JP4374706B2 - バックライト装置 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置や電飾装置等のバックライトとして用いられるバックライト装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、液晶表示装置や電飾装置等において、視認性を良くするため、バックライトが用いられている。なかでも、筒状ランプの光線をコの字形状を有する反射板により反射集光させ、平面形状の導光体の側端面から入光させ、導光体背部に配置された反射シートにより反射させ表示装置側に面状に放射させるように構成したバックライト装置が広く知られている。
【０００３】
以下、従来のバックライト装置について説明する。
【０００４】
図３は従来のバックライト装置の一例を示す断面図である。図において、３１は光源である筒状ランプ、３２は樹脂製の成型品に銀蒸着面等からなる光反射層３２ａを形成したコの字形状を有する反射板、３３は筒状ランプの光線を側端面３３ａから表示装置側面３３ｂへ導く導光体で透明の樹脂製である。３４は導光体３３の背部に配置される反射シートで、白色の樹脂製のシート材から作成されている。３５は筒状ランプ３１と反射板３２と導光体３３と反射シート３４とを保持するフレームで樹脂成型品である。
【０００５】
以上のように構成された従来のバックライト装置について、その動作を説明する。筒状ランプ３１から周囲に放射された光線は、筒状ランプ３１背部のコの字形状を有する反射板３２の光反射層３２ａで反射集光し、導光体３３の側端面３３ａ方向に放射し入光させる。そして導光体３３の中で導光拡散し反射シート３４により更に拡散反射させて表示側面３３ｂから表示装置のバックライトとして放射する。
【０００６】
【発明が解決しようとしている課題】
上記従来のバックライト装置では、コの字形状を有する反射板３２では寸法精度が低く、導光体３３の入光側の側端面とのすきまからの光漏れ等により輝度の低下、輝線の発生が起こる。また筒状ランプ３１を組み込んでからフレーム３５へ取り付けるという作業上の制限があり、取り付け精度も要求されるため、組立工数も大きい。
【０００７】
本発明は上記課題を解決するもので、反射板と導光体側端面とのすきまからの光漏れ等による輝度の低下、輝線の発生をなくし、かつ、作業性をも向上させることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のバックライト装置は、導光体に入光した光線を前記導光体の表示装置側に面状に放射させるため前記導光体の背面に配置された反射シートを導光体の背面より突出して延長し、反射板と共に筒状ランプを覆うように構成したものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明は、光源である筒状ランプと、前記筒状ランプの光線を側端面から入光させるようにした導光体と、前記導光体に入光した光線を前記導光体の前方に面状に放射させるため前記導光体の背面に配置された反射シートと、前記筒状ランプの背面に配置され前記筒状ランプの光線を前記導光体の側端面に向けて反射させるＬ字形状の反射板と、これらを保持するフレームとを備え、前記反射シートを導光体の背面より突出して延長し、その延長部を前記反射板に設けられた穴とフレームに設けられた穴に挿入固定したことを特徴とするバックライト装置であり、反射板の寸法精度や取り付け精度が低くても反射板と導光体側端面との間にすきまが生じないため、光漏れ等により輝度の低下、輝線の発生がなくなり、かつ、筒状ランプをどの段階でフレームへ組み込んでもよく、作業上の制限もなくなるため、作業性が向上するという作用を有する。
【００１０】
また、上記により、反射シートは直線状でよく、曲げ加工を不要とし、作業性がさらに向上するという作用を有する。
【００１１】
また、本発明は、反射板とフレームを一体化したことを特徴とするものであり、これにより、作業性がさらに向上するという作用を有する。
【００１２】
さらに、発明は、光源である筒状ランプと、前記筒状ランプの光線を側端面から入光させるようにした導光体と、前記導光体に入光した光線を前記導光体の前方に面状に放射させるため前記導光体の背面に配置された反射シートと、前記筒状ランプの背面に配置され前記筒状ランプの光線を前記導光体の側端面に向け反射させる反射板と、これらを保持するフレームとを備え、前記反射板は可撓性シート材で形成されており、一端を前記フレームまたは前記導光体に固定され、他の一端は押え部材により、前記導光体または前記反射シートに押し付けることを特徴とするバックライト装置であり、押え部材を取り付けるだけで可撓性シート材を容易にＵ字型に曲げることができ、作業性が向上するという作用を有する。
【００１３】
また、本発明は、フレームを表示装置本体のフレームと一体としたことを特徴とする表示装置であり、表示装置本体のフレームから直接筒状ランプの着脱が行えるため、サービス性が良くなるという作用を有する。
【００１４】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
【００１５】
（実施の形態１）
図１は本発明の第１の実施の形態のバックライト装置の断面図である。図において、１は光源である筒状ランプ、２は樹脂製の成型品に銀蒸着面等からなる光反射層２ａを形成したＬ字形状を有する反射板、３は筒状ランプの光線を側端面３ａから表示装置側表面３ｂへ導く導光体で透明の樹脂製である。４は導光体３の背部に配置される反射シートで、白色の樹脂製のシート材から作成されている。５は筒状ランプ１と反射板２と導光体３と反射シート４とを保持するフレームで樹脂成型品である。反射シート４は導光体３の背面より突出して直線的に延長され、その延長部が反射板２の穴２ｂとフレーム５の穴５ａに挿入され固定されている。
【００１６】
以上のように構成された本発明の第１の実施の形態のバックライト装置について、その動作を説明する。筒状ランプ１から周囲に放射された光線は、筒状ランプ１背部の反射板２の光反射層２ａで反射集光され、導光体３の側端面３ａからこの導光体３に入光される。そして導光体３の中で導光拡散し反射シート４により更に拡散反射されて表示側表面３ｂから表示装置のバックライトとして放射される。以上の動作については従来例と同じである。従来例と異なるところは、反射板２の形状をＬ字形状とし、反射シート４は導光体３の背面より突出して延長され、この延長部を反射板２の穴２ｂとフレーム５の穴５ａに挿入することにより、反射板２と導光体３の側端面３ａとの間にすきまが生じないようにしたものである。
【００１７】
このように、反射板２と導光体３の側端面との間にすきまがないため、光漏れ等による輝度の低下、輝線の発生がなくなる。また、反射板２の形状をＬ字形状としているため、作業性が向上し、筒状ランプ１の着脱も容易に行える。
【００１８】
また、反射シート４は曲げ加工を不要とし、そのまま直線的に長くするだけであるため、新たな工数を必要としない。
【００１９】
なお、本実施の形態では反射板とフレームを別々にしたが、これを光反射性を有する白色の樹脂製とし一体化すればさらに作業性が向上する。
【００２０】
（実施の形態２）
図２は本発明の第２の実施の形態のバックライト装置の断面図である。図において、１１は光源である筒状ランプ、１２は樹脂製の可撓性シート材に銀蒸着面等からなる光反射層１２ａを形成した反射板、１３は筒状ランプの光線を側端面１３ａから表示装置側表面１３ｂへ導く導光体で透明の樹脂製である。１４は導光体１３の背部に配置された反射シートで、白色の樹脂製のシート材から作成されている。１５は筒状ランプ１１と反射板１２と導光体１３と反射シート１４とを保持するフレームで樹脂成型品である。また、１６は押え板で、略Ｌ字形状をしており、一端がフレーム１５に取り付けられ、もう一端に押え部１６ａを備えている。反射板１２は一端１２ｂがフレーム１５に貼り付けにより固定されており、押え板１６を取り付けることによって断面形状がＵ字型に変形し、筒状ランプ１１を覆う形になる。そして、押え板１６の押え部１６ａにより、もう一端１２ｃが反射シート１４を介して導光体１３に押し付けられ固定される。
【００２１】
以上のように構成された本発明の第２の実施の形態のバックライト装置について、その動作を説明する。筒状ランプ１１から周囲に放射された光線は、筒状ランプ１１背部のＵ字形状を有する反射板１２の光反射層１２ａで反射集光され、導光体１３の側端面１３ａからこの導光体１３に入光される。そして導光体１３の中で導光拡散し反射シート１４により更に拡散反射されて表示側表面１３ｂから表示装置のバックライトとして放射される。以上の動作については第１の実施の形態と同じである。第１の実施の形態と異なるところは、反射板１２を樹脂製の可撓性シート材とし、柔軟性を持たせたことである。反射シート１４は導光体１３の背面より突出しないが、押え板１６を取り付けることによって反射板１２の一端１２ｃが反射シート１４に重なって押し付けられ密着するため、反射板１２と導光体１３の側端面１３ａとの間にすきまが生じない。
【００２２】
このように、反射板１２と導光体１３の側端面との間にすきまがないため、光漏れ等による輝度の低下、輝線の発生がなくなる。また押え板１６を取り付けるだけで反射板１２を容易にＵ字型に曲げることができ、作業性が向上する。また、押え板１６を取り外すのみで筒状ランプ１１の着脱が容易に行える。
【００２３】
なお、本実施の形態では、反射板１２に銀蒸着面等からなる光反射層１２ａを形成した樹脂製の可撓性シート材を用いたが、他の光反射処理を施してもよく、シート材自身が光反射の機能を持つものでもよい。
【００２４】
また、これらの実施の形態のバックライト装置のフレームを表示装置本体のフレームと一体にすれば、表示装置本体のフレームから直接筒状ランプの着脱が行えるため、サービス性が良くなる。
【００２５】
以上説明したように、これらの実施の形態のバックライト装置では簡単な構成で反射板と導光体の入光側側面とのすきまからの光漏れ等による輝度の低下、輝線の発生がなくなり、かつ、作業性を向上させることができる。
【００２６】
【発明の効果】
以上のように本発明のバックライト装置は、導光体の背面に配置された反射シートを導光体の背面より突出して延長し、この延長部を反射板の穴に挿入することにより、反射板と導光体の側端面との間にすきまが生じないため、その導光体の入光側側面からの光漏れ等による輝度の低下、輝線の発生がなくなるものである。さらに、反射シートの延長部をフレームの穴に挿入することにより、その固定もなされるという有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の第１の実施の形態によるバックライト装置の断面図
【図２】 本発明の第２の実施の形態によるバックライト装置の断面図
【図３】 従来のバックライト装置の断面図
【符号の説明】
１、１１ 筒状ランプ
２、１２ 反射板
２ａ、１２ａ 光反射層
３、１３ 導光体
４、１４ 反射シート
５、１５ フレーム
１６ 押え板
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置や電飾装置等のバックライトとして用いられるバックライト装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、液晶表示装置や電飾装置等において、視認性を良くするため、バックライトが用いられている。なかでも、筒状ランプの光線をコの字形状を有する反射板により反射集光させ、平面形状の導光体の側端面から入光させ、導光体背部に配置された反射シートにより反射させ表示装置側に面状に放射させるように構成したバックライト装置が広く知られている。
【０００３】
以下、従来のバックライト装置について説明する。
【０００４】
図３は従来のバックライト装置の一例を示す断面図である。図において、３１は光源である筒状ランプ、３２は樹脂製の成型品に銀蒸着面等からなる光反射層３２ａを形成したコの字形状を有する反射板、３３は筒状ランプの光線を側端面３３ａから表示装置側面３３ｂへ導く導光体で透明の樹脂製である。３４は導光体３３の背部に配置される反射シートで、白色の樹脂製のシート材から作成されている。３５は筒状ランプ３１と反射板３２と導光体３３と反射シート３４とを保持するフレームで樹脂成型品である。
【０００５】
以上のように構成された従来のバックライト装置について、その動作を説明する。筒状ランプ３１から周囲に放射された光線は、筒状ランプ３１背部のコの字形状を有する反射板３２の光反射層３２ａで反射集光し、導光体３３の側端面３３ａ方向に放射し入光させる。そして導光体３３の中で導光拡散し反射シート３４により更に拡散反射させて表示側面３３ｂから表示装置のバックライトとして放射する。
【０００６】
【発明が解決しようとしている課題】
上記従来のバックライト装置では、コの字形状を有する反射板３２では寸法精度が低く、導光体３３の入光側の側端面とのすきまからの光漏れ等により輝度の低下、輝線の発生が起こる。また筒状ランプ３１を組み込んでからフレーム３５へ取り付けるという作業上の制限があり、取り付け精度も要求されるため、組立工数も大きい。
【０００７】
本発明は上記課題を解決するもので、反射板と導光体側端面とのすきまからの光漏れ等による輝度の低下、輝線の発生をなくし、かつ、作業性をも向上させることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のバックライト装置は、導光体に入光した光線を前記導光体の表示装置側に面状に放射させるため前記導光体の背面に配置された反射シートを導光体の背面より突出して延長し、反射板と共に筒状ランプを覆うように構成したものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明は、光源である筒状ランプと、前記筒状ランプの光線を側端面から入光させるようにした導光体と、前記導光体に入光した光線を前記導光体の前方に面状に放射させるため前記導光体の背面に配置された反射シートと、前記筒状ランプの背面に配置され前記筒状ランプの光線を前記導光体の側端面に向けて反射させるＬ字形状の反射板と、これらを保持するフレームとを備え、前記反射シートを導光体の背面より突出して延長し、その延長部を前記反射板に設けられた穴とフレームに設けられた穴に挿入固定したことを特徴とするバックライト装置であり、反射板の寸法精度や取り付け精度が低くても反射板と導光体側端面との間にすきまが生じないため、光漏れ等により輝度の低下、輝線の発生がなくなり、かつ、筒状ランプをどの段階でフレームへ組み込んでもよく、作業上の制限もなくなるため、作業性が向上するという作用を有する。
【００１０】
また、上記により、反射シートは直線状でよく、曲げ加工を不要とし、作業性がさらに向上するという作用を有する。
【００１１】
また、本発明は、反射板とフレームを一体化したことを特徴とするものであり、これにより、作業性がさらに向上するという作用を有する。
【００１２】
さらに、発明は、光源である筒状ランプと、前記筒状ランプの光線を側端面から入光させるようにした導光体と、前記導光体に入光した光線を前記導光体の前方に面状に放射させるため前記導光体の背面に配置された反射シートと、前記筒状ランプの背面に配置され前記筒状ランプの光線を前記導光体の側端面に向け反射させる反射板と、これらを保持するフレームとを備え、前記反射板は可撓性シート材で形成されており、一端を前記フレームまたは前記導光体に固定され、他の一端は押え部材により、前記導光体または前記反射シートに押し付けることを特徴とするバックライト装置であり、押え部材を取り付けるだけで可撓性シート材を容易にＵ字型に曲げることができ、作業性が向上するという作用を有する。
【００１３】
また、本発明は、フレームを表示装置本体のフレームと一体としたことを特徴とする表示装置であり、表示装置本体のフレームから直接筒状ランプの着脱が行えるため、サービス性が良くなるという作用を有する。
【００１４】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
【００１５】
（実施の形態１）
図１は本発明の第１の実施の形態のバックライト装置の断面図である。図において、１は光源である筒状ランプ、２は樹脂製の成型品に銀蒸着面等からなる光反射層２ａを形成したＬ字形状を有する反射板、３は筒状ランプの光線を側端面３ａから表示装置側表面３ｂへ導く導光体で透明の樹脂製である。４は導光体３の背部に配置される反射シートで、白色の樹脂製のシート材から作成されている。５は筒状ランプ１と反射板２と導光体３と反射シート４とを保持するフレームで樹脂成型品である。反射シート４は導光体３の背面より突出して直線的に延長され、その延長部が反射板２の穴２ｂとフレーム５の穴５ａに挿入され固定されている。
【００１６】
以上のように構成された本発明の第１の実施の形態のバックライト装置について、その動作を説明する。筒状ランプ１から周囲に放射された光線は、筒状ランプ１背部の反射板２の光反射層２ａで反射集光され、導光体３の側端面３ａからこの導光体３に入光される。そして導光体３の中で導光拡散し反射シート４により更に拡散反射されて表示側表面３ｂから表示装置のバックライトとして放射される。以上の動作については従来例と同じである。従来例と異なるところは、反射板２の形状をＬ字形状とし、反射シート４は導光体３の背面より突出して延長され、この延長部を反射板２の穴２ｂとフレーム５の穴５ａに挿入することにより、反射板２と導光体３の側端面３ａとの間にすきまが生じないようにしたものである。
【００１７】
このように、反射板２と導光体３の側端面との間にすきまがないため、光漏れ等による輝度の低下、輝線の発生がなくなる。また、反射板２の形状をＬ字形状としているため、作業性が向上し、筒状ランプ１の着脱も容易に行える。
【００１８】
また、反射シート４は曲げ加工を不要とし、そのまま直線的に長くするだけであるため、新たな工数を必要としない。
【００１９】
なお、本実施の形態では反射板とフレームを別々にしたが、これを光反射性を有する白色の樹脂製とし一体化すればさらに作業性が向上する。
【００２０】
（実施の形態２）
図２は本発明の第２の実施の形態のバックライト装置の断面図である。図において、１１は光源である筒状ランプ、１２は樹脂製の可撓性シート材に銀蒸着面等からなる光反射層１２ａを形成した反射板、１３は筒状ランプの光線を側端面１３ａから表示装置側表面１３ｂへ導く導光体で透明の樹脂製である。１４は導光体１３の背部に配置された反射シートで、白色の樹脂製のシート材から作成されている。１５は筒状ランプ１１と反射板１２と導光体１３と反射シート１４とを保持するフレームで樹脂成型品である。また、１６は押え板で、略Ｌ字形状をしており、一端がフレーム１５に取り付けられ、もう一端に押え部１６ａを備えている。反射板１２は一端１２ｂがフレーム１５に貼り付けにより固定されており、押え板１６を取り付けることによって断面形状がＵ字型に変形し、筒状ランプ１１を覆う形になる。そして、押え板１６の押え部１６ａにより、もう一端１２ｃが反射シート１４を介して導光体１３に押し付けられ固定される。
【００２１】
以上のように構成された本発明の第２の実施の形態のバックライト装置について、その動作を説明する。筒状ランプ１１から周囲に放射された光線は、筒状ランプ１１背部のＵ字形状を有する反射板１２の光反射層１２ａで反射集光され、導光体１３の側端面１３ａからこの導光体１３に入光される。そして導光体１３の中で導光拡散し反射シート１４により更に拡散反射されて表示側表面１３ｂから表示装置のバックライトとして放射される。以上の動作については第１の実施の形態と同じである。第１の実施の形態と異なるところは、反射板１２を樹脂製の可撓性シート材とし、柔軟性を持たせたことである。反射シート１４は導光体１３の背面より突出しないが、押え板１６を取り付けることによって反射板１２の一端１２ｃが反射シート１４に重なって押し付けられ密着するため、反射板１２と導光体１３の側端面１３ａとの間にすきまが生じない。
【００２２】
このように、反射板１２と導光体１３の側端面との間にすきまがないため、光漏れ等による輝度の低下、輝線の発生がなくなる。また押え板１６を取り付けるだけで反射板１２を容易にＵ字型に曲げることができ、作業性が向上する。また、押え板１６を取り外すのみで筒状ランプ１１の着脱が容易に行える。
【００２３】
なお、本実施の形態では、反射板１２に銀蒸着面等からなる光反射層１２ａを形成した樹脂製の可撓性シート材を用いたが、他の光反射処理を施してもよく、シート材自身が光反射の機能を持つものでもよい。
【００２４】
また、これらの実施の形態のバックライト装置のフレームを表示装置本体のフレームと一体にすれば、表示装置本体のフレームから直接筒状ランプの着脱が行えるため、サービス性が良くなる。
【００２５】
以上説明したように、これらの実施の形態のバックライト装置では簡単な構成で反射板と導光体の入光側側面とのすきまからの光漏れ等による輝度の低下、輝線の発生がなくなり、かつ、作業性を向上させることができる。
【００２６】
【発明の効果】
以上のように本発明のバックライト装置は、導光体の背面に配置された反射シートを導光体の背面より突出して延長し、この延長部を反射板の穴に挿入することにより、反射板と導光体の側端面との間にすきまが生じないため、その導光体の入光側側面からの光漏れ等による輝度の低下、輝線の発生がなくなるものである。さらに、反射シートの延長部をフレームの穴に挿入することにより、その固定もなされるという有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の第１の実施の形態によるバックライト装置の断面図
【図２】 本発明の第２の実施の形態によるバックライト装置の断面図
【図３】 従来のバックライト装置の断面図
【符号の説明】
１、１１ 筒状ランプ
２、１２ 反射板
２ａ、１２ａ 光反射層
３、１３ 導光体
４、１４ 反射シート
５、１５ フレーム
１６ 押え板
Claims (1)
- 光源である筒状ランプと、前記筒状ランプの光線を側端面から入光させるようにした導光体と、前記導光体に入光した光線を前記導光体の前方に面状に放射させるため前記導光体の背面に配置された反射シートと、前記筒状ランプの背面に配置され前記筒状ランプの光線を前記導光体の側端面に向けて反射させるＬ字形状の反射板と、これらを保持するフレームとを備え、前記反射シートを導光体の背面より突出して延長し、その延長部を前記反射板に設けられた穴とフレームに設けられた穴に挿入固定したことを特徴とするバックライト装置。
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|---|---|---|---|
| JP2000090347A JP4374706B2 (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | バックライト装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000090347A JP4374706B2 (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | バックライト装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001283623A JP2001283623A (ja) | 2001-10-12 |
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ID=18605964
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP4811414B2 (ja) * | 2008-01-28 | 2011-11-09 | パナソニック電工株式会社 | 面発光装置 |
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