JP4382578B2 - 納品管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、飲食店や小売店等において、仕入業者からの納品状況を管理する納品管理装置に関する。
例えば飲食店では、接客対応を優先させたい昼時等の繁忙時間帯に仕入業者から食材の納品があると、検品作業に時間を取られて接客の対応効率が落ち、売上チャンスロスに繋がる懸念がある。このため、仕入業者に対して指定した時間帯には納品を避けるように依頼している店が多い。しかし、このような運用上のルールは、なかなか徹底されないのが実情である。そこで、仕入業者毎に納品状況を管理し、その結果を顕在化して指定時間帯に納品の多い仕入業者に提示することで警告を出したいという要望があった。
従来、このような販売チャンスロスに繋がるデータを管理し顕在化して示す技術としては、各商品の時間変化に伴う在庫量の変化を管理し、時間と在庫量との対応関係をグラフ化して表示する技術があった(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−232363号公報
しかしながら、仕入業者毎に納品状況を管理し、指定時間帯における納品有無の結果を顕在化して示すようにするためには、現状では仕入業者毎に納品があった時刻を記録し、その時刻が指定時間帯か否かを照らし合わせて集計する作業が強いられるので、人的負担が大きく、実施することが困難であった。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、仕入業者毎に納品状況を管理でき、指定時間帯における納品有無の結果を容易に顕在化して示すことができる納品管理装置を提供しようとするものである。
本発明の納品管理装置は、商品の売上金額をリアルタイムに集計するPOSサーバと、仕入業者から納品された商品の検品データを入力するための端末とを接続し、納品時刻として好ましくない時間帯の開始時刻と終了時刻とを記憶する繁忙時間データベースと、現在時刻を計時する時計部と、この時計部で計時される現在時刻が前記繁忙時間データベースに記憶された前記開始時刻に一致した時点で前記POSサーバにて集計されている売上金額と、前記時計部で計時される現在時刻が前記繁忙時間データベースに記憶された前記終了時刻に一致した時点で前記POSサーバにて集計されている売上金額との差額を繁忙時間売上金額として算出する繁忙時間売上金額算出手段と、前記端末より検品作業の開始を指令する検品開始データを受信したときの前記時計部で計時されている現在時刻を、仕入業者から納品が行われた納品時刻として取得する納品時刻取得手段と、この納品時刻取得手段により取得した前記納品時刻から前記端末より当該仕入業者から納品された商品の検品データを受信するまでに要した時間を検品時間として算出する検品時間算出手段と、前記納品時刻取得手段により取得した納品時刻と前記検品時間算出手段により算出した検品時間とを仕入業者を特定する仕入先コードとともに記録した納品データを作成する納品データ作成手段と、この納品データ作成手段により作成された前記納品データを記憶する納品データベースと、この納品データベースから前記納品時刻が前記繁忙時間データベースに記憶された時間帯に含まれる納品データを検索する納品データ検索手段と、前記繁忙時間売上金額算出手段により算出された繁忙時間売上金額を前記繁忙時間データベースに記憶された前記開始時刻から前記終了時刻までの時間で除算した金額に、前記納品データ検索手段により検出された納品データの検品時間を乗算して検品作業によって売上チャンスを逃した金額を売上チャンスロス金額として算出する売上チャンスロス金額算出手段と、この売上チャンスロス金額算出手段により算出された売上チャンスロス金額を出力する出力手段とを備えたものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、仕入業者毎に納品状況を管理でき、指定時間帯における納品有無の結果を容易に顕在化して示すことができる納品管理装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、複数の仕入業者から食材の納品を受け入れている飲食店に本発明を適用した場合である。
図1は本実施の形態の飲食店に構築されるシステム構成図であり、店内に敷設された有線または無線のLAN(Local Area Network)1に、POS(Point Of Sales)端末2、POSサーバ3、クライアント端末4、無線基地局5、発注・納品管理サーバ6及びプリンタサーバ7を接続している。
POS端末2は、客が注文した飲食メニュー品目とその注文数の入力手段を有し、この入力手段を介して入力されたデータに基づいて飲食メニュー品目の販売データを登録処理するものである。POSサーバ3は、POS端末2にて登録処理された販売データをLAN1経由でリアルタイムに収集し、売上集計ファイル8で集計して、現時点における売上金額等を管理するものである。
クライアント端末4は、キーボード,マウス等の入力デバイスとディスプレイ等の出力デバイスを有したコンピュータ機器、例えばパソコンであり、食材の発注データや各種コマンドの入力業務に用いられる。無線基地局5は、無線ハンディターミナル9から無線送信されるデータの受信、及び当該無線ハンディターミナル9へ送信するデータの無線送信を行うものである。無線ハンディターミナル9は、無線回路を内蔵し、キーボード,バーコードスキャナ,ディスプレイ等の入出力デバイスを備えた携帯型の電子機器であり、仕入伝票10のバーコードや納品された食材11のバーコードをスキャニングすることにより検品入力手段として機能する。
発注・納品管理サーバ6は、無線ハンディターミナル9を介して入力された納品データをクライアント端末4を介して入力された発注データと照合して納品状況を管理する納品管理装置として機能するもので、インターネット等のネットワーク12を介して各仕入業者のサーバ等に接続されている。
プリンタサーバ7は、各種帳票等を印刷出力するためのプリンタ(レーザプリンタ,インクジェットプリンタ等)13を接続しており、POSサーバ3や発注・納品管理サーバ6からLAN1経由で与えられる印刷データのプリンタ13への出力制御等を行う。
図2は発注・納品管理サーバ6の要部構成を示すブロック図である。当該サーバ6は、主制御部としてのCPU(Central Processing Unit)21、主記憶部としてのROM(Read Only Memory)22及びRAM(Random Access Memory)23、不揮発性の補助記憶部としてのHDD(Hard Disk Drive)装置24、現在日時を計時する時計部25、前記LAN1を介して行うデータ通信を制御するLANコントローラ26、前記ネットワーク12が接続される通信インターフェイス27等を備えており、これらをバスライン28で接続している。
HDD装置24には、特に商品データベース31、仕入先データベース32、繁忙時間データベース33、繁忙時間売上データベース34、発注データベース35及び納品データベース36を保管している。
商品データベース31には、図3に示すように、仕入先業者から仕入れる食材を識別するために食材毎に設定された商品コードに対応して、その食材の名称である商品名、その食材の仕入先である仕入業者を特定するための仕入先コード、その食材の仕入原価等の情報が書込まれた商品データレコードが保存されている。
仕入先データベース32には、図4に示すように、各種食材の仕入先である仕入業者を識別するために仕入業者毎に設定された仕入先コードに対応して、その仕入業者の名称である仕入先名、その仕入業者のサーバに設定されたネットワークアドレスである仕入先アドレス等の情報が書込まれた仕入先データレコードが保存されている。
繁忙時間データベース33には、図5に示すように、納品時刻として好ましくない繁忙時間帯を識別するために繁忙時間帯毎に設定された繁忙時間帯コードに対応して、その繁忙時間帯の開始時刻と終了時刻の情報が書込まれた繁忙時間データレコードが保存されている。なお、1日の中で複数の時間帯を繁忙時間帯として設定してもよいが、その場合には繁忙時間帯が重複しないようにする。ここに、繁忙時間データベース33は、時間帯設定手段を構成する。
繁忙時間売上データベース34には、図6に示すように、営業日毎の売上日付に対応して、繁忙時間帯を特定する繁忙時間帯コードと、当該日付の当該繁忙時間帯に売上げられた飲食メニュー品目の合計金額(売上金額)等の情報が書込まれた繁忙時間売上データレコードが保存されている。
発注データベース35には、図7に示すように、仕入業者への食材発注伝票を識別するために伝票毎に設定された発注伝票コードに対応して、この発注伝票による発注日時、発注先の仕入業者を特定する仕入先コード、発注する食材を特定する発注商品コード、発注数、納品予定日時、納品完了すると“1”にセットされる納品完了フラグ等の情報が書込まれた発注データレコードが保存されている。
納品データベース36には、図8に示すように、仕入業者から食材の納品があった日付(納品日付)に対応して、納品の明細を記録した仕入伝票10に印刷された発注伝票コード、仕入業者を特定する仕入先コード、納品時刻、納品された食材の検品作業に要した検品時間、発注数、納品数、仕入金額等の情報が書込まれた納品データレコードが保存されている。なお、仕入伝票10には、発注伝票コードがバーコード印刷されている。
図9は発注・納品管理サーバ6のCPU21が実行する発注商品データ入力処理の要部手順を示す流れ図である。CPU21は、クライアント端末4からLAN1経由で食材1品の発注内容を通知する発注商品データを受信すると、当該発注商品データ入力処理を開始する。
先ずCPU21は、ST1及びST2として、受信した発注商品データに発注する食材を特定する商品コード、いわゆる発注商品コード以外に発注数と納品予定日時の必須項目データがセットされていることを確認する。そして確認後、CPU21は、ST3として新規の発注伝票コードを発番する。また、ST4として時計部25にて計時されている日付および時刻を発注日時データとして取得する。さらに、ST5として商品データベース31を検索して、発注商品コードに対応して設定されている仕入先コードを取得する。また、ST6として仕入先データベース32を検索して、当該仕入先コードに対応して設定されている仕入先アドレスを取得する。
しかしてCPU21は、ST7として発注伝票コード,発注商品コード,発注数,発注日時,納品予定日時等の項目データで発注伝票データを生成し、この発注伝票データをネットワーク12を介して仕入先アドレス宛に送信して、発注を行う。しかる後、ST8として発注伝票コード,発注日時,仕入先コード,発注商品コード,発注数,納品予定日時納品済フラグ等の項目データで未納品状態の発注データレコード(納品済フラグ=0)を生成し、発注データベース35に登録したならば、この発注商品データ入力処理を終了する。
図10は発注・納品管理サーバ6のCPU21が実行する検品開始データ入力処理の要部手順を示す流れ図である。CPU21は、ハンディターミナル9から無線基地局5及びLAN1経由で検品作業の開始を指令する検品開始データを受信すると、当該検品開始データ入力処理を開始する。
先ずCPU21は、ST11として時計部25にて計時されている現在日時を取得する。次にCPU21は、ST12として仕入伝票10に印刷されているバーコード、すなわち発注伝票コードが入力されるのを待機する。そして、ハンディターミナル9から無線基地局5及びLAN1経由で発注伝票コードが入力されたならば、CPU21は、ST13として発注データベース35を検索する。そして、ST14として入力された発注伝票コードと一致する発注伝票コードの発注データレコードの有無を判断する。ここで、該当する発注伝票コードの発注データレコードが発注データベース35に保存されていない場合には、CPU21は、ST15として無線基地局5から無線ハンディターミナル9に対して検品エラー応答を無線通信により返信して、この検品開始データ入力処理を終了する。
ST14にて該当する発注伝票コードの発注データレコードが発注データベース35に保存されていることを確認した場合には、CPU21は、ST16としてその発注データレコードから仕入先コードを取得する。また、ST17としてST11の処理で時計部25から取得した現在日付を納品日付とし、現在時刻を納品時刻とする(納品時刻取得手段)。
次に、CPU21は、ST18として無線基地局5から無線ハンディターミナル9に対して検品許諾応答を無線通信により返信する。そして、ST19として当該無線ハンディターミナル9から検品データが送られてくるのを待機する。ここで、無線ハンディターミナル9から無線基地局5及びLAN1経由で納品された食材の商品コードと納品数とからなる検品データが入力されたならば、CPU21は、ST20として時計部25にて計時されている現在時刻を取得する。そして、ST21としてこの現在時刻と納品時刻との差を検品時間として算出する(検品時間算出手段)。
しかしてCPU21は、ST22として納品日付,発注伝票コード,仕入先コード,納品時刻,検品時間,発注数,納品数,仕入金額(納品された食材の原価に納品数を乗算して算出された金額)等の項目データで納品データレコードを生成し、納品データベース36に登録する(納品時刻管理手段)。その後、CPU21は、ST23として当該納品データレコードの発注数と納品数とを比較する。そして、一致した場合には、ST24として当該納品データレコードの発注伝票コードと一致する発注データレコードの納品済フラグを“1”にセットする。以上で、CPU21は、検品開始データ入力処理を終了する。
図11は発注・納品管理サーバ6のCPU21が実行する売上集計処理の要部手順を示す流れ図である。CPU21は、予め設定された集計開始時刻、例えば飲食店の開店時刻になると、この売上集計処理を開始する。
先ずCPU21は、ST31として時計部25にて計時されている現在時刻が更新される毎に繁忙時間データベース33を検索し、ST32として現在時刻を繁忙時間開始時刻とする繁忙時間データレコードの有無を判断する。そして、該当する繁忙時間データレコードを検出したならば、CPU21は、ST33としてLAN1を介してPOSサーバ3に売上金額要求コマンドを送出する。これにより、POSサーバ3からは売上集計ファイル8にて管理されている現時点の売上金額Aが応答されるので、CPU21は、この売上金額AをRAM23に書込み記憶する。
その後、CPU21は、ST34として再び現在時刻が更新される毎に繁忙時間データベース33を検索し、ST35として現在時刻が該当繁忙時間データレコードの繁忙時間終了時刻に一致するのを待機する。そして、現在時刻が繁忙時間終了時刻に一致したならば、CPU21は、ST36として再度POSサーバ3に売上金額要求コマンドを送出する。これにより、POSサーバ3からは売上集計ファイル8にて管理されている現時点の売上金額Bが応答されるので、CPU21は、ST37としてこの売上金額Bから売上金額Aを減算した金額を繁忙時間帯の売上金額として算出する(指定時間帯売上算出手段)。
しかして、CPU21は、ST38として時計部25にて計時されている現在日付(売上日付)と、該当繁忙時間データレコードの繁忙時間帯コードと、繁忙時間帯売上金額の項目データで繁忙時間売上データレコードを生成し、繁忙時間売上データベース34に登録する。その後、CPU21は、ST31の処理に戻り、現在時刻が更新される毎に繁忙時間データベース33を検索して、現在時刻を繁忙時間開始時刻とする繁忙時間データレコードの有無を判断する。CPU21は、ST39として現在時刻が予め設定された終了時刻、例えば飲食店の閉店時刻になると、この売上集計処理を終了する。
図12は発注・納品管理サーバ6のCPU21が実行する納品監査処理の要部手順を示す流れ図である。CPU21は、予め設定された納品監査日時、例えば毎月1日の開店前所定時刻になると、この納品監査処理を開始する。
先ずCPU21は、ST41として、RAM23に各仕入業者の仕入先コード別に納品監査テーブル40(図13を参照)を形成する。この納品監査テーブル40には、予め仕入先コードに対応した仕入先名が記憶されている。また、日付別及びその日の繁忙時間帯コード別に、設定時間帯納品回数,繁忙時間売上金額及び検品時間の各データをそれぞれ累積記憶するエリアが確保されている。
次に、CPU21は、ST42として納品データベース36から監査対象月(毎月1日の開店前時刻を納品監査日時とする場合にはその前月)を納品日時とする納品データレコードを納品日時が早い順に取得する。そして、ST43として繁忙時間データベース33を検索して、当該納品データレコードの納品時刻を繁忙時間帯とする繁忙時間データレコードの有無を判断する。
ここで、該当する繁忙時間データレコードが存在する場合には、CPU21は、ST44として該当繁忙時間データレコードの繁忙時間帯コードを取得する。また、ST45として当該納品データレコードから納品日付,仕入先コード及び検品時間を取得する。さらに、ST46として繁忙時間売上データベース34を検索して、当該納品日付及び繁忙時間帯コードと一致する繁忙時間売上データレコードの売上金額を取得する。そして、ST47として当該仕入先コードが設定された納品監査テーブル40の当該納品日付及び繁忙時間帯コードが一致するエリアの納品回数を+1する(設定時間帯納品集計手段)。また、同エリアの繁忙時間売上金額にST46の処理で取得した売上金額を上書き格納する。さらに、同エリアの検品時間にST45の処理で取得した検品時間を加算する。
ST43にて該当する繁忙時間データレコードが存在しない場合には、CPU21は、上記ST44〜ST47の各処理を行わない。
その後、CPU21は、ST48として納品データベース36に監査対象月を納品日時とする納品データレコードが他にあるか否かを判断し、他にある場合には、その納品データレコードに対して上記処理を繰り返し実行する。
ST48にて該当する納品データレコードが他にないと判断された場合には、CPU21は、ST49として納品監査テーブル40に記憶されたデータに基づいて仕入業者別に売上チャンスロス金額を算出する(売上チャンスロス金額算出手段)。
具体的には、納品回数が1以上のときの繁忙時間帯コード,繁忙時間売上金額及び検品時間を抽出する。そして、繁忙時間帯コードによって特定される繁忙時間帯の設定時間(繁忙時間終了時刻−繁忙時間開始時刻)で繁忙時間売上金額を除算して商(繁忙時間単価と称する)を算出し、この繁忙時間単価に検品時間を乗算して、繁忙時間帯納品1回あたりの売上チャンスロス金額を算出する。しかして、この1回あたりの売上チャンスロス金額を仕入先コード別に合計して、当該仕入先コードによって特定される仕入業者の売上チャンスロス金額を算出する。
こうして、仕入業者別に売上チャンスロス金額を算出したならば、CPU21は、ST50として納品監査テーブル40にて仕入業者別に集計された日毎の納品回数及びその合計値と売上チャンスロス金額とから、例えば図14に示す納品監査結果リスト50の印刷データを作成し、LAN1経由でプリンタサーバ7に送出して(出力手段)、この納品監査処理を終了する。
次に、このように構成された本実施の形態のシステムを、昼時の11時00分から13時00分が繁忙時間帯であり、この時間帯には納品を避けるように仕入業者に依頼している飲食店に適用した場合について説明する。
この場合、繁忙時間データベース33には、一意の繁忙時間帯コードに対応して繁忙時間開始時刻11時00分と繁忙時間終了時刻13時00分とが設定された繁忙時間データレコードが登録される。
店員は、仕入業者から納品があると、先ず、無線ハンディターミナル9で仕入伝票10に付されたバーコード(発注伝票コード)をスキャニングする。そうすると、無線ハンディターミナル9から検品開始データが無線送信される。そして、この検品開始データが無線基地局5を介して発注・納品管理サーバ6に伝送され、無線ハンディターミナル9と発注・納品管理サーバ6との回線が確立すると、無線ハンディターミナル9から発注・納品管理サーバ6に発注伝票コードが無線送信される。これにより、発注・納品管理サーバ6では発注データベース35が検索され、当該発注伝票コードの発注データレコードが検出されると、検品許諾応答が無線ハンディターミナル9に送信される。
この検品許諾応答を受信した無線ハンディターミナル9では検品作業が可能となるので、店員は、納品された食材11に付されたバーコード(商品コード)をスキャニングするとともに納品数を入力する。そして、入力し終えると、検品データの伝送を指令する。すると、検品データが発注・納品管理サーバ6に無線伝送される。これにより、発注・納品管理サーバ6においては、検品データを基に納品データレコードが形成され、納品データベース36に登録される。
この場合において、納品データレコードには、検品開始データ受信時の時刻が納品時刻として記憶される。また、納品時刻から検品データ受信時までの時間が検品時間として記憶される。かくして、仕入業者から納品がある毎に、納品時刻と検品作業に要した検品時間とが自動的に納品データベース36上で記憶管理される。
そして本実施の形態では、予め設定された納品監査日時になると、納品データベース36に記憶管理されている納品データレコードに基づいて、繁忙時間帯(11時00分〜13時00分)に納品を行った仕入業者とその回数が自動的に集計され、この集計結果を示す納品監査結果リスト50がプリンタ13により印刷出力される。
したがって、店長等は納品監査結果リスト50の内容を確認することにより、繁忙時間帯に納品を行った仕入業者とその回数とを容易に把握することができる。また、繁忙時間帯には納品を避けるという運用ルールを守っていない仕入業者と守っている仕入業者とがリスト50から明確になるので、守っていない仕入業者に対してリスト50を提示して警告を発することにより、運用ルールの徹底を促進させることができる。
また、本実施の形態では、繁忙時間帯として設定された時間帯の実際の売上金額と、その時間帯に納品されたために検品作業に要した時間とから売上チャンスロス金額を算出し、納品監査結果リスト50に表示させるようにしている。したがって、繁忙時間帯に納品されたことによる売上チャンスの損失も数値化されて明確になるので、運用の意義を示しながら警告を発することができ、その効果は大きいものとなる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、前記実施の形態では納品監査処理を設定された日時に自動的に実施するようにしたが、クライアント端末4からのコマンドにより納品監査処理を実行してもよい。この場合、納品監査結果リスト50を印刷出力するのでなく、クライアント端末4のディスプレイに表示させ、クライアント端末4のオペレータが必要に応じて納品監査結果リスト50を印刷出力するようにするとよい。また、納品監査結果リスト50のレイアウトは本実施の形態のものに限定されないのはいうまでもないことである。
また、前記実施の形態では、無線ハンディターミナル9によって検品作業が開始された時刻を納品時刻として取得したが、納品時刻取得手段はこれに限定されるものではない。例えば、仕入伝票に無線タグを取付けるとともに、仕入業者が食材等を納品する場所に無線タグリーダを設ける。そして、この無線タグリーダによって仕入伝票に付された無線タグのデータを読取った時点を納品時刻として取得してもよい。こうすることにより、納品があった際に即検品作業を実施しなくても納品時刻を正確に取得できるようになる。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
本発明の一実施の形態である飲食店システムの全体構成を示す模式図。 同実施の形態における発注・納品管理サーバの要部構成を示すブロック図。 同発注・納品管理サーバが有する商品データベースに保存される商品データレコードのデータ構造を示す模式図。 同発注・納品管理サーバが有する仕入先データベースに保存される商品データレコードのデータ構造を示す模式図。 同発注・納品管理サーバが有する繁忙時間データベースに保存される繁忙時間データレコードのデータ構造を示す模式図。 同発注・納品管理サーバが有する繁忙時間売上データベースに保存される商品データレコードのデータ構造を示す模式図。 同発注・納品管理サーバが有する発注データベースに保存される商品データレコードのデータ構造を示す模式図。 同発注・納品管理サーバが有する納品データベースに保存される商品データレコードのデータ構造を示す模式図。 同発注・納品管理サーバのCPUが実行する発注商品データ入力処理の要部手順を示す流れ図。 同発注・納品管理サーバのCPUが実行する検品開始データ入力処理の要部手順を示す流れ図。 同発注・納品管理サーバのCPUが実行する売上集計処理の要部手順を示す流れ図。 同発注・納品管理サーバのCPUが実行する納品監査処理の要部手順を示す流れ図。 同発注・納品管理サーバのRAMに形成される納品監査テーブルを示す模式図。 同発注・納品管理サーバの納品監査処理により出力される納品監査結果リストの一例を示す模式図。
符号の説明
2…POS端末、3…POSサーバ、4…クライアント端末、5…無線基地局、6…発注・納品管理サーバ、7…プリンタサーバ、8…売上集計ファイル、9…無線ハンディターミナル、13…プリンタ、21…CPU、31…商品データベース、32…仕入先データベース、33…繁忙時間データベース、34…繁忙時間売上データベース、35…発注データベース、36…納品データベース、40…納品監査テーブル、50…納品監査結果リスト。

Claims (2)

  1. 商品の売上金額をリアルタイムに集計するPOSサーバと、仕入業者から納品された商品の検品データを入力するための端末とを接続し、
    納品時刻として好ましくない時間帯の開始時刻と終了時刻とを記憶する繁忙時間データベースと、
    現在時刻を計時する時計部と、
    この時計部で計時される現在時刻が前記繁忙時間データベースに記憶された前記開始時刻に一致した時点で前記POSサーバにて集計されている売上金額と、前記時計部で計時される現在時刻が前記繁忙時間データベースに記憶された前記終了時刻に一致した時点で前記POSサーバにて集計されている売上金額との差額を繁忙時間売上金額として算出する繁忙時間売上金額算出手段と、
    前記端末より検品作業の開始を指令する検品開始データを受信したときの前記時計部で計時されている現在時刻を、仕入業者から納品が行われた納品時刻として取得する納品時刻取得手段と、
    この納品時刻取得手段により取得した前記納品時刻から前記端末より当該仕入業者から納品された商品の検品データを受信するまでに要した時間を検品時間として算出する検品時間算出手段と、
    前記納品時刻取得手段により取得した納品時刻と前記検品時間算出手段により算出した検品時間とを仕入業者を特定する仕入先コードとともに記録した納品データを作成する納品データ作成手段と、
    この納品データ作成手段により作成された前記納品データを記憶する納品データベースと、
    この納品データベースから前記納品時刻が前記繁忙時間データベースに記憶された時間帯に含まれる納品データを検索する納品データ検索手段と、
    前記繁忙時間売上金額算出手段により算出された繁忙時間売上金額を前記繁忙時間データベースに記憶された前記開始時刻から前記終了時刻までの時間で除算した金額に、前記納品データ検索手段により検出された納品データの検品時間を乗算して検品作業によって売上チャンスを逃した金額を売上チャンスロス金額として算出する売上チャンスロス金額算出手段と、
    この売上チャンスロス金額算出手段により算出された売上チャンスロス金額を出力する出力手段と、
    を具備したことを特徴とする納品管理装置。
  2. 前記納品データ検索手段により検出された納品データの検品時間を、その納品データに含まれる仕入先コード別に合計する仕入先別検品時間合計手段、をさらに具備し、
    前記売上チャンスロス金額算出手段は、前記繁忙時間売上金額算出手段により算出された繁忙時間売上金額を前記繁忙時間データベースに記憶された前記開始時刻から前記終了時刻までの時間で除算した金額に、前記仕入先別検品時間合計手段により仕入先コード別に算出された合計検品時間を乗算して、仕入先別に検品作業によって売上チャンスを逃した金額を売上チャンスロス金額として算出することを特徴とする請求項1記載の納品管理装置。
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