に於ける当該ループピン結合装置20を使用して所望の商品に適宜のラベル等を添着する操作を実行する直前の当該ループピン結合装置の状態を示す斜視図である。
【0015】
即ち、図12に示す様に、ラベル類400の孔部410を当該ループピン結合装置20の中空針21に嵌合させた後、当該レバー22を操作して当該フィラメント部12を当該商品200に係止させるものである。
【0016】
処で、上記した図12に示すループピンの結合操作に際し、当該中空針21の当該ループピン結合装置20の表面26からの突出長を長くした場合には、当該ループピン結合装置20に於ける当該ソケット部15を案内する当該湾曲状の案内管43は、当該中空針21と対向して設けられているので、その間隔が短くなってしまい、商品の必要な部位に当該湾曲状の案内管43を引っかける事が困難になり、作業上の制約が発生すると同時に作業効率の低下を来す原因でも有った。
【0017】
又、当該中空針21の当該ループピン結合装置20の表面26からの突出長を短くした場合には、当該ラベル等の保持が難しくなると同時に、所望の商品に於ける当該ループピンを通過させる小孔部或いは小開口部に当該中空針21の針先を挿通させる事が困難となるので、作業効率を大幅に低下する事になる。
【0018】
又、別の従来例としては、特開2001−354218号公報(特許文献1)に示される様な内部構造を有するループピン結合装置も、従来から使用されており、その内部のループピン打ち出し機構は、前記した従来例よりも簡素化されているが、当該挿通頭部13と当該ソケット部15とを前方に送り出し、当該ループピン結合装置の前方に於ける適宜の位置で両者を相互に嵌合させる構成は、略同一である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、上記した従来のループピン結合装置に於いては、当該ループピンの打ち込み装置は、例えば、操作レバーをオペレータが操作する事によって個々のループピンをループピン結合装置の前方に打ち出して当該挿通頭部と当該ソケット部とを相互に嵌合させるに際して、当該オペレータが当該ループピン結合装置の操作に不慣れであると、当該ループピン結合装置の打ち出し機構が複雑である為、当該装置上のガタが原因である事もあり、又、当該操作レバーを十分に引いたつもりであっても、実際には当該挿通頭部が完全に目標とする嵌合位置まで送り出されずに、当該嵌合位置の直前で止まっていたり、当該挿通頭部が当該ソケット部の孔部に嵌合してはいるものの、完全にはまり込めない状態に有る事も多く、未嵌合状態或いは不十分な嵌合状態で終わってしまっている場合がかなり見受けられる。
【0020】
係る状態は、当該オペレータが確実に最後まで当該操作レバーを引ききれずに、ある程度のおそれの気持ちから当該操作レバーを引く際の最後の段階で力を抜いてしまうと言う問題から発生するものと考えられる。
【0021】
このような、ループピンの当該挿通頭部と当該ソケット部との嵌合状態とが不完全な場合には、オペレータは、当該挿通頭部と当該ソケット部が完全に嵌合していると勘違いをして当該ループピンを当該ループピン結合装置から取り外そうとするが、その結果、当該ループピンが当該ループピン結合装置から除去する操作が必要になるが、その操作はオペレータの手作業となり、且つ簡単に嵌合を失敗した当該ループピンを当該ループピン結合装置から取り外す操作は容易でなく、時間のかかる操作となっている。
【0022】
更には、当該オペレータが当該ループピンの嵌合操作が確実に完了していないと判ると、当該ループピンを当該ループピン結合装置に残存させたまま、再度当該操作レバーを操作することも多く、その結果、当該ループピン結合装置内に残存している前のループピンと新たに打ち出されたループピンとが接触して或いは干渉する事によってジャムリ現象が発生し、その除去操作にも多くの面倒で複雑な処理を必要とする為、操作効率が大幅に低下してしまうと言う問題が有った。
【0023】
一方、上記したループピン結合装置を使用して所定の商品に所定の値札、ラベル、使用説明書等を当該ループピンを使用して係止させるか取り付ける場合に、必ず、当該所定の商品に固有の孔部、開口部、隙間部、間隙部等に当該ループピンを挿通させる必要があり、その為、特に、当該ループピン結合装置の前面に於ける当該挿通頭部を打ち出す部分或いはその近傍に、固定の突出部或いは突起部を形成しておいて、当該突出部或いは突起部を先ず当該所望の商品に於ける当該商品に固有の孔部、開口部、隙間部、間隙部等に当該突出部或いは突起部を挿通させた後に、当該ループピン結合装置の操作レバーを操作して、当該ループピンの当該挿通頭部と当該ソケット部とを嵌合させる方法を採用する事も多い。
【0024】
然しながら、従来のループピン結合装置に於いては、当該突出部或いは突起部の長さは固定されたものである為、特定の商品にしか使用できないという問題がある他、複数種の商品に適応させる為には、互いに異なる突出長或いは突起長を有する複数種の当該突出部或いは突起部を有するループピン結合装置を複数種予め用意しておく必要があり、コストの増大に繋がっていた。
【0025】
然も、従来のループピン結合装置に於いては、当該突出部或いは突起部は、強度を保つ為に金属で構成されているので、その先端部が商品の当該孔部、開口部、隙間部、間隙部等に接触すると当該商品の表面を損傷させる場合もあり、商品の価値を損ねると言う問題も有った。
【0026】
そこで本発明の目的は、ループピンを所望の商品に係止させ所定のラベル、値札、或いは商品に関するスペック或いは取り扱い方法等を記載した説明書等を当該商品に添着させる為のループピン結合装置であって、当該所望の商品に於ける当該ループピンを係止させるための小孔部、開口部、間隙部等に当該ループピンの挿通頭部を容易に貫通させて当該ループピンの結合操作を簡易且つ効率的に実行しうるループピン結合装置を提供すると同時に、当該ループピンを打ち込む際に、当該ループピンに於ける当該挿通頭部とソケット部との嵌合が不十分である場合或いは未だ嵌合が完了していないような状態が発生した場合には、その状態をオペレータに感知させて、追加的に残りの衝程の操作を実行させる事により、当該ループピン結合装置の操作効率を向上させると共に、当該ループピン結合装置に於ける当該ループピンのジャムリ現象の発生を防止することが可能なループピン結合装置を提供するものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記解決すべき課題を解決するため、基本的に以下に記載されたような構成を採用するものである。すなわち本発明の第1の態様は、可撓性を有するフィラメント部と、当該フィラメント部の一方の端部に設けられた適宜の係合部を有する挿通頭部と、当該フィラメント部の他方の端部に設けられている前記挿通頭部を不可逆的に通す為の穴部を有するソケット部とから構成されたループピンを打ち出して当該挿通頭部を当該ソケット部に嵌合させてループ状の係止具を形成するループピン結合装置であって、当該ループピン結合装置は、当該挿通頭部と当該ソケット部とを当該装置の前方で相互に嵌合せしめるために当該挿通頭部を当該装置の前方に送り出す第1の送り手段と当該ソケット部を当該装置の前方に送り出す第2の送り手段とから構成されており、且つ、当該個々のループピンの当該挿通頭部と当該ソケット部を、それぞれが当該装置にセットされた部位から当該挿通頭部と当該ソケット部とが相互に嵌合させる位置迄移動せしめる一衝程中に於いて、少なくとも当該第1の送り手段は、当該一衝程中の任意の位置で一時的にその送り動作を中止しえる送り操作中断機構を有しているループピン結合装置であり、又、本発明の第2の態様としては、可撓性を有するフィラメント部と、当該フィラメント部の一方の端部に設けられた適宜の係合部を有する挿通頭部と、当該フィラメント部の他方の端部に設けられている前記挿通頭部を不可逆的に通す為の穴部を有するソケット部とから構成されたループピンを打ち出して当該挿通頭部を当該ソケット部に嵌合させてループ状の係止具を形成するループピン結合装置に於いて、当該挿通頭部と当該ソケット部とを当該装置の前方で相互に嵌合せしめるために、第1の送り手段を介して当該挿通頭部を当該装置にセットした位置から当該装置の前方に送り出すと共に、第2の送り手段を介して当該ソケット部を当該装置にセットした位置から当該装置の前方に送り出すに際して、当該個々のループピンを当該装置にセットした位置から当該挿通頭部と当該ソケット部とを相互に嵌合させる迄の一操作中に於いて、少なくとも当該挿通頭部の前進動作を、当該一操作中の任意の位置で一時的に停止させ、その後当該一操作中の残りの操作工程を再開させる様に構成したループピンの結合方法である。