JP4377463B2 - 少なくとも2つのプロセッサからなるコンピュータ装置のモニタ方法および装置 - Google Patents

少なくとも2つのプロセッサからなるコンピュータ装置のモニタ方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,少なくとも2つのプロセッサからなるコンピュータ装置の機能を監視するモニタ方法ならびに装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種類の装置は,たとえばドイツ特許第3700986号から既知である。この文献においては,全体装置の処理操作に同等に関与する2つのプロセッサからなるコンピュータ装置が記載されている。発生するエラーを適切なときに検出可能にするために,両方のプロセッサは相互にモニタリングしている。このモニタリングは,両方のプロセッサ間の周期的データ交換中にハンドシェーク操作方式で行われる。この場合,たとえば両方のプロセッサのいずれかの入/出力バスへの外乱作用を除去した後に,または両方のプロセッサの一方が連続的な完全故障を発生したときに,プロセッサはそれぞれ相互に新たにスタート可能である。周期的なデータ交換によるモニタリングに追加して,それぞれプロセッサに付属の第1および第2のポンプ回路が設けられている。両方のポンプ回路は,それらがそれぞれ付属のプロセッサのサイクル信号で操作されるかぎり,正の論理に基づき論理1を供給する。それぞれ他のプロセッサによる両方のポンプ回路の出力信号のモニタリングは,ウオッチドッグ回路方式で第2の相互モニタ方法を提供する。
【0003】
ここに記載の装置は2つのプロセッサの確実な相互モニタリングを可能にし,これら2つのプロセッサは,同等の課題を実行するばかりでなく相互に上下関係にある課題もまた実行する。しかしながら,両方のプロセッサの一方が既知の時間範囲または期待される時間範囲内で必要とされない場合,損失電力を低減するために,この時間範囲内において,このプロセッサをエネルギー消費の少ない作動モードに切り換えることは有意義であろう。このようないわゆるパワーセーブ(電力節約)モードは,プロセッサそれ自体において既知であり,かつしばしば外部制御入力を介して作動ないし遮断することができる。このようなパワーセーブモードの間は,一方のプロセッサは一般に作動せず,これにより正常な作動モードに比較して電流消費量したがって電力消費量もまた実質的に低下される。しかしながら,これは,このようなパワーセーブモードの間,他のプロセッサのモニタリング操作が可能ではないことを意味する。したがって,ドイツ特許第3700986号から既知の装置においては,他のプロセッサの連続的な機能モニタリングを中断することなく両方のプロセッサの一方をパワーセーブモードに置くことはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
相互モニタリングに関与する1つのプロセッサがパワーセーブモードに置かれたときにおいても,コンピュータ装置のエラーのない機能を保証する少なくとも2つのプロセッサからなるコンピュータ装置のモニタ方法および装置を提供することが本発明の課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の基礎となる考え方は,プロセッサから外部への作用が指示されないかぎり,プロセッサの機能モニタリングは必要ではないことである。技術的にいうと,これは,モニタリングされるプロセッサが他のユニットに出力信号を伝送しないかぎり,モニタリングは必要ではないことを意味する。このような他のユニットは,たとえば回路網の他のコンピュータまたは制御装置内の設定要素であってもよい。モニタリングするプロセッサがパワーセーブモードにあるかぎり,モニタリングされるプロセッサの出力信号が遮断される。
【0006】
少なくとも2つのプロセッサ(1,2)からなるコンピュータ装置のモニタ方法ならびに装置において,少なくとも2つのプロセッサの第1のプロセッサ(1)が第2のプロセッサ(2)をその正確な機能に関してモニタリングし,このとき第1のプロセッサが第2のプロセッサの出力信号またはそれから導かれた量を少なくともその時間的順序,またはその内容,またはその信号形式に関してモニタリングする。本発明は,第1のプロセッサ(1)が第2のプロセッサとは別にエネルギー消費の少ない作動モードに置かれたときに,第2のプロセッサ(2)の出力信号をさらに他のユニット(12)に伝送することが遮断される(4)。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の好ましい実施態様のブロック回路図を示す。第1のプロセッサ1(CPU1),第2のプロセッサ2(CPU2)が,および電流ないし電圧供給源(電源)3が示され,この場合,これらはすべて制御装置15に含まれている。電源3は,結合ライン14を介して,少なくともプロセッサ1および2にそれらが必要とする電力を供給する。両方のプロセッサ1および2は,インタフェースを介して,結合ライン13により相互に結合され,結合ライン13は,プロセッサ1および2に対してデータおよび/または制御命令の交換を可能にしている。プロセッサ2は,送信ライン9を介してANDゲート4に結合され,ANDゲート4はゲート回路を形成している。ANDゲート4の第2の入力は,フリップフロップ6の出力に結合されている。フリップフロップ6は,そのセット入力Sにおいてプロセッサ1の制御信号8により操作される。フリップフロップ6は,そのリセット入力Rにおいてプロセッサ2の制御信号7により操作される。ANDゲート4の出力は,外部回路網とのインタフェース5に結合されている。たとえば,インターフェース5は,外部回路網バスを操作するためのドライバ構成要素を含んでいる。この回路網に他のユニット12が接続されている。自動車における本発明の好ましい適用に対して,外部回路網バスはこの分野において既知のCAN(コントローラエリアネットワーク)バスである。このとき,他のユニット12はたとえば他の制御装置である。
【0008】
プロセッサ2に対して,受信ライン10を介して受信信号が他のユニットから供給される。送信ライン9および受信ライン10は複数の並列ラインを含んでもよいことは明らかである。プロセッサ2からの制御ライン7はさらにプロセッサ1のパワーダウン入力に通じている。プルダウン抵抗11は,制御ライン8における安定な信号レベルを保証するために使用される。さらに,フリップフロップ6の出力からプロセッサ1の入力に結合ライン16が通じている。プロセッサ1は,結合ライン16を介して,フリップフロップ6の出力状態に関する情報を受け取る。
【0009】
ここに示した実施態様においては,プロセッサ1は,車間距離センサの信号プロセッサ,とくに前方走行車両を検出するために車両に使用されるレーダ装置の信号プロセッサである。プロセッサ2は,それに供給される信号プロセッサ1のデータに基づいて,制御信号を決定するための制御信号決定プロセッサである。具体的に,プロセッサ2においては適応走行速度制御の目標値を決定するための制御プロセッサが使用される。しかしながら,本発明は,決してプロセッサのこの使用に限定されず,原理的には少なくとも2つのプロセッサを備えた各コンピュータ装置に適用可能である。
【0010】
装置の正常な作動モードにおいては,両方のプロセッサ1および2は,それらのそれぞれの主機能に対応して作動する。同時に,少なくともプロセッサ2のモニタリングはプロセッサ1により行われる。たとえばドイツ特許第3700986号から既知のように,両方のプロセッサは,いわゆる相互にモニタリングしていることが好ましい。この場合,相互モニタリングは,たとえばインタフェースを介する検査データの相互交換により行われる。この場合,両方のプロセッサの各々は,それぞれ他のプロセッサから所定のタイムラスタ内に検査問い合わせを受け取る。検査問い合わせが所定のタイムラスタの範囲内に現れない場合,機能故障に対する指数が存在する。一方のプロセッサにおいて検査問い合わせが現れた場合,プロセッサは同様に所定のタイムラスタ内にそれにより決定されたデータ値で応答する。決定されたデータ値が期待データ値と異なる場合,同様に機能故障に対する指数が存在する。したがって,検査問い合わせおよび検査応答は,両方のプロセッサの各々が所定のタイムラスタの範囲内でそれぞれ他のプロセッサに設定するテスト課題を含む。テスト課題は,検査されるプロセッサのハードウェアおよびソフトウェアのできるだけ多くの範囲に対応するように設定されることが好ましい。これはテスト結果の高い代表値を提供することを保証する。エラーのあるテスト応答がそれぞれの機能故障ないしそれぞれのエラー源の推定を可能にすることはとくに有利である。所定のタイムラスタによりウオッチドッグ機能が実行される。両方のプロセッサの相互モニタリングが補足態様または代替態様として他の方法により行われてもよいことは明らかである。
【0011】
既知の時間範囲または期待される時間範囲に対して,プロセッサ1の主機能に基づくその計算操作または信号処理操作が必要とされない場合,プロセッサ1をエネルギー消費の少ない作動モード,すなわちいわゆるパワーセーブモードに置くことは有効である。このために種々の方法が既知である。図1に示すように,ここに示した実施態様において,プロセッサ1のこのような切換は,プロセッサ2により制御ライン7を介して行われる。しかしながら,プロセッサ1は,このパワーセーブモードの間に計算操作を実行しないので,プロセッサ2のテスト問い合わせに応答することまたはプロセッサ2にテスト問い合わせを設定することはできない。この場合,プロセッサ1それ自体は確かに計算操作を実行せず,したがって機能故障は影響を与えないので,第1のケースは重要ではない。しかしながら,プロセッサ2の確実な機能は保証されていない。たとえば上記の適用例において,プロセッサ1が車間距離センサにおいて使用され,かつプロセッサ2が適応走行速度制御に対する制御装置において使用されたときに,このような状況が考えられる。例として,適応走行速度制御の機能は,たとえばドライバがブレーキを操作した後には遮断されるが最終的にはこの機能を遮断することがないときには,プロセッサ1を用いた車間距離測定は所定の時間範囲に対しては必要がないであろう。この場合,エネルギーを節約するために,プロセッサ2がプロセッサ1をパワーセーブモードに置くことは有利である。この場合,本発明により,フリップフロップ6を介してANDゲート4が遮断される。代替態様として,ANDゲート4は,プロセッサ1によりたとえば制御信号8を介して直接操作されてもよい。このために,プロセッサ1がパワーセーブモードにある間,プロセッサ1は制御信号8をローレベルにしなければならない。さらに,ANDゲート4を操作する他の種々の方法が存在するが,これらの方法は当然当業者の通常の知識範囲に属するものである。
【0012】
ANDゲート4が遮断された結果,プロセッサ2の出力信号はもはやインターフェース5に到達せず,したがってもはや他のユニット12にも到達することはない。したがって,プロセッサ2の外部への作用は遮断される。しかしながら,これは必ずしも,プロセッサ2が同様に遮断されていることを意味していない。プロセッサ2は,従来どおり,受信ライン10を介してデータまたは制御命令を受け取りかつこれらを処理することができる。制御ライン8の分岐ラインを介してプロセッサ2に,プロセッサ2の外部への作用がプロセッサ1により遮断されているという信号が供給されることは有利である。
【0013】
図2は,本発明のこの実施態様において,第1のプロセッサ1内で実行されるプログラムステップを流れ図により示している。スタートごとに,したがってパワーセーブモードの終了ごとに,その後のステップ20において,まずプロセッサ1はプロセッサ2からのテスト課題を期待している。ステップ21により,プロセッサ1は設定された課題を実行し,かつステップ22において,その結果をプロセッサ2に伝送する。続いてステップ23において,プロセッサ1が逆にプロセッサ2にテスト課題を設定する。ステップ24により待ちループが示され,待ちループ内でプロセッサ1はプロセッサ2の結果を待っている。所定の待ち時間が経過した後に,結果が現れない場合またはステップ26により回答が期待された回答と一致しない場合,プロセッサ2におけるエラー状態に対する指数が存在する。両方のいずれの場合も,プログラムはエラールーチン210に分岐する。他の場合,ステップ27により,ANDゲート4,従ってプロセッサ(CPU)が遮断されているか否かが検査される。この検査はとくに,ライン16の信号レベルにより行ってもよい。ANDゲート4が遮断されている場合,ANDゲートはステップ28により開放される。ANDゲートが遮断されていない場合,プログラムは直接プロセッサ1の主プログラム29に分岐する。通常,両方のプロセッサの相互検査を示すステップ20ないし26は周期的に反復される。ここではこれがたとえば分岐211により示されている。
【0014】
図3は,本発明のこの実施態様において,プロセッサ2内で実行されるプログラムステップを流れ図により示している。正常な場合,プロセッサ2はその主プログラム38を実行する。ここでプロセッサ1がエネルギー消費の少ないパワーセーブモードに切り換えられた場合,プログラムはステップ30に分岐する。ステップ30においてまず他のユニット12に,プロセッサ2の出力信号がその後遮断されているという情報が伝送される。他のユニット12へのこのような情報は,要求された出力信号が現れなかったときでも,プロセッサ2のエラー機能ないしプロセッサ2を含む制御装置15のエラー機能を特定させないので有利である。この情報はハードウェア的にのみでなくソフトウェア的に行ってもよい。ここではソフトウェア的方法が示され,このときROMF=1(読取り専用モードマーク)が他のユニット12に伝送される。続いてステップ31において,制御ライン7を介して,プロセッサ1のパワーセーブモードが作動される。同時に図1に示す回路においてフリップフロップ6がリセットされ,これによりこのときANDゲート4がプロセッサ2の出力信号を遮断する。ステップ32によりプロセッサ2は内部プログラムを実行するが,内部プログラムは他のユニット12に対して出力信号を発生しない。ステップ33は,プロセッサ1が再び正常な作動に置かれているか否かの問い合わせを含む。これは,一方でプロセッサ2が他のユニット12に出力信号を伝送するときに必要であり,または他方でプロセッサ1が再びその正常な主機能の範囲内で必要とされたときに必要である。プロセッサ1が再びその正常な作動に置かれた場合,プロセッサ2は,ステップ34により制御ライン7上のパワーダウン信号をリセットする。このときステップ35により,図2のステップ20ないし26により示されているように,両方のプロセッサの相互モニタリングが行われる。検査がエラーに対する指数を供給した場合,プログラムは,ステップ36により特殊なエラー処理39に分岐する。エラーに対する指数が存在しない場合,ステップ37により他のユニット12に,プロセッサ2ないし制御装置15の出力信号がもはや遮断されていないという情報が伝送される。ステップ30と同様に,この場合,ROMF=0が他のユニット12に伝送される。それに続いて,プロセッサ2は同様にその所定の主プログラム38を実行する。ステップ20ないし26または35における相互モニタリングにより,プロセッサ2が出力信号を他のユニット12に伝送するときに,プロセッサ2はエラーなく作動することが常に保証される。それにもかかわらず,前に示したように,プロセッサ1を時々パワーセーブモードに置くことができる。
【0015】
プロセッサ1が機能モニタリングによりプロセッサ2におけるエラー状態を特定したときに,ANDゲート4がプロセッサ1により遮断されることは有利である。逆に,このような場合,プロセッサ2はプロセッサ1をパワーセーブ作動モードに置いても,または代替態様として,たとえばドイツ特許第3700986号から既知のようにリセットしてもよい。
【0016】
ここに記載の実施態様は本発明の好ましい実施態様を示している。しかしながら,本発明は必ずしもこれらの実施態様のみに限定されない。たとえば,上記の装置の範囲内に2つのプロセッサ1および2より多いプロセッサが存在していてもよい。このときは,相互モニタリングならびにパワーセーブモードへの切換は,種々の組合せで考えられる。同様に,本発明の基本原理は2つのプロセッサの相互モニタリングから2つまたはそれ以上の完全な制御装置の相互モニタリングに拡張させてもよい。この場合に対してもまた,本発明の基本的な考え方を用いて,相互モニタリングに関係する個々の制御装置のパワーセーブモードへの切換を行うことができる。
【0017】
【発明の効果】
本発明の利点は,モニタリングするプロセッサがパワーセーブモードに置かれているときにおいてもプロセッサの機能モニタリングが他のプロセッサにより確実に与えられているという課題設定に対応している。したがって,本発明による装置は機能モニタリングが低下しない状態で損失電力を低減することを可能にする。これは,とくに自動車において,この種類のマルチプロセッサ装置を使用するときに必要である。同時に,本発明はきわめて簡単にかつ少ない費用でコスト的に有利に実行可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】好ましい実施態様のブロック回路図である。
【図2】第1のプロセッサ内で実行されるプログラムの流れ図である。
【図3】第2のプロセッサ内で実行されるプログラムの流れ図である。
【符号の説明】
1 第1のプロセッサ
2 第2のプロセッサ
3 電源
4 ANDゲート(ゲート回路)
5 インタフェース(ドライバ構成要素)
6 フリップフロップ
7,8,9,10,13,14,16 ライン
11 プルダウン抵抗
12 他のユニット
15 制御装置
ROMF 読取り専用モードマーク

Claims (8)

  1. 少なくとも第1のプロセッサおよび第2のプロセッサを備えたコンピュータ装置をモニタする方法であって、
    前記第2のプロセッサが出力信号を生成するステップと、
    前記第2のプロセッサが正常に作動しているか否かを検出するために、前記第1のプロセッサが、前記第2のプロセッサの前記出力信号の時間的順序、内容または信号形式に関して導かれた量を、前記信号の、時間的順序、内容,または信号形式に関してモニタリングするステップと、
    前記第1のプロセッサが前記第2のプロセッサとは別にエネルギー消費の少ない作動モードに置かれたことを示す信号によって制御されたゲートにより、前記第2のプロセッサからの出力信号を、少なくとも一つの他のユニットに伝送することを遮断するステップと
    を含む方法。
  2. 少なくとも前記第1のプロセッサまたは前記第2のプロセッサにエラーが起きていないか検出するために、前記第1および第2のプロセッサを相互検査する検査ステップと、
    前記第1のプロセッサが正常な作動モードに置かれ、かつ前記検査ステップでがエラーが検出されなかったときに、前記第1のプロセッサが、前記ゲートによる前記第2のプロセッサの出力信号の遮断を解除するステップと
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のプロセッサの出力信号が遮断されているか否かを検出するために、前記第2のプロセッサから少なくとも一つの他のユニットに所定の情報を送信するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  4. 少なくとも、第1のプロセッサと出力信号を生成する第2のプロセッサを備えたコンピュータ装置をモニタする装置であって、
    前記第2のプロセッサが正常に作動しているか否かを検出するために、前記第1のプロセッサによって、前記第2のプロセッサの前記出力信号から導かれた量を、前記信号の、時間的順序、内容、または信号形式に関してモニタリングする第1の手段と、
    前記第1のプロセッサを、前記第2のプロセッサとは別にエネルギー消費の少ない作動モードに置く第2の手段と、
    前記第1のプロセッサがエネルギー消費の少ない作動モードに置かれたことを示す前記第1のプロセッサの信号によって制御され、前記第2のプロセッサからの前記出力信号が少なくとも一つの他のユニットに伝送されることを遮断する第3の手段と
    を備えた装置。
  5. 前記第2のプロセッサが、少なくとも一つの他のユニットに接続され、かつ、前記第2のプロセッサにより生成された出力信号が遮断されているか否かを示す信号を前記他のユニットに送信することを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記第2のプロセッサが、第1のプロセッサをエネルギー消費の少ない作動モードに置くことを特徴とする請求項4に記載の装置。
  7. 前記第1のプロセッサが受信測定信号を処理するための信号処理プロセッサを含み、かつ、前記第2のプロセッサが,少なくとも前記第1のプロセッサにより処理された測定信号の関数として制御信号を決定するための制御信号決定プロセッサを含むことを特徴とする請求項4に記載の装置。
  8. 前記信号処理プロセッサが車間距離センサ内に備えられ、かつ、前記制御信号決定プロセッサが走行速度制御プロセッサ内に含まれることを特徴とする請求項7に記載の装置。
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