JP4375850B2 - 帳票処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は帳票処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
帳票処理装置の従来例を通帳・伝票プリンタを例にとって図5に示す。この従来例において、通帳・伝票プリンタは通帳搬送路4Aと、伝票搬送路4Bと、これら通帳搬送路4A、および伝票搬送路4Bとの合流位置から延びる処理搬送路8とを備え、処理搬送路8の終端には印字部7が配置される。通帳挿入口10から挿入された通帳は通帳搬送路4Aに配置された搬送ローラ対11により処理搬送路8の搬送ローラ対11に受け渡された後、印字部7で必要な処理がなされ、同一経路を通って通帳挿入口10から排出される。
【0003】
一方、伝票挿入口12に挿入された伝票は伝票搬送路4B内の搬送ローラ対11により処理搬送路8の搬送ローラ対11に受け渡された後、印字部7で必要な処理がなされ、同一経路を通って伝票挿入口12から排出される。
【0004】
しかし、上述した従来例において、通帳搬送路4Aと伝票搬送路4Bの搬送ローラ対11は別個の駆動モータ5により駆動されているために、駆動モータ5の数が多くなって装置が大型化し、かつ、コストも上昇するという問題がある。なお、図5において矢印は各搬送ローラ対11と、搬送ローラ対11を駆動するための駆動モータ5の対応関係を示す。
【0005】
かかる問題を解決するために、図6に示すように、通帳搬送路4Aと伝票搬送路4Bの搬送ローラ対11を同一の駆動モータ5により駆動することも行われる。すなわち、この従来例において、通帳搬送路4Aと伝票搬送路4Bの搬送ローラ対11は駆動ギア1に固定される駆動ローラ2を備え、これら駆動ギア1のいずれか一方が選択ギア6により選択される。図示しないタイミングベルトを介して駆動モータ5の駆動力が伝達される選択ギア6は支軸13周りに揺動操作可能な揺動レバー14に軸支され、選択ギア6は揺動レバー14を揺動操作することによりいずれか一方の駆動ギア1に噛合して当該駆動ギア1が連結される駆動ローラ2が駆動される。
【0006】
しかし、この従来例において、選択ギア6を揺動させていずれかの駆動ギア1に噛合させる際、選択ギア6は空転不能で、かつ、駆動ギア1には駆動ローラ2の負荷が与えられているために、歯先同士の衝接により刃先の摩耗、損傷が生じやすい。また、噛合時には駆動ギア1側は回転方向の抵抗力に抗して最大1ピッチ分回転する余地があるが、回転方向は歯先の位置関係により決定され、一義的に決定されることがない。このため、図7に示すように、例えば、伝票搬送路4Bに伝票3Aを保持しており、センサ15により該伝票3Aの存在を検出している場合、選択ギア6の噛合時に当該伝票搬送路4Bの駆動ギア1が伝票の引き抜き側(図におけるA方向)に回転すると、センサ15は伝票の引き抜きを感知して装置が停止してしまうという問題が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたもので、駆動モータを共用することにより装置の小型化、コスト低減を図り、さらに、動作信頼性も高い帳票処理装置、および通帳・伝票プリンタの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば上記目的は、
隣接して配置され、駆動ギア1により駆動される駆動ローラ2により媒体3を所定方向に搬送可能な複数の媒体搬送路4を備え、
各媒体搬送路4の駆動ギア1、1間には駆動モータ5により回転駆動され、噛合相手を変更可能にいずれか一方の駆動ギア1に噛合する選択ギア6が配置される帳票処理装置であって、
前記選択ギア6は駆動ギア1、1間で揺動する揺動レバー14に装着され、該揺動レバー14と同軸回りに回転する一対のストッパレバー27にはストッパラック26が形成され、
いずれか一方の駆動ギア1に選択ギア6を噛合させる揺動レバー14の揺動動作に同期してストッパレバー27を駆動させ、ストッパラック26を選択ギア6が噛合する側の駆動ギア1と反対側の駆動ギア1に噛合させて該反対側の駆動ギア1の回転を禁止し、
かつ、前記選択ギア6は、該選択ギア6の回転駆動が停止される揺動レバー14の揺動時における駆動ギア1との歯先円同士の接触時において、前記媒体搬送路4に設けられた媒体3の引き抜きを感知するセンサ15が、搬送された媒体3を検出した場合に、前記揺動レバー14を揺動動作させ、前記選択ギア6を噛合している駆動ギア1から揺動動作させて、反対側の駆動ギア1に噛合させた際、噛合位置からずれて歯先同士が衝接したときに駆動ギア1に所定の回転方向の分力を付与する進入角度で噛合位置に移動させ、媒体3を所定方向にのみ搬送させることにより、媒体3の引き抜きを感知するセンサ15が媒体3の引き抜きを感知する動作を防止する帳票処理装置を提供することにより達成される。
【0009】
帳票処理装置は複数の媒体搬送路4、4を有し、各媒体搬送路4には駆動ギア1が固定された駆動ローラ2が配置される。駆動ローラ2は従動ローラ16とともに、搬送ローラ対11を構成し、媒体3を挟み付けて媒体搬送路4内を所定方向に搬送する。選択ギア6はこれら複数の駆動ギア1の一に選択的に噛合可能であり、選択された駆動ギア1のみに駆動モータ5の駆動力を与える。
【0010】
選択ギア6の駆動にはスライド手段等の種々の手段を採用できるが、揺動レバー14を使用する場合を例にとって本発明の動作を説明する。図1に示すように、揺動レバー14は揺動中心17周りに回転操作可能であり、揺動レバー14の先端に回転自在に軸支される選択ギア6には例えばタイミングベルト18等の動力伝達手段により駆動モータ5の回転動力が伝達される。図1において選択ギア6、駆動ギア1は歯先円により示されており、2個の駆動ギア1、1は異なる媒体搬送路4上の駆動ギア1を示す。
【0011】
図1は右側に示される駆動ギア1(例えば通帳搬送路側の駆動ギア1A)との噛合が解除され、左側に示される駆動ギア1(例えば伝票搬送路側の駆動ギア1B)に噛合する状態を示すもので、選択ギア6は鎖線で示す揺動軌跡Lに沿って通帳搬送路4A側から伝票搬送路4B側の駆動ギア1Bに移動する。いま、駆動ギア1Bと選択ギア6の歯先円直径が同一であると仮定すると、図1(a)における軌跡L’が従来例の選択ギア6の揺動軌跡であり、歯先円同士の接触時における共通法線Hは駆動ギア1Bの回転中心を通過する。この状態(以下「中立位置」)で駆動ギア1には何等の回転力も付与されることはないために、噛合時の駆動ギア1Bの回転方向は、ピッチ円同士が接するまで駆動ギア1が揺動する際の歯の位置関係によってのみ決定され、予め予測することはできない。
【0012】
これに対し、軌跡Lに沿って選択ギア6が移動する本発明において、選択ギア6と駆動ギア1との歯先円同士の接点Pは、上記中立位置より図示の例では時計回りにずれており、接触点の瞬間進入方向線(接点Pと揺動中心17とを結ぶ線分に対して接点Pから引いた垂線)と伝票搬送路4B側の駆動ギア1の回転中心との間には、間隔δが形成される。一方、選択ギア6には駆動モータ5が連結されて空転が禁止されているために、上記瞬間進入方向線と間隔δにより、駆動ギア1には、回転力が与えられる。回転力の大きさは、歯が噛み合うときの歯の姿勢により変化するために、一定ではないが、回転方向は一義的に決定され、図示の例では時計方向に回転する。
【0013】
したがって本発明において、図2に示すように、同一の駆動モータ5により異なった媒体搬送路4、4を切り替えて駆動できるために、装置の小型化、コスト低減が図られる。また、選択ギア6の噛合相手の駆動ギア1の回転方向は、噛合時の歯先円同士の接点Pが中立位置からずれた方向に一義的に決定されるために、当該駆動ギア1が対応する搬送路に保持される媒体3の微動方向を予測することができる。このため、図1(a)に示すように、センサ15により媒体3の先端を検知しているような場合、媒体3は矢印方向にのみ確実に微動し、逆方向には移動しないために、センサ15が過って媒体3抜き取り信号を送出することがなくなり、動作信頼性が向上する。
【0014】
また、帳票処理装置は、終端近傍に印字部7を備えた処理搬送路8に通帳搬送路4Aと伝票搬送路4Bを連結した通帳・伝票プリンタであって、
前記通帳搬送路4Aの駆動ローラ2Aと伝票搬送路4Bの駆動ローラ2Bを各々駆動する駆動ギア1A、1B間を揺動していずれか一方の駆動ギア1に噛合する選択ギア6と、
選択ギア6を駆動する駆動モータ5とを有し、
前記選択ギア6は駆動ギア1、1間で揺動する揺動レバー14に装着され、該揺動レバー14と同軸回りに回転する一対のストッパレバー27にはストッパラック26が形成され、
いずれか一方の駆動ギア1に選択ギア6を噛合させる揺動レバー14の揺動動作に同期してストッパレバー27を駆動させ、ストッパラック26を選択ギア6が噛合する側の駆動ギア1と反対側の駆動ギア1に噛合させて該反対側の駆動ギア1の回転を禁止し、
かつ、前記選択ギア6は、該選択ギア6の回転駆動が停止される揺動レバー14の揺動時における駆動ギア1との歯先円同士の接触時において、前記通帳搬送路4Aまたは、前記伝票搬送路4Bに設けられた媒体3の引き抜きを感知するセンサ15が、搬送された媒体3を検出した場合に、前記揺動レバー14を揺動動作させ、前記選択ギア6を噛合している駆動ギア1から揺動動作させて、反対側の駆動ギア1に噛合させた際、噛合位置からずれて歯先同士が衝接したときに駆動ギア1に所定の回転方向の分力を付与する進入角度で噛合位置に移動させ、媒体3を所定方向にのみ搬送させることにより、媒体3の引き抜きを感知するセンサ15が媒体3の引き抜きを感知する動作を防止する通帳・伝票プリンタを構成することができる。
【0015】
この場合、図1(b)に示すように、選択ギア6と駆動ギア1に歯先円と同心のストッパリング9を各々設け、
ストッパリング9同士を衝接させて歯の噛み込み深さが規制することができる。歯の噛み込み深さの制御は、揺動レバー14の揺動角を制御することよっても可能であるが、駆動ギア1に同心のストッパリング9を使用することにより、誤差が少なくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図2に通帳・伝票プリンタとして構成された本発明の実施の形態を示す。通帳・伝票プリンタには通帳搬送路4Aと伝票搬送路4Bが隣接して配置され、各媒体搬送路4の終端が合流して処理搬送路8に連結される。各媒体搬送路4には、駆動ローラ2と従動ローラ16からなる複数の搬送ローラ対11が配置される。
【0017】
通帳搬送路4Aの始端は筐体19の正面壁に開口させて通帳挿入口10が形成される。通帳挿入口10に通帳を挿入すると、後述するセンサ15により伝票の挿入を確認した後、通帳は終端側に搬送された後、処理搬送路8に受け渡され、処理搬送路8の終端に配置された印字部7で印字処理が行われる。印字済みの通帳は逆方向に搬送されて再び通帳挿入口10から筐体19外に排出される。
【0018】
伝票搬送路4Bは始端を筐体19の正面壁に開口させて伝票挿入口12が形成され、終端が通帳搬送路4Aと処理搬送路8の合流部に連結される。また、伝票搬送路4Bの終端近傍には、伝票搬送路4Bに伝票が供給されていることを確認するためのセンサ15が配置される。伝票挿入口12に挿入された伝票は印字部7での通帳の印字処理終了の確認後、搬送ローラ対11により処理搬送路8側に搬送され、印字済みの伝票は往路を逆行して伝票挿入口12から排出される。
【0019】
各媒体搬送路4の駆動方法を説明する。まず、処理搬送路8に配置される複数の駆動ローラ2は各々駆動軸2aに固定され、駆動軸2aを回転させることにより媒体3を正逆方向に搬送できる。駆動軸2aの駆動は1個の駆動モータ5により行われ、駆動力の伝達には、図示しないタイミングベルト、あるいは歯車列が使用される。なお、図2において駆動モータ5により回転力が伝達される駆動ローラ2は駆動モータ5から破線矢印で指示されて図示されている。
【0020】
一方、通帳搬送路4Aと伝票搬送路4Bは同一の駆動モータ5により駆動される。これら通帳搬送路4Aと伝票搬送路4Bの駆動ローラ2の一部は上述した処理搬送路8と同様に駆動モータ5からタイミングベルト等で動力伝達されて駆動され、一部は切り替え部20を介して駆動される。
【0021】
切り替え部20は印字部7への媒体3(以下、通帳、または伝票の双方、あるいは特定されない一方を指すときは、単に「媒体」と呼ぶ。)の供給が通帳搬送路4A、あるいは伝票搬送路4Bのいずれか一方から行われ、双方の媒体搬送路4(以下、通帳搬送路4A、または伝票搬送路4Bの双方、あるいは特定されない一方を指すときは、単に「媒体搬送路」と呼ぶ。)を同時に駆動する必要がないことに着目して設けられたもので、通帳搬送路4A、および伝票搬送路4Bに各々設けられる駆動ギア1A、1Bと、駆動ギア1A、1B間を往復して選択された一方の駆動ギア1に駆動力を伝達する選択ギア6とを有する。
【0022】
この実施の形態において、通帳搬送路4A側の駆動ギア1Aは駆動軸2aに直接固定されるのに対し、伝票搬送路4B側の駆動ギア1Bは駆動軸2aに固定される中継ギア21に噛合させ、該駆動軸2aの回転方向を伝票搬送路4B上の他の駆動ローラ2による送り方向と合致させている。このように、切り替え対象である媒体搬送路4の駆動軸2aと選択ギア6との間に適宜のギア列を介装することにより、搬送ローラ対11の回転方向を調整することができる上に、駆動ギア1同士を接近した位置に配置することができるために、選択ギア6の移動経路長を短くすることが可能になり、信頼性が向上する。
【0023】
選択ギア6は揺動中心17回りに回転可能な揺動レバー14の先端に回転自在に装着され、上記駆動モータ5から動力伝達されて回転駆動される。
【0024】
上記選択ギア6は、先に詳細に説明したように、噛合対象の駆動ギア1との歯先円の接触状態において一定方向の回転分力が発生する揺動軌跡Lを描いて移動する。この実施の形態において、選択ギア6の歯先円は伝票搬送路4B側の駆動ギア1Bの歯先円に対して、中立位置より時計方向にずれた位置で接するため、噛合時に上記駆動ギア1Bは時計方向に回転し、該駆動ギア1Bに噛合している中継ギア21は反時計方向に駆動される。この結果、伝票搬送路4Bに捕捉されている伝票は確実に終端側に微動するために、伝票検知用のセンサ15から外れることがなく、過って伝票抜き取り信号が発行されることがない。
【0025】
図3、4に切り替え部20の詳細を示す。上記揺動レバー14は揺動中心17から選択ギア6の枢着部と反対方向に延設される操作部14aを備える。揺動中心17には中継プーリ22が枢着されており、駆動モータ5からの動力はタイミングベルト18’を介して中継プーリ22に伝達され、さらにタイミングベルト18を介して選択ギア6に伝達される。なお、図4において23は選択ギア6と同軸に固定され、上記タイミングベルト18が巻装される伝達用プーリを示す。
【0026】
操作部14aは引っ張りスプリング24を介してプランジャマグネット25に連結され、プランジャマグネット25を駆動することにより揺動レバー14を回転させて選択ギア6を駆動ギア1に噛合させることができる。また、選択ギア6、および駆動ギア1A、1Bには、円柱形状のストッパリング9が対応するギアに対して同軸で、かつ、空転自在に装着される。ストッパリング9は、選択ギア6が駆動ギア1に噛合した状態、すなわち、ピッチ円同士が接した状態で衝接し合い、噛合深さを規制する。
【0027】
さらに、この実施の形態において、切り替え部20は駆動ギア1に対応する一対のストッパラック26を備える。ストッパラック26は揺動レバー14と同軸周りに回転自在な一対のストッパレバー27の先端に形成され、ストッパレバー27の端部同士は引っ張りスプリング28により連結される。ストッパレバー27は、選択ギア6が噛合する側の駆動ギア1(図示の例では通帳搬送路4A側の駆動ギア1A)と反対側の駆動ギア1にストッパラック26が噛合するように揺動レバー14の揺動動作に同期して駆動され、該反対側の駆動ギアの回転をストッパラック26により禁止する。
【0028】
したがってこの実施の形態において、作業開始時には選択ギア6は伝票搬送路4B側の駆動ギア1Bを選択しており、通帳挿入口10から通帳を、伝票挿入口12から伝票をそれぞれ挿入すると、伝票は伝票搬送路4B内をセンサ15が伝票先端を検知するまで搬送されて停止する。この後、選択ギア6を通帳搬送路4A側に切り替えて通帳を処理搬送路8に送り出し、印字部7で印字処理を行った後、再び通帳搬送路4Aに送り返す。次いで、選択ギア6を伝票搬送路4B側に切り替え、伝票搬送路4B内の伝票の存在を確認した後、伝票への印字処理を行って伝票挿入口12から排出し、次いで、通帳搬送路4A内に待機していた通帳に磁気ストライプ情報等の更新を行って通帳を通帳挿入口10から排出する。
【0029】
なお、以上においては、通帳・伝票プリンタを例示して帳票処理装置を説明したが、本発明は、これ以外の種々の帳票処理装置として構成することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、駆動モータを異なった媒体搬送路で共用することができるために、装置の小型化、コスト低減を図ることができる。また、媒体搬送路の駆動切替の際に搬送ローラの微動方向を予め設定することができるために、動作信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理図である。
【図2】本発明を示す図である。
【図3】切り替え部を示す図である。
【図4】図3の要部を示す図である。
【図5】従来例を示す図である。
【図6】図5の要部を示す図である。
【図7】図5の動作を示す図である。
【符号の説明】
1 駆動ギア
2 駆動ローラ
3 媒体
4 媒体搬送路
4A 通帳搬送路
4B 伝票搬送路
5 駆動モータ
6 選択ギア
7 印字部
8 処理搬送路
9 ストッパリング

Claims (3)

  1. 隣接して配置され、駆動ギアにより駆動される駆動ローラにより媒体を所定方向に搬送可能な複数の媒体搬送路を備え、
    各媒体搬送路の駆動ギア間には駆動モータにより回転駆動され、噛合相手を変更可能にいずれか一方の駆動ギアに噛合する選択ギアが配置される帳票処理装置であって、
    前記選択ギアは駆動ギア間で揺動する揺動レバーに装着され、該揺動レバーと同軸回りに回転する一対のストッパレバーにはストッパラックが形成され、
    いずれか一方の駆動ギアに選択ギアを噛合させる揺動レバーの揺動動作に同期してストッパレバーを駆動させ、ストッパラックを選択ギアが噛合する側の駆動ギアと反対側の駆動ギアに噛合させて該反対側の駆動ギアの回転を禁止し、
    かつ、前記選択ギアは、該選択ギアの回転駆動が停止される揺動レバーの揺動時における駆動ギアとの歯先円同士の接触時において、前記媒体搬送路に設けられた媒体の引き抜きを感知するセンサが、搬送された媒体を検出した場合に、前記揺動レバーを揺動動作させ、前記選択ギアを噛合している駆動ギアから揺動動作させて、反対側の駆動ギアに噛合させた際、噛合位置からずれて歯先同士が衝接したときに駆動ギアに所定の回転方向の分力を付与する進入角度で噛合位置に移動させ、媒体を所定方向にのみ搬送させることにより、媒体の引き抜きを感知するセンサが媒体の引き抜きを感知する動作を防止する帳票処理装置。
  2. 終端近傍に印字部を備えた処理搬送路に通帳搬送路と伝票搬送路を連結した通帳・伝票プリンタであって、
    前記通帳搬送路の駆動ローラと伝票搬送路の駆動ローラを各々駆動する駆動ギア間を揺動していずれか一方の駆動ギアに噛合する選択ギアと、
    選択ギアを駆動する駆動モータとを有し、
    前記選択ギアは駆動ギア間で揺動する揺動レバーに装着され、該揺動レバーと同軸回りに回転する一対のストッパレバーにはストッパラックが形成され、
    いずれか一方の駆動ギアに選択ギアを噛合させる揺動レバーの揺動動作に同期してストッパレバーを駆動させ、ストッパラックを選択ギアが噛合する側の駆動ギアと反対側の駆動ギアに噛合させて該反対側の駆動ギアの回転を禁止し、
    かつ、前記選択ギアは、該選択ギアの回転駆動が停止される揺動レバーの揺動時における駆動ギアとの歯先円同士の接触時において、前記通帳搬送路または、前記伝票搬送路に設けられた媒体の引き抜きを感知するセンサが、搬送された媒体を検出した場合に、前記揺動レバーを揺動動作させ、前記選択ギアを噛合している駆動ギアから揺動動作させて、反対側の駆動ギアに噛合させた際、噛合位置からずれて歯先同士が衝接したときに駆動ギアに所定の回転方向の分力を付与する進入角度で噛合位置に移動させ、媒体を所定方向にのみ搬送させることにより、媒体の引き抜きを感知するセンサが媒体の引き抜きを感知する動作を防止する通帳・伝票プリンタ。
  3. 前記選択ギアと駆動ギアには歯先円と同心のストッパリングが各々設けられ、
    ストッパリング同士を衝接させて歯の噛み込み深さが規制される請求項2記載の通帳・伝票プリンタ。
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