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明のループピン結合装置は、上記した様な技術構成を採用している事から、 特に、小孔或いは小さな開口部を有する特定の商品で、当該小孔或いは小さな開口部に所定のラベル等を添着させる為に、当該小孔或いは小さな開口部に容易に且つ効率的にループピンを挿通させる事が可能なループピン結合装置を提供することが可能であると同時に、当該ループピンを打ち込む際に、当該ループピンに於ける当該挿通頭部とソケット部との嵌合が不十分である場合或いは未だ嵌合が完了していないような状態が発生した場合に、その状態をオペレータに感知させて、追加的に残りの衝程の操作を実行させる事により当該ループピン結合装置に於ける当該ループピンの未嵌合状態の発生を事前に効率的に確認する事が可能でありそれによってジャムリ現象の発生を防止し、操作性の向上並びに操作効率を向上させることが可能なループピン結合装置が容易に得られるものである。
【0029】
【実施例】
以下に、本発明に係るルーピン結合装置の一具体例の構成を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に係るループピン結合装置の一具体例の構成を示す平面図であり、図中、可撓性を有するフィラメント部12と、当該フィラメント部12の一方の端部に設けられた適宜の係合部16を有する挿通頭部13と、当該フィラメント部12の他方の端部に設けられている前記挿通頭部13を不可逆的に通す為の穴14部を有するソケット部15とから構成されたループピン10を打ち出して当該挿通頭部13を当該ソケット部51に嵌合させてループ状の係止具を形成するループピン結合装置30であって、当該ループピン結合装置30は、当該挿通頭部13と当該ソケット部15とを当該装置30の前方で相互に嵌合せしめるために当該挿通頭部13を当該装置30の前方に送り出す第1の送り手段61と当該ソケット部15を当該装置30の前方に送り出す第2の送り手段62とから構成されており、且つ、当該個々のループピン10の当該挿通頭部13と当該ソケット部15を、それぞれが当該装置30にセットされた部位から当該挿通頭部13と当該ソケット部15とが相互に嵌合させる位置63迄移動せしめる一衝程64中に於いて、少なくとも当該第1の送り手段61は、当該一衝程64中の任意の位置で一時的にその送り動作を中止しえる送り操作中断機構65を有しているループピン結合装置30が示されている。
【0030】
尚、図2は、上記した本発明にかかるループピン結合装置30の側面図であって、当該ループピン結合装置30に於ける当該第1及び第2の送り手段61及び62を駆動させる為の駆動機構の一例を示す図であり、又図3は、上記した本発明にかかるループピン結合装置30の正面図であって、当該ループピン結合装置30に於いて、所定のループピンシート600が搭載されている例を示している。
【0031】
本発明に係る当該当該送り操作中断機構65は、当該装置30の当該ループピン送り出し面66と、当該挿通頭部13と当該ソケット部15とを当該装置30の前方で相互に嵌合せしめるための嵌合位置63との間で且つ当該挿通頭部13の先端部67が、当該嵌合位置63よりも当該装置30の当該ループピン送り出し面66に近い位置である第1の中断位置P1に於いて当該挿通頭部13の送り出し操作が中断せしめられる様に構成されている事が望ましい。
【0032】
本発明に於ける当該ループピン10の当該挿通頭部13の送り操作を中断させる為の当該送り操作中断機構65は、当該装置30の当該ループピン送り出し面66と、当該挿通頭部13と当該ソケット部15とを当該装置30の前方で相互に嵌合せしめるための嵌合位置63との間で、且つ当該挿通頭部13の先端部76が、当該嵌合位置63に近接した位置である第2の中断位置P4で当該挿通頭部13の送り出し操作を中断させる様に構成されている事も好ましい。
【0033】
本発明に於ける当該第1の中断位置P1は、当該ループピン結合装置30の当該ループピン送り出し面66から突出した当該挿通頭部13の先端部67が、当該ループピン10が係止される商品の当該ループピンが貫通せしめられる開口部或いは小孔部内に挿入され易い位置に設定されているものである。
【0034】
即ち、本発明に於いては、特にワイシャツのボタン孔、ファスナーの引き手部の小孔、靴類の靴紐通し孔、或いは傘の巻き紐の先端にあるリング部等一般的にかなり小さい孔部にタグ等を添着させる為にループピン10を挿通させる事が目的であり、従来では殆どオペレータが手で挿入操作を行っている分野を本発明に於ける様なガン、つまりループピン結合装置を使用して効率良くタグ等を添着させる様にしてものである。
【0035】
その為、具体的には、当該ループピン結合装置30に於いて、従来から設けられている当該挿通頭部13が打ち出される際に通過する中空ガイド部21を出来るだけ短く設定し、その代わりに、図1に示す様に少なくとも当該挿通頭部13を当該ソケット部15と嵌合させる為に当該挿通頭部13を当該ソケット部15と相互に嵌合させる位置63迄移動せしめる一衝程64中に於いて、当該挿通頭部13の前進動作を一時的に中断し、少なくとも当該挿通頭部13の先端頭部67が当該一衝程中の任意の位置(P1,P2、或いはP3の何れか)で一時的に静止しその状態に固定させるものである。
そして、本発明に於いては、当該ループピン結合装置30の前面66から突出して固定されている当該挿通頭部13の先端頭部67を先ず、例えばワイシャツのボタン孔に挿入しその後に当該第1の送り手段61の送り操作を再開させて当該挿通頭部13と当該ソケット部15とを嵌合せしめ、それによって当該ワイシャツのボタン孔を介してラベル等を係止したループ状のループピンが完成する。
【0036】
したがって、本発明に於いては、従来の金属等で構成されている中空針21が商品の表面を損傷する危険が有ったのに対し、プラスチック製の当該挿通頭部13の頭部67が当該商品の孔部を貫通する様に構成されているので、当該中空針21が金属で構成されたものであっても、商品の表面を損傷する危険が全くなくなるという効果を奏しうるものである。
【0037】
更に、本発明に於いては、当該中空針21を省略する事も可能である。
【0038】
その為、本発明に於いては、当該挿通頭部13の先端頭部67の停止位置は、対象商品のレベル等を取り付ける部位によって最も適切な長さに設定する事が必要であり、つまり当該挿通頭部13の先端頭部の停止位置は、対象商品に応じて当該挿通頭部13の挿通し易い長さが得られる様に適宜決定する必要がある。
【0039】
更に、当該挿通頭部13の先端頭部67の停止位置は、一つのループピン結合装置30に於いて一箇所である必要はなく、例えば、図1に示す様に複数箇所(P1,P2,P3)に設定する事も可能である。
【0040】
即ち、本発明に於ける当該第1の中断位置P1,P2,或いはP3は当該ループピン結合装置30の当該ループピン送り出し面66からの距離が調節自在となる様に構成されている事も好ましく、更には、当該第1の中断位置は、当該一衝程64中に複数個設けられているもので有っても良い。
【0041】
本発明に於ける当該第1の中断位置P1,P2,或いはP3に於いては、オペレータが当該ループピン10の挿通頭部13の先端頭部67を所定の商品の所望の小孔部内に挿通させようとして一旦所定の当該第1の中断位置に当該挿通頭部13を静止固定保持した場合には、当該ループピン結合装置30の操作レバー22は、ルーズな状態になっており、オペレータが当該操作レバー22から手を放しても当該挿通頭部13の静止位置は変化する事が無い様に構成されているものである。
【0042】
即ち、本発明に係る当該ループピン結合装置30のより詳細な具体例を図2乃至図3を参照して説明する。
【0043】
図中、当該ループピン結合装置30の操作レバー22をオペレータが操作すると当該操作レバー22と連動して矢印Aの方向に回動する従動レバー68に係合する第1の送り手段61が図2或いは図3に於いて左の方向に水平に移動し、当該第1の送り手段61の先端に係合している押し出しピン42を左方向に水平に押し出す事によって、当該押し出しピン42の先端に当接している当該挿通頭部13が当該中空針21を介して当該嵌合位置63に向け押し出される。
【0044】
一方、当該第1の送り手段61に係合している可動ラック69が同時に左方向に移送されるのに同期して回転ギヤ群70が回転されるので当該回転ギヤ群70と係合するラック71からなる押し出しピン25も左の方向に移送されるので、当該押し出しピン25の先端部に当接している当該ソケット部15が当該案内管43内を摺動しながら当該嵌合位置63まで移送され、そこで当該挿通頭部13と嵌合せしめられる。
【0045】
上記具体例に於いては、当該ラック69、回転ギヤ群70及び押し出しピン25が本発明に於ける第2の送り手段62を構成している。
【0046】
一方、本発明に於ける当該第1の送り手段61に近接して、上記した本発明に係る送り操作中断機構65が配備されている。
【0047】
一方、本発明に於いては、上記した様に、当該送り操作中断機構65は、当該装置30の当該ループピン送り出し面66と、当該挿通頭部13と当該ソケット部15とを当該装置30の前方で相互に嵌合せしめるための嵌合位置63との間で、且つ当該挿通頭部13の先端部67が、当該嵌合位置63に近接した位置である第2の中断位置P4で当該挿通頭部13の送り出し操作を中断させる様に構成されている事が望ましい。
【0048】
即ち、本発明に於ける当該第2の中断位置P4は、当該挿通頭部13と当該ソケッ15ト部とが嵌合していない状態か或いは、不完全な嵌合状態にある位置に対応する位置である事が好ましい。
【0049】
つまり、当該挿通頭部13と当該ソケッ15ト部とが嵌合していない状態か或いは、不完全な嵌合状態は、上記した様な原因で発生する場合が多く、一旦当該未嵌合或いは不完全な嵌合状態が発生しても、オペレータは気づかない場合が多く、仮にそれに気づいたとしても再度操作レバーを操作してしまう事が多く、その結果,先に打ち出したループピンと新たに打ち出したループピンとが当該ループピン結合装置30内で絡み合い、ジャムリ現象が発生するばかりでなく、嵌合不良のループピンを当該ループピン結合装置30から取り外し、除去する作業が困難なものとなる。
【0050】
その為、本発明に於いては、例えば、当該操作レバー22を完全に最後の位置まで引ききれずに当該挿通頭部13の先端部67が未嵌合状態或いは不完全嵌合状態が発生する可能性の極めて大きな位置に停止してしまう確立の高い位置に当該挿通頭部13の先端部が停止する様に当該送り操作中断機構の作動を設定しておけば、当該第1の送り手段61は、当初の位置まで戻ることは無く、当該第2の中断位置で当該61と第1の送り手段挿通頭部13は一時的に停止せしめられる。
【0051】
そして、この間では、当該操作ればー22はルーズな状態になるので、オペレータは、上記した未嵌合状態或いは不完全嵌合状態が発生した事を認識できる。
【0052】
そして、続いて当該操作レバー22を再度最後まで引き込む事によって、次のループピンが打ち出されるのではなく、未嵌合状態或いは不完全嵌合状態を起している当該ループピンに関する残りの衝程のみが実行されて、当該挿通頭部13を確実に当該ソケット部15の中に嵌合させる事が出来るのである。
【0053】
上記した説明から明らかな様に、本発明に於ける当該送り操作中断機構65は、当該挿通頭部13の送り操作を中止した際に当該挿通頭部13を当該中断位置P1からP4の何れかに保持固定しえる様に構成されている事が必要であり、更には、当該第1若しくは当該第2の中断位置に於いて、当該挿通頭部13の送り操作が中断された後に、当該送り操作中断機構65は、当該一衝程64中に於ける当該中断操作後の残りの衝程が実行される事を許可する様に構成されている事も必要である。
【0054】
一方、本発明に於いては、当該挿通頭部13が当該第2の中断位置で停止せしめられた場合には、当該挿通頭部13と当該ソケット部15とが嵌合していない状態か或いは、不完全な嵌合状態にあることをオペレータに報知する報知機能が更に設けられている事も望ましい。
【0055】
係る報知機能としては、たとえば、操作レバー22をルーズな状態にするとかブザーを発生させるとか、別個に設けた表示装置に表示される色情報を変化させる様な方法を採用する事が可能である。
【0056】
本発明に於いては、当該送り操作中断機構65に於いては、当該第1若しくは第2の何れかの中断位置に於いて、当該挿通頭部13が、当該挿通頭部13の送り出し操作が中断せしめられた場合でも、当該送り出し方向に対して逆行する方向には移動しない様に構成されている事が望ましい。
【0057】
又、本発明に於ける当該ループピン結合装置30に使用される、当該送り操作中断機構65が、当該第1の中断位置を制御する第1の中断機構651と当該第2の中断位置を制御する第2の中断機構652との何れかを有している事も好ましい具体例である。
【0058】
一方、本発明に於ける当該第1の送り手段61と当該第2の送り手段62とは、操作レバー機構22、従動レバー68或いは、電動機機構(図示せず)等によって構成される当該送り手段駆動機構72によって、直接的に或いは適宜の部材を介して間接的に駆動される様に構成されているものである。
【0059】
更に、本発明に於いては、当該挿通頭部13の送り出し操作に於ける一衝程64中に、当該第1の中断機構651と当該第2の中断機構652の少なくとも一方或いはその双方の中断機構が有効となる様に構成されている事も望ましい。
【0060】
一方、本発明に於ける当該第1の送り手段61と当該第2の送り手段62とは、操作レバー機構22、従動レバー68或いは、電動機機構(図示せず)等によって構成される当該送り手段駆動機構72によって、直接的に或いは適宜の部材を介して間接的に駆動される様に構成されているものである。
【0061】
上記した本発明に於けるループピン結合装置30の基本的な構成は、従来例の一つとして説明した、特開2001−354218号公報(【特許文献1】)に開示されている機構を有するループピン結合装置にも適用可能である事は言うまでもない。
【0062】
以下に、本発明に於いて使用される当該送り操作中断機構65の具体的な構成の例に付いて詳細に説明する。
【0063】
即ち、図5に示されている当該装置の一具体例に於いては、上記した特開2001−354218号公報(【特許文献1】)に開示されているループピン結合装置に本発明の送り操作中断機構適用した場合の例を示すものであって、当該ループピン結合装置30の一方の側面部の内部の構成を説明する図となっている。
【0064】
即ち、少なくとも当該第1の送り手段61を駆動させる送り手段駆動機構72(つまり従動レバー68)の一部にガイド部材73が設けられており、当該ガイド部材73の一部に当該送り操作中断機構の一部が設けられている構成が示されている。
【0065】
本具体例に於いては、当該ガイド部材73は、当該従動レバー68からなる当該送り手段駆動機構72の先端部に回転軸80を介して揺動自在に取り付けられているガイド部材73が設けられており、更に当該ガイド部材73の先端部には、後述する送り操作中断機構65の一部を構成する規制軌道部79に嵌合する突起部81と当該送り操作中断機構65の一部を構成する爪部等で構成されたラッチェット部82とが設けられている。
【0066】
