JP4380251B2 - 印刷インキ組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、優れた耐摩擦性を有し、鉱物油類の全てを植物油および/または脂肪酸エステルに置き換えた環境調和型印刷インキ組成物に関するものである。
印刷においてヒートセット型オフセット印刷、グラビア印刷などの加熱蒸発型乾燥方式では印刷インキに含まれる揮発性有機溶剤をドライヤー中で紙面温度50℃以上にて蒸発乾燥させることにより乾燥を行う。印刷インキには、蒸発乾燥後、耐摩擦性、耐ブロッキング性が要求されるため、必要に応じて種々の添加剤が使用されている。
近年環境問題に対する認識が高まっており、印刷インキ業界においても環境対策が求められている。具体的には、その対策として、酸化重合型インキにおいて、鉱物油類の一部または全てを植物油および植物油脂肪酸エステルで置き換えたノンVOCあるいは低VOCインキ、輪転型グラビア印刷においては水性グラビアインキなどが注目を浴びている。
しかし、紙印刷において、100℃から175℃の熱により皮膜が硬化するノンVOCインキについての技術(特許文献1参照)は開示されているが、現況では、実印刷において乾燥性と印刷適性を充たすインキは存在しない。
USP3,804,640号 なし
本発明の目的は、前記従来技術の問題点に対して、VOC環境対策を行いながら乾燥性、耐摩擦性、地汚れ等の紙印刷に要求される必要な性能を充たす印刷インキ組成物を提供することにある。
本発明者らは上記の課題を解決するために着色剤、およびバインダー樹脂として、重量平均分子量10000〜200000、かつノルマルヘプタントレランス1〜40mlである不飽和カルボン酸またはその無水物で変性させたロジン類から合成されるロジンアルキド樹脂及び/またはアルキル基の炭素数が1から7のアルキルフェノールから合成されるロジン変性フェノール樹脂を含有し、さらに植物油及び/または脂肪酸エステル、(メタ)アクリル酸エステル、熱重合開始剤を含有することを含有することにより課題を解決することを見出して、本研究を完成するに至った。
すなわち、本願発明は、着色剤、バインダー樹脂、植物油及び/または脂肪酸エステル、(メタ)アクリル酸エステルならびに熱重合開始剤を含有する印刷インキ組成物において、
バインダー樹脂が
1)不飽和カルボン酸またはその無水物で変性させたロジン類から合成されるロ
ジンアルキド樹脂
及び/または
2)アルキル基の炭素数が1から7のアルキルフェノールから合成されるロジン
変性フェノール樹脂
であり、かつ
上記バインダー樹脂が、
1)重量平均分子量10000〜200000
及び
2)樹脂1gをトルエン9gに溶かした溶液に対して、25℃条件下でノルマル
ヘプタンを滴下した時に白濁するノルマルヘプタンの体積量(ml)(以下
ノルマルヘプタントレランス)1〜40ml
であることを特徴とする印刷インキ組成物に関する。
また、本発明は、熱重合開始剤が有機過酸化物およびアゾ化合物から選ばれる上記印刷インキ組成物に関する。
また、本発明は、芳香族成分、パラフィン成分およびナフテン成分から選ばれる1種類以上からなる溶剤を含有しない上記印刷インキ組成物に関する。
また、本発明は、インキ組成物0.3gをトルエン3ml±1mlに希釈し強制排気オーブンにて110℃±5℃、1時間加熱し減分の重量%を測定する方法において、減分の重量%が1重量%未満であることを特徴とする上記印刷インキ組成物に関する。
さらに、本発明は、印刷インキがヒートセット型インキであることを特徴とする上記印刷インキ組成物に関する。さらに、本発明は、印刷インキ組成物を用いて、紙面温度50℃以上になる熱風または熱量を0.1秒以上照射してインキ皮膜を硬化させることを特徴とする印刷方法に関する。


本発明により紙印刷において紙面温度50℃以上になる熱風または熱量を0.1秒以上照射してインキ皮膜を硬化し、耐摩擦性、光沢、印刷適性、且つインキとして経時安定性に優れた印刷インキ組成物を提供する。

本発明の印刷インキ組成物を得るために使用する着色剤としては、従来から印刷インキに使用されている無色または有色の、無機または有機顔料が使用できる。具体的には、二酸化チタン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、磁性酸化鉄などの無機顔料、アゾ系顔料、レーキ顔料、フタロシアニン系顔料、イソインドリン系顔料、アントラキノン系顔料、キナクドリン系顔料などの有機顔料、およびカーボンブラックなどが使用できる。着色剤の印刷インキ組成物中における含有量は3-40重量%程度が適当である。
バインダー樹脂としては、重量平均分子量10000〜200000、かつノルマルヘプタントレランス1〜40mlである不飽和カルボン酸またはその無水物で変性させたロジン類から合成されるロジンアルキド樹脂及び/またはアルキル基の炭素数が1から7のアルキルフェノールから合成されるロジン変性フェノール樹脂を使用できる。
これらの樹脂の構成材料としては、ロジン類、多塩基酸、多価アルコール、ロジン類を変性させる不飽和カルボン酸またはその無水物、アルキルフェノールなどが例示できる。
ロジン類としては、具体的には、ガムロジン、ウッドロジン、トール油ロジンまたは混合物などが例示できる。
多塩基酸としては、具体的には、フタル酸または、その無水物、コハク酸または、その無水物、アジピン酸または、その無水物、アゼライン酸、セバシン酸などが例示できる。多価アルコールとしては、具体的には、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリメチロールプロパン、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ペンタエリスリトールなどが例示できる。
ロジン類を変性させる不飽和カルボン酸またはその無水物としては、具体的には、マレイン酸または、その無水物、フマル酸、イタコン酸または、その無水物、クロトン酸、ケイ皮酸を例示できる。
アルキル基の炭素数が1から7のアルキルフェノール類としては、具体的には、フェノール、パラメチルフェノール、パラエチルフェノール、パラノルマルプロピルフェノール、パライソプロピルフェノール、パラノルマルブチルフェノール、パライソブチルフェノー
ル、パラターシャリーブチルフェノール、パラノルマルペンチルフェノール、パラノルマルヘキシルフェノール、パラノルマルヘプチルフェノールなどのアルキルフェノールが挙げられる。
重量平均分子量10000〜200000、かつノルマルヘプタントレランス1〜40mlである不飽和カルボン酸またはその無水物で変性させたロジン類から合成されるロジンアルキド樹脂の製法としては、ロジン類に不飽和カルボン酸またはその無水物を反応させた後、多塩基酸、多価アルコールを混合し、さらにパラトルエンスルホン酸等のエステル化触媒下で加熱することにより得ることができる。上記の重量平均分子量とノルマルヘプタントレランスである不飽和カルボン酸またはその無水物で変性させたロジン類から合成されるロジンアルキド樹脂を使用することによりインキの粘弾性と流動性を確保できるため、地汚れ性と着肉性に優れたインキを得ることができる。
重量平均分子量とノルマルヘプタントレランスは、好ましくは、重量平均分子量10000〜200000かつノルマルヘプタントレランス1〜40ml、さらに好ましくは、5000〜150000かつノルマルヘプタントレランス5〜35mlが良い。
重量平均分子量が10000より低い場合、または、ノルマルヘプタントレランスが40mlより高い量の場合は、インキの粘弾性が低くなり地汚れ性が劣る。重量平均分子量が200000より高い場合、または、ノルマルヘプタントレランスが1mlより低い量の場合は、インキの流動性が悪くなり着肉性が劣る。
アルキル基の炭素数が1から7のアルキルフェノールから合成されるロジン変性フェノール樹脂の製法としては、ロジン類とアルキル基の炭素数が1から7のアルキルフェノールとパラホルムアルデヒドを触媒下で反応させ得たフェノール樹脂を反応させ、さらに多価アルコールを添加し、パラトルエンスルホン酸等のエステル化触媒下で加熱することにより得ることができる。
バインダー樹脂の含有量は特に限定されないが、印刷インキ組成物中に10−60重量%程度の範囲が適切であり、前記のバインダー樹脂は単独でまた2種以上を使用できる。また、本発明の印刷インキ組成物には、前記のバインダー樹脂に加え、必要に応じて、アルキド樹脂または石油樹脂を単独または2種以上併用することができる。
上記の反応にて得られたバインダー樹脂を用いることにより、植物油及び/または脂肪酸エステル、(メタ)アクリル酸エステル、熱重合開始剤の存在下においてインキの系が安定し、且つインキの粘弾性を確保することができるため、印刷時において耐摩擦性、地汚れ性及び追い刷り性、光沢、ベタ着肉等の性能を充たしたインキを得ることができる。
本発明の紙面温度50℃以上になる熱風または熱量を0.1秒以上照射してインキ皮膜を重合硬化する印刷インキを得るには、(メタ)アクリル酸エステルを含有させる。(メタ)アクリル酸エステルとしては、具体的にはノニルフェノキシペンチルグリコール(メタ)アクリレート、マレイン酸水素メタクリルオキシエチル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、2,2ビス[4−((メタ)アクリロイロキシジエトキシ)フェニル]プロパン、2,2-ビス[4-((メタ)アクリロイロキシジエトキシ)フェニル]メタン、トリシクロデカンジメタノールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、2(2ヒドロキシ1,1ジメチルエチル)5ヒドロキシメチル5エチル)3ジオキサンジ(メタ)アクリレート、グリセリンプロピレンオキサイド付加物トリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンプロピレンオキサイド付加物トリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンエチレンオキサイド付加物トリ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールカプロラクタン付加物ヘキサ(メタ)アクリレート等を例示できる。
(メタ)アクリル酸エステルの含有量は特に限定されないが、好ましくはオフセット印刷組成物中に1-30重量%、さらに好ましくは、5%−30%が良い。これより少ない
場合は紙面温度50度以上になる熱風または熱量を0.1秒以上照射した時、インキ皮膜を重合硬化させる効果を十分に得られず、これより多い場合は地汚れ及び追刷り性等の印刷適性が劣化する。
本発明における紙面温度50度以上になる熱風または熱量を0.1秒以上照射してインキ皮膜を重合硬化する印刷インキを得るには、さら、熱重合開始剤を含有させる。熱重合開始剤としては、熱風または熱量により(メタ)アクリル酸エステルをラジカル型熱重合を開始し得る公知の任意のものが使用でき、具体的には、有機過酸化物としては、メチルエチルケトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド、アセチルアセトンパーオキサイドの如きケトンパーオキサイド;1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサノン、2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタンの如きパーオキシケタール;t−ブチルハイドロパーオキサイド、パラメンタンハイドロパーオキサイドの如きハイドロパーオキサイド;ジt−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンの如きジアルキルパーオキサイド;アセチルパーオキサイド、デカノイルパーオキサイド、過酸化ベンゾイルの如きジアシルパーオキサイド;ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ビス−(4−t−ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネート、ジ(3−メチル−3−メトキシブチル)パーオキシジカーボネートの如きパーオキシジカーボネート;t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシ2−エチルヘキサネート、ジ−t−ブチルパーオキシイソフタレートの如きパーオキシエステルが例示できる。
アゾ化合物としては、アゾビスイソブチルニトリル、2,2’−アゾビス−2−メチルブチルニトリル、2,2’―アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリルの如きアゾニトリル化合物;2,2’−アゾビス{2−メチル−N−[1,1−ビス(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド}、2,2’−アゾビス[N−(2−プロペニル)−2−メチルプロピオンアミド]、2,2’−アゾビス(N−シクロヘキシル−2−メチルプロピオンアミド)の如きアゾアミド化合物;2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]、2,2’−アゾビス[2−(3、4、5、6−テトラヒドロピリミジン−2−イル)プロパン]ジヒドロクロライド、2,2’−アゾビス[2-(2-イミダゾリン-2-イル)プロパン]ジサルファイトジヒドライドの如き環状アゾアミジン化合物;ジメチル2,2’−アゾビス(2-メチルプロピオナ−ト)、2,2’−アゾビス(2-メチルプロピオンアミドオキシム)、2,2’−アゾビス(2,4,4-トリメチルペンタン)の如きアゾ化合物が例示できる。熱硬化開始剤の含有量は特に限定されないが、好ましくは、0.1%−10%、さらに好ましくは0.1%−5%が良い。これより少ない場合には、熱硬化開始剤による十分な皮膜を形成する効果を得ることができない。また、これより多い場合には、インキの系の安定性を維持できない。
本発明の(メタ)アクリル酸エステル、熱硬化開始剤を使用することによってインキ皮膜が硬化するのは、アクリル酸エステルまたはメタアクリル酸エステルの分子中の(メタ)アクロイル基が紙面温度50℃以上になる熱照射によってラジカル型熱重合反応を起こし皮膜を形成するためである。また、熱重合開始剤は、紙面温度50℃以上になる熱照射によって自己解離、ラジカル化を起こし(メタ)アクリル酸エステルのラジカル型重合反応を促進する。
本発明の印刷インキ組成物を得るために使用できる植物油成分としては、植物油および脂肪酸エステル化合物が挙げられる。
前記植物油としては、大豆油、アマニ油、綿実油、サフラワー油、桐油、トール油、脱水ヒマシ油、カノーラ油、ヤシ油等の乾性油、半乾性油、不乾性油が例示できる。これら植物油の含有量は特に限定されないが印刷インキ組成物中に10−60重量%程度の範囲が適切であり単独でまたは2種以上を併用できる。
脂肪酸エステル化合物としては、前記の乾性油または半乾性油、不乾性油由来の脂肪酸のモノアルキルエステルまたは、合成脂肪酸エステルが挙げられる。かかる脂肪酸モノエステルとしては、炭素数6−20の飽和及び/または不飽和脂肪酸が好ましく
パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、ラウリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステアリン酸などが例示できる。脂肪酸エステルを構成するアルコール由来のアルキル基は、炭素数1−10のものが好ましく、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ターシャリーブチル、2−エチルヘキシル等のアルキル基が例示できる。これら脂肪酸エステルの含有量は、印刷インキ組成物中に10−60重量%程度の範囲が適切であり単独でまたは2種以上を併用できる。
前記植物油及び/または脂肪酸エステルの含有量は特に限定されないが、印刷インキ組成物中に10−60重量%程度の範囲が適切であり、単独でまた2種以上を使用できる。本発明の印刷インキ組成物においては、植物油として、植物油、脂肪酸エステルをそれぞれ単独で用いてもよく、両者を併用してもよい。
さらに、本発明の印刷インキ組成物には、必要に応じて、ゲル化剤、顔料分散剤、ドライヤー、乾燥遅延剤、酸化防止剤、整面助剤、耐摩擦性向上剤、裏移り防止剤、非イオン系界面活性剤、多価アルコールなどの添加剤を適宜使用することができる。ゲル化剤としては、トリメチロールプロパン−トリス−β―N−アジリジニルプロピオネート、ペンタエリスリトールプロパン−トリス−β―N−アジリジニルプロピオネートなどのアジリン化合物、グリセロールポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテルなどのエポキシ化合物、エチルアセトアセテートアルミニウムジイソポロポキシド、アルミニウムトリスエチルアセトアセテートなどのアルミニウムキレート化合物、アルミニウムイソプロポキシド、モノ−sec−ブトキシアルミニウムジイソプロポキシド、アルミニウムトリ−sec−ブトキシドなどのアルミニウムアルコラート類などを挙げることができる。
印刷インキ組成物が印刷後、紙面温度50℃以上の熱を0.1秒以上照射されることによりインキ皮膜を硬化させることを特徴とする印刷方法としては、具体的には、ヒートセット輪転型オフセット印刷、ヒートセット輪転型グラビア印刷、シルクスクリーン印刷、凸版印刷、フレキソ印刷などが挙げられる。照射される熱風または熱量としては、紙面温度50℃以上、0.1秒以上の照射が必要だが、好ましくは、紙面温度70℃以上、1秒以上、さらに好ましくは、紙面温度90℃以上、1秒以上が良い。
本発明の印刷インキ組成物を製造するには、従来公知の方法で実施することが出来る。一例としてバインダー樹脂、植物油成分、必要に応じてゲル化剤を加えて、190℃1時間のクッキング条件でワニスを製造する。次いで、例えば、前記のワニスに着色剤、及び、(メタ)アクリル酸エステル、植物油成分、顔料分散剤または顔料分散樹脂を加え、ビーズミルや3本ロール等で練肉することにより印刷インキ用ベースを得ることが出来る。次いで、植物油成分、(メタ)アクリル酸エステル、熱重合開始剤、その他の添加剤を加え、所定粘度に調整し印刷インキ組成物を得ることが出来る。

以下本発明を実施例により説明するが本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
(印刷インキ用樹脂実施例A)反応容器中で、ガムロジン1500部と無水マレイン酸50部を180℃で反応させた後、アジピン酸50部、グリセリン75部、ペンタエリスリトール25部を混合し、さらに触媒としてパラトルエンスルホン酸1.5部を添加した後、250℃に加熱し、その後8時間反応を行い、ノルマルヘプタントレランス40ml、重量平均分子量10000のロジンアルキド樹脂Aを得た。
(印刷インキ用樹脂実施例B)反応容器中で、ガムロジン類1500部と無水マレイン酸100部を180℃で反応させた後、アジピン酸50部、ペンタエリスリトール200部を混合し、さらに触媒として酸化カルシウム1.5部を添加した後、250℃に加熱し、その後8時間反応を行い、ノルマルヘプタントレランス20ml、重量平均分子量100
000のロジンアルキド樹脂Bを得た。
(印刷インキ用樹脂実施例C)反応容器中で、ガムロジン類1500部と無水マレイン酸150部を180℃で反応させた後、アジピン酸150部、ペンタエリスリトール250部を混合し、さらに触媒として酸化カルシウム1.5部を添加した後、250℃に加熱し、その後8時間反応を行い、ノルマルヘプタントレランス1ml、重量平均分子量122000のロジンアルキド樹脂Cを得た。
(印刷インキ用樹脂実施例D)反応容器中でガムロジン1500部に、予めキシレン溶媒中でパラメチルフェノール450部とパラホルムアルデヒド320部を水酸化ナトリウム触媒下で100℃で4時間反応させ、水分除去したフェノール樹脂を150℃で滴下し2時間反応させた。更に、ペンタエリスリトール150部を添加し、触媒として酸化カルシウム1.5部を用い250℃で12時間反応させて、ノルマルヘプタントレランス5ml、重量平均分子量91000のロジン変性フェノール樹脂Dを得た。
(印刷インキ用樹脂実施例E)反応容器中でガムロジン1500部に、予めキシレン溶媒中でパラターシャリーブチルフェノール650部とパラホルムアルデヒド320部を水酸化ナトリウム触媒下で100℃で4時間反応させ、水分除去したフェノール樹脂を150℃で滴下し2時間反応させた。更に、ペンタエリスリトール150部を添加し、触媒として酸化カルシウム1.5部を用い250℃で12時間反応させて、ノルマルヘプタントレランス23ml、重量平均分子量100000のロジン変性フェノール樹脂Eを得た。
(印刷インキ用樹脂実施例F)反応容器中でガムロジン1500部に、予めキシレン溶媒中でパラヘプチルフェノール850部とパラホルムアルデヒド320部を水酸化ナトリウム触媒下で100℃で4時間反応させ、水分除去したフェノール樹脂を150℃で滴下し2時間反応させた。更に、ペンタエリスリトール100部、グリセリン50部を添加し、触媒として酸化カルシウム1.5部を用い250℃で12時間反応させて、250℃でノルマルヘプタントレランス40ml、重量平均分子量75000のロジン変性フェノール樹脂Fを得た。
(印刷インキ用樹脂比較例G)反応容器中で、ガムロジン1500部に、セバシン酸50部、ペンタエリスリトール200部を添加・混合し、さらに触媒としてパラトルエンスルホン酸を1.5部を添加した後、250℃に加熱し、その後8時間反応を行い、ノルマルヘプタントレランス55ml 重量平均分子量10000のロジンアルキド樹脂Gを得た。
(印刷インキ用樹脂比較例H)反応容器中で、ガムロジン類1500部と無水マレイン酸200部を180℃で反応させた後、アジピン酸150部、ペンタエリスリトール300部を混合し、さらに触媒として酸化カルシウム1.5部を添加した後、250℃に加熱し、その後8時間反応を行い、ノルマルヘプタントレランス65ml、重量平均分子量140000のロジンアルキド樹脂Hを得た。
(印刷インキ用樹脂比較例I)反応容器中でガムロジン1500部に、パラノニルフェノール900部とパラホルムアルデヒド320部を水酸化ナトリウム触媒下で100℃で4時間反応させ、水分除去したフェノール樹脂を150℃で滴下し2時間反応させた。更にペンタエリスリトール90部を添加し、触媒としてパラトルエンスルホン酸1.5部を用い250℃で12時間反応させて、ノルマルヘプタントレランス0.5ml、重量平均分子量55000のロジン変性フェノール樹脂Iを得た。
(ワニス実施例A−H)印刷インキ用樹脂実施例A−F55部 大豆油44部 または、大豆油ブチルエステル44部 アルミキレート(アルミニウム ジイソプロキシド モノエチルアセテート)1部を表1の配合で190℃にて1時間保温しワニス実施例A−Hを得た。
(ワニス比較例A−D)印刷インキ用樹脂実施例G―I 55部 大豆油44部 または、大豆油ブチルエステル44部 アルミキレート(アルミニウム ジイソプロキシド モノエチルアセテート)1部を表2の配合で190℃にて1時間保温しワニス比較例A−Dを得た。
(ワニス比較例E)印刷インキ用樹脂比較例H 50部 大豆油12部 鉱物油(ニッセキAFソルベント7)37部 アルミキレート(アルミニウム ジイソプロキシド モノエチルアセテート)1部を表2の配合で190℃にて1時間保温しワニス比較例Eを得た。
[印刷インキ組成物の製造]
実施例1−10
ワニス実施例A−H、およびフタロシアニンブルー(東洋インキ製造(株)LIONOL
BLUE FG7330)をそれぞれ表3の配合(各成分の配合量は部数で示す、以下同様)で混合し、分散粒子系測定機(グラインドメーター)で7.5ミクロン以下になるまで3本ロールで練肉し、各インキベースを得た。次いで、各インキベースに対して表3の配合で2,2ビス[4−(アクリロイロキシジエトキシ)フェニル]プロパン(日本化薬(株)製2官能モノマー KAYARAD FM300)または、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート(東亜合成(株)製4官能モノマー アロニックスM408)、および、コンパウンド類、および大豆油および/または、大豆油ブチルエステル、および熱重合開始剤として、過酸化ベンゾイル、(日本油脂(株)ナイパーBW)、ジイソプロピルパーオキシカーボネート(日本油脂(株)パーロイルIPP−50)、シクロヘキサノンパーオキサイド(日本油脂(株)パーヘキサH)、2,2’−アゾビス−2−メチルブチルニトリル(和光純薬工業(株)V−60)、2,2’−アゾビス{2−メチル−N−[1,1−ビス(ヒドロキシメチル)―2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド(和光純薬工業(株)VA−080)、ジメチル2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオナ−ト)(和光純薬工業(株)V−601)を添加、攪拌し、実施例1−10の印刷インキ組成物を得た。
比較例1―7
ワニス比較例A−D、およびフタロシアニンブルー(東洋インキ製造(株)LIONOL
BLUE FG7330)をそれぞれ表4の配合で混合し、分散粒子系測定機(グラインドメーター)で7.5ミクロン以下になるまで、3本ロールで練肉し、各インキベースを得た。次いで、各インキベースに対して表4の配合で2,2ビス[4−(アクリロイロキシジエトキシ)フェニル]プロパン(日本化薬(株)製2官能モノマー KAYARAD FM300)または、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート(東亜合成(株)製4官能モノマー アロニックスM408)および、コンパウンド類、および大豆油及び/または、大豆油ブチルエステルを添加し、比較例1、3の印刷インキ組成物には、さらに熱重合開始剤として過酸化ベンゾイル(日本油脂(株)ナイパーBW)、比較例5,6,7には、さらに熱重合開始剤として過酸化燐酸バリウム塩を添加、攪拌しインキ比較例1−7の印刷インキ組成物を得た。
比較例8
ワニス比較例Eおよびフタロシアニンブルー(東洋インキ製造(株)LIONOL BLUE FG7330)をそれぞれ表4の配合で混合し、分散粒子系測定機(グラインドメーター)で7.5ミクロン以下になるまで、3本ロールで練肉し、各インキベースを得た。次いで、各インキベースに対して表4の配合でコンパウンド類、鉱物油(日石AFソルベント7)を添加し比較例8のオフセットインキ組成物を得た。なお比較例8は鉱物油類を
含有する一般的な平版(ヒートセット型)インキ組成物である。
[印刷評価試験]実施例1−12および比較例1−8の印刷インキ組成物を三菱BT2−800NEOオフ輪印刷機にて800rpmでNPIコート紙66.5kg(日本製紙(株)製)を用い、各インキ2万枚の印刷試験を行い、下記の評価を行った。この時、印刷物に熱風に照射される時間は1秒である。
(乾燥性)
印刷物が指頭にてベタ付きの無くなる紙面温度を確認した。
(耐摩擦性)
紙面温度110度になるよう熱風をコントロールして印刷した時の印刷物の擦れ状態を目視にて評価した。
3;印刷物の擦れ方が少ないもの
2;印刷物の擦れ方が中程度のもの
1;印刷物の擦れ方が多いもの
(地汚れ及び追い刷り性)
水ダイヤルを一定にして、約2万枚通す中で汚れが発生した通し枚数を評価した。通し枚数が多いインキは、地汚れ性及び追い刷り性に優れている。
(光沢)
各印刷インキ組成物が十分に乾燥する紙面温度で印刷した印刷物のベタ部を60°-60°反射光沢を光沢計(村上色彩技術研究所製、デジタル光沢計)により測定した。
(ベタ着肉)
各印刷インキ組成物が十分に乾燥する紙面温度で印刷した印刷物のベタ部の着肉を目視にて評価した。
3;ベタ部にガサツキがないもの
2;ベタ部のガサツキが中程度のもの
1;ベタ部のガサツキが多いもの
[印刷インキ物性試験] 実施例1−12および比較例1−8の印刷インキ組成物について、下記の物性評価を行なった。
(経時安定性;コーンプレート粘度計による経時の増粘性測定 単位;Pa・s)
各印刷インキ組成物を作製し、作製直後のインキ、作製から24時間経過したインキ、作製から168時間経過したインキをコーンプレート型粘度計にて測定した。インキ組成物の系としての相溶性が劣悪の場合、インキが経時で増粘する。
(VOCの減分測定試験)
各印刷インキ組成物0.3gをトルエン3ml±1mlに希釈し強制排気オーブンにて110℃±5℃、1時間加熱し減分の重量%を測定した。
[前記評価結果]実施例1−10および比較例1−8のオフセット印刷インキ組成物について、前記評価を行った結果を表5、6に示す。
表1
Figure 0004380251
表2
Figure 0004380251
表3
Figure 0004380251
表4
Figure 0004380251
表5
Figure 0004380251
表6
Figure 0004380251
本発明は、優れた耐摩擦性を有し、鉱物油類の全てを植物油および/または脂肪酸エステルに置き換えた環境調和型印刷インキ組成物を提供するものであり、耐摩擦性、光沢、印刷適性、且つインキとして経時安定性に優れた印刷インキ組成物を提供する。

Claims (6)

  1. 着色剤、バインダー樹脂、植物油及び/または脂肪酸エステル、(メタ)アクリル酸エステルならびに熱重合開始剤を含有する印刷インキ組成物において、
    バインダー樹脂が
    1)不飽和カルボン酸またはその無水物で変性させたロジン類から合成される
    ロジンアルキド樹脂
    及び/または
    2)アルキル基の炭素数が1から7のアルキルフェノールから合成されるロジ
    ン変性フェノール樹脂
    であり、かつ
    上記バインダー樹脂が、
    1)重量平均分子量10000〜200000
    及び
    2)樹脂1gをトルエン9gに溶かした溶液に対して、25℃条件下でノルマル
    ヘプタンを滴下した時に白濁するノルマルヘプタンの体積量(ml)(以下
    ノルマルヘプタントレランス)1〜40ml
    であることを特徴とする印刷インキ組成物。
  2. 熱重合開始剤が有機過酸化物およびアゾ化合物から選ばれる請求項1記載の印刷インキ組成物。
  3. 芳香族成分、パラフィン成分およびナフテン成分から選ばれる1種類以上からなる溶剤を含有しない請求項1または2記載の印刷インキ組成物。
  4. インキ組成物0.3gをトルエン3ml±1mlに希釈し強制排気オーブンにて110℃±5℃、1時間加熱し減分の重量%を測定する方法において、減分の重量%が1重量%未満であることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の印刷インキ組成物。
  5. 印刷インキがヒートセット型インキであることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の印刷インキ組成物。
  6. 請求項1及至請求項5いずれか記載の印刷インキ組成物を用いて、紙面温度50℃以上になる熱風または熱量を0.1秒以上照射してインキ皮膜を硬化させることを特徴とする印刷方法。
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