JP4372194B2 - 電子相互ロックシステムの自動検査装置、およびその制御方法 - Google Patents

電子相互ロックシステムの自動検査装置、およびその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4372194B2
JP4372194B2 JP2007520218A JP2007520218A JP4372194B2 JP 4372194 B2 JP4372194 B2 JP 4372194B2 JP 2007520218 A JP2007520218 A JP 2007520218A JP 2007520218 A JP2007520218 A JP 2007520218A JP 4372194 B2 JP4372194 B2 JP 4372194B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
inspection
voltage
card
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007520218A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008505798A (ja
Inventor
ミュン−ヨン キム
ジュン−グン オン
ヨン−キ ホン
Original Assignee
コリア レイルロード リサーチ インスティテュート
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コリア レイルロード リサーチ インスティテュート filed Critical コリア レイルロード リサーチ インスティテュート
Publication of JP2008505798A publication Critical patent/JP2008505798A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4372194B2 publication Critical patent/JP4372194B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L19/00Arrangements for interlocking between points and signals by means of a single interlocking device, e.g. central control
    • B61L19/06Interlocking devices having electrical operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L27/00Central railway traffic control systems; Trackside control; Communication systems specially adapted therefor
    • B61L27/60Testing or simulation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R15/00Details of measuring arrangements of the types provided for in groups G01R17/00 - G01R29/00, G01R33/00 - G01R33/26 or G01R35/00
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R19/00Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
    • G01R19/0046Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof characterised by a specific application or detail not covered by any other subgroup of G01R19/00
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/005Testing of electric installations on transport means
    • G01R31/008Testing of electric installations on transport means on air- or spacecraft, railway rolling stock or sea-going vessels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

本発明は、電子相互ロックシステムのための自動検査装置と、この自動検査装置の制御方法に関し、より詳細には、スイッチマトリックスと検査治具を使用して、電源、計測器、負荷装置を被検物である入力または出力カードに自動接続し、その後、カードから応答信号を自動的に読み出すことで、検査に要する時間と労力を低減する、電子相互ロックシステムのための自動検査装置と、この自動検査装置の制御方法に関する。
一般に列車は、事前に敷設された、電気鉄道を含む鉄道の線路上を走行し、また、移動方向または走行経路は列車側に設定されるのではなく、列車の目的地または通過時間に関連して地面に配備された設備側に設定される。
従来は、列車の走行経路を設定する場合、線路変更を現場において手動で行わなければならなかった。しかし、制御技術の開発によって、電気ポイントスイッチ、および電気ポイントスイッチを中央制御する電子相互ロックシステムを使用した、列車の移動経路の容易かつ安全な変更/設定が可能になった。
図1は、従来の電子相互ロックシステムを示すブロック線図である。図1に示すように、従来の電子相互ロックシステムは、相互ロック論理ユニット1、通信モジュール2、ディスプレイ制御装置3、中継器4、線路回路5、配電盤6、フィールド機器7を装備している。相互ロック論理ユニット1は、相互ロック、バスおよび入力/出力モジュールの制御、外部との通信、システム監視および切り替えを実行する。通信モジュール2は、ディスプレイ制御装置3と相互ロック論理ユニット1との間に通信を提供する。ディスプレイ制御装置3は相互ロック論理ユニット1にドライバ制御情報を転送し、相互ロックシステムの動作状態を表示する。中継器4をオン/オフにすることで線路回路5が動作する。配電盤6が線路回路5から出力された多数の制御信号をバッファし、この制御信号を多数のフィールド機器7に対して出力する。この制御信号に従って、各フィールド機器7が線路の動作を制御するように動作する。
