JP4383758B2 - テレコンバータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデジタルカメラ、ビデオカメラ等の撮影レンズの物体側に装着し、撮影レンズの焦点距離を長い方に変換するテレコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラ、ビデオカメラにおいてはCCDセンサ等の固体撮像素子の高画素化が進んでおり、撮影レンズにはより低画素のものに比べ、色収差を含めて高い光学性能が要求されている。したがって、撮影レンズに装着するテレコンバータにも同様の高い光学性能が要求されている。
【0003】
撮影レンズの物体側に装着して全系の焦点距離を長い方へ変換する所謂フロントテレコンバータとして、正の屈折力の前群、負の屈折力の後群の各々を1枚のレンズにて構成した例として特許文献1が知られている。また、前群、後群共に正レンズ、負レンズを用いて各群にて色消しを行った構成として特許文献2〜6が知られている。なお、特許文献4〜6では正の屈折力の前群に含まれる正レンズを2枚とした構成が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開昭55−32046号公報
【特許文献2】
特開平1−251009号公報
【特許文献3】
特開平10−197792号公報
【特許文献4】
特開平10−197792号公報
【特許文献5】
特開2000−356744号公報
【特許文献6】
特開2001−228393号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1は前群、後群が1枚構成であり、全長短縮のために各群の屈折力を共に強めると、軸上色収差と倍率色収差の両立が困難となるばかりでなく、球面収差、像面湾曲が補正不足となり良好な光学性能を実現するのが困難となる。
【0006】
特許文献2及び3では、各群を正レンズ1枚、負レンズ1枚で構成することで各群内にて色消しを行い、軸上色収差と倍率色収差を良好に補正している。しかしながら、特に前群の屈折力を強めた際に発生する球面収差および像面湾曲は補正不足である。
【0007】
特許文献4では、正の屈折力の前群を、物体側から順に、負レンズと正レンズとの接合レンズ、両凸レンズで構成して、正レンズを2枚に分割している。しかしながら、2つの正レンズ間で構成される空気レンズの屈折力が極めて弱く、前群の正の屈折力を複数の正レンズで効果的に分担しているとは言い難い。このような構成では前群の屈折力を強めた際の球面収差、像面湾曲が補正不足となり、前群に含まれる正レンズが1枚のみの場合と同様の課題を有する。
【0008】
特許文献5では、正の屈折力の前群を、物体側から順に、正レンズと負レンズとの接合レンズ、正メニスカスレンズで構成し、その接合レンズと正メニスカスレンズで構成される空気レンズの屈折力をある程度強めた構成が開示されている。このような構成では前群の屈折力をある程度強めた際に発生しがちな球面収差、像面湾曲を良好に補正することが可能となる。しかしながら、前群の接合レンズを構成する正レンズは負レンズよりも物体側に配置されており、接合レンズの構成を順に負レンズ、正レンズとした場合に比べ正レンズの有効径が大きくなるため接合レンズ全体として大型化しやすいという課題を有する。
【0009】
特許文献6では、正の屈折力の前群を、物体側から順に、正レンズ、正レンズと負レンズとの接合レンズで構成しており、接合レンズの構成としては順に負レンズ、正レンズとした場合に比べ、特許文献5と同様に大型化しやすいという課題を有する。
【0010】
本発明はこのような従来例を鑑みなされたもので、諸収差を良好に補正しつつも小型のテレコンバータを実現することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のテレコンバータは、前方(物体側)より後方(像側)へ順に、正の屈折力の前群、負の屈折力の後群より成る。前群は、前方より後方へ順に、負レンズと正レンズAとを接合した全体として正の屈折力の接合レンズと、正レンズBとから成る。後群は、正レンズと負レンズとを接合した全体として負の屈折力の接合レンズを有する。正レンズAの後方のレンズ面及び正レンズBの前方のレンズ面の曲率半径をそれぞれR2b,R3aとする。前群の最も後方のレンズ面から後群の最も前方のレンズ面までの距離をD、前群の最も前方のレンズ面から後群の最も後方のレンズ面までの距離をLとする。後群の接合レンズの最も前方及び最も後方のレンズ面の曲率半径をそれぞれRNa、RNbとする。このとき、
−1.0<R3a/R2b<0.5
0.329≦D/L<0.7
−2.5<(RNb+RNa)/(RNb−RNa)≦−1.49
なる条件を満足することを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明のテレコンバータの実施形態について説明する。本実施形態のテレコンバータはデジタルカメラ、ビデオカメラ等の撮影レンズの物体側に装着して、撮影レンズの焦点距離を拡大するためのものである。
【0013】
図1,3,5,7は後述する数値実施例1〜3および参考例で示すテレコンバータレンズのレンズ断面図であり、図1と図7はそれぞれ数値実施例1と参考例で示すマスターレンズを装着に装着した状態のレンズ断面図となっている。各レンズ断面図において、左側が物体側(前方)であり、右側が像側(後方)である。図2,4,6,8はそれぞれ数値実施例1〜3と参考例のテレコンバータレンズをマスターレンズに装着した状態での諸収差図であり、数値実施例2と3のテレコンバータレンズは数値実施例1と同じマスターレンズに装着した状態のものである。以下、数値実施例1〜3を本実施形態と呼ぶ。
【0014】
図1,7において、Tはテレコンバータレンズ部、Mは撮影レンズであるマスターレンズ部を示し、テレコンバータレンズ部Tは、正の屈折力(焦点距離の逆数、光学的パワー)の前群LFと負の屈折力の後群LRとから構成されている。Gはマスターレンズ部の最後部に設計上設けたCCDセンサのフェースプレートやローパスフィルタ、赤外カットフィルタ等に相当するガラスブロック、IPはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の受光面が配される像面である。
【0015】
図1に示した数値実施例1のテレコンバータにおいて、前群LFは、物体側より像側へ順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ11と物体側に凸面を向けた正レンズ12とを接合した正の屈折力の接合レンズ1C、物体側に凸面を向けた正レンズ13で構成されている。後群LRは、物体側より像側へ順に、正レンズ21と負レンズ22とを接合した負の屈折力の接合レンズ2Cで構成されている。図5に示した数値実施例3のテレコンバータも数値実施例1と同様の構成である。
【0016】
図3に示した数値実施例2のテレコンバータは、後群LRを順に負レンズ21aと正レンズ22aとを接合した負の屈折力の接合レンズ2Cで構成した点が数値実施例1との相違点である。図7に示した参考例のテレコンバータは、前群LFを順に両凹形状の負レンズ11bと物体側に凸面を向けた正レンズ12bとを接合した正の屈折力の接合レンズ1C、物体側に凸面を向けた正レンズ13bで構成すると共に、後群LRの接合レンズ2Cを全体として両凹形状とした点が数値実施例1との相違点である。
【0017】
本実施形態のテレコンバータでは、前群LF、後群LRが共に正レンズ、負レンズを少なくとも1枚ずつ有し、各群にて色消しを行うことにより軸上色収差と倍率色収差を共に良好に補正している。これによりテレコンバータレンズ装着による色にじみの増加を最低限に抑えられるというメリットがある。
【0018】
また前群LFの正の屈折力を、接合レンズ1Cとその後方の正レンズ13(13b)とで分担することにより球面収差、像面彎曲を良好に補正している。このような構成は特に前群の屈折力を強めながら良好な光学性能を提供する上で有効である。
【0019】
さらに前群LFの接合レンズ1Cを物体側より順に負レンズ11(11b)、正レンズ12(12b)で構成することにより、逆の順番にした場合と比べ、正レンズ12(12b)をマスターレンズ側に近づけることができ、レンズの有効径を小さくすることができる。一般に正レンズはレンズ加工上ある程度の縁厚(コバ厚)を確保する必要がある。縁厚を加工上必要な最小限の寸法としてレンズを極力薄型化する場合、正レンズをマスターレンズに近づけるほど有効径が小さくできる分中心肉厚も薄くでき、レンズの小型軽量化が図れる。なお負レンズ11(11b)に関しても、順に正レンズ、負レンズの構成より有効径が大きくなるが、加工上の縁厚の制約はないため強度が維持できれば特に中心肉厚を気にする必要はない。結果的に接合レンズ1C全体としては負、正の順序とする方が逆の順番の場合に比べて小型、軽量化が図れる。
【0020】
なお図1に示したマスターレンズ部Mの画角2ωは12.7°であり、中望遠域のレンズである。このような画角のマスターレンズに装着するテレコンバータレンズでは、図1に示すように後群の接合レンズ2Cを物体側に凸面を向けたメニスカス形状として接合レンズ全体をコンセントリックに近い形状とするのがよい。このような構成では、接合レンズ2Cの空気と接するレンズ面において軸外光束の入射角、射出角が極端に大きくならないため、非点隔差、倍率色収差の二次成分の発生が低減されるというメリットがある。
【0021】
また、図7に示したマスターレンズ部Mの画角2ωは6.7°であり、図1に示したマスターレンズ部Mに比べかなり望遠側のレンズである。このようなマスターレンズに装着するテレコンバータレンズの後群形状としては、軸外光束の入射角、射出角を大きくしないために全体として両凹形状の方が好ましくなる。
【0022】
更に本実施形態のテレコンバータレンズは以下の条件式を満足している。
−1.0<R3a/R2b<0.5 (1)
但し、R2b:正レンズ12(12b)の像側レンズ面の曲率半径
R3a:正レンズ13(13b)の物体側レンズ面の曲率半径
【0023】
条件式(1)は正レンズ12(参考例では12b)と正レンズ13(参考例では13b)で構成される空気レンズの屈折力を規定する式である。本実施形態では前群LFの正の屈折力を接合レンズ1Cと正レンズ13(13b)とで分担しているが、屈折力分担されている構成では結果として接合レンズ1Cと正レンズ13(13b)との間で構成される空気レンズの屈折力が適切に設定された状態と言える。条件式(1)においては、1近傍にて空気レンズの屈折力が無い状態となり1から小さくなるほど正の屈折力が増していく。条件式(1)の上限を超えて1に近づくと空気レンズの屈折力が弱すぎるため前群にて屈折力分担する作用が薄れ、球面収差、像面湾曲が補正不足となるので好ましくない。また、下限を超えて空気レンズの屈折力が大きくなりすぎると、正レンズ12(12b)の像側レンズ面の曲率がきつく(曲率半径が小さく)なりすぎ、軸上光束の光軸から離れた光線にて射出角度が大きくなってアンダー側の球面収差が過多となるので好ましくない。
【0024】
本実施形態のテレコンバータレンズはさらに以下の条件式を満足している。
60<νP<90 (2)
20<νNN−νNP (3)
0.329≦D/L<0.7 (4)
但し、νP:前群LF中の接合レンズ1Cを構成する正レンズのアッベ数
νNP:後群LR中の接合レンズ2Cを構成する正レンズのアッベ数
νNN:後群LR中の接合レンズ2Cを構成する負レンズのアッベ数
D:前群LFの最も像側レンズ面から後群LRの最も物体側レンズ面までの距離
L:前群LFの最も物体側レンズ面から後群LRの最も像側レンズ面までの距離
【0025】
条件式(2)は前群LF中の接合レンズ1Cを構成する正レンズ12(参考例では12b)のアッベ数を規定する式である。条件式(2)の下限を超えてアッベ数が小さすぎる場合、すなわち分散が大きすぎる場合は、前群LFにて発生する軸上二次スペクトルが問題となる。二次スペクトルを低減するにはアッベ数と部分分散比θg,Fの関係にて硝材を適切に選択する必要がある。例えば株式会社オハラの硝材においては、アッベ数と部分分散比θg,FのグラフにてPBM2(νd=36.26,θg,F=0.5828)とNSL7(νd=60.49,θg,F=0.5436)を結んだ線を基準線とすると、光学ガラスの分布としては大まかにはνdが35程度より小さい高分散ガラスは基準線より上側に、νdが35から65程度までの低分散ガラスは基準線より下側に位置するものが多く、νdが60以上にて基準線より上側に位置する異常分散性ガラスが存在している。低分散ガラスに関しては基準線より上側に位置するものを使用するのが二次スペクトル補正に対し効果的であり基準線から離れるほど補正効果が高まる。条件式(2)の下限を超えると基準線より上側に位置する硝材が存在しないため二次スペクトルに関して補正不足となり色にじみの要因となるためよくない。また、上限を超えてアッベ数が大きすぎる場合は二次スペクトル補正の点では有利であるが硝材費が高くなるためコストの面で好ましくない。
【0026】
条件式(3)は後群LRの接合レンズ2Cを構成するレンズのアッベ数差を規定する式である。条件式(3)の下限を超えてアッベ数差が小さすぎる場合は後群内での色消しにおいて補正不足となるため、後群を接合レンズとしても色収差補正を行う効果が薄れるので好ましくない。
【0027】
条件式(4)は前群LFと後群LRの間隔を規定する式である。前群LFと後群LRの間隔を小さくして所望のアフォーカル倍率を得るためには各群の屈折力を強める必要がある。条件式(4)の下限を超えて間隔が小さすぎる場合は所望の倍率を得るために各群の屈折力を強めなければならず、球面収差、像面湾曲等の諸収差の補正が困難となるのが課題となる。また上限を超えて間隔が大きすぎると全長が増大するばかりでなく前群LFの外径が大きくなりガラス重量が増大し小型軽量化の点でよくない。
【0028】
さらに、数値実施例1〜3に示したような、中望遠のマスターレンズに装着するためのテレコンバータレンズとしては以下の条件式を満足することが好ましい。
−2.5<(RNb+RNa)/(RNb−RNa)≦−1.49 (5)
但し、RNa:後群LR中の接合レンズ2Cの最も物体側レンズ面の曲率半径
RNb:後群LR中の接合レンズ2Cの最も像側レンズ面の曲率半径
【0029】
条件式(5)は後群LRの接合レンズ2Cの形状因子を規定する式である。形状因子が−1のときレンズ形状は平凹となり、−1より小さい場合は物体側に凸面を向けたメニスカス形状となる。条件式(5)の上限を超えてメニスカスの度合いが弱まると、特に物体側レンズ面がコンセントリックな曲率より弱くなり軸外光束の入射/射出角が増すため、非点隔差、倍率色収差の二次成分が過多に発生し軸外性能が低下するのでよくない。また条件式(5)の下限を超えてメニスカスの度合いが強くなりすぎると、特に像側レンズ面の曲率がきつく(曲率半径が小さく)なりすぎオーバー側の球面収差が発生する。
【0030】
次に数値実施例1〜3および参考例の数値データを示す。各数値実施例においてRiは物体側より順に第i番目の面(第i面)の曲率半径、Diは第i面と第(i+1)面との間の間隔、Niとνiはそれぞれd線に対する光学部材の屈折率、アッベ数を示す。最も像側の2つの平面は前述したように設計上設けたガラスブロックGBを構成する面である。そして、fは焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角である。
【0031】
非球面形状は光軸方向にx軸、光軸と垂直方向にh軸、光の進行方向を正としRを近軸曲率半径、kを円錐定数、B,C,D、E、A´、B´、C´を各々非球面係数としたとき
【外1】
なる式で表している。なお「e±Z」は「×10±Z」を表している。
【0032】
また前述の各条件式と数値実施例の関係を表1に示す。
【0033】
(数値実施例1)
f=74.12 Fno=3.40 2ω=8.5°
【0034】
【外2】
<テレコンバータレンズ>
【0035】
【外3】
<マスターレンズ>
【0036】
非球面係数
第18面
k=-4.28786e+00
B=7.06149e-05 C=-3.55018e-07 D=1.26966e-09 E=-1.23490e-10
A´=0 B´=0 C´=0
第19面
k=7.93007e-01
B=-2.14212e-06 C=-3.60558e-07 D=-4.53838e-09 E=-3.48248e-11
A´=0 B´=0 C´=0
第23面
k=-4.68634e-01
B=-1.91518e-05 C=3.35316e-08 D=0.00000e+00 E=0.00000e+00
A´=0 B´=0 C´=0
【0037】
(数値実施例2)
f=74.20 Fno=3.40 2ω=8.4°
【0038】
【外4】
<テレコンバータレンズ>
アフォーカル倍率:1.50
マスターレンズのデータは数値実施例1と同じ
【0039】
(数値実施例3)
f=84.20 Fno=3.40 2ω=7.5゜
【0040】
【外5】
<テレコンバータレンズ>
アフォーカル倍率:1.70
本数値実施例のマスターレンズのデータは数値実施例1と同じである。
【0041】
(参考例)
f=87.95 Fno=3.09 2ω=4.3゜
【0042】
【外6】
<テレコンバータレンズ>
アフォーカル倍率:1.55
【0043】
【外7】
<マスターレンズ>
【0044】
非球面係数
第22面
k=-1.35295e-02
B=-5.05802e-05 C=8.33746e-06 D=9.57035e-08 E=-9.83705e-10
A´=-9.55108e-05 B´=-3.57623e-05 C´=-1.17900e-06
第23面
k=5.00000e+02
B=-5.32696e-05 C=-2.45843e-06 D=1.11228e-08 E=0.00000e+00
A´=8.49791e-06 B´=2.06232e-05 C´=1.79087e-08
【0045】
【表1】
【0046】
以下に実施形態で説明した本発明のとり得る態様について列挙する。
(態様1)前方より後方へ順に、正の屈折力の前群、負の屈折力の後群より成るテレコンバータにおいて、前記前群は、前方より後方へ順に、負レンズと正レンズAとを接合した全体として正の屈折力の接合レンズと、正レンズBとから成り、前記後群は、正レンズと負レンズとを接合した全体として負の屈折力の接合レンズを有し、前記正レンズAの後方のレンズ面及び前記正レンズBの前方のレンズ面の曲率半径をそれぞれR2b,R3aとするとき、
−1.0<R3a/R2b<0.5
なる条件を満足することを特徴とするテレコンバータ。
(態様2)前記前群の正レンズAのアッベ数をνP、前記後群の正レンズ及び負レンズのアッベ数をそれぞれνNP,νNNとするとき、
60<νP<90
20<νNN−νNP
なる条件を満足することを特徴とする態様1記載のテレコンバータ。
(態様3)前記前群の最も後方のレンズ面から前記後群の最も前方のレンズ面までの距離をD、前記前群の最も前方のレンズ面から前記後群の最も後方のレンズ面までの距離をLとするとき、
0.3<D/L<0.7
なる条件を満足することを特徴とする態様1又は2記載のテレコンバータ。
(態様4)前方より後方へ順に、正の屈折力の前群、負の屈折力の後群より成るテレコンバータにおいて、前記前群は、前方より後方へ順に、負レンズと正レンズとを接合した全体として正の屈折力の接合レンズを有し、前記後群は、正レンズと負レンズとを接合した全体として負の屈折力の接合レンズから成り、前記後群の接合レンズの最も前方及び最も後方のレンズ面の曲率半径をそれぞれRNa、RNbとするとき、
−2.5<(RNb+RNa)/(RNb−RNa)<−1.0
なる条件を満足することを特徴とするテレコンバータ。
(態様5)前記前群の接合レンズ中の正レンズのアッベ数をνP、前記後群の正レンズ及び負レンズのアッベ数をそれぞれνNP,νNNとするとき、
60<νP<90
20<νNN−νNP
なる条件を満足することを特徴とする態様4記載のテレコンバータ。
(態様6)前記前群の最も後方のレンズ面から前記後群の最も前方のレンズ面までの距離をD、前記前群の最も前方のレンズ面から前記後群の最も後方のレンズ面までの距離をLとするとき、
0.3<D/L<0.7
なる条件を満足することを特徴とする態様4又は5記載のテレコンバータ。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば色収差、球面収差、像面湾曲等の諸収差が良好に補正され、高画素のデジタルカメラ、ビデオカメラに対応可能な高性能かつ小型なテレコンバータレンズの提供が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 数値実施例1のテレコンバータをマスターレンズに装着した際のレンズ断面図である。
【図2】 数値実施例1のテレコンバータをマスターレンズに装着した際の全系の収差図である。
【図3】 数値実施例2のテレコンバータのレンズ断面図である。
【図4】 数値実施例2のテレコンバータをマスターレンズに装着した際の全系の収差図である。
【図5】 数値実施例3のテレコンバータのレンズ断面図である。
【図6】 数値実施例3のテレコンバータをマスターレンズに装着した際の全系の収差図である。
【図7】 参考例のテレコンバータをマスターレンズに装着した際のレンズ断面図である。
【図8】 参考例のテレコンバータをマスターレンズに装着した際の全系の収差図である。
【符号の説明】
T テレコンバータレンズ部
M マスターレンズ部
G ガラスブロック
IP 像面
LF 前群
LR 後群
Claims (2)
- 前方より後方へ順に、正の屈折力の前群、負の屈折力の後群より成るテレコンバータにおいて、前記前群は、前方より後方へ順に、負レンズと正レンズAとを接合した全体として正の屈折力の接合レンズと、正レンズBとから成り、前記後群は、正レンズと負レンズとを接合した全体として負の屈折力の接合レンズを有し、前記正レンズAの後方のレンズ面及び前記正レンズBの前方のレンズ面の曲率半径をそれぞれR2b、R3a、前記前群の最も後方のレンズ面から前記後群の最も前方のレンズ面までの距離をD、前記前群の最も前方のレンズ面から前記後群の最も後方のレンズ面までの距離をL、前記後群の接合レンズの最も前方及び最も後方のレンズ面の曲率半径をそれぞれRNa、RNbとするとき、
−1.0<R3a/R2b<0.5
0.329≦D/L<0.7
−2.5<(RNb+RNa)/(RNb−RNa)≦−1.49
なる条件を満足することを特徴とするテレコンバータ。 - 前記前群の正レンズAのアッベ数をνP、前記後群の正レンズ及び負レンズのアッベ数をそれぞれνNP,νNNとするとき、
60<νP<90
20<νNN−νNP
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のテレコンバータ。
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