JP4379182B2 - 電源制御回路 - Google Patents

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Description

本発明は電源制御回路に係り、特に、入力電圧を昇圧させる昇圧手段と、昇圧手段により昇圧された昇圧電圧を整流する整流手段と整流手段により整流された電流が供給される負荷との間に接続され、整流手段と負荷との接続をスイッチングするスイッチ手段とが接続され、負荷に流れる電流に応じて制御しており、外部から供給されるコントロール信号に応じて昇圧手段の昇圧動作を停止させるとともに、スイッチ手段をオフさせる制御手段を有する電源制御回路に関する。
近年、携帯電話を始めとした携帯機器が広く普及している。携帯機器は、電池で駆動されるため、その表示装置として液晶ディスプレイパネルが搭載されている。
液晶ディスプレイパネルは、光源が必要となる。液晶ディスプレイパネルの光源としては、外光の他、陰極線管やLEDなどがある。
携帯機器に搭載される液晶ディスプレイの光源としては、高輝度、高効率であり、かつ、小型化が可能である白色LEDを用いた光源が注目されている。液晶ディスプレイの光源として白色LEDを搭載する場合には、画面のちらつきを防いだり、輝度を均一化したりするために複数のLEDを直列接続して使用している。
このとき、携帯機器の電池は、小型化、小電力化のため低電圧化されているため、直列接続された複数のLEDを駆動するには電圧が低い。このため、電池電圧を昇圧してLEDを駆動するための電源電圧を得る昇圧型の電源回路が搭載されている(特許文献1参照)。
また、携帯機器では、電池の消耗を防ぐため、非操作時間などに応じてLEDの発光を停止させる動作がしばしば行われる。このとき、電源回路を制御して、LEDへの駆動電源の供給を停止することにより、LEDの発光を停止していた。
図5は従来のLED発光装置の回路構成図を示す。
LED発光装置1は、電流制御IC11、電源12、負荷13、平滑用キャパシタCin、Cout、昇圧用コイルL0、整流用ショットキーバリアダイオードSBD、遮断用MOSトランジスタM0、出力検出用抵抗Rsから構成される。
電源12からの入力電圧Vinは、平滑用キャパシタCinにより平滑化されてコイルL0の一端、及び電流制御IC11の端子T1に印加される。コイルL0の他端は、ショットキーバリアダイオードSBDのアノード及び電流制御IC11の端子T2に接続されている。ショットキーバリアダイオードSBDのカソードは、電流制御IC11の端子T3に接続されるとともに、遮断用MOSトランジスタM0を通して負荷13に接続されている。
負荷13は、発光ダイオードD1〜Dnを直列接続した構成とされている。発光ダイオードD1〜Dnは、出力電圧Voutに応じた電流が流れ、発光する。発光ダイオードD1〜Dnを流れた電流は、抵抗Rsを介して接地に流れる。抵抗Rsには、負荷13に流れる電流に応じた電圧が発生する。負荷13と抵抗Rsとの接続点は、電流制御IC11の端子T5に接続されている。
また、負荷13及び抵抗Rsからなる直列回路には、並列に平滑用キャパシタCoutが接続されている。平滑用キャパシタCoutは、負荷13に印加される電圧Voutを平滑化する。
電流制御IC11は、制御部21、ドライバ22、バッファアンプ23、遮断回路24、スイッチング用MOSトランジスタM11から構成される。
制御部21には、端子T5から負荷13と抵抗Rsとの接続点の電圧Vsが印加される。制御部21は、端子T5の印加電圧Vsが一定となるように出力パルスをPWM(pulse width modulation)制御している。制御部21の出力パルスは、ドライバ22を介してMOSトランジスタM11のゲートに供給される。ドライバ22は、例えば、反転アンプから構成されており、制御部21の出力パルスを反転増幅してMOSトランジスタM11のゲートに供給している。
MOSトランジスタM11は、端子T2と接地端子T6との間に接続されており、ドライバ22からのパルスに応じてスイッチングされ、オン時に端子T2と接地端子T6とを接続し、オフ時に端子T2を開放状態とする。MOSトランジスタM11がオンすることにより、コイルL0から電流が接地に流れる。なお、このとき、ショットキーバリアダイオードSBDは、逆方向電圧が印加されることになり、オフするため、負荷13側からは電流は引き込まれない。
次に、MOSトランジスタM11がオフすると、コイルL0に逆起電力が発生する。コイルL0に発生する逆起電力によりコイルL0の他端の電圧が昇圧される。コイルL0の他端に発生する昇圧された電圧がショットキーバリアダイオードSBD、MOSトランジスタM0を通して出力され、平滑用キャパシタCoutにより平滑化されて負荷13に印加される。
また、電流制御IC11には、端子T7に負荷13への電流供給を停止させるためのコントロール信号が供給されている。コントロール信号は、負荷13への電流供給を停止させるときにローレベルとなり、負荷13に電流を供給するときにはハイレベルとされる。
端子T7に供給されたコントロール信号は、バッファアンプ23に供給される。バッファアンプ23は、反転増幅回路から構成され、コントロール信号を反転増幅する。なお、このとき、バッファアンプ23は、端子T1と端子T6との間に接続されて、入力電圧Vinが印加され、入力電圧Vinによって駆動される。
バッファアンプ23で反転増幅された反転コントロール信号は、制御部21及び遮断回路24に供給される。制御部21及び遮断回路24には、端子T7に供給されるコントロール信号がハイレベルのときには、ローレベルの反転コントロール信号が供給される。制御部21は、反転コントロール信号がローレベルのときには、端子T5の印加電圧Vsに応じてPWM制御されたパルス信号を、ドライバ22を介してMOSトランジスタM11に供給する。一方、遮断回路24は、反転コントロール信号がローレベルのときには、MOSトランジスタM0のゲートをローレベルとして、MOSトランジスタM0をオンする。これによって、昇圧された出力電圧Voutが負荷13に印加される。
また、制御部21及び遮断回路24には、端子T7に供給されるコントロール信号がローレベルのときには、ハイレベルの反転コントロール信号が供給される。制御部21は、反転コントロール信号がハイレベルのときには、出力パルスをハイレベルに保持する。制御部21の出力パルスがハイレベルに保持されると、MOSトランジスタM11のゲートがローレベルに保持され、MOSトランジスタM11はオフする。これによって、コイルL0による昇圧動作は停止される。 また、遮断回路24は、反転コントロール信号がハイレベルのときには、MOSトランジスタM0のゲートをハイレベルとして、MOSトランジスタM0をオフする。MOSトランジスタM0がオフすることにより負荷13への電流の供給が完全に遮断される。これによって、昇圧動作停止時に負荷13である発光ダイオードD1〜Dnに微小電流が流れ、発光ダイオードD1〜Dnが微発光することを防止できる。
特開2003−351464号公報
図6は従来のLED発光装置の動作波形図を示す。図6(A)は端子T2の電圧波形、図6(B)はコントロール信号の波形を示す。
しかるに、従来の回路では、コントロール信号に基づいてMOSトランジスタM0、M11を同時にスイッチングさせていた。このため、図6(B)に示すように昇圧電圧出力時の時刻t1でコントロール信号をハイレベルからローレベルに遷移させると、MOSトランジスタM0、M11が同時にオフされる。時刻t1で、MOSトランジスタM0、M11が同時にオフされると、コイルL0に蓄積された電磁エネルギーの放電経路が同時に遮断されるため、図6(A)に示すように端子T2の電圧が急激に上昇する。このため、MOSトランジスタM11、M0などの素子の耐圧を高く設定する必要があり、電源ICの小型化が阻害さるなどの問題点があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、遮断時の昇圧電圧による高電圧化を防止できる電源制御回路を提供することを目的とする。
本発明は、入力電圧(Vin)を昇圧させる昇圧手段(L0)と、昇圧手段(L0)により昇圧された昇圧電圧を整流する整流手段(SBD)と整流手段(SBD)により整流された電流が供給される負荷(13)との間に接続され、整流手段(SBD)と負荷(13)との接続をスイッチングするスイッチ手段(M0)とが接続され、負荷(13)に流れる電流に応じて制御しており、外部から供給されるコントロール信号に応じて昇圧手段(L0)の昇圧動作を停止させるとともに、スイッチ手段(M0)をオフさせる制御手段(21)を有する電源制御装置(111、211)において、昇圧手段(L0)の昇圧動作が停止されるときに、昇圧手段(L0)の昇圧動作の停止より遅れて、スイッチ手段(M0)をオフさせる遮断手段(124、224)を有し、スイッチ手段(M0)は、整流手段(SBD)と負荷(13)との間にソース−ドレーンが接続されたMOSトランジスタから構成され、遮断手段(224)は昇圧手段(L0)の昇圧動作が停止されるときに、MOSトランジスタ(M0)のゲートに入力電圧(Vin)を印加することを特徴とする。
遮断手段(124)は、コントロール信号を遅延させる遅延手段(132、134、C1)を有し、遅延手段(132、134、C1)により遅延された信号によりスイッチ手段(M0)をオフさせることを特徴とする。
なお、上記参照符号はあくまでも参考であり、これによって、特許請求の範囲が限定されるものではない。
本発明によれば、入力電圧を昇圧させる昇圧手段と、昇圧手段により昇圧された昇圧電圧を整流する整流手段と、整流手段により整流された電流が供給される負荷との間に接続され、整流手段と負荷との接続をスイッチングするスイッチ手段とが接続され、負荷に流れる電流に応じて制御しており、外部から供給されるコントロール信号に応じて昇圧手段の昇圧動作を停止させるとともに、スイッチ手段をオフさせる制御手段とを有する電源制御回路において、昇圧手段の昇圧動作が停止されるときに、昇圧手段の昇圧動作の停止より遅れて、スイッチ手段をオフさせる遮断手段を有し、スイッチ手段を、整流手段と負荷との間にソース−ドレーンが接続されたMOSトランジスタから構成し、遮断手段により、昇圧手段の昇圧動作が停止されるときに、MOSトランジスタのゲートに入力電圧を印加することにより、昇圧手段による昇圧動作が停止された後でも昇圧電圧を、スイッチ手段を通して負荷に供給することができるため、昇圧手段の動作を昇圧状態のまま停止させたときでも、電流を負荷で消費する、あるいは、負荷を通して接地などに逃がすことができ、よって、昇圧手段や制御手段などに高電圧が印加されることを防止できるなどの特長を有する。

〔第1実施例〕
図1は本発明の第1実施例の回路構成図を示す。同図中、図5と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のLED発光装置101は、電源制御IC111の構成が図5のLED発光装置1とは相違する。
本実施例の電源制御IC111は、遮断回路124の構成が図5とは相違する。本実施例の遮断回路124は、バッファアンプ23の出力を遅延してMOSトランジスタM0を制御する構成とされている。
遮断回路124は、バッファアンプ131、133、充放電用アンプ132、電流源134、遅延用キャパシタC1、ゲート電圧制御用MOSトランジスタM21から構成されている。
バッファアンプ23から出力される反転コントロール信号は、バッファアンプ131に供給される。バッファアンプ131は、反転増幅回路から構成されており、バッファアンプ23から供給される反転コントロール信号を反転して出力する。バッファアンプ23の出力信号は、充放電用アンプ132に供給される。
充放電アンプ132は、反転電流増幅回路から構成され、バッファアンプ131の出力信号がローレベルのときに、電流源134からの一定の充電電流により遅延用キャパシタC1を充電する。また、充放電アンプ132は、バッファアンプ131の出力信号がハイレベルになると、遅延用キャパシタC1を放電する。
遅延用キャパシタC1の充放電電圧は、バッファアンプ133に供給されている。バッファアンプ133は、反転増幅回路から構成されており、遅延用キャパシタC1の充電電圧が一定電圧より大きいときには出力をローレベルとし、遅延用キャパシタC1の充電電圧が一定電圧より小さいときには出力をハイレベルとする。
バッファアンプ133の出力信号は、MOSトランジスタM21のゲートに供給されている。MOSトランジスタM21は、NチャネルMOS電界効果トランジスタから構成されており、ソース−ドレインが端子T4と端子T6との間に接続されている。MOSトランジスタM21は、バッファアンプ133の出力信号がハイレベルのときにオンし、バッファアンプ133の出力信号がローレベルのときにオフする。
MOSトランジスタM21がオンすると、電流制御IC111の端子T4が接地レベルとなり、端子T4にゲートが接続されたMOSトランジスタM0はオンする。MOSトランジスタM21がオフすると、電流制御IC111の端子T4がハイレベルとなるため、MOSトランジスタM0はオフする。
本実施例の遮断回路124は、端子T7のコントロール信号がハイレベルからローレベルになるとき、すなわち、負荷13への電流の供給を停止させるときに、MOSトランジスタM11がオフしていから所定時間遅延してMOSトランジスタM0をオフさせることができる。
図2は本発明の第1実施例の動作波形図を示す。図2(A)は端子T2の電圧波形、図2(B)は端子T7に供給されるコントロール信号の動作波形、図2(C)はMOSトランジスタM0のスイッチング状態を示す。
時刻t11でMOSトランジスタM11がオフし、図2(A)に示すように端子T2の電圧が昇圧状態になった後に、時刻t12で図2(B)に示すように端子T7に供給されるコントロール信号がハイレベルからローレベルになる、すなわち、負荷13への電流の供給を停止するコントロール信号が供給されると、制御部21によりMOSトランジスタM11がオフ状態となるように保持される。時刻t12から遮断回路124に設定された所定の遅延時間Δt経過した時刻t13で遮断回路124によりMOSトランジスタM0がオフされる。このとき、時刻t12でMOSトランジスタM11がオフされてから所定の遅延時間Δtの間、MOSトランジスタM0はオン状態に保持される。なお、端子T2の電圧は、MOSトランジスタM0がオフした後は、入力電圧Vinに保持される。
本実施例によれば、MOSトランジスタM11がオフしてから、所定遅延時間Δt遅延した後に、MOSトランジスタM0がオフされるため、コイルL0に蓄積された電磁エネルギーを、MOSトランジスタM0を通して負荷13で消費させた後、MOSトランジスタM0をオフさせることができるため、端子T2がコイルL0に蓄積された電磁エネルギー、すなわち、コイルL0に発生する逆起電力により高電圧になることを防止できる。
よって、端子T2の周囲に接続される素子の耐圧を低くできる。これによって、素子を小型化できる。また、部品を安価にでき、コストを低減できる。
〔第2実施例〕
図3は本発明の第2実施例の回路構成図を示す。同図中、図5と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のLED発光装置201は、電源制御IC211の構成が図5のLED発光装置1とは相違する。
本実施例の電源制御IC211は、遮断回路224の構成が図5とは相違する。本実施例の遮断回路224は、MOSトランジスタM0のソース−ゲート電圧の設定により、MOSトランジスタM0をオンさせて、コイルL0に蓄積されたエネルギーの放電経路を確保し、端子T2の電圧上昇を抑制する構成とされている。
遮断回路224は、MOSトランジスタM31、M32から構成されている。MOSトランジスタM31、M32は、CMOSインバータ回路を構成しており、端子T1に印加される入力電圧Vinにより駆動する構成とされている。
図4は本発明の第2実施例の動作波形図を示す。図4(A)は端子T2の電圧波形、図4(B)は端子T7に供給されるコントロール信号の動作波形、図4(C)はMOSトランジスタM0のソース電圧VDの動作波形を示す。
時刻t21の以前の負荷13に電流を供給する定常動作状態では、制御部21により端子T5の電圧に応じてMOSトランジスタM11がスイッチングされる。このとき、端子T7に供給されるコントロール信号はハイレベルであるので、MOSトランジスタM31はオフ、MOSトランジスタM32がオンする。MOSトランジスタM31はオフ、MOSトランジスタM32がオンすることにより、端子T4の電位、すなわち、MOSトランジスタM0のゲート電位が略接地レベルとなるのでMOSトランジスタM0はオンする。
MOSトランジスタM0がオンすることにより、コイルL0、MOSトランジスタ11により昇圧された電圧がショットキーバリアダイオードSBD、MOSトランジスタM0を通して出力される。出力された電圧は、平滑用キャパシタCoutにより平滑化された出力電圧Voutとして負荷13に印加される。
時刻t21でMOSトランジスタM11がオフし、図4(A)に示すように端子T2の電圧が昇圧状態になった後に、時刻t22で図4(B)に示すように端子T7に供給されるコントロール信号がハイレベルからローレベルになる、すなわち、負荷13への電流の供給を停止するコントロール信号が供給されると、制御部21によりMOSトランジスタM11がオフ状態となるように保持される。また、このとき、遮断回路224は、コントロール信号がローレベルとなるので、MOSトランジスタM31がオンし、MOSトランジスタM32がオフする。
このとき、MOSトランジスタM31、M32のソース−ドレインは、入力電圧Vinが印加される端子T1と接地電位とされた端子T6との間に接続されているので、MOSトランジスタM31がオンし、MOSトランジスタM32がオフすることにより、端子T4の電位、すなわち、MOSトランジスタM0のゲート電位が略入力電圧Vinとされる。
このとき、MOSトランジスタM0のソースには、ショットキーバリアダイオードSBDを通して昇圧された電圧Vhが供給されている。このため、MOSトランジスタM0は、ソース電位に比べてゲート電位が低い状態となっており、オン状態となる。よって、昇圧された電圧Vhは、負荷13、平滑用キャパシタCoutに印加され、負荷13により電力が消費される。
このため、昇圧された状態の端子T2が急激に負荷13から切断されて、端子T2の電位が急激に上昇することを防止できる。
コイルL0に蓄積された電磁エネルギーが負荷13に消費されると、図4(C)に示すようにMOSトランジスタM0のソース電位VDは徐々に低下する。MOSトランジスタM0のソース電位VDが低下し、時刻t22から遅延時間ΔT20程度経過した時刻t23で、MOSトランジスタM0のソース電位VDが入力電圧Vin程度になると、MOSトランジスタM0は、ソース電位とゲート電位が共に入力電圧Vinとなるので、オフする。
以上により、MOSトランジスタM0を、端子T7に供給されるコントロール信号がハイレベルからローレベルになる、すなわち、負荷13への電流の供給を停止するコントロール信号が供給されてから時間ΔT20程度遅延させて、オフさせることが可能となる。このため、MOSトランジスタM0によりコイルL0に蓄積された電磁エネルギーを放出する経路を確保でき、端子T2の急激な上昇を防止できる。
よって、素子の耐圧などを低下させることができ、装置の小型化が可能となる。
〔その他〕
なお、本実施例では、ショットキーバリアダイオードSBDにより整流を行う電源回路に適用したが、ショットキーバリアダイオードSBDに代えてMOSトランジスタM11とは逆にスイッチングされるMOSトランジスタを設けた、いわゆる、同期整流型の電源回路に対しても適用可能であることは言うまでもない。
さらに、本実施例では、ショットキーバリアダイオードSBDを電流制御IC111、211の外の配置した構成としたが、ショットキーバリアダイオードSBDを電流制御IC111、211に内蔵する構成とすることも可能である。
本発明の第1実施例の回路構成図である。 本発明の第1実施例の動作波形図である。 本発明の第2実施例の回路構成図である。 本発明の第2実施例の動作波形図である。 従来のLED発光装置の回路構成図である。 従来のLED発光装置の動作波形図である。
符号の説明
101、201 LED発光装置
111、211 電源制御IC
12 電源、13 負荷
L0 コイル、SBD ショットキーバリアダイオード、M0 遮断用MOSトランジスタ
Rs 抵抗、Cin、Cout 平滑用キャパシタ
21 制御部、22 ドライバ、23 バッファアンプ
124、224 遮断回路
131、133 バッファアンプ、132 充放電用アンプ、134 電流源
C1 遅延用キャパシタ、M21 MOSトランジスタ

Claims (2)

  1. 入力電圧を昇圧させる昇圧手段と、該昇圧手段により昇圧された昇圧電圧を整流する整流手段と該整流手段により整流された電流が供給される負荷との間に接続され、該整流手段と該負荷との接続をスイッチングするスイッチ手段とが接続され、該負荷に流れる電流に応じて制御しており、外部から供給されるコントロール信号に応じて前記昇圧手段の昇圧動作を停止させるとともに、該スイッチ手段をオフさせる制御手段を有する電源制御回路において、
    前記昇圧手段の昇圧動作が停止されるときに、前記昇圧手段の昇圧動作の停止より遅れて、前記スイッチ手段をオフさせる遮断手段を有し、
    前記スイッチ手段は、前記整流手段と前記負荷との間にソース−ドレーンが接続されたMOSトランジスタから構成され、
    前記遮断手段は、前記昇圧手段の昇圧動作が停止されるときに、前記MOSトランジスタのゲートに前記入力電圧を印加することを特徴とする電源制御回路
  2. 前記遮断手段は、前記コントロール信号を遅延させる遅延手段を有し、
    前記遅延手段により遅延された信号により前記スイッチ手段をオフさせることを特徴とする請求項記載の電源制御回路
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