図1に示すように、従来の電子相互ロックシステムは多数の部品を備え、その構成は多機能で複雑である。そのため、電子相互ロックシステムの全ての部品を検査する検査装置全体は実現されておらず、システムの各部品に別の信号を入力することによって各検査を個別に実行している。
一般に、電子相互ロックシステムを検査する場合、電子相互ロックシステムの各部品の検査治具に個別にワイヤを接続して行うため、検査に長い時間がかかる。これに加え、ワイヤを使用して検査治具を電子相互ロックシステムの各部品のポートに個別に接続しなければならないため、かなりの人的エネルギーが必要である。
典型的には、電子相互ロックシステムの検査には2種類ある。1つは、電子相互ロックシステムの入力カードのためのもので、各カードに多数の信号入力ポート(例えば32入力ポート)が実装されている。もう1つは、電子相互ロックシステムの出力カードのためのもので、各カードに多数の信号出力ポート(例えば32出力ポート)が実装されている。一般に、入力カード検査では、電子相互ロックシステムの各入力カードに対して以下の検査を実施する。1)入力応答検査:この検査では、入力カードに変電圧を入力し、電子相互ロックシステムが反応する入力電圧を検出する。2)電流測定検査:関連する入力回路の電力消費を決定する。ここでは、上昇する電流を伴う定格電圧を入力カードに入力し、さらに、入力回路を始動させる入力電流電圧を検出する。3)信頼性検査:入力カードに最大許容電圧を10分間印加した後に、入力カードに誤作動が生じたかどうかを調べる。一般に、出力カード検査では、電子相互ロックシステムの各出力カードに対して出力回路の保護回路動作検査を実施する。
詳細には、入力および出力カードを以下の方法で従来どおり検査する。手動動作式スイッチボックスを使用して、各入力または出力カードの入力または出力ポートから検査ターゲットポートを選択する。各製造業者の入力および出力カードの回路に適合するよう製造された各検査治具を用い、被検入力カードまたは被検出力カードのそれぞれを計測器とスイッチボックスに接続してその動作状態を調べる。
例えば、入力カードを検査する場合、検査ターゲット製品どうしを接続する治具を用いて入力カードの動作状態を調べ、さらに、電源を制御して入力カードに変入力電圧を印加する。マルチ計測器またはオシロスコープを用いて、入力カードが反応する入力電圧/電流を測定する。出力カードを検査する場合には、検査ターゲット製品どうしを接続する治具を用いて出力カードの出力状態を調べ、さらに、マルチ計測器またはオシロスコープを用いてこの出力状態の電圧/電流特性を測定する。
従来の入力および出力カード検査では、多大な時間、労力、材料が必要であるため、結果としてコスト高になる。さらに、1つの治具で、入力カードと出力カードの全ての入力ポートと出力ポートを調べることが不可能である。これに加えて、検査状況設定と測定を手動で行うため、出力測定の精密性が低い。
したがって、上述の問題を鑑みて本発明が考案された。本発明の目的は、被検電子相互ロックシステムの検査ターゲットポートに供給する入力電圧と電流の調整と、検査ターゲットポートに接続される負荷の大きさの調整を可能にする、電子相互ロックシステムの自動検査装置と、自動検査装置の制御方法とを提供することである。
本発明の別の目的は、検査進行中に電子相互ロックシステムへの外部信号入力が変化すると、被検電子相互ロックシステムの動作状態をリアルタイムに調べて記録することを可能にする、電子相互ロックシステムのための自動検査装置と、この自動検査装置の制御方法とを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、電子相互ロックシステムに接続している電源と負荷装置を制御することで、被検電子相互ロックシステムに供給される電流のレベルと、電子相互ロックシステムの動作電圧のレベルとを精密測定することを可能にする、電子相互ロックシステムのための自動検査装置と、自動検査装置の制御方法を提供することである。
本発明のまた別の目的は、被検電子相互ロックシステムに使用するタイプの異なるカードをスイッチマトリックスを用いて測定設備に接続することで、電子相互ロックシステムの各カードの機能を調べるため機器変更をせずに、1つの検査治具を用いて、電子相互ロックシステムに使用する様々なタイプのカードを測定設備に自動接続することができる、電子相互ロックシステムのための自動検査装置と、自動検査装置の制御方法を提供することである。
本発明の1つの局面によれば、上述および他の目的は、電子相互ロックシステムのための自動検査装置を提供することで達成できる。この装置は、複数のスイッチを含むスイッチマトリックスと、前記検査ターゲットカードが前記電子相互ロックシステム内にインストールされた場合と同じ態様で動作できるよう、電子相互ロックシステムの検査ターゲットカードが内部にインストールされる検査治具と、前記スイッチマトリックスを介して前記治具に接続される前記検査ターゲットカードの各ポートの電圧/電流を測定する電圧/電流測定器と、前記スイッチマトリックスを介して、前記検査治具に接続される負荷装置と、制御コンピュータとを備え、前記制御コンピュータは、前記検査ターゲットカードの各ポートを前記電圧/電流測定器に対応する電源と前記負荷装置の両方に接続するように前記スイッチマトリックスを制御し、前記検査ターゲットカードの各ポートに供給される電力を変化させ、前記供給電力が変化した場合に前記検査ターゲットカードの各ポートから応答電圧と応答電流を読み出して記憶し、前記検査ターゲットカードの各ポートから前記負荷装置に供給される電力を変更し、自動カットオフ電圧値を測定して記憶する。
この検査治具は、検査ターゲットカードが電子相互ロックシステムにインストールされ、電子相互ロックシステムのコントローラによって制御される時と同じ状態で、電子相互ロックシステムの検査ターゲットカードを検査治具にインストールするVMEバスを実装したVMEラックを含んでいることが好ましい。前記検査治具は、前記スイッチマトリックスを介して前記電源と負荷装置の両方に接続しているため、器具を変更せずに1つの治具を用いて、電子相互ロックシステムに使用されている様々なタイプのカードを検査することが可能である。
