JP4380514B2 - 記録シート - Google Patents

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静電方式やインクジェット方式プリンタで印刷される記録シートに関するものであり、特に受容層と反対側の面に粘着処理層を有することを必要としない、塩ビ基材を使用した記録シートに関する。
近年、パソコンの普及に伴い、プリンター等においてフルカラー画像への展開が急速に進んでおり、静電方式やインクジェット方式を用いてさまざまな用途で容易にカラー画像が印刷されている。静電方式による印刷技術は、一様に帯電させた感光層に光を当てて潜像を形成し、感光層にトナーを付着させて現像し、被転写体に転写する記録方式で、CMYKのカラー出力を複写機なみの速度で出力できるという特徴がある。一方、インクジェット方式による印刷技術は、インクをノズルから噴出して微小なインク液滴を電気入力信号に応じて画素を形成する記録方式であり、高解像、低雑音などの特徴を有している。共に両方式のプリンタはオフィス、ホーム、パーソナルコンピューターの端末として使用されており、近年では少量多品種の可変印刷に優れていることから、大型看板等の産業用途での利用が期待されている。
記録シートとしてプラスティックフィルム基材を使用したものはさまざまなものが開発されている。それぞれの方式の記録シートは使用方法等の用途別により、PETや塩化ビニル等の支持体を使用したものが開発されている。記録シートには印刷インクの定着性を高める為のインク受容層が設けられることが一般的であり、また、受容層処理面とは反対側の面にその使用目的に応じて粘着処理が施されているものと施されていないものが存在している。ここで述べる粘着処理に使用される粘着剤とは一般的にコールドラミネート用途で使用されるものであり、特徴として水、溶剤、熱などを使用せず、常温で短時間、わずかな圧力を加えるだけで接着するものである。
特に支持体として塩化ビニルフィルムが使用される場合、塩化ビニルに含まれる可塑剤の種類、添加量の割合は多様であり、その基材自体の厚みもさまざまなものが使用されている。また、塩化ビニルフィルムはPETに比べ、基材自体の特性上、耐熱性が乏しく、長期保管すると経時変化による波打ち現象が発生し易い性質がある。これらの基材に対してインク受容層を設ける加工については、水系や溶剤系塗剤を使用して液状コーティングされた後、溶媒分を揮発化させるために高温条件で乾燥処理が行われる。この際、塩化ビニルフィルムを支持体とする場合、耐熱性が乏しいことから、乾燥処理時の熱的要因の影響によって伸びや縮みの問題が発生し易くなる。その為、塩化ビニルフィルム支持体にインク受容層を設ける場合は、伸びや縮みの問題を抑制するために剥離ライナーを工程紙として用いて粘着加工処理を施すことが必要であり、粘着加工を施さずに高温乾燥処理を伴う受容層加工を行うことは一般的に困難とされている。ここで述べる粘着加工に使用される粘着剤とは、上述した常温で粘着性を示すものである。粘着加工は受像層を加工する前工程で行われ、シリコン等の離型処理が施された剥離ライナーを用いて、その剥離ライナー上の離型処理側に粘着剤をコーティングし、受容層処理面とは反対側の面に粘着層を転写させる方法が一般的である。
しかし、離型処理を施していない剥離ライナー上に再剥離性の高い微粘着と呼ばれるタイプの粘着剤を使用する方法が考えられる。この方法であってもインク受容層の加工において高温処理を行うと熱的要因により微粘着層が変質し易く、また、塩化ビニルフィルム中に含まれる可塑剤の影響によっても微粘着剤が変質し易くなり、結果的に剥離ライナーを除去する際に微粘着層内部で凝集破壊を起こしてしまうという問題が発生し易く、安定した品質を得ることは困難とされている。
さらに上記のような耐熱性の乏しい基材に対して粘着処理を施さないで加工を行う技術が特開2001−225549号公報に開示されている。この方法によれば塩化ビニルフィルムのような低モジェラスの熱可塑性樹脂フィルムと高モジェラスのPETフィルムを温度と圧力を用いて熱ラミネートを行い、後工程で受容層加工を行うという技術が開示されている。しかしながら、この方法では接着剤を使用せずに温度と圧力のみの条件で両基材間を固着させる方法である為、両基材間で十分に安定した固着力が得られ難く、受容層の加工の際、支持体に物理的なストレスかかると剥がれ現象の問題が発生し易く、この技術においても未だ加工し難いという問題がある。
特開2001−225549号公報
本発明は、上記のようなインク受容層の加工の際に剥がれの問題が発生することなく、必要に応じて印刷前後に容易にライナーを剥離することが可能であり、静電方式やインクジェット方式プリンタで印刷可能なインク受容層を有する塩化ビニル基材を主とした記録シートとその作成方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記のような課題に対して、静電方式やインクジェット方式プリンタで印刷される記録シートであって、塩化ビニル支持体と離型処理が施されていないポリエステルフィルム剥離用ライナーとを熱可塑性接着剤層を介して剥離可能に貼り合わされていることを特徴とするものである。
本発明によれば、静電方式やインクジェット方式プリンタで印刷される記録シートにおいて、剥離ライナー上に設けた熱可塑性接着剤層を介してインク受容層を設けた塩化ビニル支持体との両基材間を加圧および加熱しながら積層することにより、インク受容層の加工の際に発生し易い剥がれ現象の問題を抑制することが可能となる。さらに、熱可塑性接着剤層を使用する為、基材フィルムへの熱的負担を下げながらラミネート処理が行え、塩化ビニルフィルムに含まれる可塑剤のブリードアウトの問題も抑えられ、一般的に市販されたもの、つまり、塩化ビニル基材の種類を限定する必要がなく、安定した品質が得られ、加工上の問題を解決することが出来る。さらに可塑剤を大量に含む軟質塩化ビニル支持体であっても剥離ライナーを設けたことにより、コシ(曲げ耐性)が強く、印刷時の搬送における問題も発生すること無く、印刷が可能となる。
本発明は、静電方式やインクジェット方式プリンタで印刷される記録シートであって、熱的要因の影響によって伸びや縮みの現象が発生しやすい塩化ビニル支持体と離型処理が施されていないポリエステルフィルム剥離ライナーとを熱可塑性接着剤層を介して剥離可能に貼り合わされていることを特徴する。また、熱可塑性接着剤層に使用している樹脂は塩化ビニル系樹脂であり、接着工程が当該熱可塑性接着剤層を加熱し、塩化ビニル支持体に加圧されることによってなされることを特徴とするものである。
熱可塑性接着剤層に使用される樹脂としては塩化ビニルフィルムとラミネート適正の良好な塩化ビニル系樹脂が好ましく、市販品として入手可能なものでよいが、より好ましくは、Tgが50℃〜80℃のものが良い。Tgが50℃未満の樹脂である場合、ライナーを剥離する際に接着層内部で凝集破壊の現象が発生することが懸念される。また、剥離ライナーを剥がして使用Tgが80℃よりも高くなる場合は、転写感度も悪くなり、転写させるためのニップ温度、圧力条件が大きくなり過ぎて、ニップロールの寿命を縮めてしまうことが懸念される
熱可塑性接着剤層の厚みとしては0.5〜20μm、好ましくは1〜10μmが好適である。厚みが上記上限を越える場合は、転写させるためのニップ温度、圧力条件が大きくなり過ぎて、ニップロールの寿命を縮めてしまうという問題やコスト高となってしまう。一方、厚みが上記下限未満の場合は、塩化ビニルフィルムとポリエステルフィルム間で良好な固着力が得られ難いという問題がある。
本発明で使用される塩化ビニル系樹脂は、例えば、以下に例示する塩化ビニル系樹脂の中で、ガラス転移点(Tg)の条件に含まれるものを適宜選定して使用することが可能である。 また、本発明で使用される塩化ビニル系樹脂は下記のような共重合成分との共重合体:酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニルなどの飽和脂肪酸ビニルエステル類;マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、マレイン酸ジエチル、マレイン酸モノ−2−エチルヘキシル、フマル酸ジ−2−エチルヘキシルなどの不飽和カルボン酸およびそのアルキルエステル類;アリルグリシジルエーテル、グリシジルメタクリレートなどのビニルモノマー、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸ベンジル、メタアクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタアクリル酸−2−ヒドロキシエチル、メタアクリル酸ベンジルなどのアクリル酸あるいはメタアクリル酸およびそのアルキルエステル類;エチレン、プロピレン、イソブチレン、シクロペンテンなどのオレフィン類、メチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、ラウリルビニルエーテルなどのアルキルビニルエーテル類;ジクロロエチレン、トリクロロエチレンなどのハロゲン化オレフィン類;ビニルカプロエート、ビニルペラゴネート、ビニルラウレート、ビニルミリステート、ビニルパルミテート、ビニルステアレートなどの長鎖アルキルビニルエステル類;ビニルアルコール、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、メタアクリロニトリルなどが挙げられる。
