JP4380287B2 - 光モジュール用レンズホルダ、光モジュールおよび、光モジュールの組立方法 - Google Patents
光モジュール用レンズホルダ、光モジュールおよび、光モジュールの組立方法 Download PDFInfo
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Description
(a)前記第2のホルダの内筒に前記第1のホルダを挿入するステップ、
(b)前記第2のホルダの一端面に前記ステムホルダを溶接するステップ、
(c)その突起部を前記溝に係合させた前記調整機構を前記円筒中心軸方向に移動させることにより、前記第1のホルダを前記円筒中心軸方向に移動させるステップ、
(d)前記第1のホルダの移動により、前記フェルールの通過光が最適なパワーを得た後、前記第1のホルダと前記第2のホルダとを溶接するステップ、
(e)前記第2のホルダと前記フェルールホルダとを相対的に、前記円筒中心軸に垂直な方向に移動させることにより、前記フェルールの通過光が最適なパワーを得た後、前記第2のホルダの他端面に前記フェルールホルダを溶接するステップ。
図1から図13は、本発明の実施の形態1を示す図である。図1および図2は光モジュールの外形図であり、図1は上面図、図2は側面図を示す。また、図3は図2の矢印AA矢視断面図である。図1において、紙面表裏方向がY軸、円筒軸方向がZ軸であり、Y軸とZ軸とに垂直な方向がX軸である。
(a)第2のホルダ6に第1のホルダ5を円筒軸方向に挿入するステップ、
(b)第2のホルダ6の一端面に前記ステムホルダ2を溶接するステップ、
(c)第1のホルダ5を第2のホルダ6の円筒軸方向に移動させるステップ、
(d)第1のホルダ5の移動により、フェルール15の通過光が最適なパワーを得た後、第1のホルダ5と第2のホルダ6とを溶接するステップ、
(e)第2のホルダ6とフェルールホルダ4とを相対的に、円筒軸に垂直な方向に移動させることにより、フェルール15の通過光が最適なパワーを得た後、第2のホルダ6の他端面にフェルールホルダ4を溶接するステップ。
これにより、製造工程が容易であり、光が効率よく結合し、強度的に有利な光モジュールを組み立てる事ができる。
図14は、本発明の実施の形態2を示す図である。図14は、第1のホルダ5の断面図である。図14において、溶接による熱がレンズ16に伝わらないようにするため、溶接予定エリア24Aおよび24Bとレンズ固定面26との間に熱絶縁層27を設けている。つまり、第1のホルダ5の内表面と、外表面との間に熱絶縁層27を設けている。
図15は、本発明の実施の形態3を示す図である。図15は、第1のホルダ5の断面図である。図15において、溶接による熱がレンズ16に伝わらないようにするため、レンズ16は熱絶縁レンズ保持具29にて保持されている。
Claims (9)
- 入射レーザ光を集光するレンズと、
前記レンズを内接して保持する筒状の第1のホルダと、
側面に周囲が壁面で囲まれた開口部を有するとともに、内筒に前記第1のホルダが挿入される筒状の第2のホルダと、を備え、
前記第1のホルダは、外表面の一部が前記第2のホルダの開口部の内側に配置され、
前記第1のホルダの外表面に溝が設けられ、
前記溝は、前記第2のホルダの円筒中心軸と垂直方向に形成されかつ前記第2のホルダの開口部の内側に配置され、
前記第1のホルダを前記第2のホルダの円筒中心軸方向に移動させるための調整機構の突起部を、前記第2のホルダの開口部を通して前記溝と係合させ、前記調整機構を前記円筒中心軸方向に移動させることで、前記第1のホルダを前記円筒中心軸方向に移動させ、前記入射レーザ光が集光される光導波路のレーザ光入射面へ前記入射レーザ光を結合させることができることを特徴とする光モジュール用レンズホルダ。 - 前記溝が前記第1のホルダの外表面を周回する請求項1に記載の光モジュール用レンズホルダ。
- 前記第1のホルダの内表面と、外表面との間に熱絶縁層を有する請求項1または請求項2のいずれかに記載の光モジュール用レンズホルダ。
- 前記レンズを熱絶縁レンズ保持具で保持する請求項1または請求項2のいずれかに記載の光モジュール用レンズホルダ。
- 前記第2のホルダの開口部が、対向する2個所に配置される請求項1から請求項4のいずれかに記載の光モジュール用レンズホルダ。
- 前記第2のホルダの開口部が方形である請求項1から請求項5のいずれかに記載の光モジュール用レンズホルダ。
- 前記第1のホルダと前記第2のホルダとは少なくとも溶接部で固着され、
前記溶接部は、前記第2のホルダの開口部の周縁に配されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の光モジュール用レンズホルダ。 - レーザ光を発するレーザダイオードと、
前記レーザダイオードを保持するステムホルダと、
光導波路の設けられたフェルールと、
前記フェルールを保持するフェルールホルダと、
前記レーザ光を集光するためのレンズと、
前記レンズを内接して保持する筒状の第1のホルダと、
側面に周囲が壁面で囲まれた開口部を有するとともに、内筒に前記第1のホルダが挿入される筒状の第2のホルダと、を備え、
前記第1のホルダは、外表面の一部が前記第2のホルダの開口部の内側に配置され、
前記第1のホルダの外表面に溝が設けられ、
前記溝は、前記第2のホルダの円筒中心軸と垂直方向に形成されかつ前記第2のホルダの開口部の内側に配置され、
前記第1のホルダと前記第2のホルダとは少なくとも溶接部で固着され、
前記第2のホルダの一端面に前記ステムホルダが固着され、他端面に前記フェルールホルダが固着され、
前記第1のホルダを前記第2のホルダの円筒中心軸方向に移動させるための調整機構の突起部を、前記第2のホルダの開口部を通して前記溝と係合させ、前記調整機構を前記円筒中心軸方向に移動させることで、前記第1のホルダを前記円筒中心軸方向に移動させ、前記光導波路のレーザ光入射面へ前記入射レーザ光を結合させることができることを特徴とする光モジュール。 - レーザ光を発するレーザダイオードを保持したステムホルダと、
光導波路の設けられたフェルールを保持するフェルールホルダと、
レンズを内接して保持する筒状の第1のホルダと、
側面に周囲が壁面で囲まれた開口部を有するとともに、内筒に前記第1のホルダが挿入される筒状の第2のホルダとを備え、
前記第1のホルダは、外表面の一部が前記第2のホルダの開口部の内側に配置され、
前記第1のホルダの外表面に溝が設けられ、
前記溝は、前記第2のホルダの円筒中心軸と垂直方向に形成されかつ前記第2のホルダの開口部の内側に配置され、
前記第1のホルダを前記第2のホルダの円筒中心軸方向に移動させるための調整機構の突起部を、前記第2のホルダの開口部を通して前記溝と係合させ、前記調整機構を前記円筒中心軸方向に移動させることで、前記第1のホルダを前記円筒中心軸方向に移動させることができることを特徴とする光モジュールについて、
以下のステップ(a)〜(e)の順序で組立を行う光モジュールの組立方法。
(a)前記第2のホルダの内筒に前記第1のホルダを挿入するステップ、
(b)前記第2のホルダの一端面に前記ステムホルダを溶接するステップ、
(c)その突起部を前記溝に係合させた前記調整機構を前記円筒中心軸方向に移動させることにより、前記第1のホルダを前記円筒中心軸方向に移動させるステップ、
(d)前記第1のホルダの移動により、前記フェルールの通過光が最適なパワーを得た後、前記第1のホルダと前記第2のホルダとを溶接するステップ、
(e)前記第2のホルダと前記フェルールホルダとを相対的に、前記円筒中心軸に垂直な方向に移動させることにより、前記フェルールの通過光が最適なパワーを得た後、前記第2のホルダの他端面に前記フェルールホルダを溶接するステップ。
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