制御コンピュータとスイッチマトリックスの間、制御コンピュータと前記検査治具の間、制御コンピュータと電源の間、制御コンピュータと負荷装置の間でシリアル通信を実施することが好ましい。
本発明の別の局面によれば、電子相互ロックシステムのための自動検査装置を制御する方法が得られ、上記装置はスイッチマトリックス、検査治具、電源、制御コンピュータを装備しており、この方法は、a)第1入力応答検査を実行するステップを備え、前記第1入力応答検査は、a−1)前記装置の電源がオンになると前記装置を初期化し、入力カードの第1ポートを検査ターゲットポートとして設定し、前記電源を前記入力カードの前記検査ターゲットポートに接続するように前記スイッチマトリックスを制御するステップと、a−2)前記電源の供給電圧を第1所定電圧に設定し、前記供給電圧を前記検査ターゲットポートに印加し、前記検査治具から応答電圧が生成されたかどうかを決定するステップと、a−3)前記応答電圧が生成されていない場合には、前記電源の前記供給電圧を0.1V上昇させ、前記上昇した供給電圧を前記検査ターゲットポートに印加し、その後、前記応答電圧が生成されたかどうかを決定するステップに戻るステップと、а−4)前記応答電圧が生成されている場合には、前記応答電圧とこれに関連する応答電圧とを読み出し、前記読み出した応答電圧と電流をメモリに記憶するステップと、a−5)前記入力カードの第2ポートから最終ポートまでの各々に、前記ステップa−1)〜a−4)を繰り返すステップとを備えており、b)前記方法はさらに、信頼性検査を実行するステップを備えており、前記信頼性検査は、b−1)前記入力カードに最大許容電圧を10分間印加するステップと、b−2)前記入力カードにおいて誤作動が発生したかどうかを決定するステップとを備え、c)前記方法はさらに、第2入力応答検査を実行するステップを備えており、前記第2入力応答検査を実行するステップは、c−1)前記入力カードの第1ポートを検査ターゲットポートとして設定し、さらに、前記電源を前記入力カードの前記検査ターゲットポートに接続するように前記スイッチマトリックスを制御するステップと、c−2)前記電源の前記供給電圧を第2所定電圧に設定し、前記供給電圧を前記検査ターゲットポートに印加し、前記検査治具から応答電圧が生成されたかどうかを決定するステップと、c−3)前記応答電圧が生成されていない場合には、前記電源の前記供給電圧を0.1V降下させ、前記降下させた供給電圧を前記検査ターゲットポートに印加し、その後、前記応答電圧が生成されたかどうかを決定するステップへ戻るステップと、c−4)応答電圧が生成されている場合には、前記応答電圧とこれに関連する応答電流とを読み出し、前記読み出した応答電圧と電流を前記メモリに記憶するステップと、c−5)前記入力カードの前記第2ポートから最終ポートの各々に、前記ステップc−1)〜c−4)を繰り返すステップとを備えている。
複数の入力カードに対して第1入力応答検査を実施した後に、検査治具のラックにこれら複数の入力カードを同時に挿入して信頼性検査を実施することが好ましい。
本発明のまた別の実施形態によれば、電子相互ロックシステムのための自動検査装置を制御する方法が得られ、前記装置はスイッチマトリックス、検査治具、電源、制御コンピュータを装備しており、前記方法は、a)前記装置の電源がオンになると前記装置を初期化し、出力カードの第1ポートを検査ターゲットポートに設定し、さらに、前記電源を前記出力カードの前記検査ターゲットポートに接続するように前記スイッチマトリックスのスイッチを制御するステップと、b)前記電源の供給電流を所定の電流に設定し、前記供給電流を前記出力カードの前記検査ターゲットポートに提供し、さらに、前記検査ターゲットポートを介して前記検査治具から出力された電圧がゼロに降下したかどうかを決定するステップと、c)前記検査ターゲットポートを介して前記検査治具から出力された電圧がゼロに降下していない場合には、前記電源の前記供給電流を20mA上昇させ、この上昇した供給電流を前記検査ターゲットポートに付加し、その後、前記検査ターゲットポートを介して前記検査治具から出力された前記電圧がゼロに降下したかどうかを決定するステップに戻るステップと、d)検査ターゲットポートに供給された電源の供給電流により前記検査ターゲットポートを介して前記検査治具から出力された前記電圧がゼロに降下している場合には、前記電源の前記供給電流をカットオフ電流として測定し、前記検査ターゲットポートと接続している負荷装置との所定の通信インターフェースを介して、前記測定されたカットオフ電流値を読み出し、前記読み出したカットオフ電流値をメモリに記憶するステップと、さらに、e)前記出力カードの前記第2ポートから最終ポートの各々に、前記ステップa)〜d)を繰り返すステップとを備えている。
スイッチマトリックスと検査治具を使用して、自動相互ロックシステムの入力カードと出力カードの自動検査を実施する。詳細には、スイッチマトリックスと検査治具を使用して、電子相互ロックシステムの入力カードまたは出力カードの多数の入力ポートおよび出力ポートに計測器と電源を自動接続し、入力カードまたは出力カードが、付加された電圧または電流信号に応答して生成した応答電圧または電流信号が自動的に検出され、これにより、入力カードと出力カードの検査に要する時間と労力が削減される。
図2は、本発明による電子相互ロックシステムのための自動検査装置のブロック線図である。
図2に示すように、自動検査装置は、制御コンピュータ11、スイッチマトリックス12、検査治具13、電源14、負荷装置15を備えている。スイッチマトリックス12は複数のスイッチを装備している。検査治具13内に電子相互ロックシステムの検査ターゲットカードをインストールすると、検査ターゲットカードを電子相互システムにインストールした場合と同じ方法で動作する。詳細には、検査ターゲットカードを検査治具13内に差し込むことで、検査ターゲットカードの複数のポートがスイッチマトリックス12の列に接続する。電源14が、スイッチマトリックス12を介して検査ターゲットカードのポートに給電し、この電力の電圧値と電流値を表示する。負荷装置15が、スイッチマトリックス12を介し検査ターゲットカードの出力ポートに接続される。制御コンピュータ11が自動検査装置の要素の動作を制御する。
