JP4377787B2 - 超音波振動子 - Google Patents

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本発明は、電子ラジアル走査型の超音波振動子に関する。
電子走査式の超音波振動子は内視鏡の体腔内への挿入部に設けられ、これを用いることにより、体腔内のガスや骨の影響なしに良好な画質で消化管壁や膵胆等の深部臓器を明瞭に描出することができる。これら電子走査式の超音波振動子は数十個以上の素子から成り、各素子に対して素子数に見合う送受信の同軸ケーブルを接続する必要がある。電子走査式超音波振動子の各素子の電極と信号送受信用同軸ケーブルとを接続する際には、各素子のシグナル電極に対して同軸ケーブルの芯線を半田付けし、各素子のグランド電極に対して同軸ケーブルのシールド線を半田付けする方法が一般的である。
このような電子走査型振動子で内視鏡に利用されてきたものとして、コンベックスタイプ、リニアタイプ、及びラジアルタイプ等がある。このうち、ラジアルタイプとは、超音波ビームを円周方向に送受信するものであり、これには振動子を回転させ超音波ビームを放射状に送受信する機械ラジアル走査方式と、複数の圧電素子を円筒外周上に配列して電子的な制御により超音波ビームを放射状に送受信する電子ラジアル走査方式(例えば、特許文献1)がある。
特公昭63−14623号公報
しかしながら、特許文献1では、FPC(フレキシブルプリント基板)及びコネクタを用いてケーブルと各振動子とのシグナル配線を形成しているが、硬質部長が長くなるため、この振動子を設けた超音波内視鏡を挿入された患者が苦痛を感じたり、また、操作性も悪くなったりするという問題があった。また、シグナル配線が全ての場所でGNDで覆われていない場合に、人体に対する電気的安全性についても問題があった。
また、電子ラジアル走査方式を用いた超音波内視鏡は、発明としては開示されているものの、実際に実用化するとなるとその大きさに考慮しなければならない。つまり、超音波振動子を体内に挿入するためには、振動子全体の径を小さくしなければならず、これにより超音波振動子を形成する圧電素子も必然的に小さくしなければならない。また、複数(例えば、約200個)の圧電素子を360度の方向に配設する必要があるため、個々の圧電素子は0.1mmオーダー以下の大きさにしなければならない。
このような大きさの制約の下で、電子ラジアル走査方式の超音波振動子を小型化するには様々な問題が生じることになる。たとえば、振動子の組立において、長いケーブルをいかにして結線していくか等の問題がある。
また、ケーブルは絶縁性材料で被覆されているが、ケーブルの被覆部の一部が損傷し、導線が外部に露出するなど、万が一不具合が発生したときにも、患者に害を及ぼさない振動子の製作が求められている。このような不具合を解消するため、例えば、複数のケーブルを束ねている絶縁性材料の内側に金属性のパイプを入れて、グランドに接続することが考えられる。しかしながら、公差(機械加工で、合格とされる最大寸法と最小寸法との差)を考慮すると、超音波振動子の細径化には不向きである。
上記の課題に鑑み、本発明では、ケーブルを振動子に位置決めして固定させ確実に配線をすることができ、さらに、振動子の安全性を高め細径化を実現した超音波振動子を提供する。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明によれば、超音波を送受する超音波振動子エレメントが複数円筒状に配列され、該各超音波振動子エレメントを駆動させる駆動信号を送信するための各超音波振動子エレメントに対応するケーブルが内部に格納されている電子ラジアル型超音波振動子であって、前記ケーブル群が挿通された絶縁性部材の表面に導電体膜が形成され、グランド線が接続されており、前記絶縁性部材の側面に孔を設け、該孔を通して、一端を前記ケーブル群に接続された前記グランド線の他端を、前記導電体膜に接着させることを特徴とする電子ラジアル型超音波振動子を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