JP7133495B2 - オフセット印刷用インキ組成物、及び枚葉オフセット印刷物の製造方法 - Google Patents
オフセット印刷用インキ組成物、及び枚葉オフセット印刷物の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7133495B2 JP7133495B2 JP2019023411A JP2019023411A JP7133495B2 JP 7133495 B2 JP7133495 B2 JP 7133495B2 JP 2019023411 A JP2019023411 A JP 2019023411A JP 2019023411 A JP2019023411 A JP 2019023411A JP 7133495 B2 JP7133495 B2 JP 7133495B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink composition
- printing
- mass
- binder resin
- offset printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
まずは、本発明のオフセット印刷用インキ組成物(以下、「本発明のインキ組成物」等と適宜省略する。)の一実施形態について説明する。本発明のインキ組成物は、オフセット印刷用として使用されるものであり、枚葉印刷において好適に用いられる。本発明のインキ組成物は、従来の枚葉印刷用インキ組成物に比べて印刷されたあとのセットが早く、印刷物の表面へのパウダーの吹きつけを削減しても、棒積みしたときの印刷物の裏移りやブロッキングを抑制する。なお、本発明のインキ組成物は、湿し水を用いた通常の印刷に適用されるばかりでなく、湿し水を用いない水無し印刷にも適用される。
バインダー樹脂は、印刷用紙の表面で上記顔料を固定するバインダーとして機能する成分であり、また、後述の顔料をインキ組成物中に分散させるために用いられる成分でもある。バインダー樹脂Aは、重量平均分子量40000~100000、かつsp値が9.2(cal/cm3)1/2以上10.0(cal/cm3)1/2以下の樹脂である。既に説明した通り、バインダー樹脂Aは、インキ組成物の印刷後のセット性を高めるのに寄与する成分となる。
式 sp値=(Vml 1/2・δH+Vmh 1/2・δD)/(Vml 1/2+Vmh 1/2)
良溶媒の分子容 φ0 トルエン:106.28mL/mol
低sp値貧溶媒の分子容 φl n-ヘキサン:131.61mL/mol
高sp値貧溶媒の分子容 φh エタノール:58.39mL/mol
各溶剤のsp値 トルエン:9.14
n-ヘキサン:7.28、エタノール:12.58
Vmh=(φ0・φh)/{(1-VD)・φh+VD・φ0}
VH=H/(M+H)
VD=D/(M+D)
δH=(δ0・M)/(M+H)+(δl・H)/(M+H)
δD=(δ0・M)/(M+D)+(δl・D)/(M+D)
δ0:良溶媒のsp値
δl:低sp値貧溶媒のsp値
δh:高sp値貧溶媒のsp値
H:低sp値貧溶媒の滴定量(mL)
D:高sp値貧溶媒の滴定量(mL)
M:良溶媒の量(mL)
VH:低sp値貧溶媒滴定量の体積分率(%)
VD:高sp値貧溶媒滴定量の体積分率(%)
バインダー樹脂Bは、重量平均分子量9000~30000の樹脂である。既に説明したように、バインダー樹脂Bは、インキ組成物における顔料分散性や印刷物の光沢を維持するのに寄与する成分となる。この重量平均分子量としては、9000~20000がより好ましく挙げられ、9000~15000がより好ましく挙げられる。
本発明のインキ組成物は、上記バインダー樹脂A及びBに加えて、重量平均分子量40000~100000、かつsp値が8.5(cal/cm3)1/2以上9.1(cal/cm3)1/2以下のバインダー樹脂Cを含むことが好ましい。本発明のインキ組成物は、上記バインダー樹脂A及びBを含むことにより良好なセット性と顔料分散性を両立できるが、極性の高いバインダー樹脂Aと後述のアロマフリー鉱物油とを組み合わせるインキ処方は、インキ組成物としては特殊であり、乳化適性等といった印刷適性を低下させるおそれがある。バインダー樹脂Cは、インキ組成物用のバインダー樹脂として適切な極性を備えており、これを本発明のインキ組成物に添加することで、インキ組成物に良好な印刷適性が付与される。
本発明のインキ組成物は、溶剤を含み、この溶剤の少なくとも一部としてアロマフリー鉱物油を5~40質量%含む。本発明における溶剤は軽質鉱物油に該当するものであり、このような軽質鉱物油としては、沸点160℃以上、好ましくは沸点200℃以上の石油溶剤が例示される。本発明でいうアロマフリー鉱物油は、こうした軽質鉱物油のうち、芳香族成分が1質量%未満のものであり、このようなものとしては、JX日鉱日石エネルギー株式会社製の0号ソルベント、同AFソルベント5号、同AFソルベント6号、同AFソルベント7号等が例示される。
顔料としては、インキ組成物に着色力を付与するための着色顔料と、インキ組成物に主として粘弾性等といった特性を付与するための無色顔料とが挙げられる。
油成分としては、植物油類と鉱物油類とが挙げられる。なお、上述の溶剤も一般には油成分の一種であるが、本発明において溶剤は油成分には含まれないものとする。
本発明のインキ組成物は、ワックスを含んでもよい。既に説明した通り、本発明のインキ組成物は、バインダー樹脂A及びB並びに特定の溶剤を含むことにより印刷物のブロッキングや裏移りを抑制するが、ワックスを含むことによりこれらの効果をより一層発揮することができる。
本発明のインキ組成物には、保存安定性を向上させたり、印刷性能を向上させたりする等の観点から、必要に応じて上記の各成分の他に各種成分を添加することができる。このような各種成分としては、アルキッド樹脂、酸化防止剤、リン酸塩等の塩類、アルコール類等が例示される。
上記本発明のオフセット印刷用インキ組成物を用いて印刷を行う工程を備えることを特徴とする枚葉オフセット印刷物の製造方法もまた、本発明の一つである。既に説明したように、本発明のインキ組成物は、セット性が早いので、枚葉オフセット印刷において棒積みされた印刷物同士の裏移りやブロッキングが抑制される。このため、本発明のインキ組成物は、枚葉オフセット印刷において好適に使用され、本発明の枚葉オフセット印刷物の製造方法は、このような本発明のインキ組成物の特徴を利用したものといえる。そして、本発明のインキ組成物を用いて枚葉オフセット印刷を行った場合、上記のように裏移りやブロッキングが抑制されるので、印刷を行う工程の後で、印刷物同士が裏移り又はブロッキングするのを抑制するために印刷物の表面にパウダーを吹き付ける工程を省略、又は当該工程におけるパウダーの使用を削減することができる。
本発明のオフセット印刷用インキ組成物を用いて印刷を行うことを特徴とする、印刷後の印刷物を棒積みしたときの印刷物同士の裏移り又はブロッキングを抑制する方法もまた本発明の一つである。これについては既に説明した通りであるので、ここでの説明を省略する。
本発明のオフセット印刷用インキ組成物を用いて印刷を行うことを特徴とする、枚葉オフセット印刷後の印刷物表面へのパウダーの吹きつけを削減する方法もまた本発明の一つである。これについては既に説明した通りであるので、ここでの説明を省略する。
冷却管、温度計及び撹拌機を装着した4つ口フラスコに、ロジン変性フェノール樹脂A(重量平均分子量48388、sp値9.68(cal/cm3)1/2、荒川化学工業株式会社製)9.5質量部、ロジン変性フェノール樹脂B(重量平均分子量9053、sp値9.27(cal/cm3)1/2、ハリマ化成グループ株式会社製)3.9質量部、ロジン変性フェノール樹脂C(重量平均分子量43080、sp値9.00(cal/cm3)1/2、荒川化学工業株式会社製)26.7質量部、大豆油脂肪酸ブチルエステル13.4質量部、桐油3.6質量部及び大豆油12.3質量部を仕込んだ後140℃に昇温し、同温度を50分間維持することにより樹脂を溶解させた後、AFソルベント6号(JX日鉱日石エネルギー株式会社製)30質量部及びアルミニウムエチルアセトアセテートジイソプロピレート(川研ファインケミカル株式会社製、ALCH)を0.6質量部仕込み、170℃で加熱保持して、ワニス1を得た。
冷却管、温度計及び撹拌機を装着した4つ口フラスコに、ロジン変性フェノール樹脂A(重量平均分子量48388、sp値9.68(cal/cm3)1/2、荒川化学工業株式会社製)28.4質量部、ロジン変性フェノール樹脂B(重量平均分子量9053、sp値9.27(cal/cm3)1/2、ハリマ化成グループ株式会社製)11.7質量部、大豆油脂肪酸ブチルエステル13.4質量部、桐油3.6質量部及び大豆油12.3質量部を仕込んだ後140℃に昇温し、同温度を50分間維持することにより樹脂を溶解させた後、AFソルベント6号(JX日鉱日石エネルギー株式会社製)30質量部及びアルミニウムエチルアセトアセテートジイソプロピレート(川研ファインケミカル株式会社製、ALCH)を0.6質量部仕込み、170℃で加熱保持して、ワニス2を得た。
冷却管、温度計及び撹拌機を装着した4つ口フラスコに、ロジン変性フェノール樹脂A(重量平均分子量48388、sp値9.68(cal/cm3)1/2、荒川化学工業株式会社製)10.3質量部、ロジン変性フェノール樹脂B(重量平均分子量9053、sp値9.27(cal/cm3)1/2、ハリマ化成グループ株式会社製)1.0質量部、ロジン変性フェノール樹脂C(重量平均分子量43080、sp値9.00(cal/cm3)1/2、荒川化学工業株式会社製)28.8質量部、大豆油脂肪酸ブチルエステル13.4質量部、桐油3.6質量部及び大豆油12.3質量部を仕込んだ後140℃に昇温し、同温度を50分間維持することにより樹脂を溶解させた後、AFソルベント6号(JX日鉱日石エネルギー株式会社製)30質量部及びアルミニウムエチルアセトアセテートジイソプロピレート(川研ファインケミカル株式会社製、ALCH)を0.6質量部仕込み、170℃で加熱保持して、ワニス3を得た。
冷却管、温度計及び撹拌機を装着した4つ口フラスコに、ロジン変性フェノール樹脂B(重量平均分子量9053、sp値9.27(cal/cm3)1/2、ハリマ化成グループ株式会社製)5.1質量部、ロジン変性フェノール樹脂C(重量平均分子量43080、sp値9.00(cal/cm3)1/2、荒川化学工業株式会社製)35.0質量部、大豆油脂肪酸ブチルエステル13.4質量部、桐油3.6質量部及び大豆油12.3質量部を仕込んだ後140℃に昇温し、同温度を50分間維持することにより樹脂を溶解させた後、AFソルベント6号(JX日鉱日石エネルギー株式会社製)30質量部及びアルミニウムエチルアセトアセテートジイソプロピレート(川研ファインケミカル株式会社製、ALCH)を0.6質量部仕込み、170℃で加熱保持して、ワニス4を得た。
冷却管、温度計及び撹拌機を装着した4つ口フラスコに、ロジン変性フェノール樹脂A(重量平均分子量48388、sp値9.68(cal/cm3)1/2、荒川化学工業株式会社製)10.5質量部、ロジン変性フェノール樹脂C(重量平均分子量43080、sp値9.00(cal/cm3)1/2、荒川化学工業株式会社製)29.6質量部、大豆油脂肪酸ブチルエステル13.4質量部、桐油3.6質量部及び大豆油12.3質量部を仕込んだ後140℃に昇温し、同温度を50分間維持することにより樹脂を溶解させた後、AFソルベント6号(JX日鉱日石エネルギー株式会社製)30質量部及びアルミニウムエチルアセトアセテートジイソプロピレート(川研ファインケミカル株式会社製、ALCH)を0.6質量部仕込み、170℃で加熱保持して、ワニス5を得た。
冷却管、温度計及び撹拌機を装着した4つ口フラスコに、ロジン変性フェノール樹脂A(重量平均分子量48388、sp値9.68(cal/cm3)1/2、荒川化学工業株式会社製)5.0質量部、ロジン変性フェノール樹脂B(重量平均分子量9053、sp値9.27(cal/cm3)1/2、ハリマ化成グループ株式会社製)4.5質量部、ロジン変性フェノール樹脂C(重量平均分子量43080、sp値9.00(cal/cm3)1/2、荒川化学工業株式会社製)30.6質量部、大豆油脂肪酸ブチルエステル13.4質量部、桐油3.6質量部及び大豆油12.3質量部を仕込んだ後140℃に昇温し、同温度を50分間維持することにより樹脂を溶解させた後、AFソルベント6号(JX日鉱日石エネルギー株式会社製)30質量部及びアルミニウムエチルアセトアセテートジイソプロピレート(川研ファインケミカル株式会社製、ALCH)を0.6質量部仕込み、170℃で加熱保持して、ワニス6を得た。
冷却管、温度計及び撹拌機を装着した4つ口フラスコに、ロジン変性フェノール樹脂A(重量平均分子量48388、sp値9.68(cal/cm3)1/2、荒川化学工業株式会社製)9.5質量部、ロジン変性フェノール樹脂B(重量平均分子量9053、sp値9.27(cal/cm3)1/2、ハリマ化成グループ株式会社製)3.9質量部、ロジン変性フェノール樹脂C(重量平均分子量43080、sp値9.00(cal/cm3)1/2、荒川化学工業株式会社製)26.7質量部、大豆油脂肪酸ブチルエステル13.4質量部、桐油3.6質量部及び大豆油12.3質量部を仕込んだ後140℃に昇温し、同温度を50分間維持することにより樹脂を溶解させた後、大豆油14.7質量部及び大豆油脂肪酸ブチルエステル15.3質量部及びアルミニウムエチルアセトアセテートジイソプロピレート(川研ファインケミカル株式会社製、ALCH)を0.6質量部仕込み、170℃で加熱保持して、ワニス7を得た。
ロジン変性フェノール樹脂Aとして重量平均分子量64000、sp値9.27(cal/cm3)1/2、M.P. DYE CHEM INDUSTRIES PVT. LTD製のロジン変性フェノール樹脂を用いたこと以外は、ワニス1と同様の手順でワニス8を得た。
ロジン変性フェノール樹脂Bとして重量平均分子量17000、LAWTER社製のロジン変性フェノール樹脂を用いたこと以外は、ワニス1と同様の手順でワニス9を得た。
ロジン変性フェノール樹脂Cとして重量平均分子量63000、sp値9.02(cal/cm3)1/2、荒川化学工業株式会社製のロジン変性フェノール樹脂を用いたこと以外は、ワニス1と同様の手順でワニス10を得た。
表1~3に示す処方にて各種の材料を混合し、三本ロールを用いて練肉することで実施例1~8、及び比較例1~4のインキ組成物をそれぞれ調製した。表1~3に示した各成分の配合量は質量部である。また、「合計」欄よりも下の欄には、インキ組成物中におけるロジン変性フェノール樹脂A、B及びC(それぞれバインダーA、B及びCで表す。)、並びにAFソルベントのそれぞれの含有量(質量%)を記載した。表1~3において、「カーボンブラック」は中性カーボンブラックであり、「AF-6」はAFソルベント6号(JX日鉱日石エネルギー株式会社製)であり、「ドライヤー」はマンガン系の金属ドライヤーであり、「ワックス」はポリエチレンワックスである。
実施例及び比較例のインキ組成物のそれぞれについて印刷機を使用した実印刷を行い、10000枚を棒積みして室温で24時間放置したときのブロッキングの度合いを次の基準に基づいて目視で評価した。なお、印刷条件は、印刷機をLITHRONE LS426、湿し水をPRESSMAX S-Z1(富士フイルム株式会社製)、印刷用紙を三菱特アート紙(菊版)とし、印刷後の印刷紙面へのパウダーの吹きつけは行わなかった。評価結果を表4の「ブロッキング」欄に示す。
○:ブロッキングが観察されない
△:僅かにブロッキングが観察されたが、容易に剥離でき実用の範囲内
×:ブロッキングが観察され不良
実施例及び比較例のインキ組成物のそれぞれについて、インキ組成物0.1ccを、RI展色機(2分割ロール、株式会社明製作所製)を用いて塗工紙(日本製紙株式会社製、オーロラコート)に展色した。その後、室温25℃、湿度50%環境下にて保管し、24時間後に光沢計(日本電色工業製)を用いて展色面の60°反射光沢値を求めた。評価基準は下記の通りとし、その結果を表4の光沢欄に示す。
○:光沢値は、40以上であり良好
△:光沢値は、30以上40未満であり、実用の範囲内
×:光沢値は、30未満であり不良
実施例及び比較例のインキ組成物のそれぞれについて印刷機を使用した実印刷を行い、その際の印刷紙面汚れを評価した。印刷に際しては、印刷機をLITHRONE LS426、湿し水をPRESSMAX S-Z1(富士フイルム株式会社製)、印刷用紙を三菱特アート紙(菊版)として、標準水量から水ダイヤルを5ポイント下げた場合の印刷紙面における汚れ度合いを評価した。評価基準は下記の通りであり、その結果を表2及び3の「印刷紙面汚れ」欄に示す。なお、印刷紙面汚れは、乳化適性が不良の場合に顕著に観察される現象であり、これを評価することは間接的に乳化適性を評価することでもある。
○:印刷紙面の汚れが認められなかった
△:印刷紙面の汚れがごく僅かに認められたが、実用の範囲内
×:印刷紙面の汚れが認められた
Claims (9)
- 重量平均分子量40000~100000のバインダー樹脂A、重量平均分子量9000~30000のバインダー樹脂B、及び溶剤を含み、前記バインダー樹脂Aのsp値が9.2(cal/cm3)1/2以上10.0(cal/cm3)1/2以下であり、組成物全体に対する前記バインダー樹脂Aの含有量が前記バインダー樹脂Bよりも多く、前記溶剤の少なくとも一部として、アロマフリー鉱物油5~40質量%含むことを特徴とするオフセット印刷用インキ組成物。