図3に示すように、スイッチマトリックス12は、ラティス形式またはマトリックス形式で配置された複数のスイッチrrij(i=1,2,3…j=1,2,3…)を装備している。スイッチrrijは、水平信号線21〜23と垂直信号線24〜26が交差する位置において、マトリックスの行に関連した複数の水平信号線21、22、23と、マトリックスの列に関連した複数の垂直信号線24、25、26との間でそれぞれ接続している。
水平信号線21〜23はスイッチマトリックス12の入力として使用され、垂直信号線24〜26はその出力として使用される。スイッチrrijは通常オフにされており、制御コンピュータ11から関連する制御信号を受信するとオンにされる。
例えば、図3に示すように2つのスイッチr12とr21をオンにした場合、負荷装置29が、2本の垂直信号線24と25の間を接続し、電源27から水平信号線21を介して給電され、水平信号線22を介して電流計測器28に接続する。したがって、電流計測器28を読めば、負荷装置29に流れている電流の測定値がわかる。
図4は、本発明による自動検査装置を電子相互ロックシステムシステムの入力カードを検査するために使用した場合の、スイッチマトリックスのスイッチのオン/オフ状態を示す線図である。
VMEバスを実装したVMEラックを含む検査治具13が、スイッチマトリックス12を介して電源14と負荷装置15の両方に接続している。そのため、電子相互システムで使用される様々なタイプのカードを、器具を変えずに1つの治具で検査できる。入力カードまたは出力カードを検査治具13のVMEラック内に差し込んで、検査治具13を介し、入力カードまたは出力カードの入力ポートまたは出力ポートを、スイッチマトリックス12に接続する。図4に示すように、電源14のVCC端子はスイッチマトリックス12の第1行に接続しており、電源14のグラウンド端子はスイッチマトリックス12の第2行に接続している。負荷装置15の正端子(+)はスイッチマトリックス12の第3行に接続しており、負端子(−)はスイッチマトリックス15の第4行に接続している。
入力カード16の第1ポート(Port0)の第1端子(A)はスイッチマトリックス12の第1列に接続し、第1ポート(Port0)の第2端子(B)はスイッチマトリックス12の第2列に接続し、第1ポート(Port0)の第3端子(C)はスイッチマトリックス12の第3列に接続している。同様に、入力カード16の第2ポート(Port1)の第1端子(A)はスイッチマトリックス12の第4列に接続し、第2ポート(Port1)の第2端子(B)はスイッチマトリックス12の第5列に接続し、第2ポート(Port1)の第3端子(C)はスイッチマトリックス12の第6列に接続しており、これ以降も同様である。最後に、入力カード16の第32ポート(Port31)の第1端子(A31)はスイッチマトリックス12の第94列に接続し、第32ポート(Port31)の第2端子(B31)はスイッチマトリックス12の第95列に接続し、第32ポート(Port31)の第3端子(C31)はスイッチマトリックス12の第96列に接続している。
まず、入力カード16の第1ポート(Port0)の入力応答を検査する場合、制御コンピュータ11がRS485通信リンクを介してスイッチマトリックス12を制御すると、マトリックススイッチ12の第2行と第1列にあたるスイッチがオンになり、これにより電源14のグラウンド端子が入力カード16の第1ポート(Port0)の第1端子Aに接続し、さらに、第1行と第3列にあたるスイッチがオンになり、これにより電源14のVCC端子が入力カード16の第1ポート(Port0)の第3端子Cに接続する。
スイッチマトリックス12の第2行と第1列にあたるスイッチと、第1行と第3行にあたるスイッチをこの方法でオンにすることで、制御コンピュータ11が電源14を入力カード16の第1ポート(Port0)に接続する。制御コンピュータ11はまず、電源14が通信インターフェース(GPIB)を介して行う“V”への供給を設定し、この設定された電圧を、段階的に0.1V上昇させながら入力カード16の第1ポート(Port0)に印加する。
入力カード16が、入力カード16の第1ポート(Port0)に段階的に上昇しながら供給される電圧に応答して、応答電圧(VLH)を「低」から「高」へ上昇させながら出力する場合には、制御コンピュータ11がRS232通信リンクを介して検査治具13から応答電圧(VLH)と、関連する応答電流(ILH)とを読み出し、読み出した電圧値と電流値をメモリに記憶する。次に、制御コンピュータ11がマトリックススイッチ12の第2行と第1列と、第1行と第3列のスイッチのスイッチをオフすると、入力カード16の第1ポート(Port0)への入力応答検査が終了する。
次に、入力カード16の第2ポート(Port1)の入力応答検査では、制御コンピュータ11がRS485通信リンクを介してマトリックススイッチ12の第2行と第4列のスイッチをオンにするようにマトリックススイッチ12を制御すると、電源14のグラウンド端子が入力カード16の第2ポート(Port1)の第1端子Aに接続し、さらに、第1行と第6列にあたるスイッチをオンにするように制御すると、電源14のVcc端子が入力カード16の第2ポート(Port1)の第3端子(C)に接続する。
電源14が入力カード16の第2ポート(Port1)に接続した状態で、制御コンピュータ11が、Vから第2ポート(Port1)に印加する供給電圧を段階的に0.1V上昇させながら、第2ポート(Port1)から応答電圧(VLH)と応答電流(ILH)を読み出す。制御コンピュータ11は読み出した電圧値と電流値をメモリに記憶し、次に、マトリックススイッチ12の第2行と第4列にあたるスイッチと、第1行と第6列にあたるスイッチとをオフにして、入力カード16の第2ポート(Port1)への入力応答検査を終了する。これと同じ方法で、制御コンピュータ11が、第3ポート〜第32ポート(Port2〜31)に対して入力応答検査を実行する。次に、制御コンピュータ11が入力カードの信頼性検査を実行する。この検査では、入力カードに許容最大の電圧(例えば30V)を10分間印加した後に、入力カードに誤作動が生じたかどうかを調べる。