項2に記載の発明によれば、超音波を送受する超音波振動子エレメントが複数円筒状に配列され、該各超音波振動子エレメントを駆動させる駆動信号を送信するための各超音波振動子エレメントに対応するケーブルが内部に格納されている電子ラジアル型超音波振動子であって、前記ケーブル群が挿通された絶縁性部材の表面に導電体膜が形成され、グランド線が接続されており、前記絶縁性部材は、略円筒形体の一端に鍔が設けてあることを特徴とす電子ラジアル型超音波振動子を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項に記載の発明によれば、前記絶縁性部材の前記鍔部分の表面には複数の電極パッドが設けてあり、該各電極パッドに対応する前記ケーブルが該電極パッドに接着され、かつ、前記超音波振動子エレメントの電極と前記電極パッドとが導線で接続されていることを特徴とする請求項に記載の電子ラジアル型超音波振動子を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項に記載の発明によれば、前記絶縁性部材の前記略円筒形体部分の外部表面と内部表面とに、メッキにより導電体膜を形成させることを特徴とする請求項に記載の電子ラジアル型超音波振動子を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項に記載の発明によれば、前記メッキは、湿式メッキであることを特徴とする請求項に記載の電子ラジアル型超音波振動子を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項に記載の発明によれば、前記グランド線は、前記導電体膜を介して該ケーブル群に接続されていることを特徴とする請求項1から5のうちいずれかに記載の電子ラジアル型超音波振動子を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項に記載の発明によれば、前記導電体膜は、複数の金属薄膜から構成されることを特徴とする請求項1から6のうちいずれかに記載の電子ラジアル型超音波振動子を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項に記載の発明によれば、前記絶縁性部材は、ポリサルフォン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンオキサイド、またはエポキシ樹脂から構成されることを特徴とする請求項1から7のうちいずれかに記載の電子ラジアル型超音波振動子を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項に記載の発明によれば、前記導電体膜の厚さは、1〜50μmであることを特徴とする請求項1から8のうちいずれかに記載の電子ラジアル型超音波振動子を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明によれば、請求項1からのうちいずれかに記載の電子ラジアル型超音波振動子を備える超音波内視鏡を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明によれば、超音波を送受する超音波振動子エレメントを複数配列したものである構造体を製造する構造体製造工程と、前記構造体を円筒状にする円筒加工工程と、前記円筒状にした構造体の開口部の内側に環状部材を設ける環状部材設置工程と、略円筒形体の一端に鍔が設けてある絶縁性部材の外部表面と内部表面とに、メッキにより導電体膜を形成させるメッキ工程と、前記絶縁性部材に複数のケーブルを挿通させ、該各ケーブルの一端を該絶縁性部材の前記鍔表面に設けた複数の電極パッドのそれぞれに接着させ、前記導電体膜を介して該ケーブル群にグランド線を接続するケーブル挿通工程と、前記ケーブル挿通工程により得られた前記絶縁性部材の前記鍔が、前記環状部材設置工程により得られた前記構造体の前記環状部材に接するまで、該絶縁性部材を該構造体に挿入する絶縁性部材挿入工程と、前記絶縁性部材挿入工程により挿入した前記絶縁性部材の前記鍔表面に設けた前記電極パッドと前記超音波振動子エレメントの電極とを導線で接続する接続工程とからなることを特徴とする電子ラジアル型超音波振動子の製造方法を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明によれば、前記メッキ工程では、湿式メッキ法によりメッキを行うことを特徴とする請求項1に記載の電子ラジアル型超音波振動子の製造方法を提供することによって達成できる。
本発明を用いることにより、ケーブルを振動子に位置決めして固定させ確実に配線をすることができ、かつ、振動子の電気的安全性を高め、さらに細径化を図ることができる。
図1は、本実施形態における超音波内視鏡の外観構成を示す。超音波内視鏡1は、細長の挿入部2の基端に操作部6を備えている。この操作部6の側部からは、図示しない光源装置に接続されるユニバーサルコード7が延出している。
挿入部2は、先端側から順に先端部3、湾曲自在な湾曲部4、可撓性を有する可撓管部5を連設して構成されている。操作部6には湾曲操作ノブ6aが設けられており、この湾曲操作ノブ6aを操作することによって湾曲部4を湾曲させられるようになっている。
図2は、図1の超音波内視鏡1の先端部3の拡大図である。先端部3には、電子ラジアル型走査を可能にする超音波振動子10が設けられ、湾曲部4と超音波振動子10の間には斜面部12が設けられている。超音波振動子10は、音響レンズ11を形成した材質で被覆されている。斜面部12には、観察部位に照明光を照射する照明光学部を構成する不図示の照明レンズカバー、観察部位の光学像を捉える観察光学部を構成する観察用レンズカバー13、処置具が突出する開口である鉗子出口14が設けてある。
それでは、図3〜図15を用いて、本実施形態における超音波振動子10の製造工程を示す。
図3は、超音波振動子の製造工程(その1)を示す。同図において、超音波振動子10を形成するに際し、まず基板20、導電体21、電極22(22a,22b)、圧電素子23、音響整合層24(第1音響整合層24a,第2音響整合層24b)、導電樹脂25、溝(ダイシング溝)26から構成される構造体Aを作製する。それでは、構造体Aの作製について説明する。
まず、第2音響整合層24bを形成した後に、第1音響整合層24aを形成する。次に、例えばダイシングソー(精密裁断機)を用いて、第1音響整合層24aに溝を形成し、その溝に導電性樹脂25を流し込む。次に、対向する両面に電極層22a,22bを形成した圧電素子23を接合する。次に圧電素子23に隣接させて基板20を取り付ける。基板20の表面には、電極層20aが形成されている。そして、電極20aと電極22aを電気的に導通させるための導電体21を取り付ける。
ダイシングソーを用いて、上記で形成した構造体Aに切り込みを入れ、数十μm幅の溝(ダイシング溝)26を複数形成する。溝幅は、20〜50μmであるのが好ましい。このとき、第2音響整合層24bのみが完全に切断されずに数十μm切れ残るように構造体Aに切り込みを入れるようにする。このような溝26を例えば200個程度設ける。なお、このように分割された個々の振動子を、以下では振動子エレメント27という。
次に、この積層体の側面X1と側面X2の面とが合わさるように、この構造体Aを湾曲させて円筒状にし、その円筒表面に音響レンズ11を形成する(図4参照)(以下、構造体Bという)。音響レンズ11は、予め音響レンズ単体で製造していたものを円筒状にした構造体Aと組み合わせてもよいし、または、円筒状にした構造体Aを型に入れて音響レンズ材料をその型に流し込んで音響レンズ11を形成してもよい。なお、音響レンズ11のうち、実際に音響レンズとして機能するのはレンズ部11aである。
次に、図5及び図6(a)に示すように、環状の構造部材30(30a,30b)を構造体Bの開口部より内側に取り付ける。このとき、図構造部材30aは、基板20上に位置するように取り付ける。反対側の開口部についても同様に構造部材30bを取り付ける。このとき、構造部材30bは導電樹脂25上に位置するように取り付ける。
図6は、構造部材30を取り付けた構造体Bの断面を示す。図5で構造部材30(30a,30b)を取り付けた(図6(a)参照)後、構造部材30a−30b間をバッキング材40で充填する(図6(b)参照)。その後、導電樹脂25上に導体(銅線)41を取り付ける(図6(c)参照)(以下、図6で作成した構造体を構造体Cという)。
次に、図7に示すように、構造体Cの一方の開口部側(基板20が設けられている側)から、円筒状の部材50を挿入する。この円筒部材50は、円筒部分53とその一端に設けられている環状の鍔(つば)52とから構成されている。
図8は、円筒部材50の鍔52表面を示し、図9は円筒部材50の斜視図を示す。鍔52表面にはFPC(フレキシブルプリント基板)60が設けてあり、その表面60に数十から数百の電極パッド51が設けてある。さらに、円筒部材50内部にはケーブル62の束が通してあり、そのケーブル62の先端は、各パッド51に半田61で半田付けされている(電極パッド51の内側(環の中心方向)にケーブル62を半田付けして結線する。)。なお、ケーブル62は、通常はノイズ低減のために同軸ケーブルを用いる。
円筒部材50は絶縁体材料(エンジニアリング・プラスチック)で作られている。絶縁体材料としては、例えば、ポリサルフォン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンオキサイド、エポキシ樹脂などがある。円筒部分53の表面は導電体でメッキされている。
こうしてケーブル62を結線した円筒部材50を構造体Cに挿入すると(図10(a)参照)、構造体Cの構造部材30に円筒部材50の鍔52部分が当たって、円筒部材50の位置が構造体C内部で固定され、振動子内部で位置決めがされる(図10(b)参照)。円筒部材50が挿入されて位置決めがされると、円筒部材50はグランド線(GND)でGND70に接続される。
なお、図11に示すように、円筒部材50の円筒部分53の一部に1つまたは複数の孔(円筒側面を貫通させた孔)80を設けても良い。これについては、後述する。
図12と図13を用いて、さらに、円筒部材50について説明する。
図12は、絶縁性材料64で円筒部材50を作製した後、円筒部材50の円筒部分53についてメッキするパターンの一例を示す。図12(a)は、円筒部分53の外部表面及び内部表面の全体を導電体63でメッキした場合を示す。図12(b)は、円筒部分53の外部表面及び内部表面の所定部分を導電体63でメッキした場合を示す。図12(c)は、図11で説明した円筒部分53の外部表面及び内部表面の所定部分を導電体63でメッキした場合を示す。図12(d)は、図11で説明した円筒部分53の外部表面の所定部分を導電体63でメッキした場合を示す。
メッキは、導電体の薄膜を形成することが可能な方法ならどのようなものでもよい(例えば、スパッタ、蒸着等)が、好ましくは電解メッキや無電解メッキなどの湿式メッキによる成膜がよい。なぜならば、スパッタでは厚い膜を成膜したり、円筒の内側表面にメッキしたりするのが難しいのに対し、湿式メッキではより厚い膜を成膜したり、円筒の内側表面及び外側表面に容易にメッキしたりすることができるからである。金属薄膜の厚さは1〜50μmであれば導電性膜として有効に機能を有するが、好ましくは20μm程度がよい。薄膜の厚さが薄すぎると導電性膜として有効に機能せず、また半田付けの際に薄膜が剥がれない厚さが必要だからである。また、金属箔を円筒部材50の円筒部分53表面に巻きつけても良い。
なお、より好ましいメッキは、絶縁性の円筒部材の内面及び外面に成膜することである。なぜなら、絶縁性の円筒部材の内面及び外面に成膜することで、熱膨張係数等の観点から応力が釣り合い、薄肉でも膜の剥離、クラック等が無い膜を得られるからである。この場合には、円筒部材の内面及び外面のメッキは、電気的に接続されるようにメッキすることが好ましい。すなわち、円筒部材の内面から外面になる円筒部材の開口部分もメッキするようにする。