尚、本具体例に於ける当該第1の送り手段61は、当該送り手段駆動機構72に設けられているカム部74と当該打ち出しピン42を有して左右に摺動する第1の摺動体75に設けられている制御カム76とで構成されている。
【0067】
一方、本発明に於ける第2の送り手段62は、本図5には点線で示されている様に、当該送り手段駆動機構72に揺動可能に接続されているリンク部77に接続された押し出しピン25を有する第2の摺動体78とで構成されている。
【0068】
従って、本具体例に於いては、当該操作レバー22を操作する事によって、当該従動レバー68で構成されている当該送り手段駆動機構72が回動して、当該第1の送り手段61と当該第2の送り手段62とを図面の右方向に摺動させる事によって当該挿通頭部13と当該ソケット部15とが同時に当該ループピン結合装置30から打ち出される。
【0069】
尚、当該ループピン結合装置30に於いては、前記第2の打ち出しピンがガイド部材の先端に到達後、一定時間待機し、然る後に第1の打ち出しピンが当該ガイド部材の先端部に到達する様に時間差で両者の送り手段が操作される事が望ましく、その為に、本具体例では、図6に示す様に、当該操作レバー22が操作されて当該従動レバー68が右方向に旋回すると同時に当該第2の送り手段62が右方向に摺動を開始するが、当該第1の送り手段61に有っては、先ず当該操作レバー22が操作されて当該従動レバー68が右方向に旋回すると、当該送り手段駆動機構72である当該従動レバー68に設けられているカム部74の先端部(A)と当該第1の摺動体75に設けられている制御カム76の先端部(C)とは当接せずに、当該カム部74の先端部(A)は、当該制御カム76に形成されている湾曲部(B)に沿って摺動するのみであるので、その間は当該制御カム76は右方向に移動せず従って当該第1の送り手段61は静止状態を維持する。そして当該カム部74の後部湾曲部(D)が当該制御カム76の先端部(C)とは当接した時点で当該制御カム76は右方向に移動し、従って当該第1の送り手段61は当該第2の送り手段62の作動開始時間から所定の時間遅延して動作が開始される様に構成されている。
【0070】
本発明に於ける当該送り操作中断機構65は、例えば、図5に示す様に、当該装置本体部30の内壁面に、当該第1の送り手段を駆動させる当該送り手段駆動機構に設けられた当該ガイド部材73の移動軌跡に沿って当該ガイド部材73に近接して形成されている規制軌道部79で構成されているものである。
【0071】
そして、上記した様に、当該ガイド部材73には、当該規制軌道部79と嵌合して当該規制軌道部79に沿って摺動する突起状部分85からなる規制軌道嵌合部材81或いは、凹部86からなる規制軌道嵌合部材81が設けられている。
【0072】
又、本発明に於ける当該規制軌道部79は、図14に示す様に当該装置30の内壁面に形成された長尺状の溝部83或いは突起部84で構成されている事が望ましい。
【0073】
本発明に於ける当該規制軌道嵌合部材81は、当該規制軌道部79の当該溝83内或いは当該突起部84と嵌合しうる構造を有し、且つ当該溝83内或いは突起部84に沿って摺動しえる様に構成されている事が望ましい。
【0074】
更に、本発明に於いては、図13に示す様に、当該第1の送り手段61に設けられている当該ガイド部材73の一部に更にラッチェット部82を構成する係止爪部82が設けられており、係る係止爪部82等は、後述するストッパー手段と共に、本発明に於ける送り操作中断機構65を構成する。
【0075】
尚、本発明に於ける当該送り手段駆動機構72である当該従動レバー68は、図5に示す様に適宜のスプリング100によって、当該ガイド部材73が係合している先端部分は図5の左側方向に常に戻ろうとするバイアス力が印加されているので、当該第1及び第2の送り手段61,62は何れも、図5の左方向に移動可能な様にバイアス力を受ける事になる。
【0076】
本発明に於ける当該ループピン結合装置30の一具体例に於いては、図14(A)の様に、当該規制軌道部79が溝83で構成されていて、当該規制軌道嵌合部材81が当該溝83内と嵌合して当該溝部83に沿って摺動する様に構成されている具体例に於いては、当該規制軌道部79の外周部近傍で当該第1の中断位置P1に相当する位置に適宜のストッパー部材85を配置すると同時に、当該第2の中断位置P4に相当する位置に適宜のストッパー部材86を配置するものである。
【0077】
そして、当該第1の送り手段61が移動するのに伴い、当該ガイド部材37に設けられた当該規制軌道嵌合部材81が有する突起部85が当該溝部83に沿って摺動し、当該第1の中断位置P1に到達した際に、オペレータが意識的に操作レバー22に対する押圧力を緩める事によって、当該規制軌道嵌合部材81に設けられている当該係合爪部或いはラッチェト部82が当該ストッパー部材85と係合する事によって、当該第1の送り手段61の後退が妨げられ、当該挿通頭部13は、当該第1の中断位置P1で静止保持されることになる。
【0078】
その間にオペレータは、上記した様に、当該ループピン結合装置30の前面部から突出した当該ループピン10の当該挿通頭部13を所望の商品の必要な小孔部に挿入操作を行い、次いで当該第1の送り手段61の前進操作を再開させ、残りの衝程を実行し、そのまま当該挿通頭部13と当該ソケット部15とが完全に嵌合状態となった場合には、その段階で当該ループピン10の打ち込み操作は完了し、ループ状になった当該ループピン10を当該ループピン結合装置30から取り除き、所定の1衝程の操作は終了する。
【0079】
然しながら、万一、オペレータによる当該操作レバー22の操作が最後まで完全に完結できず、当該挿通頭部13と当該ソケット部15との嵌合が未嵌合状態或いは不完全嵌合状態となった場合には、当該オペレータが一旦操作レバーに加えている圧力を若干でも緩和すると直ちに、当該規制軌道嵌合部材81に設けられている当該係合爪部或いはラッチェト部82が当該ストッパー部材86と係合する事によって、当該第1の送り手段61の後退が妨げられ、当該挿通頭部13は、当該第2の中断位置P4で静止保持されることになる。
【0080】
その後、当該オペレータが当該ループピン10に於ける未嵌合状態或いは不完全嵌合状態を認識した後、当該操作レバー22を更に最後まで引き込む事によって、当該第1の送り手段61の前進操作を再開させ、残りの衝程を実行し、当該挿通頭部13と当該ソケット部15とが完全に嵌合状態となった場合には、その段階で当該ループピン10の打ち込み操作は完了し、ループ状になった当該ループピン10を当該ループピン結合装置30から取り除き、所定の1衝程の操作は終了する。
【0081】
その後、操作レバー22が解放されると、当該ガイド部材37の当該規制軌道嵌合部材81は、行き工程用の溝部である第1の規制軌道部87と別個に形成されている戻り用の溝部である第2の規制軌道部88に沿って当該第1の送り手段61の送り操作方向とは反対の方向に移動して最初のスタート位置89に戻り、次のループピン打ち込み操作に備える事になる。
【0082】
従って、本具体例に於ける当該規制軌道部79は、閉鎖状のループを形成している事が望ましい。
【0083】
又、本具体例に於いては、図15に示す様に、当該ガイド部材73に設けられている当該係止爪部82は、図15で見て上方にバイアスが常時かけられていて、当該ストッパー部85,86の底部を通過する際は、下方に移動しえる様な適宜の構成を有している事が望ましい。
【0084】
一方、本発明に於ける別の具体例に於いては、当該ストッパー部85,86を図16(A)に示す様に、当該規制軌道部79の内部の当該第1と第2の中断位置に相当する位置に形成し、当該ガイド部材73に係合している当該規制軌道嵌合部材81を当該係止爪部81として機能させたものである。
【0085】
この具体例に於いては、当該ガイド部材73の一部を肉薄部として弾力性を付与しておく事も望ましい。
【0086】
一方、本発明にかかる別の具体例に於いては、図14の(B)に示す様に、当該規制軌道部79を長尺状突起部91で構成したものであり、かかる具体例に於いては、例えば、図16(B)に示す様に、例えば、当該長尺状突起部91からなる当該規制軌道部79の当該第1の中断位置P1に相当する位置に適宜のストッパー部材85を配置すると同時に、当該第2の中断位置P4に相当する位置に適宜のストッパー部材86を配置するものである。
【0087】
又、本具体例に於ける当該規制軌道嵌合部材81の構造も図16(B)に例示されている通り、当該長尺状突起部91からなる当該規制軌道部79に跨る様に嵌合する形状からなり且つ当該ストッパー部85,86と係合する係止爪部82は,一方向に傾斜したスライダー部92を適宜のスプリング部93を介して当該規制軌道嵌合部材81の天井部に上下動自在に係止させた構造のものを使用する事が可能である。
【0088】
つまり、本具体例に於いては、当該規制軌道嵌合部材81が当該係止爪部82を兼用するものである。
【0089】
又、上記した各具体例に於いては、当該ストッパー部85,86は、当該係止爪部82若しくは当該規制軌道嵌合部材81が摺動通過しえる傾斜面部93と、当該係止爪部82若しくは当該規制軌道嵌合部材81と係合しえる壁面94とを有しており、それによって当該係止爪部82若しくは当該規制軌道嵌合部材81が当該規制軌道79に沿って、これまでに移動してきた方向と反対の方向に移動が出来ない様に構成されているものである。
【0090】
本発明に於ける当該規制軌道部79は、当該挿通頭部13と当該ソケット部15とが当該装置30にセットされた部位Mから当該挿通頭部13と当該ソケット部15とが相互に嵌合させる位置63迄移動せしめる一衝程64中に対応する長さLを有しており、且つ当該規制軌道部79は、少なくとも当該第1の送り手段61が、当該挿通頭部13と当該ソケット部15とが当該装置30にセットされる部位Nから当該挿通頭部13と当該ソケット部15とが相互に嵌合させる位置63迄移動する際に使用される第1の規制軌道87と当該第1の送り手段61が、当該挿通頭部13と当該ソケット部15とが相互に嵌合させる位置63から当該挿通頭部13と当該ソケット部15とが当該装置30にセットされる部位M迄後退する際に使用される第2の規制軌道88とで構成されている事も好ましい。
【0091】
次に、本発明に係るループピン結合装置30の更に別の具体例の構成に付いて説明するならば、図17(A)に示す様に、本具体例に於いては、当該規制軌道部79に於ける当該第1の規制軌道部87には、当該一衝程64中、少なくとも当該第1の中断位置P1に対応する部位に於いて、ストッパー部85を使用する代わりに屈曲部101が形成されているものである。
【0092】
本具体例に於ける当該第1の規制軌道部87には、当該屈曲部101が少なくとも2ヶ所に形成されているもので有っても良い。
【0093】
例えば、図17(B)に示す様に、当該第2の屈曲部102が、当該第1の規制軌道87の当該一衝程64中、当該第2の中断位置P4に対応する部位に設けられているものであっても良い。
【0094】
尚、図17(A)に於いては、当該第1の中断位置P1に対応する部位に於いて屈曲部101が形成されており、一方、当該第2の中断位置P4に対応する部位にはストッパー部86が設けられている具体例が示されている。
【0095】
又、本具体例に於いては、当該屈曲部101の形成位置は、所定の範囲内で変更可能であり、前述した技術思想に基づいて、最も必要な位置に変更自在に設定する事が可能である。
【0096】
本発明に於ける当該屈曲部101は、当該第1の送り手段61が、予め定められた距離だけ、当該挿通頭部13と当該ソケット部15とが当該装置30にセットされる部位Mの方向に戻る様な後退移動が可能となる様な屈曲角度を有する様に当該規制軌道を屈曲させて構成させたものである。
【0097】
即ち、本発明に於ける当該屈曲部101の屈曲角度は特に限定されないが、当該規制軌道嵌合部材81が当該第1の規制軌道部87に沿って移動して来て、最初に当該屈曲部101第1の屈曲角部105に当接して停止する。
【0098】
その際には、当該規制軌道嵌合部材81が、当該第1の規制軌道部87に沿って逆送しない様に、図16に示す様な構成を有するストッパー部107を当該屈曲部101の直前の当該第1の規制軌道部87内に設けておくことが望ましい。
【0099】
このようにする事によって、当該ループピン10の当該挿通頭部13は、一旦嵌合位置63方向への前進移動は中断され、オペレータが当該ループピン結合装置30の操作レバー22への印加力を若干緩めると、当該規制軌道嵌合部材81は、当該屈曲部101の屈曲された規制軌道部108に沿って斜めに逆送するような状態で移動して、当該屈曲部101の第2の屈曲角部106にまで到達して静止固定される。
【0100】
本発明に於ける当該具体例に於いては、かかる構成で十分であるが、当該規制軌道嵌合部材81が当該第1の屈曲角部105に向かって逆送しない様にするために、当該屈曲された規制軌道部108の溝内に別途、図16に示す様な構成を有するストッパー部118を設けておくことも望ましい。
【0101】
その後の操作は、図14の具体例で説明したと同じ操作が本具体例でも実行されることになる。
【0102】
尚、本具体例に於いては、当該挿通頭部13と当該ソケット部15とが完全に嵌合処理される位置に当該規制軌道嵌合部材81が到達する位置109に対応する当該第1の規制軌道部87の溝内に当該規制軌道嵌合部材81が逆送しない様にすると同時に確実に当該規制軌道嵌合部材81を当該規制軌道嵌合部材81の戻り用の規制軌道部88に移動させるために、図16に示す様な構成を有するストッパー部110を設けておくことも望ましい。
【0103】
同様に、本具体例に於いては、当該第2の規制軌道部88が当該第1の規制軌道部87と交差する部位111に対応する当該第2の規制軌道部88の溝部内に操作開始時に当該規制軌道嵌合部材81が誤って当該第2の規制軌道部88の溝部内に入り込まない様に、図16に示す様な構成を有するストッパー部112を設けておくことも望ましい。
【0104】
上記の説明より明らかな様に、本具体例に於ける当該ガイド部73に係合する当該規制軌道嵌合部材81は、当該第1と第2の規制軌道部87、88を循環する様に構成されているものである。
【0105】
尚、本発明に於ける当該規制軌道部79の形状は、図17に示すものの他、当該第1の中断位置P1には送り操作中断機構が設けられておらず、当該第2の中断位置P4にのみ当該送り操作中断機構が設けられている場合及び当該第1の中断位置P1に送り操作中断機構が設けられており、当該第2の中断位置P4には当該送り操作中断機構が設けられていない場合も含まれる事は上記で説明した通りである。
【0106】
以下に、上記図17に示された規制軌道部79の具体例を使用して実際に本発明のループピン結合装置30を操作する場合の操作手順と本発明に係る送り操作中断機構65当該ガイド部材73及びそれに係合する等街規制軌道嵌合部材81の動きの概要を図18(A)乃至図18(E)を参照しながら詳細に説明する。
【0107】
先ず、本発明に係る当該ループピン結合装置30の操作直前の状態は、図18(A)に示す通り、当該送り手段駆動機構72の先端部に取り付けられている当該ガイド部材73の一部に設けられている当該規制軌道嵌合部材81は、当該規制軌道部79のスタート部89の位置に配置されている。
【0108】
次いで、オペレータが当該ループピン結合装置30の操作レバー22を操作して当該規制軌道嵌合部材81が当該規制軌道部79の行き工程用溝部87に沿って移動し、図18(B)に示す様に、当該ストッパー部107を乗り越えて、当該規制軌道部79における当該第1の中断位置P1に対応して設けられた屈曲部101の第1の屈曲角部105に当接して停止する。
【0109】
その後、オペレータが操作レバーに印加していた加圧力を若干緩める事によって、図18(C)に示す様に、当該規制軌道嵌合部材81は、此処まで移動してきた溝部内を逆送することなく、当該ストッパー107の作用と当該規制軌道嵌合部材81に常時印加されている逆方向バイアス力によって、当該規制軌道嵌合部材81は、当該屈曲された規制軌道部108の溝内を斜め下方向に移動し、ストッパー部118を越えて第2の屈曲角部106にまで到達してそこで当該第1の送り手段61の送り操作はこの時点で一旦停止されるので、その結果、当該ループピン10の当該挿通頭部13は、当該ループピン結合装置30の前面から所定の距離だけ当該ループピン結合装置30の前面から突出した位置、例えばP1で静止保持される事になる。
【0110】
その後、オペレータが上記した様な所定の処理を実行した後、再度、当該操作レバー22を操作すると、当該規制軌道嵌合部材81は、当該第1の規制軌道部87に沿って当該第1の規制軌道部87の終端部109に向けて移動を開始し、その結果、当該第1の送り手段61の当該挿通頭部13の前進送り動作が再開され、上記した当該第1の送り手段61の送り動作の一衝程中64に於ける残りの衝程が実行される事になる。
【0111】
そして、当該オペレータが当該操作レバー22を所定の必要な加圧力を以って引き終わり、当該挿通頭部13と当該ソケット部15との嵌合が完全な状態の嵌合が完了すれば、当該規制軌道嵌合部材81は図18(E)に示す様に、ストッパー部110を乗り越えて当該第1の規制軌道部87の終端部109に到達する。
【0112】
その後、オペレータが当該操作レバー22に対する加圧力を解放する事によって当該規制軌道嵌合部材81を当該第1の規制軌道部87の溝内に逆送することなく当該規制軌道嵌合部材81の戻り用の規制軌道部、つまり第2の規制軌道部88にそって移動し、当初の待機位置89まで戻る事になる。
【0113】
然しながら、当該オペレータが当該挿通頭部13を当該ソケット部15内に完全に嵌合させたと信じている場合で、実際には、当該両者の嵌合が不完全な嵌合状態或いは未嵌合状態であった場合、或いは、当該オペレータが自ら当該両者の嵌合が不完全な嵌合状態或いは未嵌合状態であると認識した場合には、当該オペレータが当該操作レバー22に印加していた加圧力を若干緩める事によって、図18(D)に示す様に、当該規制軌道嵌合部材81は僅かな距離だけ逆送せしめられ、当該規制軌道嵌合部材81に併設せれているラッチェト部を構成する係止爪部82が、当該第2お中断位置P4に対応して設けられているストッパー部86と相互に係合して、そこで当該第1の送り手段61の送り操作はこの時点で一旦停止され、その結果、当該ループピン10の当該挿通頭部13は、当該第2の中断位置P1で静止保持される事になる。
【0114】
その後、オペレータが再度、当該操作レバー22を操作して当該レバー22を最後の位置まで引き込む事によって、上記した当該第1の送り手段61の送り動作の一衝程中64に於ける残りの衝程が実行され、当該挿通頭部13と当該ソケット部15の完全な嵌合状態を得る事が出来る。
【0115】
その後の操作状態は、上記した図18(E)と同様である。
【0116】
以上の説明から明らかな様に、本発明に於けるループピン結合方法の基本的な構成としては、可撓性を有するフィラメント部と、当該フィラメント部の一方の端部に設けられた適宜の係合部を有する挿通頭部と、当該フィラメント部の他方の端部に設けられている前記挿通頭部を不可逆的に通す為の穴部を有するソケット部とから構成されたループピンを打ち出して当該挿通頭部を当該ソケット部に嵌合させてループ状の係止具を形成するループピン結合装置に於いて、当該挿通頭部と当該ソケット部とを当該装置の前方で相互に嵌合せしめるために、第1の送り手段を介して当該挿通頭部を当該装置にセットした位置から当該装置の前方に送り出すと共に、第2の送り手段を介して当該ソケット部を当該装置にセットした位置から当該装置の前方に送り出すに際して、当該個々のループピンを当該装置にセットした位置から当該挿通頭部と当該ソケット部とを相互に嵌合させる迄の一操作中に於いて、少なくとも当該挿通頭部の前進動作を、当該一操作中の任意の位置で一時的に停止させ、その後当該一操作中の残りの操作工程を再開させる様に構成したループピンの結合方法である。
【0117】
そして、本発明に於ける当該ループピン結合方法に於いては、当該挿通頭部13の前進動作停止操作は、当該装置30の当該ループピン送り出し面66と、当該挿通頭部13と当該ソケット部15とを当該装置30の前方で相互に嵌合せしめるための嵌合位置63との間で、且つ当該挿通頭部13の先端部67が、当該嵌合位置36よりも当該装置の当該ループピン送り出し面66に近い位置である第1の中断位置P1に於いて実行される事が好ましい。
【0118】
更に、本発明に於けるループピン結合方法に於いては、挿通頭部の前進動作停止操作は、当該装置の当該ループピン送り出し面と、当該挿通頭部と当該ソケット部とを当該装置の前方で相互に嵌合せしめるための嵌合位置との間で、且つ当該挿通頭部の先端部が、当該嵌合位置に近接した位置である第2の中断位置に於いて実行されるように構成されるもので有っても良い。
【0119】
一方、本発明に於いては、当該第1の中断位置に於いて停止された当該装置のループピン送り出し面から突出した当該挿通頭部の先端部を、当該ループピンが係止される商品の当該ループピンが貫通せしめられる開口部或いは小孔部内に挿入した後、当該一操作中の残りの操作工程を再開させ、当該挿通頭部と当該ソケット部とを当該装置の前方で相互に嵌合させる様に構成する事も可能である。
【0120】
【発明の効果】
本発明は、上述した様な構成を採用しており、ループピンを所望の商品に係止させ所定のラベル、値札、或いは商品に関するスペック或いは取り扱い方法等を記載した説明書等を当該商品に添着させる為のループピン結合装置であって、当該所望の商品に於ける当該ループピンを係止させるための小孔部、開口部、間隙部等に当該ループピンの挿通頭部を容易に貫通させて当該ループピンの結合操作を簡易且つ効率的に実行しうるループピン結合装置を提供すると同時に、当該ループピンを打ち込む際に、当該ループピンに於ける当該挿通頭部とソケット部との嵌合が不十分である場合或いは未だ嵌合が完了していないような状態が発生した場合には、その状態をオペレータに感知させて、追加的に残りの衝程の操作を実行させる事により当該ループピン結合装置に於ける操作効率を向上させることが可能で、且つ当該ループピンのジャムリ現象の発生を防止することができるループピン結合装置が容易に得られるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るループピン結合装置の一具体例に於ける構造の概要を示す平面図である。
【図2】図2は、本発明に係るループピン結合装置の一具体例の構造の概要を示す側面図である。
【図3】図3は、本発明に係るループピン結合装置の他の具体例に於ける構造の詳細を示す平面図である。
【図4】図4は、図2に示す本発明に係るループピン結合装置の他の具体例に於ける構造の概要を示す正面図である。
【図5】図5は、同ループピン結合装置本発明に係るループピン結合装置の別の具体例に於ける第1の送り手段及び送り操作中断機構の構造の概要を示す側面図である。
【図6】図6は、同ループピン結合装置に使用される第1の送り手段の一具体例の構成の概要を示す図である。
【図7】図7は、本発明に於いて使用されるループピンの一具体例の構成を示す図である。
【図8】図8は、図7のループピンの使用状態を説明する図である。
【図9】図9は、本発明に於ける図6のループピンを連結したループピン群の構成例を示す図である。
【図10】図10は、従来に於けるループピン結合装置の構成を示す図である。
【図11】図11は、図10に示す従来のループピン結合装置の平面図である。
【図12】図12は、図10の従来のループピン結合装置に於ける使用例を示す図である。
【図13】図13は、本発明に於いて使用されるガイド部材の構成の一例を示す図である。
【図14】図14は、本発明のループピン結合装置に使用される規制軌道部の構成の一例を示す図である。
【図15】図15は、本発明に於ける規制軌道部での規制軌道嵌合部材とストッパーの係合状態を説明する図である.
【図16】図16は、本発明に於ける規制軌道部の他の具体例の構成を説明する図である。
【図17】図17は、本発明における規制軌道部に於けるストパーの具体例の構成を示す図である。
【図18】図18(A)〜(E)は、本発明に於ける操作工程での規制軌道嵌合部材と規制軌道部との係合状態の変化を説明する図である。
【符号の説明】
10 ループピン
12 フィラメント部
13 挿通部
15 ソケット部
14 挿通穴
16 係合部
17 ブレード部
200 鞄
300 把手
400 ラベル類400
401 孔部
600 ループピンシート
24、24’ 接続バー部
11、11’ 接続部
20、30 ループピン結合装置
22 操作レバー
40、41 縦溝
21 中空針、中空ガイド部
43 案内管
25 押し出し手段
44 先端部
61 第1の送り手段
62 第2の送り手
63 嵌合位置
64 一衝程
65 送り操作中断機構
66 ループピン送り出し面
67 挿通頭部の先端部
P1 第1の中断位置
P2 第2の中断位置
68 従動レバー
42 押し出しピン
69 可動ラック
70 回転ギヤ群
71 ラック
25 押し出しピン
651 第1の中断機構
652 第2の中断機構
72 送り手段駆動機構
73 ガイド部材
79 規制軌道部
81 規制軌道嵌合部材、突起部
82 爪部、ラッチェット部
85 突起状部分
86 凹部
83 長尺状の溝部
84 長尺状の突起部
100 スプリング
85、86 ストッパー部材
87 第1の規制軌道部
88 第2の規制軌道部
89 スタート位置
91 長尺状突起部
92 スライダー部
92 スプリング部
81 天井部
93 傾斜面部
94 壁面
101屈曲部
102 第2の屈曲部
105 第1の屈曲角部
107 ストッパー部
108 屈曲された規制軌道部
106 第2の屈曲角部
105 第1の屈曲角部
118 ストッパー部
109 規制軌道部終端部
110 ストッパー部
111 第2の規制軌道部と第1の規制軌道部との交差部
112 ストッパー部

Claims (43)

  1. 可撓性を有するフィラメント部と、当該フィラメント部の一方の端部に設けられた適宜の係合部を有する挿通頭部と、当該フィラメント部の他方の端部に設けられている前記挿通頭部を不可逆的に通す為の穴部を有するソケット部とから構成されたループピンを打ち出して当該挿通頭部を当該ソケット部に嵌合させてループ状の係止具を形成するループピン結合装置であって、当該ループピン結合装置は、当該挿通頭部と当該ソケット部とを当該装置の前方で相互に嵌合せしめるために当該挿通頭部を当該装置の前方に送り出す第1の送り手段と当該ソケット部を当該装置の前方に送り出す第2の送り手段とから構成されており、且つ、当該個々のループピンの当該挿通頭部と当該ソケット部を、それぞれが当該装置にセットされた部位から当該挿通頭部と当該ソケット部とが相互に嵌合させる位置迄移動せしめる一衝程中に於いて、少なくとも当該第1の送り手段は、当該一衝程中の任意の位置で一時的にその送り動作を中止しえる送り操作中断機構を有している事を特徴とするループピン結合装置。
  2. 当該送り操作中断機構は、当該装置の当該ループピン送り出し面と、当該挿通頭部と当該ソケット部とを当該装置の前方で相互に嵌合せしめるための嵌合位置との間で、且つ当該挿通頭部の先端部が、当該嵌合位置よりも当該装置の当該ループピン送り出し面に近い位置である第1の中断位置に於いて当該挿通頭部の送り出し操作が中断せしめられる様に構成されている事を特徴とする請求項1に記載のループピン結合装置。
  3. 当該送り操作中断機構は、当該装置の当該ループピン送り出し面と、当該挿通頭部と当該ソケット部とを当該装置の前方で相互に嵌合せしめるための嵌合位置との間で、且つ当該挿通頭部の先端部が、当該嵌合位置に近接した位置である第2の中断位置で当該挿通頭部の送り出し操作を中断させる様に構成されている事を特徴とする請求項1又は2に記載のループピン結合装置。
  4. 当該第1の中断位置は、当該ループピン結合装置の当該ループピン送り出し面から突出した当該挿通頭部の先端部が、当該ループピンが係止される商品の当該ループピンが貫通せしめられる開口部或いは小孔部内に挿入され易い位置に設定されている事を特徴とする請求項2又は3に記載のループピン結合装置。
  5. 当該第1中断位置は、当該ループピン結合装置の当該ループピン送り出し面からの距離が調節自在となる様に構成されている事を特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載のループピン結合装置。
  6. 当該第1の中断位置は、当該一衝程中に複数個設けられている事を特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載のループピン結合装置。
  7. 当該第2の中断位置は、当該挿通頭部と当該ソケット部とが嵌合していない状態か或いは、不完全な嵌合状態にある位置に対応する位置である事を特徴とする請求項3に記載のループピン結合装置。
  8. 当該送り操作中断機構は、当該挿通頭部の送り操作を中止した際に当該挿通頭部を当該中断位置に保持固定しえる様に構成されている事を特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のループピン結合装置。
  9. 当該第1若しくは当該第2の中断位置に於いて、当該挿通頭部の送り操作が中断された後に、当該送り操作中断機構は、当該一衝程中に於ける当該中断操作後の残りの衝程が実行される事を許可する様に構成されている事を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のループピン結合装置。
  10. 当該第1の中断位置では、当該第1の中断位置に停止せしめられた当該挿通頭部を予めラベル等が添着せしめられる商品に設けられている開口部或いは小孔部内に挿入させた後に、当該送り操作中断機構は当該残りの衝程が実行される事を許可する様に構成されている事を特徴とする請求項1、2、4乃至8又は9の何れかに記載のループピン結合装置
  11. 当該挿通頭部が当該第2の中断位置で停止せしめられた場合に、当該挿通頭部と当該ソケット部とが嵌合していない状態か或いは、不完全な嵌合状態をオペレータに報知する報知機能が更に設けられている事を特徴とする請求項3又は7に記載のループピン結合装置。
  12. 当該第2の中断位置では、当該挿通頭部と当該ソケット部とが嵌合していない状態か或いは、不完全な嵌合状態をオペレータが認識した後に、当該残りの衝程が実行される様に構成されている事を特徴とする請求項1、3、7又は11の何れかに記載のループピン結合装置。
  13. 当該送り操作中断機構に於いては、当該第1若しくは第2の何れかの中断位置に於いて、当該挿通頭部は、当該挿通頭部の送り出し操作が中断せしめられた場合でも、当該送り出し方向に対して逆行する方向には移動しない様に構成されている事を特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載のループピン結合装置。
  14. 当該ループピン結合装置に於ける、当該送り操作中断機構が、当該第1の中断機構と当該第2の中断機構との何れかを有している事を特徴とする請求項1乃至13の何れかに記載のループピン結合装置。
  15. 当該挿通頭部の送り出し操作に於ける一衝程中に、当該第1の中断機構と当該第2の中断機構の少なくとも一方或いはその双方の中断機構が有効となる様に構成されている事を特徴とする請求項14に記載の部ループピン結合装置。
  16. 当該第1の送り手段と当該第2の送り手段とは、操作レバー機構或いは、電動機機構によって構成される当該送り手段駆動機構によって、直接的に或いは適宜の部材を介して間接的に駆動される様に構成されている事を特徴とする請求項1乃至15の何れかに記載のループピン結合装置。
  17. 当該装置に於いて、少なくとも当該第1の送り手段を駆動させる送り手段駆動機構の一部にガイド部材が設けられており、当該ガイド部材の一部に当該送り操作中断機構の一部が設けられている事を特徴とする請求項16に記載のループピン結合装置。
  18. 当該装置本体部内壁面に、当該第1の送り手段を駆動させる当該送り手段駆動機構に設けられた当該ガイド部材の移動軌跡に沿って当該ガイド部に近接して形成されている規制軌道部が設けられており、当該ガイド部材には、当該規制軌道部と嵌合して当該規制軌道部に沿って摺動する規制軌道嵌合部材が設けられている事を特徴とする請求項17に記載のループピン結合装置。
  19. 当該規制軌道部は、当該装置の内壁面に形成された長尺状の溝部或いは突起部で構成されている事を特徴とする請求項18に記載のループピン結合装置。
  20. 当該規制軌道嵌合部材は、当該規制軌道部の当該溝内或いは当該突起部と嵌合しうる構造を有し、且つ当該溝内或いは突起部に沿って摺動しえる様に構成されている事を特徴とする請求項18又は19に記載のループピン結合装置。
  21. 当該第1の送り手段に設けられている当該ガイド部材の一部に更に係止爪部が設けられている事を特徴とする請求項17乃至20の何れかに記載のループピン結合装置。
  22. 当該規制軌道嵌合部材が当該係止爪部を兼用するものである事を特徴とする請求項21に記載のループピン結合装置。
  23. 当該規制軌道の当該溝部内或いは突起部表面若しくは当該溝部或いは突起部の軌跡の一部に近接した部位に少なくとも一つのストッパー部が設けられている事を特徴とする請求項19乃至22の何れに記載のループピン結合装置。
  24. 当該ストッパー部は、当該第1の中断位置及び当該第2の中断位置の少なくとも一方に対応する位置に配置されている事を特徴とする請求項23に記載のループピン結合装置。
  25. 当該ストッパー部は、当該係止爪部若しくは当該規制軌道嵌合部材が摺動通過しえる傾斜面部と、当該係止爪部若しくは当該規制軌道嵌合部材と係合しえる壁面とを有しており、それによって当該係止爪部若しくは当該規制軌道嵌合部材が当該規制軌道に沿って、これまでに移動してきた方向と反対の方向に移動が出来ない様に構成されている事を特徴とする請求項18乃至24の何れかに記載のループピン結合装置。
  26. 当該規制軌道は、当該挿通頭部と当該ソケット部とが当該装置にセットされた部位から当該挿通頭部と当該ソケット部とが相互に嵌合させる位置迄移動せしめる一衝程中に対応する長さを有しており、且つ当該規制軌道は、少なくとも当該第1の送り手段が、当該挿通頭部と当該ソケット部とが当該装置にセットされる部位から当該挿通頭部と当該ソケット部とが相互に嵌合させる位置迄移動する際に使用される第1の規制軌道と当該第1の送り手段が、当該挿通頭部と当該ソケット部とが相互に嵌合させる位置から当該挿通頭部と当該ソケット部とが当該装置にセットされる部位迄後退する際に使用される第2の規制軌道とで構成されている事を特徴とする請求項18乃至25の何れかに記載のループピン結合装置。
  27. 当該第1の規制軌道には、当該一衝程中、少なくとも当該第1の中断位置に対応する部位に於いて屈曲部が形成されている事を特徴とする請求項26に記載のループピン結合装置。
  28. 当該第1の規制軌道には、当該屈曲部が少なくとも2ヶ所に形成されている事を特徴とする請求項26又は27に記載のループピン結合装置。
  29. 当該屈曲部は、当該第1の第1の送り手段が、予め定められた距離だけ当該挿通頭部と当該ソケット部とが当該装置にセットされる部位の方向に戻る様な後退移動が可能となる様な屈曲角度を有する様に当該規制軌道を屈曲させて構成させたものである事を特徴とする請求項27又は28に記載のループピン結合装置。
  30. 当該規制軌道に於ける該屈曲部の直前の部位に当該ストッパー部が設けられている事を特徴とする請求項27乃至29の何れかに記載のループピン結合装置。
  31. 当該ガイド部は、当該第1と第2の規制軌道部を循環する様に構成されている事を特徴とする請求項26に記載のループピン結合装置。
  32. 可撓性を有するフィラメント部と、当該フィラメント部の一方の端部に設けられた適宜の係合部を有する挿通頭部と、当該フィラメント部の他方の端部に設けられている前記挿通頭部を不可逆的に通す為の穴部を有するソケット部とから構成されたループピンを打ち出して当該挿通頭部を当該ソケット部に嵌合させてループ状の係止具を形成するループピン結合装置に於いて、当該挿通頭部と当該ソケット部とを当該装置の前方で相互に嵌合せしめるために、第1の送り手段を介して当該挿通頭部を当該装置にセットした位置から当該装置の前方に送り出すと共に、第2の送り手段を介して当該ソケット部を当該装置にセットした位置から当該装置の前方に送り出すに際して、当該個々のループピンを当該装置にセットした位置から当該挿通頭部と当該ソケット部とを相互に嵌合させる迄の一操作中に於いて、少なくとも当該挿通頭部の前進動作を、当該一操作中の任意の位置で一時的に停止させ、その後当該一操作中の残りの操作工程を再開させる様に構成した事を特徴とするループピンの結合方法。
  33. 当該挿通頭部の前進動作停止操作は、当該装置の当該ループピン送り出し面と、当該挿通頭部と当該ソケット部とを当該装置の前方で相互に嵌合せしめるための嵌合位置との間で、且つ当該挿通頭部の先端部が、当該嵌合位置よりも当該装置の当該ループピン送り出し面に近い位置である第1の中断位置に於いて実行される事を特徴とする請求項32に記載のループピンの結合方法。
  34. 当該挿通頭部の前進動作停止操作は、当該装置の当該ループピン送り出し面と、当該挿通頭部と当該ソケット部とを当該装置の前方で相互に嵌合せしめるための嵌合位置との間で、且つ当該挿通頭部の先端部が、当該嵌合位置に近接した位置である第2の中断位置に於いて実行される事を特徴とする請求項32又は33に記載のループピンの結合方法。
  35. 当該第1の中断位置に於いて停止された当該装置のループピン送り出し面から突出した当該挿通頭部の先端部を、当該ループピンが係止される商品の当該ループピンが貫通せしめられる開口部或いは小孔部内に挿入した後、当該一操作中の残りの操作工程を再開させ、当該挿通頭部と当該ソケット部とを当該装置の前方で相互に嵌合させる事を特徴とする請求項33又は34に記載のループピンの結合方法。
  36. 当該第1中断位置と当該装置のループピン送り出し面からの距離を調節自在に構成しておく事を特徴とする請求項33乃至35の何れかに記載のループピンの結合方法。
  37. 当該第1の中断位置は、当該一衝程中に複数個設ける事を特徴とする請求項33乃至36の何れかに記載のループピンの結合方法。
  38. 当該第2の中断位置は、当該挿通頭部と当該ソケット部とが嵌合していない状態か或いは、不完全な嵌合状態にある位置に対応する位置に設ける事を特徴とする請求項34乃至37の何れかに記載のループピンの結合方法。
  39. 当該第1或いは第2の中断位置に於いて、当該挿通頭部の送り操作を中止した際に当該挿通頭部を当該中断位置に保持固定する事を特徴とする請求項32乃至38の何れかに記載のループピンの結合方法。
  40. 当該第2の中断位置に於いて、当該挿通頭部と当該ソケット部とが嵌合していない状態か或いは、相互に不完全な嵌合状態をオペレータに報知する事を特徴とする請求項32又は39に記載のループピンの結合方法。
  41. 当該第2の中断位置では、当該挿通頭部と当該ソケット部とが嵌合していない状態か或いは、不完全な嵌合状態をオペレータが認識した後に、オペレータが当該残りの衝程が実行する事を特徴とする請求項32乃至40の何れかに記載のループピンの結合方法。
  42. 当該第1若しくは第2の何れかの中断位置に於いて、当該挿通頭部の当該挿通頭部の送り出し操作を中断した場合でも、当該挿通頭部を当該送り出し方向に対して逆行する方向には移動させない様にする事を特徴とする請求項32乃至41の何れかに記載のループピンの結合方法。
  43. 当該第1若しくは第2の何れかの中断位置の少なくとも一方或いはその双方を有効とする事を特徴とする請求項42に記載の部ループピン
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