- 組成物全体に対する前記バインダー樹脂Aの含有量が5~40質量%であり、組成物全体に対する前記バインダー樹脂Bの含有量が0.5~15質量%であることを特徴とする請求項1記載のオフセット印刷用インキ組成物。
- さらに、重量平均分子量40000~100000、かつsp値が8.5(cal/cm3)1/2以上9.1(cal/cm3)1/2以下のバインダー樹脂Cをインキ組成物全体に対して5~40質量%含むことを特徴とする請求項1又は2記載のオフセット印刷用インキ組成物。
- さらに、ワックスを組成物全体に対して0.1~15質量%含むことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項記載のオフセット印刷用インキ組成物。
- 枚葉オフセット印刷用である請求項1~4のいずれか1項記載のオフセット印刷用インキ組成物。
- 請求項1~5のいずれか1項記載のオフセット印刷用インキ組成物を用いて印刷を行う工程を備えることを特徴とする枚葉オフセット印刷物の製造方法。
- 印刷を行う工程の後、印刷物を棒積みしたときに印刷物同士が裏移り又はブロッキングするのを抑制するために印刷物の表面にパウダーを吹き付ける工程を省略することを特徴とする請求項6記載の枚葉オフセット印刷物の製造方法。
- 請求項1~5のいずれか1項記載のオフセット印刷用インキ組成物を用いて印刷を行うことを特徴とする、印刷後の印刷物を棒積みしたときの印刷物同士の裏移り又はブロッキングを抑制する方法。
- 請求項1~5のいずれか1項記載のオフセット印刷用インキ組成物を用いて印刷を行うことを特徴とする、枚葉オフセット印刷後の印刷物表面へのパウダーの吹きつけを削減する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019023411A JP7133495B2 (ja) | 2019-02-13 | 2019-02-13 | オフセット印刷用インキ組成物、及び枚葉オフセット印刷物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019023411A JP7133495B2 (ja) | 2019-02-13 | 2019-02-13 | オフセット印刷用インキ組成物、及び枚葉オフセット印刷物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020132669A JP2020132669A (ja) | 2020-08-31 |
JP7133495B2 true JP7133495B2 (ja) | 2022-09-08 |
Family
ID=72262377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019023411A Active JP7133495B2 (ja) | 2019-02-13 | 2019-02-13 | オフセット印刷用インキ組成物、及び枚葉オフセット印刷物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7133495B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002003770A (ja) | 2000-04-19 | 2002-01-09 | Sakata Corp | オフセット印刷インキ用ゲルワニス、およびそれを用いたオフセット印刷インキ組成物 |
JP2014065847A (ja) | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Tokyo Printing Ink Mfg Co Ltd | 印刷インキ組成物の製造方法および印刷インキ組成物 |
WO2014084273A1 (ja) | 2012-11-30 | 2014-06-05 | 綜研化学株式会社 | ペースト組成物、ならびに焼成体およびその製造方法 |
-
2019
- 2019-02-13 JP JP2019023411A patent/JP7133495B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002003770A (ja) | 2000-04-19 | 2002-01-09 | Sakata Corp | オフセット印刷インキ用ゲルワニス、およびそれを用いたオフセット印刷インキ組成物 |
JP2014065847A (ja) | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Tokyo Printing Ink Mfg Co Ltd | 印刷インキ組成物の製造方法および印刷インキ組成物 |
WO2014084273A1 (ja) | 2012-11-30 | 2014-06-05 | 綜研化学株式会社 | ペースト組成物、ならびに焼成体およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020132669A (ja) | 2020-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2006100944A1 (ja) | オフセット印刷用インキ組成物の製造方法及び該製造方法から得られるオフセット印刷用インキ組成物 | |
JP6718210B2 (ja) | オフセット印刷用インキ組成物及びその製造方法、並びにオフセット印刷用インキ組成物調製用のゲル化ワニスの製造方法 | |
JP5010898B2 (ja) | プロセス印刷用浸透乾燥型印刷インキ組成物セットおよびプロセス印刷方法 | |
JP7141823B2 (ja) | プラズマ硬化型オフセット印刷用インキ組成物、並びにそれを用いた印刷物の製造方法及び印刷方法 | |
JP7309347B2 (ja) | オフセット印刷用インキ組成物及びその製造方法、並びにそれを用いた印刷物の製造方法 | |
JP5512376B2 (ja) | 水可溶性水無しオフセット印刷用インキ組成物、オフセット印刷方法及び印刷物 | |
JP5943511B2 (ja) | 印刷インキ組成物 | |
JP7133495B2 (ja) | オフセット印刷用インキ組成物、及び枚葉オフセット印刷物の製造方法 | |
JP5904534B2 (ja) | 浸透乾燥型オフセット印刷用インキ組成物 | |
WO2019039449A1 (ja) | 酸化重合乾燥型オフセット印刷インキ組成物および印刷物 | |
JP2010189624A (ja) | ロジン変性アルキッド樹脂、それを使用したオフセットインキおよびその印刷物 | |
JP3392126B2 (ja) | オフセット印刷インキ組成物 | |
JP2018119123A (ja) | 平版印刷用光輝性インキ組成物 | |
JP5515359B2 (ja) | 平版印刷インキ組成物 | |
JP6990077B2 (ja) | プラズマ硬化型オフセット印刷用インキ組成物、並びにそれを用いた印刷物の製造方法及び印刷方法 | |
JP7457517B2 (ja) | オフセット印刷用インキ組成物、印刷物、および印刷物の製造方法 | |
JP3626164B2 (ja) | オフセット印刷インキ組成物 | |
JP7082864B2 (ja) | オフセット印刷用インキ組成物、その製造方法、及びオフセット印刷用インキ組成物調製用ワニス | |
JP6713333B2 (ja) | 浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物、及びそれを用いた、浸透乾燥方式により印刷を行ったときのドライダウンを低減させる方法 | |
JP6580374B2 (ja) | 浸透乾燥型オフセット印刷用インキ組成物の製造方法 | |
TWI851850B (zh) | 平版印刷用墨水組成物、印刷物、及印刷物之製造方法 | |
JP6599212B2 (ja) | オフセット印刷用インキ組成物 | |
JP2017149877A (ja) | 平版印刷インキ | |
JP5777230B1 (ja) | オフセット平版印刷用インキ | |
JP2019218517A (ja) | 平版印刷用光輝性有色インキ組成物及び印刷物の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220823 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220829 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7133495 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |