JP4378873B2 - 厨芥処理機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は生ゴミ等の厨芥を処理する厨芥処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の家庭用の厨芥処理機を図8、図9を用いて説明する。生ゴミ等の厨芥を収納する収納容器1を設け、その上方には蓋2が配してあり、蓋2には厨芥を加熱する加熱手段と、収納容器1上端部に接触し収納容器1の内部を密閉するパッキン3を設けている。加熱手段は乾燥ヒ−タ4及び、乾燥モータ5により回転する乾燥ファン6から構成され、熱風を上方より送風し厨芥を加熱する。
【0003】
収納容器1の下方には、厨芥を粉砕・攪拌する攪拌羽根7を備え、攪拌羽根7は、減速機8を通じて駆動モータ9により回転・停止・反転動作をしている。
【0004】
収納容器1の上方には、吸気口10が設けられており、この吸気口10は収納容器1の内部を介して吸引口11、排気パイプ12、脱臭装置13に連通して接続され、排気経路を形成している。脱臭装置13は排気口14より外部に排出する吸引手段15に連通されており、吸引手段15は吸引ファン16と吸引モータ17より構成され、乾燥ヒータ4、乾燥モータ5、駆動モータ9、吸引モータ17を制御するマイコンを備えた制御装置18が、本体後方に設けられている。
【0005】
また、吸引口11は、乾燥ファン6の作り出す加熱乾燥風が鈍角に曲がり流れ込むような形状に、収納容器2側に切り下げたルーバー形状19で構成されている。
【0006】
上記従来の厨芥処理機においてその動作を説明すると、蓋2を閉めるとパッキン3が収納容器1の上端部に接触し、収納容器1内部は密閉される。厨芥処理機本体を運転させると制御装置18内のマイコンに通電され、マイコンによって制御された各電気負荷が動作を開始する。まず、乾燥モータ5による乾燥ファン6と乾燥ヒータ4が動作し、上方より温風で生ゴミを加熱しはじめる。同時に、吸引モータ17による吸引ファン16による吸引手段によって、吸気口10から外気が吸引され、収納容器1内の生ゴミより発生する臭気を含む蒸気を吸引口11で吸引して排気パイプ12を介して脱臭装置13で脱臭し、排気口15より外部に排気する。一定時間後、駆動モータ9が回転・停止・反転動作を開始し、減速機8を通じて収納容器1底部の攪拌羽根7が厨芥の粉砕・攪拌を乾燥が終了するまで行う。
【0007】
また、粉砕乾燥が進行して細塵化する生ごみ、例えば、おからやコーヒーかすの様なゴミ処理時も、加熱乾燥風に乗った細塵がルーバー形状19に沿って収納容器1内に戻り、細塵の吸引防ぐことによって、排気パイプ12や脱臭装置13の経路が目詰まりを防いでいる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成の家庭用の厨芥処理機では、乾燥して細塵化するおからやコーヒーかすの様なゴミ処理時は、細塵を収納容器1から吸引するのを防ぐことで、排気パイプ12や脱臭装置13等の排気経路の目詰まりを防止していたが、業務用となると細塵化ゴミの多量処理、連続処理が考えらるため、さらに排気経路の目詰まりを防止する必要があるとともに、メンテナンスが可能な構成が必要となった。
【0009】
また、業務用生ゴミ処理機は大型な物が多く、市場から小型化の要望が強く、よりコンパクトな構成で上記課題を解決することが必要であった。
【0010】
本発明は上記課題を解決するもので、乾燥して細塵化するおからの様な生ごみを処理しても、細塵を排気経路に吸引するのを防ぎ、なおかつ吸引されても所定の場所で回収し、簡単にメンテナンスを可能とし、けして目詰まりすることない使い勝手の良い厨芥処理機をコンパクトな構成で提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、上方を開口され生ゴミを収納する収納容器と、底部に吸引口を設けたベース面を有し前記収納容器の上方に開閉自在に設けられる蓋と、ヒータと前記ヒータより発生する熱を送風する送風ファンとで構成され生ゴミを加熱する加熱手段と、前記収納容器と連通し前記収納容器内の蒸気を厨芥処理機の外部に排気するための排気経路と、前記排気経路に設けられ前記収納容器内の蒸気を厨芥処理機の外部に排出する排出手段を備え、前記蓋は前記ベース面の下側に、前記加熱手段と前記加熱手段を覆う筒状のカバーと、前記カバーを覆う筒状のファンカバーと前記ファンカバーに装着される平板状のヒーターカバーとを設け、前記ベース面に設けた吸引口を通じて前記排出手段が前記収納容器内の蒸気を前記排気経路の一端で前記吸引口に対向して前記ベース面上に設けた通路断面積の大きい拡大空間部から、前記拡大空間部の下流側で、前記ベース面の一部と前記筒状のカバーの外周部と前記ファンカバーの内壁と前記ヒータカバーの一部とで形成される第2拡大空間部を介して、厨芥処理機の外部に排出する構成としたもので、乾燥して細塵化するおからの様な生ごみを処理した際に、細塵が吸引口から直ちに前記拡大空間部に流入し、流速を落とすことによって細塵が前記拡大空間部内に回収され、排気経路に流入して目詰まりするのを防止できる使い勝手の良い厨芥処理機を提供できる。また、拡大空間部を通過してしまった細塵を、再度、第2拡大空間部にて回収でき、細塵が排気経路に流入するのを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明によれば、上方を開口され生ゴミを収納する収納容器と、底部に吸引口を設けたベース面を有し前記収納容器の上方に開閉自在に設けられた蓋と、ヒータと前記ヒータより発生する熱を送風する送風ファンとで構成され生ゴミを加熱する加熱手段と、前記収納容器と連通し前記収納容器内の蒸気を厨芥処理機の外部に排気するための排気経路と、前記排気経路に設けられ前記収納容器内の蒸気を厨芥処理機の外部に排出する排出手段とを備え、前記蓋は前記ベース面の下側に、前記加熱手段と前記加熱手段を覆う筒状のカバーと、前記カバーを覆う筒状のファンカバーと前記ファンカバーの底面に装着される平板状のヒーターカバーとを設け、前記ベース面に設けた吸引口を通じて、前記排出手段が前記収納容器内の蒸気を、前記排気経路の一端で前記吸引口に対向して前記ベース面上に設けた通路断面積の大きい拡大空間部から、前記拡大空間部の下流側で、前記ベース面の一部と前記筒状のカバーの外周部と前記ファンカバーの内壁と前記ヒータカバーの一部とで形成される第2拡大空間部を介して、厨芥処理機の外部に排出する構成としたもので、乾燥して細塵化するおからの様な生ごみを処理した際に、細塵が吸引口から前記拡大空間部に流入し、流速を落とすことによって細塵が前記拡大空間部内に回収され、排気経路に流入して目詰まりするのを防止できる使い勝手の良い厨芥処理機を提供できる。また、拡大空間部を通過してしまった細塵を、再度、前記第2拡大空間部にて回収でき、細塵が排気経路に流入するのを防止できる。なお、排出手段としては収納容器内の蒸気を排気経路に吸引するための吸引ファンのような吸引手段であってもよく、また、収納容器内に外気を送り込む送風ファンのような送風手段であってもよく、この場合には、外気を収納容器内に送り込むことで収納容器内を正圧状態として吸引口から強制的に蒸気を排気経路に排出する。そして、排気経路に安定して蒸気を流すためには吸引手段を設けたものが好ましい。
【0013】
本発明の請求項記載の発明によれば、蓋を略垂直方向に開いたときに少なくとも第2拡大空間部の一部が、拡大空間部よりも低い高さに位置するよう配して、前記蓋の開閉により、前記拡大空間部内や、前記拡大空間部から前記第2拡大空間部までの通路に堆積した細塵を、前記第2拡大空間部に回収し易くしたもので、蓋を開閉するたびに、前記拡大空間部内の細塵を、確実に第2拡大空間部に回収できる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)
以下、本発明の第1の実施例について図1〜図5を参照に説明する。
【0015】
21は生ゴミを投入する収納容器であり、その下部は断面が略半円形状である。22は、収納容器21内の生ゴミを攪拌する攪拌羽根で、駆動モーター23の動力を伝達機構24で伝達して駆動されている。25は収納容器21上部に設け、後方を支点に開閉可能な蓋であり、蓋25にはベース面26の下側に、加熱手段である乾燥ヒータ27、送風ファンである乾燥ファン28と、加熱手段を覆うファンカバー29と、ファンカバー29に着脱自在に装着されたヒーターカバー30とを設け、ベース面26には、外気を収納容器21内に取り込む吸気口31、発生した蒸気を収納容器21より取り出し、乾燥ファン28の径より内側に位置する複数の吸引口32を設け、ベース面26上側にはそれぞれの吸引口32と後方に設けた連通孔33を上方から囲う中空の略四角柱形の拡大空間部34が、乾燥ファン28を回転数可変可能に回転させるインバータ式乾燥モータ35の軸心を挟さんで2個取付けられている。拡大空間部34には、吸引口32と連通孔33を仕切り上部の一部を開口した仕切板36が設けられている。また、吸引口33は、乾燥ファン28の作り出す加熱乾燥風の下流側を起点に、上流側を収納容器21の上方に切り起こしたルーバー37を有する板部材であり、蓋25に収納容器21側より着脱自在に装着されている。ファンカバー29と、略箱型形状で下方に広がるよう傾斜した傾斜部を有する筒状のカバー38と、前記ファンカバー29と前記筒状のカバー38に着脱自在に設けられたヒーターカバー30から第2拡大空間部である細塵回収部40を形成し、前記細塵回収部40と2つの連通孔33をつなぎ、また、連結パイプ39に連通し収納容器21内の蒸気を排出する排気経路を形成している。細塵回収部40は蓋25を開けた時に連通孔33や前記拡大空間部34より下方に位置し、拡大空間部34の約2倍の容積を持った空間である。
【0016】
また、連結パイプ39は、蓋25の支点となり、密閉中空パイプのヒンジパイプ41に連通され、継ぎパイプ42を介して脱臭装置43に連通されている。脱臭装置43の後方は吸引手段であり吸引モータ44によって回転する吸引ファン45に連結され、排気ダクト46を経て排気筒47に連通して収納容器21内の蒸気を排出する排気経路を形成している。
【0017】
また、本体前方に設けた電源スイッチ48と、細塵ゴミ処理用タクトスイッチ49に連動し駆動モータ23、乾燥ヒータ27、乾燥モータ35、吸引モータ44を制御するマイコンを備えた制御装置50が、本体後方に設けられている。
【0018】
以上のように構成された厨芥処理機において、その動作を説明する。
【0019】
まず収納容器21内に生ゴミを投入し、電源スイッチ48を押すと、運転が始まり、制御装置50により乾燥ヒータ27と乾燥モータ35直結の乾燥ファン28による生ゴミの加熱乾燥と、駆動モーター23の動力を伝達機構24によって伝達された攪拌羽根22による生ゴミの粉砕・攪拌が開始される。同時に吸引モータ44直結の吸引ファン45による吸引が開始され、外気が吸気口31より収納容器21内に流入し、収納容器21内で発生した蒸気は吸引口32より、拡大空間部34、連通孔33、細塵回収部40、連結パイプ39、ヒンジパイプ41、継ぎパイプ42を介して脱臭装置43で脱臭された後、排気ダクト46を経て、排気筒47より排出される。こうして生ゴミは加熱、粉砕され蒸気を発生させながら乾燥処理されていく。
【0020】
ここで、生ゴミの粉砕と乾燥が進むと、コーヒーフィルターが混入したコーヒーかすや、おから等、投入された生ゴミによって細塵が発生する場合があり、この細塵は、乾燥ファン28の作り出す加熱乾燥風に乗って、舞い上がりる。このまま吸引ファン45によって吸引されると、排気経路のいずれかで細塵の堆積が発生し、目詰まりの原因となるが、本実施例はまず、加熱乾燥風のサイクルを、乾燥ファン28の中心に収納容器21内の雰囲気を引き込み、次に乾燥ファン28の水平方向に吐き出し、筒状のカバー38の傾斜面にぶつけ収納容器21側に変換する様にしたので、加熱乾燥風に乗った細塵が吸引口32側に回り込むのを防ぎ、結果的に吸引口32よりの細塵の進入を防いでいる。
【0021】
また、吸引口32が乾燥ファン28の上方かつ外径より内側に配してあるので、前記乾燥ファン28により収納容器21側からの直接的な異物の吸引口32への進入が防止できる。
【0022】
また、この筒状のカバー38は、加熱乾燥風の収納容器21側への風量の増加する効果もあり、生ごみの乾燥効率も良くなる。
【0023】
また、吸引口32の収納容器21内への突起のないルーバー形状37で、吸引口32の表面に細塵を堆積させずに、吸引もルーバー37の傾斜によって加熱乾燥風と逆向きとなり、前記加熱乾燥風は鈍角に曲がるので、加熱乾燥風にのった細塵は前記拡大空間部34内へ吸引され難い。また、吸引口32を2個設けることで、開口面積を拡大し流速を遅くすることで、細塵の流入を防いでいる。
【0024】
また、吸引口32のルーバー37が収納容器内21に突出していないので、乾燥ファン28と、吸引口32間との隙間を詰めることができ、コンパクトに設計出来る。
【0025】
そして、吸引口32を通過した細塵も、直ぐに拡大した空間を有する拡大空間部34に流入し、流速を落とす上に仕切板36によって強制的に一旦上昇させられるので、質量のある細塵は蒸気と分離され、拡大空間部34内に回収され、排気経路に流入するのを防ぐ。
【0026】
また、吸引口32上に拡大空間部34を設けているので、吸引停止時や蓋25の開閉時に、回収された細塵は収納容器21内に落ちるので拡大空間部34内の細塵の蓄積は少ない。
【0027】
更に仕切板34を越えてしまった細塵は、連通孔33を通過し、細塵回収部40に流入する際、再度流速を急速に落とす(流速は拡大空間部34の約半分)ので、わずかな質量の細塵も蒸気と分離され、細塵回収箱40内に回収される。
【0028】
その上、蓋25を開閉するたびに、連通孔33と細塵回収部40間の細塵を、確実に細塵回収箱40に回収し、途中の流速の早い箇所に細塵が堆積するのを防ぎ、再び吸引風に乗せる機会を作らない配置になっている。
【0029】
この細塵回収部40は第2の拡大空間部の役割をはたし、細塵の回収をより確実に行い、排気経路に流入するのを防止しているが、デッドスペースであるファンカバー29と、収納容器21間の空間を利用しているので、効率の良いコンパクトな設計である。
【0030】
更に、乾燥モータ35の回転数は可変可能であり、制御装置49によってを運転開始時は生ごみを乾燥させるため乾燥にファン28を高回転で回し、十分な加熱乾燥風を作り出し、乾燥が進行し細塵が飛び交うような状態では、回転数を落とし、細塵の舞上がりを防止する様に設定され、細塵の舞い上がりを抑制している。
【0031】
また、処理ゴミが細塵化しやすいとあらかじめ分かっている場合は、細塵処理用のタクトスイッチ49によって乾燥ファン28の回転数を落とした処理を行い、細塵の舞い上がりを事前に抑制することもできる。
【0032】
ここで、吸引口32から流入し回収された細塵についてその除去方法を述べると、ヒーターカバー30をファンカバー29より外すと、細塵回収箱40内の細塵を容易に除去できる。また、先に述べたように、吸引口32上に拡大空間部34を設けているので、吸引停止時や蓋25の開閉時に、回収された細塵は収納容器21内に落ちるので拡大空間部34内の細塵の蓄積は少ないが、乾燥ファン28を外し、ルーバー37を外すことで、ルーバー37裏や拡大空間部34内部の細塵も容易に除去できる。
【0033】
また、細塵以外の様々なゴミに対しても、ヒーターカバー30で阻止し、更に吸引口32が乾燥ファン28の径より内側に位置し収納容器21側から直接見えないので、進入できない。
【0034】
(実施例2)
以下、本発明の第2の実施例について図6を参照に説明する。
【0035】
また、第1の実施例と同構成については、同符号としその説明を省略する。
【0036】
細塵回収部40を構成する乙面51が、蓋25を開いたときに収納容器21上方に位置する様に配し、前記蓋25を開いた時に乙面51が自動的に開くようにした。
【0037】
以上のように構成された厨芥処理機において、その動作を説明すると、細塵回収箱40内に回収された細塵は蓋25を開くたびに乙面51が開き、収納容器21内に再び戻っていき、細塵回収箱40に細塵が堆積するのを防ぎ、細塵の除去する手間を省いたメンテナンスの簡単な使い勝手の良い厨芥処理機を提供できる。
【0038】
(実施例3)
以下、本発明の第3の実施例について図7を参照に説明する。
【0039】
また、第1、2の実施例と同構成については、同符号としその説明を省略する。
【0040】
吸引口32の開口部に該当する位置に、開口部の正面からのゴミ進入を防ぐ、盾体52を設けた。
【0041】
以上のように構成された厨芥処理機において、その動作を説明すると、盾体52が、収納容器21側からの直接的な異物進入を防ぐ。同時に実施例1,2では、吸引口32付近では、吸引風が加熱乾燥風に乱流を起こす傾向にあり、付近の流速を落とし、結果的に細塵はその質量で自由落下するが、更に小さい細塵は逆に吸引風に吸い込まれやすくなる場合があるが、盾体52を設けることで盾体52と吸引口32間の加熱乾燥風の乱流を防ぎ整流化することで、整流化され流速の低下が減少した加熱乾燥風に乗った細塵が吸引口32へ吸い込まれずに、慣性の法則によってそのまま通過する効果を得る。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、乾燥して細塵化するおからの様な生ごみを処理しても、細塵を排気経路に流入するのを防ぎ、なおかつ流入しても所定の場所で回収し、簡単にメンテナンスを可能とし、目詰まりすることない使い勝手の良い厨芥処理機を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の厨芥処理機の側面断面図
【図2】 同厨芥処理機の要部正面断面図
【図3】 同厨芥処理機の要部側面断面図
【図4】 同厨芥処理機の蓋の一部切り欠き平面図
【図5】 同厨芥処理機の蓋を開いた状態の要部側面断面図
【図6】 本発明の第2の実施例の厨芥処理機の要部側面断面図
【図7】 本発明の第3の実施例の厨芥処理機の要部側面断面図
【図8】 従来の厨芥処理機の側面断面図
【図9】 同厨芥処理機の要部断面図
【符号の説明】
21 収納容器
25 蓋
27 乾燥ヒータ
28 乾燥ファン
29 ファンカバー
30 ヒーターカバー
32 吸引口
33 連通孔
34 拡大空間部
36 仕切板
37 ルーバー
38 カバー
40 細塵回収部(第2拡大空間部)
44 吸引モータ
45 吸引ファン
51 乙面
52 盾体

Claims (2)

  1. 上方を開口され生ゴミを収納する収納容器と、底部に吸引口を設けたベース面を有し前記収納容器の上方に開閉自在に設けられた蓋と、ヒータと前記ヒータより発生する熱を送風する送風ファンとで構成され生ゴミを加熱する加熱手段と、前記収納容器と連通し前記収納容器内の蒸気を厨芥処理機の外部に排気するための排気経路と、前記排気経路に設けられ前記収納容器内の蒸気を厨芥処理機の外部に排出する排出手段とを備え、前記蓋は前記ベース面の下側に、前記加熱手段と前記加熱手段を覆う筒状のカバーと、前記カバーを覆う筒状のファンカバーと前記ファンカバーに装着される平板状のヒーターカバーとを設け、前記ベース面に設けた吸引口を通じて、前記排出手段が前記収納容器内の蒸気を、前記排気経路の一端で前記吸引口に対向して前記ベース面上に設けた通路断面積の大きい拡大空間部から、前記拡大空間部の下流側で、前記ベース面の一部と前記筒状のカバーの外周部前記ファンカバーの内壁と前記ヒータカバーの一部とで形成される第2拡大空間部を介して、厨芥処理機の外部に排出する構成した厨芥処理機。
  2. 蓋を略垂直方向に開いたときに少なくとも第2拡大空間部の一部が、拡大空間部よりも低い高さに位置するよう配して、前記蓋の開閉により、前記拡大空間部内や、前記拡大空間部から前記第2拡大空間部までの通路に堆積した細塵を、前記第2拡大空間部に回収し易くした請求項項記載の厨芥処理機。
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