JPH04329408A - 機械装置の制御方法 - Google Patents
機械装置の制御方法Info
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- JPH04329408A JPH04329408A JP3124661A JP12466191A JPH04329408A JP H04329408 A JPH04329408 A JP H04329408A JP 3124661 A JP3124661 A JP 3124661A JP 12466191 A JP12466191 A JP 12466191A JP H04329408 A JPH04329408 A JP H04329408A
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- NAWXUBYGYWOOIX-SFHVURJKSA-N (2s)-2-[[4-[2-(2,4-diaminoquinazolin-6-yl)ethyl]benzoyl]amino]-4-methylidenepentanedioic acid Chemical compound C1=CC2=NC(N)=NC(N)=C2C=C1CCC1=CC=C(C(=O)N[C@@H](CC(=C)C(O)=O)C(O)=O)C=C1 NAWXUBYGYWOOIX-SFHVURJKSA-N 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B5/00—Anti-hunting arrangements
- G05B5/01—Anti-hunting arrangements electric
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B11/00—Automatic controllers
- G05B11/01—Automatic controllers electric
- G05B11/36—Automatic controllers electric with provision for obtaining particular characteristics, e.g. proportional, integral, differential
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種々の機械装置の制御
方法に関するものである。
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の制御技術の代表的なものとしては
その汎用性に富むことからPID制御が挙げられる。図
22にはそのPID制御の基本的ブロック線図を示して
あり、このPID制御はプロセス制御に多用されている
通り、本来は定値制御に向いた性質を有している事がわ
かる。近年、電子機器の急速な発達に併い、このPID
制御の手段は精密化、デジタル化されPID定数(比例
ゲイン、積分時間、微分時間)を被制御対象である機械
装置の制御特性から、自動的に設定してゆく、いわゆる
オ−トチュ−ニングデジタルPID制御に迄発達してき
ている。しかし、この進化したPID制御法であっても
、制御目標値が連続的に変化してゆく、いわゆる追従制
御の手段としては充分満足出来るものではなかった。 これはPID制御法の情報源が制御目標値xs=xとそ
の時点での制御量との偏差Δx(Δx=xs−x)だけ
によるものであり、追従制御過程に於いて、オ−バ−シ
ュ−トハンチングを生じない様な比例ゲインの大きさを
変更していく明確な技術手段を持っていないことに起因
している。この為にPID制御は自己動作により制御量
操作量にハンチングを生じる可能性がある。又、急激な
外乱及び制御目標値の急激な変更は高い領域での周波数
応答に対応しているので、ゲイン調整、位相調整の手段
を講じなければならない。これは、制御対象となる機械
装置が独自に持つ各要素に対応するという事であるから
、汎用性を持たす上では極めて不利な条件である事がわ
かる。
その汎用性に富むことからPID制御が挙げられる。図
22にはそのPID制御の基本的ブロック線図を示して
あり、このPID制御はプロセス制御に多用されている
通り、本来は定値制御に向いた性質を有している事がわ
かる。近年、電子機器の急速な発達に併い、このPID
制御の手段は精密化、デジタル化されPID定数(比例
ゲイン、積分時間、微分時間)を被制御対象である機械
装置の制御特性から、自動的に設定してゆく、いわゆる
オ−トチュ−ニングデジタルPID制御に迄発達してき
ている。しかし、この進化したPID制御法であっても
、制御目標値が連続的に変化してゆく、いわゆる追従制
御の手段としては充分満足出来るものではなかった。 これはPID制御法の情報源が制御目標値xs=xとそ
の時点での制御量との偏差Δx(Δx=xs−x)だけ
によるものであり、追従制御過程に於いて、オ−バ−シ
ュ−トハンチングを生じない様な比例ゲインの大きさを
変更していく明確な技術手段を持っていないことに起因
している。この為にPID制御は自己動作により制御量
操作量にハンチングを生じる可能性がある。又、急激な
外乱及び制御目標値の急激な変更は高い領域での周波数
応答に対応しているので、ゲイン調整、位相調整の手段
を講じなければならない。これは、制御対象となる機械
装置が独自に持つ各要素に対応するという事であるから
、汎用性を持たす上では極めて不利な条件である事がわ
かる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、本発明は従
来技術の欠点に鑑みなされたもので、制御系自らがハン
チング現象の発生源の状態とならぬ様な最適な操作量を
制御操作ごとに演算すると共に、制御系の制御動作速度
も調整ができる機能を持った制御手段の提供を技術的課
題とするものである。
来技術の欠点に鑑みなされたもので、制御系自らがハン
チング現象の発生源の状態とならぬ様な最適な操作量を
制御操作ごとに演算すると共に、制御系の制御動作速度
も調整ができる機能を持った制御手段の提供を技術的課
題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御動作の次
回の操作量y(n)を、制御目標値xs、現在の制御量
x(n−1)及び現在の操作量y(n−1)の値より制
御系にハンチングを生じない条件の下で設定した制御速
度に調整すべく演算して制御系に出力する機能をもたせ
たものである。
回の操作量y(n)を、制御目標値xs、現在の制御量
x(n−1)及び現在の操作量y(n−1)の値より制
御系にハンチングを生じない条件の下で設定した制御速
度に調整すべく演算して制御系に出力する機能をもたせ
たものである。
【0005】
【作用】しかして、本発明では図19のブロック線図に
示した如くA:基準入力要素、B:制御要素、C:制御
対象、Dx:主フィ−ドバック要素Dy:副フィ−ドバ
ック要素、S:目標値、xs:基準入力、y:操作量、
x:制御量、xf:主フィ−ドバック量、yf:副フィ
−ドバック量、g:外乱と成して、制御量(x)及び操
作量(y)が制御目標値xs,操作目標値ys、即ちx
=xs,y=ysに単調に収束していくような収束速度
調整用パラメ−タ−αと単調収束用パラメ−タ−λの値
を適当な手段により定めて制御量(x),操作量(y)
の二つのフィ−ドバックル−プを利用して次回の操作量
y(n)を定める制御手段である。尚、パラメ−タ−α
、λの値は先ず適当な値を任意に定めて制御系の試運転
を行なった後のデ−タ−により再計算で定めるか、又は
適当な初期値を与え(例、α=1/2、λ=xs)て制
御系を運転し、制御中にα、λの値についてファジィ推
論、ニュ−ロン推論を行ない、これによりその値を制御
動作に伴い可変的に定めて行くものである。
示した如くA:基準入力要素、B:制御要素、C:制御
対象、Dx:主フィ−ドバック要素Dy:副フィ−ドバ
ック要素、S:目標値、xs:基準入力、y:操作量、
x:制御量、xf:主フィ−ドバック量、yf:副フィ
−ドバック量、g:外乱と成して、制御量(x)及び操
作量(y)が制御目標値xs,操作目標値ys、即ちx
=xs,y=ysに単調に収束していくような収束速度
調整用パラメ−タ−αと単調収束用パラメ−タ−λの値
を適当な手段により定めて制御量(x),操作量(y)
の二つのフィ−ドバックル−プを利用して次回の操作量
y(n)を定める制御手段である。尚、パラメ−タ−α
、λの値は先ず適当な値を任意に定めて制御系の試運転
を行なった後のデ−タ−により再計算で定めるか、又は
適当な初期値を与え(例、α=1/2、λ=xs)て制
御系を運転し、制御中にα、λの値についてファジィ推
論、ニュ−ロン推論を行ない、これによりその値を制御
動作に伴い可変的に定めて行くものである。
【0006】
【実施例】本発明では制御対象(機械装置)を駆動する
操作量の値を、各サンプリング時刻毎にサンプリングし
て得た2つのフィ−ドバック値より演算して出力する。 この演算式の基本形は後で説明するように、
操作量の値を、各サンプリング時刻毎にサンプリングし
て得た2つのフィ−ドバック値より演算して出力する。 この演算式の基本形は後で説明するように、
【数5】
の形であり、この演算の繰り返しにより制御量xを目標
値xsに収束制御させるものである。式(1)中の諸元
は次の意味を持つ。 y(n):操作量の次回(サフィックスnで示す)に於
ける出力予定値 y(n−1):操作量の現在(サフィックス(n−1)
で示す)時刻での出力値 xs:制御量の目標値 x(n−1):制御量の現在時刻に於ける値(センサ−
より検出される値) λ:単調収束用(ハンチング防止用)パラメ−タ−数,
(一般的にλ=±xmax) α:収束速度調整用及びオ−バ−シュ−ト防止用パラメ
−タ−数(1≧α>0) 尚、本発明の制御方法は電子装置を用いた演算部の演算
結果により行なわれる。この時間周期を図1に示してあ
る。ここに、 τd:演算用入力値サンプリング時間、(x(n−1)
,y(n−1)の値を指す) τc:演算時間 τo:演算値出力時間 τw:待機時間 τt:(τd+τc+τo)+τw(主フィ−ドバック
ル−プ10、副フィ−ドバックル−プ20に於ける主フ
ィ−ドバック要素Dx,副フィ−ドバック要素Dyの1
サンプリング、1演算、1出力、1待機時間の合計時間
)とする。
値xsに収束制御させるものである。式(1)中の諸元
は次の意味を持つ。 y(n):操作量の次回(サフィックスnで示す)に於
ける出力予定値 y(n−1):操作量の現在(サフィックス(n−1)
で示す)時刻での出力値 xs:制御量の目標値 x(n−1):制御量の現在時刻に於ける値(センサ−
より検出される値) λ:単調収束用(ハンチング防止用)パラメ−タ−数,
(一般的にλ=±xmax) α:収束速度調整用及びオ−バ−シュ−ト防止用パラメ
−タ−数(1≧α>0) 尚、本発明の制御方法は電子装置を用いた演算部の演算
結果により行なわれる。この時間周期を図1に示してあ
る。ここに、 τd:演算用入力値サンプリング時間、(x(n−1)
,y(n−1)の値を指す) τc:演算時間 τo:演算値出力時間 τw:待機時間 τt:(τd+τc+τo)+τw(主フィ−ドバック
ル−プ10、副フィ−ドバックル−プ20に於ける主フ
ィ−ドバック要素Dx,副フィ−ドバック要素Dyの1
サンプリング、1演算、1出力、1待機時間の合計時間
)とする。
【0007】しかして、以下に本発明の制御方法として
の演算式、 (1)式を導出した技術的な原理を詳述する。 (a)本発明の原理的説明 機械装置の制御、即ち操作量yの値を操作する事で、制
御量xの値を、目標値即ちx=xsの状態に移行させる
制御動作に於いて要求される事は、x,yの各物理量が
目標値点Ps(xs,ys)・・・(ysとは制御量x
=目標値xsを実現させた時の操作量yの値であり、未
知数である。この存在を仮定して制御動作を行なう制御
法)・・・にハンチングをせずに出来るだけ短い時間で
x,yが同時刻に収束到達する(同時収束・・・ハンチ
ングなしの収束の意)ことである。一方、現在のPID
制御装置の多くはハンチング現象を不可避的なものとみ
て設計されている。しかし、このハンチング現象が高い
ハンチング周波数をもった状態で生じれば、フィ−ドバ
ックル−プが正帰還となる場合もあり、この時は制御装
置自らが暴走してしまうことになる。これを避ける為に
PID制御には各制御対象の特長に合わせた位相補償回
路を附加する必要が生じ、制御装置の汎用性を低下させ
且つ高価な技術手段となるわけである。
の演算式、 (1)式を導出した技術的な原理を詳述する。 (a)本発明の原理的説明 機械装置の制御、即ち操作量yの値を操作する事で、制
御量xの値を、目標値即ちx=xsの状態に移行させる
制御動作に於いて要求される事は、x,yの各物理量が
目標値点Ps(xs,ys)・・・(ysとは制御量x
=目標値xsを実現させた時の操作量yの値であり、未
知数である。この存在を仮定して制御動作を行なう制御
法)・・・にハンチングをせずに出来るだけ短い時間で
x,yが同時刻に収束到達する(同時収束・・・ハンチ
ングなしの収束の意)ことである。一方、現在のPID
制御装置の多くはハンチング現象を不可避的なものとみ
て設計されている。しかし、このハンチング現象が高い
ハンチング周波数をもった状態で生じれば、フィ−ドバ
ックル−プが正帰還となる場合もあり、この時は制御装
置自らが暴走してしまうことになる。これを避ける為に
PID制御には各制御対象の特長に合わせた位相補償回
路を附加する必要が生じ、制御装置の汎用性を低下させ
且つ高価な技術手段となるわけである。
【0008】次に、本発明に於いて各物理量x,yを絶
対単位で考えるとする。即ち、x≧0、y≧0としての
第一象限での考察をする。図2に於いて、曲線y=f(
x)は機械装置が或る外部条件に対して持つx,yの相
関関係を意味するものであり、点Po(xo,yo)は
制御の初期値、点P(n−1){x(n−1),y(n
−1)}は現在時刻に於ける機械装置の状態点であると
する。ここに、図2を参考にして、操作量ynと制御量
xnが目標点Ps(xs,ys)に同時収束をしていく
ことを数式にて表現すると、
対単位で考えるとする。即ち、x≧0、y≧0としての
第一象限での考察をする。図2に於いて、曲線y=f(
x)は機械装置が或る外部条件に対して持つx,yの相
関関係を意味するものであり、点Po(xo,yo)は
制御の初期値、点P(n−1){x(n−1),y(n
−1)}は現在時刻に於ける機械装置の状態点であると
する。ここに、図2を参考にして、操作量ynと制御量
xnが目標点Ps(xs,ys)に同時収束をしていく
ことを数式にて表現すると、
【数6】
の各形が考えられこのn→∞の極限近くでは近似式
【数
7】 が推測される。そして(6)、(7)式に於いてxn=
xs,yn=ysとすれば恒等関係xs=xs,ys=
ysが常に得られ、(6)、(7)式の存在は予測され
るが、(8)式ではys=±xsとなり一般的に通用し
ないので、(8)式の形は捨てられる。又、もしx,y
の相関関係が正比例(y=k1・x)であるか、又は反
比例(xy=k2)であれば、(6)、(7)式の近似
記号は完全な等号として成立することがわかる。
7】 が推測される。そして(6)、(7)式に於いてxn=
xs,yn=ysとすれば恒等関係xs=xs,ys=
ysが常に得られ、(6)、(7)式の存在は予測され
るが、(8)式ではys=±xsとなり一般的に通用し
ないので、(8)式の形は捨てられる。又、もしx,y
の相関関係が正比例(y=k1・x)であるか、又は反
比例(xy=k2)であれば、(6)、(7)式の近似
記号は完全な等号として成立することがわかる。
【0009】以上の考察を一般化すると、各制御操作毎
に
に
【数8】
となる数列{yi(n)}の存在が仮定できる。即ち、
機械装置が可制御
機械装置が可制御
【数9】
であれば(9)、(10)各式は
【数10】
となるからである。このようにして得られたyi(n)
,及び後に示す拡張されたyi(n)を、今後仮想収束
値と称す。この仮想収束値の概念は本発明の演算部の基
礎となっている。
,及び後に示す拡張されたyi(n)を、今後仮想収束
値と称す。この仮想収束値の概念は本発明の演算部の基
礎となっている。
【0010】前記した(9)、(10)式を操作量yn
と制御量xnとして制御的立場からみれば(9)式に於
いてはynとxnは正比例の関係にあり、例ヘば図20
はエア−コンプレッサ−のモ−タ−の回転数(y)とエ
ア−タンク内の圧力(x)との関係に相当している。こ
の(9)式の特性を今後、正特性と称する。又、(10
)式に於いてはynとxnは反比例の関係にある。因っ
て、(10)式の特性を負特性と称する。これは例へば
図21の如く冷凍機のモ−タ−の回転数(y)と冷凍機
の吸入冷媒圧力(x)との関係に相当している。本発明
の技術手段のもう一つの開発指針は、数列{yi(n)
}が単調収束
と制御量xnとして制御的立場からみれば(9)式に於
いてはynとxnは正比例の関係にあり、例ヘば図20
はエア−コンプレッサ−のモ−タ−の回転数(y)とエ
ア−タンク内の圧力(x)との関係に相当している。こ
の(9)式の特性を今後、正特性と称する。又、(10
)式に於いてはynとxnは反比例の関係にある。因っ
て、(10)式の特性を負特性と称する。これは例へば
図21の如く冷凍機のモ−タ−の回転数(y)と冷凍機
の吸入冷媒圧力(x)との関係に相当している。本発明
の技術手段のもう一つの開発指針は、数列{yi(n)
}が単調収束
【数11】
の過程に於いて常に(yi(n)>yi(n−1)であ
るか、又はyi(n)<yi(n−1)である状態を意
味する)出来るという制御上での安定収束条件(単調収
束条件)の条件設定法にある。(この条件は演算式(1
)式ではパラメ−タ−数λの導入として表わされている
。
るか、又はyi(n)<yi(n−1)である状態を意
味する)出来るという制御上での安定収束条件(単調収
束条件)の条件設定法にある。(この条件は演算式(1
)式ではパラメ−タ−数λの導入として表わされている
。
【0011】この単調収束条件式とは後にみる如く、仮
想収束値線li(∞)の勾配mi(∞)と、制御特性y
=f(x)のx=xsに於ける接線の勾配ms=[dy
/dx]x=xsとの関係から、|ms|≧|mi(∞
)|としたものである。以上の概念を技術的手段として
実現すれば図2の如く点Pn(xn,yn)が点Ps(
xs,ys)にハンチングせずに収束到達してゆく制御
状態が得られる。このハンチングなしに、点Pnを点P
sに収束(xn,ynの同時収束)させる為の上記2つ
の概念は従来の汎用制御技術に於いては欠けていた観点
である。
想収束値線li(∞)の勾配mi(∞)と、制御特性y
=f(x)のx=xsに於ける接線の勾配ms=[dy
/dx]x=xsとの関係から、|ms|≧|mi(∞
)|としたものである。以上の概念を技術的手段として
実現すれば図2の如く点Pn(xn,yn)が点Ps(
xs,ys)にハンチングせずに収束到達してゆく制御
状態が得られる。このハンチングなしに、点Pnを点P
sに収束(xn,ynの同時収束)させる為の上記2つ
の概念は従来の汎用制御技術に於いては欠けていた観点
である。
【0012】次に本発明の動作例を説明する為の基礎と
なる線形特性をもつ制御系に於ける制御動作を検討する
。(a−1)操作量y,制御量xとの関係が線形正特性
をもつ制御系の検討。図3に於いてx=xoは制御量の
初期値y=yo=0は操作量の初期値とし、x=xsは
制御目標値、x(n−1)(n=1,2,3・・・)は
センサ−により可検出な制御量であり、y=ysはx=
xsの状態を与える時の操作量yの収束値(未知数)で
ある。又、制御特性線{y=f(x)}は今の場合、線
形であるから直線を示す意味でlsと表わす。因って、
ここにmsをlsの勾配とすれば
なる線形特性をもつ制御系に於ける制御動作を検討する
。(a−1)操作量y,制御量xとの関係が線形正特性
をもつ制御系の検討。図3に於いてx=xoは制御量の
初期値y=yo=0は操作量の初期値とし、x=xsは
制御目標値、x(n−1)(n=1,2,3・・・)は
センサ−により可検出な制御量であり、y=ysはx=
xsの状態を与える時の操作量yの収束値(未知数)で
ある。又、制御特性線{y=f(x)}は今の場合、線
形であるから直線を示す意味でlsと表わす。因って、
ここにmsをlsの勾配とすれば
【数12】
と表わせる。一般的には
【数13】
で表わす。
【0013】さて、今の場合(線形正特性)、仮想収束
値式yi(n)は(9)式の形であるから、n→(n−
1)で表わして、
値式yi(n)は(9)式の形であるから、n→(n−
1)で表わして、
【数14】
となる。機械装置を運転するために或る小さな値として
y=y1と与えれば、機械は運転されx=x1の値(セ
ンサ−より検出)となる。この時、(13)式の形をみ
るとyi(1)の値が図4の如くx=xsの線上に表わ
れて来ることがわかる。図4の三角形△OP1X1,△
OPi(1)Xsに於いて、
y=y1と与えれば、機械は運転されx=x1の値(セ
ンサ−より検出)となる。この時、(13)式の形をみ
るとyi(1)の値が図4の如くx=xsの線上に表わ
れて来ることがわかる。図4の三角形△OP1X1,△
OPi(1)Xsに於いて、
【数15】
(相似)だから(13)式に於いてn=2として、yi
(1)はx=xs線上の点Pi(1)の高さy=yi(
1)として表わされてくる。以後、直線OPi(n−1
)を仮想収束線li(n−1)と称す。又、li(n−
1)の勾配をmi(n−1)と表わすこととする。
(1)はx=xs線上の点Pi(1)の高さy=yi(
1)として表わされてくる。以後、直線OPi(n−1
)を仮想収束線li(n−1)と称す。又、li(n−
1)の勾配をmi(n−1)と表わすこととする。
【0014】すると図4ではli(1);y=mi(1
)xと表わせる。このmi(1)は制御特性線y=ms
(x−xo)の上に点P1(x1,y1)があるからy
1=ms(x1−xo)となることを利用して、
)xと表わせる。このmi(1)は制御特性線y=ms
(x−xo)の上に点P1(x1,y1)があるからy
1=ms(x1−xo)となることを利用して、
【数1
6】 と表わされる。仮定よりx1>xo>0(線形正特性)
であるから、1>(x1−xo)/x1>0となり、(
14)式より、
6】 と表わされる。仮定よりx1>xo>0(線形正特性)
であるから、1>(x1−xo)/x1>0となり、(
14)式より、
【数17】
である。
【0015】次に、(13)式により得られた点P1(
x1,y1)に対応した仮想収束値の値yi(1)を機
械装置への次回操作量y2と定める規則を定めればこの
操作により機械装置の運転点は点P2(x2,y2)の
状態となる。この規則による運転状態の推移を図5に示
す。図5を見れば、操作量ynの推移規則yi(n−1
)=ynにより、運転の状態点Pn(xn,yn)は、
急速に目標点Ps(xs,ys)に収束してゆくことが
わかる。しかも決してハンチング現象を生じてはいない
。即ち、実際の電子式演算装置を動かす演算ソフト上で
の演算のこの誤差の範囲に制限された点、Pn=Ps−
ε(0<ε《1)に収束していき、この誤差εは極めて
小さなものとなり、実用上はεを無視出来る。(16b
itで−10−2(%)程度迄は容易である。)図の如
く高速な収束制御を行なっても、決してハンチング現象
を生じない理由は図を参照にすれば明らかな如く、常に
ms>mi(∞)である為である。仮に、n→∞とした
場合の仮想収束線li(∞)の勾配mi(∞)は図より
mi(∞)=ys/xs=ms(xs−yo)/xsで
あり、正特性を仮定しているからxs>xo≧0である
。因って、1≧(xs−xo)/xs>0であるから、
常にms>mi(∞)が成立している。制御系に於いて
、センサ−のサンプリング値x(n−1)に関して、応
答遅れ時間TLが存在する場合に、急速な収束動作を行
なえば運転状態点Pnは目標Psを飛び越えて目標点近
傍でハンチング現象を生じる可能性がある。それ故に、
制御系の遅れ時間TLが制御手段の制御工程の一周期(
τt)程度であれば次に述べる、数学に於ける数列の単
調収束を保証する代数平均の一般化したものを本発明で
は導入して、収束速度の速度制御を行なうことで上記の
問題を解決している。(TL》τtであるような制御系
の収束制御(予測制御)は本発明の技術手段を基礎とし
て構築、整備されているが、本発明の明細書では除外し
てある。)
x1,y1)に対応した仮想収束値の値yi(1)を機
械装置への次回操作量y2と定める規則を定めればこの
操作により機械装置の運転点は点P2(x2,y2)の
状態となる。この規則による運転状態の推移を図5に示
す。図5を見れば、操作量ynの推移規則yi(n−1
)=ynにより、運転の状態点Pn(xn,yn)は、
急速に目標点Ps(xs,ys)に収束してゆくことが
わかる。しかも決してハンチング現象を生じてはいない
。即ち、実際の電子式演算装置を動かす演算ソフト上で
の演算のこの誤差の範囲に制限された点、Pn=Ps−
ε(0<ε《1)に収束していき、この誤差εは極めて
小さなものとなり、実用上はεを無視出来る。(16b
itで−10−2(%)程度迄は容易である。)図の如
く高速な収束制御を行なっても、決してハンチング現象
を生じない理由は図を参照にすれば明らかな如く、常に
ms>mi(∞)である為である。仮に、n→∞とした
場合の仮想収束線li(∞)の勾配mi(∞)は図より
mi(∞)=ys/xs=ms(xs−yo)/xsで
あり、正特性を仮定しているからxs>xo≧0である
。因って、1≧(xs−xo)/xs>0であるから、
常にms>mi(∞)が成立している。制御系に於いて
、センサ−のサンプリング値x(n−1)に関して、応
答遅れ時間TLが存在する場合に、急速な収束動作を行
なえば運転状態点Pnは目標Psを飛び越えて目標点近
傍でハンチング現象を生じる可能性がある。それ故に、
制御系の遅れ時間TLが制御手段の制御工程の一周期(
τt)程度であれば次に述べる、数学に於ける数列の単
調収束を保証する代数平均の一般化したものを本発明で
は導入して、収束速度の速度制御を行なうことで上記の
問題を解決している。(TL》τtであるような制御系
の収束制御(予測制御)は本発明の技術手段を基礎とし
て構築、整備されているが、本発明の明細書では除外し
てある。)
【0016】〈拡張された代数平均に於ける収束性とそ
の制御への利用〉(yn=y(n−1)+α(yi(n
−1)−y(n−1))をもって拡張された代数平均と
称す。但し、1≧α>0とする。)図6に示す如く数値
線y上に点y(n−1),点yi(n−1),{yi(
n−1)>y(n−1)}がある時次の様に拡張された
代数平均の値ynを定めれば、数列{yn}は数列{y
i(n−1)}が単調増加又は単調減少する場合には必
ず数列{yi(n−1)}の収束点(ys)に単調収束
していくことが数学に於いて証明されている。幾何平均
では、
の制御への利用〉(yn=y(n−1)+α(yi(n
−1)−y(n−1))をもって拡張された代数平均と
称す。但し、1≧α>0とする。)図6に示す如く数値
線y上に点y(n−1),点yi(n−1),{yi(
n−1)>y(n−1)}がある時次の様に拡張された
代数平均の値ynを定めれば、数列{yn}は数列{y
i(n−1)}が単調増加又は単調減少する場合には必
ず数列{yi(n−1)}の収束点(ys)に単調収束
していくことが数学に於いて証明されている。幾何平均
では、
【数19】
の時に限り、
【数20】
が証明されている。これは一般化された代数平均の式(
16)式に於いて、
16)式に於いて、
【数21】
と定める場合に相当するから、(16)式に含まれてい
る。(17)式に於いてα=1の時、yn=yi(n−
1)となり、(1)式は、
る。(17)式に於いてα=1の時、yn=yi(n−
1)となり、(1)式は、
【数22】
となることは明らかであるから(1)式は(18)式を
含んでいる。
含んでいる。
【0017】以上より制御系の単調収束の過程での収束
速度を(16)式(1≧α>0)により制御すれば、即
ち、操作量の次回出力値ynの動きを代数平均の歩みと
同期させれば、スム−スな制御動作を行なうことが出来
る。因って、(13)、(16)式より次の制御演算式
を得る。即ち、
速度を(16)式(1≧α>0)により制御すれば、即
ち、操作量の次回出力値ynの動きを代数平均の歩みと
同期させれば、スム−スな制御動作を行なうことが出来
る。因って、(13)、(16)式より次の制御演算式
を得る。即ち、
【数23】
である。この(19)式は制御系の線形、非線形及び正
特性、負特性にも適用できる制御動作を行なう処の本発
明の制御手段として用いる制御基本式(1)に発展する
。
特性、負特性にも適用できる制御動作を行なう処の本発
明の制御手段として用いる制御基本式(1)に発展する
。
【0018】(a−2)操作量y,制御量xとの関係が
線形負特性をもつ制御系の検討。ここでは制御状態の収
束指針として(10)式をそのまま用いると、目標値へ
の収束は達成されるもののその収束過程に於いて操作量
ynと制御量xnとの両方にハンチング現象が生じる例
を示し、このハンチング現象を生じる原因がms<mi
(n)に存在することを示す。そして、この問題点を解
決するための技術的手段として(1)式中に示されたパ
ラメ−タ−数λを単調収束用(ハンチング防止用)とし
て導入すれば(1)式に示す汎用性をもった制御演算式
を得ることを明らかにする。今の場合(線形負特性)は
仮想収束値の式は(10)式の形となる。n→(n−1
)で表わして、
線形負特性をもつ制御系の検討。ここでは制御状態の収
束指針として(10)式をそのまま用いると、目標値へ
の収束は達成されるもののその収束過程に於いて操作量
ynと制御量xnとの両方にハンチング現象が生じる例
を示し、このハンチング現象を生じる原因がms<mi
(n)に存在することを示す。そして、この問題点を解
決するための技術的手段として(1)式中に示されたパ
ラメ−タ−数λを単調収束用(ハンチング防止用)とし
て導入すれば(1)式に示す汎用性をもった制御演算式
を得ることを明らかにする。今の場合(線形負特性)は
仮想収束値の式は(10)式の形となる。n→(n−1
)で表わして、
【数24】
である。ここでy=y1とし、機械を運転すればx=x
1となる。この時、(20)式の形を見ればyi(1)
の値は図8中の直線x=x1の線上に表われて来ること
がわかる。即ち、
1となる。この時、(20)式の形を見ればyi(1)
の値は図8中の直線x=x1の線上に表われて来ること
がわかる。即ち、
【数25】
であり、(20)式を満たすからである。一方、制御特
性線lsはls:y=ms(x−xo),仮想収束値線
li(1)はli(1):y=mi(1)・x,ここに
mi(1)=y1/xs=ms(x1−xo)/xsで
ある。そして、負特性であるからxo>x1>xs>0
,∴ms=ys/(xs−xo)<0,因って、mi(
1)=y1/ms=ms(x1−xo)/xs>0とな
る。こうして常にms<mi(n)であることが線形負
特性をもつ制御系では成立する。
性線lsはls:y=ms(x−xo),仮想収束値線
li(1)はli(1):y=mi(1)・x,ここに
mi(1)=y1/xs=ms(x1−xo)/xsで
ある。そして、負特性であるからxo>x1>xs>0
,∴ms=ys/(xs−xo)<0,因って、mi(
1)=y1/ms=ms(x1−xo)/xs>0とな
る。こうして常にms<mi(n)であることが線形負
特性をもつ制御系では成立する。
【0019】次に制御動作を進ませる為に(20)式よ
り得られた、点P1(x1,y1)に対応した仮想収束
値の値yi(1)を制御系への次回の操作量y2とする
ことを定めれば、この操作により制御系の運転状態は点
P2(x2,y2)へと移行してゆく。この規則による
制御系の運転状態の推移を図9に示す。図9を見ればn
=4にては点P3が目標点Psを追い越して、既にハン
チング現象が開始されている。即ち線形負特性をもつ制
御系に於いては、仮想収束線li(n−1)を定める点
Pi(n−1)の位置によってハンチング現象を生じる
。この原因は、|ms|<|mi(n)|にある。何故
なら|mi(n)|<|ms|となる何等かの制限もm
i(n)に付けられないからである。因って、この線形
負特性をもつ制御系をハンチングなしに目標点Ps迄単
調に収束させる為の技術手段としては|mi(n)|≦
|ms|を実現させる為の観点より見直す必要がある。 即ち、仮想収束値yiの原理式(10)式の形に従って
|mi(n)|≦|ms|とする処の後述する手段(i
)(ii)と(a−1)項の類推よりmi(n)<ms
とする為の仮想収束値線の起点を新たに設定する手段(
iii)の3通りが考察できる。
り得られた、点P1(x1,y1)に対応した仮想収束
値の値yi(1)を制御系への次回の操作量y2とする
ことを定めれば、この操作により制御系の運転状態は点
P2(x2,y2)へと移行してゆく。この規則による
制御系の運転状態の推移を図9に示す。図9を見ればn
=4にては点P3が目標点Psを追い越して、既にハン
チング現象が開始されている。即ち線形負特性をもつ制
御系に於いては、仮想収束線li(n−1)を定める点
Pi(n−1)の位置によってハンチング現象を生じる
。この原因は、|ms|<|mi(n)|にある。何故
なら|mi(n)|<|ms|となる何等かの制限もm
i(n)に付けられないからである。因って、この線形
負特性をもつ制御系をハンチングなしに目標点Ps迄単
調に収束させる為の技術手段としては|mi(n)|≦
|ms|を実現させる為の観点より見直す必要がある。 即ち、仮想収束値yiの原理式(10)式の形に従って
|mi(n)|≦|ms|とする処の後述する手段(i
)(ii)と(a−1)項の類推よりmi(n)<ms
とする為の仮想収束値線の起点を新たに設定する手段(
iii)の3通りが考察できる。
【0020】(i)の技術手段による線形負特性をもつ
制御系の収束制御(手段(ii)も含む)仮想収束値線
の勾配|mi(n)|が制御特性線の勾配|ms|より
も常に小となりハンチング現象を生じさせない為には線
形負特性の場合にはxn,xsを初期値x=xoより大
となす手段が必要であることは図9より明らかである。 xn→xn+λ、xs→xs+λ(λ>0、xn+λ>
xo,xs+λ≧xo)とした場合の(21)式を以下
に示し、図10にその関係式の成立状態を示す。負特性
を示す仮想収束値式は上記の置換により、
制御系の収束制御(手段(ii)も含む)仮想収束値線
の勾配|mi(n)|が制御特性線の勾配|ms|より
も常に小となりハンチング現象を生じさせない為には線
形負特性の場合にはxn,xsを初期値x=xoより大
となす手段が必要であることは図9より明らかである。 xn→xn+λ、xs→xs+λ(λ>0、xn+λ>
xo,xs+λ≧xo)とした場合の(21)式を以下
に示し、図10にその関係式の成立状態を示す。負特性
を示す仮想収束値式は上記の置換により、
【数26】
となる。(21)式による仮想収束値yi(1)の値が
直線x=0の線上に表われることを例示する。(21)
式に従い作図すればyi(1)の位置は、
直線x=0の線上に表われることを例示する。(21)
式に従い作図すればyi(1)の位置は、
【数27】
としてx=xoの直線上に来ることがわかり、|mi(
1)|=y1/(xs+λ)=(xo−x1)|ms|
/(xs+λ)、0<(xo−x1)/(xs+λ)<
1であるから|mi(1)|<|ms|が示される。 ここで、yi(n−1)=ynと定めて制御系を運転す
れば図11に示す如く制御系の運転状態は点Poの状態
より急速に目標点Psに単調に(ハンチングを生ぜずに
)収束して行くことがわかる。このような収束が可能で
あるのは常に|mi(n)|≦|ms|となるようにパ
ラメ−タ−数λの値が定められているからである。 又、数学的に条件|mi(n)|≦|ms|を考えれば
図12に示す如く図10の基準点となっている点(xs
+λ)を軸x=xsに関して対称に折り返して得られる
点を基準点として、(21)式を線分(正値)間の距離
の式として作図収束させる方法も数学的には等価である
こと、即ち、(21)式の演算式で統一されることがわ
かる。これと全く同じ関係は(a−1)の線形正特性の
場合にも生じている。以上より線形負特性の制御系に於
いては(21)式を用いて、λ≧xoとすれば制御系に
於いて|mi(n)|≦|ms|が保証されるからハン
チングせずに単調収束して目標点Psに限りなく近接し
てゆくことがわかる。
1)|=y1/(xs+λ)=(xo−x1)|ms|
/(xs+λ)、0<(xo−x1)/(xs+λ)<
1であるから|mi(1)|<|ms|が示される。 ここで、yi(n−1)=ynと定めて制御系を運転す
れば図11に示す如く制御系の運転状態は点Poの状態
より急速に目標点Psに単調に(ハンチングを生ぜずに
)収束して行くことがわかる。このような収束が可能で
あるのは常に|mi(n)|≦|ms|となるようにパ
ラメ−タ−数λの値が定められているからである。 又、数学的に条件|mi(n)|≦|ms|を考えれば
図12に示す如く図10の基準点となっている点(xs
+λ)を軸x=xsに関して対称に折り返して得られる
点を基準点として、(21)式を線分(正値)間の距離
の式として作図収束させる方法も数学的には等価である
こと、即ち、(21)式の演算式で統一されることがわ
かる。これと全く同じ関係は(a−1)の線形正特性の
場合にも生じている。以上より線形負特性の制御系に於
いては(21)式を用いて、λ≧xoとすれば制御系に
於いて|mi(n)|≦|ms|が保証されるからハン
チングせずに単調収束して目標点Psに限りなく近接し
てゆくことがわかる。
【0021】(iii)の技術手段による線形負特性を
もつ制御系の収束制御 (iii)は(a−1)項の技術手段の類推より、λ≧
xoとして基点を設け、x=xs線上にyi(n)を求
める方法である。これは(13)式の一般化に当たる。 この様子を図13に示し、制御系の運転状態点Psが|
mi(n)|≦|ms|によりハンチングを生ぜずに目
標点Psに単調収束してゆくことを図14に示す。(1
3)式をパラメ−タ−数λを用いて一般化すれば、
もつ制御系の収束制御 (iii)は(a−1)項の技術手段の類推より、λ≧
xoとして基点を設け、x=xs線上にyi(n)を求
める方法である。これは(13)式の一般化に当たる。 この様子を図13に示し、制御系の運転状態点Psが|
mi(n)|≦|ms|によりハンチングを生ぜずに目
標点Psに単調収束してゆくことを図14に示す。(1
3)式をパラメ−タ−数λを用いて一般化すれば、
【数
28】 とすれば(22)式は成立し、x=x3の直線上にyi
(1)が示されることがわかる。但し、
28】 とすれば(22)式は成立し、x=x3の直線上にyi
(1)が示されることがわかる。但し、
【数29】
としている。図14に見る如く(22)式による演算制
御を行なうと点Pnは点Psに急速に単調収束してゆく
ことがわかる。実際の機械装置に於いては、操作量y及
び制御系xに於いてy≦ymax,x≦xmaxの制限
が付いているからλ=xmaxとして用いれば全てに対
応出来ることになる。
御を行なうと点Pnは点Psに急速に単調収束してゆく
ことがわかる。実際の機械装置に於いては、操作量y及
び制御系xに於いてy≦ymax,x≦xmaxの制限
が付いているからλ=xmaxとして用いれば全てに対
応出来ることになる。
【0022】(a−3) (a−1)(a−2)項の
まとめと整理 以上により線形の制御特性線(勾配ms)をもつ制御系
をハンチングなしに収束させていく上には、仮想収束値
線(勾配mi(n))との勾配の条件|mi(n)|≦
|ms|を満たすべきパラメ−タ−数λを定めることに
より仮想収束値yi(n−1)=yn(次回操作量)と
約束すれば、制御系は目標点Psに急速に単調収束して
ゆくことがわかった。又、収束速度の制御手段として拡
張された代数平均の操作、
まとめと整理 以上により線形の制御特性線(勾配ms)をもつ制御系
をハンチングなしに収束させていく上には、仮想収束値
線(勾配mi(n))との勾配の条件|mi(n)|≦
|ms|を満たすべきパラメ−タ−数λを定めることに
より仮想収束値yi(n−1)=yn(次回操作量)と
約束すれば、制御系は目標点Psに急速に単調収束して
ゆくことがわかった。又、収束速度の制御手段として拡
張された代数平均の操作、
【数30】
を繰り込めばよいこともわかった。上記を数式的に整理
分類すれば、線形正特性をもつ制御系の制御演算式は、
代数平均の場合は、
分類すれば、線形正特性をもつ制御系の制御演算式は、
代数平均の場合は、
【数31】
線形負特性をもつ制御系の制御演算式は代数平均の場合
は、
は、
【数32】
幾何平均の場合は、
【数33】
以上より制御系の正負特性が前以って判断できる定値制
御追従制御を行なう時には適宜(25)、(26)、(
27)式を用いて制御演算を行なえばよいことがわかる
。これは非線形の場合にも適応できることを次の項にて
示す。
御追従制御を行なう時には適宜(25)、(26)、(
27)式を用いて制御演算を行なえばよいことがわかる
。これは非線形の場合にも適応できることを次の項にて
示す。
【0023】(b)非線形特性をもつ制御系に対する本
発明の技術手段の適用例 この項では(25)(27)式を用いた制御例を示す。 (26)式も(27)式による方法と余り差異がないか
らである。(b−1)非線形(正特性)の制御特性をも
つ制御系への適用例・・・その1制御演算式は(25)
式に於いてλ=0;α=1/2としたものの実例を示す
。即ち、
発明の技術手段の適用例 この項では(25)(27)式を用いた制御例を示す。 (26)式も(27)式による方法と余り差異がないか
らである。(b−1)非線形(正特性)の制御特性をも
つ制御系への適用例・・・その1制御演算式は(25)
式に於いてλ=0;α=1/2としたものの実例を示す
。即ち、
【数34】
であり、y=y1はy1《ymaxとして与えるものと
する。図15に示す如く各成分xn,yn,yi(n)
が同時に目標点Psに収束してゆくことが解る。従来の
制御システムの言葉で述べればゲインが自動的に変化し
それに応じて制御速度もコントロ−ルされている制御法
と言える。このような同時単調収束を行なうために従来
の制御法に於いては不適当なゲイン定数、積分時間定数
、微分時間定数を採用したことが原因で制御系自からが
発生していたハンチング現象が本発明に於いて生じてい
ないことがわかる。図15も定値制御的な図であるが、
xsが制御中に変化しても、その時点でのx(n−1)
,y(n−1)の値でxsの変化に対して従来の言葉で
いう最適なゲイン及び収束速度を設定して追従動作を行
なうので安定性は保たれ、PID制御にみられる微積分
動作の同時作用による相互干渉動作は生ぜずそのための
ハンチングもないことがわかる。
する。図15に示す如く各成分xn,yn,yi(n)
が同時に目標点Psに収束してゆくことが解る。従来の
制御システムの言葉で述べればゲインが自動的に変化し
それに応じて制御速度もコントロ−ルされている制御法
と言える。このような同時単調収束を行なうために従来
の制御法に於いては不適当なゲイン定数、積分時間定数
、微分時間定数を採用したことが原因で制御系自からが
発生していたハンチング現象が本発明に於いて生じてい
ないことがわかる。図15も定値制御的な図であるが、
xsが制御中に変化しても、その時点でのx(n−1)
,y(n−1)の値でxsの変化に対して従来の言葉で
いう最適なゲイン及び収束速度を設定して追従動作を行
なうので安定性は保たれ、PID制御にみられる微積分
動作の同時作用による相互干渉動作は生ぜずそのための
ハンチングもないことがわかる。
【0024】(b−2)非線形(正特性)をもつ制御系
への適用例・・・その2 図16では、λの値をテストにより|mi(n)|<|
ms|として定めた後の制御運転状態を示している。 (b−3)非線形(負特性)をもつ制御系への適用例・
・・その1(図17参照) 演算制御式は(27)式に於いてλ′<−xo,α=1
/2としたものである。例へばλ′=−6xo/5とす
れば、制御式は
への適用例・・・その2 図16では、λの値をテストにより|mi(n)|<|
ms|として定めた後の制御運転状態を示している。 (b−3)非線形(負特性)をもつ制御系への適用例・
・・その1(図17参照) 演算制御式は(27)式に於いてλ′<−xo,α=1
/2としたものである。例へばλ′=−6xo/5とす
れば、制御式は
【数35】
(b−4)非線形(負特性)をもつ制御系への適用例・
・・その2(図19参照)
・・その2(図19参照)
【数36】
図18はλ′の値をテストで定め(30)式で収束制御
を行なってゆく場合の制御系の運転状態の推移を示して
いる。αの値はα=1としたもので応答遅れの少ない機
械装置の制御量の場合に対応している。以上で、本発明
による基礎演算式を用いた例を説明した。PID制御に
比してパラメ−タ−数の数回のテストによる簡易な設定
及び収束速度の推定等の特徴があることが示される。
を行なってゆく場合の制御系の運転状態の推移を示して
いる。αの値はα=1としたもので応答遅れの少ない機
械装置の制御量の場合に対応している。以上で、本発明
による基礎演算式を用いた例を説明した。PID制御に
比してパラメ−タ−数の数回のテストによる簡易な設定
及び収束速度の推定等の特徴があることが示される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では閉ル−
プの自動制御系に於いて、適性な次回の操作量y(n)
の算出によりハンチングを生ずることなく制御量xを制
御目標値xsに短時間で収束達成できるという大きな効
果がある。
プの自動制御系に於いて、適性な次回の操作量y(n)
の算出によりハンチングを生ずることなく制御量xを制
御目標値xsに短時間で収束達成できるという大きな効
果がある。
【図1】サンプリング制御の時刻を表わす図である。
【図2】同時収束の概念図である。
【図3】線形正特性をもつ制御系の図である。
【図4】仮想収束値yi(n)を示す図である。
【図5】仮想収束値yi(n−1)=ynと定めた場合
の制御目標点への同時収束の図である。
の制御目標点への同時収束の図である。
【図6】数値線上の代数平均の図である。
【図7】線形負特性をもつ制御系の図である。
【図8】仮想収束値yi(1)を示す図である。
【図9】線形負特性制御系でyi(n−1)=ynと定
めた場合のハンチング現象の図である。
めた場合のハンチング現象の図である。
【図10】xs+λ,x1+λとした場合の(21)式
によるyi(1)の図である。
によるyi(1)の図である。
【図11】yi(n−1)=ynと定めた場合のPsへ
の同時収束の図である。
の同時収束の図である。
【図12】図10を直線x=xsに対称に折り返した点
x=−λを用いた(21)式の表示図である。
x=−λを用いた(21)式の表示図である。
【図13】(22)式によるyi(1)の図である。
【図14】(22)式を用いyi(n−1)=ynとし
て定めた場合の点Psへの同時収束の図である。
て定めた場合の点Psへの同時収束の図である。
【図15】非線形正特性制御系への適用例(1)の図で
ある。
ある。
【図16】同じく適用例(2)の図である。
【図17】非線形負特性の制御系への適用例(1)の図
である。
である。
【図18】同じく適用例(2)の図である。
【図19】本発明の技術手段のブロック線図である。
【図20】本発明の正特性の例を示すブロック線図であ
る。
る。
【図21】本発明の負特性の例を示すブロック線図であ
る。
る。
【図22】従来技術のPID制御の基本的ブロック図で
ある。
ある。
A・・・基準入力要素
B・・・制御要素
C・・・制御対象
x・・・制御量
Dx・・・主フィ−ドバック要素
10・・・主フィ−ドバックル−プ
Dy・・・副フィ−ドバック要素
20・・・副フィ−ドバックル−プ
y(n)・・・次回の操作量
xs・・・制御目標値
x(n−1)・・・現在の制御量
y(n−1)・・・現在の操作量
α・・・収束速度調整用及びオ−バ−シュ−トパラメ−
タ− λ・・・ハンチング防止用の単調収束用パラメ−タ−
タ− λ・・・ハンチング防止用の単調収束用パラメ−タ−
【
数18】
数18】
Claims (1)
- 【請求項1】 閉ル−プの自動制御系が、基準入力要
素Aと制御要素Bと制御対象Cとが直列に接続され、該
制御対象Cから出力される制御量xを取り入れて主フィ
−ドバック要素Dxを介して前記制御要素Bに出力する
主フィ−ドバックル−プ10と、前記制御要素Bからの
出力信号を取り入れて副フィ−ドバック要素Dyを介し
て該制御要素Bに出力する副フィ−ドバックル−プ20
とから成り、制御動作の次回の操作量をy(n)とし、
制御目標値をxsとし、現在の制御量をx(n−1)と
し、現在の操作量をy(n−1)とし、収束速度調整用
及びオ−バ−シュ−ト防止用パラメ−タ−をαとし、ハ
ンチング防止用の単調収束用パラメ−タ−をλとし、代
数平均的な収束動作を与える場合には、次回の操作量y
(n)を下記の式より求め 【数1】 この次回の操作量をy(n)の演算をサンプリングサイ
クル毎に繰り返して行ないこの求めた値を正特性を有す
る制御系に入力して制御量xを制御目標値xsに収束制
御させることに特徴を有する機械装置の制御方法【請求
項2】 閉ル−プの自動制御系が、基準入力要素Aと
制御要素Bと制御対象Cとが直列に接続され、該制御対
象Cから出力される制御量xを取り入れて主フィ−ドバ
ック要素Dxを介して前記制御要素Bに出力する主フィ
−ドバックル−プ10と、前記制御要素Bからの出力信
号を取り入れて副フィ−ドバック要素Dyを介して該制
御要素Bに出力する副フィ−ドバックル−プ20とから
成り、制御動作の次回の操作量をy(n)とし、制御目
標値をxsとし、現在の制御量をx(n−1)とし、現
在の操作量をy(n−1)とし、ハンチング防止用の単
調収束用パラメ−タ−をλとし、幾何平均的な収束動作
を与える場合には、次回の操作量y(n)を下記の式よ
り求め 【数2】 この次回の操作量をy(n)の演算をサンプリングサイ
クル毎に繰り返して行ないこの求めた値を正特性を有す
る制御系に入力して制御量xを制御目標値xsに収束制
御させることに特徴を有する機械装置の制御方法【請求
項3】 閉ル−プの自動制御系が、基準入力要素Aと
制御要素Bと制御対象Cとが直列に接続され、該制御対
象Cから出力される制御量xを取り入れて主フィ−ドバ
ック要素Dxを介して前記制御要素Bに出力する主フィ
−ドバックル−プ10と、前記制御要素Bからの出力信
号を取り入れて副フィ−ドバック要素Dyを介して該制
御要素Bに出力する副フィ−ドバックル−プ20とから
成り、制御動作の次回の操作量をy(n)とし、制御目
標値をxsとし、現在の制御量をx(n−1)とし、現
在の操作量をy(n−1)とし、収束速度調整用及びオ
−バ−シュ−ト防止用パラメ−タ−をαとし、ハンチン
グ防止用の単調収束用パラメ−タ−をλとし、代数平均
的な収束動作を与える場合には、次回の操作量y(n)
を下記の式より求め 【数3】 この次回の操作量をy(n)の演算をサンプリングサイ
クル毎に繰り返して行ないこの求めた値を負特性を有す
る制御系に入力して制御量xを制御目標値xsに収束制
御させることに特徴を有する機械装置の制御方法【請求
項4】 閉ル−プの自動制御系が、基準入力要素Aと
制御要素Bと制御対象Cとが直列に接続され、該制御対
象Cから出力される制御量xを取り入れて主フィ−ドバ
ック要素Dxを介して前記制御要素Bに出力する主フィ
−ドバックル−プ10と、前記制御要素Bからの出力信
号を取り入れて副フィ−ドバック要素Dyを介して該制
御要素Bに出力する副フィ−ドバックル−プ20とから
成り、制御動作の次回の操作量をy(n)とし、制御目
標値をxsとし、現在の制御量をx(n−1)とし、現
在の操作量をy(n−1)とし、ハンチング防止用の単
調収束用パラメ−タ−をλとし、幾何平均的な収束動作
を与える場合には、次回の操作量y(n)を下記の式よ
り求め 【数4】 この次回の操作量をy(n)の演算をサンプリングサイ
クル毎に繰り返して行ないこの求めた値を特性を有する
制御系に入力して制御量xを制御目標値xsに収束制御
させることに特徴を有する機械装置の制御方法
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JP3124661A JPH04329408A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 機械装置の制御方法 |
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- 1992-01-30 EP EP92101493A patent/EP0511461B1/en not_active Expired - Lifetime
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