JPH1159637A - ラベル係止具 - Google Patents
ラベル係止具Info
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- JPH1159637A JPH1159637A JP22589997A JP22589997A JPH1159637A JP H1159637 A JPH1159637 A JP H1159637A JP 22589997 A JP22589997 A JP 22589997A JP 22589997 A JP22589997 A JP 22589997A JP H1159637 A JPH1159637 A JP H1159637A
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- locking
- locking device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 物品に、ブランド名、素材或は取り扱い法を
付した札及び値札等を含む各種のラベル類を外観を損な
わずに係止させるために使用されるラベル係止具を提供
することを目的とする。 【解決手段】 本発明のラベル係止具は、１本の線状フ
ィラメントからなる連結部（１）の一端にラベル結合部
（２）及び該線状フィラメントの他端に係止部（３）を
備えることを特徴とする。
付した札及び値札等を含む各種のラベル類を外観を損な
わずに係止させるために使用されるラベル係止具を提供
することを目的とする。 【解決手段】 本発明のラベル係止具は、１本の線状フ
ィラメントからなる連結部（１）の一端にラベル結合部
（２）及び該線状フィラメントの他端に係止部（３）を
備えることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はラベル係止具に関す
るものである。特に詳しくは、衣料品、日用雑貨品、履
物、革袋、ハンガー、陳列棚、商品展示装置等の物品
に、ブランド名、素材或は取り扱い法を付したタグ及び
値札等を含む各種のラベル類を係止させるために使用さ
れるラベル係止具に関するものである。
るものである。特に詳しくは、衣料品、日用雑貨品、履
物、革袋、ハンガー、陳列棚、商品展示装置等の物品
に、ブランド名、素材或は取り扱い法を付したタグ及び
値札等を含む各種のラベル類を係止させるために使用さ
れるラベル係止具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より物品にラベル（タグ）を係止さ
せるには、金属製の安全ピン及び糸を用いて行うことが
知られている。しかしながら係る部材による方法ではか
なりの時間と手間がかかるだけでなく、当該安全ピンの
針先部を操作する段階で作業者の指先に突き刺さること
が多いなど作業の危険性の問題が発生している。また特
に、物品が高級衣料品などの商品である場合には金属製
の安全ピンでは当該商品のデザイン、カラーとの違和感
が著しく、物品の高級感を阻害する。
せるには、金属製の安全ピン及び糸を用いて行うことが
知られている。しかしながら係る部材による方法ではか
なりの時間と手間がかかるだけでなく、当該安全ピンの
針先部を操作する段階で作業者の指先に突き刺さること
が多いなど作業の危険性の問題が発生している。また特
に、物品が高級衣料品などの商品である場合には金属製
の安全ピンでは当該商品のデザイン、カラーとの違和感
が著しく、物品の高級感を阻害する。
【０００３】係るラベル係止具に対して、例えば特公昭
６０−３６５８８号公報に開示されているように挿通孔
を有するソケット部と該ソケット部から延びるフィラメ
ント部と該フィラメント部の端部に設けた該挿通孔に係
止可能に挿通頭部とからなる封緘具が示されている。し
かしながら係るものは当該挿通頭部を該ソケット部の挿
通孔に挿通させる必要があり、そのため、作業者はその
双方を両手にそれぞれ持って、且つ挿通孔の位置を確認
しながら上記挿通作業をしなければならず、極めて煩雑
で時間のかかる操作を必要とする。また当該封緘具によ
りラベルを物品に取り付けた場合、フィラメント部が円
形に膨出するうえに、ラベルがその円形に膨出した部分
を不安定に移動して外観が極めて悪いものであった。ま
たラベルの表示状態も横を向いたり裏返しになったりし
て不安定な状態になることが多く高級感を出すには程遠
い状態であった。つまり高級ブランド品のラベルは、物
品に対して安定した状態で格好よく係止されていること
が重要なことである。
６０−３６５８８号公報に開示されているように挿通孔
を有するソケット部と該ソケット部から延びるフィラメ
ント部と該フィラメント部の端部に設けた該挿通孔に係
止可能に挿通頭部とからなる封緘具が示されている。し
かしながら係るものは当該挿通頭部を該ソケット部の挿
通孔に挿通させる必要があり、そのため、作業者はその
双方を両手にそれぞれ持って、且つ挿通孔の位置を確認
しながら上記挿通作業をしなければならず、極めて煩雑
で時間のかかる操作を必要とする。また当該封緘具によ
りラベルを物品に取り付けた場合、フィラメント部が円
形に膨出するうえに、ラベルがその円形に膨出した部分
を不安定に移動して外観が極めて悪いものであった。ま
たラベルの表示状態も横を向いたり裏返しになったりし
て不安定な状態になることが多く高級感を出すには程遠
い状態であった。つまり高級ブランド品のラベルは、物
品に対して安定した状態で格好よく係止されていること
が重要なことである。
【０００４】さらには図６に示すように、フィラメント
部３０、当該フィラメント部３０の一端にほぼ直交して
形成された係止バ−３１及び他端に形成されたストッパ
部３２からなる合成樹脂で一体に形成されたラベル係止
具３３が知られている。係る係止具３３は、その係止操
作に専用の打ち込みガン装置（図示せず）を必要とする
上に、当該ラベル係止具のフィラメントそのものを物品
に挿通させる必要があり、挿通部分の品質を悪化させる
恐れが大きい。またフィラメント部に通されたラベルは
ラベル係止具から浮き上がって同一平面内に納まること
ができず、その外観はきわめて悪いものであった。
部３０、当該フィラメント部３０の一端にほぼ直交して
形成された係止バ−３１及び他端に形成されたストッパ
部３２からなる合成樹脂で一体に形成されたラベル係止
具３３が知られている。係る係止具３３は、その係止操
作に専用の打ち込みガン装置（図示せず）を必要とする
上に、当該ラベル係止具のフィラメントそのものを物品
に挿通させる必要があり、挿通部分の品質を悪化させる
恐れが大きい。またフィラメント部に通されたラベルは
ラベル係止具から浮き上がって同一平面内に納まること
ができず、その外観はきわめて悪いものであった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来のラベル係止具
は、フィラメント部が円形に膨出してラベルがその円形
部分を不安定に移動したり、浮き上がってしまったりす
るために、その外観が極めて悪く、商品である物品の高
級感を損なうものであった。また物品にフィラメントそ
のものを挿通させるため挿通部分の品質を悪化させたり
した。
は、フィラメント部が円形に膨出してラベルがその円形
部分を不安定に移動したり、浮き上がってしまったりす
るために、その外観が極めて悪く、商品である物品の高
級感を損なうものであった。また物品にフィラメントそ
のものを挿通させるため挿通部分の品質を悪化させたり
した。
【０００６】
【発明の目的】本発明の目的は、上記した従来技術の欠
点を克服し、商品或は商品展示装置等の物品、特にはフ
ァインテキスタイル、ソフトテキスタイル等の高級商品
にブランド名、素材或は取り扱い法を付したタグ及び値
札等を含む各種のラベル類を安定した状態で係止させる
ために使用されるラベル係止具を提供することを目的と
する。
点を克服し、商品或は商品展示装置等の物品、特にはフ
ァインテキスタイル、ソフトテキスタイル等の高級商品
にブランド名、素材或は取り扱い法を付したタグ及び値
札等を含む各種のラベル類を安定した状態で係止させる
ために使用されるラベル係止具を提供することを目的と
する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明のラベル係止具は、１本の線状フィラメント
からなる連結部の一端にラベル結合部及び該線状フィラ
メントの他端に係止部を備えることを特徴とするラベル
係止具である。
めの本発明のラベル係止具は、１本の線状フィラメント
からなる連結部の一端にラベル結合部及び該線状フィラ
メントの他端に係止部を備えることを特徴とするラベル
係止具である。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明のラベル係止具は線状フィ
ラメントが１本である。この結果、特公昭６０−３６５
８８号公報に開示される従来のラベル係止具のように、
フィラメント部が円形に膨出してラベルがその円形部分
を不安定に移動することがない。また本発明のラベル係
止具は当該１本の線状フィラメントの先端に係止部を有
する。当該係止部は、金属等の棒、紐、衣料品のボタン
穴、ボタン糸及びズボンのベルト通し等を利用して種々
の商品及び商品展示装置（ハンガー、陳列棚等）等の物
品に直接的に係止される。
ラメントが１本である。この結果、特公昭６０−３６５
８８号公報に開示される従来のラベル係止具のように、
フィラメント部が円形に膨出してラベルがその円形部分
を不安定に移動することがない。また本発明のラベル係
止具は当該１本の線状フィラメントの先端に係止部を有
する。当該係止部は、金属等の棒、紐、衣料品のボタン
穴、ボタン糸及びズボンのベルト通し等を利用して種々
の商品及び商品展示装置（ハンガー、陳列棚等）等の物
品に直接的に係止される。
【０００９】或は本発明において、係止される物品は、
さらに他の物品に係止可能な物品係止部材であってよ
い。すなわち係止部は安全ピンのような他の物品に係止
可能な物品係止部材を介して間接的に他の物品に係止さ
れてよい。係る物品係止部材は、他の物品の特性に合わ
せて自由に選択することができる。特に物品係止部材は
他の物品の挿通部分の品質を悪化させないものが選ばれ
て、一層物品の高級感をかもしだす。
さらに他の物品に係止可能な物品係止部材であってよ
い。すなわち係止部は安全ピンのような他の物品に係止
可能な物品係止部材を介して間接的に他の物品に係止さ
れてよい。係る物品係止部材は、他の物品の特性に合わ
せて自由に選択することができる。特に物品係止部材は
他の物品の挿通部分の品質を悪化させないものが選ばれ
て、一層物品の高級感をかもしだす。
【００１０】
【実施例】次に本発明の具体例の構成を図を参照しなが
ら説明する。本発明のラベル係止具は、１本の線状フィ
ラメントからなる連結部１の一端にラベル結合部２及び
該線状フィラメントの他端に係止部３とを備えることを
特徴とする。なお、図１〜図４において同一部材には同
じ記号が付けられている。
ら説明する。本発明のラベル係止具は、１本の線状フィ
ラメントからなる連結部１の一端にラベル結合部２及び
該線状フィラメントの他端に係止部３とを備えることを
特徴とする。なお、図１〜図４において同一部材には同
じ記号が付けられている。
【００１１】図１に本発明のラベル係止具の平面図
（Ａ）及びその使用の一形態を示す図（Ｂ）を示す。本
発明のラベル係止具は任意の合成樹脂から形成される。
図１の平面図（Ａ）において係止部３は穴４を有してい
る。一態様として、係止部３は穴４を有さない平板と
し、この平板部分を押しピン等で物品に係止してよい。
穴４を有する場合、その形状は任意である。
（Ａ）及びその使用の一形態を示す図（Ｂ）を示す。本
発明のラベル係止具は任意の合成樹脂から形成される。
図１の平面図（Ａ）において係止部３は穴４を有してい
る。一態様として、係止部３は穴４を有さない平板と
し、この平板部分を押しピン等で物品に係止してよい。
穴４を有する場合、その形状は任意である。
【００１２】係止部３は該穴により物品そのものまたは
物品係止部材５に係止される。係止部３と物品または物
品係止部材５は着脱自在であることが好ましい。係止作
業を一層容易にするために、係止部３は、図３の（Ａ）
及び（Ｂ）のように、該穴４に通じるスリット１１を有
してもよい。これにより係止部３を商品である物品のボ
タン穴、ファスナーの穴、ベルト通し等に、或は安全ピ
ン等の物品係止部材に容易に係止できる。係止部３は商
品の他、ハンガー、陳列棚のような商品展示装置に係止
されてもよい。係止部３は或は図３の（Ｃ）のようにフ
ック状であってよい。
物品係止部材５に係止される。係止部３と物品または物
品係止部材５は着脱自在であることが好ましい。係止作
業を一層容易にするために、係止部３は、図３の（Ａ）
及び（Ｂ）のように、該穴４に通じるスリット１１を有
してもよい。これにより係止部３を商品である物品のボ
タン穴、ファスナーの穴、ベルト通し等に、或は安全ピ
ン等の物品係止部材に容易に係止できる。係止部３は商
品の他、ハンガー、陳列棚のような商品展示装置に係止
されてもよい。係止部３は或は図３の（Ｃ）のようにフ
ック状であってよい。
【００１３】図１の（Ｂ）に示す具体例のように、本発
明のラベル係止具は適宜の物品係止部材５に係止されて
いることにより上記した物品商品に間接的に取り付けら
れることもできる。図示されるように係止部３は穴４に
より物品係止具である安全ピン５の適宜の部分に係止さ
れている。線状フィラメント１の他方端のラベル結合部
２にはラベル６が結合される。安全ピン５は合成樹脂性
のものが好ましく用いられる。そのようなものは特にそ
の一端部に突起部９を設けてそこに孔部１０及び好まし
くはこれに外部から連通するスリット１２を付設したも
のとすると、スリット及び関連する樹脂の弾性力を利用
してラベル係止具の穴４と安全ピン５を容易に係止せし
めることが可能である。勿論、本発明では金属製の安全
ピンを使用することができる。
明のラベル係止具は適宜の物品係止部材５に係止されて
いることにより上記した物品商品に間接的に取り付けら
れることもできる。図示されるように係止部３は穴４に
より物品係止具である安全ピン５の適宜の部分に係止さ
れている。線状フィラメント１の他方端のラベル結合部
２にはラベル６が結合される。安全ピン５は合成樹脂性
のものが好ましく用いられる。そのようなものは特にそ
の一端部に突起部９を設けてそこに孔部１０及び好まし
くはこれに外部から連通するスリット１２を付設したも
のとすると、スリット及び関連する樹脂の弾性力を利用
してラベル係止具の穴４と安全ピン５を容易に係止せし
めることが可能である。勿論、本発明では金属製の安全
ピンを使用することができる。
【００１４】また安全ピン５の突起部９にスリット１２
が設けられていない場合には、ラベル係止具の係止部３
はスリットをもつ形状（図３の（Ａ）、（Ｂ）または
（Ｃ）に示すような）を有していることが好ましい。物
品に係止可能な物品係止部材５は、係止される物品の特
性に合わせて自由に選択することができる。例えば、当
該物品係止部材には金属又は合成樹脂性の安全ピン、糸
或は紐、クリップ等が含まれる。これらは物品の挿通部
分の品質を悪化させないものが選ばれて、一層物品の高
級感をかもしだす。
が設けられていない場合には、ラベル係止具の係止部３
はスリットをもつ形状（図３の（Ａ）、（Ｂ）または
（Ｃ）に示すような）を有していることが好ましい。物
品に係止可能な物品係止部材５は、係止される物品の特
性に合わせて自由に選択することができる。例えば、当
該物品係止部材には金属又は合成樹脂性の安全ピン、糸
或は紐、クリップ等が含まれる。これらは物品の挿通部
分の品質を悪化させないものが選ばれて、一層物品の高
級感をかもしだす。
【００１５】ラベル結合部２は一体的に形成された互い
に近接離反可能に構成された２つのラベル把持部２１，
２２からなり、少なくとも一方のラベル把持部２１には
他のラベル把持部２２と対向する面に突部２３が形成さ
れ、また他方のラベル把持部２２には該突部２３が嵌合
しうる凹部または孔部２４が設けられている。ラベルを
一方の把持部２１の突部２３にはさんで他方の把持部の
凹部または孔部２４に嵌合させる。ラベルには予め適当
な大きさの穴を開けておくことが、作業性及びでき上が
りの外観上から好ましい。
に近接離反可能に構成された２つのラベル把持部２１，
２２からなり、少なくとも一方のラベル把持部２１には
他のラベル把持部２２と対向する面に突部２３が形成さ
れ、また他方のラベル把持部２２には該突部２３が嵌合
しうる凹部または孔部２４が設けられている。ラベルを
一方の把持部２１の突部２３にはさんで他方の把持部の
凹部または孔部２４に嵌合させる。ラベルには予め適当
な大きさの穴を開けておくことが、作業性及びでき上が
りの外観上から好ましい。
【００１６】またラベル把持部２１、２２の形状は特に
限定されるものではなく、デザイン上好ましい形状のも
のが任意に選択できる。ラベル結合部２はラベルと着脱
自在であることが好ましい。図１に示されるラベル結合
部のＵ字形クリップは例示であって、ラベルの外観を損
なわず且つ確実に保持できるものであれば小型リング、
フック等の如何なる構成であっても採用可能である。
限定されるものではなく、デザイン上好ましい形状のも
のが任意に選択できる。ラベル結合部２はラベルと着脱
自在であることが好ましい。図１に示されるラベル結合
部のＵ字形クリップは例示であって、ラベルの外観を損
なわず且つ確実に保持できるものであれば小型リング、
フック等の如何なる構成であっても採用可能である。
【００１７】連絡部１は任意の合成樹脂で構成される１
本の線状フィラメントからなるものであり、細いもの程
好ましい。上記ラベル係止具は上記した通り適当な合成
樹脂を用いて一体に成型されたものであり、好ましくは
該連結部１は延伸処理により伸長せしめられたものであ
る。連結部の長さを含む全体の大きさは目的に応じて調
整されてよく、使用する物品係止部材及び対象物品によ
り適宜調整することができる。また合成樹脂に種々の顔
料、染料を混合して着色したものであってよく、或は整
形後にメッキ、蒸着等の方法を用いて着色してよい。
本の線状フィラメントからなるものであり、細いもの程
好ましい。上記ラベル係止具は上記した通り適当な合成
樹脂を用いて一体に成型されたものであり、好ましくは
該連結部１は延伸処理により伸長せしめられたものであ
る。連結部の長さを含む全体の大きさは目的に応じて調
整されてよく、使用する物品係止部材及び対象物品によ
り適宜調整することができる。また合成樹脂に種々の顔
料、染料を混合して着色したものであってよく、或は整
形後にメッキ、蒸着等の方法を用いて着色してよい。
【００１８】本発明のラベル係止具は、線状フィラメン
トからなる連結部１が１本であるので、従来のラベル係
止具のようにフィラメント部が円形に膨出してラベルが
その円形部分を不安定に移動することがなく、商品であ
る物品にラベルを外観上好ましくフィットさせる。図２
は図１のラベル係止具の側面図である。この態様におい
て係止部３は、その先端に向けて厚みが薄くなる扁平な
形状のテーパー部分１４を有する。その結果、物品と本
発明のラベル係止具との係止作業が一層容易になる。
トからなる連結部１が１本であるので、従来のラベル係
止具のようにフィラメント部が円形に膨出してラベルが
その円形部分を不安定に移動することがなく、商品であ
る物品にラベルを外観上好ましくフィットさせる。図２
は図１のラベル係止具の側面図である。この態様におい
て係止部３は、その先端に向けて厚みが薄くなる扁平な
形状のテーパー部分１４を有する。その結果、物品と本
発明のラベル係止具との係止作業が一層容易になる。
【００１９】次に本発明の他の具体例について図４及び
図５を参照しながら説明する。すなわち本具体例は、図
４のように、連結部の一部に閉鎖状空間部１５をもつ少
なくとも１つの補助係止部１６を有するものであって、
当該補助係止部１６はラベル結合部に近接する位置に設
けられているものである。該補助係止部１６の当該閉鎖
状空間部１５は図５のように別のラベル係止具が係止さ
れるのに好適な位置を与える。当該閉鎖状空間部１５に
は、例えば図６に示したようなラベル係止具３３のフィ
ラメント部を挿通でき、本発明の係止具によれば多数の
ラベル６、６’を１つの係止具でまとめて係止できる。
当該閉鎖状空間部１５はラベル結合部に近接する位置に
設けることが好ましい。当該閉鎖状空間部１５は円形、
だ円形、矩形等の如何なる形状を有するものであってよ
く、好ましくは環状である。その数は限定されないが複
数個であればより多くの別のラベルが取り付けられる。
また別のラベルのみならずスペアボタン等を取り付ける
ことも可能である。
図５を参照しながら説明する。すなわち本具体例は、図
４のように、連結部の一部に閉鎖状空間部１５をもつ少
なくとも１つの補助係止部１６を有するものであって、
当該補助係止部１６はラベル結合部に近接する位置に設
けられているものである。該補助係止部１６の当該閉鎖
状空間部１５は図５のように別のラベル係止具が係止さ
れるのに好適な位置を与える。当該閉鎖状空間部１５に
は、例えば図６に示したようなラベル係止具３３のフィ
ラメント部を挿通でき、本発明の係止具によれば多数の
ラベル６、６’を１つの係止具でまとめて係止できる。
当該閉鎖状空間部１５はラベル結合部に近接する位置に
設けることが好ましい。当該閉鎖状空間部１５は円形、
だ円形、矩形等の如何なる形状を有するものであってよ
く、好ましくは環状である。その数は限定されないが複
数個であればより多くの別のラベルが取り付けられる。
また別のラベルのみならずスペアボタン等を取り付ける
ことも可能である。
【００２０】
【発明の効果】本発明のラベル係止具は、線状フィラメ
ントからなる連結部が１本であるので、従来のラベル係
止具のようにフィラメント部が円形に膨出してラベルが
その円形部分を不安定に移動することがなく、商品であ
る物品にラベルを外観上好ましくフィットさせる。
ントからなる連結部が１本であるので、従来のラベル係
止具のようにフィラメント部が円形に膨出してラベルが
その円形部分を不安定に移動することがなく、商品であ
る物品にラベルを外観上好ましくフィットさせる。
【図１】図１は本発明の第１の具体例におけるラベル係
止具の構成を示す平面図（Ａ）及びその使用の一形態を
示す図（Ｂ）。なお図（Ａ）においてラベル結合部３を
示す部分は断面図になっている。
止具の構成を示す平面図（Ａ）及びその使用の一形態を
示す図（Ｂ）。なお図（Ａ）においてラベル結合部３を
示す部分は断面図になっている。
【図２】図２は図１のラベル係止部の側面図。
【図３】図３は係止部の態様を示す平面図。
【図４】図４は本発明の補助係止部を有するラベル係止
具。
具。
【図５】図５は図４のラベル係止具の使用例を示す図。
【図６】図６は従来のラベル係止具の外観斜視図。
１・・・線状フィラメント ２・・・ラベル結合部 ３・・・係止部 ４・・・穴 ５・・・安全ピン ６・・・ラベル ９・・・物品係止部材５の突起部 １０・・・物品係止部材５の孔部 １１・・・係止部のスリット １２・・・物品係止部材５の突部９のスリット １３・・・フック １４・・・テーパー部分 １５・・・閉鎖状空間部 １６・・・補助係止部 ２１・・・ラベル把持部 ２２・・・ラベル把持部 ２３・・・ラベル把持部２１の突部 ２４・・・ラベル把持部２２の孔部
Claims (13)
- 【請求項１】 １本の線状フィラメントからなる連結部
の一端にラベル結合部及び該線状フィラメントの他端に
係止部を備えることを特徴とするラベル係止具。 - 【請求項２】 当該係止部に穴が設けられていることを
特徴とする請求項１のラベル係止具。 - 【請求項３】 当該係止部の穴に通じるスリットが設け
られていることを特徴とする請求項２のラベル係止具。 - 【請求項４】 当該係止部がその先端に向けて厚みが薄
くなる形状を有していることを特徴とする請求項２又は
３のラベル係止具。 - 【請求項５】 当該係止部がフック状であることを特徴
とする請求項１のラベル係止具。 - 【請求項６】 当該係止部が物品と着脱自在であること
を特徴とする請求項１乃至５の何れか１項のラベル係止
具。 - 【請求項７】 当該ラベル結合部がラベルと着脱自在で
あることを特徴とする請求項１乃至６の何れか１項のラ
ベル係止具。 - 【請求項８】 当該ラベル結合部は一体的に形成された
互いに近接離反可能に構成された２つのラベル把持部か
らなり、少なくとも一方のラベル把持部には他のラベル
把持部と対向する面に突部が形成され、また他方のラベ
ル把持部には該突部が嵌合しうる凹部または孔部が設け
られていることを特徴とする請求項１乃至７の何れか１
項のラベル係止具。 - 【請求項９】 当該係止部は物品に、直接的に若しくは
物品に係止可能な物品係止部材を介して間接的に係止さ
れるものであることを特徴とする請求項１乃至８のラベ
ル係止具。 - 【請求項１０】 当該物品係止部材は安全ピンであるこ
とを特徴とする請求項９のラベル係止具。 - 【請求項１１】 当該安全ピンは合成樹脂で構成され、
その一部にスリットをもつ孔部を有する突起部が設けら
れてことを特徴とする請求項１０のラベル係止具。 - 【請求項１２】 当該連結部の一部に閉鎖状空間部をも
つ少なくとも１つの補助係止部を有することを特徴とす
る請求項１乃至１１のラベル係止具。 - 【請求項１３】 当該補助係止部はラベル結合部に近接
する位置に設けられていることを特徴とする請求項１２
のラベル係止具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22589997A JPH1159637A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | ラベル係止具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22589997A JPH1159637A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | ラベル係止具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1159637A true JPH1159637A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16836637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22589997A Pending JPH1159637A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | ラベル係止具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1159637A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007063669A1 (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-07 | Wacoal Corp. | 衣類へのラベル取付構造および該ラベル取り外し方法 |
| WO2009131317A3 (ko) * | 2008-04-22 | 2009-12-17 | Park Sung Tae | 태그가 장착된 수직형 패스너 및 그 제조 방법 |
| CN102317397A (zh) * | 2009-02-16 | 2012-01-11 | 综研化学株式会社 | 光学构件用射线固化型粘合剂组合物以及粘合型光学构件 |
-
1997
- 1997-08-22 JP JP22589997A patent/JPH1159637A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007063669A1 (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-07 | Wacoal Corp. | 衣類へのラベル取付構造および該ラベル取り外し方法 |
| JP2007155922A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Wacoal Corp | 衣類へのラベル取付構造および該ラベル取り外し方法 |
| WO2009131317A3 (ko) * | 2008-04-22 | 2009-12-17 | Park Sung Tae | 태그가 장착된 수직형 패스너 및 그 제조 방법 |
| KR100991324B1 (ko) | 2008-04-22 | 2010-11-01 | 박성태 | 태그가 장착된 수직형 패스너 및 그 제조 방법 |
| CN102317397A (zh) * | 2009-02-16 | 2012-01-11 | 综研化学株式会社 | 光学构件用射线固化型粘合剂组合物以及粘合型光学构件 |
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