JP4382585B2 - 光変調器および特性制御方法 - Google Patents

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本発明は、入力された光信号に対して電気信号による変調を加え、被変調光信号を出力する光変調器に関するもので、特に、E/O(電気入力/光出力)応答の特性を変化させる光変調器および特性制御方法に関するものである。
光通信における伝送速度の増大に伴い、光変調においてもより高速動作が可能な手段が要求されてきている。このため、半導体レーザの出力光を直接変調する代わりに、近年ではより高速動作が可能な外部光変調器を用いることが提案されている。
従来、外部光変調器は、素子の動作帯域が集中定数である素子容量(C)と負荷抵抗(R)から決まる時定数(CR時定数)で制限されるような電極構造を有する集中定数型が用いられていた。集中定数型の電極構造素子において、素子の動作帯域を拡大するためには、素子容量を低減する必要がある。しかしながら、素子容量の低減のために例えば素子長(光信号が導波する方向の長さ)を短くすると消光比が劣化し、また、例えば素子の厚み(電気信号による電界が印加される方向の長さ)を大きくすると駆動電圧が大きくなってしまうという問題があった。
そこで、近年、素子の電極構造を集中定数型から進行波型に変更することによって、上述したCR時定数による帯域制限を大幅に緩和することが提案されている。進行波型の電極構造とは、電気信号(マイクロ波)に対する電極をコプレーナ線路やマイクロストリップ線路といった分布定数型の伝送線路となるように構成し、この伝送線路と光信号の導波路とを並走させる構造である。この構造では、理想的な条件の下では、素子の動作帯域は素子内を伝搬する電気信号と光信号との位相速度差で決まるとされ、極めて広帯域な特性が期待できる。実際、進行波型電極構造素子によりE/O(電気入力/光出力)応答の−3dB帯域が例えば50GHz以上の超広帯域特性が実現されている。
上述したように、進行波型電極構造素子は電気信号を伝送線路上で伝搬させるものであるが、一般に伝送線路はそれぞれ特性インピーダンス(Z0)を有しており、電気信号の効率的な伝送には線路の特性インピーダンスと電気信号駆動系の終端抵抗とのインピーダンス整合が必要である。そして電気信号の駆動系は50Ω系(すなわち、終端抵抗は50Ω)が標準である。
ところが、進行波型電極構造の光変調器を伝送線路からなる電気素子として見た場合、通常その特性インピーダンスは50Ωより低い低インピーダンス(典型的には25Ω程度)線路であり、そのままでは終端抵抗が50Ωの電気信号駆動系とインピーダンス整合しない。光変調器と電気信号駆動系とがインピーダンス整合しないと、例えば、電気信号発生源(ドライバー回路等)からの変調電気信号を光変調器に入力する際、その一部が反射されてしまい、光変調器内の電気/光相互作用領域に信号電圧が有効に印加されず、結果としてE/O(電気入力/光出力)応答特性の劣化を招くことになる。
そこで、光変調器と電気信号駆動系とのインピーダンス整合を実現するために、図7に示すように、光変調器部10内の電気/光相互作用領域11の電気信号入力端および電気信号出力端の少なくとも一方にインピーダンス整合回路101を付加する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。インピーダンス整合回路101は、一般にインダクタ、キャパシタ、および電気抵抗の組合せから構成され、その回路設計手法はトランジスタ等を用いた通常の電気回路におけるインピーダンス整合回路設計手法と原理的に同じである。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
特開平7−98442号公報
しかしながら、上述したインピーダンス整合回路101は、固定値インダクタンス、固定値キャパシタンス、および固定値電気抵抗から構成されるため、製造後にその回路特性を変えることはできない。したがって、例えば、インピーダンス整合回路に接続される光変調器の特性に製造ばらつきがあると、そのばらつきを吸収できず、所望のE/O応答特性が得ることができない。この場合、インピーダンス整合回路を外付けにし、光変調器の特性ばらつきに応じてインピーダンス整合回路を取り替えることは原理的には可能であるが、製造工程が煩雑になり現実的ではない。
また、仮に光変調器特性にばらつきがない場合でも、例えば、光変調器を電気的に駆動するためのドライバー回路の特性が変われば、それに応じて光変調器のE/O応答特性も変化してしまい、所望のE/O応答特性が得られなくなる。
そこで、本発明は、上述したような課題を解決するためになされたものであり、光変調器のE/O応答特性を光変調器の製造後に容易に調整できる光変調器および特性制御方法を提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するために、本発明にかかる光変調器は、入力された光信号と電気信号とが相互作用する相互作用領域を備え、光信号を電気信号に応じて変調出力する光変調器において、相互作用領域に接続され、電気信号を出力終端抵抗に伝送する電気信号線と、この電気信号線に対して並列に接続された可変容量とを有することを特徴とする。
上記光変調器において、可変容量は、第1の導電型の第1の半導体層と第2導電型の第2の半導体層とを少なくとも備えた半導体積層構造を有するようにしてもよい。
ここで、相互作用領域は、半導体積層構造と同一の半導体積層構造を有するようにしてもよい。
上記光変調器において、可変容量と相互作用領域とは、同一基板上に集積されるようにしてもよい。
また、上記光変調器において、可変容量は、相互作用領域から出力された電気信号を反射するようにしてもよい。
また、本発明にかかる特性制御方法は、入力された光信号と電気信号とを相互作用領域で相互作用させて、光信号を電気信号に応じて変調出力する光変調器の応答特性制御方法において、相互作用領域に接続され電気信号を出力終端抵抗に伝送する電気信号線に対して並列に接続された可変容量の容量を変化させることにより、電気信号に応じて変調出力される光信号の応答の度合いを変化させることを特徴とする。
上記特性制御方法において、可変容量の容量の変化量に応じて、相互作用領域から出力された電気信号を反射させる度合いを変化させるようにしてもよい。
本発明によれば、相互作用領域の出力終端抵抗側に可変容量を設けることにより、光変調器の製造後であっても、光変調器のE/O応答特性を容易に調整することができる。これにより、光変調器の製造後に、光変調器のE/O応答特性の平坦性を向上させたり、光変調器の特性ばらつきを吸収または調整することも可能となる。
以下、図面を参照して、本発明にかかる光変調器について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態にかかる光変調器の構成を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態にかかる光変調器は、光変調素子10と、この光変調素子10に接続された光信号入力端1および光信号出力端2並びに第1の電気信号線3および第2の電気信号線4とを備えている。第1の電気信号線3は、電気信号駆動系入力終端側8の(等価)入力終端抵抗81と接続されている。第2の電気信号線4は、電気信号駆動系出力終端側9の出力終端抵抗91と接続されている。
ここで、光変調素子10は、電気信号に応じて光信号を変調する電気/光相互作用領域11を有する。この電気/光相互作用領域11は、電界吸収型光変調器の場合、例えば、n−InP/i−MQW/p−InP(MQWはInGaAlAs/InAlAsの多量子井戸構造)の積層構造から構成される。
また、第2の電気信号線4には、可変容量5が第2の電気信号線4に対して並列に接続されている。
このような光変調器において、電気信号駆動系入力終端側8で発生した変調電気信号は、第1の電気信号線3を介して光変調素子10に入力され、電気/光相互作用領域11において光信号入力端1から入力された光信号を変調して、被変調光信号を光信号出力端2から出力させる。変調電気信号は、第2の電気信号線4を介して電気信号駆動系出力終端側9へと伝送される。
可変容量5は、後述するように、可変容量ダイオードなど、容量値を変化させることが可能な素子から構成される。本実施の形態において、可変容量5は、光変調器の製造後であっても容量値を調整することが可能なので、電気信号の反射量を光変調器の製造後に自由に調整することによって、光変調素子10から出力される電気信号の反射を制御するが可能となる。なお、可変容量5により、電気信号の反射を抑制すればインピーダンス整合状態となり、電気信号の反射を助長すればインピーダンス不整合状態となるが、本実施の形態では、後述するように、通常のインピーダンス整合のみならずインピーダンス不整合をも利用して、入力(変調)電気信号に対する出力(被変調)光信号の応答特性を所望の特性に調整する。
図1に示す構成、すなわち可変容量5を光変調素子10の電気信号出力側に接続した場合についての、E/O応答の周波数特性シミュレーション結果を図2に示す。図2は、本実施の形態にかかる光変調器のE/O応答の周波数依存特性を示す図である。
本シミュレーションでは、光変調素子10として電気/光相互作用領域11の長さが100μmの進行波型電極構造を有する電界吸収型光変調素子を仮定し、入力終端抵抗81および出力終端抵抗91の値はともに50Ωとした。また、第2の電気信号線4は、線路長が400μm、特性インピーダンス値が68Ωのコプレーナ線路とした。可変容量5の容量値としては、0,10,20,30,40,50fFの6種類を想定した。第1の電気信号線3は、本シミュレーションでは、単なる電気的結線とした。
なお、第2の電気信号線4は、例えばマイクロストリップ線路などコプレーナ線路以外の分布定数線路でもよい。また、第2の電気信号線4は、分布定数線路に限定されず、例えば、集中定数素子であるインダクタを挿入するようにしてもよい。
図2に示すE/O応答特性は、入力マイクロ波の周波数が45MHz〜50GHzのときの結果を示すものである。
第2の電気信号線4と可変容量5からなる電気信号の制御回路が一切接続されていない場合、すなわち光変調素子10自体のE/O応答は、図2において白四角印で示すように、入力マイクロ波周波数の増加とともに単調に減少する。
これに対し、第2の電気信号線4と可変容量5からなる電気信号の制御回路を光変調素子10の電気信号出力側に接続し、かつ容量の値を変化させると、図2に示すようにE/O応答特性を大幅に変化、改善させることが可能となる。例えば、可変容量5の容量値を30fF程度に設定すると、図2において黒菱形印で示すように、E/O応答の周波数特性を高周波領域まで平坦化できる。
このように、本実施の形態によれば、第2の電気信号線4に対して並列に可変容量5を設け、この可変容量5の容量値を調整することにより光変調器のE/O応答の周波数特性を調整する。これにより、光変調素子10自体に特性ばらつきが存在しても、可変容量5の容量値を調整することにより、その特性ばらつきを光変調器の製造後であっても吸収または抑制することが可能となる。なお、本実施の形態では、出力電圧振幅の周波数特性が異なるドライバー回路を用いた場合でも、光変調器のE/O応答の周波数特性を所望の特性に調整することが可能となる。
E/O応答の周波数特性において高周波領域まで平坦化が可能な可変容量5を30fFに設定した場合について、電気信号の入力反射係数S11および出力反射係数S22の周波数依存特性を、制御回路が接続されていない場合の反射係数とともに図3に示す。図3は、可変容量5を有する制御回路が接続された場合と制御回路が接続されていない場合の光変調器の電気信号の反射係数の周波数依存性を示す図である。ここで、制御回路が接続されていない場合は、素子構造が入出力対称なので、S11=S22となる。なお、反射係数は入力終端部および出力終端部を基準面とするものである。
図3に示すように、制御回路が接続された場合は、約30GHz以上の高周波領域において、制御回路が接続されていない場合(図3中、白四角印)よりも入力反射係数S11(図3中、黒丸印)および出力反射係数S22(図3中、黒三角印)が増大している。特に、出力反射係数S22の増大は顕著である。これは、当該周波数領域においては、制御回路を接続することにより、特に光変調器の電気信号出力側でインピーダンス不整合状態が助長されていることを意味している。このことは、図4に示す透過係数S21の周波数依存性にも明確に現れている。図4は、可変容量5を含む制御回路が接続された場合と制御回路が接続されていない場合の光変調器の電気信号の透過係数の周波数依存性を示す図である。
図4に示すように、制御回路が接続されている場合の透過係数S21(図4中、黒四角印)は、約30GHz以上の高周波領域において、上述したインピーダンス不整合状態を反映して、周波数の増加とともに急激に低下する傾向を示している。
このようなインピーダンス不整合は、光変調器の電気信号入力側から電気信号出力側へと透過してきた変調電気信号に対して反射電気信号の生成を助長することにより発生する。図2に示すようにE/O応答が改善されるのは、上述したように反射電気信号を生成することで、光変調器内の電気/光相互作用領域11への信号電圧の印加効率が結果的に改善されることに起因する。したがって、本実施の形態における可変容量5を含む制御回路は、従来のインピーダンス整合回路(反射電気信号を抑制するための回路)とは異なり、少なくともある周波数領域においてインピーダンス不整合状態を積極的に助長する機能を有する。
次に、図5を参照して、進行波型電極構造を有する電界吸収型光変調素子の具体例について説明する。図5は、進行波型電極構造を有する電界吸収型光変調素子の、光信号および電気信号の伝搬方向に対して垂直な断面模式図である。
図5に示す電界吸収型光変調素子は、基板111上に、例えばInPからなる第1導電型(例えばn型)の第1半導体層112と、この第1半導体層112上に導電型が設定されないi(intrinsic;真性)型の半導体層113(InGaAlAs/InAlAs等の多重量子井戸構造)と、この半導体層113上に例えばInPからなる第2導電型(例えばp型)の第2半導体層114とが積層された半導体積層構造を有し、半導体層113が形成されていない第1半導体層112上および第2半導体層114上には、それぞれ電極115または116が形成されている。このような光変調素子は、メサ型のp−i−nダイオード構造となっており、電極115および116間に変調電気信号が印可されると、主にi型の半導体層113内に電界を形成して同層内を導波する光信号と相互作用し、この光信号に変調が加えられる。
一般に、pn接合からなるダイオードは、印加する逆バイアス電圧に応じてpn接合部の空乏層厚が変化するため可変容量ダイオードとして用いることができるが、p−i−n構造のダイオードであってもその容量を可変とすることは可能である。したがって、光変調素子を構成するp−i−n半導体層積層構造を、可変容量素子の半導体積層構造として共用することができる。
図6は、本実施の形態にかかる光変調器の一具体例を示す図である。図6において、図1で示した可変容量5に対応するものとして上述したp−i−n構造の可変容量ダイオード51が接続されている。この具体例では、p−i−nダイオード構造からなる光変調素子10が形成される基板上に、光変調素子10と同一の半導体積層構造を有する可変容量ダイオード51を形成する。これは公知の半導体加工技術を用いることにより容易に行うことができる。また、光変調素子10と可変容量ダイオード51との間のコプレーナ線路等の第2の電気信号線4を同一基板上に形成することも、公知の配線形成技術により容易に行うことができる。
このように、本実施の形態によれば、光変調素子10および可変容量ダイオード51、または、光変調素子10、可変容量ダイオード51および第2の電気信号線4を同一基板上に形成することにより、製造工程を少なくするとともに、材料の無駄を省くことができ、結果としてコストダウンを実現することができる。また、同一基板上に形成することにより、さらなる小型化を実現することもできる。
図6において、第2の電気信号線4と可変容量ダイオード51との間には、例えばMIM(Metal−Insulator−Metal)構造からなる固定値の容量を有する固定値容量6が設けられている。MIM構造も上述したような公知の集積加工技術を用いて容易に形成することが可能である。固定値容量6は、可変容量ダイオード51との間に接続された可変容量ダイオード51の容量値を調整する逆バイアス電圧制御端子7からの制御DC電圧(図示しないチョークコイルを介して供給される)と、光変調素子10の駆動用DC電圧とを分離するためのDC阻止用容量であり、その容量値は例えば1pF程度以上であれば、可変容量ダイオード51の容量(例えば30fF程度)と固定値容量6の合成容量を、ほぼ可変容量ダイオード51の容量とすることができる。
可変容量ダイオード51の容量は、逆バイアス電圧制御端子7からの制御DC電圧により微調整可能であるが、制御電圧の調整による容量の可変範囲を無制限に大きくは取ることはできない。所望の可変容量範囲を得るには、基板に対するダイオードの面積を予め規定することにより可能である。
なお、上記具体例において、可変容量素子である可変容量ダイオード51と光変調素子10とを、同一半導体積層構造を用いて同一基板上に形成するように説明したが、可変容量素子と光変調素子は別基板上に形成するようにしてもよい。この場合、可変容量素子は、p−i−nダイオードに限定されず、通常のpn接合ダイオードや他の構造の可変容量素子であってもよい。また、図6では、可変容量ダイオード51のカソード側を接地する構成について説明したが、逆バイアス制御電圧端子7からの制御DC電圧の極性を逆にすれば、アノード側を接地する構成としてもよい。
また、本実施の形態において、光変調素子として電界吸収型光変調素子を例に説明したが、光変調素子の電気信号出力側に可変容量を接続するという本実施の形態の主旨は、他の動作機構に基づく光変調素子、例えばマッハ・ツェンダー型光変調素子に対しても適用することができる。なぜならば、本実施の形態は、光変調素子の動作機構についてのものではなく、光変調素子に供給される電気信号の制御に関するものだからである。
本発明の実施の形態にかかる光変調器の構成を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる光変調器のE/O応答の周波数依存特性を示す図である。 光変調器の電気信号の反射係数の周波数依存性を説明する図である。 光変調器の電気信号の透過係数の周波数依存性を説明する図である。 光変調素子の模式図である。 本発明の他の実施の形態にかかる光変調器の構成を示す図である。 従来の光変調器の構成を示す図である。
符号の説明
1…光信号入力端、2…光信号出力端、3…第1の電気信号線、4…第2の電気信号線、5…可変容量、7…逆バイアス電圧制御端子、8…電気信号駆動系入力終端側、9…電気信号駆動系出力終端側、10…光変調素子、11…電気/光相互作用領域、51…可変容量ダイオード、81…入力終端抵抗、91…出力終端抵抗、111…基板、112…第1半導体層、113…半導体層、114…第2半導体層、115,116…電極。

Claims (7)

  1. 入力された光信号と電気信号とが相互作用する相互作用領域を備え、前記光信号を前記電気信号に応じて変調出力する光変調器において、
    前記相互作用領域に接続され、前記電気信号を出力終端抵抗に伝送する電気信号線と、
    この電気信号線に対して並列に接続された可変容量と
    を有することを特徴とする光変調器。
  2. 前記可変容量は、第1の導電型の第1の半導体層と第2導電型の第2の半導体層とを少なくとも備えた半導体積層構造を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の光変調器。
  3. 前記相互作用領域は、前記半導体積層構造と同一の半導体積層構造を有する
    ことを特徴とする請求項2記載の光変調器。
  4. 前記可変容量と前記相互作用領域とは、同一基板上に集積される
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の光変調器。
  5. 前記可変容量は、前記相互作用領域から出力された前記電気信号を反射する
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の光変調器。
  6. 入力された光信号と電気信号とを相互作用領域で相互作用させて、前記光信号を前記電気信号に応じて変調出力する光変調器の応答特性制御方法において、
    前記相互作用領域に接続され前記電気信号を出力終端抵抗に伝送する電気信号線に対して並列に接続された可変容量の容量を変化させることにより、前記電気信号に応じて変調出力される前記光信号の応答の度合いを変化させる
    ことを特徴とする特性制御方法。
  7. 前記可変容量の容量の変化量に応じて、前記相互作用領域から出力された前記電気信号を反射させる度合いを変化させる
    ことを特徴とする請求項6記載の特性制御方法。
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