また、メッキにより成膜する金属薄膜は、単層膜ではなく、複数の金属の薄膜が好ましい。本実施形態においては、まず、Ni(ニッケル)、Cu(銅)、Ni(ニッケル)、Au(金)の順でメッキする。これらの金属は、それぞれ役割が異なっている。まず、下地としてNiで円筒部材50の円筒部分53をメッキする。次に、導電性がよく、柔らかくて伸びる金属である銅でメッキする。その上からさらにNiでメッキする。Niは耐蝕性がよいためである。その上からさらにAuでメッキする。Niの酸化を防止するためである。なお、このように複数の金属薄膜でメッキすることにより、メッキされた絶縁性の筒状部材の強度が向上する。
図13は、メッキした円筒部材50にケーブル62を結線するパターンの一例を示す。図13(a)は、図12(a)の円筒部材50にケーブル62を結線した場合を示す。図13(b)は、図12(b)の円筒部材50にケーブル62を結線した場合を示す。図13(c)は、図12(c)の円筒部材50にケーブル62を結線した場合を示す。図13(d)は、図12(d)の円筒部材50にケーブル62を結線した場合を示す。
図13の(a),(b),(c),(d)において、ケーブル束62からグランド線71が伸びて円筒部分53の側面にメッキされた金属薄膜63に接合している。これらを個別に見ていくと、図13(a),(b)では、グランド線71は内部側面側の金属薄膜63と接合しており、図13(c),(d)では、グランド線71は円筒側面に貫通させた孔80を通って外部側面側の金属薄膜63と接合している。図13(c),(d)では、電気安全上、非常に重要なグランド線71を、絶縁性の円筒部材側面に孔80をあけ振動子近傍から出すことができる。また、孔80の位置や個数には特に制限はない。
以上が円筒部材50についての説明である。それでは、円筒部材50が挿入されて位置決めがされた(図10参照)後の工程について説明する。
図14は、円筒部材50が挿入されて位置決めがされた(図10参照)後、電極パッド51の外側部分(環の外周方向の電極パッド部分)と、振動子エレメント27の電極20aとをワイヤー90を用いて結線した状態を示す。
図15は、図14の断面図を示す。上述の通り、電極パッド51のうち鍔の中心方向側にケーブル62が半田51で結線されている。電極パッド51のうち鍔の外周方向側にワイヤー90の一端が半田101で結線され、他端が振動子エレメントの基板20上にあるシグナル側電極20aと半田102で結線されている。なお、隣接するシグナル側電極20にワイヤーが接触して短絡しないように短いワイヤー90を用いて結線する。また、ケーブル62に負荷がかかることにより引っ張られて、ケーブル62が電極パッド51から外れてしまうことを防ぐために、ポッティング樹脂100でケーブル62と電極パッド51との結線部分全体を被覆する。
また、構造部材30bの表面には銅箔105が成膜されており、さらに、構造部材30の表面と音響整合層24及び円筒部材50の円筒側面は、導電性樹脂(例えば、半田)104で結合されている。
なお、図13で説明したように、ケーブル束62からグランド線71(71a,71b)に伸びて、それぞれ半田103a、103bで金属薄膜63と接合されている。そして、金属薄膜からはさらに不図示のグランド線により接地されている。
図16は、図15の変形例を示す。図16は、図15と比べて円筒部材50の孔80の位置が異なり、GND線70bを直接構造部材30b上に設けた銅箔105に半田や導電性樹脂104などで接合した例を示している。このように、GND線70は円筒部材50上の導電体膜に接合するもの(71a)と、圧電振動子のGNDに接続(構造体上の銅箔に接続)されるもの(71b)とが分かれていても構わない。
なお、本実施形態の円筒部材を用いてケーブルと振動子エレメントを結線することは、圧電素子を用いた超音波振動子だけに限らず、静電容量型振動子(c−MUT)を用いた電子ラジアル型超音波振動子に対しても適用することができる。
このように、円筒部材を用いることで、円筒形状の特性より、薄肉加工が可能となる。また、応力の偏りがないので強度も角パイプ等に比べて強い。また、円筒部材を構成する絶縁体の表面には、導電体が密着する形で付与されており、GNDに接続されて電気安全性を高めている。また、電気安全上、非常に重要なグランド線を絶縁性の円筒部材側面に孔をあけ振動子近傍から出し、圧電素子をはじめとするGNDに結線することができる。このことは、結果的にノイズ低減効果をもたらす。
また、振動子エレメントのシグナル側電極20aにケーブルを結線するに際し、ケーブルを一旦振動子に位置決めして固定することができるので、ケーブルを直接シグナル側電極20aと結線するのに比べて、容易にかつ確実に結線することができる。
また、ケーブルを直接シグナル側電極20aと結線させずに、一度円筒部材の電極パッドと結線させて電極パッドとシグナル側電極20aとをワイヤーで結線させているので、ケーブルに張力がかかった場合のケーブルの結線部分の耐久力が向上する。また、円筒部材にケーブルを結線する工程と、このケーブルが結線された円筒部材を構造体Cに挿入してワイヤーを介してシグナル側電極20aに結線する工程と製造工程を分けることにより、後者の工程では、短いワイヤーを用いて電極パッドとシグナル側電極20aを結線することができるので、短絡したり、誤って別の振動子エレメントのシグナル側電極20aに結線したりすることがなくなる。
また、メッキ時においては、角が無いため均一な成膜が可能となる。湿式メッキ方式により、円筒部材の円筒部分の外部表面及び内部表面を金属薄膜で成膜することで、熱膨張係数等の観点から応力が釣り合い、薄肉でも膜の剥離、クラック等が無い膜を得ることができる。また、金属薄膜を複数の金属薄膜から構成することにより、全体として所定の膜厚を確保することができ、必要な電流容量を確保することができる。
以上より、円筒部材に複数の金属薄膜をメッキするので、絶縁性材料と金属薄膜との密着性が向上する。またメッキされた金属薄膜は強度メンバーにも成り得る。また、金属パイプより薄い金属薄膜を形成するため、金属パイプを用いる場合での公差を気にせず、細径化が可能となる。また、スパッタなどは片側のみの成膜となり歪みが発生するが、本発明では応力の偏りをなくしているため歪みはない。
(付記1) 超音波を送受する超音波振動子エレメントが複数円筒状に配列され、該各超音波振動子エレメントを駆動させる駆動信号を送信するための各超音波振動子エレメントに対応するケーブルが内部に格納されている電子ラジアル型超音波振動子であって、前記ケーブル群が挿通された絶縁性部材の表面に導電体膜が形成され、グランド線が接続されていることを特徴とする電子ラジアル型超音波振動子。
(付記2) 前記グランド線は、前記導電体膜を介して該ケーブル群に接続されていることを特徴とする付記1に記載の電子ラジアル型超音波振動子。
(付記3) 前記絶縁性部材の側面に孔を設け、該孔を通して、一端を前記ケーブル群に接続された前記グランド線の他端を、前記導電体膜に接着させることを特徴とする付記1に記載の電子ラジアル型超音波振動子。
(付記4) 前記絶縁性部材の前記鍔部分の表面には複数の電極パッドが設けてあり、該各電極パッドに対応する前記ケーブルが該電極パッドに接着され、かつ、前記超音波振動子エレメントの電極と前記電極パッドとが導線で接続されていることを特徴とする付記1に記載の電子ラジアル型超音波振動子。
(付記5) 前記絶縁性部材は、略円筒形体の一端に鍔が設けてあることを特徴とする付記1に記載の電子ラジアル型超音波振動子。
(付記6) 前記絶縁性部材の前記略円筒形体部分の外部表面と内部表面とに、メッキにより導電体膜を形成させることを特徴とする付記5に記載の電子ラジアル型超音波振動子。
(付記7) 前記メッキは、湿式メッキであることを特徴とする付記6に記載の電子ラジアル型超音波振動子。
(付記8) 前記導電体膜は、複数の金属薄膜から構成されることを特徴とする付記1に記載の電子ラジアル型超音波振動子。
(付記9) 前記複数の金属薄膜は、ニッケル、銅、ニッケル、金の順で積層していることを特徴とする付記8に記載の電子ラジアル型超音波振動子。
(付記10) 前記絶縁性部材は、エンジニアリング・プラスチックで構成されることを特徴とする付記1に記載の電子ラジアル型超音波振動子。
(付記11) 前記絶縁性部材は、ポリサルフォン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンオキサイド、またはエポキシ樹脂から構成されることを特徴とする付記1に記載の電子ラジアル型超音波振動子。
(付記12) 前記導電体膜の厚さは、1〜50μmであることを特徴とする付記1に記載の電子ラジアル型超音波振動子。
(付記13) 前記導電体膜の厚さは、20μmであることを特徴とする付記1に記載の電子ラジアル型超音波振動子。
(付記14) 付記1から13のうちいずれかに記載の電子ラジアル型超音波振動子を備える超音波内視鏡。
(付記15) 超音波を送受する超音波振動子エレメントを複数配列したものである構造体を製造する構造体製造工程と、前記構造体を円筒状にする円筒加工工程と、前記円筒状にした構造体の開口部の内側に環状部材を設ける環状部材設置工程と、略円筒形体の一端に鍔が設けてある絶縁性部材の外部表面と内部表面とに、メッキにより導電体膜を形成させるメッキ工程と、前記絶縁性部材に複数のケーブルを挿通させ、該各ケーブルの一端を該絶縁性部材の前記鍔表面に設けた複数の電極パッドのそれぞれに接着させ、前記導電体膜を介して該ケーブル群にグランド線を接続するケーブル挿通工程と、前記ケーブル挿通工程により得られた前記絶縁性部材の前記鍔が、前記環状部材設置工程により得られた前記構造体の前記環状部材に接するまで、該絶縁性部材を該構造体に挿入する絶縁性部材挿入工程と、前記絶縁性部材挿入工程により挿入した前記絶縁性部材の前記鍔表面に設けた前記電極パッドと前記超音波振動子エレメントの電極とを導線で接続する接続工程と
からなることを特徴とする電子ラジアル型超音波振動子の製造方法。
(付記16) 前記メッキ工程では、湿式メッキ法によりメッキを行うことを特徴とする付記15に記載の電子ラジアル型超音波振動子の製造方法。
(付記17) 前記絶縁性部材にはその側面に孔が設けられており、前記ケーブル挿通工程では、該孔を通して、一端を前記ケーブル群に接続された前記グランド線の他端を、前記導電体膜に接着させることを特徴とする付記15に記載の電子ラジアル型超音波振動子の製造方法。
本実施形態における超音波内視鏡の外観構成を示す図である。 図1の超音波内視鏡1の先端部3の拡大図である。 超音波振動子の製造工程(その1)を示す図である。 超音波振動子の製造工程(その2)を示す図である。 超音波振動子の製造工程(その3)を示す図である。 超音波振動子の製造工程(その4)を示す図である。 超音波振動子の製造工程(その5)を示す図である。 円筒部材50の鍔52表面を示す図である。 円筒部材50の斜視図である。 図7の製造工程を断面方向から見た図である。 円筒部分53に孔を設けた円筒部材50を示す図である。 円筒部材50の円筒部分53についてメッキするパターンの一例を示す図である。 メッキした円筒部材50にケーブル62を結線するパターンの一例を示す図である。 超音波振動子の製造工程(その6)を示す図である。 図14の断面図を示す図である。 図15の変形例を示す図である。
符号の説明
1 超音波内視鏡
2 挿入部
3 先端部
4 湾曲部
5 可撓管部
6 操作部
6a 湾曲操作ノブ
10 超音波振動子
11 音響レンズ
12 斜面部
13 観察用レンズカバー
14 鉗子出口
20 基板
20a 電極
21 導電体
22(22a,22b) 電極
23 圧電素子
24 音響整合層
24a 第1音響整合層
24b 第2音響整合層
25 導電樹脂
26 溝
27 振動子エレメント
30(30a,30b) 構造部材
40 バッキング材
41 導体(銅線)
50 円筒部材
51 電極パッド
52 鍔(つば)部分
53 円筒部分
60 FPC基板
61 半田
62 ケーブル
63 メッキ
70 GND
71 GND線
80 孔
90 ワイヤー
100 ポッティング樹脂
101,102,103a、103b 半田
104 導電性樹脂
105 銅箔


Claims (12)

  1. 超音波を送受する超音波振動子エレメントが複数円筒状に配列され、該各超音波振動子エレメントを駆動させる駆動信号を送信するための各超音波振動子エレメントに対応するケーブルが内部に格納されている電子ラジアル型超音波振動子であって、
    前記ケーブル群が挿通された絶縁性部材の表面に導電体膜が形成され、グランド線が接続されており、
    前記絶縁性部材の側面に孔を設け、該孔を通して、一端を前記ケーブル群に接続された前記グランド線の他端を、前記導電体膜に接着させることを特徴とす電子ラジアル型超音波振動子。
  2. 超音波を送受する超音波振動子エレメントが複数円筒状に配列され、該各超音波振動子エレメントを駆動させる駆動信号を送信するための各超音波振動子エレメントに対応するケーブルが内部に格納されている電子ラジアル型超音波振動子であって、
    前記ケーブル群が挿通された絶縁性部材の表面に導電体膜が形成され、グランド線が接続されており、
    前記絶縁性部材は、略円筒形体の一端に鍔が設けてあることを特徴とす電子ラジアル型超音波振動子。
  3. 前記絶縁性部材の前記鍔部分の表面には複数の電極パッドが設けてあり、該各電極パッドに対応する前記ケーブルが該電極パッドに接着され、かつ、前記超音波振動子エレメントの電極と前記電極パッドとが導線で接続されていることを特徴とする請求項に記載の電子ラジアル型超音波振動子。
  4. 前記絶縁性部材の前記略円筒形体部分の外部表面と内部表面とに、メッキにより導電体膜を形成させることを特徴とする請求項に記載の電子ラジアル型超音波振動子。
  5. 前記メッキは、湿式メッキであることを特徴とする請求項に記載の電子ラジアル型超音波振動子。
  6. 前記グランド線は、前記導電体膜を介して該ケーブル群に接続されていることを特徴とする請求項1から5のうちいずれかに記載の電子ラジアル型超音波振動子。
  7. 前記導電体膜は、複数の金属薄膜から構成されることを特徴とする請求項1から6のうちいずれかに記載の電子ラジアル型超音波振動子。
  8. 前記絶縁性部材は、ポリサルフォン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンオキサイド、またはエポキシ樹脂から構成されることを特徴とする請求項1から7のうちいずれかに記載の電子ラジアル型超音波振動子。
  9. 前記導電体膜の厚さは、1〜50μmであることを特徴とする請求項1から8のうちいずれかに記載の電子ラジアル型超音波振動子。
  10. 請求項1からのうちいずれかに記載の電子ラジアル型超音波振動子を備える超音波内視鏡。
  11. 超音波を送受する超音波振動子エレメントを複数配列したものである構造体を製造する構造体製造工程と、
    前記構造体を円筒状にする円筒加工工程と、
    前記円筒状にした構造体の開口部の内側に環状部材を設ける環状部材設置工程と、
    略円筒形体の一端に鍔が設けてある絶縁性部材の外部表面と内部表面とに、メッキにより導電体膜を形成させるメッキ工程と、
    前記絶縁性部材に複数のケーブルを挿通させ、該各ケーブルの一端を該絶縁性部材の前記鍔表面に設けた複数の電極パッドのそれぞれに接着させ、前記導電体膜を介して該ケーブル群にグランド線を接続するケーブル挿通工程と、
    前記ケーブル挿通工程により得られた前記絶縁性部材の前記鍔が、前記環状部材設置工程により得られた前記構造体の前記環状部材に接するまで、該絶縁性部材を該構造体に挿入する絶縁性部材挿入工程と、
    前記絶縁性部材挿入工程により挿入した前記絶縁性部材の前記鍔表面に設けた前記電極パッドと前記超音波振動子エレメントの電極とを導線で接続する接続工程と
    からなることを特徴とする電子ラジアル型超音波振動子の製造方法。
  12. 前記メッキ工程では、湿式メッキ法によりメッキを行うことを特徴とする請求項11に記載の電子ラジアル型超音波振動子の製造方法。
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