JP4381879B2 - 送受信データ量管理・制限装置、そのプログラム - Google Patents

送受信データ量管理・制限装置、そのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4381879B2
JP4381879B2 JP2004133691A JP2004133691A JP4381879B2 JP 4381879 B2 JP4381879 B2 JP 4381879B2 JP 2004133691 A JP2004133691 A JP 2004133691A JP 2004133691 A JP2004133691 A JP 2004133691A JP 4381879 B2 JP4381879 B2 JP 4381879B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
receiving
database
company
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004133691A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005316705A (ja
Inventor
光規 布施
勉 太田
愼一 野宮
蔵人 柵山
孝緒 水島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2004133691A priority Critical patent/JP4381879B2/ja
Publication of JP2005316705A publication Critical patent/JP2005316705A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4381879B2 publication Critical patent/JP4381879B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

本発明は、ネットワークを介した複数の端末間のデータ送受信を仲介・管理し、特に所定期間毎に受信側端末に渡すデータ量を制限する管理を行うための装置、方法、プログラム等に関する。
図11は、既存の、データ送受信を行う際の企業間の接続を説明する図である。同図にあるように、従来は、企業間でデータの送受信を行う際、企業間をVAN(Value Added Network、付加価値通信網)経由、あるいは専用線等で1対1に接続してデータの送受信を行ってきた。例えば、製品の生産を担当するメーカと、製品の販売を担当する小売との間では、メーカが小売に対して納入する製品に関する情報を、メーカが小売に送信する。
図12は、従来の生産/流通を総合的に管理するシステムの概要を説明するための図である。同図の情報システムでは、小売業者50の端末51a〜51n、卸売業者60の端末61a〜61mおよび生産者70の端末71a〜71pが、インターネット100を介して接続されている。インターネット100には更に管理サイト80が接続され、管理サイト80は管理サーバ82とデータベース81とを具備する。管理サイト80の統制下、インターネット100を介して、小売業者50、卸売業者および生産者70間で、製品に関する情報が互いに送受信される(例えば、特許文献1)。
特開2002−74115号公報(要約、図1、図5、段落0020)
従来、データの送信側企業(例えばメーカ等)においては、自らが送信しようとするデータについてしか知りえずにその端末(コンピュータ;パソコン等)からデータの送信を行っていた。すなわち、他のメーカの送信状況や、データの受信側企業(例えば小売等)の受信状況については情報がなく、送信側企業は、データを送信してみないとそのデータが受信側企業の端末にて正常に受信されるかどうかについては知り得ないのが実状であった。また、送信側企業は、自らのシステムがデータ送信可能な状態にあれば、受信側企業のシステムの状態によらずにデータの送信を開始する。このため、ある受信側企業に対して、複数の送信側企業が同時期にデータ送信を行うこと等も起こり得る。
ここで特に繁忙期等においては、企業間で送受信されるデータの量が大きくなる。しかし、受信側企業においては、受信側企業のシステムの処理能力等により、所定期間毎(例えば1日当たり)に処理することのできるデータ数には限界がある。例えば一日当たりに受信側企業のシステム容量の限界を超えたデータが送信されると、受信側企業のシステムダウン等を招く可能性があり、システムを復旧させるための手間が生じることになる。送信側企業にとっては、データの送信ができなかった場合、送信できなかったデータを再送する必要があった。
かかる事態を避けるため、従来は、企業間で送受信されるデータが受信側企業のシステム上の許容量を超えることのないよう、受信側企業が複数の送信側企業に対して連絡を取り、例えば1日に送信することのできる送信データ数について電話、電子メール等の手段を用いて人為的に通知することで、各送信側企業の送信データ数を制限してきた。しかし、この方法では、送信側企業が多数に及ぶ場合等は、連絡を行う送信側企業にとっての時間的、コスト面での負担が大きい。
本発明の課題は、データの送信側および受信側双方の人的負担を大幅に軽減させ、効率良く且つ受信側でシステムダウン等の問題を起こすことなく、更に公平に、又は期限に遅れることなく、データの送信・受信を行えるようにする装置、方法、プログラム等を提供することである。
本発明によれば、コンピュータに、予め各受信側装置が各所定期間毎にその期間内に受信可能なデータ件数の上限である最大受信可能件数を記憶部に登録させる登録処理と、 任意の送信側装置から任意の受信側装置へ送信すべきデータ群が送られてくる毎に、既にデータベースに登録済みのデータ件数と併せて前記最大受信可能件数を超えない範囲で前記データ群のデータベースへの登録を許可し、前記データ群のうち登録を許可しないデータが1以上あった場合には前記任意の送信側装置に登録不許可を通知するデータ登録制限処理と、前記所定期間内の任意のときに、前記データベースに登録されたデータ群を受信側装置に転送するデータ転送処理とを実現させる為の第1のプログラムが提供される。
また、本発明によれば、コンピュータに、予め各受信側装置が各所定期間毎にその期間内に受信可能なデータ件数の上限である最大受信可能件数を記憶部に登録させる登録処理と、任意の送信側装置から任意の受信側装置へ送信すべきデータ群が送られてくる毎に、該データ群をデータベースに登録するデータ登録処理と、前記所定期間内の任意のときに各受信側装置毎に、前記最大受信可能件数を超えない範囲で前記データベースに登録されたデータ群を、その宛先の受信側装置に転送する転送処理とを実現させる為の第2プログラムが提供される。
上記第1又は第2のプログラムを上記コンピュータが実行することにより、任意の送信側装置が、又は複数の送信側装置トータルで、任意の受信側装置で各所定期間毎にその期間内に受信可能なデータ件数である最大受信可能件数を超えるデータを当該受信側装置に送信しようとしても、各受信側装置にはその最大受信可能件数以下のデータしか転送されない。この受信側装置への転送データ件数の制限は、上記第1のプログラムでは各所定期間毎に当該装置のデータベースに登録させるデータ件数を制限し(この場合、基本的には登録したデータはその所定期間内に全て受信側装置に転送するものとする)、上記第2のプログラムでは登録データ件数は制限せずに、データベースから受信側装置に転送する際に転送データ件数を制限する。尚、最大受信可能件数は、例えば各受信側装置のシステム性能等によって決まる。
上記第1のプログラムは、更に例えば、任意の前記受信側装置に関して、ある時点において前記データベースに更に登録可能な件数である残り受信可能件数を、任意の前記送信側装置に通知する通知処理を更に前記コンピュータに実行させ、同時期に複数の送信側装置から同一の受信側装置に送信すべきデータ群が送られてきた場合、過去の登録データ件数に基づいて優先順位を決め、優先順位が高い送信側装置から順に前記データ登録制限処理を上記コンピュータに実行させるようにしてもよい。
上記プログラムによれば、例えば上記通知処理による通知内容を送信側装置で表示させることで、送信側の担当者等は、データの送信前に、ある受信側装置においてあとどれだけのデータが登録可能か把握した上でデータ送信を行うことが可能となる。また、過去の登録データ数が少ない送信側装置からのデータを優先的に登録させるようにすることで、例えば一部の送信側装置だけが多くのデータを登録してしまう等といったデータ登録数の偏りを、小さく抑えることができる。
また、上記第2のプログラムに関して、例えば、前記データ群の各データは、そのデータが受信側において適用される日である有効日を有しており、前記転送処理は、前記有効日が当該転送処理を行う日に近いデータから優先的に行うようにしてもよい。有効日が近いデータを優先的に受信側装置に転送することで、そのデータを受信側装置に転送しないまま有効日を過ぎてしまうという事態が起こる可能性は極めて低くなる。
また、例えば、上記第1または第2のプログラムに関して、前記最大受信可能件数を、本来の受信可能な最大件数より少なく設定し、その分を緊急送信可能件数として設定しておき、ある受信側装置に対してこの受信側が許可した送信側装置から前記データ群が送られてきた場合には、前記最大受信可能件数に対する既存の登録データ件数に係わらず、前記緊急送信可能件数を超えない範囲で前記送られてきたデータ群をデータベースに登録し又は前記宛先の受信側装置に転送するようにしてもよい。このように緊急用の枠を設けてくことにより、緊急事態(例えば登録不許可となったが、どうしても今日中にデータを送りたい等)にも対応できるようになる。
なお、本発明は、データ登録の制限を行うプログラムに限られず、上記プログラムを使用する装置、方法にも適用される。
以上、本発明によれば、データの送信側および受信側双方の人的負担を大幅に軽減させ、効率良く且つ受信側でシステムダウン等の問題を起こすことなく、更に公平に、又は期限に遅れることなく、データの送信・受信を行えるようなる。すなわち、例えば仮に送信側が何も考えずに大量のデータを送ったとしても、受信側にはその受信可能限度までのデータ量しか渡されない。あるいは、送信側装置は、データを受信側装置に向けて送信する前に、受信側装置におけるデータの登録状況を把握することができるので、データ受信側装置があとどれだけのデータを受信できるのかを把握して適切な量のデータを送信することができる。あるいは、各送信側装置にほぼ公平にデータ登録の機会を与えることができる。あるいは、例えば受信側が必要とする日までに確実にデータを受信側に渡すことができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明によるデータ送受信管理・制限システムの概略構成図である。送受信データ量管理・制限装置1が、データの送信側企業の端末(コンピュータ;パソコン等)A、BおよびCと、データの受信側企業の端末(コンピュータ;パソコン等)a、bおよびcとそれぞれ任意のネットワーク(例えば、インターネット、リモートLAN等)を介して接続されている。送受信データ量管理・制限装置1は、データベース(DB)11、算出部12、判定部13および通知部14を含んで構成される。尚、図では、送信側企業としてメーカを、受信側企業として小売を例にするが、この様な一例に限らない。また、企業に限るものでもない。また、上記送信側企業の端末、受信側企業の端末は、以下、まとめて、送信側端末2、受信側端末3と記すものとする。
データベース11には、任意の送信側端末2から任意の受信側端末3に送信すべきデータが、一旦格納され、その後、この格納されたデータが宛先の受信側端末3に転送される。また、データベース11または不図示の記憶部には、後述する図4のデータや、後述する図2、図6~図8のフローチャートの処理(図1の算出部12、判定部13、通知部14の機能)を、送受信データ量管理・制限装置1が有する不図示の処理装置(CPU等)によって実現させる為の所定のアプリケーション・プログラムも格納されている。
算出部12は、データベース11に格納されている情報に基づいて、各受信側企業について、その所定期間内に(例えばその日に)あとどれだけのデータを受信可能であるのかを表す残り受信可能件数等を算出する。但し、この算出部12の処理は、必ずしも行わなくてもよい。詳しくは後述する。
判定部13は、例えば、任意の送信側端末2から、任意の受信側端末3に送信すべきデータが送られてくると、データベース11に格納された情報あるいは算出部12の算出結果に基づいて、このデータの登録の可否等を判断する。そして、データ登録不可であった場合には通知部14がその送信側装置に対してその旨を通知する。尚、データ登録可否とは、データベース11にデータを格納してよいか否かを意味し、且つこの場合にはデータベース11に格納したデータは、例えばその日に受信側端末3に転送してよいことを意味する。この場合、上記残り受信可能件数の算出は、送信側企業から送られてきたデータを登録したときに行う。
但し、上記の例に限らず、例えば各送信側端末2から送られてくるデータは、基本的には全てデータベース11に格納できるものとし、ある日にこの格納データを各受信側端末3に転送する際には、その受信側装置3でその日に受信可能なデータ件数までしか転送しないようにしてもよい。この場合、算出部12は、例えばデータ1件転送する毎に上記残り受信可能件数を算出し、判定部13はこの算出結果に基づいてデータ転送可否を判定する。
尚、上述した算出部12、判定部13の処理は一例であり、これに限るものではない。詳しくは後述する。尚、特に図示しないが、判定部13の判定結果に応じて、仲介するデータ件数を制限する仲介データ件数制限部(データベース11へのデータ登録件数を制限するデータ登録件数制限部、またはデータベース11に登録したデータを受信側装置3に転送する際のデータ件数を制限する転送データ件数制限部)を有している。また、1件当たりのデータ量はほぼ決まっているので、本実施例においてデータ件数と言っているのは、データ量(容量)に置き換えても良い。
また、通知部14は、上記データ登録不可の通知以外にも、例えば各送信側端末2に対して、データのデータベース11への登録状況等(例えば残り受信可能件数)を通知する。
図2は、送受信データ量管理・制限装置1の実施例1による処理フローチャート図である。
実施例1は、データベース11への登録自体を制限する例である。この例は例えばデータベース11の容量が比較的大きくない場合に用いられる。図2の処理は、データベース11に格納される図3に示すデータテーブル20を参照・更新しつつ行うので、ここでまず図3について説明しておく。
図3のデータテーブル20は、例えば、小売企業コード21、最大受信可能件数22、登録件数23、残り受信可能件数24および抽出日時25の各データ項目より成る。
小売企業コード21は、本説明でデータ受信側の例となっている各小売企業を一意に識別する為に予め決められているコードである。つまり、データテーブル20には各受信側企業毎に対応付けて、最大受信可能件数22〜抽出日時25のデータが記憶されている。
最大受信可能件数22は、受信側企業が各所定期間毎(例えば1日当たり)に受信可能なデータ数であり、例えば予め各受信側端末3から送受信データ量管理・制限装置1に通知して登録させておく。登録件数23は、上記登録を許可されて現在データベース11に格納されているデータの件数である。尚、登録件数23は例えば各所定期間の最初にリセット(0)される。残り受信可能件数24は、現在データベース11に登録が可能なデータ数であり、つまり「最大受信可能件数22−登録件数23」である。抽出日時25は、最後にデータベース11のデータを受信側企業のシステムに転送した日時である。
以下、上記図3のデータテーブル20を用いる図2の処理について説明する。
任意の送信側端末2から送受信データ量管理・制限装置1に対し、任意の受信側端末3に渡すべきデータ群(例えば1000件のデータ)が送られてくると、送受信データ量管理・制限装置1は、図2の処理を繰返し実行することで1件ずつデータベース11への登録の可否を判断する。まず、ステップS1で任意の1件のデータをデータベースに登録する。ステップS2で、データの宛先の受信側企業についての登録件数23を更新(+1インクリメント)する。
次の処理ステップS3では、ステップS2で更新した登録件数23と、最大受信可能件数22とを比較し、「登録件数23<最大受信可能件数22」であった場合には、つまり未だ最大受信可能件数22以下の件数しかデータベース11に登録されていない場合にはステップS4の処理に進む。
ステップS4では、残り受信可能件数24を更新する。これは例えば現在の残り受信可能件数24から1減算(−1デクリメント)してもよいし、更新後の登録件数23の値を用いて「残り受信可能件数24=最大受信可能件数22−登録件数23」により残り受信可能件数24を算出してもよい。勿論、1減算する手法を用いる場合には、例えば各所定期間の初めに、残り受信可能件数24の初期値として最大受信可能件数22の値を設定しておく必要がある。
そして、ステップS5では、送信側端末2から送信された全てのデータ(上記例では1000件)について図2の処理を実行したか否かを判断する。ステップS5でNO、すなわち、送信側端末2から送信された全てのデータについて図2の処理が完了していない場合、処理はステップS1に戻る。以降、上記の処理が繰り返され、例えばステップS1で送信された1000件のデータ全てについて図2の処理を行った場合(ステップS5、YES)、処理を終了する。あるいは全てのデータについて処理を行っていなくても、ステップS3の判定がYESである場合には、残りの未判定のデータについてはデータベース11に登録することなく、ステップS6の処理により上記データを送信してきた送信側端末2に対してエラー通知を行うと共に、ステップS1で最後に登録したデータは削除して、図2の処理を終了する。このエラー通知は例えば「本日は小売aに対してこれ以上データ送信できません」等と通知する。更に、登録できた件数をカウントしておき、この登録成功件数も通知するようにしてもよい。また、更に、上記残りの未判定のデータは、消去してもよいが、送信側端末2に返信するようにしてもよい。
尚、図2の処理や図3のデータは一例を示しただけであり、これに限るものではなく、例えばステップS1の処理はステップS3でNOとなった後に行うようにしてもよい。すなわち、データ登録前にそのデータを登録したら最大受信可能件数22を超えるか否かを判定するようにしてもよい。また、図3に示すデータ全てが必要とは限らない。例えば残り受信可能件数24が無くてもよい。残り受信可能件数24は、後述する図5の表示等を行う際に用いるが、これが無くても、表示要求があったときに「最大受信可能件数22−登録件数23」で算出して表示させるようにすればよい。あるいは、登録件数23が無くても良い。この場合には、例えば各所定期間の初めに、残り受信可能件数24の初期値として最大受信可能件数22の値を設定しておき、ステップS2の処理に代えて残り受信可能件数24の値を更新する(現在値から1減算する)処理を行い、ステップS3の処理に代えて更新後の残り受信可能件数24の値が0未満(−1等)になったらステップS6の処理に移るようにする。
また尚、ステップS6のエラー通知は、送信側端末2に対し行うこととしたが、この例に限らず、例えばデータの登録数が最大受信可能件数に達した旨を、受信側端末3に対して併せて通知してもよい。また、尚、図2の処理例ではデータ1件ずつ処理したが、例えば5件ずつ、10件ずつ等、複数件まとめて処理するようにしてもよい。但し、例えば5件ずつ処理する場合であって残り受信可能件数24が3件であった場合、1件ずつの処理であれば更に3件登録できるが、5件ずつの場合はエラー通知となる。
図4に上記送受信データ量管理・制限装置1を介して送受信されるデータのデータ・フォマット例を示す。
図示のデータ30は、例えば、小売企業コード、メーカ企業コード、店舗コード、売場コード、JAN(Japan Article Number)コード、売価、商品名、ブランドコード、メーカ品番コード、更新日時、データ作成日および有効日を含んで構成される。尚、特に図示していないが、例えば送信先/送信元IPアドレス等、ネットワークを介したデータ送受信に必要な情報も含まれている。
小売企業コードは、図3の小売企業コード21で説明しており、ここでは当該データの宛先の受信側企業の識別コードである。メーカ企業コードは、当該データの送信元の送信側企業の識別コードである店舗コードは、データ30の表す商品が販売される店舗を表す。売場コードは、商品が配置される場所を表す。JANコードは、流通情報システムに利用される、商品体系に共通の、例えばバーコード、を含んだコードを表す。売価は、登録データが表す商品が販売される価格である。商品名はその商品の名称であり、ブランドコードはその商品を販売するブランドを表すコード番号である。メーカ品番コードは、その商品を製造するメーカ(送信側企業)を表すコード番号である。
更新日時は、そのデータ30の内容が更新された日時データであり、そのデータ30を送受信データ量管理・制限装置1において受信した日時のことである。データ作成日は、そのデータ30がメーカにて作成された日時を意味する。有効日は、そのデータ30を、小売が適用する日時を意味する。小売が適用する日時とは、例えば商品の価格を変更する為にデータ30を送った場合には、実際に小売側で変更後の価格で販売を始める日の前日等を意味する。
図4のデータ30は、色、サイズが異なれば別データで表され、1データで、ある商品につき1単品/1単位を表す。同色、同サイズの商品が100点あるとすれば、それに対応するデータ数は100となる。データ30は、送受信データ量管理・制限装置1を介して受信側端末3にて受信された後、商品マスタファイルに追加される。
例えば、同一の商品についてある期日以降は割引した価格で販売するとき、先の「売価」に割引後の価格データを、「有効日」に割引を開始する日時のデータを入力したデータ30が、割引前のデータ30とは別に送信される。割引前の商品についてのデータと割引後の商品のそれとは別個のデータであり、受信側企業である小売においては、例えば売価の異なるデータ(割引後の商品データ)を受信すると、「更新日時」のデータから、いずれのデータが最新のデータであるかを判断する。送受信データ量管理・制限装置1においては、「更新日時」は、そのデータがいつデータベースに格納されたのかを判定するのに用いる。
図4のデータ30が送信側端末2から送信されると、送受信データ量管理・制限装置1では、データ30の小売企業コードをキーとして、図3のデータテーブル20から対応するデータを検索して求め、求めたデータにおける抽出日時25とデータ30の更新日時とを比較し、更新日時が抽出日時25以降であるデータ30について、図3の最大受信可能件数22および更新された登録件数23に基づいて図2のステップS3で判断を行う。1日毎にデータベース11に登録したデータを受信側端末3に転送する場合を例に挙げると、抽出日時25には、例えば前日の午後8時以降等の、最後に小売にデータ転送した日時に関する情報が格納されている。送受信データ量管理・制限装置1にて受信したデータ30のうち、その更新日時が前日の午後8時以降であるデータについて、データベースに登録すると、データベース11に登録されたデータ件数(登録件数23)が受信側端末3の1日の最大受信可能件数22を超過するか否かを、図2のステップS3では判定している。
また、ステップS6のエラー通知を受けないようにする為に、送信側企業が事前にその時点での所望の受信側企業が受信可能なデータの残数等を知ることができるようにしてもよい。すなわち、例えば送信側端末2から任意の受信側企業に関する残り件数表示要求があると、送受信データ量管理・制限装置1は、図3のデータテーブル20からその受信側企業に関する残り受信可能件数24を取得してこれを要求元の送信側端末2に通知する。これより、要求元の送信側端末2のディスプレイには、例えば図5に示す画面が表示される。
図5に示すように、複数の受信側企業の情報を一度に表示させることもできる。図5に示す画面40の例において、データ受信側企業名41の欄には、受信側企業の企業名が表示される。尚、これら企業名は、上記小売企業コードに対応付けて予め登録されている。受信可能件数42の欄には残り受信可能件数24の値が表示される。最大受信可能件数43の欄には、最大受信可能件数22の値が表示される。これより、図5では例えば、受信側企業aは、1日に1万件のデータを受信することができ、xx時xx分の時点において、既に4747件のデータをデータベース11に登録されている。したがって、残り(10000−4747)=5253件のデータの登録が可能であることがわかる。
なお、図5の画面表示は、上記事前に行う例に限らない。例えば、ある送信側企業が送受信データ量管理・制限装置1にデータ登録中、装置1は図2のステップS4で残り受信可能件数24が更新される毎に、更新後の件数24をデータ登録中の送信側端末2に通知して表示内容をリアルタイムで更新させるようにしてもよい。これは他の送信側端末2で表示させる場合も同様としてよい。これにより、他の送信側端末2では、受信可能件数42の値が随時更新されていく様子を見ることで、別の送信側企業が現在データ登録中であることを知ることができる。
このように、本実施例の送受信データ量管理・制限装置1によれば、各受信側企業毎にその受信側企業に関して既に登録されたデータ数あるいは残りの登録が可能なデータ数についての情報を、複数の送信側企業間で共有することができる。このため、受信側企業から複数の送信側企業の各々に連絡をとる必要がなくなり、送信側企業は、データを受信側企業に向けて送信する前に送受信データ量管理・制限装置1のデータベースを参照し、所望の受信側企業に関するデータの登録状況を把握することができる。また、受信側企業があとどれだけのデータを受信できるのかも把握することができるため、適切な量のデータを送信することができる。
加えて、データの送信側企業において、受信側企業のデータ登録状況が把握され、適切な量のデータが送信されるため、通信上の無駄なトラフィックを抑制することもできる。
以下、実施例2について説明する。
実施例2は、複数のデータ送信側企業からのデータ登録を偏りなく行うために、優先順位をつけたデータ登録のための制御処理を実行する点で、実施例1と異なる。以下、実施例1と異なる点について説明する。なお、図1の構成、図2のフローチャートの処理、図3、図4のデータ等については、実施例1と同様であるため、ここではその説明を割愛する。
実施例2では、任意の送信側端末2からデータ30が送られてくると、図6の処理を行うことで、ほぼ同時期に複数の送信側端末2からデータ登録依頼があった場合に、優先順位が高いほうの送信側企業を優先的にデータベース11へデータ登録させる。
図6は、優先順位制御処理のフローチャートである。
図6の処理は、まず、ステップS11で、図3において当該データの宛先の受信側企業に関する残り受信可能件数24を参照して、残り受信可能件数24が所定件数以下になっているか否かを判定する。尚、この所定件数は予め設定しておく。もし、所定件数以下ではない場合(ステップS11、NO)、そのまま、ステップS16のデータ登録処理を行う。このステップS16の処理は図2に示す処理である。つまり、実施例2の処理は、残り受信可能件数24が所定件数以下になるまでの間は、実施例1の処理と同じである。
一方、残り受信可能件数24が所定件数以下である場合には(ステップS11、YES)、ステップS12で、他の送信側企業のデータ登録処理が実行中であるか否かを判定する。
ステップS12でYES、すなわち他の送信側企業が同じ受信側企業に対してデータ登録処理実行中のとき、ステップS13で、例えば、その受信側企業に関する過去の(例えば10日前から前日までの)送信側企業毎のデータ登録の実績(以下、登録実績とする)を算出する。そして、この算出結果に基づいて、過去に登録件数の少ない送信側企業ほど、優先順位が高くなるように優先順位を設定する。一方、ステップS12でNO、すなわち他の送信側企業はデータ登録処理実行中でないとき、ステップS16で、実施例1で説明した通常のデータ登録処理を行い、処理を終了する。
ステップS14では、ステップS13で算出されたデータ登録実績を基に、データ登録を行おうとしている送信側企業のうちで、自らは優先順位が1番であるか否かを判定する。1番でない場合は、ステップS15で、優先順位の高い他の送信側企業のデータ登録処理が完了するのを待ち、完了したらステップS14に戻り、以下、優先順位が1番になるまでステップS14およびステップS15の処理を繰り返す。
ステップS14で、優先順位が1番であると判定されると、処理はステップS16に進み、図2のデータ登録処理を行い、図6の処理を終了する。但し、特に図示していないが、ステップS16の処理中に他の送信側企業がデータ登録しようとした場合には、再びステップS13、S14の処理を行い、もし自己の優先順位が低ければ、ステップS16の処理を一時中断して、他の送信側企業のデータ登録が終わるまで待つことになる。
ここで上記ステップS13の登録実績の求め方の具体例を説明する。例えば、各データ30をデータベース11に登録する際に、このデータ30のメーカ企業コードおよびその更新日時を読み出して別途記録しておく。そして、上記ステップS13では、送信側企業毎に、更新日時が、例えば10日前から前日までの間の何れかの日であるものの数をカウントすることで、各メーカ(送信側企業)の登録実績が得られる。ここでは、10日分のデータをデータベースに登録するのではなく、登録データの「更新日時」から、日ごとの登録数を求めている。登録実績の値の小さいものから順に優先順位を高くする等により、得られた登録実績に基づいて、上記の優先順位を決定することができる。
なお、本実施例においては、登録実績として10日前から前日までにデータベース11に登録したデータ数が少ない企業から順に優先順位を高く設定しているが、これに限られない。例えば、図2のデータ登録の際の判定処理で、データベース11への登録データ数が最大受信可能件数を超過したことにより、登録ができなかったデータ数が多い企業から順に優先順位を高く設定することとしてもよい。また、尚、ステップS11の処理を行わないようにしてもよい。
このように、本実施例の送受信データ量管理・制限装置1によれば、データベースに格納されたデータに基づいて、送信側企業間で登録件数の偏りを小さく抑えたデータ登録が可能となる。ある受信側企業において残り登録可能件数が減ってきた場合等、未送信のデータをより多く抱えた送信側企業であっても、優先順位が高く設定され、適切にデータ登録がなされる。
次に以下、実施例3について説明する。
実施例3は、送信側端末2から送信されたデータ30は、基本的には無条件で全て送受信データ量管理・制限装置1のデータベース11に格納される。そして、データベース11に格納されたデータ30を、残り受信可能件数24が0になるまで受信側端末3に転送し続ける。つまり、データベース11へのデータ登録を行う際には登録データ件数を制限することなく、受信側端末3へのデータ転送を行う際に転送データ件数を制限するようにした点で先の実施例と異なる。但し、何れの実施例を用いても、受信側企業から見れば、結果的には、受信側企業に対して所定期間毎(例えば1日当たり)に送られてくるデータ件数が最大受信可能件数22以内となるように制限される点は一緒である。
尚、上記「基本的には無条件で全て」と言っているのは、データベース11の容量一杯までデータ登録された状態では、当然、それ以上のデータ登録はできないからである。その意味で、実施例3は、データベース11が比較的大容量である場合に向いている。
データベース11に登録したデータは、各所定期間毎に(例えば1日毎に)、最大受信可能件数22を上限として、例えばデータベース11へ登録した日時が古い順に受信側端末3に転送してもよいが、例えば受信側企業において時期的に先に使用されるデータから順に抽出して転送することが、送信側企業、受信側企業の双方にとっても好ましい。つまり、例えばある受信側企業(小売)で販売させる製品について、ある日以降から価格を変更する為に変更後の価格を記したデータ30を送りたい場合、例えばメーカAとメーカBが同日にデータベース11に登録したが、メーカAはその2日後、メーカBはその翌日から価格変更を行いたいとするならば、メーカBのデータを優先的に転送させるようにしなければ問題が起こる可能性がある。尚、例えば上記価格を変更する日が、図4に示す「有効日」である。
図7は、本実施例に係るデータの送信制御のフローチャートである。同図を参照して、データベース11に登録されたデータを受信側装置3に対して転送する際の、転送するデータの順序の決定処理について説明する。なお、本実施例においては、データベース11の容量は、送信側端末2から送信されたデータ全てを登録することができるほどに十分大きいこととする。
ステップS21では、その所定期間内に(例えばその日に)送受信データ量管理・制限装置1からある受信側企業に向けて転送されたデータ数である送信件数の初期設定を行う(初期値値0を設定する)。ここで、特に図示はしないが、本実施例では上記図3の登録件数23に代えて上記送信件数を用いるが、意味的には両者はほぼ同じである。ただ、データベース11に登録する際にカウントするか、データベース11から転送する際にカウントするかの違いである。
ステップS22では、その受信側企業宛のデータを、使用開始日付順(昇順)にソートする。使用開始日付とは、そのデータが受信側企業において適用される日時であり、例えば図3の「有効日」のことである。そして、上記ソートされたデータについてステップS23〜S25の処理を繰返し実行する。すなわち、ステップS23の処理は、上記ソートされたデータを先頭(使用開始日付が最も早いデータ)から順に取り出して宛先の受信側端末2に転送する処理である。
そして、ステップS23で1件転送する毎に、ステップS24で、上記送信件数>最大受信可能件数22であるか否かを判定する。つまり、その時点での転送データ件数が、受信側企業がその所定期間内に受信可能な件数以下であるか否かを判定する。もし、送信件数≦最大受信可能件数22である場合には(ステップS24、NO)、ステップS25に進む。ステップS25では、送信件数を1加算し、送受信データ量管理・制限装置1のデータベース11から、転送したデータを消去する。データの消去後、処理はステップS23に戻り、以降、受信側企業の受信データ数が受信可能件数を超過するまでステップS23からステップS25の処理を繰り返す。ステップS24で受信データ数が受信可能件数を超過したと判定されると(ステップS24、YES)、図7の処理を終了する。尚、厳密に言えば、図7に示す処理例では、転送データ件数は、最大受信可能件数22を1件上回ってしまうので、ステップS23とS25の処理を入れ替えてもよいし、最大受信可能件数22を1件少なくしておいてもよい。また、送信件数が最大受信可能件数と等しくなった時点で、図7の処理を終了することとしてもよい。
なお、上記処理においてはステップS25の処理の後、ステップS23に戻っているが、これに限られない。例えば、ステップS22に戻り、1件のデータを送信している間にデータベース11に新たに登録されたデータも含めてソートし直すこととしてもよい。また、尚、図7の処理終了後に、各送信側端末2に対して、何件転送したかを(更にその有効日等も)通知するようにしてもよい。
図7の処理は、送受信データ量管理・制限装置1がそのデータ送受信を管理する複数の受信側企業のうち、各々の受信側企業について実行される。受信側企業は、予め送信側企業がデータベース11に登録しておいたデータを、自らの受信側装置のデータ容量を超えることなく、データの受信が可能である。
なお、図7の処理は、例えば、ある受信側企業について、データの登録件数が所定の値を超過したことを契機として実行させることとしてもよい。送受信データ量管理・制限装置1のデータベース11にかかる負荷を抑制することができる。
このように、本実施例の送受信データ量管理・制限装置1によれば、送信側企業から送信されたデータを一旦データベースに格納しておき、受信側企業においてデータの受信が可能なときに、適用される日時の早いデータから順に、送受信データ量管理・制限装置1から受信側企業に向けて送信される。このため、受信側企業のシステム容量を超えることなく受信側企業にデータが送信され、データの送受信が効率よく行える。更に、データ転送されないまま受信側企業でそのデータが必要となる日(有効日)を過ぎてしまうという事態が起こる可能性を極めて低くすることができる。
次に、以下、実施例4について説明する。
実施例3では上記の通り有効日を過ぎてしまう可能性を低くできるが、緊急を要する場合、例えば有効日当日にデータベース11へのデータ登録を行った場合、このデータ登録時に既に図7の処理を行っており且つ最大受信可能件数22までデータ転送していた場合等には対応できない。
これより、実施例4では、予め別枠を設けておくことで、緊急事態に対応できるようにする。例えば、ある受信側企業について、最大受信可能件数が5万件であった場合、最大受信可能件数22は例えば4万5千件に設定しておき、残りの5千件は別枠としてとっておく。尚、この別枠は、全ての送信側企業が使えるものとしてもよいが、ここではその受信側企業が予め指定した送信側企業(以下、緊急ルート許可企業と呼ぶ)のみが別枠を使えるものとして説明する。尚、ここでは、実施例1に適用したものとして説明するが、実施例3にも適用できる。
図8は、緊急ルートを用いるデータ登録処理のフローチャート図である。
まず、例えばステップS6のエラー通知が行われ、あるいは図5の表示を参照することで通常ルートではこれ以上データ登録できないことを知った送信側の担当者等が、受信側企業に電話等で緊急ルートの利用の要請とそのデータ件数等を通知すると、受信側企業の担当者等が、受信側端末2を操作して送受信データ量管理・制限装置1に対して、上記要請を行った送信側企業を上記緊急ルート許可企業として設定すると共に、その送信側企業が送信することのできる緊急送信可能件数を、設定する(ステップS31)。また、緊急データ登録件数を0クリアしておく。尚、上記緊急送信可能件数は、例えば上記例のように別枠が5千件である場合、この5千件のうち未登録の件数を上限として(例えば既に緊急ルートで2千件登録されていた場合は3千件を上限とする)、上記通知されたデータ件数分を設定させるようにしてもよい。あるいは、逐一設定するのではなく、予め、5千件のうち、例えば送信側企業Aには1500件、送信側企業Bには2700件などというように割り当てを決めておくようにしてもよい。あるいは、緊急送信可能件数は5千件固定としてもよい(但し、その場合、上記緊急データ登録件数の0クリアは、例えば所定期間の最初にのみ行う)。この様に、やり方は様々であってよく、1つの例に限定されるものではない。
送受信データ量管理・制限装置1は、上記設定が行われた後、任意の送信側端末2からデータ30が送られてくると、ステップS32で、この送信元の送信側企業が、上記緊急ルート許可企業であるか否かを判定する。もし緊急ルート許可企業ではない場合、つまりもし上記緊急ルート利用要請を行った送信側企業以外の送信側企業がデータ登録を行おうとした場合には(ステップS32、NO)、ステップS38で、その送信側企業については緊急ルートでのデータ転送が不可能である旨のエラー通知を送信側企業に対して行い、処理を終了する。
ステップS32でYESの場合、処理はステップS33以降に進む。ここでは、データの送信側企業から送られてきたデータ群の各データについて、ステップS33〜S36の処理を繰返し実行するものとする。まず、1件のデータをデータベース11へ登録し(ステップS33)、上記緊急データ登録件数を更新(+1インクリメント)する(ステップS34)。そして、更新後の緊急データ登録件数>緊急送信可能件数である場合には(ステップS35、YES)、ステップS38のエラー通知を行って処理を終了する。一方、緊急データ登録件数≦緊急送信可能件数である場合には(ステップS35、NO)、ステップS33の処理に戻り、エラーにならない限り、次以降の各データについて同じ処理を繰返し実行する。そして、緊急ルート許可企業から送られてきたデータ全てについてデータベース11に登録し終えた場合には(ステップS36、YES)、ステップS37で、緊急登録設定の解除を行い、緊急ルートの送信を許可された送信側企業および送信側企業が送信することのできる緊急送信可能件数についてのデータを消去し、処理を終了する。
このように、本実施例の送受信データ量管理・制限装置1によれば、受信側企業が指定したタイミングで、受信側企業が指定した送信側企業が、受信側企業が指定した件数分までデータを送信することを許可される。ある受信側企業へのデータ送信が集中している場合等であっても、特に優先してデータ登録を行わせる必要のある送信側企業について、受信側企業のシステムの許容範囲内でデータ送信を行わせることができる。
ところで、図1の送受信データ量管理・制限装置1は、例えば、図9に示すような情報処理装置(コンピュータ)を用いて構成することができる。図9の情報処理装置は、CPU(中央処理装置)1001、メモリ1002、入力装置1003、出力装置1004、外部記憶装置1005、媒体駆動装置1006、ネットワーク接続装置1007を備え、それらはバス1008により互いに接続されている。
メモリ1002は、例えば、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)等を含み、処理に用いられるプログラムおよびデータを格納する。CPU1001は、メモリ1002を利用してプログラムを実行することにより、必要な処理を行う。
図1のデータベース11は、メモリ1002に対応する。また、図1の算出部12、判定部13および通知部14は、メモリ1002に格納されたプログラムを実行することにより実現される機能に対応する。
入力装置1003は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル等であり、送受信データ量管理・制限装置1の管理者等のオペレータからの指示や情報の入力に用いられる。出力装置1004は、例えば、ディスプレイ、プリンタ、スピーカ等であり、送受信データ量管理・制限装置1の管理者等のオペレータへの問い合わせ、アラーム、処理結果等の出力に用いられる。
外部記憶装置1005は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、テープ装置等である。情報処理装置は、この外部記憶装置1005に、上記プログラムおよびデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモリ1002にロードして使用する。
媒体駆動装置1006は、可搬記録媒体1009を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬記録媒体1009は、メモリカード、フレキシブルディスク、CD−ROM(compact disk read only memory)、光ディスク、光磁気ディスク等の任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。オペレータは、この可搬記録媒体1009に上記プログラムおよびデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモリ1002にロードして使用する。
ネットワーク接続装置1007は、LAN(local area network)、インターネット等の任意の通信ネットワークに接続され、通信に伴うデータ変換を行う。ネットワーク接続装置1007を介して、図1のメーカから送信されたデータの受信や小売へのデータの転送、およびメーカへのエラーや残り登録可能件数等の通知がなされる。また、情報処理装置は、必要に応じて、上記プログラムおよびデータを外部の装置からネットワーク接続装置1007を介して受け取り、それらをメモリ1002にロードして使用する。
図10は、図9の情報処理装置にプログラムおよびデータを供給することのできるコンピュータ読み取り可能な記録媒体を示している。可搬記録媒体1009やサーバ1101のデータベース1103に格納されたプログラムおよびデータは、情報処理装置1102のメモリ1002にロードされる。サーバ1101は、そのプログラムおよびデータを搬送する搬送信号を生成し、ネットワーク上の任意の伝送媒体を介して情報処理装置1102に送信する。CPU1001は、そのデータを用いてそのプログラムを実行し、必要な処理を行う。
以上、本発明の送受信データ量管理・制限装置1、送信データ数制限方法、およびその方法を実行するプログラムによれば、ある受信側企業におけるデータの登録状況に関する情報が、データベースを参照することにより、複数の送信側企業間で共有される。このため、送信側企業においては、データを送信する前に、データベースを参照して、受信側企業があとどれだけのデータを受信できるのかを把握することができる。また、データの受信側企業においてあとどれだけのデータを受信できるのかを把握した上で適切な量のデータを送信することができる。送信側企業にとってはデータ再送の手間が不要になり、受信側企業にとっては、システムの復旧、送信側企業に連絡する手間が不要になる。このため、効率的にデータの送受信が行える。
(付記1)
コンピュータに、
予め各受信側端末が各所定期間毎にその期間内に受信可能なデータ件数の上限である最大受信可能件数を記憶部に登録させる登録処理と、
任意の送信側装置から任意の受信側装置へ送信すべきデータ群が送られてくる毎に、既にデータベースに登録済みのデータ件数と併せて前記最大受信可能件数を超えない範囲で前記データ群のデータベースへの登録を許可し、前記データ群のうち登録を許可しないデータが1以上あった場合には前記任意の送信側装置に登録不許可を通知するデータ登録制限処理と、
前記所定期間内の任意のときに、前記データベースに登録されたデータ群を受信側装置に転送するデータ転送処理と、
を実現させる為のプログラム。
(付記2)
任意の前記受信側装置に関して、ある時点において前記データベースに更に登録可能な件数である残り受信可能件数を、任意の前記送信側装置に通知する通知処理を更に前記コンピュータに実行させ、
同時期に複数の送信側装置から同一の受信側装置に送信すべきデータ群が送られてきた場合、過去の登録データ件数に基づいて優先順位を決め、優先順位が高い送信側装置から順に前記データ登録制限処理を実行させることを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記3)
コンピュータに、
予め各受信側装置が各所定期間毎にその期間内に受信可能なデータ件数の上限である最大受信可能件数を記憶部に登録させる登録処理と、
任意の送信側装置から任意の受信側装置へ送信すべきデータ群が送られてくる毎に、該データ群をデータベースに登録するデータ登録処理と、
前記所定期間内の任意のときに受信側装置毎に、前記最大受信可能件数を超えない範囲で前記データベースに登録されたデータ群を、その宛先の受信側装置に転送する転送処理と、
を実現させる為のプログラム。
(付記4)
前記データ群の各データは、そのデータが受信側において適用される日である有効日を有しており、
前記転送処理は、前記有効日が当該転送処理を行う日に近いデータから優先的に行うことを特徴とする付記3記載のプログラム。
(付記5)
前記最大受信可能件数を、本来の受信可能な最大件数より少なく設定し、その分を緊急送信可能件数として設定しておき、
ある受信側装置に対してこの受信側が許可した送信側装置から前記データ群が送られてきた場合には、前記最大受信可能件数に対する既存の登録データ件数に係わらず、前記緊急送信可能件数を超えない範囲で前記送られてきたデータ群をデータベースに登録し又は前記宛先の受信側装置に転送することを特徴とする付記1〜4の何れかに記載のプログラム。
(付記6)
予め各受信側端末が各所定期間毎にその期間内に受信可能なデータ件数の上限である最大受信可能件数を記憶部に登録させる登録手段と、
任意の送信側装置から任意の受信側装置へ送信すべきデータ群が送られてくる毎に、既にデータベースに登録済みのデータ件数と併せて前記最大受信可能件数を超えない範囲で前記データ群のデータベースへの登録を許可し、前記データ群のうち登録を許可しないデータが1以上あった場合には前記任意の送信側装置に登録不許可を通知するデータ登録制限手段と、
前記所定期間内の任意のときに、前記データベースに登録されたデータ群を受信側装置に転送するデータ転送手段と、
を備えることを特徴とする送受信データ量管理・制限装置。
(付記7)
予め各受信側装置が各所定期間毎にその期間内に受信可能なデータ件数の上限である最大受信可能件数を記憶部に登録させる登録手段と、
任意の送信側装置から任意の受信側装置へ送信すべきデータ群が送られてくる毎に、該データ群をデータベースに登録するデータ登録手段と、
前記所定期間内の任意のときに受信側装置毎に、前記最大受信可能件数を超えない範囲で前記データベースに登録されたデータ群を、その宛先の受信側装置に転送する転送手段と、
を備えることを特徴とする送受信データ量管理・制限装置。
(付記8)
コンピュータに、
予め各受信側端末が各所定期間毎にその期間内に受信可能なデータ件数の上限である最大受信可能件数を記憶部に登録させる登録処理と、
任意の送信側装置から任意の受信側装置へ送信すべきデータ群が送られてくる毎に、既にデータベースに登録済みのデータ件数と併せて前記最大受信可能件数を超えない範囲で前記データ群のデータベースへの登録を許可し、前記データ群のうち登録を許可しないデータが1以上あった場合には前記任意の送信側装置に登録不許可を通知するデータ登録制限処理と、
前記所定期間内の任意のときに、前記データベースに登録されたデータ群を受信側装置に転送するデータ転送処理と、
を実現させる為のプログラムを記録した、前記コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
(付記9)
コンピュータに、
予め各受信側装置が各所定期間毎にその期間内に受信可能なデータ件数の上限である最大受信可能件数を記憶部に登録させる登録処理と、
任意の送信側装置から任意の受信側装置へ送信すべきデータ群が送られてくる毎に、該データ群をデータベースに登録するデータ登録処理と、
前記所定期間内の任意のときに受信側装置毎に、前記最大受信可能件数を超えない範囲で前記データベースに登録されたデータ群を、その宛先の受信側装置に転送する転送処理と、
を実現させる為のプログラムを記録した、前記コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
(付記10)
予め各受信側端末が各所定期間毎にその期間内に受信可能なデータ件数の上限である最大受信可能件数を記憶部に登録させる登録処理と、
任意の送信側装置から任意の受信側装置へ送信すべきデータ群が送られてくる毎に、既にデータベースに登録済みのデータ件数と併せて前記最大受信可能件数を超えない範囲で前記データ群のデータベースへの登録を許可し、前記データ群のうち登録を許可しないデータが1以上あった場合には前記任意の送信側装置に登録不許可を通知するデータ登録制限処理と、
前記所定期間内の任意のときに、前記データベースに登録されたデータ群を受信側装置に転送するデータ転送処理と、
を含むことを特徴とする送受信データ労管理・制限方法。
(付記11)
予め各受信側装置が各所定期間毎にその期間内に受信可能なデータ件数の上限である最大受信可能件数を記憶部に登録させる登録処理と、
任意の送信側装置から任意の受信側装置へ送信すべきデータ群が送られてくる毎に、該データ群をデータベースに登録するデータ登録処理と、
前記所定期間内の任意のときに受信側装置毎に、前記最大受信可能件数を超えない範囲で前記データベースに登録されたデータ群を、その宛先の受信側装置に転送する転送処理と、
を含むことを特徴とする送受信データ量管理・制限方法。
本発明の原理図である。 実施例1に係る送受信データ量管理・制限装置1の基本動作のフローチャートである。 送信側企業から送信されるデータの構造図である。 受信側企業がデータベースに登録するデータの構造図(その1)である。 送信側企業に通知する画面の例である。 実施例2の送信制御処理のフローチャートである。 実施例3の送信制御処理のフローチャートである。 実施例4の送信制御処理のフローチャートである。 本発明の送受信データ量管理・制限装置1の、情報処理装置の構成図である。 情報処理装置にプログラムおよびデータを供給することのできるコンピュータ読み取り可能な記録媒体を説明する図である。 既存のメーカと小売とのデータの送受信を説明する図である。 従来技術に係る生産/流通管理システムを説明する図である。
符号の説明
1 送受信データ量管理・制限装置1
2 メーカ端末
3 小売端末
11 データベース
12 算出部
13 判定部
14 通知部
20 データテーブル
30 データ
40 画面

Claims (3)

  1. 送信側装置から受け取ったデータをデータベースに一旦格納した後、受信側装置に転送するコンピュータで用いられるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    予め各受信側装置が各所定期間毎にその期間内に受信可能なデータ件数の上限である最大受信可能件数を、各受信側装置から通知を受けて記憶部に登録する登録処理と、
    任意の送信側装置から任意の受信側装置へ送信すべきデータ群が送られてくる毎に、既にデータベースに登録済みの、対応する受信側装置に送信すべきデータ件数と併せて前記最大受信可能件数を超えない範囲で前記データ群のデータベースへの登録を許可し、前記データ群のうち登録を許可しないデータが1以上あった場合には前記任意の送信側装置に登録不許可を通知するデータ登録制限処理と、
    前記所定期間内の任意のときに、前記データベースに登録されたデータ群を受信側装置に転送するデータ転送処理と、
    送信側装置から受信側装置の残りの受信可能件数の表示の要求があると、要求が送られた先の受信側装置の前記データベースに更に登録可能な残り受信可能件数を、要求元の前記送信側装置に通知する通知処理と
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  2. 同時期に複数の送信側装置から同一の受信側装置に送信すべきデータ群が送られてきた場合、過去の登録データ件数に基づいて優先順位を決め、優先順位が高い送信側装置から順に前記データ登録制限処理を実行させることを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  3. 前記最大受信可能件数を、本来の受信可能な最大件数より少なく設定し、その分を緊急送信可能件数として設定しておき、
    ある受信側装置に対してこの受信側が許可した送信側装置から前記データ群が送られてきた場合には、前記最大受信可能件数に対する既存の登録データ件数に係わらず、前記緊急送信可能件数を超えない範囲で前記送られてきたデータ群をデータベースに登録し又は前記宛先の受信側装置に転送することを特徴とする請求項1記載のプログラム。
JP2004133691A 2004-04-28 2004-04-28 送受信データ量管理・制限装置、そのプログラム Expired - Fee Related JP4381879B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004133691A JP4381879B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 送受信データ量管理・制限装置、そのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004133691A JP4381879B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 送受信データ量管理・制限装置、そのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005316705A JP2005316705A (ja) 2005-11-10
JP4381879B2 true JP4381879B2 (ja) 2009-12-09

Family

ID=35444068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004133691A Expired - Fee Related JP4381879B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 送受信データ量管理・制限装置、そのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4381879B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109150763A (zh) * 2018-08-29 2019-01-04 百度在线网络技术(北京)有限公司 无人车消息传输方法、装置、设备、存储介质和车辆

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005316705A (ja) 2005-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8100325B2 (en) System and method for facilitating sales utilizing customer relationship management technology
CN102546590A (zh) 基于动态服务响应时间向服务器分配流量的系统和方法
CN101783003A (zh) 电子优惠券处理系统
CN100471178C (zh) 电子邮件组播设备
TWI467507B (zh) Information processing devices, information processing methods and programs
US20220172196A1 (en) Electronic money exchanging apparatus, electronic money exchanging method, and electronic money exchanging system
JP2007265365A (ja) クーポン配信システム、管理サーバ、クーポン配信方法及びプログラム
KR101848845B1 (ko) 고객 접촉 시스템 및 방법
WO2018169083A1 (ja) 中継装置及びプログラム
JP5316225B2 (ja) 店舗管理システム及びその制御方法
KR20150031349A (ko) 주문 시스템 및 방법
JP4381879B2 (ja) 送受信データ量管理・制限装置、そのプログラム
JP5087951B2 (ja) 商品交換プログラム、商品交換方法、商品交換装置
JP6500521B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
CN103164801A (zh) 信息处理装置以及信息处理系统
JP2021168165A (ja) 中継装置及び中継方法
JP5973837B2 (ja) 物品配送支援システム
JP2017167620A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP5049866B2 (ja) 情報提供システム、情報提供装置、情報提供方法及び情報処理プログラム
JP5785350B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体
JP7230458B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、プログラム、及び推奨商品判定方法
US20220138673A1 (en) Server, reservation confirmation method, and program
JP5249962B2 (ja) 複数のトランザクションを統合するトランザクション管理サーバ、システム及び方法
JP2003323551A (ja) 保険商品取扱い代理業務支援システム
JP2008293454A (ja) 予約問合せシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090915

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090916

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4381879

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees