JP2001056644A - 封緘具 - Google Patents
封緘具Info
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- JP2001056644A JP2001056644A JP11230987A JP23098799A JP2001056644A JP 2001056644 A JP2001056644 A JP 2001056644A JP 11230987 A JP11230987 A JP 11230987A JP 23098799 A JP23098799 A JP 23098799A JP 2001056644 A JP2001056644 A JP 2001056644A
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- filament
- fastening ring
- parts
- sealing device
- closure
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- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F3/00—Labels, tag tickets, or similar identification or indication means; Seals; Postage or like stamps
- G09F3/02—Forms or constructions
- G09F3/03—Forms or constructions of security seals
- G09F3/0305—Forms or constructions of security seals characterised by the type of seal used
- G09F3/037—Forms or constructions of security seals characterised by the type of seal used having tie-wrap sealing means
Abstract
(57)【要約】
【課題】 打ち出し装置にセットした際に、湾曲状態を
保持して、ジャムの発生の少ない封緘具を提供すること
にある。 【解決手段】 本発明に係る封緘具は、可撓性を有する
フィラメント部と、当該フィラメント部の一方の端部に
設けられた適宜の係合部を有する挿通頭部と、前記フィ
ラメント部の他方の端部に設けられている前記挿通頭部
を不可逆的に通す為の穴を有するソケット部とから構成
された単体の封緘具が複数個、当該フィラメント部が互
いに平行に隣接して配列されると共に、互いに近接して
配置される当該複数個の挿通頭部若しくはその近傍部と
当該複数個のソケット部若しくはその近傍部とは、それ
ぞれ個別に設けられた接続バー部にそれぞれ接続せしめ
られている封緘具であって、少なくとも一方の接続バー
部の一部に他方の接続バー部の一部と嵌合する止着環を
備えたフィラメント部を取り付けると共に当該止着環に
摘み片を形成したので、打ち出し装置にセットした際に
上端部が湾曲状態を保持し、ジャムや故障が発生するこ
とがない。
保持して、ジャムの発生の少ない封緘具を提供すること
にある。 【解決手段】 本発明に係る封緘具は、可撓性を有する
フィラメント部と、当該フィラメント部の一方の端部に
設けられた適宜の係合部を有する挿通頭部と、前記フィ
ラメント部の他方の端部に設けられている前記挿通頭部
を不可逆的に通す為の穴を有するソケット部とから構成
された単体の封緘具が複数個、当該フィラメント部が互
いに平行に隣接して配列されると共に、互いに近接して
配置される当該複数個の挿通頭部若しくはその近傍部と
当該複数個のソケット部若しくはその近傍部とは、それ
ぞれ個別に設けられた接続バー部にそれぞれ接続せしめ
られている封緘具であって、少なくとも一方の接続バー
部の一部に他方の接続バー部の一部と嵌合する止着環を
備えたフィラメント部を取り付けると共に当該止着環に
摘み片を形成したので、打ち出し装置にセットした際に
上端部が湾曲状態を保持し、ジャムや故障が発生するこ
とがない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術】本発明は衣類品、靴、鞄等の商品
に、ブランドラベル、値札、素材説明書、使用説明書等
のタグを取付けて封緘する封緘具に関し、特に当該商品
に対して、上記タグを取り付ける専用の装置（ガン）に
セットした際に、円滑にタグ付け操作を行う事ができる
封緘具に関するものである。
に、ブランドラベル、値札、素材説明書、使用説明書等
のタグを取付けて封緘する封緘具に関し、特に当該商品
に対して、上記タグを取り付ける専用の装置（ガン）に
セットした際に、円滑にタグ付け操作を行う事ができる
封緘具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、衣類品、女性用ブーツ、サンダ
ル、靴等を結束させたり、当該商品にブランドラベル、
値札等を取り付けるために、従来より種々の封緘具が用
いられてきた。例えば、封緘具はタグを通してループを
形成するフィラメント部と、その一端に備えられた挿通
頭部と、フィラメント部の他端に備えられて当該挿通頭
部を通すための挿通穴を有するソケット部等から構成さ
れている。そして、複数の封緘具は、夫々平行に２本の
接続バーに容易に取り外しできる様に仮止めされてい
る。
ル、靴等を結束させたり、当該商品にブランドラベル、
値札等を取り付けるために、従来より種々の封緘具が用
いられてきた。例えば、封緘具はタグを通してループを
形成するフィラメント部と、その一端に備えられた挿通
頭部と、フィラメント部の他端に備えられて当該挿通頭
部を通すための挿通穴を有するソケット部等から構成さ
れている。そして、複数の封緘具は、夫々平行に２本の
接続バーに容易に取り外しできる様に仮止めされてい
る。
【０００３】封緘具は、例えば合成樹脂等により一体成
形され、特にフィラメント部は延伸されており、引っ張
りに対して非常に強いものになっている。挿通頭部がソ
ケット部の狭い部分を貫通すると、挿通穴の近傍に設け
られたフックである係止片が開き、これによって挿通頭
部の首部が、該ソケット部内に不可逆状に固定され、ル
ープ状のラベル取付け状態が完成し封緘がなされる。
形され、特にフィラメント部は延伸されており、引っ張
りに対して非常に強いものになっている。挿通頭部がソ
ケット部の狭い部分を貫通すると、挿通穴の近傍に設け
られたフックである係止片が開き、これによって挿通頭
部の首部が、該ソケット部内に不可逆状に固定され、ル
ープ状のラベル取付け状態が完成し封緘がなされる。
【０００４】従来、こうした封緘具が、専用の打ち出し
装置（装着ガン）に装填されて、レバーを引くことによ
り、ブーツ、サンダルや靴の結束ばかりでなく、ブラン
ドラベルや商品の使用法を書いたタグＴを商品に固定す
ることに主として使用されてきた。更に、封緘具を装着
ガンに装填する際、封緘具の上端部が元に戻ろうとする
力によって開いてしまうと云う欠点が存在した。その結
果、装着ガンが正常に作用せず打ち込みミスが発生する
他、装着ガンの内部で封緘具の部品が詰まったりして、
その都度封緘具の除去、再セット等の余計な作業が必要
であった。これを解決するものとして、封緘具の端部に
止めリングを備えた止着部材を配設し、装着ガンにセッ
トする際に湾曲した状態を保持するものが提案されてい
た。
装置（装着ガン）に装填されて、レバーを引くことによ
り、ブーツ、サンダルや靴の結束ばかりでなく、ブラン
ドラベルや商品の使用法を書いたタグＴを商品に固定す
ることに主として使用されてきた。更に、封緘具を装着
ガンに装填する際、封緘具の上端部が元に戻ろうとする
力によって開いてしまうと云う欠点が存在した。その結
果、装着ガンが正常に作用せず打ち込みミスが発生する
他、装着ガンの内部で封緘具の部品が詰まったりして、
その都度封緘具の除去、再セット等の余計な作業が必要
であった。これを解決するものとして、封緘具の端部に
止めリングを備えた止着部材を配設し、装着ガンにセッ
トする際に湾曲した状態を保持するものが提案されてい
た。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記した
従来の封緘具は、例えば、止着リングを挿通頭部に装着
する際に、片方の手で封緘具を湾曲させた状態で保持し
他方の手で止着リングを摘んで挿通頭部に取り付けなけ
ればならず、この止着部材で湾曲した状態を保持するも
のでは、止めリングを挿通頭部に挿通させる作業が困難
で、能率が悪いものであった。
従来の封緘具は、例えば、止着リングを挿通頭部に装着
する際に、片方の手で封緘具を湾曲させた状態で保持し
他方の手で止着リングを摘んで挿通頭部に取り付けなけ
ればならず、この止着部材で湾曲した状態を保持するも
のでは、止めリングを挿通頭部に挿通させる作業が困難
で、能率が悪いものであった。
【０００６】そこで本発明の目的は、封緘具を専用の打
ち出し装置（装着ガン）に装填する際の作業性を向上さ
せるると共に、挿通頭部が常に正確な方向を維持できジ
ャムを防止できる封緘具を提供することである。
ち出し装置（装着ガン）に装填する際の作業性を向上さ
せるると共に、挿通頭部が常に正確な方向を維持できジ
ャムを防止できる封緘具を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記解決すべき
課題を解決するため、基本的に以下に記載されたような
構成を採用するものである。すなわち本発明は、可撓性
を有するフィラメント部と、当該フィラメント部の一方
の端部に設けられた適宜の係合部を有する挿通頭部と、
前記フィラメント部の他方の端部に設けられている前記
挿通頭部を不可逆的に通す為の穴を有するソケット部と
から構成された単体の封緘具が複数個、当該フィラメン
ト部が互いに平行に隣接して配列されると共に、互いに
近接して配置される当該複数個の挿通頭部若しくはその
近傍部と当該複数個のソケット部若しくはその近傍部と
は、それぞれ個別に設けられた接続バー部にそれぞれ接
続せしめられている封緘具であって、少なくとも一方の
接続バー部の一部に他方の接続バー部の一部と嵌合する
止着環を備えたフィラメント部を取り付けると共に当該
止着環に摘み片を形成したことを特徴とする封緘具に関
する。
課題を解決するため、基本的に以下に記載されたような
構成を採用するものである。すなわち本発明は、可撓性
を有するフィラメント部と、当該フィラメント部の一方
の端部に設けられた適宜の係合部を有する挿通頭部と、
前記フィラメント部の他方の端部に設けられている前記
挿通頭部を不可逆的に通す為の穴を有するソケット部と
から構成された単体の封緘具が複数個、当該フィラメン
ト部が互いに平行に隣接して配列されると共に、互いに
近接して配置される当該複数個の挿通頭部若しくはその
近傍部と当該複数個のソケット部若しくはその近傍部と
は、それぞれ個別に設けられた接続バー部にそれぞれ接
続せしめられている封緘具であって、少なくとも一方の
接続バー部の一部に他方の接続バー部の一部と嵌合する
止着環を備えたフィラメント部を取り付けると共に当該
止着環に摘み片を形成したことを特徴とする封緘具に関
する。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の封緘具は、上記した様な
従来技術に於ける問題点を解決するために、接続バー部
の一部に止着環を備えたフィラメント部を取り付けると
共に当該止着環に摘み片を形成したので、打ち出し装置
にセットする際の作業性を向上する事が出来る。
従来技術に於ける問題点を解決するために、接続バー部
の一部に止着環を備えたフィラメント部を取り付けると
共に当該止着環に摘み片を形成したので、打ち出し装置
にセットする際の作業性を向上する事が出来る。
【０００９】
【実施例】以下に、本発明に係る封緘具の一具体例の構
成を図面を参照しながら詳細に説明する。即ち、図１
は、本発明に係る封緘具の一具体例を示す正面図、図２
は同封緘具の要部拡大側面図である。ここで、本発明の
封緘具１０は、可撓性を有するフィラメント部１２と、
当該フィラメント部１２の一方の端部に設けられた適宜
の係合部を有する挿通頭部１３と、前記フィラメント部
１２の他方の端部に設けられている前記挿通頭部１３を
不可逆的に通す為の挿通穴１４を有するソケット部１５
とから構成された単体の封緘具が複数個、当該フィラメ
ント部１２が互いに平行に隣接して配列されると共に、
互いに近接して配置される当該複数個の挿通頭部１３若
しくはその近傍部と当該複数個のソケット部１５若しく
はその近傍部とは、それぞれ個別に設けられた接続バー
部１１，１１にそれぞれ接続せしめられている封緘具で
あって、当該接続バー部１１の一部に止着環１９を備え
たフィラメント部１２ａを取り付けると共に当該止着環
１９に摘み片２０を形成している。
成を図面を参照しながら詳細に説明する。即ち、図１
は、本発明に係る封緘具の一具体例を示す正面図、図２
は同封緘具の要部拡大側面図である。ここで、本発明の
封緘具１０は、可撓性を有するフィラメント部１２と、
当該フィラメント部１２の一方の端部に設けられた適宜
の係合部を有する挿通頭部１３と、前記フィラメント部
１２の他方の端部に設けられている前記挿通頭部１３を
不可逆的に通す為の挿通穴１４を有するソケット部１５
とから構成された単体の封緘具が複数個、当該フィラメ
ント部１２が互いに平行に隣接して配列されると共に、
互いに近接して配置される当該複数個の挿通頭部１３若
しくはその近傍部と当該複数個のソケット部１５若しく
はその近傍部とは、それぞれ個別に設けられた接続バー
部１１，１１にそれぞれ接続せしめられている封緘具で
あって、当該接続バー部１１の一部に止着環１９を備え
たフィラメント部１２ａを取り付けると共に当該止着環
１９に摘み片２０を形成している。
【００１０】本発明の封緘具１０は、従来の封緘具と同
様に通常ナイロン、ポリプロピレン、ポリエステル等の
合成樹脂で一体成形されている。
様に通常ナイロン、ポリプロピレン、ポリエステル等の
合成樹脂で一体成形されている。
【００１１】本発明に係る封緘具１０の第１の実施例に
付いて図１を参照して更に説明すると、先ず、本発明に
係る封緘具１０の基本的な構成は、従来の封緘具と略同
様であり、更に接続バー部１１の端部（上端部）に止着
環１９を備えたフィラメント部１２ａが形成されると共
に、この止着環１９に摘み片２０が形成されている。止
着環１９は、接続バー部１１が挿通可能な内径を有して
いる。なお、止着環１９に備えられた穴部１９ａ内に
は、接続バー１１に形成された切欠き部１６と係合する
突起１９ｂが設けられている（図３参照）。また、止着
環１９に取り付けられた摘み片２０は、扁平な舌状をし
ており、指で摘み易い形状となっている。更に、止着環
１９の中心軸線は、フィラメント部１２ａの長手方向と
同一方向、或いは直角方向に形成されている。フィラメ
ント部１２ａの長さは、略フィラメント部１２の半分に
形成されている。また、フィラメント部１２ａは、未延
伸のものを使用する事が出来る。
付いて図１を参照して更に説明すると、先ず、本発明に
係る封緘具１０の基本的な構成は、従来の封緘具と略同
様であり、更に接続バー部１１の端部（上端部）に止着
環１９を備えたフィラメント部１２ａが形成されると共
に、この止着環１９に摘み片２０が形成されている。止
着環１９は、接続バー部１１が挿通可能な内径を有して
いる。なお、止着環１９に備えられた穴部１９ａ内に
は、接続バー１１に形成された切欠き部１６と係合する
突起１９ｂが設けられている（図３参照）。また、止着
環１９に取り付けられた摘み片２０は、扁平な舌状をし
ており、指で摘み易い形状となっている。更に、止着環
１９の中心軸線は、フィラメント部１２ａの長手方向と
同一方向、或いは直角方向に形成されている。フィラメ
ント部１２ａの長さは、略フィラメント部１２の半分に
形成されている。また、フィラメント部１２ａは、未延
伸のものを使用する事が出来る。
【００１２】また、接続バー部１１の対応位置には、図
２に示すように切欠き１６が形成されており、一旦挿通
された止着環１９が抜け難い構成となっている。切欠き
１６の形成される対応位置とは、フィラメント部１２を
Ｕ字に湾曲させた時に外側となる接続バー１１の位置が
最適である。本実施例では、切欠き１６は、接続バー部
１１を垂直に配置した際、仰角で３０度、俯角で４５
度、つまり７５度のＶ字状に形成されている。尚、切欠
き１６は、この角度に限定される事なく、３０度から９
０度の間の角度を有すれば良い。
２に示すように切欠き１６が形成されており、一旦挿通
された止着環１９が抜け難い構成となっている。切欠き
１６の形成される対応位置とは、フィラメント部１２を
Ｕ字に湾曲させた時に外側となる接続バー１１の位置が
最適である。本実施例では、切欠き１６は、接続バー部
１１を垂直に配置した際、仰角で３０度、俯角で４５
度、つまり７５度のＶ字状に形成されている。尚、切欠
き１６は、この角度に限定される事なく、３０度から９
０度の間の角度を有すれば良い。
【００１３】ソケット部１５の挿通穴１４には、挿通頭
部１３の一部に段状に細径とされた係合部１３ａが係止
し得る係合部１７が設けられている。係合部１７は、挿
通穴１４内に変形可能に突出形成されている。
部１３の一部に段状に細径とされた係合部１３ａが係止
し得る係合部１７が設けられている。係合部１７は、挿
通穴１４内に変形可能に突出形成されている。
【００１４】封緘具１０は、夫々接続バー部１１に平行
に仮止めされている。したがって、打ち出し装置に装填
した後、レバー１８ａを引くのみで、容易に一本ずつ離
れて打ち出され、ラベル等を取り付けることができる。
に仮止めされている。したがって、打ち出し装置に装填
した後、レバー１８ａを引くのみで、容易に一本ずつ離
れて打ち出され、ラベル等を取り付けることができる。
【００１５】図４は、本発明の封緘具の使用状態を示す
平面図である。ここで示すのは、封緘具１０を湾曲させ
た状態を保持するために、摘み片２０を指で摘んで止着
環１９をソケット部１５を係止する接続バー部１１の頭
部に挿通した状態である。小さな止着環１９を接続バー
部１１の頭部に挿通するのは、煩雑な作業であるが、摘
み片２０を摘んで作業できるので、従来に比べて作業性
が向上する。
平面図である。ここで示すのは、封緘具１０を湾曲させ
た状態を保持するために、摘み片２０を指で摘んで止着
環１９をソケット部１５を係止する接続バー部１１の頭
部に挿通した状態である。小さな止着環１９を接続バー
部１１の頭部に挿通するのは、煩雑な作業であるが、摘
み片２０を摘んで作業できるので、従来に比べて作業性
が向上する。
【００１６】図５は、本発明の封緘具１０を専用の打ち
出し装置(ガン)にセットした状態を示す斜視図である。
ここで、打ち出し装置１８には、左右に封緘具１０の接
続バー部１１の挿入される縦溝２１が形成されている。
縦溝２１には、例えば、封緘具１０のソケット部１５連
結する接続バー部１１が挿入され、縦溝２２には、挿通
頭部１３を連結する接続バー部１１が挿入される。ま
た、打ち出し装置１８には、図示するレバー１８ａを操
作によって駆動される図外の打ち出しピンが縦溝２２の
側方に配設されており、挿通頭部１３を接続バー部１１
の連結部１１ａから切り離して、筒状のガイド針２４に
沿って前方へ一個づつ押し出す。
出し装置(ガン)にセットした状態を示す斜視図である。
ここで、打ち出し装置１８には、左右に封緘具１０の接
続バー部１１の挿入される縦溝２１が形成されている。
縦溝２１には、例えば、封緘具１０のソケット部１５連
結する接続バー部１１が挿入され、縦溝２２には、挿通
頭部１３を連結する接続バー部１１が挿入される。ま
た、打ち出し装置１８には、図示するレバー１８ａを操
作によって駆動される図外の打ち出しピンが縦溝２２の
側方に配設されており、挿通頭部１３を接続バー部１１
の連結部１１ａから切り離して、筒状のガイド針２４に
沿って前方へ一個づつ押し出す。
【００１７】一方、縦溝２１にこれを連結する接続バー
部１１が挿入されたソケット部１５は、図外の押し出し
ベルトによって接続バー１１の連結部から切り離され
て、湾曲したソケット部ガイド２６に沿って前方へ一個
づつ押し出される。ソケット部ガイド２６に沿って押し
出されたソケット部１５は、９０度変向して、先端部で
図外の打ち出しピンによって押し出された挿通頭部１３
と挿通穴１４で嵌合する。
部１１が挿入されたソケット部１５は、図外の押し出し
ベルトによって接続バー１１の連結部から切り離され
て、湾曲したソケット部ガイド２６に沿って前方へ一個
づつ押し出される。ソケット部ガイド２６に沿って押し
出されたソケット部１５は、９０度変向して、先端部で
図外の打ち出しピンによって押し出された挿通頭部１３
と挿通穴１４で嵌合する。
【００１８】ソケット部ガイド２６は、約９０度方向を
変えると共に、内部を押し出しベルトが曲がりながら前
進できるように筒状に形成されている。そして、押し出
しベルトの先端がソケット部ガイド２６の先に至るタイ
ミングと、打ち出しピンがソケット部ガイド２６の先に
至るタイミングが一致するように構成されている。この
様にして、封緘具１０は、順次連続して商品等にラベル
を取り付ける事ができる。
変えると共に、内部を押し出しベルトが曲がりながら前
進できるように筒状に形成されている。そして、押し出
しベルトの先端がソケット部ガイド２６の先に至るタイ
ミングと、打ち出しピンがソケット部ガイド２６の先に
至るタイミングが一致するように構成されている。この
様にして、封緘具１０は、順次連続して商品等にラベル
を取り付ける事ができる。
【００１９】本発明の他の実施例として、図６に示す様
に止着環２３の穴部２３ａの中心軸線は、接続バー部１
１の長手方向と直角方向に形成されている。また、摘み
片２５も平坦な面が接続バー部１１の長手方向と直角方
向に配置されている。
に止着環２３の穴部２３ａの中心軸線は、接続バー部１
１の長手方向と直角方向に形成されている。また、摘み
片２５も平坦な面が接続バー部１１の長手方向と直角方
向に配置されている。
【００２０】以上のように構成した場合、封緘具１０を
湾曲させた後、接続バー部１１に止着環２３を挿通する
作業が容易である。接続バー部１１の軸線と止着環２３
の穴部２３ａの軸線が一致しているからである。
湾曲させた後、接続バー部１１に止着環２３を挿通する
作業が容易である。接続バー部１１の軸線と止着環２３
の穴部２３ａの軸線が一致しているからである。
【００２１】図７は、本発明の封緘具に使用される接続
バー１１の別の実施例を示す要部拡大側面図である。こ
こで、接続バー１１の上端部近傍には、抜け止め用の突
起２７が形成されている。突起２７の形成される対応位
置は、フィラメント部１２をＵ字に湾曲させた時に外側
となる接続バー１１の位置が最適である。以上の様に構
成した場合、接続バー１１の先端に止着環１９を挿通し
た際に突起２７の存在によって、一旦挿入した止着環１
９が抜け難い。したがって、封緘具を湾曲した状態で打
ち出し装置１８にセットした場合、何らかの外力が加わ
っても、係合部止着環１９が抜ける虞がない。
バー１１の別の実施例を示す要部拡大側面図である。こ
こで、接続バー１１の上端部近傍には、抜け止め用の突
起２７が形成されている。突起２７の形成される対応位
置は、フィラメント部１２をＵ字に湾曲させた時に外側
となる接続バー１１の位置が最適である。以上の様に構
成した場合、接続バー１１の先端に止着環１９を挿通し
た際に突起２７の存在によって、一旦挿入した止着環１
９が抜け難い。したがって、封緘具を湾曲した状態で打
ち出し装置１８にセットした場合、何らかの外力が加わ
っても、係合部止着環１９が抜ける虞がない。
【００２２】図８は、別体の止着部材を備えた別の実施
例を示す封緘具の要部正面図である。ここで、封緘具
は、別体の前記フィラメント部１２より短いフィラメン
ト２８の両端に接続バー部１１の一部挿通可能な止着環
２９，３０を備えた別体の止着部材を備えている。ま
た、止着環２９のフィラメント２８とは反対の側端に
は、摘み片３１が取り付けられている。摘み片３１は、
扁平な形状をしており、指で摘み易い形となっている。
例を示す封緘具の要部正面図である。ここで、封緘具
は、別体の前記フィラメント部１２より短いフィラメン
ト２８の両端に接続バー部１１の一部挿通可能な止着環
２９，３０を備えた別体の止着部材を備えている。ま
た、止着環２９のフィラメント２８とは反対の側端に
は、摘み片３１が取り付けられている。摘み片３１は、
扁平な形状をしており、指で摘み易い形となっている。
【００２３】この様に構成した場合、一個の止着部材で
複数の封緘具に使用する事ができる。
複数の封緘具に使用する事ができる。
【００２４】尚、本発明に係る封緘具に於いて使用され
る摘み片２０は、平面形状が半円であっても良く、また
舌形状、楕円形、板状、矩形であっても良い。更に、ソ
ケット部の大きさは、取り扱いが容易な程度で且つ外観
上小さいことが望ましい。
る摘み片２０は、平面形状が半円であっても良く、また
舌形状、楕円形、板状、矩形であっても良い。更に、ソ
ケット部の大きさは、取り扱いが容易な程度で且つ外観
上小さいことが望ましい。
【００２５】
【発明の効果】本発明は、上述した様な構成を採用して
いるので、封緘具を打ち出し装置にセットする際、止着
環及びフィラメント部によって封緘具を湾曲させた状態
に保持できる。したがって、挿通頭部の方向が狂ってジ
ャムが発生する虞がない。また、封緘具を湾曲させる際
に、摘み片を指で摘んで止着環を接続バー部の頭部に挿
通できるので小さな止着環を接続バー部の頭部に挿通す
ると云う煩雑な作業を、従来に比べて容易にできる。
いるので、封緘具を打ち出し装置にセットする際、止着
環及びフィラメント部によって封緘具を湾曲させた状態
に保持できる。したがって、挿通頭部の方向が狂ってジ
ャムが発生する虞がない。また、封緘具を湾曲させる際
に、摘み片を指で摘んで止着環を接続バー部の頭部に挿
通できるので小さな止着環を接続バー部の頭部に挿通す
ると云う煩雑な作業を、従来に比べて容易にできる。
【図１】図１は、本発明に係る封緘具の一具体例を示す
正面図である。
正面図である。
【図２】図２は、同封緘具に使用される接続バーの要部
拡大側面図である。
拡大側面図である。
【図３】図３は、同封緘具に使用される止着環の要部拡
大側面図である。
大側面図である。
【図４】図４は、同封緘具の使用状態を示す平面図であ
る。
る。
【図５】図５は、本発明の封緘具を専用の打ち出し装置
（ガン）にセットした状態を示す斜視図である。
（ガン）にセットした状態を示す斜視図である。
【図６】図６は、本発明の別の実施例を示す封緘具の正
面図である。
面図である。
【図７】図７は、本発明の封緘具に使用される接続バー
の別の実施例を示す要部拡大側面図である。
の別の実施例を示す要部拡大側面図である。
【図８】図８は、別体の止着部材を備えた別の実施例を
示す封緘具の要部正面図である。
示す封緘具の要部正面図である。
１０ 封緘具 １１ 接続バー １２，１２ａ フィラメント部 １３ 挿通頭部 １３ａ 係合部 １３ｂ 基端部 １４ 挿通穴 １５ ソケット部 １６ 切欠き １７ 係合部 １８ 打ち出し装置 １９ 止着環 ２０ 摘み片 ２１，２２ 縦溝 ２６ ソケット部ガイド ２７ 突起 ２８ フィラメント ２９，３０ 止着環
Claims (13)
- 【請求項１】 可撓性を有するフィラメント部と、当該
フィラメント部の一方の端部に設けられた適宜の係合部
を有する挿通頭部と、前記フィラメント部の他方の端部
に設けられている前記挿通頭部を不可逆的に通す為の穴
を有するソケット部とから構成された単体の封緘具が複
数個、当該フィラメント部が互いに平行に隣接して配列
されると共に、互いに近接して配置される当該複数個の
挿通頭部若しくはその近傍部と当該複数個のソケット部
若しくはその近傍部とは、それぞれ個別に設けられた接
続バー部にそれぞれ接続せしめられている封緘具であっ
て、少なくとも一方の接続バー部の一部に他方の接続バ
ー部の一部と嵌合する止着環を備えたフィラメント部を
取り付けると共に当該止着環に摘み片を形成したことを
特徴とする封緘具。 - 【請求項２】 前記止着環と係合する当該接続バー部の
一部には、切欠き部が形成されたことを特徴とする請求
項１記載の封緘具。 - 【請求項３】 当該止着環と係合する接続バー部に形成
された切欠き部は、３０度から９０度の間の角度を有す
ることを特徴とする請求項１から２の何れかに記載の封
緘具。 - 【請求項４】 前記止着環と係合する当該接続バー部の
一部には、突起部が形成されたことを特徴とする請求項
１記載の封緘具。 - 【請求項５】 当該止着環の穴部は、その中心を通る軸
線が該接続バー部の長手方向と直角方向に形成されてい
ることを特徴とする請求項１から４の何れかに記載の封
緘具。 - 【請求項６】 当該止着環の穴部は、その中心を通る軸
線が該接続バー部の長手方向と平行方向に形成されてい
ることを特徴とする請求項１から４の何れかに記載の封
緘具。 - 【請求項７】 前記止着環を備えたフィラメント部は、
未延伸であることを特徴とする請求項１から６の何れか
に記載の封緘具。 - 【請求項８】 前記止着環に備えられた摘み片は、扁平
であることを特徴とする請求項１から７の何れかに記載
の封緘具。 - 【請求項９】 前記止着環に備えられた摘み片は、板状
であることを特徴とする請求項１から７の何れかに記載
の封緘具。 - 【請求項１０】 前記止着環に備えられた穴部内には、
接続バーに形成された切欠き部と係合する突起が設けら
れたことを特徴とする請求項１から９の何れかに記載の
封緘具。 - 【請求項１１】 前記摘み片は、フィラメント部の長手
方向に延設されたことを特徴とする請求項１から１０の
何れかに記載の封緘具。 - 【請求項１２】 前記摘み片は、止着環を当該接続バー
部の一部に係合してフィラメント部を湾曲させた際に、
前記２本の接続バー部を結ぶ直線の延長線上に位置する
ことを特徴とする請求項１から１１の何れかに記載の封
緘具。 - 【請求項１３】 可撓性を有するフィラメント部と、当
該フィラメント部の一方の端部に設けられた適宜の係合
部を有する挿通頭部と、前記フィラメント部の他方の端
部に設けられている前記挿通頭部を不可逆的に通す為の
穴を有するソケット部とから構成された単体の封緘具が
複数個、当該フィラメント部が互いに平行に隣接して配
列されると共に、互いに近接して配置される当該複数個
の挿通頭部若しくはその近傍部と当該複数個のソケット
部若しくはその近傍部とは、それぞれ個別に設けられた
接続バー部にそれぞれ接続せしめられている封緘具であ
って、前記フィラメント部より短いフィラメントの両端
に接続バー部の一部挿通可能な止着環を備えた別体の止
着部材を備えたことを特徴とする封緘具。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11230987A JP2001056644A (ja) | 1999-08-18 | 1999-08-18 | 封緘具 |
| EP00307038A EP1083537A3 (en) | 1999-08-18 | 2000-08-17 | Sealing implement |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11230987A JP2001056644A (ja) | 1999-08-18 | 1999-08-18 | 封緘具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001056644A true JP2001056644A (ja) | 2001-02-27 |
Family
ID=16916468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11230987A Pending JP2001056644A (ja) | 1999-08-18 | 1999-08-18 | 封緘具 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1083537A3 (ja) |
| JP (1) | JP2001056644A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100784818B1 (ko) | 2003-06-20 | 2007-12-14 | 가부시끼 가이샤 엠. 아이. 티. 인터내셔널 | 루프 핀 커넥팅 장치 |
| CN101734392B (zh) * | 2008-11-26 | 2012-05-30 | 克铁库存斯股份有限公司 | 环销结合装置及环销打出方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4100917B2 (ja) | 2002-01-18 | 2008-06-11 | 株式会社コーテックス | 封緘具 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1216141A (en) * | 1981-06-26 | 1987-01-06 | Masami Kato | Fasteners |
| JP3390983B2 (ja) * | 1995-05-17 | 2003-03-31 | ジェイ・イー株式会社 | タッグ吊持用ループピン装着具 |
-
1999
- 1999-08-18 JP JP11230987A patent/JP2001056644A/ja active Pending
-
2000
- 2000-08-17 EP EP00307038A patent/EP1083537A3/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100784818B1 (ko) | 2003-06-20 | 2007-12-14 | 가부시끼 가이샤 엠. 아이. 티. 인터내셔널 | 루프 핀 커넥팅 장치 |
| CN101734392B (zh) * | 2008-11-26 | 2012-05-30 | 克铁库存斯股份有限公司 | 环销结合装置及环销打出方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP1083537A3 (en) | 2001-06-06 |
| EP1083537A2 (en) | 2001-03-14 |
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