JP4383494B1 - データ処理システム及びデバッグ方法 - Google Patents

データ処理システム及びデバッグ方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4383494B1
JP4383494B1 JP2008233247A JP2008233247A JP4383494B1 JP 4383494 B1 JP4383494 B1 JP 4383494B1 JP 2008233247 A JP2008233247 A JP 2008233247A JP 2008233247 A JP2008233247 A JP 2008233247A JP 4383494 B1 JP4383494 B1 JP 4383494B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
cpu
command
debug
clocks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008233247A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010067038A (ja
Inventor
真司 大崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2008233247A priority Critical patent/JP4383494B1/ja
Priority to US12/318,299 priority patent/US20100064174A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4383494B1 publication Critical patent/JP4383494B1/ja
Publication of JP2010067038A publication Critical patent/JP2010067038A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/36Preventing errors by testing or debugging software
    • G06F11/362Software debugging
    • G06F11/3648Software debugging using additional hardware
    • G06F11/3656Software debugging using additional hardware using a specific debug interface

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

【課題】低消費電力モードを再現しつつ、バックグラウンド・デバッグ処理を実行すること。
【解決手段】本発明の一態様は、クロックに基づいて動作する機能ブロックと、イネーブル信号に基づいて、前記クロックの供給を制御するクロック供給制御部と、デバッグコマンドと、前記機能ブロックが当該デバッグコマンドを処理するのに必要なクロック数とを対応付けたコマンドテーブルを格納した記憶部と、入力されたデバッグコマンドに基づいて、デバッグ処理を実行するデバッグ・システム部とを備え、前記デバッグ・システム部は、前記コマンドテーブルを参照し、前記入力されたデバッグコマンドに対応するクロック数に応じて前記イネーブル信号を出力するデータ処理システムである。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ処理システム及びこれを用いたデバッグ方法に関し、バックグラウンド・デバッグ処理機能を備えたデータ処理システム及びこれを用いたデバッグ方法に関する。
携帯電話に代表されるバッテリー駆動の携帯機器では、近年さらなる低消費電力化が要請されている。そのため、このような携帯機器では、本体のスイッチがオンの状態であっても、ほとんどの時間は、低消費電力モードとなっている。この場合、クロックは停止しており、マイコン内のプログラムも停止した状態である。他方、このような停止状態において、プログラムをデバッグするには、デバッグ対象となるCPU、メモリ、レジスタ、周辺機器等の機能ブロックに対し、クロックを供給する必要がある。
図4は、特許文献1の図2である。このデータ処理システムは、クロック装置19、CPU12、外部発振器要素30を備える。外部発振器要素30は、水晶振動子即ち共振器32、帰還抵抗34、2つの負荷コンデンサ36、38を備える。クロック装置19は、インバータ42、NANDゲート66、62、クロック制御46を備える。
NANDゲート66の2つの入力端子はSTOP信号68及びインバータ42にそれぞれ接続され、出力端子はNANDゲート62の一方の入力端子に接続されている。NANDゲート62の他方の入力端子は発振器要素30とクロック制御46とに接続され、出力端子は発振器要素30に接続されている。インバータ42には、バックグラウンド・デバッグ・システム14からイネーブル信号EN_BDM44が入力される。クロック制御46は、BDS14にバックグラウンド・デバッグ・クロック54を供給する。
CPU12は、コマンドアドレス70を介してアドレス生成装置74に接続されたバックグラウンド・デバッグ・システム14を備える。アドレス生成装置74は、CPUアドレス72を受信し、アドレスバス22を介してシステムアドレスを送信する。また、バックグラウンド・デバッグ・システム14は、バックグラウンド通信インターフェイス52、データバス24及び制御信号26に双方向で接続される。
ここで、クロックを停止するためのSTOP信号68がHighの場合を考える。バックグラウンド・デバッグ・システム14が動作しない場合、すなわち、バックグラウンド・デバッグ・モードがオフの場合、イネーブル信号EN_BDM44はLowとなり、インバータ42の出力信号40はHighとなる。そのため、NANDゲート66の出力信号すなわちNANDゲート62の一方の入力信号64はLowとなる。この場合、NANDゲート62の他方の入力信号と、NANDゲート62の出力信号との論理が一致する。従って、発振器要素30は発振せず、クロックは停止する。
一方、バックグラウンド・デバッグ・モードがオンの場合、イネーブル信号EN_BDM44はHighとなり、インバータ42の出力信号40はLowとなる。そのため、NANDゲート66の出力信号すなわちNANDゲート62の一方の入力信号64はHighとなる。この場合、NANDゲート62の他方の入力信号と、NANDゲート62の出力信号との論理が反転する。従って、発振器要素30は発振し、クロックが動作する。つまり、バックグラウンド・デバッグ・モードがオンの場合、クロックを動作させることができる。
特表2005−508531号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、バックグラウンド・デバッグ・モードがオンの場合、常時クロックが作動する。そのため、低消費電力モードでのデバッグでありながら、通常動作時と同様にクロックが供給されてしまい、低消費電力モードを再現することができなかった。
本発明の一態様は、
クロックに基づいて動作する機能ブロックと、
イネーブル信号に基づいて、前記クロックの供給を制御するクロック供給制御部と、
デバッグコマンドと、前記機能ブロックが当該デバッグコマンドを処理するのに必要なクロック数とを対応付けたコマンドテーブルを格納した記憶部と、
入力されたデバッグコマンドに基づいて、デバッグ処理を実行するデバッグ・システム部とを備え、
前記デバッグ・システム部は、前記コマンドテーブルを参照し、前記入力されたデバッグコマンドに対応するクロック数に応じて前記イネーブル信号を出力するデータ処理システムである。
本発明の他の一態様は、
クロックに基づいて動作する機能ブロックを有する装置のデバッグ方法であって、
前記クロック信号を停止し、
デバッグコマンドと、前記機能ブロックが当該デバッグコマンドを処理するのに必要なクロック数とを対応付けたコマンドテーブルを参照し、入力されたデバッグコマンドに対応するクロック数に応じて、前記クロック信号を供給し、
前記入力されたデバッグコマンドに基づいてデバッグ処理を実行するデバッグ方法である。
本発明によれば、低消費電力モードを再現しつつ、バックグラウンド・デバッグ処理を実行することができる。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、実施の形態1に係るデータ処理システムのブロック図である。図1に示すように、実施の形態1に係るデータ処理システムは、バックグラウンド・デバッグ・システム(Background Debug System)110、クロック供給制御回路120、クロックユニット(Clock Unit)130、CPU(Central Processing Unit)140、メモリ(Memory)150、周辺ユニット(Peripheral Unit)160を備えている。
バックグラウンド・デバッグ・システム110は、コマンドデコーダ(Command Decoder)111、記憶部112、比較器114a、114b、クロックカウンタ(Clock Counter)113を備えている。また、クロック供給制御回路120は、インバータ121a、121b、NANDゲート122a、122b、ANDゲート123a、123bを備えている。さらに、周辺ユニット160は、フリップフロップ161a、161b、タイマなどの周辺装置162、IOポート163を備えている。
コマンドデコーダ111は外部のホスト開発システム(Host Development System)170及び記憶部112に接続されている。そして、コマンドデコーダ111はホスト開発システム170から入力されたコマンドをデコードし、デコードしたコマンド情報を記憶部112に出力する。
記憶部112はコマンドデコーダ111及び比較器114a、114bに接続されている。記憶部112にはコマンドテーブル(Command Table)112aが格納されている。コマンドテーブル112aには、コマンド毎に、バックグラウンド・デバッグ処理の対象である機能ブロック及び当該機能ブロックに供給するクロック数が書き込まれている。このクロック数は、各コマンドのバックグラウンド・デバッグ処理に応じて、機能ブロック毎に予め定められている。
図1の例では、CPU140とタイマなどの周辺装置162とに対してそれぞれクロック数が定められている。具体的には、COMMAND1でのバックグラウンド・デバッグ処理の場合、CPU140に供給されるクロック数はCPU_CLK1であり、タイマなどの周辺装置162に供給されるクロック数はPERI_CLK1である。また、COMMAND2及びCOMMAND3の場合CPU140に供給されるクロック数はそれぞれCPU_CLK2及びCPU_CLK3であり、タイマなどの周辺装置162に供給されるクロック数はそれぞれPERI_CLK2及びPERI_CLK3である。
そして、記憶部112は、選択されたコマンドについてのCPU140への供給クロック数CPU_CLKを値Bとして、比較器114aに対し出力する。また、記憶部112は、選択されたコマンドについてのタイマなどの周辺装置162への供給クロック数PERI_CLKを値Cとして、比較器114bに対し出力する。
クロックカウンタ113は比較器114a、114bに接続されている。また、クロックカウンタ113は、クロックユニット130から入力されるクロックに基づいて、クロックをカウントする。そして、クロックカウンタ113は、クロックのカウント値Aを比較器114a及び114bに出力する。
比較器114a及び114bでは、一方の入力端子がクロックカウンタ113に接続され、他方の入力端子が記憶部112に接続されている。比較器114aはクロックカウンタ113から入力されたカウント値Aと、記憶部112から入力されたCPU140への供給クロック数CPU_CLKの値Bとを比較する。そして、CPU140についてのバックグラウンド・デバッグ・モードのオンオフを制御するイネーブル信号EN_BDM_CPUをクロック供給制御回路120へ出力する。
ここで、A<Bの場合、イネーブル信号EN_BDM_CPU=1すなわちHighとなる。一方、A≧Bの場合、イネーブル信号EN_BDM_CPU=0すなわちLowとなる。つまり、予め定められたクロック数CPU_CLKの間だけイネーブル信号EN_BDM_CPU=1を出力する。
比較器114bはクロックカウンタ113から入力されたカウント値Aと、記憶部112から入力されたタイマなどの周辺装置162への供給クロック数PERI_CLKの値Cとを比較する。そして、タイマなどの周辺装置162についてのバックグラウンド・デバッグ・モードのオンオフを制御するイネーブル信号EN_BDM_PERIをクロック供給制御回路120へ出力する。
ここで、A<Cの場合、イネーブル信号EN_BDM_PERI=1すなわちHighとなる。一方、A≧Cの場合、イネーブル信号EN_BDM_PERI=0すなわちLowとなる。つまり、予め定められたクロック数PERI_CLKの間だけイネーブル信号EN_BDM_PERI=1を出力する。
クロック供給制御回路120は、インバータ121a、121b、NANDゲート122a、122b、ANDゲート123a、123bを備えている。
インバータ121aの入力端子は比較器114aに接続され、出力端子はNANDゲート122aの一方の入力端子に接続されている。そして、比較器114aから入力されたイネーブル信号EN_BDM_CPUを反転してNANDゲート122aへ出力する。
同様に、インバータ121bの入力端子は比較器114bに接続され、出力端子はNANDゲート122bの一方の入力端子に接続されている。そして、比較器114bから入力されたイネーブル信号EN_BDM_PERIを反転してNANDゲート122bへ出力する。
NANDゲート122aの他方の入力端子にはSTOP信号が入力される。STOP信号は、クロックを停止し、低消費電力モードにするための信号である。そして、NANDゲート122aの出力端子はクロックユニット130及びANDゲート123aの一方の入力端子に接続されている。
同様に、NANDゲート122bの他方の入力端子にはSTOP信号が入力される。そして、NANDゲート122bの出力端子はクロックユニット130及びANDゲート123bの一方の入力端子に接続されている。
ANDゲート123aの他方の入力端子はクロックユニット130に接続されている。そして、ANDゲート123aの出力端子はCPU140、メモリ150及びフリップフロップ161a、161b及びIOポート163に接続されている。
同様に、ANDゲート123bの他方の入力端子はクロックユニット130に接続されている。そして、ANDゲート123bの出力端子はタイマなどの周辺装置162に接続されている。
クロックユニット130はクロックを生成し、出力している。ここで、クロックユニット130は、NANDゲート122a、122bのいずれかの出力信号が1の場合、動作する。一方、すべてのNANDゲート122a、122bの出力信号が0の場合、停止する。
CPU140は、メモリ150に格納されたプログラムを実行し、周辺ユニット160とデータの送受信を行う。
周辺ユニット160は、フリップフロップ161a、161b、タイマなどの周辺装置162、IOポート163を備えている。当然のことながら、周辺ユニット160の構成要素はこれらに限られるものではない。また、フリップフロップも、通常、より多く備えられているが、簡略化のため、図1では2つのみ描かれている。
また、図1における太線はデータの流れを示している。CPU140はメモリ150及び周辺ユニット160との間で、クロックに応じたデータの入出力を行う。ここで、CPU140から出力されたデータはフリップフロップ161a、161bに一度蓄積される。そして、タイマなどの周辺装置162にクロックが供給されることにより、タイマなどの周辺装置162にデータが入力される。
本実施の形態では、ANDゲート123aから出力されるクロックすなわちCPU140に供給されるクロックは、周辺ユニット160のうちフリップフロップ161a、161b及びIOポート163にも供給される。一方、ANDゲート123bから出力されるクロックは周辺ユニット160のうちタイマなどの周辺装置162に供給される。これにより、例えば、タイマなどの周辺装置162を動作させずに、バックグラウンド・デバッグ処理を実行することができる。すなわち、タイマなどの周辺装置162が動作しない低消費電力モードを再現することができる。
次に、図2に示すフローチャートを用いて、低消費電力モードにおけるバックグラウンド・デバッグ処理のフローについて説明する。
まず、図2においてSで示したスタートの状態から開始し、図1に示すSTOP信号が1すなわちSTOP=1であるか否か判断する(ST1)。STOP信号は図1に示すように、NANDゲート122a及び122bに入力される。ここで、STOP=0である場合(ST1NO)、低消費電力モードなく通常動作モードであるため本発明とは直接的には関係ない。この場合、バックグラウンド・デバッグ・モードがオンすなわち図2におけるBDM=1であるか否か判定する。そして、YESであれば、バックグラウンド・デバッグ処理を実行した後、スタートの状態に戻る。一方、NOであれば、スタートの状態に戻る。
STOP=1である場合すなわち低消費電力モードである場合(ST1YES)、バックグラウンド・デバッグ・モードがオンすなわち図2におけるBDM=1であるか否か判定する(ST2)。ここで、BDM=0である場合(ST2NO)、バックグラウンド・デバッグ・モードがオフすなわちバックグラウンド・デバッグ処理を実行しない状態であるため本発明とは直接的には関係ない。その場合、図1におけるEN_BDM_CPU及びEN_BDM_PERIがいずれも0となり、低消費電力モード(STOP=1)のままスタートの状態に戻る。
一方、ホスト開発システム170からバックグラウンド・デバッグ用のコマンドが入力されると、BDM=1となる(ST2YES)。これ以降の処理が、低消費電力モードにおけるバックグラウンド・デバッグ処理であり、本発明に直接的に関連する処理である。入力されたコマンドに応じて、CPU_CLK、PERI_CLKがコマンドテーブル112aから選択される。これにより、図1におけるイネーブル信号EN_BDM_CPU及びEN_BDM_PERIが1となる。そして、イネーブル信号EN_BDM_xが1となった機能ブロックに対するクロックの停止を解除し、バックグラウンド・デバッグ処理を開始する(ST3)。そして、クロックカウンタ113が動作し、カウント値Aを比較器114a、114bに出力する(ST4)。比較器114aは、コマンドテーブル112aから選択されたCPU140への供給クロック数CPU_CLKx(ここで、xは1、2、3・・・に対応する)の値Bとカウント値Aとを比較する(ST5)。
A<Bの間は(ST5NO)、バックグラウンド・デバッグ処理を実行する(ST6)。この場合の回路動作について図1を用いて説明する。イネーブル信号EN_BDM_CPU=1となった場合、NANDゲート122aには、STOP=1と、イネーブル信号EN_BDM_CPU=1がインバータ121aにより反転された0とが入力される。そのため、NANDゲート122aは1(High)を出力し、この信号がANDゲート123aの一方の入力端子に入力される。そのため、ANDゲート123aは、他方の入力端子に入力されるクロックユニット130からのクロックに応じたクロックを出力する。このクロックが、図1に示した例では、CPU140、メモリ150、フリップフロップ161a、161b及びIOポート163に供給される。
他方、比較器114bは、コマンドテーブル112aから選択されたタイマなどの周辺装置162への供給クロック数PERI_CLKx(ここで、xは1、2、3・・・に対応する)の値Cとカウント値Aとを比較する(ST7)。
A<Cの間は(ST7NO)、周辺マクロを実行し、タイマなどの周辺装置162に対するバックグラウンド・デバッグ処理を実行する(ST8)。その後、ステップST5に戻る。この場合の回路動作について図1を用いて説明する。イネーブル信号EN_BDM_PERI=1となった場合、NANDゲート122bには、STOP=1と、イネーブル信号EN_BDM_PERI=1がインバータ121bにより反転された0とが入力される。そのため、NANDゲート122bは1(High)を出力し、この信号がANDゲート123bの一方の入力端子に入力される。そのため、ANDゲート123bは、他方の入力端子に入力されるクロックユニット130からのクロックに応じたクロックを出力する。このクロックが、図1に示した例では、タイマなどの周辺装置162に供給される。
A≧Cとなると(ST7YES)、イネーブル信号EN_BDM_PERI=0とし、タイマなどの周辺装置162に対するクロック供給を停止してバックグラウンド・デバッグ処理を終了する(ST9)。その後、ステップST5に戻る。この場合の回路動作について図1を用いて説明する。イネーブル信号EN_BDM_PERI=0となった場合、NANDゲート122bには、STOP=1と、イネーブル信号EN_BDM_PERI=0がインバータ121bにより反転された1とが入力される。そのため、NANDゲート122bは0(Low)を出力し、この信号がANDゲート123bの一方の入力端子に入力される。そのため、ANDゲート123bは、他方の入力端子に入力されるクロックユニット130からのクロックによらず0を出力する。そのため、クロックが停止する。
A≧Bとなると(ST5YES)、イネーブル信号EN_BDM_CPU=0とし、CPU140に対するクロック供給を停止してバックグラウンド・デバッグ処理を終了する(ST10)。この場合の回路動作について図1を用いて説明する。イネーブル信号EN_BDM_CPU=0となった場合、NANDゲート122aには、STOP=1と、イネーブル信号EN_BDM_CPU=0がインバータ121aにより反転された1とが入力される。そのため、NANDゲート122aは0(Low)を出力し、この信号がANDゲート123aの一方の入力端子に入力される。そのため、ANDゲート123aは、他方の入力端子に入力されるクロックユニット130からのクロックによらず0を出力する。そのため、クロックが停止する。
最後に、バックグラウンド・デバッグ実行結果をホスト開発システム170へ送信する(ST11)。そして、スタートの状態へ戻る。
次に、図3に示すフローチャートを用いて図1のコマンドテーブル112aに格納されるクロック数CPU_CLK及びPERI_CLKの決定方法について説明する。コマンド毎に処理が異なるためあくまで一例である。まず、CPU140がコマンドを解析するために要するクロック数(ST21)、CPU140がコマンド処理を実行するために要するクロック数(ST22)、周辺装置との入出力のために要するクロック数(ST23)及びメモリ150へのリード・ライトに要するクロック数(ST24)を加算することによりクロック数CPU_CLKを決定することができる。一方、PERI_CLKについては、CPU140が周辺装置と入出力を行う間のみ動作すればよい。そのため、タイマなどの周辺装置162の動作に要するクロック数(ST25)からPERI_CLKを決定することができる。
上記実施の形態では、2つの機能ブロックに異なるクロック数を供給する例を示したが、より多くの機能ブロックに対し異なるクロック数を供給することもできる。その場合、その数に応じて、比較器114、インバータ121、NANDゲート122及びANDゲート123の数を増やせばよい。
また、クロックユニット130も1つに限られるものではなく、例えば、機能ブロック毎にクロックユニットを備えていてもよい。
以上説明した通り、本発明に係るデータ処理システムでは、バックグラウンド・デバッグ処理に必要なクロック数だけを、バックグラウンド・デバッグ処理となる機能ブロックに対し供給する。そのため、低消費電力モードをより忠実に再現することができる。また、例えばタイマなどの周辺装置を動作させずに、バックグラウンド・デバッグ処理を実行することができる。すなわち、タイマなどの周辺装置が動作しない低消費電力モードでの動作をより忠実に再現することができる。
本発明の実施の形態に係るデータ処理システムのブロック図である。 本発明の実施の形態に係るデータ処理方法のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るクロック数の決定方法を示すフローチャートである。 特許文献1の図2である。
符号の説明
110 バックグラウンド・デバッグ・システム
111 コマンドデコーダ
112 記憶部
112a コマンドテーブル
113 クロックカウンタ
114a、114b 比較器
120 クロック供給制御回路
121a、121b インバータ
122a、122b NANDゲート
123a、123b ANDゲート
130 クロックユニット
140 CPU
150 メモリ
160 周辺ユニット
161a、161b フリップフロップ
162 タイマなどの周辺装置
163 IOポート

Claims (6)

  1. 第1のクロックで動作するCPUと、
    前記第1のクロックから分岐された第2のクロックで動作する周辺機能部と、
    CPUイネーブル信号に応じて前記第1のクロックの出力・停止を行い、周辺機能部イネーブル信号に応じて前記第2のクロックの出力・停止を行うクロック供給部と、
    前記CPUに対してデバッグを実行させるためのデバッグコマンドと、当該デバッグコマンドを前記CPUが処理するのに必要なクロック数B(ただし、Bは整数)及びCPUが前記デバッグコマンドを処理する間に前記周辺機能部が動作するのに必要なクロック数C(ただし、CはC<Bである整数)とを対応付けたコマンドテーブルが格納された記憶部と、
    入力されたデバッグコマンドに基づいて、デバッグ処理を実行するデバッグ・システム部とを備え、
    前記デバッグ・システム部は、前記クロック供給部がクロックを停止している状態で前記デバッグコマンドを受信した場合、前記コマンドテーブル上の受信したデバッグコマンドに対応するクロック数BとCとを参照し、前記クロック供給部に対して、前記CPUイネーブル信号と周辺機能イネーブル信号とを出力し、前記クロック供給部が出力した前記第1のクロックが前記クロック数Bに達したら前記CPUイネーブル信号の出力を停止し、前記クロック供給部が出力した前記第2のクロックが前記クロック数Cに達したら前記周辺機能部イネーブル信号の出力を停止するデータ処理システム。
  2. 前記デバッグ・システム部は、
    前記クロック供給部から出力されるクロック数をカウントするクロックカウンタと、
    前記クロックカウンタの値と前記クロック数BとCとを比較する比較器とを更に備え、
    前記クロックカウンタの値が前記クロック数Bに到達したら前記CPUイネーブル信号の出力を停止し、前記クロックカウンタの値が前記クロック数Cに到達したら前記周辺機能部イネーブル信号の出力を停止する請求項1に記載のデータ処理システム。
  3. 前記クロック数Cは、前記CPUが前記デバッグコマンドを実行中に、前記周辺機能部とのデータの入出力に要するクロック数を含み、
    前記クロック数Bは、前記CPUが前記デバッグコマンドの解析に要するクロック数と実行に要するクロック数と前記クロック数Cとを含む請求項1または2に記載のデータ処理システム。
  4. 前記周辺機能部は、タイマである請求項1乃至3のいずれか1つに記載のデータ処理システム。
  5. 第1のクロックで動作するCPUと、前記第1のクロックから分岐された第2のクロックで動作する周辺機能部とを有する装置のデバッグ方法であって、
    前記第1及び第2のクロックを停止し、
    デバッグコマンドを用いて前記CPUに対してデバッグを実行させる場合、前記デバッグコマンドを前記CPUが処理するのに必要なクロック数B(ただし、Bは整数)及び前記CPUが前記デバッグコマンドを処理する間に前記周辺機能部が動作するのに必要なクロック数C(ただし、CはC<Bである整数)とを対応付けたコマンドテーブルを参照し、前記CPUに対して前記クロック数B前記第1クロックを、前記周辺機能部に対して前記クロック数C前記第2クロックを同時に供給して前記デバッグコマンドを実行するデバッグ方法。
  6. 前記クロック数Cは、前記CPUが前記デバッグコマンドを実行中に、前記周辺機能部とのデータの入出力に要するクロック数を含み、
    前記クロック数Bは、前記CPUが前記デバッグコマンドの、解析に要するクロック数と実行に要するクロック数及び前記クロック数Cとを含む請求項5に記載のデバッグ方法。
JP2008233247A 2008-09-11 2008-09-11 データ処理システム及びデバッグ方法 Expired - Fee Related JP4383494B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008233247A JP4383494B1 (ja) 2008-09-11 2008-09-11 データ処理システム及びデバッグ方法
US12/318,299 US20100064174A1 (en) 2008-09-11 2008-12-24 Data processing system and debug method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008233247A JP4383494B1 (ja) 2008-09-11 2008-09-11 データ処理システム及びデバッグ方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4383494B1 true JP4383494B1 (ja) 2009-12-16
JP2010067038A JP2010067038A (ja) 2010-03-25

Family

ID=41549766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008233247A Expired - Fee Related JP4383494B1 (ja) 2008-09-11 2008-09-11 データ処理システム及びデバッグ方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20100064174A1 (ja)
JP (1) JP4383494B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5310819B2 (ja) * 2010-11-29 2013-10-09 株式会社デンソー マイクロコンピュータ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001147821A (ja) * 1999-09-10 2001-05-29 Toshiba Corp プロセッサ
US7099234B2 (en) * 2004-06-28 2006-08-29 United Memories, Inc. Low power sleep mode operation technique for dynamic random access memory (DRAM) devices and integrated circuit devices incorporating embedded DRAM
US7698544B2 (en) * 2005-05-13 2010-04-13 Texas Instruments Incorporated Automatic halting of a processor in debug mode due to reset
US7934050B2 (en) * 2006-12-07 2011-04-26 Denso Corporation Microcomputer for flash memory rewriting
US7831862B2 (en) * 2007-01-30 2010-11-09 Freescale Semiconductor, Inc. Selective timer control during single-step instruction execution

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010067038A (ja) 2010-03-25
US20100064174A1 (en) 2010-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7752467B2 (en) Integrated circuit device
JP4535170B2 (ja) マイクロコンピュータシステム
KR101283431B1 (ko) 마이크로 컴퓨터
JP4515093B2 (ja) Cpuのパワーダウン方法及びそのための装置
JP2002109490A (ja) メモリカードおよびクロック制御回路
US8346306B2 (en) SIM-card suspend control apparatus, SIM-card suspend control method, and information processing apparatus
CN107290650B (zh) Bist逻辑电路、低功耗芯片、存储器的测试方法及电子设备
US7219248B2 (en) Semiconductor integrated circuit operable to control power supply voltage
JPH0876874A (ja) 中央処理装置のクロック制御装置およびクロック制御方法
US20040172233A1 (en) Semiconductor integrated circuit device and microcomputer development assisting apparatus
JP4383494B1 (ja) データ処理システム及びデバッグ方法
US7617339B2 (en) Serial interface circuit for data transfer
JP2009265880A (ja) マイクロコンピュータ及びマイクロコンピュータの外部レジスタデータ処理方法
CN110383232B (zh) 具有序列处理单元的存储器控制系统
JP2013182603A (ja) 電源起動制御装置
US8677164B2 (en) Microcomputer and control method thereof
JP2006350930A (ja) 制御回路及び情報処理装置
KR100891390B1 (ko) 마이크로 컨트롤러 및 업데이트 방법
CN114489308B (zh) 集成电路及其系统内编程电路
CN114326931B (zh) 工业级时钟控制器,工业级控制系统、方法及电子装置
CN112416677B (zh) 一种具有软关机功能的服务器和软关机方法
JP6956036B2 (ja) 半導体装置、および回路制御方法
JP2004280789A (ja) 半導体集積回路装置およびマイクロコンピュータ開発支援装置
CN117812682A (zh) 降低蓝牙芯片功耗的方法、低功耗蓝牙芯片
CN116755783A (zh) 一种多核芯片启动方法、控制器及系统

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090918

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees