JP4372639B2 - 業績目標処理方法、業績目標処理システム及びサーバ装置 - Google Patents

業績目標処理方法、業績目標処理システム及びサーバ装置 Download PDF

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Description

本発明は、複数の業績目標を処理するための業績目標処理システムに関し、特に、企業の経営戦略に使用して好適な業績目標処理システムに関する。
企業の経営者は、経営計画を策定する場合に、複数の業績目的を追求する。しかしながら、業績目標の中には、互いに相関関係が存在する場合があり、特に、トレードオフの関係が存在する場合もある。従って、複数の業績目的を同時に又は独立的に達成することはできない。企業の経営者は、このような相関関係を考慮しながら、複数の業績目的に対して、重要度に応じて、重み付けを行う必要がある。従来、このような場合、経営者の経験と勘に頼っていた。
特開平6-290163号公報には、入力装置からメーター等を操作して、目標値を決定し、シミュレーションによる最適化を実現する方法が記載されている。
特開平6-290163号公報
本発明の目的は、複数の業績目的を視覚的に理解し易いように表示することができるようにすることにある。
本発明によると、表示装置には、業績目標の実績情報のグラフと端末構成要素指標の値を調節するための調節レバーとを含む業績目標調節画面が表示される。調節レバーによって端末構成要素指標の値の変更がなされると、業績目標の計画情報が計算され、該計画情報は実績情報と共に業績目標調節画面上のグラフに表示される。
本発明によると、複数の業績目的を視覚的に理解し易いように表示することができる。
図1は、本発明による業績目標処理システムを含むシステム全体の構成例を示す。本例の業績目標処理システムは、サーバ装置101、業績目標データベース108及び相関関係データベース109を有する。サーバ装置101には、通信ネットワーク104を介して複数の端末装置105に接続されている。
サーバ装置101は、業績目標処理プログラム102とWebサーバープログラム103を有する。業績目標処理プログラム102は、業績目標の処理及び表示処理を行う。Webサーバープログラム103は、端末装置105からユーザの入力データを受信し、入力処理や表示処理を実行し、その結果を端末装置105に送信する。
端末装置105は、ブラウザ106を有し、ブラウザ106は、サーバ装置101によって処理された結果を表示する。
尚、ここでは、端末装置105とサーバ装置101は別個のものとして構成されているが、両者は同一のものとして構成してよい。
業績目標データベース108は、図18に示すように、実績情報1801と計画情報1802を有する。実績情報は過去の実績値であり、基幹システムや販売、購買システム等から収集した、財務情報や販売、購買情報から得られる。計画情報はユーザが本例の業績目標処理システムを使用して算出した予測値である。業績目標データベース108は、予実管理や経営管理の為の分析等に利用することができる。
実績情報1801及び計画情報1802は、業績目標、構成要素指標、及び、端末構成要素指標のデータを含む。業績目標、構成要素指標、及び、端末構成要素指標について説明する。業績目標とは、企業の経営者が経営状態を判断する上で、必要となる指標のことを言う。一般に製造業における業績指標には、株主資本利益率 (株主利益率)(ROE)、フリーキャッシュフロー(FCF)、在庫保有日数(DOH)、総資産利益率(ROA)等が使われる。
構成要素指標とは、業績目標を構成する指標又は変数のことを言う。例えば、株主資本利益率(ROE)は次の式によって求められる。
株主資本利益率(ROE)=利益÷株主資本 (式1)
利益=売上−コスト (式2)
売上=価格×数量 (式3)
これらの式より明らかなように、株主資本利益率(ROE)は、利益、株主資本、売上、コスト、価格、数量を変数とする関数である。利益、売上、株主資本、コスト、価格、数量を、株主資本利益率の構成要素指標と呼ぶ。これらの構成要素指標のうち、株主資本、価格、数量、コストは独立変数である。株主資本、コスト、価格、数量を、株主資本利益率の端末構成要素指標と呼ぶ。尚、端末構成要素指標には、株主資本のように、ユーザが任意に変更できない指標と、価格のように、ユーザが任意に変更できる指標がある。以下に、特に言及しない場合には、端末構成要素指標とは、ユーザが任意に変更できる端末構成要素指標を指す。
相関関係データベース109は、図19に示すように、端末構成要素指標間の相関関係情報を有する。端末構成要素指標間の相関関係とは、互いに影響を与える因果関係をいう。例えば、価格を下げると、販売数量が増加し、価格を上げると販売数量は減少する。従って、価格と販売数量は相関関係がある。図19の例では、価格と販売数量の間の相関関係情報1901、価格とコストの間の相関関係情報1902、販売数量と棚資の間の相関関係情報1903が格納されている。尚、このような、相関関係情報は、経験則により得られたものが多く、企業秘密として、相関関係データベース109に格納されている。業績目標データベース108よりシステム的に相関関係を計算し登録してもよい。
図2及び図11を参照して本システムの全体的な流れを説明する。図2は本システムの全体的な流れを示す。図11はユーザの端末装置105のブラウザ106に表示される画面の推移図である。ユーザのブラウザ106には、業績目標構成設定画面181、実績情報表示画面182、業績目標調節画面183、及び、各業績目標調節結果画面184が表示される。これらの画面は、サーバ装置101から端末装置105に送信される。尚、詳細は、図12、図13、図14、及び、図15にて説明する。尚、以下の説明において、サーバ装置101が実行する処理は、実際には、業績目標処理プログラム102が実行する。
ステップS1にて、基本情報設定を行う。ユーザは、先ず、端末装置105のブラウザ106に、業績目標構成設定画面181を表示し、業績目標と構成要素指標の関係を設定する。例えば、業績目標として株主資本利益率を選定した場合、(式1)から(式3)の関係を設定する。次に、端末構成要素指標の制約条件を設定する。ユーザが、業績目標構成設定画面181の業績目標算出ボタン162をクリックすると、サーバ装置101は、業績目標データベース108から、端末構成要素指標の実績情報を取得し、それをユーザが設定した関係式に代入し、業績目標を算出する。更に、ユーザが、業績目標構成設定画面181の影響度算出ボタン163をクリックすると、サーバ装置101は、業績目標に対する端末構成要素指標の影響度を計算する。サーバ装置101は、こうして得られたデータを、実績情報として、業績目標データベース108に保存する。ステップS1の基本情報設定の詳細は、図3及び図4を参照して説明する。
ステップS2にて、実績情報表示を行う。ユーザは、端末装置105のブラウザ106に、業績情報表示画面182を表示する。実績情報表示画面182には、各業績目標の実績情報と影響度(%)の上位5つが表示される。
ステップS3にて、業績目標調節画面の表示を行う。ユーザが実績情報表示画面182の業績目標調節画面表示ボタン1303をクリックすると、端末装置105のブラウザ106は、業績目標調節画面183を表示する。業績目標調節画面183には、業績目標の初期値、即ち、実績情報がレーダーチャートにて表示される。業績目標調節画面183には、端末構成要素指標の調節レバーがグループ化されて表示される。尚、ステップS3の業績目標調節画面の表示の詳細は図6を参照して説明する。
ステップS4にて、業績目標最適化調節を行う。ユーザは、業績目標の実績値を変更して計画値を生成する。即ち、本例では、ユーザは業績目標の実績値(過去の値)を利用して計画値(予測値)を作成する。ユーザは、業績目標調節画面183に表示された調節レバーを操作することにより、端末構成要素指標の値を変更する。サーバ装置101は、端末装置105から送信された端末構成要素指標の変更値を受信すると、相関関係を考慮して、業績目標の計画値を計算する。サーバ装置101は、業績目標の計画値を端末装置105に送信する。業績目標調節画面183には、業績目標の実績値と共に計画値が表示される。尚、ステップS4の業績目標最適化調節の詳細は図10を参照して説明する。
ステップS5にて、業績目標毎に調節結果を表示する。ユーザが業績目標調節画面183の各業績目標へ展開ボタン1407をクリックすると、端末装置105のブラウザ106は、各業績目標調節結果画面184を表示する。各業績目標調節結果画面184には、各業績目標の実績情報と影響度に併せて、各業績目標の計画値が表示される。ユーザは、実績値と計画値を視覚的に比較することができる。
ステップS6にて、サーバ装置101は、ユーザからの端末構成要素指標の値の再変更があるか否かを判定する。再変更がある場合には、ステップS3からステップS6の処理を再度実行する。再変更がない場合には、ステップS7に進む。
ステップS7にて、業績目標の構成要素指標を業績目標データベース108へ登録する。ユーザが各業績目標調節結果画面184のDB登録ボタン1503をクリックすると、サーバ装置101は、業績目標及び端末構成要素指標の計画値を業績目標データベース108に登録する。
図3は図1のステップS1の基本情報設定の流れを示す。ステップS11にて、指標設定を行う。ステップS11の指標設定を、図4を参照して説明する。ステップS111にて、ユーザは、業績目標を選定し、それを端末装置105のブラウザ106に表示された図12の業績目標構成設定画面181にて、設定する。ステップS112にて、ユーザは、図12の業績目標構成設定画面181の構成設定ツールバー150を用いて業績目標の構成要素指標を定義する。ステップS113にて、ユーザは、図12の業績目標構成設定画面181の制約条件ツールバー158を用いて端末構成要素指標の制約条件を設定する。ステップS114にて、サーバ装置101は、構成要素指標及び端末構成要素指標の制約条件を業績目標データベース108へ保存する。設定が全て終了するとステップS12に進む。
再び、図3に戻る。ステップS12にて、サーバ装置101は、業績目標データベース108より、端末構成要素指標の実績情報を取得する。ステップS13にて、ユーザは図12の業績目標構成設定画面181の業績目標算出ボタン162をクリックする。サーバ装置101は、端末構成要素指標の実績情報に基づいて業績目標の実績値を算出する。サーバ装置101は業績目標の実績値を端末装置105に送信し、図12の業績目標構成設定画面181の影響度算出ボタン163の使用を可能にする。
ステップS14にて、ユーザは、影響度算出ボタン163をクリックする。サーバ装置101は、業績目標に対する端末構成要素指標の影響度を算出する。ステップS14の影響度の算出の詳細は図5を参照して説明する。ステップS14が終了すると、図2のステップS2の実績情報表示へ進む。
図5は図4のステップS14の業績目標に対する端末構成要素指標の影響度の算出を示す。影響度の算出計算は、サーバ装置101の業績目標処理プログラム102が実行する。ステップS141にて、業績目標データベース108より端末構成要素指標の時系列値X1〜Xnを取得する。ステップS142にて、業績目標データベース108より端末構成要素指標に対する業績目標の時系列値Y1〜Ynを取得する。
ステップS143にて、業績目標の時系列値の累計を算出する。ステップS144にて、端末構成要素指標の時系列値X1〜Xnをそれぞれ1%変化させる。ステップS145にて、変化後の業績目標指標の時系列値Y1〜Ynを計算する。ステップS146にて、変化後の業績目標の累計値を算出する。ステップS147にて、端末構成要素指標の時系列値を1%変化させる前後の業績目標値の変化率を算出し、その値を業績目標に対する端末構成要素指標の影響度とする。
図6は図2のステップS3の業績目標調節画面183の表示の流れを示す。ユーザが、図13の実績情報表示画面182における業績目標調節画面表示ボタン1303をクリックすると、図14の業績目標調節画面183が表示される。
ステップS31にて、レーダーチャートのレベルの設定を行う。ステップS31の詳細は図7を参照して説明する。ステップS32にて、調節レバーのレベルの設定を行う。ステップS32の詳細は図8を参照して説明する。ステップS33にて、調節レバーのグルーピングを行う。ステップS33の詳細は図9を参照して説明する。ステップS34にて、それぞれの指標の実績情報を業績目標データベース108より読込む。ステップS35にて、業績目標調節画面183の表示を行う。
図7はステップS31のレーダーチャートのレベル設定の流れ示す。ここで、レーダーチャートのレベルとは、図14の業績目標調節画面183に表示されたレーダーチャートの3軸における目盛のことである。例えば、全目盛が0〜100の場合、上限レベルは100、下限レベルは0となる。レベルの範囲とは、軸上の2点間の距離をいい、上限レベルと下限レベルの範囲は100である。また全目盛を10等分した場合には、1目盛が10となる。レーダーチャートのレベル設定は、レベルの設定ツールバー1401を使用して行う。
ステップS311にて、サーバ装置101は業績目標データベース108より各業績目標の実績情報を取得する。ステップS312にて、業績目標の実績情報を、その業績目標のレーダーチャート軸の中点となるように設定する。ステップS313にて、中点からの上限レベルと下限レベルを設定する。サーバ装置101は、図14の業績目標調節画面183において、ユーザが設定した、レベルの範囲指定1403の情報とレベルの設定1404、1405の情報を取得し、それに基づいて、上限レベルと下限レベルを設定する。ステップS314にて、上限から下限の範囲を等分割する。例えば、上限レベルが100、下限レベルが0の場合、0〜100を10等分する。それにより、全目盛1402の1目盛が10となる。これらのレベルの値の調整は、増減ボタン1406により行うことができる。
図8はステップS32の調節レバーのレベル設定処理の流れを示す。調節レバーのレベルとは、図14の業績目標調節画面183に表示された調節レバーボックス1408内の目盛1409のことである。調節レバーのレベル設定は、レベルの設定ツールバー1401を使用して行う。
ステップS321にて、サーバ装置101は業績目標データベース108より端末構成要素指標の制約条件を参照し、可変範囲が設定されている端末構成要素指標を抽出する。ステップS322にて、制約条件の上限をその指標の調節レバーの上限レベルに、制約条件の下限をその指標の調節レバーの下限レベルにそれぞれ設定する。ステップS323にて、上限レベルと下限レベルの範囲をレベルの範囲指定情報で分割する。例えば、レベル範囲を10等分する。
図9はステップS33の調節レバーのグルーピング処理の流れを示す。ステップS331にて、先ず、各業績目標で共通な端末構成要素指標を抽出する。次に、抽出した共通の端末構成要素指標に対して1つの調節レバーを割り当てる。ステップS332にて、相関関係データベース109にアクセスし、共通の端末構成要素指標のうち相関関係が登録されているものを検索し、それらの調節レバーを同一の調節レバーボックス内に表示する。
図10を参照して、図2のステップS4の業績目標最適化調節を説明する。尚、このステップの具体例は、後に、図17を参照して説明する。上述のように、図2のステップS3の業績目標調節画面の表示では、端末装置105のブラウザ106に、図14の業績目標調節画面183が表示されている。尚、図14には、破線のグラフにて示す業績目標の実績値ばかりでなく、実線にて示す業績目標の計画値も併せて表示されているが、ステップS4の業績目標最適化調節が実行される前は、破線のグラフにて示す業績目標の実績値のみが表示される。
ステップS41にて、サーバ装置101は、端末装置105から、端末構成要素指標の値の変更、即ち、実績値から計画値への変更を受信する。ステップS42にて、サーバ装置101は、相関関係データベース109にアクセスして、変更した端末構成要素指標に対して相関関係がある端末構成要素指標が登録されているか否かを検索する。ステップS43にて、相関関係がある端末構成要素指標が登録されていないと判定された場合には、ステップS45に進む。
相関関係がある端末構成要素指標が登録されていると判定された場合には、ステップS44に進む。ステップS44にて、サーバ装置101は、相関関係データベース109から相関関係情報を取得し、端末構成要素指標の値を変更する。例えば、ユーザが、端末構成要素指標である価格を1%増加したとする。相関関係データベース109から、このような場合、販売数量は2%減少するとの相関関係情報を得る。
ステップS45にて、ユーザにより変更された端末構成要素指標の値を用いて、再度、業績目標の値を計算を行う。相関関係を有する端末構成要素指標が存在する場合には、その値と、ユーザにより変更された端末構成要素指標の値を用いて、再度、業績目標の計算を行う。例えば、価格を1%増加した場合、販売数量が2%減少したとして、業績目標を計算する。
ステップS46にて、業績目標の再計算結果を端末装置105へ送信し、端末装置105はブラウザ106で調節結果情報を表示する。
図12の業績目標構成設定画面181を説明する。業績目標構成設定画面181には、最初、構成設定ツールバー150、制約条件ツールバー158、業績目標算出ボタン162、及び、影響度算出ボタン163のみが表示される。構成設定ツールバー150は、弟ノード定義ボタン151、親ノード定義ボタン152、足し算定義ボタン153、掛け算定義ボタン154、子ノード定義ボタン155、引き算定義ボタン156、及び、割り算定義ボタン157を有する。制約条件ツールバー158は、固定ボタン159、可変範囲指定バー160、及び、可変範囲指定ボタン161を有する。
ユーザは、この業績目標構成設定画面181の構成設定ツールバー150を用いて、業績目標164及び構成要素指標165〜170を設定し、制約条件ツールバー158を用いて、端末構成要素指標の制約条件を設定する。
先ず、業績目標164及び構成要素指標165〜170の設定を説明する。図12の例では、ユーザは、業績目標として株主資本利益率(ROE)164を設定した。次に、ユーザは、株主資本利益率の構成要素指標の設定を行う。株主資本利益率の構成要素指標は、利益、売上、株主資本、コスト、価格、数量である。親ノード定義ボタン152を使用して、株主資本利益率(ROE)164を親ノードとして定義する。子ノード定義ボタン155を使用して、利益165を株主資本利益率(ROE)164の子ノードとして定義する。弟ノード定義ボタン151を使用して、株主資本166を利益165の弟ノードとして定義する。こうして、株主資本利益率(ROE)164、利益165、及び、株主資本166は、掛け算定義171、及び、割り算定義172を介して、親ノード、子ノード、及び、弟ノードとして定義される。
同様に、親ノード定義ボタン152を使用して、利益165を親ノードとして定義し、子ノード定義ボタン155を使用して、売上167を利益165の子ノードとして定義する。弟ノード定義ボタン151を使用して、コスト168を売上167の弟ノードとして定義する。利益165、売上167、及び、コスト168は、足し算定義173、及び、引き算定義174を介して、親ノード、子ノード、及び、弟ノードとして定義される。
親ノード定義ボタン152を使用して、売上167を親ノードとして定義し、子ノード定義ボタン155を使用して、価格169を売上167の子ノードとして定義する。弟ノード定義ボタン151を使用して、数量170を価格169の弟ノードとして定義する。売上167、価格169、及び、数量170は、掛け算定義175を介して、親ノード、子ノード、及び、弟ノードとして定義される。
次に、端末構成要素指標の制約条件の設定を説明する。株主資本利益率(ROE)164の端末構成要素指標は、株主資本166、コスト168、価格169、及び、数量170である。先ず、端末構成要素指標の1つを選択する。選択した構成要素指標の値が任意に変更不可能な場合には、固定ボタン159のチェック印を表示し、変更可能な場合は固定ボタン159のチェック印を消去し、可変範囲指定バー160において可変範囲を指定する。例えば、株主資本は変更不可能であり、価格は変更可能である。この処理は図4を参照して説明した。
全ての端末構成要素指標の制約条件の設定が終了すると、業績目標構成設定画面181における設定結果が、業績目標データベース108に保存される。次に、ユーザは、業績目標算出ボタン162をクリックする。サーバ装置101は、端末構成要素指標の実績情報を業績目標データベース108より収集し、業績目標の実績値を計算する。次に、ユーザは、影響度算出ボタン163をクリックする。サーバ装置101は、影響度を算出する。
図13は実績情報表示画面182の例を示す。実績情報表示画面182には、ユーザが設定した業績目標毎に実績情報1300が表示される。ここでは、ユーザが、業績目標として設定した、株主資本利益率(ROE)、フリーキャッシュフロー(FCF)、及び、在庫保有日数(DOH)の実績情報が表示されている。
実績情報1300には、一定期間毎(月次、四半期、半期、年度)の業績目標の実績情報のグラフ1302が表示され、また、端末構成要素指標のリスト1301が、業績目標に対する影響度が高い順に表示されている。また、業績目標に対する端末構成要素指標の影響度の値(%)も表示されている。これらの過去の実績情報を確認して、ユーザが業績目標調節画面表示ボタン1303を押すと業績目標調節画面183が表示される。
図14は業績目標調節画面183の例を示す。業績目標調節画面183には、最初、レベルの設定ツールバー1401、業績目標のレーダーチャート1412の3軸、及び、端末構成要素指標の調節レバーボックス1408が表示される。調節レバーボックス1408内には、目盛1409、調節レバー1410及び初期値バー1411が表示されている。調節レバー1410は端末構成要素指標の計画値を示し、初期値バー1411は端末構成要素指標の初期値、即ち、実績値を示す。尚、端末構成要素指標には、株主資本のように変更不可能なものと、価格、数量のように変更不可能なものがあるが、ここでは、変更可能な端末構成要素指標に対してのみ調節レバーボックスを設ける。
本例では、レーダーチャート1412の3軸には、株主資本利益率 (ROE)、フリーキャッシュフロー(FCF)、在庫保有日数(DOH)が設定される。先ず、レーダーチャート軸の中点に業績目標の実績情報を設定する。これは、業績目標が増加する場合と減少する場合の両方に備えたためである。もし、業績目標が増加するが減少はしないなら、3軸のレベルの下限に業績目標の実績情報を設定してよい。次に、ユーザは、業績目標の変動範囲、即ち、上限値と下限値を設定する。業績目標の上限値をレーダーチャート軸の目盛の上限に設定し、業績目標の下限値をレーダーチャート軸の目盛の下限を設定し、その間を等分して1目盛を設定する。
次に、ユーザは、端末構成要素指標の上限値、及び、下限値を決める。端末構成要素指標の上限値を調節レバーボックス1408内の目盛1409の上限に設定し、端末構成要素指標の下限値を目盛1409の下限に設定する。調節レバーボックス1408内の目盛1409を等分して1目盛を設定する。
尚、端末構成要素指標の上限値及び下限値が与えられている場合には、それに基づいて、業績目標の上限値及び下限値の概算値を求めることができる。この概算値に基づいて、レーダーチャート軸の目盛の上限と下限を設定してもよい。
図示のように、2つの調節レバーボックス1408a、1408bが接続されている場合、これらの調節レバーボックスに対応する端末構成要素指標は、互いに相関関係にあることを示す。例えば、価格と販売数量は互いに相関関係がある。価格の調整レバーボックス1408aと販売数量の調整レバーボックス1408bは接続されている。
ユーザは、調節レバー1410を移動させて、端末構成要素指標の値を調節することができる。互いに相関関係にある端末構成要素指標の調節レバーの一方を移動させると、それに従って、他方の調節レバーも自動的に移動する。例えば、価格の調節レバーを増加させると、販売数量の調節レバーは自動的に減少する。
こうして、調節レバーを移動させ、端末構成要素指標の値を変更することにより、業績目標の変更値、即ち、計画値が得られる。レーダーチャート上の実線のグラフは、業績目標の計画値を示す。破線のグラフである実績値と比較すると、本例では、株主資本利益率は実績値の10%から計画値の11%に調節された。在庫保有日数(DOH)は、実績値の8日から計画値の9日に調節された。フリーキャッシュフロー(FCF)は、実績値の1億円から計画値の1.08億円に調節された。
ユーザは、レーダーチャートで表示された業績目標が最適値になるように、調節レバーを移動させればよい。業績目標の最適値が得られたら、ユーザは、各業績目標へ展開ボタン1407をクリックする。それにより、図15の各業績目標調節結果画面184が表示される。
図15は各業績目標調節結果画面184の例を示す。各業績目標調節結果画面184には、ユーザが設定した業績目標毎に調節結果画面1500が表示される。調節結果画面1500には、一定期間毎(月次、四半期、半期、年度)の業績目標の実績情報のグラフ1502、及び、計画情報のグラフ1503が表示され、また、端末構成要素指標の計画値のリスト1501が、業績目標に対する影響度が高い順に表示されている。
各業績目標調節結果画面184には、業績目標の実績情報と計画情報の両者が表示されているから、実績情報と計画情報の間の乖離等の分析が可能である。ここで、ユーザは、再度、業績目標の計画値を調節する必要があると考えた場合には、図14の業績目標調節画面183に戻ればよい。ユーザは、業績目標の計画値を再調節する必要がないと考えた場合には、データベース登録ボタン1503をクリックすればよい。それにより、業績目標及び端末構成要素指標の計画値が、業績目標データベース108に登録され、計画情報として再利用することが出来る。
図16を参照して業績目標調節画面183における調節レバーのグルーピングの概念を説明する。図16Aは、各業績目標に対する影響度が高く且つ調節可能な端末構成要素指標とそれに対する調節レバーを示す。例えば、株主資本利益率(ROE)の場合、価格、数量、及び、コストが、影響度が高く且つ調整可能な端末構成要素指標であり、在庫保有日数(DOH)の場合、数量、価格、及び、投入量が、影響度が高く且つ調整可能な端末構成要素指標であり、フリーキャッシュフロー(FCF)の場合、価格、及び、棚資が、影響度が高く且つ調整可能な端末構成要素指標である。
図16Bに示すように、各業績目標に含まれる端末構成要素指標のうち共通のものを抽出し、その調節レバーボックスをグループ化する。本例では、共通の端末構成要素として、価格及び数量がある。したがって、価格の調節レバーボックスと数量の調節レバーボックスがグループ化される。図16Cに示すように、端末構成要素指標のうち相関関係がある場合には、その調節レバーを同一の調節レバーボックス内に表示する。相関関係データベース109には、端末構成要素指標間の相関関係が登録されている。互いに相関関係にある複数の端末構成要素指標の1つの値を変更すると、他の端末構成要素指標の値は自動的に変化する。従って、調節レバーボックス内に複数の調整レバーが表示されている場合、その1つを調整すればよい。
ここでは、端末構成要素指標の相関関係に基づいてグルーピング化したが、他の条件に基づいてグルーピング化してもよい。
図17を参照して、図2のステップS4の業績目標最適化調節の処理の具体例を説明する。図17は、業績目標調節画面183の一部の拡大図を示す。業績目標処理プログラム102は、業績目標データベース108から、株主資本利益率(ROE)の実績値10%、フリーキャッシュフロー(FCF)の実績値1億円、在庫保有日数(DOH)の実績値8日、価格の実績値15万円、数量の実績値10万個を取得し、それによって、図17のレーダーチャートと調節レバーボックスを表示する。
図17のレーダーチャートの破線のグラフ1701は、業績目標の実績値を表す。最初、この業績目標の実績値のグラフのみが表示される。図17の調節レバーボックス1703には、価格の初期値バー1704、価格の調節レバー1705、数量の初期値バー1706、数量の調節レバー1707が表示されている。上述のように、価格と数量は、3つの業績目標に共通の端末構成要素指標であり且つ互いに相関関係にあるため、1つの調節レバーボックス1703内に表示されている。価格の初期値バー1704は、価格の実績値15万円を示し、数量の初期値バー1706は、数量の実績値10万個を示す。最初、価格の調節レバー1705は、価格の初期値バー1704上に重ねて配置され、数量の調節レバー1707は、数量の初期値バー1706上に重ねて配置されている。
ユーザが、価格の調節レバー1705を移動させ、価格を1%下降させる。即ち、価格の実績値15万円を計画値14.85万円に減少させる。業績目標処理プログラム102は、相関関係データベース109から、価格が1%下降すると数量は2%上昇するとの相関関係情報を取得する。従って、数量の調節レバー1707は、自動的に、2%上昇する。即ち、数量の実績値10万個は計画値10.8万個に変化する。図17のレーダーチャートの実線のグラフ1702は、業績目標の計画値を表す。即ち、ユーザが、価格の調節レバー1705を移動させることにより、業績目標の計画値のグラフ1702が表示される。
以下に、実施例として、株主資本利益率(ROE)、フリーキャッシュフロー(FCF)および在庫保有日数(DOH)を業績目標として計画を立案し、計画実現のためのアクションプランとして価格引き下げによる販売キャンペーンを実施する場合を取り上げる。図2の処理の順に従って説明する。先ず、ステップS1の基本情報設定を説明する。図12の業績目標構成設定画面181にて、業績目標として株主資本利益率(ROE)、フリーキャッシュフロー(FCF)および在庫保有日数(DOH)を選定し、各業績目標の構成要素指標の定義処理を行う。例えば、株主資本利益率(ROE)の構成要素指標は、利益、売上、株主資本、コスト、価格、数量である。次に、端末構成要素指標のうち変更可能なものの制約条件を設定する。例えば、株主資本利益率(ROE)の端末構成要素指標は、株主資本、コスト、価格、数量である。ここでは、価格が変更可能であるため、価格の範囲を設定する。例えば、現状の価格を150000円とし、価格の可変範囲を上限10%〜下限50%と設定する。価格の範囲は165000〜75000円となる。
次に、これらのデータを用いて、業績目標実績を算出し、業績目標に対する端末構成要素指標の影響度を算出する。ここでは、図5を参照し、業績目標であるフリーキャッシュフローに対する端末構成要素指標「価格」の影響度の計算例を説明する。ステップS141の端末構成要素指標の時系列値の取得処理では、150000円、160000円、170000円が取得されたとする。ステップS142の業績目標の時系列値の取得処理では、1000M円、2000M円、3000M円が取得されたとする。ステップS143の業績目標の時系列値の累積値の計算では、1000M円+2000M円+3000M円=6000M円を得る。ここでは、フリーキャッシュフローは累積値であるとする。
次に、ステップS144の端末構成要素指標の変化処理では、価格の値を1%変化させる。それにより、端末構成要素指標の時系列値として、151500円、161600円、171700円が得られる。ステップS145の変化後の業績目標の時系列値の取得処理では、1100M円、2200M円、3300M円が得られる。ステップS146の変化後の業績目標の時系列値の累積値の計算では、1100M円+2200M円+3300M円=6600M円が得られる。従って、ステップS147の影響度の計算処理では、影響度として、(6600円−6000円)÷6000円=約10%が得られる。
ステップS2の実績情報表示では、図13の実績情報表示画面182が表示される。ステップS3の業績目標調節画面の表示を説明する。株主資本利益率(ROE)をレーダーチャートで表示する例を説明する。株主資本利益率(ROE)の実績値が、10%であったと仮定する。株主資本利益率(ROE)を表示するレーダーチャートの軸の中点を10%に設定する。次に、軸の上限下限の範囲、及び、軸のレベルとして、ユーザが入力した値を設定する。例えば、軸の上限下限の範囲を10%とする。中点が10%であるから、0%〜20%の軸ができる。次に、軸を10等分に分割すると、1目盛は2%となり、2%毎にレベルが設定される。
次に、調節レバーを設定する。価格の範囲は165000〜75000円であるから、価格の上限165000を価格の調節レバーの上限レベルに設定し、価格の下限75000を調節レバーの下限レベルに設定する。続いて、価格の上限165000から下限75000を減算し、価格の範囲90000を得る。これを、10等分し、価格の1目盛である9000を得る。同様に、他の業績目標の構成要素指標の調節レバーの設定を行う。
次に、調節レバーのグルーピングを行う。価格と数量は、全ての業績目標に共通する端末構成要素指標であり、且つ、互いに相関関係がある。従って、価格と数量の調節レバーを1つの調節レバーボックスに入れる。こうして、図14の業績目標調節画面183が得られる。
ステップS4の業績目標最適化調節を説明する。図17の例では、株主資本利益率(ROE)の実績値は10%、フリーキャッシュフロー(FCF)の実績値は1億円、在庫保有日数(DOH)の実績値は8日、価格の実績値は15万円、数量の実績値は10万個である。
例えば、ユーザが端末構成要素指標の「価格」の調節を1%下降させる。それにより、価格は、15万円から14.85万円に下がる。相関関係データベース109を参照し、価格が1%下降すると数量は2%上昇する、との相関関係を得る。従って、数量が2%上昇する、10万個から10.2万個になる。変更された価格と数量に基づいて、業績目標を再計算する。
ユーザは、業績目的の調節画面183にて、再度、端末構成要素指標を調節することができる。追加の調節がない場合には、業績目的の調節画面183にて設定された結果を業績目標データベースに登録する。ユーザは、価格を1%下げ、売上数量を2%上昇させることにより、業績目標を達成できるという情報を得る。そこで、販売キャンペーンを行い、価格を下げ、販売数量を上げるというシナリオを検討し、実施することが可能となる。
本発明による業績目標処理システムを含む全体構成例を示す図である。 本発明による業績目標処理システムの動作を示す図である。 基本情報設定処理を示す図である。 指標設定処理を示す図である。 業績目標に対する影響度の算出処理を示す図である。 業績目標調節画面の表示処理を示す図である。 レーダーチャートのレベルの設定処理を示す図である。 調節レバーのレベルの設定処理を示す図である。 調節レバーのグルーピング処理を示す図である。 業績目標最適化調節処理を示す図である。 本発明による画面推移を示す図である。 業績目標構成設定画面を示す図である。 実績情報表示画面を示す図である。 業績目標調節画面を示す図である。 各業績目標調節結果画面を示す図である。 調節レバーのグルーピングを示す図である。 業績目標最適化調節処理の詳細を示す図である。 業績目標データベースを示す図である。 相関関係データベースを示す図である。
符号の説明
101・・・サーバ装置、102・・・プログラム、104・・・ネットワーク、105・・・端末装置、106・・・ブラウザ、108、109・・・データベース

Claims (6)

  1. 端末と、該端末とネットワークを介して接続されたサーバ装置から構成されるシステムで実施される業績目標処理方法であって、
    前記サーバ装置の情報処理部により、
    経営状態の判断に使用する指標である業績目標及び該業績目標を構成する変数である構成要素指標を設定するための操作部、前記構成要素指標の実績値を設定するための操作部、前記業績目標の実績値の算出を指示するための操作部、及び前記業績目標に対する前記構成要素指標の影響度の算出を指示するための操作部を表示した業績目標構成設定画面を前記ネットワークを介して前記端末へ送信する処理と、
    前記端末から、前記業績目標毎の構成要素指標および該構成要素指標の実績値を前記ネットワークを介して受信して記憶部に格納する処理と、
    前記端末から、前記業績目標の実績値の算出指示を前記ネットワークを介して受けると、前記記憶部に記憶されている該当業績目標に関連する前記構成要素指標の実績値とあらかじめ決められた計算式から、前記業績目標の実績値を算出し、該実績値を前記構成要素指標と対応付けて前記記憶部に格納する処理と、
    前記端末から、当該業績目標に対する構成要素指標の影響度の算出指示を前記ネットワークを介して受けると、前記記憶部から当該業績目標に対する構成要素指標の実績値を読み出し、該実績値を所定の割合変化させ、該変化後の構成要素指標の実績値に対する前記業績目標の実績値を算出する処理と、
    前記構成要素指標の実績値の変化前後の前記業績目標の実績値の変化率(前記影響度)を算出する処理と、
    前記算出した業績目標の実績値及び前記影響度と、前記業績目標を調節するための業績目標調節画面を要求するための操作部を表示した実績情報表示画面を生成する処理と、
    該実績情報表示画面を前記ネットワークを介して前記端末へ送信する処理とを実施し、
    前記端末の情報送受信部により、
    前記サーバ装置から、前記業績目標構成設定画面を前記ネットワークを介して受信する処理と、
    前記業績目標に対する構成要素指標の影響度の算出指示を前記ネットワークを介して前記サーバ装置へ送信する処理と、
    前記業績目標に対する構成要素指標の影響度の算出指示を前記ネットワークを介して前記サーバ装置へ送信する処理と、
    前記サーバ装置から、前記実績情報表示画面を前記ネットワークを介して受信する処理とを実施し、
    前記記憶部には、さらに前記構成要素指標間の相関関係情報が記憶されており、
    前記サーバ装置の前記情報処理部により、
    前記端末から、前記業績目標を調節するための業績目標調節画面の要求を前記ネットワークを介して受信すると、前記記憶部に記憶されている複数の前記業績目標の実績値から生成したレーダーチャートと、前記記憶部に記憶されている前記構成要素指標と前記相関関係情報を元に生成した前記構成要素指標毎の第1の調節レバーおよび相関関係がある構成要素指標についてはこれらをグループ化した第2の調節レバーを表示した前記業績目標調節画面を前記ネットワークを介して前記端末へ送信する処理をさらに実施し、
    前記端末の前記情報送受信部により、
    前記業績目標調節画面の要求を前記ネットワークを介して前記サーバ装置へ送信する処理と、前記サーバ装置から、前記業績目標調節画面を前記ネットワークを介して受信する処理とをさらに実施する、
    ことを特徴とする業績目標処理方法。
  2. 前記サーバ装置の前記情報処理部により、
    前記端末から、前記第1の調節レバー又は前記第2の調節レバーの操作により入力された前記何れかの構成要素指標の実績値の変更値を前記ネットワークを介して受信すると、該受信データから該当業績目標の計画値を算出し、該計画値を前記記憶部に格納し、該計画値、前記算出した業績目標の実績値及び影響度を表示した業績目標調節結果画面を生成し、該業績目標調節結果画面を前記ネットワークを介して前記端末へ送信する処理をさらに実施し、
    前記端末の前記情報送受信部により、
    前記構成要素指標の実績値の変更値を前記ネットワークを介して前記サーバ装置へ送信する処理と、前記サーバ装置から、前記業績目標調節結果画面を前記ネットワークを介して受信する処理とをさらに実施する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の業績目標処理方法。
  3. 端末と、該端末とネットワークを介して接続されたサーバ装置から構成される業績目標処理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    経営状態の判断に使用する指標である業績目標及び該業績目標を構成する変数である構成要素指標を設定するための操作部、前記構成要素指標の実績値を設定するための操作部、前記業績目標の実績値の算出を指示するための操作部、及び前記業績目標に対する前記構成要素指標の影響度の算出を指示するための操作部を表示した業績目標構成設定画面を前記ネットワークを介して前記端末へ送信し、
    前記端末から、前記業績目標毎の構成要素指標および該構成要素指標の実績値を前記ネットワークを介して受信して記憶部に格納し、
    前記端末から、前記業績目標の実績値の算出指示を前記ネットワークを介して受けると、前記記憶部に記憶されている該当業績目標に関連する前記構成要素指標の実績値とあらかじめ決められた計算式から、前記業績目標の実績値を算出し、該実績値を前記構成要素指標と対応付けて前記記憶部に格納し、
    前記端末から、当該業績目標に対する構成要素指標の影響度の算出指示を前記ネットワークを介して受けると、前記記憶部から当該業績目標に対する構成要素指標の実績値を読み出し、該実績値を所定の割合変化させ、該変化後の構成要素指標の実績値に対する前記業績目標の実績値を算出し、
    前記構成要素指標の実績値の変化前後の前記業績目標の実績値の変化率(前記影響度)を算出する手段と、
    前記算出した業績目標の実績値及び前記影響度と、前記業績目標を調節するための業績目標調節画面を要求するための操作部を表示した業績情報表示画面を生成し、
    該実績情報表示画面を前記ネットワークを介して前記端末へ送信する情報処理部を有し、
    前記端末は、
    前記サーバ装置から、前記業績目標構成設定画面を前記ネットワークを介して受信し、
    前記業績目標に対する構成要素指標の影響度の算出指示を前記ネットワークを介して前記サーバ装置へ送信し、
    前記業績目標に対する構成要素指標の影響度の算出指示を前記ネットワークを介して前記サーバ装置へ送信し、
    前記サーバ装置から、前記実績情報表示画面を前記ネットワークを介して受信する情報送受信部を有し、
    前記記憶部には、さらに前記構成要素指標間の相関関係情報が記憶されており、
    前記サーバ装置の前記情報処理部は、
    前記端末から、前記業績目標を調節するための業績目標調節画面の要求を前記ネットワークを介して受信すると、前記記憶部に記憶されている複数の前記業績目標の実績値から生成したレーダーチャートと、前記記憶部に記憶されている前記構成要素指標と前記相関関係情報を元に生成した前記構成要素指標毎の第1の調節レバーおよび相関関係がある構成要素指標についてはこれらをグループ化した第2の調節レバーを表示した前記業績目標調節画面を前記ネットワークを介して前記端末へ送信し、
    前記端末の前記情報送受信部は、
    前記業績目標調節画面の要求を前記ネットワークを介して前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置から、前記業績目標調節画面を前記ネットワークを介して受信する、
    ことを特徴とする業績目標処理システム。
  4. 前記サーバ装置の前記情報処理部は、
    前記端末から、前記第1の調節レバー又は前記第2の調節レバーの操作により入力された前記何れかの構成要素指標の実績値の変更値を前記ネットワークを介して受信すると、該受信データから該当業績目標の計画値を算出し、該計画値を前記記憶部に格納し、該業績値、前記算出した業績目標の実績値及び影響度を表示した業績目標調節結果画面を生成し、該業績目標調節結果画面を前記ネットワークを介して前記端末へ送信し、
    前記端末の情報送受信部は、
    前記構成要素指標の実績値の変更値を前記ネットワークを介して前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置から、前記業績目標調節結果画面を前記ネットワークを介して受信する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の業績目標処理システム。
  5. 端末とネットワークを介して接続されたサーバ装置であって、
    経営状態の判断に使用する指標である業績目標及び該業績目標を構成する変数である構成要素指標を設定するための操作部、前記構成要素指標の業績値を設定するための操作部、前記業績目標の実績値の算出を指示するための操作部、及び前記業績目標に対する前記構成要素指標の影響度の算出を指示するための操作部を表示した業績目標構成設定画面を前記ネットワークを介して前記端末へ送信し、
    前記端末から、前記業績目標毎の構成要素指標および該構成要素指標の実績値を前記ネットワークを介して受信して記憶部に格納し、
    前記端末から、前記業績目標の実績値の算出指示を前記ネットワークを介して受けると、前記記憶部に記憶されている該当業績目標に関連する前記構成要素指標の実績値とあらかじめ決められた計算式から、前記業績目標の実績値を算出し、該実績値を前記構成要素指標と対応付けて前記記憶部に格納し、
    前記端末から、当該業績目標に対する構成要素指標の影響度の算出指示を前記ネットワークを介して受けると、前記記憶部から当該業績目標に対する構成要素指標の実績値を読み出し、該実績値を所定の割合変化させ、該変化後の構成要素指標の実績値に対する前記業績目標の実績値を算出し、
    前記構成要素指標の実績値の変化前後の前記業績目標の実績値の変化率(前記影響度)を算出し、
    前記算出した業績目標の実績値及び前記影響度と、前記業績目標を調節するための業績目標調節画面を要求するための操作部を表示した業績情報表示画面を生成し、
    該実績情報表示画面を前記ネットワークを介して前記端末へ送信する情報処理部を有し、
    前記記憶部には、さらに前記構成要素指標間の相関関係情報が記憶されており、
    前記情報処理部は、
    前記端末から、前記業績目標を調節するための業績目標調節画面の要求を前記ネットワークを介して受信すると、前記記憶部に記憶されている複数の前記業績目標の実績値から生成したレーダーチャートと、前記記憶部に記憶されている前記構成要素指標と前記相関関係情報を元に生成した前記構成要素指標毎の第1の調節レバーおよび相関関係がある構成要素指標についてはこれらをグループ化した第2の調節レバーを表示した前記業績目標調節画面を前記ネットワークを介して前記端末へ送信する、
    ことを特徴とするサーバ装置。
  6. 前記情報処理部は、
    前記端末から、前記第1の調節レバー又は前記第2の調節レバーの操作により入力された前記何れかの構成要素指標の実績値の変更値を前記ネットワークを介して受信すると、該受信データから該当業績目標の計画値を算出し、該計画値を前記記憶部に格納し、該計画値、前記算出した業績目標の実績値及び影響度を表示した業績目標調節結果画面を生成し、該業績目標調節結果画面を前記ネットワークを介して前記端末へ送信する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のサーバ装置。
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