JP2008257496A - ポイント付与システム、コンピュータおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】食材の廃棄ロス削減に貢献できると共に、顧客メリットも実現可能なポイント付
与システムを提供する。
【解決手段】ポイント算出端末3は、複数のメニューと、各メニューに使用される食材と
を関連付けたレシピマスタ15と、複数の食材と、各食材の消費期限とを関連付けた食材
在庫マスタ16と、レシピマスタ15の各メニューについて、各メニューがオーダーされ
た時に付与されるメニューポイントを、各メニューに使用される1以上の食材と、食材在
庫マスタ16の参照結果の各食材の消費期限と、に基づいて算出するメニューポイント算
出手段と、オーダリング端末2に入力された1以上のメニューを取得するメニュー取得手
段と、取得した1以上のメニューのメニューポイントの合計に基づき、オーダーポイント
を算出するオーダーポイント算出手段と、オーダーポイントをポイント付与端末4に送信
するオーダーポイント送信手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、飲食店において、顧客のオーダーに応じてポイントを付与するポイント付与
システム、コンピュータおよびプログラムに関するものである。
従来、この種のポイント付与システムとしては、決済金額に応じてポイントを付与する
方法が一般的である(例えば、特許文献1)。飲食店は、このようなポイント付与サービ
スを実施することで、リピーター率の向上、ひいては集客力の向上を狙っている。
一方、飲食店における大きな課題としては、食材の廃棄ロスを削減することが挙げられ
る。この廃棄ロス削減の対応策としても種々の提案が為されている(例えば、特許文献2
)。
特開2002−279281号公報 特開平11−296749号公報
ところが、上記のような廃棄ロス削減の対応策は、いずれも飲食店側の経費削減に着目
されたものであり、顧客側に対して直接的なメリットがあるものではなかった。また、ポ
イント付与サービスとしても、単に決済金額に応じてポイントを付与するだけでなく、他
のポイント付与方法を適用することで、新たな顧客メリットを生み出すことが想定できる
が、現状では、来店時に所定のポイントを付与したり、キャンペーン期間中にはポイント
を倍増したり程度の工夫しか為されていない。
本発明は、上記の問題点に鑑みたものであり、食材の廃棄ロス削減に貢献できると共に
、顧客メリットも実現可能なポイント付与システム、コンピュータおよびプログラムを提
供することを目的とする。
本発明のポイント付与システムは、飲食店において、顧客がオーダーするメニューを入
力するためのオーダリング端末と、オーダリング端末と接続され、顧客のオーダーに応じ
て付与するポイントを算出するポイント算出端末と、ポイント算出端末と接続され、ポイ
ントを付与するポイント付与端末と、を有するポイント付与システムであって、ポイント
算出端末は、複数のメニューと、各メニューに使用される食材とを関連付けたレシピマス
タと、複数の食材と、各食材の消費期限とを関連付けた食材在庫マスタと、レシピマスタ
に記録されている各メニューについて、当該各メニューがオーダーされた場合に付与され
るメニューポイントを、各メニューに使用される1以上の食材と、食材在庫マスタの参照
結果である各食材の消費期限と、に基づいて算出するメニューポイント算出手段と、オー
ダリング端末に入力された1以上のメニューを取得するメニュー取得手段と、取得した1
以上のメニューのメニューポイントの合計に基づいて、顧客のオーダーに対して付与され
るオーダーポイントを算出するオーダーポイント算出手段と、オーダーポイントをポイン
ト付与端末に送信するオーダーポイント送信手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、顧客がオーダーしたメニューに使用される食材の消費期限に応じて
付与するポイントを算出するため、消費期限が迫った食材のポイント率を高く設定するこ
とで、消費期限が迫った食材の消費を促すことができる。つまり、メニューの中に消費期
限が残り3日以内のものが含まれている場合、そのメニューをオーダーした顧客には10
0ポイントを付与するといったアルゴリズムや、消費期限の残日数に応じて逆等比級数的
にポイントを付与するといったアルゴリズムを用いて付与するポイントを算出することで
、食材の廃棄ロス削減に貢献でき、同時に顧客メリットも実現可能である。
この場合、レシピマスタは、メニュー毎に、各メニューに使用される食材と、その分量
とが関連付けられており、メニューポイント算出手段は、特定した各食材の消費期限およ
び分量に基づいて、メニューポイントを算出することが好ましい。
この構成によれば、顧客がオーダーしたメニューに含まれる食材の消費期限および分量
に基づいて付与するポイントを算出するため、分量に比例してポイント率を高く設定する
ことで、食材の廃棄ロスをより効果的に削減できる。つまり、顧客のオーダーによる食材
消費の貢献度に応じてポイントを付与できるため、そのメニューをオーダーしたときの顧
客メリットをより高めることができる。
この場合、食材在庫マスタは、食材毎に、各食材の消費期限と、在庫量とが関連付けら
れており、メニューポイント算出手段は、特定した各食材の消費期限、分量および在庫量
に基づいて、メニューポイントを算出することが好ましい。
この構成によれば、顧客がオーダーしたメニューに含まれる食材の消費期限および分量
だけでなく、在庫量に基づいて付与するポイントを算出するため、在庫量に比例してポイ
ント率を高く設定することで、在庫量を効果的に削減することができる。つまり、在庫量
が多くなってしまうと、食材の廃棄ロスが生じる可能性が高くなってしまうが、在庫量を
減らすことで食材の廃棄ロスの発生を未然に防止することができる。
この場合、メニューポイント算出端末は、メニュー取得手段の取得結果と、レシピマス
タの参照結果とに基づいて、オーダーされた各メニューで消費される各食材の消費量を算
出し、食材在庫マスタの該当食材の在庫量から当該消費量を差し引くことにより食材在庫
マスタを更新する食材在庫マスタ更新手段をさらに備えたことが好ましい。
この構成によれば、メニュー取得手段の取得結果およびレシピマスタの参照結果(オー
ダーされたメニューに使用される各食材の分量の参照結果)に基づいて自動的に食材在庫
マスタを更新するため、厨房責任者による在庫確認などの手間を削減することができる。
これらの場合、ポイント算出端末は、複数のメニューと、各メニューの価格とを関連付
けたメニューマスタをさらに備え、メニューポイント算出手段は、メニューマスタを参照
して、各メニューの価格に応じた価格ポイントを算出し、当該価格ポイントを付加して、
メニューポイントを算出することが好ましい。
この構成によれば、顧客がオーダーしたメニューの価格に応じた価格ポイントも付与す
るため、高価なものをオーダーしたにも拘らず付与されるポイントが少ないなど、従来の
ポイント付与サービスに慣れ親しんだ顧客の不満を解消することができる。また、価格に
応じて付与されるポイントが高くなるため、顧客単価の向上も期待できる。
この場合、ポイント算出端末は、メニューポイント算出手段により算出されたメニュー
ポイントを、オーダリング端末に送信するメニューポイント送信手段と、をさらに備え、
オーダリング端末は、各メニューのメニューポイントを表示するディスプレイを備えてい
ることが好ましい。
この構成によれば、その時点で各メニューがオーダーされたときに付与されるポイント
をオーダリング端末のディスプレイに表示するため、顧客に対し、食材の廃棄ロス削減に
貢献できるメニューのオーダーを促すことができる。なお、この場合、ポイントの高い順
にメニューリストを表示させたり、付与されるポイントによってお勧めメニューを表示す
るなど、より積極的にポイントを提示することが好ましい。また、オーダー追加ごとにポ
イント数を加算していき、それを表示するなど、顧客がポイントの合計を把握し易い表示
を行うことが好ましい。
本発明のコンピュータは、上記に記載のポイント付与システムにおけるポイント算出端
末として機能することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータに、上記に記載のポイント付与システムにおける
ポイント算出端末の各手段として機能させるためのものであることを特徴とする。
これらを用いることにより、食材の廃棄ロス削減に貢献できると共に、顧客メリットも
実現可能なポイント付与システムを構築することができる。
以下、添付の図面を参照して、本実施形態に係るポイント付与システムについて説明す
る。本実施形態に係るポイント付与システムは、飲食店において、顧客のオーダーしたメ
ニューで使用される食材の消費期限に応じたポイントを付加することで、食材の廃棄ロス
削減に貢献できるシステムである。
図1に示すように、本発明のポイント付与システム1は、飲食店等の客席に設置され、
顧客がオーダーするメニューを入力するためのオーダリング端末2と、オーダリング端末
2と接続され、顧客がオーダーしたメニューに応じて付与するポイントを算出するポイン
ト算出端末3と、ポイント算出端末3と接続され、算出されたポイントを顧客が所持する
ポイントカードCに付与するポイント付与端末4と、によって構成されている。
ポイント算出端末3は、CPU11、ROM12、RAM13およびハードディスク(
HDD)14を有し、ROM12内に記憶された制御プログラムに従って、RAM13内
のデータの処理を行う。HDD14は、レシピマスタ15、食材在庫マスタ16、メニュ
ーマスタ17、およびレシピマスタ15と食材在庫マスタ16と、に基づいて生成される
メニュー別ポイントテーブル18(メニューポイント算出手段)を、有している。
CPU11は、従業員(あるいは、バーコードリーダ等の入力装置)からの入力情報に
基づいて、食材在庫マスタ16の更新を行う。また、CPU11は、オーダリング端末2
に入力されたメニューを取得し(メニュー取得手段)、その取得結果と、レシピマスタ1
5の参照結果と、に基づいてオーダーされた各メニューで消費される各食材の消費量を算
出する。そして、CPU11は、食材在庫マスタの該当食材の在庫量から当該消費量を差
し引くことにより、食材在庫マスタ16を更新し(食材在庫マスタ更新手段)、現時点で
の正確な食材の在庫量を管理する。
また、CPU11は、取得したメニュー(顧客が注文したメニュー)に使用される食材
と、食材在庫マスタ16およびレシピマスタ15の情報を参照して、メニュー別ポイント
テーブル18を生成する(図3参照)。これにより、各メニューの食材に基づくポイント
(以下、「食材ポイント」と称す。)を算出する。その一方で、CPU11は、メニュー
マスタ17を参照して、各メニューに応じた価格ポイントを算出する。この価格ポイント
は、顧客がオーダーしたメニューの価格に応じたポイントであり、上記の食材ポイントに
価格ポイントを付加することで、各メニューに対するポイントの合計(以下、「メニュー
ポイント」と称す。)を算出する(メニューポイント算出手段)。さらに、顧客がオーダ
ーした全てのメニューのメニューポイントを合計して、顧客のオーダーに対するオーダー
ポイントを算出する(オーダーポイント算出手段)。そして、CPU11は、算出したオ
ーダーポイントをポイント付与端末4に送信し(オーダーポイント送信手段)、これによ
り、顧客は、オーダーに対するポイントを取得することができる。
一方、ポイント付与端末4は、商品(メニュー)情報等を入力するためのキーボード2
1、レシート印刷等の印刷制御を行うプリンタドライバ22、レシート等を印刷する印刷
装置23、ポイントカードCを読み取るためのカードリーダ24、決済処理を行うための
POSアプリケーション25、ポイント管理を行うためのポイント管理アプリケーション
26およびポイント付与端末4全体を制御するCPU27、入力された商品情報等を表示
するディスプレイ28(カスタマディスプレイおよびオペレータ用ディスプレイ)を有し
ている。
CPU27は、キーボード21による入力、ポイント算出端末3から、顧客がオーダー
したメニューのメニューIDやメニュー名、金額等に関する商品(メニュー)データを取
得し、ディスプレイ28に表示する。また、CPU27は、POSアプリケーション25
と共同して、ポイント算出端末3から取得した商品情報(顧客のオーダー情報等)に基づ
いてレシート印刷のための決済データを生成し、生成した当該決済データを印刷装置23
に出力する。また、ポイント管理アプリケーション26は、カードリーダ24に読み取ら
れた顧客のポイントカードC(カードID)に対して、ポイント算出端末3から送信され
たオーダーポイントの付与や、ポイントが使用された場合のポイント消費等の処理を行う
アプリケーションである。なお、POSアプリケーション25と共同して、レシートの一
部にポイント情報を付加して印刷を行うようにしてもよい。
オーダリング端末2は、顧客がメニューを入力するための入力デバイス31と、顧客に
メニュー等を表示するためのディスプレイ32と、を有している。入力デバイス31によ
り、顧客がメニューを入力(選択、決定または数量指定等)することにより、その情報(
オーダー情報)がポイント算出端末3に送信され、当該オーダーに応じたポイント付与の
処理が行われる。ディスプレイ32には、各メニューと、各メニューに対して、その時点
でオーダーされた時に付与されるメニューポイントと、が表示される。これにより、顧客
に対し、食材の廃棄ロス削減に貢献できるメニューを表示することにより、当該メニュー
のオーダーを促すことができる。
なお、この場合、ポイントの高い順にメニューリストを表示させたり、付与されるポイ
ントによってお勧めメニューを表示するなど、より積極的に付与されるポイントを提示す
ることが好ましい。また、オーダー追加ごとにポイント数を加算していくことでオーダー
ポイントを表示するなど、顧客が付与されるポイントの合計を把握し易い表示を行うこと
が好ましい。
ここで、図2および3を参照して、各マスタおよびテーブルについて説明する。図2(
a)に示すように、レシピマスタ15は、メニュー毎に、メニュー名、メニューID、メ
ニューに使用される食材の種類および使用する分量が関連付けられている。例えば、「ハ
ンバーグランチ(メニューID:001)」メニューには、牛肉ミンチ:250g、豚肉
ミンチ:100g、玉ネギ:200g・・・という情報が関連付けられている。
食材在庫マスタ16は、当該店舗(飲食店)で仕入れた食材の在庫管理を行うものであ
り、仕入れた食材の種類毎に、食材名、仕入れ日時、消費期限、期限消化率、在庫量が関
連付けられている(図2(b)参照)。期限消化率は、食材の消費期間が間近に迫ってい
るか否かをパーセント表示したものであり、数値が大きい程、消費期限が迫っていること
を示し、期限消化率(%)=[1−{(消費期限−現在日時)/(消費期限−仕入れ日時)
}]×100で算出される。例えば、現在日時を基準として、消費期限が後1日(消費期限
−現在日時)、仕入れ日時から消費期限までが10日間(消費期限−仕入れ日時)の場合
、期限消化率は、{1−(1/10)}×100=90(%)となり、消費期限がかなり迫
っていることを示している。また、この食材在庫マスタ16は、顧客のオーダーしたオー
ダー情報に基づいて、随時更新されるため、これを参照することで、食材の在庫管理を行
うことができ、厨房責任者による在庫確認などの手間を削減することができる。
メニューマスタ17は、各メニュー名、メニュー名に対応するメニューIDおよび各メ
ニューの価格が関連付けられており(図2(c)参照)、例えば、(001)ハンバーグ
ランチ:1200円、(002)サーロインステーキ:1500円、(003)チキンス
テーキ:980円・・・という情報が記録されている。メニューの価格は、当該メニュー
の価格ポイントを算出する際に参照される。
メニュー別ポイントテーブル18(メニューポイント算出手段)は、上述のレシピマス
タ15、食材在庫マスタ16、メニューマスタ17のデータに基づいて生成されるもので
あり、各メニューがオーダーされた場合のメニューポイントを算出するテーブルである(
図3参照)。テーブルの内容は、該当するメニューの名称、メニューID、食材名、使用
量、期限消化率、在庫量、食材ポイント(期限ポイントおよび在庫ポイント)、食材ポイ
ントの小計、メニューの価格ポイント、食材ポイントと価格ポイントとの合計(メニュー
ポイント)が記録されている。ここで、期限ポイントは、消費期限(期限消化率)に応じ
て割当てられたポイントであり、分量(消費量)×期限消化率によって算出される。また
、在庫ポイントは、在庫量に応じて割当てられたポイントであり、例えば、在庫量が、1
kg未満:0ポイント、1kg以上5kg未満:5ポイント、5kg以上10kg未満:
10ポイント・・・のようにポイントを割当てる。また、食材ポイントは、期限ポイント
+在庫ポイントによって算出される。価格ポイントは、メニュー金額と対応したポイント
(メニューの金額が1000円であれば、1000ポイント)が算出される。
このメニュー別ポイントテーブル18によって付与するポイントを算出することで、食
材の消費期限および在庫量を考慮した、つまり、消費期限の迫っているものは高いポイン
トを、そうでないものは低いポイントを付け、付与されるポイントとして算出することが
できる。これにより、消費期限の迫った食材の消費を促すことができると共に、食材の廃
棄ロスをより効果的に削減できる。また、在庫量に基づいて付与されるポイントを算出す
るため、在庫量に比例してポイント率を高く設定することで、在庫量を効果的に削減する
ことができる。つまり、在庫量を減らすことで食材の廃棄ロスの発生を未然に防止するこ
とができる。また、顧客がオーダーしたメニューの価格に応じた価格ポイントも付与する
ため、高価なものをオーダーしたにも拘らず付与されるポイントが少ないなど、従来のポ
イント付与サービスに慣れ親しんだ顧客の不満を解消することができる。
次に、図4を参照して、顧客によりオーダーされたメニューに対するポイント付与の手
順について説明する。ここでは、ポイント算出の対象となるメニュー名を、「ハンバーグ
ランチ(メニューID:001)」とする。また、各マスタおよびテーブルの内容につい
ては、図2および図3に基づいて説明する。
まず、ポイント算出端末3は、レシピマスタ15、食材在庫マスタ16およびメニュー
マスタ17に基づいて、各メニューがオーダーされた場合のメニューポイント(食材ポイ
ント+価格ポイント)の算出を開始する(S01:メニューポイント算出手段)。ここで
、ポイント算出端末3は、まず、レシピマスタ15を参照し、ポイント算出対象となるメ
ニュー名「ハンバーグランチ」(またはメニューID:001)に基づいて、レシピマス
タ15から食材および使用する分量を抽出する(S02)。次に、ポイント算出端末3は
、食材在庫マスタ16を参照し、レシピマスタ15から抽出した食材(上述のメニューに
使用する食材)に関する期限消化率および在庫量を抽出する(S03)。続いて、ポイン
ト算出端末3は、メニューマスタ17を参照し、「ハンバーグランチ(メニューID:0
01)」の価格から価格ポイントを算出する(S04)。
そして、ポイント算出端末3は、これらレシピマスタ15、食材在庫マスタ16および
メニューマスタ17からの抽出・算出結果に基づいて、メニュー別ポイントテーブル18
を生成する(S05)。ポイント算出端末3は、このメニュー別ポイントテーブル18に
基づき、当該メニューの価格に対応する価格ポイントと、各食材の使用量、期限消化率お
よび在庫量に対応する食材ポイントと、を合計し、付与すべきポイント(価格ポイント+
期限ポイント+在庫ポイント)を算出する。そして、この算出結果が、当該メニューに対
して付与されるメニューポイントとなる。
次に、ポイント算出端末3は、上述で算出したメニューポイントをオーダリング端末2
に送信する(S06、メニューポイント送信手段)。オーダリング端末2は、各メニュー
のメニューポイントをポイント算出端末3から受信し、ディスプレイ32にメニューとそ
れに対応するメニューポイントと、を表示する(S07)。顧客によりオーダーされるメ
ニューがオーダリング端末2に入力されると(S08)、オーダリング端末2は、当該オ
ーダー情報(各メニューを特定するためのメニュー特定コード)をポイント算出端末3に
送信する(S09)。
ポイント算出端末3は、オーダリング端末2からのオーダー情報を取得し(S10)、
メニュー別ポイントテーブル18を参照し、当該メニューに対するメニューポイントを抽
出する(S11)。そして、ポイント算出端末3は、オーダー情報に含まれる全メニュー
のメニューポイントを合計してオーダーポイントを算出し(オーダーポイント算出手段)
、ポイント付与端末4に送信する(S12)。ポイント付与端末4は、ポイント算出端末
3から送信されたオーダーポイントを取得し(S13)、顧客の提示するポイントカード
Cに対してオーダーポイントを付与する(S14)。
以上のように、本実施形態によれば、顧客がオーダーしたメニューに使用される食材の
消費期限、使用量および在庫量に応じて付与するポイントを算出するため、消費期限が迫
った食材のポイント率、使用量の多い食材のポイント率および在庫量に多い食材のポイン
ト率を高く設定することで、消費期限が迫った食材の消費を促すことができると共に、一
般的な金額によるポイント付与と比べ、顧客にも高いポイントを付与することができ、顧
客メリットを実現することができる。また、食材の廃棄ロス削減、あるいは在庫量の削減
により食材の廃棄ロスを未然に防止することができる。
なお、メニューポイントの算出において、本実施形態では在庫量を考慮してポイント計
算を行っているが、これに限らず、例えば、使用される食材の消費期限と分量のみでポイ
ント算出を行ってもよい。また、消費期限の残日数に応じて逆等比級数的にポイントを付
与するようにしてもよい。また、メニューを作る手間によりポイントを付与するようにし
、例えば、手間がかなり掛かるメニューであれば高ポイントを付与し、そうでないものに
は低ポイントを付与するようにしてもよい。
また、上記の例に示した、ポイント付与システム1の機能をプログラムとして提供する
ことも可能である。また、そのプログラムを記憶媒体(図示省略)に格納して提供するこ
とも可能である。記録媒体としては、CD−ROM、フラッシュROM、メモリカード(
コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、コン
パクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルデ
ィスク等を利用することができる。
また、上述した実施例によらず、ポイント付与システム1の装置構成や処理工程等につ
いて、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
実施形態に係るポイント付与システムのシステム構成図である。 各マスタの一例を示す図であり、(a)は、レシピマスタ、(b)は、食材在庫マスタ、(c)は、メニューマスタである。 メニュー別ポイントテーブルの一例を示す図である。 顧客によりオーダーされたメニューに対するポイント付与の手順について説明する図である。
符号の説明
1…ポイント付与システム 2…オーダリング端末 3…ポイント算出端末 4…ポイ
ント付与端末 15…レシピマスタ 16…食材在庫マスタ 17…メニューマスタ 1
8…メニュー別ポイントテーブル 32…ディスプレイ

Claims (8)

  1. 飲食店において、顧客がオーダーするメニューを入力するためのオーダリング端末と、
    前記オーダリング端末と接続され、前記顧客のオーダーに応じて付与するポイントを算
    出するポイント算出端末と、
    前記ポイント算出端末と接続され、前記ポイントを付与するポイント付与端末と、を有
    するポイント付与システムであって、
    前記ポイント算出端末は、
    複数の前記メニューと、各メニューに使用される食材とを関連付けたレシピマスタと、
    複数の食材と、各食材の消費期限とを関連付けた食材在庫マスタと、
    前記レシピマスタに記録されている各メニューについて、当該各メニューがオーダーさ
    れた場合に付与されるメニューポイントを、各メニューに使用される1以上の食材と、前
    記食材在庫マスタの参照結果である各食材の消費期限と、に基づいて算出するメニューポ
    イント算出手段と、
    前記オーダリング端末に入力された1以上のメニューを取得するメニュー取得手段と、
    取得した前記1以上のメニューの前記メニューポイントの合計に基づいて、前記顧客の
    オーダーに対して付与されるオーダーポイントを算出するオーダーポイント算出手段と、
    前記オーダーポイントを前記ポイント付与端末に送信するオーダーポイント送信手段と
    、を備えたことを特徴とするポイント付与システム。
  2. 前記レシピマスタは、前記メニュー毎に、各メニューに使用される食材と、その分量と
    が関連付けられており、
    前記メニューポイント算出手段は、特定した各食材の前記消費期限および前記分量に基
    づいて、前記メニューポイントを算出することを特徴とする請求項1に記載のポイント付
    与システム。
  3. 前記食材在庫マスタは、前記食材毎に、各食材の消費期限と、在庫量とが関連付けられ
    ており、
    前記メニューポイント算出手段は、特定した各食材の前記消費期限、前記分量および前
    記在庫量に基づいて、前記メニューポイントを算出することを特徴とする請求項2に記載
    のポイント付与システム。
  4. 前記メニューポイント算出端末は、
    前記メニュー取得手段の取得結果と、前記レシピマスタの参照結果とに基づいて、オー
    ダーされた各メニューで消費される各食材の消費量を算出し、前記食材在庫マスタの該当
    食材の前記在庫量から当該消費量を差し引くことにより前記食材在庫マスタを更新する食
    材在庫マスタ更新手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載のポイント付与シ
    ステム。
  5. 前記ポイント算出端末は、
    複数の前記メニューと、各メニューの価格とを関連付けたメニューマスタをさらに備え

    前記メニューポイント算出手段は、前記メニューマスタを参照して、各メニューの価格
    に応じた価格ポイントを算出し、当該価格ポイントを付加して、前記メニューポイントを
    算出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のポイント付与システ
    ム。
  6. 前記ポイント算出端末は、
    前記メニューポイント算出手段により算出された前記メニューポイントを、前記オーダ
    リング端末に送信するメニューポイント送信手段と、をさらに備え、
    前記オーダリング端末は、各メニューのメニューポイントを表示するディスプレイを備
    えていることを特徴とする請求項5に記載のポイント付与システム。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のポイント付与システムにおける前記ポイント
    算出端末として機能することを特徴とするコンピュータ。
  8. コンピュータに、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のポイント付与システムにお
    ける前記ポイント算出端末の各手段として機能させるためのプログラム。
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