しかし、1枚の入力カード10に対して、入力応答検査の後にこの方法で信頼性検査を10分間実施するとなると、次の入力カードへの検査が10分以上遅れることになり、電子相互ロックシステム全ての入力カードへの検査が完了するまでに時間がかかりすぎる。
本発明によれば、10枚の入力カードに入力応答検査を実施した後に、これらを検査治具13のラックに差し込み、10枚の入力カードに一斉に信頼性検査を実施する。信頼性検査を10枚の入力カードに一斉に実施することで、カード毎にかかる時間が1分間となるので、電子相互ロックシステムの入力カード全ての検査の完了までにかかる時間を大幅に削減できる。
信頼性検査が終了すると、次に制御コンピュータ11は入力カード16に対して2回目の入力応答検査を以下の方法で実施する。制御コンピュータ11は、供給電圧を最初に設定された電圧“V”(例えば24V)から段階的に0.1V減少させながら、各入力ポートの応答電圧(VHL)と応答電流(IHL)を検出する。
次に、出力カードの動作状態を調べるための出力カード検査を以下の方法で実施する。出力カードを検査治具13のラックに差し込み、電源14が出力カードに定格出力電圧(例えば+24V)と定格出力電流(例えば0.5A)を供給する。負荷装置15に出力カードの出力電圧が印加される状態で、電源14の供給電流が段階的に20mA上昇する。電源14の供給電流が出力カードに供給される状態で、負荷装置15に印加される出力カードの出力電圧がゼロに降下すると、この供給電流がカットオフ電流Ioffとして検出され、保護回路動作検査が終了する。
図5は、本発明による自動検査装置を使用して電子相互ロックシステムの出力カードを検査した場合の、スイッチマトリックスのスイッチのオン/オフ状態を示す線図である。
まず、出力カード17の第1ポート(Port0)の出力応答検査では、制御コンピュータ11がスイッチマトリックス12を制御すると、マトリックススイッチ12の第1行と第1列にあたるスイッチがオンになり、電源14のVCC端子が出力カード17の第1ポート(Port0)の第1端子Aに接続され、また、第2行と第2列にあたるスイッチと、第4行と第2列にあたるスイッチとがオンになり、電源14のグラウンド端子と負荷装置15のグラウンド端子が出力カード17の第1ポート(Port0)の第2端子Bに接続され、さらに、第3行と第3列にあたるスイッチがオンになり、出力カード17の第1ポート(Port0)の第3端子Cの出力電圧が負荷装置15のVCC端子に接続される。
図5に示すとおりに接続した状態で、制御コンピュータ11は、電源14からの供給電流がI1から段階的に20mA上昇するように、通信インターフェース(GPIB)を介して電源14を制御し、第1ポート(Port0)の第1端子(A)に供給電流を供給する。電源14の供給電流が第1ポート(Port0)に供給された状態で、負荷装置15に印加される電圧がゼロに降下すると、制御コンピュータ11が電源14の供給電流をカットオフ電流Ioffとして測定し、このカットオフ電流値を負荷装置15との通信インターフェース(GPIB)を介して読み出し、制御コンピュータ11の内部メモリに記憶する。出力カード17の他のポート(Port1〜31)にもこの検査を同じ方法で実施すると、出力カード17への保護回路動作検査が完了する。
図6、図7は、本発明による自動検査装置を使用して電子相互ロックシステムの入力カードを検査する方法を示すフローチャートである。
自動検査装置の電源をオンにすると、制御コンピュータ11が自動検査装置のコンポーネント(例えばモニタ、通信インターフェース(GPIB)、RS232およびRS485通信リンク、電源、計測器、検査治具)の初期化を行う(S1)。次に、制御コンピュータ11がスイッチマトリックス12のスイッチを、電源14が入力カード16の第1ポート(Port0)に接続するように制御することで、第1ポート(Port0)が検査ターゲットポートとして設定される(S2)。
制御コンピュータ11は、電源14の供給電圧を“V”に設定し、この供給電圧を検査ターゲットポート、即ち第1ポート(Port0)に印加し(S3)、次に、応答電圧(VLH)が検査治具13の制御装置から生成されているかどうかを調べる(S4)。
応答電圧(VLH)が生成されていない場合は、制御コンピュータ11が供給電圧を0.1V上昇させ、この上昇された供給電圧を第1ポート(Port0)に供給し(S5)、その後、ステップS4へ戻り、応答電圧(VLH)が生成されたかどうかを調べる。
応答電圧(VLH)が生成されている場合は、制御コンピュータ11が応答電圧(VLH)と関連する応答電流(ILH)を読み出し、読み出した電圧値と電流値をメモリに記憶する(S6)。次に、制御コンピュータ11は、その電流ポートが最後のポート(Port31)であるかどうかを決定する(S7)。その電流ポートが最後のポートでない場合は、制御コンピュータ11がステップS2へ戻って次のポート(例えばPort1)をターゲットポートとして設定し、その後、次のポートに同じ入力応答検査を繰り返す。
ステップS7で、電流ターゲットが最終ポートである場合は、制御コンピュータ11が入力カード16の信頼性検査を実施する。この信頼性検査では、入力カードに最大許容電圧(例えば30V)を10分間印加し、入力カードに誤作動が発生したかどうかを調べる(S8)。次に、制御コンピュータ11が第2入力応答検査を実施する(S9〜S14)。
制御コンピュータ11が、入力カードに印加する供給電圧を初期設定電圧“V”から段階的に0.1V低下させながら、各入力ポートについて応答電圧(VHL)と応答電流(IHL)を検出する(S12)点を除き、第2入力応答検査は第1入力応答検査と同じ方法で実施されるため、ここでは第2入力応答検査の詳細な説明を省略する。
図8は、本発明による自動検査装置を使用して電子相互ロックシステムの出力カードを検査する方法を示すフローチャートである。
自動検査装置の電源がオンにされると、制御コンピュータ11が自動検査装置のコンポーネントを初期化する(S21)。次に、電源14を入力カード16の第1ポート(Port0)に接続させ、これにより、第1ポート(Port0)が検査ターゲットポート(S22)として設定されるように、制御コンピュータ11がスイッチマトリックス12を制御する。
制御コンピュータ11が電源14の供給電流をI1に設定し、供給電流を検査ターゲットポート(即ち、第1ポート(Port0)に付加する(S23)。制御コンピュータ11が、検査治具13の制御装置から出力された第1ポート(Port0)の第3端子(C)の電圧がゼロ(S24)に降下したかどうかを調べる。
第1ポート(Port0)の第3端末(C)の電圧がゼロに降下していない場合は、制御コンピュータ11が電源14の供給電流を20mA上昇させ、この上昇した電流を第1ポート(Port0)に付加し(S25)、その後ステップS24へ戻り、第3端子(C)の電圧がゼロに降下したかどうかを調べる。
第1ポート(Port0)の第3端子(C)の電圧がゼロに降下した場合は、制御コンピュータ11が、電源14の関連する供給電流をカットオフ電流Ioffとして測定し、負荷装置15との通信インターフェース(GPIB)を介してこのカットオフ電流値を読み出し、読み出したカットオフ電流値を制御コンピュータ11の内部メモリに記憶する(S26)。次に、制御コンピュータ11が、電流ポートが最終ポート(Port31)であるかどうかを決定する(S27)。
その電流ポートが最終ポートである場合は、制御コンピュータ11がステップS22へ戻り、次のポートを検査ターゲットポートとして設定し(例えばポート1)、次のポートに同じ出力応答検査を繰り返す。最終ポートである場合は、出力カード検査が終了する。
本発明による電子相互ロックシステムの自動検査装置と、自動検査装置を制御する方法は、次の特徴および利点を備える。電子相互ロックシステムの入力カードと出力カードが、スイッチマトリックスと検査治具を使用して自動検査される。詳細には、スイッチマトリックスと検査治具を使用して、計測器と電源が、電子相互ロックシステムの入力または出力カードの多数の入力または出力ポートの各々に自動接続され、入力または出力カードに付加した電圧あるいは電流信号に応答して入力または出力カードより生成された応答電圧または電流信号が自動検出されることで、入力カード/出力カードの検査に要する時間と労力が低減する。
本発明の好ましい実施形態は例証的な目的で開示されているが、当業者は、添付の特許請求の範囲に開示されたとおりの本発明の範囲および精神から逸脱しない限り、様々な変更、追加、代替が可能であることを理解するだろう。
本発明は、電子相互ロックシステムのための自動検査装置と、この自動検査装置の制御方法に関し、より詳細には、スイッチマトリックスと検査治具を使用して、電源、計測器、負荷装置を被検物である入力または出力カードに自動接続し、その後、カードから応答信号を自動的に読み出すことで、検査に要する時間と労力を低減する、電子相互システムのための自動検査装置と、この自動検査装置の制御方法に関する。
従来の電子相互ロックシステムのブロック線図である。 本発明による電子相互ロックシステムのための自動検査装置のブロック線図である。 本発明によるスイッチマトリックスを使用して負荷電流を測定する方法を示す線図である。 本発明による自動検査装置を使用して電子相互ロックシステムの入力カードの検査を行う場合の、スイッチマトリックスのスイッチのオン/オフ状態を示す線図である。 本発明による自動検査装置を使用して電子相互ロックシステムの出力カードの検査を行う場合の、スイッチマトリックスのスイッチのオン/オフ状態を示す線図である。 本発明による自動検査装置を使用して電子相互ロックシステムの入力カードの検査を行う方法を示すフローチャートである。 本発明による自動検査装置を使用して電子相互ロックシステムの入力カードの検査を行う方法を示すフローチャートである。 本発明による自動検査装置を使用して電子相互ロックシステムの出力カードの検査を行う方法を示すフローチャートである。
符号の説明
11・・制御コンピュータ、12・・スイッチマトリックス、13・・検査治具、14・・電源、15・・負荷装置、16・・入力カード、17・・出力カード、21・・水平信号線、22・・水平信号線、23・・水平信号線、24・・垂直信号線、25・・垂直信号線、26・・垂直信号線。

Claims (6)

  1. 電子相互ロックシステムのための自動検査装置であり、前記装置は、
    複数のスイッチを含むスイッチマトリックスを備え、
    電子相互ロックシステムの検査ターゲットカードが内部にインストールされる検査治具を備え、これにより、前記検査ターゲットカードは前記電子相互ロックシステム内にインストールされた場合と同じ態様で動作できるようになり、
    前記検査ターゲットカードの各ポートに前記スイッチマトリックスを介して供給電力を提供し、前記供給電力の電圧と電流を表示する電源をさらに備え、
    前記スイッチマトリックスを介して、前記検査ターゲットカードの各ポートに接続するための負荷装置をさらに備え、
    制御コンピュータをさらに備え、前記制御コンピュータは、前記検査ターゲットカードの各ポートを前記電源と負荷装置の両方に接続するように前記スイッチマトリックスを制御し、前記検査ターゲットカードの各ポートに供給される電力を変化させ、前記供給電力が変化した場合に前記検査ターゲットカードの各ポートから応答電圧と応答電流を読み出して記憶し、前記検査ターゲットカードの各ポートから前記負荷装置に供給される電力を変更し、自動カットオフ電圧値を測定して記憶する、自動検査装置。
  2. 前記検査治具はVMEバスを実装したVMEラックを含み、前記検査治具は、前記スイッチマトリックスを介して前記電源と負荷装置の両方に接続しているため、器具を変更せずに1つの治具を用いて、電子相互システムに使用されている様々なタイプのカードを検査可能である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記制御コンピュータと前記スイッチマトリックスの間でRS−485シリアル通信が実行され、前記制御コンピュータと前記検査治具の間でRS−232シリアル通信が実行され、前記制御コンピュータと前記電源の間、さらに前記制御コンピュータと前記負荷装置の間でGPIB通信が実行される、請求項1に記載の装置。
  4. 電子相互ロックシステムのための自動検査装置を制御する方法であり、前記装置はスイッチマトリックス、検査治具、電源、制御コンピュータを装備しており、前記方法は、
    a) 第1入力応答検査を実行するステップを備え、前記第1入力応答検査は、
    a−1) 前記装置の電源がオンになると前記装置を初期化し、入力カードの第1ポートを検査ターゲットポートとして設定し、前記電源を前記入力カードの前記検査ターゲットポートに接続するように前記スイッチマトリックスを制御するステップと、
    a−2) 前記電源の供給電圧を第1所定電圧に設定し、前記供給電圧を前記検査ターゲットポートに印加し、前記検査治具から応答電圧が生成されたかどうかを決定するステップと、
    a−3) 前記応答電圧が生成されていない場合には、前記電源の前記供給電圧を0.1V上昇させ、前記上昇した供給電圧を前記検査ターゲットポートに印加し、その後、前記応答電圧が生成されたかどうかを決定するステップに戻るステップと、
    а−4) 前記応答電圧が生成されている場合には、前記応答電圧とこれに関連する応答電圧とを読み出し、前記読み出した応答電圧と電流をメモリに記憶するステップと、
    a−5) 前記入力カードの第2ポートから最終ポートまでの各々に、前記ステップa−1)〜a−4)を繰り返すステップとを備えており、
    b) 前記方法はさらに、信頼性検査を実行するステップを備えており、前記信頼性検査は:
    b−1) 前記入力カードに最大許容電圧を10分間印加するステップと、
    b−2) 前記入力カードにおいて誤作動が発生したかどうかを決定するステップとを備え、
    c) 前記方法はさらに、第2入力応答検査を実行するステップを備えており、前記第2入力応答検査を実行するステップは、
    c−1) 前記入力カードの第1ポートを検査ターゲットポートとして設定し、さらに、前記電源を前記入力カードの前記検査ターゲットポートに接続するように前記スイッチマトリックスを制御するステップと、
    c−2) 前記電源の前記供給電圧を第2所定電圧に設定し、前記供給電圧を前記検査ターゲットポートに印加し、前記検査治具から応答電圧が生成されたかどうかを決定するステップと、
    c−3) 前記応答電圧が生成されていない場合には、前記電源の前記供給電圧を0.1V降下させ、前記降下させた供給電圧を前記検査ターゲットポートに印加し、その後、前記応答電圧が生成されたかどうかを決定するステップへ戻るステップと、
    c−4) 応答電圧が生成されている場合には、前記応答電圧とこれに関連する応答電流とを読み出し、前記読み出した応答電圧と電流を前記メモリに記憶するステップと、
    c−5) 前記入力カードの前記第2ポートから最終ポートの各々に、前記ステップc−1)〜c−4)を繰り返すステップとを備えている方法。
  5. 前記信頼性検査は、前記入力カードに前記第1入力応答検査を実施した後に、複数の入力カードを前記検査治具のラックに同時に差し込むことで実施される、請求項4に記載の方法。
  6. 電子相互ロックシステムのための自動検査装置を制御する方法であり、前記装置はスイッチマトリックス、検査治具、電源、制御コンピュータを装備しており、前記方法は、
    a) 前記装置の電源がオンになると前記装置を初期化し、出力カードの第1ポートを検査ターゲットポートに設定し、さらに、前記電源を前記出力カードの前記検査ターゲットポートに接続するように前記スイッチマトリックスのスイッチを制御するステップと、
    b) 前記電源の供給電流を所定の電流に設定し、前記供給電流を前記出力カードの前記検査ターゲットポートに提供し、さらに、前記検査ターゲットポートを介して前記検査治具から出力された電圧がゼロに降下したかどうかを決定するステップと、
    c) 前記検査ターゲットポートを介して前記検査治具から出力された電圧がゼロに降下していない場合には、前記電源の前記供給電流を20mA上昇させ、この上昇させた供給電流を前記検査ターゲットポートに付加し、その後、前記検査ターゲットポートを介して前記検査治具から出力された前記電圧がゼロに降下したかどうかを決定するステップに戻るステップと、
    d) 前記検査ターゲットポートに供給された前記電源の供給電流により前記検査ターゲットポートを介して前記検査治具から出力された前記電圧がゼロに降下している場合には、前記電源の前記供給電流をカットオフ電流として測定し、前記検査ターゲットポートと接続している負荷装置との所定の通信インターフェースを介して、前記測定されたカットオフ電流値を読み出し、前記読み出したカットオフ電流値をメモリに記憶するステップと、さらに、
    e) 前記出力カードの前記第2ポートから最終ポートの各々に、前記ステップa)〜d)を繰り返すステップとを備えている方法。
JP2007520218A 2004-07-09 2004-12-21 電子相互ロックシステムの自動検査装置、およびその制御方法 Expired - Fee Related JP4372194B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20040053546A KR100620059B1 (ko) 2004-07-09 2004-07-09 전자연동장치의 자동시험장치 및 그 제어방법
PCT/KR2004/003371 WO2006006758A1 (en) 2004-07-09 2004-12-21 Automatic test device for electronic interlocking systems and method for controlling the same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008505798A JP2008505798A (ja) 2008-02-28
JP4372194B2 true JP4372194B2 (ja) 2009-11-25

Family

ID=35784082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007520218A Expired - Fee Related JP4372194B2 (ja) 2004-07-09 2004-12-21 電子相互ロックシステムの自動検査装置、およびその制御方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4372194B2 (ja)
KR (1) KR100620059B1 (ja)
WO (1) WO2006006758A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100800110B1 (ko) * 2007-04-09 2008-02-01 유경제어 주식회사 원격제어가능한 전자식 계전 연동 제어시스템.
EP2193973B1 (de) * 2008-12-04 2013-01-30 Siemens Schweiz AG Verfahren und Vorrichtung zur Prüfung von Zugbeeinflussungseinheiten mit Zustandsdaten von Streckensignalen bei Relaisstellwerken
KR101040472B1 (ko) * 2009-12-10 2011-06-09 한전케이피에스 주식회사 다중전원공급장치의 시험을 위한 단자박스
KR101035887B1 (ko) * 2010-01-11 2011-05-19 한국철도공사 전자연동 장치용 카드시험기 및 그 제어방법
DE102011081477A1 (de) * 2011-08-24 2013-02-28 Siemens Ag Stellwerksrechner
KR101722394B1 (ko) * 2015-09-07 2017-04-03 국방과학연구소 풍동시험용 내장형 밸런스 점검 장치
CN107799845B (zh) * 2017-10-23 2023-10-20 深圳市科列技术股份有限公司 一种电池管理系统及其电池切换矩阵互锁电路和互锁方法
CN107831392B (zh) * 2017-11-29 2023-09-08 卡斯柯信号有限公司 一种全电子联锁硬件智能测试系统
CN109557456A (zh) * 2018-12-26 2019-04-02 中国铁道科学研究院集团有限公司通信信号研究所 一种计算机联锁智能采集驱动板自动测试平台
CN112829800B (zh) * 2021-03-05 2023-01-06 北京全路通信信号研究设计院集团有限公司 绝对侵限区段识别方法、装置、存储介质及电子设备
CN113791329A (zh) * 2021-08-25 2021-12-14 交控科技股份有限公司 全电子联锁测试系统及方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5081453A (en) * 1988-09-14 1992-01-14 Fujitsu Limited Detecting apparatus for detecting input operation in a switching matrix
JP3216996B2 (ja) * 1996-07-19 2001-10-09 三菱電機株式会社 二重系電子連動装置
JP2000168557A (ja) 1998-12-09 2000-06-20 Railway Technical Res Inst 電気転てつ機用負荷トルク測定器及びその測定器への負荷トルク判定値の設定方法
JP4488394B2 (ja) * 2000-04-19 2010-06-23 東海旅客鉄道株式会社 電子連動システム、およびその制御方法
JP2003118575A (ja) 2001-10-15 2003-04-23 Nippon Signal Co Ltd:The 連動検査装置
JP3954356B2 (ja) 2001-11-01 2007-08-08 株式会社東芝 現場機器診断装置及び現場機器診断システム
KR100511646B1 (ko) * 2002-10-29 2005-09-02 한국철도기술연구원 철도의 전자 연동장치 자동 검사 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
WO2006006758A1 (en) 2006-01-19
JP2008505798A (ja) 2008-02-28
KR20060004435A (ko) 2006-01-12
KR100620059B1 (ko) 2006-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4372194B2 (ja) 電子相互ロックシステムの自動検査装置、およびその制御方法
US7609081B2 (en) Testing system and method for testing an electronic device
US8446164B2 (en) Semiconductor device test system having high fidelity tester access fixture (HIFIX) board
CN211603501U (zh) 一种传感器或执行器的输入输出信号故障模拟装置
US7977959B2 (en) Method and apparatus for testing devices using serially controlled intelligent switches
US7202692B2 (en) Semiconductor chip and method of testing the same
KR101662245B1 (ko) 반도체검사장비 디바이스 인터페이스 장치 및 그 운용방법
JP2010002315A (ja) 半導体試験装置とそのdc特性試験方法
JP4083195B2 (ja) プリント回路板の試験方法及びプリント回路板の製造方法
JP3978269B2 (ja) プリント回路板の試験方法
KR20150062744A (ko) 차량 및 엔진 점검 방법 및 장치
JP3053012B2 (ja) 半導体装置の試験回路および試験方法
JPH07225258A (ja) 半導体装置
CN217506058U (zh) 一种继电器切换次数检测装置
JP3979619B2 (ja) 半導体装置の内部配線断線検出方法
KR101336345B1 (ko) 반도체 테스트 시스템에서의 모듈 단위 테스트 이벤트 신호 제어 장치
JP2000347728A (ja) 制御機器試験装置
JP3215600B2 (ja) Ic試験装置
KR20020063672A (ko) 파형 모니터링 유닛을 갖는 웨이퍼 레벨 번-인 테스트시스템과 테스트 방법
JPH0421106Y2 (ja)
US20060053354A1 (en) Test method for determining the wire configuration for circuit carriers with components arranged thereon
KR100470989B1 (ko) 검증용프로우브카드
US7228473B2 (en) Integrated module having a plurality of separate substrates
CN116593869A (zh) 一种高密度测试芯片的超高速测量方法及其测试系统
KR100921222B1 (ko) 반도체 테스트 헤드 장치

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090804

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090901

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130911

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees