JP4374318B2 - 引戸門扉の揺動防止装置 - Google Patents

引戸門扉の揺動防止装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4374318B2
JP4374318B2 JP2005010435A JP2005010435A JP4374318B2 JP 4374318 B2 JP4374318 B2 JP 4374318B2 JP 2005010435 A JP2005010435 A JP 2005010435A JP 2005010435 A JP2005010435 A JP 2005010435A JP 4374318 B2 JP4374318 B2 JP 4374318B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
sliding door
pair
handle
braking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005010435A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006200142A (ja
Inventor
佳伸 丹羽
Original Assignee
東洋エクステリア株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋エクステリア株式会社 filed Critical 東洋エクステリア株式会社
Priority to JP2005010435A priority Critical patent/JP4374318B2/ja
Publication of JP2006200142A publication Critical patent/JP2006200142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4374318B2 publication Critical patent/JP4374318B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Gates (AREA)

Description

本発明は引戸門扉に関し,特にその揺動防止装置に関する。
この種制動装置を備えた引戸門扉として,レバーハンドルを引き戸開閉用引手として用い,該引手を引張又は押圧して引戸を閉鎖方向に移動させ,引戸の閉鎖完了前にレバーハンドルを反時計方向に跳ね上げ操作して該レバーハンドルと制動装置間に介設した引寄せ部材を介して制動装置を作動して引戸走行用ローラーを制動することによって,慣性を持って移動する引戸の減速と停止を行い,該引戸が戸当りに対して衝接するのを防止するようにしたものが知られており,このとき制動装置として,上記レバーハンドルの跳ね上げによってブレーキドラムをなすローラーを制動し,定位置への復帰によってその制動を解除するように常法に従って構成したドラムブレーキを用いたものとされている。
特許2869885号公報
例えば鎌錠,落し錠等の施錠装置によって施錠することによって引戸を固定した場合は別としても,上記のものを含めて引戸は施錠する以外に固定することができないために,特に風圧の強いときに引戸を閉鎖状態,開放状態,部分開放状態に置くと,風圧を受けて引戸が開閉方向一方に自走する如くに揺動する現象が比較的多く見られ,このように引戸が揺動すると引戸の延長線上にいる人に当る危険を招いたり,車両等の物体に当ってこれを損傷したりする可能性もある。風圧を受けたときに生じる引戸の揺動は,重量の嵩むスチール製のもの,比較的重量の軽いアルミ製のもののいずれにも見られる現象であり,従って施錠することなく引戸の揺動可能性を解消して,このような危険や損傷を防止することが求められている。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,引戸の揺動可能性を解消して引戸を常時固定し得るようにするとともに引戸の開閉を阻害することなく可及的容易になし得るようにした引戸門扉の揺動防止装置を提供するにある。
上記課題に添って本発明は,制動装置を用いて引戸走行用ローラーを常時制動状態とすることによって引戸の開閉状態を問わずに制動装置により引戸を固定してその揺動可能性を解消するとともに引戸開閉用引手としてハンドル引手を開閉のために操作することによって上記制動装置による制動を解除して引戸を非制動状態とし引戸走行用ローラーをフリーにして常法に従ったスムーズ且つ確実な開閉をなし得るようにするとともに制動装置の制動解除を可及的簡易且つ確実になし得るものとし且つハンドル引手を手持ちして開方向又は閉方向にこれを引張又は押圧するように開閉回動操作を行うことによって,引戸走行用ローラーのガイドレール転動による引戸のスムーズ且つ確実な開閉をできるようにしたものであって,即ち請求項1に記載の発明は,これを,引戸の縦框に設置したハンドル引手の手離しによって制動装置を作動して,ガイドレール転動用の引戸走行用ローラーを常時制動状態とすることにより上記引戸をそのガイドレール位置で固定して,該引戸の揺動乃至揺動自走を防止する一方,上記ハンドル引手の開方向又は閉方向に向けた引張又は押圧の開閉回動操作によって上記制動装置による引戸走行用ローラーの常時制動状態を解除し該引戸走行用ローラーを非制動のフリー状態とすることにより該引戸走行用ローラーのガイドレール転動の引戸開閉を自在とした揺動防止装置であって,上記ハンドル引手を,引戸の縦框中空部に嵌合配置した引手設置フレームと,該引手設置フレームの上下に隣接する一対の突片に垂直且つ回動自在に軸支して設置したシャフトと,該シャフトの軸回り方向の前後対向位置に突設した上下一対の支持杆に固定して上記縦框の前後面に対して直交した状態を定位置として該縦框から前後に突出して該縦框幅方向の引戸開閉方向に向けて回動自在に配置した縦框長手方向に平行な垂直棒材によって形成し且つ該ハンドル引手の上記開閉回動操作によって上記制動装置との間に配置した引寄せ部材を引寄せ自在としてなることを特徴とする引戸門扉の揺動防止装置としたものである。
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,上記制動装置を戸体走行用ローラーの常時制動に適して安定且つ有効な制動をなし得るものとするように,これを,上記制動装置を,引戸走行用ローラーのブレーキドラムに常時圧接した一対のブレーキシューをブレーキカムの回動によってブレーキドラムから離隔することによって制動解除自在としたドラムブレーキによるものとしてなることを特徴とする請求項1に記載の引戸門扉の揺動防止装置としたものである。
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記と同様に,戸体走行用ローラーの常時制動に適して引戸の揺動防止を安定且つ有効になし得るとともに構造的に簡易にして耐久性に優れた制動装置を有するものとするように,これを,上記制動装置を,引戸走行用ローラーのブレーキドラムと,ブレーキ基板にそれぞれ一端を軸支して配置した一対のブレーキシューと,該一対のブレーキシュー間に配置して該一対のブレーキシューをブレーキドラム離隔方向に付勢するブレーキシュー離隔用バネと,ブレーキ基板に軸支して回動自在に配置したクランクレバーと,該クランクレバーに一体に設置し上記一対のブレーキシューの自由端間に配置したブレーキカムと,上記ブレーキ基板とクランクレバー間に配置し上記離隔用バネの付勢力に抗してブレーキカムによって一対のブレーキシューをブレーキドラム圧接方向に付勢するブレーキシュー圧接用バネとを備えて上記引戸走行用ローラーを常時制動自在としてなることを特徴とする請求項1に記載の引戸門扉の揺動防止用制動装置としたものである。
本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
本発明は以上のとおりに構成したから,請求項1に記載の発明は,制動装置を用いて引戸走行用ローラーを常時制動状態とすることによって引戸の開閉状態を問わずに制動装置により引戸を固定してその揺動可能性を解消するとともに引戸開閉用のハンドル引手を開閉のために操作することによって上記制動装置による制動を解除して引戸を非制動状態とし引戸走行用ローラーをフリーにして常法に従ったスムーズ且つ確実な開閉をなし得るようにするとともに制動装置の制動解除を可及的簡易且つ確実になし得るものとし且つハンドル引手を手持ちして開方向又は閉方向にこれを引張又は押圧するように開閉回動操作を行うことによって,引戸走行用ローラーのガイドレール転動による引戸のスムーズ且つ確実な開閉をできるようにした引戸門扉の揺動防止装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,上記制動装置を戸体走行用ローラーの常時制動に適して安定且つ有効な制動をなし得るものとすることができる。
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記と同様に,戸体走行用ローラーの常時制動に適して引戸の揺動防止を安定且つ有効になし得るとともに構造的に簡易にして耐久性に優れた制動装置を有するものとすることができる。
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば,引戸門扉Aは自立性を有するように台車に引戸1と所定間隔の控柱を配置し,引戸1の中空下框とその台車の控柱位置に設置した引戸走行用ローラー4によって前後一対のガイドレール3上を走行自在としてその開閉を行なうようにしたものとしてある。
このとき該引戸門扉Aは揺動防止装置を備えてあり,該揺動防止装置は,引戸1の縦框に設置したハンドル引手23の手離しによって制動装置5を作動して,ガイドレール3転動用の引戸走行用ローラー4を常時制動状態とすることにより上記引戸1をそのガイドレール3位置で固定して,該引戸1の揺動乃至揺動自走を防止する一方,上記ハンドル引手23の開方向又は閉方向に向けた引張又は押圧の開閉回動操作によって上記制動装置5による引戸走行用ローラー4の常時制動状態を解除し該引戸走行用ローラー4を非制動のフリー状態とすることにより該引戸走行用ローラー4のガイドレール3転動の引戸開閉を自在としたものとしてあり,これによって引戸1の開閉状態を問わずに制動装置5により引戸1を固定してその揺動可能性を解消するとともにハンドル引手23を開閉のために操作することによって上記制動装置5による制動を解除して引戸1を非制動状態とし引戸走行用ローラー4をフリーにして常法に従ったスムーズ且つ確実な開閉をなし得るようにしてある。
制動装置5は,これを,上記引戸1下端の幅方向複数の一部又は全部,本例にあっては戸先側に位置する単一の引戸走行用ローラー4に設置してあり,該制動装置5は,引戸走行用ローラー4のブレーキドラムに常時圧接した一対のブレーキシュー11をブレーキカム18の回動によってブレーキドラム4から離隔することによって制動解除自在としたドラムブレーキによるものとしてあり,このとき本例の制動装置5,即ちドラムブレーキは,引戸走行用ローラー4のブレーキドラムと,ブレーキ基板6にそれぞれ一端を軸支して配置した一対のブレーキシュー11と,該一対のブレーキシュー11間に配置して該一対のブレーキシュー11をブレーキドラム離隔方向に付勢するブレーキシュー離隔用バネ15と,ブレーキ基板6に軸支して回動自在に配置したクランクレバー17と,該クランクレバー17に一体に設置し上記一対のブレーキシュー11の自由端間に配置したブレーキカム18と,上記ブレーキ基板6とクランクレバー17間に配置し上記離隔用バネ15の付勢力に抗してブレーキカム18によって一対のブレーキシュー11をブレーキドラム圧接方向に付勢するブレーキシュー圧接用バネ20とを備えて上記引戸走行用ローラー4を常時制動自在としたものとしてある。
本例にあって引戸走行用ローラー4は,ガイドレール3を転動する円形突片の内周面にブレーキシュー11が圧接することによってその摩擦抵抗によって転動を阻止してその制動を行い,ブレーキシュー11が離隔することによって制動を解除して転動を自在とするように,該ローラー4をブレーキドラムとしてその制動装置5を構成してある。
本例の制動装置5における一対のブレーキシュー11は,上記ブレーキドラムの内径に合せてこれと同径の厚肉円盤状に構成したブレーキ基板6に一対の平面半円状としたシュープレート12の一端を回動自在に軸支し,該シュープレート12の外周側端部を上記ブレーキドラムの内周面と同心円をなすように起立し,該起立面にゴム系ライニング13を一体的に固定することによって構成してある。
本例のブレーキシュー離隔用バネ15は,例えば平面C字状をなすC字スプリングを用いて,そのフック,本例にあっては該C字スプリングの両先端に折曲形成したL字係止片16を,上記各シュープレート12の非軸支側の自由端に透設した透孔にそれぞれ引掛係止することによって上記回動自在に軸支したシュープレート12を対向方向に引寄せ回動自在とするように設置してあり,これによってブレーキシュー11をブレーキドラム離隔方向に付勢したものとしてある。
本例のクランクレバー17はブレーキ基板6に回動自在に軸支して該ブレーキ基板6の外側,即ちブレーキシュー11設置面と逆の外側面に該ブレーキ基板6から側方に突出するように設置してあり,このとき該クランクレバー17はそのブレーキ基板6側の先端に該ブレーキ基板6を貫通してブレーキカム18を一体に固定することによって該ブレーキカム18を上記シュープレート12の自由端間に介設して上記一対のブレーキシュー11の自由端間にブレーキカム18を設置してあり,これによりクランクレバー17を上記軸支位置で回動すればこれに伴ってブレーキカム18が回動してシュープレート12の自由端間の間隔,即ちブレーキシュー11の自由端間の間隔を拡縮自在とし,該ブレーキカム18の拡縮によってブレーキドラム,即ち引戸走行用ローラー4に対するブレーキシュー11の上記離接をコントロールするようにしてある。
本例のブレーキシュー圧縮用バネ20は,例えばコイルスプリングを用いて,これを上記ブレーキ基板6の側方に上記クランクレバー17の上方に位置するように突出形成した水平突片7と該クランクレバー17間に介設して該クランクレバー17を押下げ状に圧縮して付勢するようにしてあり,このとき該クランクレバー17の付勢によって,これに一体に固定した上記ブレーキカム18が上記ブレーキシュー離隔用バネ15の付勢力に抗して上記一対のブレーキシュー11自由端間に傾斜状態に介設して該自由端間の間隔を拡大し,該ブレーキシュー11をそれぞれ非対向方向に押圧し,該ブレーキシュー11,特にその上記ゴム系ライニング13がブレーキドラムに圧接して引戸走行用ローラー4を制動自在としてある。
このように構成した制動装置5は,これを,該制動装置5とハンドル引手23の間に引寄せ部材31を介設するとともに上記ハンドル引手23の引張又は押圧による開閉回動操作によって該引寄せ部材31を引寄せることによって解除自在としてあり,本例にあって該引寄せ部材31は,例えばハンドル引手23から制動装置5の上記クランクレバー17に至るように引戸1の縦框と下框の中空部内に一連に配置したワイヤーケーブルによるものとしてあり,該ワイヤーケーブルは上記ブレーキ基板6の上記水平突片7を貫通してクランクレバー17の突出方向先端に,例えばネジ軸に透設した透孔に端部を挿通したネジ30をクランクレバー17の先端に螺装することによってこれを固定してある。従って上記ハンドル引手23の開閉回動操作によって該引寄せ部材31を引寄せて,上記ブレーキシュー圧接用バネ20の付勢力に抗してクランクレバー17を回動すれば,これに一体に固定した上記ブレーキカム18が上記一対のブレーキシュー11自由端間で平行となるように回動し,上記ブレーキシュー離隔用バネ15の付勢力によって該一対のブレーキシュー11を対向方向に押圧し,該ブレーキシュー11,特にその上記ゴム系ライニング13をブレーキドラムから離隔して引戸走行用ローラー4の制動を解除自在とするようにしてある。
このときハンドル引手23は,これを,引戸1の縦框中空部に嵌合配置した引手設置フレーム24と,該引手設置フレームの上下に隣接する一対の突片に垂直且つ回動自在に軸支して設置したシャフト25と,該シャフト25の軸回り方向の前後対向位置に突設した上下一対の支持杆26に固定して上記縦框の前後面に対して直交した状態を定位置として該縦框から前後に突出して該縦框幅方向の引戸開閉方向に向けて回動自在に配置した縦框長手方向に平行な垂直棒材によって形成し且つ該ハンドル引手23の上記開閉回動操作によって上記制動装置5との間に配置した引寄せ部材31を引寄せ自在としたものとしてある。即ち,ハンドル引手23は,その引張又は押圧により該ハンドル引手23を該縦框幅方向の引戸開閉方向に向けて回動することによって上記引寄せ部材31,即ちワイヤーケーブルを引寄せ自在としてあり,このとき該ハンドル引手23は,上記引戸1の縦框中空部に嵌合配置した引手設置フレーム24の上下に隣接する一対の突片にシャフト25を垂直且つ回動自在に軸支して設置し,該シャフト25の軸回り方向の前後対向位置に突設した上下一対の支持杆26に固定して該縦框から前後に突出配置する一方,例えば上記シャフト25下端の同じく軸回り方向の前後対向位置に一対のレバーピン27を突設し,該前後のレバーピン27に対接するように引手設置フレーム24に軸支した起倒カム28を配置し,該起倒カム28に上記引寄せ部材31,即ちワイヤーケーブルの端部を固定してあり,これによってハンドル引手23の上記開閉回動操作によりシャフト25の回動に応じてレバーピン27が起倒カム28を上下首振り状に回動する結果,引寄せ部材31,即ちワイヤーケーブルを引上げるように引寄せて該ワイヤーケーブルの他端を固定した上記制動装置のクランクレバー17を回動して上記引戸走行用ローラー4の制動を解除するようにしてある。
このとき上記ハンドル引手23が縦框の前後面に対して直交した状態を定位置としてそのシャフト25のレバーピン27に起倒カム28が対接して起立した状態で,該起倒カム27と上記クランクレバー17とを緊結状に連結するように引寄せ部材31,即ちワイヤーケーブルの長さを設定してあり,これによって,例えばシャフト25をバネ付勢する等特段の措置を施すことなく,該シャフト25がワイヤーケーブルに引かれて,ハンドル引手23の開閉回動操作をしないときに該ハンドル引手23が引戸1の縦框に直交した定位置に常に自動復帰するようにしてある。
以上の構成による引戸門扉Aは,ハンドル引手23を手持ちして,開方向又は閉方向に向けて,これを引張又は押圧するように,その開閉回動操作を行うことによって制動装置5を設置した引戸走行用ローラー4の制動を解除し,引戸走行用ローラー4のガイドレール3転動により引戸1をスムーズ且つ確実に開閉することができ,また開閉回動操作後にハンドル引手23から手を離せば,引戸1の開閉状態を問わずに制動装置5が作動し引戸走行用ローラー4を常時制動状態として引戸1をその位置で固定する結果,引戸1が強風を受けても,これが揺動したりするのを確実に防止することができ,引戸1が自走する如くに揺動して人に当る危険を招いたり,車両等の物体に当ってこれを損傷したりする可能性を解消することができる。
図中2は引戸1の縦框に設置した落し錠,8はブレーキ基板6の突片に設置したワイヤーガイド,9はブレーキ基板6のローラー軸貫通孔,10はブレーキ基板6に折曲形成したクランクレバー17のストッパー,14はシュープレート12の軸支固定用ネジ,19はブレーキ基板6にクランクレバー17を軸支するとともにその回動によってブレーキカム18を回動するようにこれらをブレーキ基板6に固定したネジ,21はブレーキ基板6の水平突片7にブレーキシュー圧接用バネ20を固定したネジ,22は引戸走行用ローラー4のブレーキドラムとブレーキ基板6を一体的に固定するようにローラー軸を固定するローラー固定ネジ,29は引手設置フレーム24の下方突片に設置したワイヤーガイドをそれぞれ示す。
図示した例は以上のとおりとしたが,制動装置をリムブレーキ等,上記ドラムブレーキ以外のものを用いること,引戸走行用ローラーを断面V字状のガイドレール上を転動するようにすること,このとき上記ドラムブレーキを用いる場合,ブレーキシューが離接するブレーキドラムをローラーのV字面を避けて配置するようにすること等を含めて,本発明の実施に当って引戸,引戸門扉,制動装置,引戸走行用ローラー,引寄せ部材等の各具体的形状,構造,材質,これらの関係,これらに対する付加等は上記発明の要旨に反しない限り様々な形態のものとすることができる。
揺動防止装置の制動装置とハンドル引手の関係を示す正面図である。 揺動防止装置の制動装置とハンドル引手の関係を示す側面図である。 制動装置の斜視図である。 制動装置のブレーキドラムを外した状態の平面図である。 ブレーキシューとブレーキカムの関係を示すブレーキカム固定板を外した状態の拡大平面図である。 制動装置の縦断面図である。 ハンドル引手のシャフトとワイヤーケーブルの関係を示す正面図である。 ハンドル引手のシャフトと起倒カムの関係を示す平面図である。 縦框とハンドル引手の関係を示す縦断面図である。
符号の説明
A 引戸門扉
1 引戸
3 ガイドレール
4 引戸走行用ローラー
5 制動装置
6 ブレーキ基板
11 ブレーキシュー
15 ブレーキシュー離隔用バネ
17 クランクレバー
18 ブレーキカム
20 ブレーキシュー圧接用バネ
23 ハンドル引手
25 シャフト
28 起倒カム
31 引寄せ部材

Claims (3)

  1. 引戸の縦框に設置したハンドル引手の手離しによって制動装置を作動して,ガイドレール転動用の引戸走行用ローラーを常時制動状態とすることにより上記引戸をそのガイドレール位置で固定して,該引戸の揺動乃至揺動自走を防止する一方,上記ハンドル引手の開方向又は閉方向に向けた引張又は押圧の開閉回動操作によって上記制動装置による引戸走行用ローラーの常時制動状態を解除し該引戸走行用ローラーを非制動のフリー状態とすることにより該引戸走行用ローラーのガイドレール転動の引戸開閉を自在とした揺動防止装置であって,上記ハンドル引手を,引戸の縦框中空部に嵌合配置した引手設置フレームと,該引手設置フレームの上下に隣接する一対の突片に垂直且つ回動自在に軸支して設置したシャフトと,該シャフトの軸回り方向の前後対向位置に突設した上下一対の支持杆に固定して上記縦框の前後面に対して直交した状態を定位置として該縦框から前後に突出して該縦框幅方向の引戸開閉方向に向けて回動自在に配置した縦框長手方向に平行な垂直棒材によって形成し且つ該ハンドル引手の上記開閉回動操作によって上記制動装置との間に配置した引寄せ部材を引寄せ自在としてなることを特徴とする引戸門扉の揺動防止装置。
  2. 上記制動装置を,引戸走行用ローラーのブレーキドラムに常時圧接した一対のブレーキシューをブレーキカムの回動によってブレーキドラムから離隔することによって制動解除自在としたドラムブレーキによるものとしてなることを特徴とする請求項1に記載の引戸門扉の揺動防止装置。
  3. 上記制動装置を,引戸走行用ローラーのブレーキドラムと,ブレーキ基板にそれぞれ一端を軸支して配置した一対のブレーキシューと,該一対のブレーキシュー間に配置して該一対のブレーキシューをブレーキドラム離隔方向に付勢するブレーキシュー離隔用バネと,ブレーキ基板に軸支して回動自在に配置したクランクレバーと,該クランクレバーに一体に設置し上記一対のブレーキシューの自由端間に配置したブレーキカムと,上記ブレーキ基板とクランクレバー間に配置し上記離隔用バネの付勢力に抗してブレーキカムによって一対のブレーキシューをブレーキドラム圧接方向に付勢するブレーキシュー圧接用バネとを備えて上記引戸走行用ローラーを常時制動自在としてなることを特徴とする請求項1に記載の引戸門扉の揺動防止用制動装置。
JP2005010435A 2005-01-18 2005-01-18 引戸門扉の揺動防止装置 Active JP4374318B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005010435A JP4374318B2 (ja) 2005-01-18 2005-01-18 引戸門扉の揺動防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005010435A JP4374318B2 (ja) 2005-01-18 2005-01-18 引戸門扉の揺動防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006200142A JP2006200142A (ja) 2006-08-03
JP4374318B2 true JP4374318B2 (ja) 2009-12-02

Family

ID=36958384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005010435A Active JP4374318B2 (ja) 2005-01-18 2005-01-18 引戸門扉の揺動防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4374318B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10407965B2 (en) 2016-12-22 2019-09-10 Universal City Studios Llc Cam locking shotgun gate

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6509565B2 (ja) * 2015-01-08 2019-05-08 株式会社Lixil 引戸用開閉装置
KR102049324B1 (ko) * 2018-12-28 2019-11-27 (주)하온아텍 수동 조작 기능을 갖는 공연 무대용 방화막 장치
PL243116B1 (pl) * 2020-03-16 2023-06-26 Malkowski Zenon Bezpieczenstwo I Ochrona Przeciwpozarowa Biuro Ekspertyz Doradztwa I Nadzoru Fimarc Rolowana kurtyna dymowa

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10407965B2 (en) 2016-12-22 2019-09-10 Universal City Studios Llc Cam locking shotgun gate

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006200142A (ja) 2006-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101727187B1 (ko) 엘리베이터 카도어 락킹장치
JP4374318B2 (ja) 引戸門扉の揺動防止装置
US7600344B2 (en) Brake device with integrated anti-theft mechanism for garage doors and the like, and door assembly including the same
KR101534729B1 (ko) 레일 록킹장치
JP4936296B2 (ja) 引戸装置
JPH0640835Y2 (ja) 引戸の開放状態保持装置
JP2010037053A (ja) エレベータの異物挟み込み検出装置
JP2002272352A (ja) 動物捕獲装置
AU785311B2 (en) A braking system for retracting screens
KR20160029943A (ko) 트럭용 윙도어 잠금장치
KR102438399B1 (ko) 슬라이딩 도어를 위한 피팅
WO2020260125A1 (en) Cable brake device
JP2007177489A (ja) オーバーヘッドドア用チェーンホイストのブレーキ装置
KR102359797B1 (ko) 조명등장치
JP2001279994A (ja) 開口部の蓋用アームストッパー装置
JP2975327B2 (ja) 横引き門扉の制動装置
JP4800852B2 (ja) 引戸の任意位置停止装置
KR200484451Y1 (ko) 방화문 자동폐쇄장치
JP2019033918A (ja) 廃パチンコ台盤の釘抜き装置
KR20110011448A (ko) 도어 고정장치
WO2016179643A1 (en) Finger protection assembly for a sliding door
JP2011190603A (ja) アシストハンドル付引戸装置
JP4030476B2 (ja) 戸閉り安全装置
JP5171222B2 (ja) 自動フラッシュボルト
KR20110033673A (ko) 도어 개폐구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080722

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090901

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090907

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4374318

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130911

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350