JP4380730B2 - 冷凍サイクル装置のコンプレッサの吸入圧力推定装置 - Google Patents

冷凍サイクル装置のコンプレッサの吸入圧力推定装置 Download PDF

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Description

本発明は、冷凍サイクル装置のコンプレッサの吸入圧力推定装置に関する。
従来、走行用エンジンにより駆動されて冷媒を圧縮するコンプレッサと、このコンプレッサから吐出される高温高圧冷媒を冷却する冷却器と、冷却器により冷却された冷媒を減圧する減圧器と、この減圧器により減圧された冷媒を蒸発させるエバポレータとを備える車両用冷凍サイクル装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このものにおいては、エバポレータに向けて送風する送風機を備え、エバポレータでは、冷媒が送風機から送風される空気から吸熱して蒸発することになる。このため、送風機から送風される空気はエバポレータ内の冷媒により冷却されることになる。
特開2000−142094号公報
本発明者は、上述の車両用冷凍サイクル装置のエバポレータ内において、冷媒が気液二相状態であるため、冷媒温度と冷媒圧力が1対1で特定される関係にあることに着目して、エバポレータから吹き出される空気温度を検出するサーミスタの検出値に基づいて、エバポレータ内の冷媒圧力、ひいてはコンプレッサの吸入圧力を推定することを検討した。
この発明者の検討によれば、コンプレッサ起動後、実際の冷媒温度に対してサーミスタの検出値は遅れ(応答遅れ)が生じる。この遅れの原因はエバポレータおよびサーミスタのそれぞれの熱容量がある。
したがって、サーミスタの検出値に基づいてエバポレータ内の冷媒圧力を推定しても、その推定値は、実際の冷媒圧力に対して遅れが生じていることになる。すなわち、エバポレータ内の冷媒圧力、ひいてはコンプレッサの吸入圧力を精度良く推定することができない。
本発明は、上記点に鑑み、コンプレッサの吸入圧力を精度良く推定することができる新規な冷凍サイクル装置のコンプレッサの吸入圧力推定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、冷媒を吸入、圧縮して吐出するコンプレッサ(2)と、
前記コンプレッサから吐出される冷媒を冷却する冷却器(3)と、
前記冷却器により冷却された冷媒を減圧する減圧器(5)と、
前記減圧器により減圧された冷媒を空気からの吸熱により蒸発させるエバポレータ(6)と、を備える冷凍サイクル装置のコンプレッサの吸入圧力推定装置であって、
前記エバポレータの表面温度を検出する温度センサ(13)と、
前記温度センサの検出温度に基づいて設定された関数に基づいて、前記エバポレータ内の冷媒温度を推定する第1の冷媒温度推定手段(S100)と、
前記第1の冷媒温度推定手段により推定される冷媒温度に基づいて前記コンプレッサの冷媒吸入圧力を推定する圧力推定手段(S180)と、を備え、
前記関数は、前記エバポレータの表面温度の変化率に基づいて前記エバポレータ内の冷媒温度を推定する一次進み関数であることを第1の特徴とする。
これにより、エバポレータ内の推定温度を精度良く求めることができるので、コンプレッサの吸入圧力を精度良く推定することができる新規な冷凍サイクル装置のコンプレッサの吸入圧力推定装置を提供することができる。
本発明では、前記第1の冷媒温度推定手段とは異なる手段によって前記エバポレータ内の冷媒温度を推定する第2の冷媒温度推定手段(S160)と、
前記コンプレッサ起動後の所定期間(Tp1)は、前記第2の冷媒温度推定手段で推定された値を推定温度として用い、所定期間(Tp1)経過後は、前記第1の冷媒温度推定手段で推定された値を推定温度として用いるように設定する設定手段(S170)と、を備えることを第2の特徴とする。
具体的には、本発明は、前記第2の冷媒温度推定手段(S160)は、前記エバポレータ内の冷媒の推定温度と時間との関係を示す一次遅れ関数を用いて、前記コンプレッサが起動してある時間経過後における前記エバポレータ内の冷媒温度を推定するものであり、
前記一次遅れ関数は、前記エバポレータ内の冷媒の推定温度をY軸として時間をX軸とするX−Y座標において、前記温度センサ(13)によって検出された前記コンプレッサが起動時における前記エバポレータ(6)の表面温度と、予め推定される前記コンプレッサが起動して所定時間(Ts)後の冷媒温度である推定目標温度(Tefin_C)を下側に凸となる曲線で結ぶ関数であることを第3の特徴とする。

ここで、コンプレッサ起動後の所定期間(Tp1)の間においては、一次遅れ関数の推定される推定温度は、一次進み関数の推定される推定温度に比べて、その推定精度が高い。
そこで、本発明では、コンプレッサ起動後の所定期間(Tp1)の間には、第2の冷媒温度推定手段で推定される冷媒温度を実際の推定温度とし、所定期間(Tp1)以降では、前記第1の冷媒温度推定手段で推定される冷媒温度を実際の推定温度とすることにより、より一層、精度の良い推定温度を求めることができる。したがって、コンプレッサの吸入圧力を、より一層、精度良く推定することができる。
本発明では、前記温度センサ(13)より前記エバポレータの温度を一定期間毎にサンプリングするサンプリング手段(S90)を備え、前記一定期間(Δt)は1sec以上に設定されていることを第4の特徴とする。
これにより、前記温度センサ(13)の検出温度のサンプリング値の時間経過に伴う変化が滑らかになるので、コンプレッサの吸入圧力を推定する上で好適になる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下本発明の一実施形態を図に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態の車両空調装置の冷凍サイクル装置1の全体構成図である。冷凍サイクル装置1には冷媒を吸入、圧縮、吐出するコンプレッサ2が備えられている。
ここで、コンプレッサ2は、電磁クラッチ9、ベルト10等を介して車両走行用エンジン11により駆動される。コンプレッサ2は可変容量型コンプレッサである。
コンプレッサ2から吐出された高温、高圧のガス冷媒はコンデンサ3に流入し、このコンデンサ(冷却器)3は、ガス冷媒を冷却ファン(図示省略)より送風される外気により冷却する。コンデンサ3で凝縮した冷媒は次に受液器(気液分離器)4に流入し、受液器4では、気相冷媒と液相冷媒とを分離して余剰冷媒(液相冷媒)を蓄える。この受液器4からの液相冷媒は膨張弁5(減圧器)により低圧に減圧される。
膨張弁5からの低圧冷媒は、エバポレータ6に流入する。このエバポレータ6は車両用空調装置の空気通路を構成する空調ケース7内に設置され、エバポレータ6に流入した低圧冷媒は電動送風機12から送風される送風空気から吸熱して蒸発する。膨張弁5はエバポレータ6の出口冷媒の温度を感知する感温部5aを有する温度式膨張弁であり、エバポレータ6の出口冷媒の過熱度を所定値に維持するように弁開度(冷媒流量)を調整するものである。
上記したサイクル構成部品(1〜6)の間はそれぞれ冷媒配管8によって結合され閉回路を構成している。
送風機12は、空調ケース7内に配置されており、周知の内外気切替箱(図示せず)から吸入された車室内の空気(内気)または車室外の空気(外気)が送風機12により空調ケース7内を車室内へ向かって送風される。空調ケース7内のうち、エバポレータ6の空気吹出直後の部位には、エバポレータ6を通過した直後の吹出空気温度をエバポレータ6の表面温度として検出するサーミスタからなる温度センサ13が設けられている。
エバポレータ6の下流側にはヒータユニット20が配置されており、ヒータユニット20は、エバポレータ6により冷却された空気をエンジン冷却水(温水)により加熱する。ヒータユニット20の側方にはエバポレータ6から吹き出される冷風をバイパスして流すバイパス通路24が設けられており、ヒータユニット20の上流側にはエアミックスドア22が設けられている。
エアミックスドア22は、ヒータユニット20に流入する空気量とバイパス通路24に流入する空気量との比率を調整することにより、車室内に吹き出す空気温度を調整する。エアミックスドア22は、サーボモータ(図示省略)により駆動される。
空調用電子制御装置(A/CECU)14には、車室内空調の自動制御のためのセンサ群16の検出信号、及び空調操作パネル17の操作スイッチ群の操作信号が入力される。
なお、電子制御装置14は、高圧センサ18、流量センサ35(後述する)、および温度センサ13とともに、特許請求範囲に記載の「冷凍サイクル装置のコンプレッサの吸入圧力推定装置」を構成する。
センサ群16は、具体的には内気センサ、外気センサ、日射センサ、エンジン水温センサ等であり、空調操作パネル17の操作スイッチ群は、具体的には、温度設定スイッチ、風量設定スイッチ、コンプレッサ2の起動指令を出すエアコンスイッチ等である。
電子制御装置14には高圧センサ18の検出信号が入力するようになっている。高圧センサ18は、冷凍サイクル装置1においてコンプレッサ2の冷媒吐出側と膨張弁5の冷媒入口側との間の高圧側の冷媒圧力を検出する。図示の例では、高圧センサ18をコンデンサ3の出口側冷媒配管に設けている。
次に、本実施形態のコンプレッサ2の内部構成について図2を参照して説明する。
コンプレッサ2のハウジング2aには、冷媒を吸入する吸入口31と冷媒を吐出する吐出口37とが設けられており、ハウジング2a内には、圧縮機構32が配置されている。この圧縮機構32は、吸入口31を介して吸入した冷媒を圧縮する。オイルセパレータ33は、圧縮機構32により圧縮された冷媒から潤滑油を分離する。
オイルセパレータ33の下流側には流量センサ35(冷媒流量センサ)が配置されており、流量センサ35は、オイルセパレータ33により潤滑油が除かれた冷媒流量を検出するセンサである。流量センサ35は、オイルセパレータ33からの冷媒流量を絞る絞り35aと、絞り35aの冷媒上流側および冷媒下流側の間の冷媒圧力差を検出する差圧検出機構35bとを備える。流量センサ35を通過した冷媒は逆止弁36を通して吐出口37から吐出される。
電子制御装置14は、当該冷媒圧力差と吐出冷媒密度とに基づいて冷媒流量を算出する(ベルヌーイの定理)。
ここで、吐出冷媒密度を求めるには、本来、高圧圧力と冷媒温度とが必要であるが、高圧圧力の所定範囲内では、高圧圧力と吐出冷媒密度とが1対1で特定される関係にあるため、高圧圧力だけで吐出冷媒密度を特定できることになる。すなわち、当該冷媒圧力差と高圧圧力と吐出冷媒流量とが1対1対1で特定される関係になる。
本実施形態では、電子制御装置14は、流量センサ35の出力(冷媒圧力差)と高圧センサ18の出力(高圧圧力)と吐出冷媒流量との関係を示すマップを記憶するメモリを備える。電子制御装置14は、メモリに記憶されたマップと流量センサ35の出力と高圧センサ18の出力とに基づいて吐出冷媒流量を求めることになる。
次に、電子制御装置14によるコンプレッサ2の冷媒吸入圧力の推定処理について図3を参照して説明する。図3は冷媒吸入圧力の推定処理を示すフローチャートであり、電子制御装置14は、図3のフローチャートにしたがって、コンピュータプログラムを実行する。当該コンピュータプログラムの実行は、イグニッションスイッチIGがオンされると、一定期間Δt毎に開始される。
まず、ステップS90において、温度センサ13の検出温度、高圧センサ20の検出圧力、および流量センサ35の検出冷媒圧力差をそれぞれサンプリングする。高圧センサ20の検出圧力のサンプリング値と流量センサ35の検出冷媒圧力差のサンプリング値と上述のマップに基づいて吐出冷媒流量を求める。以下、温度センサ13の検出値のサンプリング値をTefinとし、吐出冷媒流量をGrとする。
次に、ステップS100において、次の数式(1)にサンプリング値Tefinを代入して補正温度Tefin_fwd(N)を演算する。Nは補正温度の演算回数、T_fは時定数である。
Tefin_fwd(N)=Tefin
+T_f×(Tefin−Tefin_old)/Δt……(1)
ここで、数式(1)は、エバポレータ6内の実際の冷媒温度に対するTefinの遅れを補正した補正温度を求めるための一次進み関数を示している。この一次進み関数は、エバポレータ6の表面温度の変化率に基づいてエバポレータ内の冷媒温度を推定する関数である。Tefin_oldは、前回の補正温度の演算で用いられた温度センサ13の検出値のサンプリング値である。
なお、コンピュータプログラムの実行開始後一回目の補正温度の演算では、Tefin_oldとしてTefinと同一値を用いる。
次のステップS110において、エアコンスイッチ(A/Cスイッチ)が乗員によりONされているか否かを判定する。すなわち、コンプレッサ2の起動が指令されているか否かを判定することになる。
ここで、エアコンスイッチがONされているとき、コンプレッサ2の起動が指令されているとしてYESと判定する。この場合、ステップS120において、カウンタのカウント数Kを1だけインクリメントして(K=K+1)、カウント数K=1とする。
次のステップS130において、カウンタのカウント数K=1であるか否かを判定する。カウント数K=1であるときには、YESと判定して、タイマーのカウントをスタートさせる(ステップS135)。
ここで、タイマーは、エアコンスイッチがONされた後(すなわち、コンプレッサ2の起動後)に経過した時間を計測するためのものであり、以下、タイマーにより計測された計測時間をtimerという。
次のステップS140に移行して、次の数式(2)に基づいてTefin_C1を求める。
Tefin_C1=f1(Tefin_fwd(N))……(2)
ここで、f1(Tefin_fwd)とTefin_fwd(N)とは図4のグラフの関係になっており、このグラフとTefin_fwd(N)とに基づいてTefin_C1を求める。Tefin_C1は、後述するように、一次遅れ関数を用いてTefinの補正温度を求める際に用いる。
図4のグラフでは、Tefin_fwd(N)が低温域(−29.7℃≦Tefin_fwd(N)<10℃)のときf1(Tefin_fwd(N))は最低値(0℃)のまま一定である。Tefin_fwd(N)が高温域(50℃≦Tefin_fwd(N)<59.55℃)のときf1(Tefin_fwd(N))は最高値(20℃)のまま一定である。Tefin_fwd(N)が中間域(10℃≦Tefin_fwd(N)<50℃)のときにはTefin_fwd(N)の上昇に伴ってf1(Tefin_fwd(N))が高くなる。
次のステップS150に移行して、次の数式(3)に基づいてTefin_Cを求める。
Tefin_C=Tefin_C1+f2(timer)……(3)
ここで、f2(timer)とtimerとは図5のグラフの関係になっており、このグラフとtimerとに基づいてf2(timer)を求める。これに加えてf2(timer)とTefin_C1とを加算してTefin_Cを求める。
なお、0秒<timer<6秒のときにはf2(timer)=0℃であり、6秒≦timer<14秒のときにはtimrの経過に伴ってf2(timer)が徐々に上昇する。timer≧14秒のときにはf2(timer)=40℃となる。
次のステップS160に移行して、次の数式(4)にTefin_Cとサンプリング値Tefinとを代入して、補正温度Tefin_lag(N)を演算する。
Tefin_lag(N)=(T_l/Δt×Tefin_lag(N−1)+Tefin_C)/(T_l/Δt+1)……(4)
数式(4)は、エバポレータ6内の実際の冷媒温度に対するサンプリング値Tefinの遅れを補正した補正温度を求めるための一次遅れ関数を示している。なお、一次遅れ関数については後述する。
Tefin_Cは、数式(4)の一次遅れ関数で用いられるパラメータであって、予め推定される冷媒温度である推定目標温度を示す。Tefin_lag(N−1)は、数式(4)の一次遅れ関数を用いて前回に演算された補正温度である。T_lは時定数である。
次のステップS170に移行して、補正温度Tefin_fwd(N)と補正温度Tefin_lag(N)とを比較して値の低い方の補正温度を選択し、この低い方の補正温度を実際の補正温度Tefin_AD(N)とする。
次のステップS180に移行して、Tefin_AD(N)に基づいてコンプレッサ2の冷媒吸入圧力の推定値Ps_es(N)を求める。
具体的には、次の数式(5)に代入してエバポレータ6内の推定冷媒圧力Ps_Eba(N)を求める。
Ps_Eba(N)=0.013×Tefin_AD(N)
−0.16……(5)
次に、Ps_Eba(N)を次の数式(6)に代入してコンプレッサ2の冷媒吸入圧力の推定値Ps_es(N)を求める。
Ps_es(N)=Ps_Eba(N)
−(1.46/10^6)Gr……(6)
その後、ステップS90の処理を経て、次にステップS100において補正温度Tefin_fwd(N)を演算する。
次のステップS110において、エアコンスイッチが乗員によりONされているとしてYESと判定したときには、カウンタのカウント数Kを1だけインクリメントして(K=K+1)、カウント数K=2とする。
この場合、次のステップS130においてカウント数K≠1であるとしてNOと判定してステップS150に進んで、Tefin_Cを求める。この場合、Tefin_C1として、上述のステップS140で求めた値を用いる。
その後、エアコンスイッチがONされている状態が継続されると、ステップS150、S160、S170、S180、S90、S100、S110、S120、S130を繰り返す。
その後、ステップS90の処理を経て、次のステップS100において補正温度Tefin_fwd(N)を演算し、次のステップS110に移行する。このとき、エアコンスイッチが乗員によりOFFされている場合、コンプレッサ2の起動の停止させるように指令されているとしてN0と判定する。
この場合、ステップS190において、前回のステップS100で求めたTefin_fwd(N)をTefin_lag(N)とする(Tefin_lag(N)=Tefin_fwd(N))。
次のステップS170において、Tefin_lag(N)とTefin_fwd(N)とのうち、小さい方を実際の補正温度Tefin_AD(N)とするが、上述のステップS190においてTefin_lag(N)=Tefin_fwd(N)としているので、Tefin_AD(N)=Tefin_fwd(N)=Tefin_lag(N)となる。
その後、次のステップS180に移行して、Tefin_AD(N)に基づいてコンプレッサ2の冷媒吸入圧力の推定値Ps_es(N)を求める。
図6〜図10において、エアコンスイッチ、Tefin_fwd(N)、Tefin_C、Tefin_lag(N)、Tefin_AD(N)のそれぞれのタイミングチャートを示す。
図6では、タイミングto〜t1とタイミングt2〜t3とでは、エアコンスイッチがOFFになり、タイミングt1〜t2とタイミングt3以降とでは、エアコンスイッチがONされている。
図7では、タイミングtm〜t3〜tpではTefin_fwd(N)は、徐々に上昇する。図8に示すように、Tefin_Cは、タイミングto〜t1では一定値であり、タイミングt1を過ぎると、タイミングt1〜t2のうち期間Tm1の間では、急降下して一定値のままとなる。期間Tm1以降の期間Tm2の間ではTefin_Cは時間の経過に伴い徐々に上がる。その後、タイミングt2〜t3では一定値のままとなる。タイミングt3を過ぎると、急降下してその後一定値になる。
図9に示すように、Tefin_lag(N)は、一次遅れ関数を示すもので、タイミングt0〜t1〜t2とタイミングt3と以降においては、Tefin_Cに追従するように変化する。
具体的には、タイミングt1では、Tefin_lag(N)は、コンプレッサ2が起動時におけるTefin(すなわち、温度センサ13の検出値)と同一値になっている。
コンプレッサ2が起動して所定時間Ts後では、Tefin_lag(N)は、コンプレッサ2が起動して所定時間Ts後の推定目標温度Tefin_Cと同一値になっている。
ここで、Tefin_lag(N)は、エバポレータ6内の冷媒温度をY軸として時間をX軸とするX−Y座標において、コンプレッサ2が起動時におけるTefinと、コンプレッサ2が起動して所定時間Ts後の推定目標温度Tefin_Cを下側に凸となる曲線で結ぶ関数である。
Tefin_lag(N)は、タイミングt1〜t2のうち期間Tn1では時間の経過に伴い徐々に下がり一定値に近づく状態になるが、期間Tn1を過ぎて期間Tn2の間には時間の経過に伴い徐々に上がることになる。
以上説明したTefin_lag(N)およびTefin_fwd(N)から図10に示すTefin_AD(N)を求める。
具体的には、タイミングt1〜t2(コンプレッサ2のON期間)のうち期間Tp1では、Tefin_lag(N)がTefin_fwd(N)よりも低くなるので、Tefin_AD(N)=Tefin_lag(N)となる。タイミングt1〜t2のうち期間Tp2では、Tefin_fwd(N)がTefin_lag(N)よりも低くなり、Tefin_AD(N)=Tefin_fwd(N)となる。
また、タイミングt2〜t3(コンプレッサ2のOFF期間)では、Tefin_lag(N)は、上述のステップ190の処理により、Tefin_fwd(N)と同一値となる。したがって、Tefin_AD(N)=Tefin_lag(N)=Tefin_fwd(N)となる。
以上説明した本実施形態では、タイミングt1〜t2のうち期間Tp1では、実際の補正温度Tefin_AD(N)としてTefin_lag(N)を用いる。タイミングt1〜t2のうち期間Tp2では、実際の補正温度Tefin_AD(N)としてTefin_fwd(N)を用いる。
本実施形態では、Tefin_fwd(N)では、上述の如く、温度センサ13の検出値のサンプリング値Tefinを用いている算出されている。
ここで、コンプレッサ2の起動後暫くの間、エバポレータ6および温度センサ13のそれぞれの熱容量が原因で、実際の冷媒温度に対してTefinは遅れ(応答遅れ)が生じる。すなわち、実際の冷媒温度が低下し始めても、Tefinが低下し始めるのは遅い。したがって、コンプレッサ2の起動後暫くの間では、Tefin_fwd(N)に比べて、Tefin_lag(N)の方が補正温度の精度が高くなる。
そこで、本実施形態では、期間Tp1では、実際の補正温度Tefin_AD(N)としてTefin_lag(N)を用いる一方、期間Tp2では、実際の補正温度Tefin_AD(N)としてTefin_fwd(N)を用いる。したがって、コンプレッサ2のON期間(t1〜t2)に亘って精度の良い補正温度Tefin_AD(N)を求めることができる。
これに加えて、コンプレッサ2のOFF期間(t2〜t3)では実際の補正温度Tefin_AD(N)としてTefin_fwd(N)を用いる。以上により、コンプレッサ2のON期間、OFF期間の全てに亘って精度の良い補正温度Tefin_AD(N)を求めることができる。したがって、コンプレッサ2の冷媒吸入圧力の推定値として精度の良い値Ps_es(N)を求めることができる。
本実施形態において、Tefin_AD(N)を求めるために、当該コンピュータプログラムを一定期間Δt毎に実行する。これにより、温度センサ13よりエバポレータ6の温度を一定期間Δt毎にサンプリングすることになる。
図11、図12において、縦軸を温度とし、横軸を時間とし、グラフa(実線)はエバポレータ6内の実際の冷媒温度を示し、グラフbはサンプリング値Tefinを示す。
図11に、分解能Δtn=0.1℃とし、一定期間Δt=0.5℃である場合を示し、図12に分解能Δtn=0.1℃とし、一定期間Δt=1.0℃である例を示す。
図11に示すように、一定期間Δtが短すぎると、実際の冷媒温度に対して、サンプリング値Tefinは凹凸の変化が激しくなる。一定期間(サンプリング期間)Δtが適当な長さであると、図12に示すように、実際の冷媒温度に対してサンプリング値Tefinが凹凸の変化が小さくなり滑らかになる。
ここで、本発明者の検討によれば、一定期間Δt≧1.0℃であるときには、サンプリング値Tefinとして適当な変化(傾斜)が得られる。特に、温度センサ13の検出温度をサンプリングする際の分解能Δtnと一定期間(サンプリング期間)Δtとは、Δtn/Δt≧10と関係を満たすときに、サンプリング値Tefinとして滑らとなる好適な変化(傾斜)が得られる。
これにより、Tefin_AD(N)としても時間経過に伴い滑らかな適当な変化(傾斜)が得られる。これに伴い、コンプレッサ2の冷媒吸入圧力の推定値Ps_es(N)としても精度の高いものとなる。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、「エバポレータの表面温度を検出する温度センサ13」として、エバポレータ6を通過した直後の吹出空気温度を検出する温度センサを用いた例について説明したが、これに限らず、エバポレータ6の外表面温度を検出する温度センサを用いてもよい。
上述の実施形態では、一次進み関数を用いて補正温度を演算する周期Δtと、一次遅れ関数を用いて補正温度を演算する周期Δtとを同一時間にした例について説明したが、これに限らず、一次進み関数を用いて補正温度を演算する周期Δtと、一次遅れ関数を用いて補正温度を演算する周期Δtとを異なる時間にしてもよい。
上述の実施形態では、空調用電子制御装置14がコンプレッサ2の冷媒吸入圧力を推定する例について説明したが、これに限らず、エンジン制御用電子制御装置がコンプレッサ2の冷媒吸入圧力を推定するようにしてよく、また空調用電子制御装置14とエンジン制御用電子制御装置とにより、コンプレッサ2の冷媒吸入圧力の推定処理を分担してもよい。
上述の実施形態では、本発明の冷凍サイクル装置を車両空調装置に適用した例について説明したが、これに限らず、設置型の空調装置、ヒートポンプ式給湯機など各種の装置に本発明の冷凍サイクル装置を適用しても良い。
上述の実施形態では、第2の冷媒温度推定手段として、一次遅れ関数を用いてエバポレータ6の内の冷媒温度を推定する例について説明したが、これに限らず、一次遅れ関数以外の手段を用いてエバポレータ6の内の冷媒温度を推定してもよい。
例えば、コンプレッサ2の起動後の経過時間とエバポレータ6の内の冷媒温度(冷媒推定温度)との関係を示すマップデータを予め記憶しておき、このマップデータと経過時間とに基づいてエバポレータ6の内の冷媒温度を推定する。
以下、特許請求項の範囲の構成と上記実施形態との対応関係について説明すると、第1の冷媒温度推定手段がステップS100の制御処理に相当し、圧力推定手段がステップS180の制御処理に相当し、第2の冷媒温度推定手段がステップS160の制御処理に相当し、設定手段がステップS170の制御処理に相当し、サンプリング手段がステップS90の制御処理に相当する。
本発明に係る冷凍サイクル装置の全体構成を示す図である。 図1のコンプレッサ2の内部構成を示す図である。 図1の電子制御装置の冷媒吸入圧力の推定処理を示すフローチャートである。 図3の冷媒吸入圧力の推定処理で用いる特性図である。 図3の冷媒吸入圧力の推定処理で用いる特性図である。 図1のエアコンスイッチのON、OFFを示すタイミングチャートである。 図3の冷媒吸入圧力の推定処理で求められるTefin_fwd(N)のタイミングチャートである。 図3の冷媒吸入圧力の推定処理で用いられるTefin_Cのタイミングチャートである。 図3の冷媒吸入圧力の推定処理で用いられるTefin_lag(N)のタイミングチャートである。 図3の冷媒吸入圧力の推定処理で用いられるサンプリング値Tefinのタイミングチャートである。 上述の本実施形態においてエバポレータ内の実際の冷媒温度と冷媒温度のサンプリング値を示すタイミングチャートである。 上述の本実施形態においてエバポレータ内の実際の冷媒温度と冷媒温度のサンプリング値を示すタイミングチャートである。
符号の説明
2…コンプレッサ、3…コンデンサ、4…受液器、5…膨張弁、
6…エバポレータ、14…電子制御装置。

Claims (2)

  1. 冷媒を吸入、圧縮して吐出するコンプレッサ(2)と、
    前記コンプレッサから吐出される冷媒を冷却する冷却器(3)と、
    前記冷却器により冷却された冷媒を減圧する減圧器(5)と、
    前記減圧器により減圧された冷媒を空気からの吸熱により蒸発させるエバポレータ(6)と、を備える冷凍サイクル装置のコンプレッサの吸入圧力推定装置であって、
    前記エバポレータの表面温度を検出する温度センサ(13)と、
    前記温度センサの検出温度に基づいて設定された関数に基づいて、前記エバポレータ内の冷媒温度を推定する第1の冷媒温度推定手段(S100)と、
    前記第1の冷媒温度推定手段により推定される冷媒温度に基づいて前記コンプレッサの冷媒吸入圧力を推定する圧力推定手段(S180)と、を備え、
    前記関数は、前記エバポレータの表面温度の変化率に基づいて前記エバポレータ内の冷媒温度を推定する一次進み関数であり、
    前記第1の冷媒温度推定手段とは異なる手段によって前記エバポレータ内の冷媒温度を推定する第2の冷媒温度推定手段(S160)と、
    前記コンプレッサ起動後の所定期間(Tp1)は、前記第2の冷媒温度推定手段で推定された値を推定温度として用い、所定期間(Tp1)経過後は、前記第1の冷媒温度推定手段で推定された値を推定温度として用いるように設定する設定手段(S170)と、を備え、
    前記第2の冷媒温度推定手段(S160)は、前記エバポレータ内の冷媒の推定温度と時間との関係を示す一次遅れ関数を用いて、前記コンプレッサが起動してある時間経過後における前記エバポレータ内の冷媒温度を推定するものであり、
    前記一次遅れ関数は、前記エバポレータ内の冷媒の推定温度をY軸として時間をX軸とするX−Y座標において、前記温度センサ(13)によって検出された前記コンプレッサが起動時における前記エバポレータ(6)の表面温度と、予め推定される前記コンプレッサが起動して所定時間(Ts)後の冷媒温度である推定目標温度(Tefin_C)を下側に凸となる曲線で結ぶ関数であることを特徴とする冷凍サイクル装置のコンプレッサの吸入圧力推定装置。
  2. 前記温度センサ(13)の検出温度を一定期間(Δt)毎にサンプリングするサンプリング手段(S90)を備え、
    前記一定期間(Δt)は1sec以上に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル装置のコンプレッサの吸入圧力推定装置。
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