剥離ライナーとして使用されるポリエステルフィルムとしては、2軸延伸されたもので厚みが20〜100μmであるものが好ましい。20μm未満の厚みであると受像層加工時の塩化ビニル支持体の伸び縮みの問題を抑制し難くなり、100μmを越えるとコストが非常に高くなってしまうという問題がある。色目については特に限定されるものではない。
支持体として使用される塩化ビニルフィルムとしては硬質であっても軟質でも良く、また、厚みや透過率、色目についても特に限定されるものではない。
インク受容層に使用される材料としては静電方式やインクジェット方式用の受容層材料として使用されている市販のものを使用すれば良い。特に限定されるものではない。
塩化ビニル支持体と離型処理が施されていないポリエステルフィルム剥離ライナーとの貼り合わせは熱可塑性接着剤層を介して加熱し、塩化ビニル支持体に加圧されることによってラミネート加工がなされることを特徴とするものである。
熱可塑性接着剤層を設けた剥離ライナーと塩化ビニルフィルムとの両基材間の貼り合わせ工程は熱可塑性接着剤層を介して加圧および加熱しながらラミネート加工を行う必要がある。加圧および加熱のそれぞれの条件としては、圧力条件としては3〜6kgf/cm2であることが好ましく、一方、温度条件としては90〜140℃が好ましい。圧力条件が3kgf/cm2未満になると良好な圧着条件が得られ難くなり、ラミネート加工の際に皺が発生し易くなり、一方、上限値以上になるとニップロールの寿命を縮めてしまう懸念がある。また、温度条件が90℃未満になると良好な固着条件が得られ難くなり、一方、上限値以上となると塩化ビニルフィルムに含まれる可塑剤のブリードアウトを促進させてしまい、加工前の基材の物性を変化させてしまう懸念やニップロールの寿命を縮めてしまうという懸念がある。
上記条件を満たし、熱可塑性接着剤層を設けた剥離ライナーと塩化ビニルフィルムとの両基材間の貼り合わせを行えば、剥離ライナーの剥離強度が、剥離速度300mm/min、剥離角度180°において0.02N/25mm以上0.30N/25mm以下であるシートが得られる。
本発明は静電方式やインクジェット方式プリンタで印刷される記録シートや記録シートの作製方法であって、記録シートの剥離ライナーはプリンタによる印刷前後に必要に応じて剥離して除去してもよい。
以下に、好ましい実施の形態を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明がこれによって限定されるものではない。
基材として厚さ25μm帝人デュポンフィルム株式会社製ポリエステルフィルムを使用し、ポリエステルフィルムの一方に熱可塑性接着剤層塗布液をバーコーターで塗工し、乾燥塗膜が厚さ10μmとなるように形成した。その後、熱可塑性接着剤層を設けたポリエステルフィルムとリケンテクノス株式会社製ポリ塩化ビニルフィルム(80μm厚み、可塑剤量20パーツ含有)とを熱可塑性樹脂層を介してラミネーター機によって温度条件90℃下でラミネートすることで2層フィルムを得た。熱可塑性接着剤層塗工液の配合は以下の通りである。
塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂(日信化学工業株式会社製ソルバインTA5R Tg点80℃) 15重量部 メチルエチルケトン 85重量部
上記で得られた2層フィルムの塩化ビニル面に市販のインクジェット用インク受容層液をバーコーターで塗工し、乾燥塗膜が厚さ20μmとなるようにインク受容層を設けて記録シートを作成した。
ポリ塩化ビニルフィルム(200μm厚み、可塑剤量20パーツ)を変更した以外は実施例1と同様の方法にてシートを作成した。
ポリ塩化ビニルフィルム(80μm厚み、可塑剤量40パーツ)を変更した以外は実施例1と同様の方法にてシートを作成した。
ラミネートする際の温度条件を140℃に変更した以外は実施例1と同様の方法にてシートを作成した。
基材として厚さ50μm帝人デュポンフィルム株式会社製ポリエステルフィルムを使用し、ポリエステルフィルムの一方に熱可塑性接着剤層塗布液をバーコーターで塗工し、乾燥塗膜が厚さ10μmとなるように形成した。その後、熱可塑性接着剤層を設けたポリエステルフィルムとリケンテクノス株式会社製ポリ塩化ビニルフィルム(80μm厚み、可塑剤量20パーツ含有)とを熱可塑性樹脂層を介してラミネーター機によって温度条件90℃下でラミネートすることで2層フィルムを得た。熱可塑性接着剤層塗工液の配合は以下の通りである。
塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂(日信化学工業株式会社製ソルバインTA5R Tg点80℃) 15重量部 メチルエチルケトン 85重量部
上記で得られた2層フィルムの塩化ビニル面に市販の静電方式用インク受容層液をバーコーターで塗工し、乾燥塗膜が厚さ10μmとなるようにインク受容層を設けて記録シートを作成した。
ポリ塩化ビニルフィルム(80μm厚み、可塑剤量40パーツ)を変更した以外は実施例と同様の方法にてシートを作成した。
ラミネートする際の温度条件を140℃に変更した以外は実施例と同様の方法にてシートを作成した。
(比較例1)熱可塑性接着剤層を変更した以外は実施例1と同様の方法にてシートを作成した。熱可塑性接着剤層塗工液の配合は以下の通りである。
アクリル系樹脂 15重量部(三菱レイヨン株式会社製BR−82 Tg点95℃) メチルエチルケトン 85重量部
(比較例2)熱可塑性接着剤層を変更した以外は実施例1と同様の方法にてシートを作成した。熱可塑性接着剤層塗工液の配合は以下の通りである。
ポリエステル樹脂 15重量部(東洋紡績株式会社製バイロン550 Tg点−15℃) メチルエチルケトン 85重量部
(比較例3)熱可塑性接着剤層の厚みを0.3μmと変更した以外は実施例1と同様の方法にてシートを作成した。
(比較例4)ラミネートする際の温度条件を70℃に変更した以外は実施例1と同様の方法にてシートを作成した。
(比較例5)熱可塑性接着剤層を変更した以外は実施例5と同様の方法にてシートを作成した。熱可塑性接着剤層塗工液の配合は以下の通りである。
アクリル系樹脂 15重量部(三菱レイヨン株式会社製BR−82 Tg点95℃) メチルエチルケトン 85重量部
(比較例6)熱可塑性接着剤層を変更した以外は実施例5と同様の方法にてシートを作成した。熱可塑性接着剤層塗工液の配合は以下の通りである。
ポリエステル樹脂 15重量部(東洋紡績株式会社製バイロン550 Tg点−15℃) メチルエチルケトン 85重量部
(比較例7)熱可塑性接着剤層の厚みを0.3μmと変更した以外は実施例と同様の方法にてシートを作成した。
(比較例8)ラミネートする際の温度条件を70℃に変更した以外は実施例と同様の方法にてシートを作成した。
このようにして得られた記録シートについて、製造安定性(加工時における剥がれの不具合の発生)、印刷安定性(印刷時における搬送性および剥がれの不具合の発生)、剥離ライナーの引き剥がし易さについて評価を行った(○:良好、×:不良)。印刷安定性については、インクジェット方式においてはプリンタとしてローランド ディー.ジー株式会社製FJ−500を使用して評価を行い、静電方式においてはプリンタとして富士ゼロックス株式会社製DocuPrintC830を使用して評価を行った。剥離ライナーの引き剥がし易さについては剥離ライナーのセロハンテープ剥離強度が、剥離速度300mm/min、剥離角度180°において0.02N/25mm以上0.30N/25mm以下の剥離強度数値が得られれば、合格とした。
これらの結果を表1に示す。
Figure 0004380514
記録シートの構造を示す断面図
符号の説明
1.インク受容層
2.塩化ビニル支持体
3.熱可塑性接着剤層
4.剥離ライナー

Claims (1)

  1. 静電方式やインクジェット方式プリンタで印刷される記録シートにおいて、熱可塑性接着剤層を設けた剥離ライナーと塩化ビニルフィルムとが熱可塑性接着剤層を介して加圧および加熱しながら貼り合わせ、塩化ビニル面に静電用やインクジェット用のインク受容層を設けた記録シートであって、熱可塑性接着剤層に使用している樹脂がガラス転移温度(Tg)50℃〜80℃の塩化ビニル系樹脂であり、熱可塑性接着剤層の厚みが0.5〜20μmであり、剥離ライナーが厚み20〜100μmの離型処理が施されていないポリエステルフィルムであり、加熱貼り合わせの温度条件が90〜140℃であることを特徴とする記録シート
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