JP4638156B2 - ループピン結合装置 - Google Patents

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Description

本発明は衣類品、靴下等を一つに束ねたり、商品にループピンを挿入してブランドラベル、値札、素材説明書、使用説明書等のタグを取付ける事ができるループピン結合装置に関するものである。
一般に、ネクタイ、ワイシャツ等を含むあらゆる衣類品、日常小物、傘、サンダル、靴等を結束したり、当該商品にブランドラベル、値札等を効率的に取り付けるために、従来より種々のループピン及びループピン結合装置が用いられてきた。
かかる従来に於けるループピン10の一具体例の構成を図12乃至図16を参照して説明する。
即ち、図12にかかるループピン10は、可撓性を有するフィラメント部12と、当該フィラメント部12の一方の端部に設けられた適宜の係合部16を有する挿通部13と、前記フィラメント部12の他方の端部に設けられている前記挿通部13を不可逆的に通す為の挿通穴14を有すると共、当該挿通穴14内に当該挿通部13の当該係合部16、16’と係合し合う一対のブレード部17、17’とが設けられているソケット部15が設けられているものであり、然も、上記した従来のループピン10は、当該挿通部13、当該ソケット部15及び当該フィラメント部12とが、通常ナイロン、ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂で一体成形されているのである。
そして、上記したループピン10は、例えば、図13に示す様に、任意の商品例えば鞄200に於いて、当該フィラメント部12を当該ラベル類400に予め設けられた孔部410に通した後、例えば、把手300と鞄本体200との間に当該フィラメント部12を挿通し当該ラベル類400を保持する機能を有する当該ソケット部15の孔部14に当該挿通部13を貫通させる事によって、所定のラベル類400を、当該商品200に係止させる様にしたものである。
処で、上記したループピン10は、例えば、図12に示す様に、当該ループピン10単独で使用する場合もあるが、多くの場合は、作業効率を向上する為に、図14に示す様なループピン10を複数個並列状に配置したループピンシート600を使用する。
即ち、図14に示す個々のループピン10が複数個、当該フィラメント部12が互いに平行に隣接して配列されると共に、互いに近接して配置される当該複数個の挿通部13若しくはその近傍部と当該複数個のソケット部15若しくはその近傍部とは、それぞれ個別に設けられた接続バー部24、24’にそれぞれ接続せしめられている構造を有するものであって、当該挿通部近傍及びソケット部近傍部は、更に接続部11、11’によって相互に連結されている。
上記したループピンシート600は、従来のループピンと同様に通常ナイロン、ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂で一体成形されている。
そして、当該ループピンシート600は、図15に示す様なループピン結合装置20に搭載されて、操作レバー22を操作する毎に当該ループピン10が一本ずつ打ち出されて商品にラベル類を取り付ける事が出来る。
図15は、当該ループピン600を当該ループピン結合装置20に搭載した状態を示したものである。
図16は、ループピン結合装置20の上部平面図であって、当該ループピン結合装置20には左右に当該ループピンシート600の接続バー24、24’が挿入される縦溝40、41が形成されている。
又当該縦溝40には、例えば、ループピンシート600を構成する個々のループピン10に於けるソケット部15を連結する接続バー24’が挿入され、縦溝41には、当該挿通部13を連結する接続バー24が挿入される。また、打ち出し装置であるループピン結合装置20には、図示するレバー22を操作によって駆動される第2の打ち出しピン42が縦溝41の側方に配設されており、挿通部13を接続バー24の連結部11’から切り離して、筒状の中空針21に沿って前方へ一個づつ押し出す。
一方、当該ソケット部15は、湾曲状の中空ガイド部を構成する案内管43に沿って適宜の押し出し手段、例えば第1の打ち出しピン或いはギヤ・ラック方式によるフレキシブルな押し出し手段25等を利用して押し出され、その先端部44に於いて上記した打ち出しピン42によって中空針を構成する中空ガイド部21を介して押し出される挿通部13と嵌合する様に構成されている。
特開平9−207962号 特開平8−310520号 特開平10−258817号 米国特許第5906039号 特開2001−354218号
然しながら、上記した従来のループピン結合装置20に於いては、図15に示す様に、当該ループピンシート600を湾曲させた状態で当該ループピン結合装置20に搭載し、当該ループピン10を一個づつ連続的に打ち出して特定の商品にタグ、ラベル或いは値札等と共に閉鎖状ループを形成する様にして取り付けるに際して、当該個々のループピン10に於ける当該フィラメント部12の中央部で、当該フィラメント部が大きく湾曲している部分は、相互に隣接して配置されている他のループピン10に於ける当該フィラメント部との間には当該各フィラメント部間を相互に接続したり固定するものが全く存在していないので、いわばフリー状態、つまり当該各フィラメント部の当該中央部は任意に変位変形する事が可能な状態に置かれている。
従って、係る状態に於いて、何らかの張力変動や何らかの異常な力が当該各フィラメント部12に印加された場合には、当該自由変動状態にある当該中央湾曲部分を含む当該フィラメント部12は、容易に変位或いは変形或いは位置ずれを発生し、その結果、当該フィラメント部が隣接する他のループピン10の当該湾曲状を呈しているフィラメント部12と接触したり絡み合う現象が発生することになる。
その結果、隣接する当該ループピンの当該フィラメント部12同士が絡み合ったり接触固定された場合には、当該打ち出されたループピン10は完全に当該ソケット部15と当該挿通部13とが嵌合されず、その後当該ループピン10の結合が完了出来なかった事を知らずに次のループピン10を打ち出すと当該中空ガイド21或いは当該湾曲状ガイド部43内でジャムリが発生し、その取り出し操作に多くの時間が必要で、作業効率を大幅に低下させると言う問題が発生する他、当該ループピン結合装置20の故障の原因となり、ループピン結合装置20が使用不能となると言う問題も発生している。
この事は、当該ループピン及び当該ループピン結合装置に対する信頼性の低下、不良品の発生、コスト上昇と言う弊害も発生している。
一方、当該ループピン結合装置20に関しては、機構上の問題、デザイン的な問題、或いは操作上のバランスを取る問題等から、従来に於いても、図15に示す様に、当該接続バー部24、24’が挿入される挿入スリット41、40が設けられている当該ループピン結合装置の上部前部の平面70に対して、当該ループピン結合装置の当該上部後部の平面71が、当該前部の平面70の面より高い位置に形成される場合がある。
この様な構造を持つループピン結合装置20に於いては、当該前部平面70と当該後部平面71との境界部分に側壁部72が必然的に形成される事になる。
一方、ループピン10は、それが添着される商品によって、当該フィラメント部12の長さの異なるものが使用されるのが通常である。
その場合、当該ループピンシートを当該ループピン結合装置20に搭載した際には、当該フィラメント部12の両端部近傍に設けられている当該接続バー部の24,24’の位置と中央部の湾曲状部との間の距離Mが当然の事ながら当該ループピンの品種毎に変化する。
これに対し、当該ループピン結合装置20は、その構造が特定されているので、当該接続バー部の挿入スリット41、40の位置と当該壁部72との間の距離Lは特定の長さに固定されているので、当該ループピンシートを湾曲させて当該ループピン結合装置20に搭載させた場合に於ける上記距離Mが、当該距離Lよりも短い場合には、問題は無いが、当該ループピンに於ける上記距離Mが当該距離Lよりも長い場合には、当該側壁部が邪魔となって搭載不可能となる。
然しながら、当該ループピン結合装置20のユーザーとしては、特定のフィラメント部長さを有するループピンに適合したループピン結合装置をそれぞれ別々に購入して使用する事は、使用操作上に不便であり、又コストアップに繋がるという問題が有った。
そこで本発明の目的は、上記した従来の問題を解決し、当該ループピン結合装置20に於いて当該ループピンシートにおける各ループピンが湾曲状態で当該ループピン結合装置に搭載されて打ち出し操作が実行される場合でも、当該各ループピンの当該フィラメント部が容易に且つ自由にその位置が変位、変動しない様な状態に保持することによって、上記したフィラメント間の絡み、接触固定等により発生するジャムリ現象を効果的に防止する事が可能な、ループピン結合装置を提供すると同時に、当該フィラメント部の長さが異なる異種のループピンでも同一のループピン結合装置を使用して問題なく打ち出し操作が実行出来るループピン結合装置を提供することにある。
本発明は上記した目的を達成するため、基本的に以下に記載されたような構成を採用するものである。すなわち本発明の第1の態様は、フィラメント部、当該フィラメント部の一端部に設けられた挿通部及び当該フィラメント部の他端部に設けられた当該挿通部を不可逆的に挿通保持せしめるソケット部とを有するループピンを適宜の商品に係止させるための結合装置であって、当該複数個のループピンが並列状に配列されて固定されて形成されているループピンシートを当該結合装置に搭載し、当該装置の本体部に設けられている適宜の駆動手段の作動に応答して移動する第1の打ち出しピンにより当該ループピンのソケット部を移動させると共に、当該駆動手段の作動に応答して移動する第2の打ち出しピンにより当該ループピンの挿通部を移動させることによって、当該装置の本体部の前方部に於いて、当該ソケット部と当該挿通部とを相互に係合させる様に構成されているループピン結合装置であって、且つ、当該ループピン結合装置の本体部の一部表面に於いて、当該ループピン結合装置の当該表面に湾曲状に搭載されている当該ループピンシートを構成する各々のループピンの湾曲状に形成された各フィラメント部の一部に、当該湾曲状に形成された各フィラメント部の外方部から当接し、且つ、当該個々の湾曲状に形成された各フィラメント部の湾曲状形状を、当該ループピン結合装置の当該表面と平行する方向に変位させる押圧力を付与する押圧部材が配置されている事を特徴とするループピン結合装置であり、又本発明に於ける第2の態様としては、フィラメント部、当該フィラメント部の一端部に設けられた挿通部及び当該フィラメント部の他端部に設けられた当該挿通部を不可逆的に挿通保持せしめるソケット部とを有するループピンを適宜の商品に係止させるための結合装置であって、当該複数個のループピンが平面状に配列されて固定されて形成されているループピンシートを当該結合装置に搭載し、当該装置の本体部に設けられている適宜の駆動手段の作動に応答して移動する第1の打ち出しピンにより当該ループピンのソケット部を移動させると共に、当該駆動手段の作動に応答して移動する第2の打ち出しピンにより当該ループピンの挿通部を移動させることによって、当該装置の本体部の前方部に於いて、当該ソケット部と当該挿通部とを相互に係合させる様に構成されているループピン結合装置を使用して当該個々のループピンを打ち出すに際し、各々のループピンの湾曲状に形成された各フィラメント部の一部に、当該湾曲状に形成された各フィラメント部の外方部から、当該個々の湾曲状に形成された各フィラメント部の湾曲状形状を、当該ループピン結合装置の当該表面と平行する方向に変位させる押圧力を印加する事を特徴とするループピン結合方法である。
本発明に係る当該ループピン結合装置は、上述した様な技術構成を採用しているので、当該ループピン結合装置20に於いて当該ループピンシートにおける各ループピンが湾曲状態で当該ループピン結合装置に搭載されて打ち出し操作が実行される場合でも、当該各ループピンの当該フィラメント部が容易に且つ自由にその位置が変位、変動しない様な状態に保持することによって、上記したフィラメント間の絡み、接触固定等により発生するジャムリ現象を効果的に防止する事が可能なであると同時に、当該フィラメント部の長さが異なる異種のループピンでも同一のループピン結合装置を使用して問題なく打ち出し操作が実行出来るループピン結合装置が容易に得られると言う効果を有するものである。
以下に、本発明にかかるループピン結合装置の具体例の構成を図面を参照しながら詳細に説明する。
即ち、図1及び図2は、本発明に係るループピン結合装置20の一具体例の構成を示す図であって、図中、フィラメント部12、当該フィラメント部12の一端部に設けられた挿通部13及び当該フィラメント部12の他端部に設けられた当該挿通部13を不可逆的に挿通保持せしめるソケット部15とを有するループピン10を適宜の商品に係止させるための結合装置20であって、当該複数個のループピン10が並列状に配列されて固定されて形成されているループピンシート600を当該結合装置20に搭載し、当該装置20の本体部に設けられている適宜の駆動手段22の作動に応答して移動する第1の打ち出しピンにより当該ループピン10のソケット部15を移動させると共に、当該駆動手段22の作動に応答して移動する第2の打ち出しピンにより当該ループピン10の挿通部13を移動させることによって、当該装置20の本体部33の前方部に於いて、当該ソケット部15と当該挿通部13とを相互に係合させる様に構成されているループピン結合装置20であって、且つ、当該ループピン結合装置20の本体部33の一部表面27に於いて、当該ループピン結合装置20の当該表面27に湾曲状に搭載されている当該ループピンシート600を構成する各々のループピン10の湾曲状に形成された各フィラメント部12に、当該フィラメント部12が本来形成する予定の湾曲形状に変形を与える機能を有する押圧部材30が配置されているループピン結合装置20が示されている。
上記した本発明に於けるループピン結合装置20の詳細な構成は、図15に示す様に、上記した[特許文献1]乃至[特許文献4]に記載されている様な従来例の構成と実質的に同じであっても良いので、その詳細な説明は省略する。
又、本発明に於いて使用される当該ループピン10及び当該ループピンシート600の構造も上記した様に図12或いは図14に示される様な従来公知のループピン10及びループピンシート600で有っても良いので、その詳細な説明は省略する。
本発明に於いて使用される当該押圧部材30は、当該それぞれのフィラメント部12に、当該フィラメント部12の軸方向とは異なる方向のバイアス力を与える機能を有するものである事が望ましい。
即ち、本発明に於ける当該押圧部材30を図1及び図2に示す様に当該ループピン結合装置20の上面に配置する事によって、当該ループピンシート600を構成する相互に平行的に配列され且つ図1及び当該ループピン結合装置20の平面図である図2(A)に於ける点線で示す様に配列される複数のフィラ12は、当該押圧部材30と強制的に接触され、それによって湾曲状態に配列されている各フィラ2が、当該ループピン結合装置20の幅方向に変位する様に押圧されるので、各フィラメント部12の湾曲状部分は、通常であれば点線Xで示される正常な湾曲状態から実線Yで示される湾曲状態に変形せしめられると同時にループピンシート600を構成する隣接する複数のフィラ12間に捻れ状態が形成されるので、相互に隣接して配置されている他のループピン10に於ける当該フィラメント部12との位相がずれ、相互の粘着状態、接合状態、係合状態、絡み合い状態等が解消されるので、各ループピン10を個別に打ち出す際に、相互に隣接している各フィラメント部12との上記した影響を受けることなく、ジャムリ発生の危険もなくスムーズに打ち出されるので、作業効率が向上し、又、当該ループピン10の無駄の発生や当該ループピン結合装置20の故障の発生も少なくなるので、経済性も向上する。
尚、図2(B)は当該ループピン結合装置20の正面図である。
又、本発明に於ける当該押圧部材30は、当該フィラメント部12と当接する平面部31を有するものであってもよく、その場合には、当該ループピン結合装置20の本体部33の長手方向軸Nに対して当該平面部31は、適宜の角度θを有して交差する方向Oにそって配置されている事が望ましい。
それによって、所定のバイアス力Fが当該各フィラメント部12に印加される事になる。
上記した説明から明らかな様に、本発明に於ける当該押圧部材30は、少なくともその一部が、当該に於ける当該ループピンシート600が搭載される本体部33の表面27上であって、且つ当該ループピンシート600を構成する各フィラメント部12が本来湾曲部28を形成する予定位置内部Sに配置されている事が望ましく、それによって、当該フィラメント部12の当該正常に形成される当該湾曲部の形状Xを実線Yに示す様に、変位或いは変形させるものである。
つまり、本発明に於ける当該押圧部材30は、当該ループピンシート600を構成する各フィラメント部12と接触して当該各フィラメント部12を所定の方向に変位或いは変形させるバイアス力を当該フィラメント部12に印加させる機能を有し、且つ当該ループピン結合装置20の本体部33の長手方向軸Nに対して所定の角度θをもって交差している平面部31を有している事が望ましい。
本発明に於ける当該押圧部材30の材料或いは全体的な構造に関しては特に限定されるものではないが、好ましくは金属材料或いはプラスチック材料で構成されたものであって、少なくとも、当該押圧部材30の当該フィラメント部12との接触部分には、上記した平面部31が設けられる事が必要である。
又、本発明に於ける当該押圧部材30の高さ、厚み、幅或いは当該ループピン結合装置20の本体部33の長手方向軸Nに対する当該平面部31の交差角度θ等は適宜に選択して決定する事が可能である。
一方、本発明に於ける当該押圧部材30に於ける当該平面部31には、当該ループピンシート600を構成する各フィラメント部12との接触面積を低下させ、当該フィラメント部12と当該押圧部材30に於ける当該平面部31との間に発生する接触摩擦を低減し、当該ループピン10の当該フィラメント部12が当該バイアス力を受けている間でもスムーズに当該平面部31の表面を摺動する様に機能する摩擦低減機構32が設けられている事も望ましい。
本発明に於ける当該押圧部材30の当該フィラメント部との当接部に於ける当該平面部31は、単に均一な平坦状に形成されていても良く、又場合によっては、当該平面部31に当該フィラメント部との接触面積を低下させる機構32は、例えば、凹部、凸部、溝部、畦部、畝部等から選択された一つ或いは複数の形状を含んで構成された面であっても良く或いは梨地状或いは微細な凹凸状模様が形成されているものであっても良い。
又、本発明に於ける他の具体例としては、図3に示す様に、当該押圧部材は、当該フィラメント部12と当接する平面部を有するものでなくとも、当該フィラメント部12と点接触しうる構成を有するものであっても良い。
例えば、図3(A)に示す様に、当該押圧部材301は、当該フィラメント部12と接触する部分が湾曲状を呈する円形、楕円形、半円形の様な点接触する事を可能とする棒状、ロッド状、薄板状のものであっても良く、又、図3(B)に示す様に、当該押圧部材302は、当該フィラメント部12と接触する部分が突起状、角部状等の連続線部を有する角柱部材で構成して当該フィラメント部12と点接触する様に構成してもので有っても良い。
或いは当該押圧部材は、当該ループピン結合装置20の上部表面部27に当該本体部33と一体的に形成された部分の一部を利用する事も可能である。
又、本発明に於ける当該押圧部材30は、当該ループピン結合装置20の当該上部表面部27に適宜の公知の機構を利用して、着脱自在に取り付けられる様に構成されている事も望ましい具体例である。
本発明に於いては、当該押圧部材30は、当該ループピン結合装置20に搭載される当該ループピンシート600に応じて最適な材料で構成され、最適な形状、高さ、厚み或いは幅を有するものを使用する事が望ましく、その為、予め複数種の押圧部材30を用意しておいて、当該使用されるループピン10の種類に応じて適宜の押圧部材30を選択して当該ループピン結合装置20に搭載したり取替え操作を実行出来るようにしておくことも好ましい。
本発明に於いて使用される当該押圧部材30の高さは、特に限定されるものではないが、当該押圧部材30の高さが短かすぎると上記した効果が発揮されず、中途半端な高さであると、当該ループピン10の打ち出し操作中に、当該ループピンシート600の各フィラメント部12が降下してくるので、その際に一部のフィラメント部12当該押圧部材30の外側にはみ出して当該ループピン10の打ち出しが不可能となることが有りうるので、その高さは少なくとも、当該ループピン結合装置20の表面部27より少なくとも0.5cmの高さを有している事が必要である。
そして、当該押圧部材30がそれ以上の高さを必要とする場合には、図4(A)及び図4(B)に示す様に、少なくとも当該押圧部材30の上端部67が当該ループピン結合装置20の外方部に向かう方向に変位する様に、当該押圧部材30全体をその外方に傾斜させるか或いは、少なくともその一部を外方に湾曲させる様に設計する事が望ましい。
又、当該押圧部材30は、当該ループピン結合装置20の当該上部表面部27に於いて、当該ループピン結合装置20の本体部の長手方向軸Nに沿った方向の任意の位置に設けられる様に変位可能に構成されている事も望ましい。
つまり、図5に示す様に、本発明に於ける当該押圧部材30は、使用される当該ループピン10の長さ、つまり当該ループピン10を構成する当該フィラメント部12が湾曲状に当該ループピン結合装置20に搭載された際の当該湾曲部の長さMの距離との関係で最適な配置位置を決めることが必要であり、その為には、当該押圧部材30は、当該ループピン結合装置20の当該上部表面部27に於いて、当該ループピン結合装置20の本体部の長手方向軸Nに沿った方向で複数の位置に適宜着脱自在に配置できる様に構成されている事が望ましい。
本発明に於いて、当該ループピン結合装置20が、図10の従来例に示す様に、当該本体部33の平面部27の後端平面部71に側壁部72が形成されるようなループピン結合装置20である場合には、当該側壁部72の位置にもよるが、別途に当該押圧部材30を着脱自在に取り付ける代わりに、図6(A)及び図6(D)に示す様に、当該側壁部72の垂直面を当該ループピン結合装置20の本体部33に於ける長手方向軸Nに対して所定の角度θを持つ様な面部75が形成される様に設計する事も可能である。
又、上記した面部75は当該ループピン結合装置20に於ける全幅に亘って形成しなくても良く、図6(B)及び図6(D)に示す様に、面部75の途中から当該ループピン結合装置20の中心軸Nと平行な面部76を形成する様に構成する事も可能である。
更には、図6(C)及び図6(E)に示す様に、上記した側壁部72の一部はそのまま使用し、これに上記した面部76とを組み合わせて当該ループピン結合装置20の上記上部表面部27面上に角部77を形成し、当該角部77を当該フィラメント部12と点接触する機能を有する押圧部材30の一具体例として使用することも可能である。
かかる具体例に於いては、図6(C)に示す様に、当該角部77の近傍で且つ当該平面部71上に適宜の形状を有するフィラメント部案内部材78を設けておく事も好ましい。
かかるフィラメント部案内部材78は、その外周縁部の少なくとも一部は丸み状部、或いは湾曲状部が形成されている事が望ましく、これによって、当該ループピン結合装置20の上部平面71の上方から下降してくる各ループピンのフィラメント部12が当該角部77から構成押圧部材30と確実に点接触出来る様に、円滑に移動させることが可能になる。
一方、本発明に使用される当該ループピン10を含む当該ループピンシート600は、当該ループピン結合装置20上に搭載された際に、1態様としては、平坦状面を形成している当該ループピンシート600の各フィラメント部分12が折り曲げられて、湾曲状を呈する様に搭載されているものであっても良く、別の態様としては、当該ループピンシート600は、当該ループピン結合装置20上に搭載される以前に予め、平坦状面を形成している当該ループピンシート600の各フィラメント部分12を折り曲げて湾曲状を呈する様に成形されているものを使用することも可能である。
更に、第3の態様としては、当該ループピンシート600は、当該ループピン結合装置20上に搭載される以前に予め、平坦状面を形成している当該ループピンシート600の各フィラメント部分12を折り曲げて、当該各フィラメント部12の両端部にある当該ソケット部15と当該挿通部13とが相互に接近した状態で固定され、且つ当該フィラメント部分12が湾曲状を呈する様に予め成形されているものを搭載する様にしたものであっても良い。
又、第4の態様としては、当該ループピンシート600は、当該ループピンシート600を構成する複数本の当該フィラメント部分12を相互に接続する2本の接続バー部24、24’同士が相互に接近して配置され、かつ当該双方の接続バー部は、相互に当該接続バー部の長手軸方向に位相がずれた状態で固定され、且つ当該フィラメント部分が湾曲状を呈する様に予め成形されているものを搭載するものであっても良い。
又、本発明に於いて使用される当該ループピン結合装置20の1具体例としては、図1及び図3に示す様に、当該ループピン結合装置20の上端表面27に設けられている当該ループピンシート600を構成する複数本の当該フィラメント部分12を相互に接続する2本の接続バー部24、24’を個別に挿入する2個の接続バー部挿入スリット部40,41が、同一の平面27上に設けられているものである。
一方、本発明に於ける当該ループピン結合装置20の他の具体例としては、本願出願人が既に特許出願している特願2001−131967号に示されている様な、図7(A)及び図7(B)に示す当該ループピン結合装置20の上端表面27に設けられている当該ループピンシート600を構成する複数本の当該フィラメント部分12を相互に接続する2本の接続バー部24、24’を個別に挿入する2個の接続バー部挿入スリット部40,41が、互いに高さを異にする個別の平面73、74上にそれぞれ設けられているものであっても良い。
かかる具体的に於いて、多くの場合、当該ループピン結合装置20の後部に図7に示す様に、当該ループピン結合装置20の当該平面部73よりも高さの高い部分71が当該ループピン結合装置20の後端部に形成される事が多く、上記した様に位置が固定された壁部72が形成されているので、当該ループピンでループが形成された場合における上記長さMが,当該接続バー部の挿入スリット40の位置と当該壁部72との間の距離L以下の長さを有するものしか使用できず、それ以外のループピンを使用する場合には、別の当該Lの寸法を有するループピン結合装置20を使用せざるを得ないが、当該壁部72を上記した図6(A)乃至図6(C)等に示す様な押圧面75或いは点接点部77を形成するか、或いは当該壁部72の前方に本発明の当該押圧部材を着脱自在或いは固定的に取り付けて使用することによって、如何なる長さを持つループピンでも同一のループピン結合装置20を使用して当該ループピンを自由にかつ効率的に打ち出す事が可能となると共に、当該相互に隣接するフィラメント部同士の絡みも発生することなく、ジャムリのないループピン結合装置20を得る事が可能となる。
又、本発明に於ける当該駆動手段22の構成は、特に限定されるものではないが、例えば、図1に示されている様に、当該ループピン結合装置20に設けられたグリップ部23と当該グリップ部23に回動可能に軸支されたグリップレバー22とで構成されている事も望ましい具体例である。
尚、図9に示す様に、当該押圧部材30の周縁部の少なくとも一部に適宜の突起部79が設けられており、当該突起部79が、当該ループピン結合装置20本体部の当該表面部の少なくとも一部に設けられた適宜の孔部或いは凹陥部(図示せず)に挿入固定される事により、当該押圧部材30は、当該ループピン結合装置20の着脱自在に取り付けられる。
又、本発明に於ける当該押圧部材30の少なくとも一部の端縁部80に丸み部81が設けられているものであっても良く、更には、当該押圧部材30の少なくとも一部の端縁部80には、当該端縁部80から当該押圧部材30の内部に向けてその厚みが増加する様なテーパー部82が形成されている事も望ましい。
本発明に於ける更に他の具体例としては、図7に示す具体例の更に改良された具体例の構成を図10及び図11に示す。
本具体例に於いては、図7に示されている構成を有するループピン結合装置20に図6(C)に示された押圧部材30の一構成例である当該押圧部材30として角部77で構成された点接触形式の押圧部材と当該フィラメント案内部材78とを導入した構造を有するものである。
本具体例に於ける特徴としては、当該押圧部材30における当該角部77の下端部85は、当該第2の打ち出しピンが摺動する平面に近接した位置86まで延展せしめられているものであり、これによって、当該ループピン10に於けるフィラメント部12の内で当該挿通部13に繋がるフィラメント部の一部が当該当該第2の打ち出しピンが摺動する平面と略平行な状態で当該挿通部が打ち出される位置まで案内される様に設定する事が可能となり、図11に示す様に、当該挿通部13を打ち出す際にフィラメント部の乱れが少なくなるので打ち出し不良及びそれによって発生するジャムリ現象が防止出来る。
更に、本具体例に於いては、当該押圧部材30を構成する当該角部77に点接触して当該ループピン結合装置20の外方変位せしめられた当該フィラメント部12を安定的に支持し且つ当該角部77と接触した後の当該フィラメント部12が、当該第2の打ち出しピン42が摺動する平面86と略平行な状態で当該挿通部13が打ち出される位置まで案内される様に案内する機能を有するガイド部87が当該角部77の下端部85の近傍に設けられている事も望ましい。
当該角部の下端部の近傍に設けられるガイド部87は、テーパー状の面で構成されている事が望ましい。
本発明に於ける更に他の具体的な態様としては、フィラメント部、当該フィラメント部の一端部に設けられた挿通部及び当該フィラメント部の他端部に設けられた当該挿通部を不可逆的に挿通保持せしめるソケット部とを有するループピンを適宜の商品に係止させるための結合装置であって、当該複数個のループピンが平面状に配列されて固定されて形成されているループピンシートを当該結合装置に搭載し、当該装置の本体部に設けられている適宜の駆動手段の作動に応答して移動する第1の打ち出しピンにより当該ループピンのソケット部を移動させると共に、当該駆動手段の作動に応答して移動する第2の打ち出しピンにより当該ループピンの挿通部を移動させることによって、当該装置の本体部の前方部に於いて、当該ソケット部と当該挿通部とを相互に係合させる様に構成されているループピン結合装置を使用して当該個々のループピンを打ち出すに際し、当該ループピン結合装置の本体部の一部表面に於いて、当該ループピン結合装置の当該表面に湾曲状に搭載されている当該ループピンシートを構成する各々のループピンの湾曲状に形成された各フィラメント部に、当該フィラメント部を変位させるためのバイアス力を印加する様に構成されたループピン結合方法である。
本発明に於けるループピン結合方法に於いて、当該バイアス力は、当該それぞれのフィラメント部に、当該フィラメント部の軸方向とは異なる方向の力を与えるものである事が望ましい。
更に、本発明に於いては、当該押圧部材バイアス力は、当該ループピン結合装置本体部の長手方向軸に対して交差する方向の力を当該各フィラメント部に印加するものである事も望ましい。
本発明は、ループピンを使用して当該ループピンを結合するループピン結合装置に使用する事が可能であり、それによって、当該ループピン結合装置20に於いて当該ループピンシートにおける各ループピンが湾曲状態で当該ループピン結合装置に搭載されて打ち出し操作が実行される場合でも、当該各ループピンの当該フィラメント部が容易に且つ自由にその位置が変位、変動しない様な状態に保持することによって、上記したフィラメント間の絡み、接触固定等により発生するジャムリ現象を効果的に防止する事が可能なであると同時に、当該フィラメント部の長さが異なる異種のループピンでも同一のループピン結合装置を使用して問題なく打ち出し操作が実行出来るループピン結合装置が容易に得られると言う効果を有するものである。
図1は、本発明に係るループピン結合装置の一具体例の構成を示す図である。 図2(A)は、本発明に係るループピン結合装置の平面図であり図2(B)は、本発明に係るループピン結合装置の正面図である。 図3は、本発明に於いて使用されるループピン結合装置の平面図である。 図4は、本発明に於いて使用される押圧部材の配置形状を示すループピン結合装置の平面図である。 図5は、本発明に於いて使用されるループピン結合装置の他の具体例を示す平面図である。 図6(A)乃至図6(E)は、本発明に於いて使用されるループピン結合装置の押圧部材の具体例を示す斜視図である。 図7は、本発明に於いて使用されるループピン結合装置の他の具体例の構成を示す図である。 図8は、本発明に於いて使用されるループピン結合装置の平面図である。 図9は、本発明に於ける押圧部材の他の具体例を示す図である。 図10は、本発明に於いて使用されるループピン結合装置の別の具体例の構成を示す斜視図である。 図11は、図10に示すループピン結合装置の側面図である。 図12は、本発明に於いて使用されるループピンの一具体例の構成を示す図である。 図13は、図12のループピンの使用状態を説明する図である。 図14は、本発明に於ける図12のループピンを連結したループピン群の構成例を示す図である。 図15は、従来に於けるループピン結合装置の構成を示す図である。 図16は、図15に示す従来のループピン結合装置の平面図である。
符号の説明
10…ループピン
12…フィラメント部
13…挿通部
14…孔部
15…ソケット部
20…ループピン結合装置
21…第2の中空ガイド部先端部
22…レバー部、駆動手段
23…握り部
24、24’…接続バー部
25…第1の打ち出しピン
27…本体部の上部表面
28…湾曲部
30…押圧部材
31…平面部
32…摩擦低減機構
33…本体部
40、41…接続バー部挿入スリット部
42…第2の打ち出しピン
43…第1の中空ガイド部、湾曲状案内管
44…第1の中空ガイド部の先端部
47…第1の端部
67…押圧部材の上端部
71…後端平面部
72…側壁部
74…平面
75…面部
77…角部
78…フィラメント部案内部材
79…突起部
80…押圧部材端縁部
81…丸み部
82…テーパー部
85…角部の下端部
86…第2の打ち出しピン摺動平面
87…ガイド部
90…本体部側のネジ孔
200…商品
300…商品の一部
400…ラベル、タグ
600…ループピンシート

Claims (29)

  1. フィラメント部、当該フィラメント部の一端部に設けられた挿通部及び当該フィラメント部の他端部に設けられた当該挿通部を不可逆的に挿通保持せしめるソケット部とを有するループピンを適宜の商品に係止させるための結合装置であって、当該複数個のループピン並列状に配列されて固定されて形成されているループピンシートを当該結合装置に搭載し、当該装置の本体部に設けられている適宜の駆動手段の作動に応答して移動する第1の打ち出しピンにより当該ループピンのソケット部を移動させると共に、当該駆動手段の作動に応答して移動する第2の打ち出しピンにより当該ループピンの挿通部を移動させることによって、当該装置の本体部の前方部に於いて、当該ソケット部と当該挿通部とを相互に係合させる様に構成されているループピン結合装置であって、且つ、当該ループピン結合装置の本体部の一部表面に於いて、当該ループピン結合装置の当該表面に湾曲状に搭載されている当該ループピンシートを構成する各々のループピンの湾曲状に形成された各フィラメント部の一部に、当該湾曲状に形成された各フィラメント部の外方部から当接し、且つ、当該個々の湾曲状に形成された各フィラメント部の湾曲状形状を、当該ループピン結合装置の当該表面と平行する方向に変位させる押圧力を付与する押圧部材が配置されている事を特徴とするループピン結合装置。
  2. 当該押圧部材は、当該ループピン結合装置本体部の長手方向軸に対して交差する方向のバイアス力を当該各フィラメント部に印加する機能を有している事を特徴とする請求項1に記載のループピン結合装置
  3. 当該押圧部材は、少なくともその一部が、当該ループピン結合装置に於ける当該ループピンシートが搭載される本体部の表面上であって、且つ当該ループピンシートを構成する各フィラメント部が本来湾曲部を形成する予定位置内部に配置されている事を特徴とする請求項1又は2に記載のループピン結合装置
  4. 当該押圧部材は、当該ループピンシートを構成する各フィラメント部の一部と接触して当該各フィラメント部を所定の方向に変位させる機能を有し、且つ当該押圧部材の当該フィラメント部との当接面が当該ループピン結合装置本体部の長手方向軸に対して所定の角度をもって交差している平面部を有している事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のループピン結合装置
  5. 当該押圧部材における当該平面部は、当該ループピンシートを構成する各フィラメント部との接触面積を低下させる機構が設けられている事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のループピン結合装置。
  6. 当該押圧部材の当該平面部に設けられている当該フィラメント部との接触面積を低下させる機構は、凹部、凸部、溝部、畦部、畝部等を含んで構成された面であるか、梨地状或いは微細な凹凸状模様が形成されている面である事を特徴とする請求項5に記載のループピン結合装置
  7. 当該押圧部材は、当該ループピンシートを構成する各フィラメント部と接触して当該各フィラメント部を所定の方向に変位させる機能を有し、且つ当該押圧部材は当該各フィラメント部の一部と点接触するような構成有するものである事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のループピン結合装置
  8. 当該ループピンシートは、当該ループピン結合装置上に搭載された際に、平坦状面を形成している当該ループピンシートの各フィラメント部分が折り曲げられて、湾曲状を呈する様に搭載されている事を特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のループピン結合装置。
  9. 当該ループピンシートは、当該ループピン結合装置上に搭載される以前に予め、平坦状面を形成している当該ループピンシートの各フィラメント部分を折り曲げて湾曲状を呈する様に構成されているものを搭載したものである事を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のループピン結合装置
  10. 当該ループピンシートは、当該ループピン結合装置上に搭載される以前に予め、平坦状面を形成している当該ループピンシートの各フィラメント部分を折り曲げて、当該各フィラメント部の当該ソケット部と当該挿通部が相互に接近した状態で固定され、且つ当該フィラメント部分が湾曲状を呈する様に構成されているものを搭載したものである事を特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載のループピン結合装置
  11. 当該ループピンシートは、当該ループピンシートを構成する複数本の当該フィラメント部分を相互に接続する2本の接続バー部同士が相互に接近して配置され、かつ当該双方の接続バー部は、相互に当該接続バー部の長手軸方向に位相がずれた状態で固定され、且つ当該フィラメント部分が湾曲状を呈する様に構成されているものを搭載したものである事を特徴とする請求項10に記載のループピン結合装置
  12. 当該ループピン結合装置の上端表面に設けられている当該ループピンシートを構成する複数本の当該フィラメント部分を相互に接続する2本の接続バー部を個別に挿入する2個の接続バー部挿入スリット部が、同一の平面上に設けられている事を特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載のループピン結合装置
  13. 当該ループピン結合装置の上端表面に設けられている当該ループピンシートを構成する複数本の当該フィラメント部分を相互に接続する2本の接続バー部を個別に挿入する2個の接続バー部挿入スリット部が、互いに高さを異にする個別の平面上にそれぞれ設けられている事を特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載のループピン結合装置
  14. 当該駆動手段は、当該ループピン結合装置に設けられたグリップ部と当該グリップ部に回動可能に軸支されたグリップレバーとで構成されている事を特徴とする請求項1乃至13の何れかに記載のループピン結合装置
  15. 当該押圧部材に於ける少なくとも当該ループピンシートを構成する各フィラメント部と接触する当該当接面の平面部或いは当該各フィラメント部と点接触する当該点接触部は、当該押圧部材と当該ループピン結合装置の上部表面部との接合部位から離反する方向に沿って当該ループピン結合装置の外方に向けて、傾斜若しくは湾曲状形成されている事を特徴とする請求項1乃至14の何れかに記載のループピン結合装置
  16. 当該押圧部材は、当該ループピン結合装置の当該上部表面部に着脱自在に取り付けられる様に構成されている事を特徴とする請求項1乃至15の何れかに記載のループピン結合装置
  17. 当該押圧部材は、当該ループピン結合装置の当該上部表面部に当該上部表面部と一体的に形成されている事を特徴とする請求項1乃至16の何れかに記載のループピン結合装置
  18. 当該押圧部材は、当該ループピン結合装置の当該上部表面部に於いて、当該ループピン結合装置の本体部の長手方向軸に沿った方向に変位可能に構成されている事を特徴とする請求項1乃至18の何れかに記載のループピン結合装置
  19. 当該押圧部材の少なくとも一部の端縁部に丸みが設けられている事を特徴とする請求項1乃至18の何れかに記載のループピン結合装置
  20. 当該押圧部材の少なくとも一部の端縁部には、当該端縁部から当該押圧部材の内部に向けてその厚みが増加する様なテーパー部が形成されている事を特徴とする請求項1乃至17の何れかに記載のループピン結合装置
  21. 当該押圧部材は、当該ループピン結合装置の当該上部表面部から少なくとも0.5cm突出している事を特徴とする請求項1乃至20の何れかに記載のループピン結合装置
  22. 当該押圧部材に於ける当該点接触部は、当該ループピン結合装置の当該本体部と一体的に形成されている角部で構成されている事を特徴とする請求項13に記載のループピン結合装置
  23. 当該押圧部材の上部表面部には当該角部に近接する部位に湾曲状の周縁部を有する当該フィラメント案内部が設けられている事を特徴とする請求項22に記載のループピン結合装置
  24. 当該押圧部材における当該角部の下端部は、当該第2の打ち出しピンが摺動する平面に近接した位置まで延展せしめられている事を特徴とする請求項22又は23に記載のループピン結合装置
  25. 当該角部の下端部の近傍には、当該角部と接触した後の当該フィラメント部が当該第2の打ち出しピンが摺動する平面と略平行な状態で当該挿通部が打ち出される位置まで案内される様に案内する機能を有するガイド部が設けられている事を特徴とする請求項22乃至24の何れかに記載のループピン結合装置
  26. 当該ガイド部は、テーパー状の面で構成されている事を特徴とする請求項25に記載のループピン結合装置
  27. フィラメント部、当該フィラメント部の一端部に設けられた挿通部及び当該フィラメント部の他端部に設けられた当該挿通部を不可逆的に挿通保持せしめるソケット部とを有するループピンを適宜の商品に係止させるための結合装置であって、当該複数個のループピンが平面状に配列されて固定されて形成されているループピンシートを当該結合装置に搭載し、当該装置の本体部に設けられている適宜の駆動手段の作動に応答して移動する第1の打ち出しピンにより当該ループピンのソケット部を移動させると共に、当該駆動手段の作動に応答して移動する第2の打ち出しピンにより当該ループピンの挿通部を移動させることによって、当該装置の本体部の前方部に於いて、当該ソケット部と当該挿通部とを相互に係合させる様に構成されているループピン結合装置を使用して当該個々のループピンを打ち出すに際し、各々のループピンの湾曲状に形成された各フィラメント部の一部に、当該湾曲状に形成された各フィラメント部の外方部から、当該個々の湾曲状に形成された各フィラメント部の湾曲状形状を、当該ループピン結合装置の当該表面と平行する方向に変位させる押圧力を印加する事を特徴とするループピン結合方法
  28. 当該押圧部材の押圧力は、当該ループピン結合装置本体部の長手方向軸に対して交差する方向の力を当該各フィラメント部に印加するものである事を特徴とする請求項27に記載のループピン結合方法
  29. 当該押圧部材の押圧力は、当該フィラメント部の面接触する部材或いは点接触する部材の何れかによって当該フィラメント部に印加する事を特徴とする請求項27又は28に記載のループピン結合方法
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